JP4482754B2 - 建築用シャッターの施錠装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建築用シャッターの施錠装置に関するものである。
建築用シャッター装置の施錠装置として、シャッターカーテンに設けた施錠体を、躯体側に設けた施錠受部に係脱自在に係合することで、開口部を全閉するシャッターカーテンの施錠を行うものがある。このような施錠装置においては、シャッターカーテンの閉鎖作動に伴い、施錠体が躯体側の施錠受体に自動施錠されるように構成されている。特許文献1には、シャッターカーテン最下端部の座板に、自然状態で下方が開口する係合溝が形成されたラッチ体を枢支する一方、ガイドレールの下方にラッチ掛りを設け、シャッターカーテンの閉鎖作動にあわせて、解錠姿勢のラッチ体が下降することにより、ラッチ体の係合溝がラッチ掛りに係合して回転し、係合溝が溝開口を上側に向ける施錠姿勢に回転変姿するように構成されており、これによって、シャッターカーテンを自動的に施錠するようにしている。特許文献2にも、類似の施錠装置が開示されている。
このような施錠装置においては、操作レバーを用いて、操作レバーを揺動させることで、施錠装置を施錠状態から解錠状態としている。しかしながら、これらの操作レバーは揺動可能に構成されているため、座板に対して外部から強い衝撃が作用した場合に、操作レバーが解錠方向へ揺動してしまう惧れがあり、また、シャッターカーテンに面圧が作用することで、操作レバーが揺動し、ガタツキによる不快音が発生するという不具合があった。
特開平11−166380 特開2003−278423
本発明は、シャッターが施錠状態にある時に、シャッターカーテンを構成する座板あるいはスラットに対して外部から衝撃が加えられることで解錠操作部が解錠姿勢に変姿することを防止すると共に、解錠操作部のガタツキにより不快音が発生することを防止することを目的とするものである。
かかる課題を解決するために本発明が採用した技術手段は、
躯体側に設けた錠受部と、
上下動するシャッターカーテン側に設けた施錠体と、
シャッターカーテンを構成する座板あるいはスラットに設けられ、施錠姿勢と解錠姿勢をとる解錠操作部と、
該解錠操作部を施錠姿勢に保持する保持手段と、を備えた建築用シャッターの施錠装置であって、
当該施錠装置は、開口部全閉状態で該施錠体が該錠受部に係止し、該解錠操作部が解錠姿勢から下動して施錠姿勢をとることで施錠状態となり、
該施錠装置は、該解錠操作部が施錠姿勢から上動して解錠姿勢をとることで施錠状態から解錠され、
該保持手段は、該施錠装置の施錠状態において、該解錠操作部の上動を規制してロック状態とすることで当該施錠装置の施錠状態を維持し、該解錠操作部を上動させて当該解錠操作部に所定以上の力を作用させることで当該保持手段による該解錠操作部のロック状態が解除されるように構成されており、
該施錠装置を施錠・解錠するための該解錠操作部の移動方向及び該解錠操作部をロック状態・ロック状態解除とするための力の作用方向を、シャッターカーテンの移動方向と同じ方向として、開口部全閉状態において該解錠操作部を持ってシャッターカーテンを持ち上げるというワンアクションで、該保持手段による該解錠操作部のロック状態を解除し、該解錠操作部が施錠姿勢から上動して解錠姿勢となることにより当該施錠装置を解錠して、該シャッターカーテンの上動を行い、該解錠操作部を持ってシャッターカーテンを降ろすというワンアクションで、該シャッターカーテンが降下して開口部全閉状態となり、該解錠操作部が解錠姿勢から下動して施錠姿勢となることにより当該施錠装置を施錠状態とし、該保持手段により該解錠操作部をロック状態とする。
好ましくは、該保持手段は、該解錠操作部に設けた嵌合部と座板あるいはスラットに設けた嵌合受部とを有し、該嵌合部は所定以上の力が作用することで該嵌合受部に対して嵌脱可能となっており、該解錠操作部の施錠姿勢において、該嵌合部と該嵌合受部とを嵌合させるように構成されている。
