JPH0539180Y2 - - Google Patents

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JPH0539180Y2
JPH0539180Y2 JP15512487U JP15512487U JPH0539180Y2 JP H0539180 Y2 JPH0539180 Y2 JP H0539180Y2 JP 15512487 U JP15512487 U JP 15512487U JP 15512487 U JP15512487 U JP 15512487U JP H0539180 Y2 JPH0539180 Y2 JP H0539180Y2
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awning
frame
wall
upper horizontal
horizontal frame
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、シートを張り出して日除けすると
共に、シートを巻き込んで格納できるオーニング
を内蔵するサツシに関する。
(従来の技術) サツシ内にオーニングを内蔵した技術は未だ見
当たらず、またオーニングは一般に窓の上方の外
壁に取り付けられるものである。ところで、オー
ニングを外壁に取り付けた場合には、オーニング
の機器内に砂埃が入り故障の原因を惹起するた
め、ケース内に収めたものが例えば特開昭61−
158551号公報によつて知られている。当該公報の
技術は、閉鎖ケーシングを形成するカセツトを掛
止装置を介して建物の外壁に固着し、カセツト内
にオーニングを収納したものである。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上述のカセツトを建物の外壁に固着
するものは、新築の場合であれば壁を仕上げる前
に先付けしておけばそれほど問題はないが既設の
建物にカセツトを取り付けると外壁に傷や亀裂が
入る恐れが多分にあり、雨が浸み込んで躯体を腐
蝕する原因を引き起こす欠点があり、しかもサツ
シとの一体性がないので体裁を損ねる欠点があつ
た。
この考案は以上の問題点を解決するために開発
したもので、サツシにオーニングを巧みに組み込
み、建物の外観と仕上がりを良好にできるオーニ
ング内蔵サツシを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この考案によるオーニング内蔵サツシは、サツ
シ枠の上横枠(無目を含む)が中空を成し室外側
が開放してあると共に、その上横枠内に止着した
一対のブラケツト間にシート巻胴を架設し、両ブ
ラケツト間より折り畳み可能の一対のアームを突
設し、巻胴に巻いたシートの先端に設けた前枠に
各アームの先端部を枢支したオーニングを設け、
且つ上横枠の室外側の開口にこれを開閉する開閉
部材を設けたものである。
(実施例) この考案を具体的に説明すると、第1図は押出
し形材で形成した上横枠2、縦枠3及び下横枠4
を互いに組んだサツシ枠1に、障子5,5を引き
違い状に嵌め込んだ内付け型のサツシを示すもの
で、その上横枠2が中空に形成してあると共に、
室外側を開放したものであつて、この上横枠2の
下壁2aに障子5,5を走行するガイドレール6
が垂設してあり、また室外側の開口に、その開口
を開閉し得る開閉部材7を設けたものである。
尚、開閉部材7は上横枠2の室外壁2bとなるも
のである。
ところで上記上横枠2を中空に形成する手段と
して、前記下壁2a、室内壁2c及び上壁2dを
互いに一体に押し出し成形し、開閉部材7と成る
室外壁2bを上壁2dにヒンジ8を介して設ける
か、あるいは障子5,5を走行するガイドレール
6を一体に備えている下壁2aを別体のものにし
て、これに室内壁2cと上壁2dを一体形成して
成る横枠部材を合体させて中空に形成している上
横枠2にしても良い。更に、下壁2aはサツシの
型式によつてその構造が変わるので、図面に示す
ような引違い窓に限ることなく、外付けタイプの
引違い窓、嵌殺し窓あるいはドアタイプ等それに
応じた構造のものとなる。
上記上横枠2の室内壁2cの全長に添えて補強
板9を一体的にネジ、接着等の手段で付着し、補
強板9にオーニング10を取り付けるもので、中
空部の大きさはオーニング10が収まる大きさに
形成してあり、また開閉部材7となる室外壁2b
の下端にローラ11を設けておくことが望まし
い。更に室外壁2bをスプリングで閉鎖する方向
に附勢しておくことが望ましい。
上記するオーニング10は、第2図に示す如
く、前記補強板9に固着する一対のブラケツト1
2,12間に横杆13を架設し、横杆13の両端
より起立した両軸受け14,14間にシート15
を巻き付けた巻胴16を軸支し、該巻胴16を自
動または手動による駆動ユニツト17で回転する
ものであり、また横杆13の両端部に、ほぼ中央
部で二つ折りに折り畳まれスプリングで伸延方向
に附勢したアーム18,18を水平方向に回転で
きるように取り付けてあり、更に前記シート15
の先端に前枠19が止着してあつて、この前枠1
9に各アーム18,18を回転自在に連結したも
のである。尚、駆動ユニツト17が手動の場合に
は、サツシ枠1の縦枠3に沿つて作動杆を設けて
遠隔操作するように構成する。
第3図に示す例は、上横枠2が無目の場合を示
すもので、同様に中空に形成し、下壁2aと上壁
2dに障子5,5,20,20を走行するガイド
レール6,21を設け、室内側には補強用中空部
を設けてありその他の構造は前記のものと同様で
ある。
ところで、無目となる上横枠2が長尺である
と、内蔵したオーニング10から受ける外力によ
つて撓んだり捻れたりする恐れがあることから、
補強手段を施しておくことが望ましく、その補強
