JPH0440343Y2 - - Google Patents

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JPH0440343Y2
JPH0440343Y2 JP13599087U JP13599087U JPH0440343Y2 JP H0440343 Y2 JPH0440343 Y2 JP H0440343Y2 JP 13599087 U JP13599087 U JP 13599087U JP 13599087 U JP13599087 U JP 13599087U JP H0440343 Y2 JPH0440343 Y2 JP H0440343Y2
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frame
guide groove
sheet
roll
blind
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JP13599087U
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JPS6441522U (ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、窓の室外側に取り付けて窓を隠蔽
するブラインドとしての使用と、ブラインドシー
トの張り出しによるオーニングとの両方に使用で
きるブラインド装置に関する。
(従来の技術) この種の装置として例えば実開昭59−12337号
公報のものが知られている。当該公報の技術は、
窓の下部に左右一対の方杖を上下に回動自在に設
け、各方杖に上下一対の移動支持体をその支持位
置がそれぞれ調節できるように設け、かつ相対向
する各移動支持体間にローラを横架し、また窓の
上部にロールスクリーンを架設し、該ロールスク
リーンの先端部を前記上ローラを介して下ローラ
に止着したものである。
(考案が解決しようとする問題点) 上述の装置によると、スクリーンを窓とほぼ平
行に張るか、またはスクリーンを鈎状あるいはく
字状に張り出させて庇あるいは目隠しとして使用
できるものであるから、スクリーンによる日除を
大きくしたい時には、スクリーンがく字状に大き
く室内側に折曲して目隠しに近くなるので、本来
のオーニングにならない難点があつた。
この考案は上述の従来技術に対処したもである
のみならず、殊に庇、窓台(フラワーボツクス)
等を備える飾り窓との一体化に適し、しかもその
取り扱いが容易であるオーニング兼ブラインド装
置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この考案によるオーニングを兼ねるブラインド
装置は、ロールブラインドのシートを案内する縦
ガイド溝と、そのガイド溝の上部にシートを室外
側に外せるようにする横ガイド溝を連設している
左右一対の縦枠と、 左右の縦枠の上部に横架した巻き上げ式ロール
ブラインドと、 左右の縦枠の長手方向中間部に枢支し、その縦
枠と平行な起立係止状態と外倒し傾倒係止状態と
にわたつて可動および係止する門形の張り出し枠
とを有し、 かつ、張り出し枠の横杆の受止部に、シート先
端の前枠に設けた掛止部を掛け外し自在にしたも
のである。
(実施例) この考案は下記する実施例によつて具体化され
るもので、第1図に示す飾り窓に取り付けた実施
例によつて説明する。
飾り窓は、四周に連続する枠体1の上部に寄せ
棟タイプの庇2を張り出し、ロールブラインド4
のシート34を上下に開閉おとび斜め下方に張り
出し可能に設け、下部にフラワーボツクス等の窓
台3を設けたもので、窓の室外側に取り付けるも
のである。
この飾り窓は、第1図乃至第3図に示している
如く、四周に連続する枠体1を左右一対の縦枠
5,5、上枠6及び下枠7で形成し、ねじ8で躯
体の間柱9,9、まぐさ10及び窓台11の室外
側面に固着し、且つ枠体1に四周連続して取り付
けた気密材12をサツシ枠13の固定片14に密
接させ雨仕舞を保つて固着するものである。尚、
前記ねじ8で固着する際、特に縦枠5のねじ8を
取り付ける部分に補強材15を介在させることに
よつて、外部に露出する受け金具を不要にしてい
る。また気密材12は乾式あるいは湿式のいずれ
かによるものでも良い。
上記の縦枠5は第2図に断面形状を示している