一つの態様では、該解錠操作部は、座板あるいはスラットに、その長手方向に沿って揺動自在に設けた操作レバーであり、該操作レバーの揺動は該保持手段によって規制される。他の態様では、該解錠操作部は、さらに、該操作レバーの揺動に伴って上下動する作動バーを含み、該操作レバーの揺動操作により該作動バーが上動して解錠姿勢となり、該作動バーの上動は該保持手段によって規制される。好ましくは、該作動レバーの下端部には嵌合部が形成されており、該作動レバーの嵌合部と嵌合受部とは上下方向に嵌脱可能である。
座板あるいはスラットに設けられる嵌合受部は、一つの態様では、座板あるいはスラットに設けたブロックを用いて構成される。ブロックを用いた嵌合受部としては、ブロックに溝を形成することで、該溝が嵌合受部を構成するもの、あるいは、座板あるいはスラットに設けたブロックと該座板あるいはスラットとの間に形成される空隙が嵌合受部を構成するものが例示される。一つの好ましい態様では、嵌合受部の寸法を調整可能とする。このような嵌合受部の一つの態様では、該嵌合受部は、第1ブロックと該第1ブロックに対して移動調整可能に設けた第2ブロックとから構成され、該第1ブロックと該第2ブロックとは互いに対向状の面部を有していると共に、該対向状の面部間に嵌合受部が形成されており、該対向状の面部間の寸法を調整可能としたものである。また、嵌合受部が、座板あるいはスラットに設けたブロックと該座板あるいはスラットとの間に形成されるものにおいて、ブロックを座板あるいはスラットに移動調整可能に設けることで、嵌合受部の寸法を調整可能としてもよい。
本発明では、保持手段によって、施錠状態において解錠操作部の変姿を規制し、該解錠操作部に所定以上の力が作用することで該規制が解除されるようにしたので、屋外側から座板あるいはスラットに強い衝撃が作用したような場合であっても、施錠状態において解錠操作部の変姿(作動)が規制され、施錠装置が施錠状態から解錠状態となるようなことがない。また、解錠操作部の移動を規制することで解錠操作部がガタツクことがなく、解錠操作部のガタツキにより不快音が発生することを防止する。特に、施錠装置の施錠状態において、解錠操作部を嵌合状態で保持する保持手段を採用する場合には、特に、嵌脱方向以外の方向から作用する力に良好に対抗することができ、解錠操作部の変姿、解錠操作部のガタツキによる不快音の発生を良好に規制する。
解錠操作部は、操作レバーの揺動に伴って上下動する作動バーを含み、該操作レバーの揺動操作により該作動バーが上動して解錠姿勢となり、該作動バーの上動は該保持手段によって規制されるものでは、作動バーは上下方向のみに可動なので、シャッターカーテンの外部から横方向に作用するであろう衝撃に良好に対抗できる。
作動レバーの下端部には嵌合部が形成されており、該作動レバーの嵌合部と嵌合受部とが上下方向に嵌脱可能であるものでは、嵌合部と嵌合受部の嵌脱方向が、操作レバーの揺動方向(支点を介して上下に揺動する)、作動レバーの移動方向(操作レバーの揺動に伴って上下動する)、シャッターカーテンの移動方向(ガイドレールに案内れて上下動する)と同じ方向であり、シャッターカーテンの開閉時には、シャッターカーテンの開閉操作に伴って、ワンアクションで施錠装置の施錠操作あるいは解錠操作、及び、保持手段による施錠状態のロックあるいはロックの解除を行うことができ、操作性に優れる。
嵌合受部を座板あるいはスラットに設けたブロックによって構成するものでは、ブロックのような簡易部品を用意するだけで保持手段を構成することができ、保持手段の設置が簡単であると共に、コスト面でも有利である。嵌合受部の寸法を調整可能とすれば、現場において各部材の誤差や設置誤差等を修正することで、良好に嵌合状態を得ることができ融通性に優れる。
図1は、シャッター装置の正面図及び側面図であって、シャッター装置は建物開口部の上方に設置されたシャッターケース1と、シャッターケース1内に架設した巻取シャフト2と、建物開口部を開閉するシャッターカーテン3と、建物開口部の幅方向両端部に立設されてシャッターカーテン3の幅方向端部を案内するガイドレール4とを有し、シャッターカーテン3は、複数のスラット5を上下方向に連設して形成されており、上端側が巻取シャフト2に連結されていると共に、下端側には座板6が装着されている。