する一つの手段として第3図に示すように補強板
9と室内側の中空体部を設けるか、又は第4図に
示すように、サツシ枠取付け開口部の上部躯体に
室内側に向かつて山形鋼よりなるステー22を突
設し、無目となる上横枠2の全長に亘り室内側に
向かつて溝型鋼よりなる補強材23を固着し、該
補強材23の上面に山形鋼よりなる突片24を設
け、この突片24とステー22間に平板またはI
型鋼よりなる吊り材25を連結し、ステー22及
び補強材23をそれぞれカバー26,27で覆い
隠したものとする。尚、上部のカバー26にはこ
れと別体又は一体にして室内側にカーテンボツク
ス28を設けてもよい。
従つて、シート15を巻胴16に巻き込んであ
る時には、室外壁2cで上横枠1の全面が閉鎖さ
れており、駆動ユニツト17により巻胴16をシ
ート15が引き出されるように回転し、折り畳ま
れていたアーム18が室外壁2bを押し開いて室
外側に向かつて伸び出し、これに応じてシート1
5の張り出しが行われる。巻胴16を逆回転すれ
ばシート15が巻き込まれると同時にアーム18
が折り畳まれて上横材1内に格納され、再び室外
壁2bで閉鎖されるものである。尚、格納される
際、室外壁2bにローラ11を設けてあると、シ
ート15および前枠19の収納時の抵抗を小さく
できる。
次に、第5図に示す例は、特にオーニング10
が前記例と異なるもので、基部より室外側へ支片
を長く突出した一対のブラケツト12間に巻胴1
6を軸支し、両ブラケツト12の巻胴16より前
方部にアーム18を枢支したものであり、また前
枠19を上横枠2の室外側に明けた開口を閉鎖で
きる形状に形成し、この前枠19をもつて開閉部
材7とするものである。上記オーニング10が収
まるように上横枠2を形成するが、第5図図示の
ものは無目であつて、上壁2dと下壁2aにそれ
ぞれガイドレール6,21が突設してある。更に
この無目は見込み幅寸法が第1図図示のものより
大きく無目強度が相当に大きくなると共に、庇状
をなくすものである。またこの無目を構成する手
段としては、一体構造として押出し成形するか、
あるいは第6図図示の如く、上壁2dと室内壁2
cの一部を一体に形成し、一方下壁2aと室内壁
2cの一部を一体に形成して、これらを互いに組
み合して上横枠2を構成しても良い。サツシ枠を
取付ける開口部に上記無目を設置した状態におい
て、開口部に木製または押出し形材等による補強
桁29を設け、これに支持固定させたものであ
る。更に上記のものは無目の場合の実施例である
が、無目に限らずサツシ枠の上枠として形成し、
庇の効果をもたせることも出来る。
(考案の効果) この考案によれば、オーニングをサツシの上横
枠の中空部内に設け、しかもその中空部の室外側
の開口が開閉部材で閉鎖しているため、オーニン
グの機器内に砂埃が侵入する恐れがなく、耐久性
を向上することができる。また窓の屋外側にサツ
シと別体のオーニングを包むケースを設けること
なくサツシと一体化していることから、建物の外
観を体裁良く仕上げることが出来る。更にオーニ
ングが上横枠の中空部内に設けたものであるか
ら、雨仕舞いも良好になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案によるオーニング内蔵サツシ
を示す縦断面図、第2図はオーニングの構造の一
例を示す斜視図、第3図は無目を持つサツシを示
す縦断面図、第4図は無目の補強手段の一例を示
す縦断面図、第5図はこの考案によるオーニング
内蔵サツシの類例を示す縦断面図、第6図は上横
枠の変形例を示す分解断面図である。 1……サツシ枠、2……上横枠、2a……下
壁、2b……室外壁、2c……室内壁、2d……
上壁、7……開閉部材(上横枠の室外壁2b、ま
たはオーニングの前枠29)、9……補強板、1
0……オーニング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サツシ枠1の上横枠2が中空を成し室外側が開
    口していると共に、その上横枠2内に止着した一
    対のブラケツト12,12間にシート巻胴16を
    架設し、両ブラケツト12,12間より折り畳み
    可能の一対のアーム18,18を突設し、巻胴1
    6に巻いたシート15の先端に設けた前枠19に
    各アーム18,18の先端部を枢支したオーニン
    グ10を設け、上横枠2の前記室外側の開口にこ
    れを開閉する開閉部材7を備えていることを特徴
    とするオーニング内蔵サツシ。
JP15512487U 1987-10-08 1987-10-08 Expired - Lifetime JPH0539180Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15512487U JPH0539180Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

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JP15512487U JPH0539180Y2 (ja) 1987-10-08 1987-10-08

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Publication Number Publication Date
JPH0161382U JPH0161382U (ja) 1989-04-19
JPH0539180Y2 true JPH0539180Y2 (ja) 1993-10-04

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ID=31432466

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