如く、中空をなす基部16の室内側に気密材取付
け部17を突設し、同じく基部16の室内側外周
部に翼片18を突設してあり、基部16の室外側
面のほぼ中央部に短片19を、基部16の外周面
にこれを延長した長片20をそれぞれ突設したも
ので、短片19に対向する縦枠5側に向つて開口
する縦ガイド溝21を備えたガイド部材22を止
着し、長片20と短片19に亘つてその下半部に
は第3図の右側に示す如く目板23を固着し、上
半部には第3図左側に示す如く張り出し枠24
(後記する)のアーム25を嵌脱自在に嵌め込ん
である。
上枠6は第2図に示す如く、断面形が概ねコ字
状をなし、室内側面に気密材取付け部26を備
え、この上枠6の室外側部にロールブラインド4
のシート34を収納するケース27を固着し、該
ケース27の室外側に桁部28を突設し、上枠
6、収納ケース27及び桁部28上に天板29を
設置し、その上に庇2を設けている。
下枠7は第2図に示す如く中空形材よりなり、
室内側に気密材取付け部30を有し、室外側にパ
ンチングパネル等の地板31と根太50とを固着
し、地板31の両側面及び室外側面に前桁51を
介して格子32を立設し、フラワーボツクス等の
窓台3を形成しているものである。
次いで、ロールブラインドの開閉装置を説明す
ると、ロールブラインド4は巻取り軸33にシー
ト34をスプリング力で巻き込まれるように巻い
たもので、巻取り軸33の両端部は角軸に形成
し、第4図に示す如く縦枠5に取り付けたブラケ
ツト52に回転不能に架設してあり、ロールシー
ト34の先端に前枠35が止着してあつて、前枠
35の両端に第3図図示の如く、縦枠5の縦ガイ
ド溝21に係合するロールで形成している摺動子
36を備え、また前枠35に全長に亘り室外側に
向かつて掛止部37を突出している。
前記ロールシートの前枠35両側の摺動子36
が縦ガイド溝21に沿つて上下に摺動することが
出来、ガイド溝21の下半部に複数の係止部38
を設けているもので、係止部38は第5図図示の
如く、縦枠5にこれと平行して一体に固着してい
るガイド部材22の室外側壁に設けたリツプ状の
切欠き溝によつて形成している。
更に、ガイド部材22の上部に第4図図示の如
く、縦ガイド溝21内に嵌まつているロールシー
トの摺動子36が縦ガイド溝21より室外側へ外
すことが出来る横ガイド溝39を縦ガイド溝21
に連続して設けている。従つて、ロールシート3
4を縦ガイド溝21に沿つて上下して係止部38
に止着し、ロールシート34で窓をその全面ある
いは大半を適宜隠蔽することが出来、また横ガイ
ド溝39よりロールシートの摺動子36を縦ガイ
ド溝21より室外側に外すことが出来る。
次に張り出し枠24は第1図及び第6図図示の
如く縦枠5,5の中間より上部に位置する両アー
ム25,25と、このアーム25,25の先端間
に架設した横杆40とで形成したもので、アーム
25は第6図図示の如くヒンジ41で縦枠5内に
直立して嵌めた状態から、室外側へ傾倒できるよ
うに取り付けてあると共に、アーム25を直立状
態及び傾倒する角度を複数段階に亘つて調節した
状態をそれぞれ保持し得る支持装置42を設けて
いる。支持装置42は第6図と第7図に示す如
く、アーム25の下端部にアーム25を直立した
状態で室内側に向かつて突出する支持板43を設
け、支持板43はヒンジ41の中心より描く円弧
面を有し、円弧面に複数のV字状の切欠き部44
を間隔をおいて設け、縦枠5内に切欠き部44に
係合するL字状のラツチ45を上下に回転自在に
枢支し、スプリング46(蔓巻きバネ)でラツチ
45を下方に附勢しているものである。また張り
出し枠24の横杆40には第8図図示の如く、シ
ート34の前枠35に設けた掛止部37と係合す
る受止部47を設けたものである。
この考案は以上の構造をもつもので、ロールシ
ート34が巻き上げられた状態から窓を隠蔽する
時には、ロールシート34を縦ガイド溝21に沿
つて引き降し、前枠35の両側の軸部を係止部3
8に嵌合係止させて引き降した状態を保持する。
この場合係止部38が上下に複数設けているか
ら、隠蔽の度合を数段に調節できる。またロール
シート34をオーニングとして張り出す場合に
は、枠体1と平行に起立係止している張り出し枠
24を室外側へ押し倒す。この時支持板43にラ
ツチ45が圧接係合しているので、ラツチ45が
支持板43の切欠き部44に落ち込み、張り出し