ガイドレール4の下端部位及び座板6には、シャッターカーテン3の開口部全閉状態を維持するための施錠装置が設けてある。施錠装置は、ガイドレール4の下端部位の溝内に設けた錠受部7と、錠受部7の施錠ピン70に係脱自在のラッチ8からなる施錠体とを有しており、ラッチ8は、座板6に設けたケース体9に回動可能に収容されている。シャッターカーテン3が降下して開口部全閉状態となる時に、ラッチ8が施錠ピン70に当接しながら回動して施錠ピン70に係合することで自動的に施錠状態となる。このようなラッチを備えた施錠装置は公知であって、例えば、特許文献1,2に記載されている。
施錠装置は、施錠状態から解錠状態へとラッチ8を回動させるための解錠操作部を備えている。解錠操作部は、ラッチ8に連携された解錠レバー10と、解錠レバー10を作動させるための上下動可能な作動バー11と、作動バー11を上下動させる揺動操作レバー12とを有する。
作動バー11は、座板6の長さ方向に延出する長手部材であり、座板6の左右方向長さより短い寸法に形成されている。作動バー11は、垂直状に延出する下片110と、下片110の上端部から屋内側方向に延出する突出片111と、突出片111の屋内側端部から上方に延出する上片112とを備えている。上片112の上端部には断面円形状の枢支部113が形成されている。下片110の上端部、すなわち、突出片111の屋外側端部には作動部114が設けてある。さらに、下片110の下端部には、断面視円形状の嵌合部115が形成されている。
揺動操作レバー12は、座板6の長さ方向に延出する長手部材である。揺動操作レバー12は、バー本体120と、バー本体120の屋外側部位の下面に下方に向かって膨出状に形成された断面視略台形状の膨出片121とを有し、バー本体120の屋内側部位が操作部122を形成している。バー本体120の屋外側端部には枢支凹部123が形成され、屋内側部位の下面には枢支凹部124が形成されている。揺動操作レバー12は、バー本体120の屋外側端部に形成された枢支凹部123を座板の屋内側面61の上部に形成された枢支部62に外嵌することで、枢支部62を支点として座板6に対して上下方向に揺動自在に連結されている。さらに、枢支凹部124を作動バー11の上片112の枢支部113に外嵌させることで、枢支部113を支点として作動バー11に対して回動自在に連結されている。
座板6の下端の屋内側に延出する水平片60の上面には、ブロック13が設けてある。ブロック13は、解錠操作部を施錠姿勢に保持する保持手段を構成する部材である。ブロック13は略直方体状の形状を有し、屋外側に段部が形成されており、段部には上方に開口を有する垂直方向の溝部が形成されており、該溝部の上端部位に対向状の突起131を形成することで、該溝部が嵌合受部130を構成している。ブロック13は嵌合受部が嵌脱可能に嵌合部を受け入れることができるような弾性を有していれば、その材質は限定されず、一つの好ましい態様では、ブロック13は樹脂から形成される。また、ブロック13の形状も図示のものに限定されない。図では、座板6の長さ方向に短尺状のブロックが示してあるが、ブロックは開口幅略全長に亘って延出する長手部材であってもよく、また、座板6の長さ方向に沿って複数の短尺状のブロックを設けてもよい。嵌合受部130を構成する対向する突起131間の寸法は断面視円形状の嵌合部115の外径寸法よりも小さい寸法に形成されており、操作レバー10及び作動バー11が自重で下降した時には、作動バー11の下片110の下端の嵌合部115は対向状の突起131の上に当接した状態となり、この状態では、嵌合部115と嵌合受部130とは未だ嵌合していない(図4中央図参照)。すなわち、この状態では、施錠装置は施錠状態にあるが、解錠操作部は未ロックの状態にある。対向状の突起131はそれぞれ断面視半円形状を有しており、所定の力を作用させて作動バー13を強制的に下方に移動させると、作動バー11の下片110の下端の断面視円形状の嵌合部115が対向状の突起131の上半部位に案内されながら突起131間の隙間を押し広げながら嵌入し、下片110の嵌合部115が嵌合受部130に嵌合する。