枠24の傾倒した角度を保持する。そこで、巻き
上げてあるシート34の先端両側の摺動子36を
縦ガイド溝21に連結する横ガイド溝39より室
外側へ押し出すようにして外し、そのまゝロール
シート34を張り出して前枠35の掛止部37を
張り出し枠24の横杆40に設けた受止部47に
引つ掛ける。
(考案の効果) この考案による装置は、左右の縦枠に設けた縦
ガイド溝に沿つて、縦枠上部のロールブラインド
のシートを垂直に上げ下げして窓を隠蔽できるも
のであり、また張り出し枠を室外側に傾倒しその
傾倒状態を保持し、縦ガイド溝の上部に連設した
横ガイド溝よりシートをその先端部から室外側へ
外し、そのシート先端部の前枠を張り出し枠の横
杆に設けた受止部に係止して、ロールシートをオ
ーニング状に張り出すことが出来るもので、左右
の縦枠を窓の縦枠部に連設し、ロールブラインド
を庇の基部の下に位置させることが出来るから、
庇及びフラワーボツクス等の窓台を備える飾り窓
に適用しても、その意匠感を損うことなく、簡単
に庇、フラワーボツクス等の窓台及びロールブラ
インドの三者をトータル的に一体化できるもので
ある。またロールブラインドのシートは、これを
上下に垂直に操作すれば目隠しブラインドとして
使用でき、巻き上げ状態のシートの先端前枠部を
少し下げて外側に押し出すようにするだけで、シ
ートは縦ガイド溝から外れ、この外したシートを
外倒し係止状態の張り出し枠に掛け止めしてオー
ニングとするものであるから、ブラインドあるい
はオーニングとしての選択使用が簡単にできると
共に、その機能を充分に果してくれるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案によるオーニングを兼ねるブラ
インド装置を示し、第1図はこの考案の装置を飾
り窓に使用した斜視図、第2図は縦断面図、第3
図は横断面図、第4図はロールシートの支持部分
と縦ガイド溝の上部を示す斜視図、第5図は縦ガ
イド溝の下部を示す斜視図、第6図は張り出し枠
のアームに対する取付け部分を示す断面図、第7
図は張り出し枠を室外側に傾倒した時の係止状態
を示す要部斜視図、第8図は張り出し枠にロール
シートを係止した状態を示す断面図である。 1……枠体、4……ロールブラインド、5……
縦枠、21……縦ガイド溝、24……張り出し
枠、34……前枠、36……摺動子、37……掛
止部、39……横ガイド溝、40……横杆、47
……受止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロールブラインドのシート34を案内する縦ガ
    イド溝21と、そのガイド溝21の上部にシート
    34を室外側に外せるようにする横ガイド溝39
    を連設している左右一対の縦枠5,5と、 左右の縦枠5,5の上部に横架した巻き上げ式
    ロールブラインド4と、 左右の縦枠5,5の長手方向中間部に枢支し、
    その縦枠5と平行な起立係止状態と外倒し傾倒係
    止状態とにわたつて可動および係止する門形の張
    り出し枠24とを有し、 かつ、張り出し枠24の横杆40の受止部47
    に、シート先端の前枠34に設けた掛止部37を
    掛け外し自在にしたことを特徴とするオーニング
    を兼ねるブラインド装置。
JP13599087U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0440343Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13599087U JPH0440343Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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JP13599087U JPH0440343Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6441522U JPS6441522U (ja) 1989-03-13
JPH0440343Y2 true JPH0440343Y2 (ja) 1992-09-22

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