一方、嵌合状態において、作動バー11を所定の力で上動させると、下片110の下端部に形成された嵌合部115が対向状の突起131の下半部位に案内されながら突起131間の隙間を押し広げながら上方に移動して嵌合状態から外れる。このように、下片110の嵌合部115と突起131によって形成される嵌合受部130とは、上下方向に所定以上の力が作用することで上下方向に嵌脱自在となっており、所定の力より小さい力が作用した場合には、嵌合状態(解錠操作部がロックされている状態)が維持される。特に、嵌合部と嵌合受部との嵌合状態は、嵌脱方向(上下方向)以外に作用する力、例えば、横方向に作用する力には、良好に対抗することができる。
解錠操作部の動きについて図4に基づいて説明する。図4右図(図2と同様)に示す施錠状態(施錠装置及び解錠操作部が共にロックされたダブルロック状態)が維持された状態において、操作レバー12のバー本体120の屋内側部位によって構成された操作部122を介して操作レバー12に上向きの所定の大きさの力を加えると、操作レバー12はバー本体120の屋外側端部の枢支凹部123を介して座板6に対して回動し、操作レバー12の回動に連動して、操作レバー12に連結されている作動バー11の下片110の下端の嵌合部115がブロック13の嵌合受部130から外れて、作動バー11が上動し、作動バー11の長さ方向両端部に設けた作動部114が解錠レバー10を上動させる(図4左図)。解錠レバー10が上動することで、ラッチ8が回動して施錠ピン70との係合が解除され、施錠状態が解除される。手動のシャッター装置の場合、シャッターカーテンを持ち上げる方向と、操作レバー12の揺動方向(上方)、作動バー11の移動方向(上方)、嵌合部115が嵌合受部130から脱する方向(上方)が同じであり、操作レバー12を持ってシャッターカーテンを持ち上げるというワンアクションで、シャッターカーテンの上動と、嵌合部と嵌合受部との嵌合状態の離脱(操作レバーの規制状態の解除)と、施錠装置の解錠を同時に行うことができ、操作性に優れる。操作レバー12が上方に揺動した状態では、作動バー11が上動姿勢にあり、作動バー11の下片110の下端の嵌合部115はブロックの屋外側面部の上端部に当接しており(図4左図)、作動バー11が上動姿勢においても作動バー11の下端部がブロック13の屋外側面部から外れることがなく、作動バー11がその状態から下降する際には、下片110の下端の嵌合部115はブロック13の屋外側面部(ガイド面)に良好に案内されながら下降することになる。
解錠操作部の揺動操作レバー12に何ら外力が作用していない状態では、揺動操作レバー12は屋外側部位下面に突成した突出片121の自重で下方に回動しており、揺動操作レバー12の回動に伴って作動バー11が下方に移動して図4中央図の姿勢にある。図4中央図において、作動バー11の下片110の下端の嵌合部115はブロック13の嵌合受部130には嵌合しておらず、揺動操作レバー12はロックされていない。また、作動バー11の突出片111の下面とブロック13の上面との間には間隔が形成されており、作動バー11のさらなる下方への移動が可能となっている。
図4中央図の状態から、揺動操作レバー12のバー本体120の屋内側部位122を下方に強制的に回動させると、揺動操作レバー12の下方への回動に伴って作動バー11を下方に移動させる方向に力が作用し、作動バー11の下片110の下端の嵌合部115がブロック13の嵌合受部130に嵌合して、図4右図のロック状態となる。嵌合状態では、作動バー11の突出片111の屋内側部位の下面がブロック13の上面に当接している。図4右図のロック状態では、座板に対する外部からの衝撃で揺動操作レバー12が持ち上がって施錠状態から解錠状態となるようなことはなく、また、ガタツキによる発生音も抑制される。手動のシャッター装置の場合、シャッターカーテンの降下方向と、操作レバー12の揺動方向(下方)、作動バー11の移動方向(下方)、嵌合部115が嵌合受部130に嵌合する方向(下方)が同じであり、操作レバー12を持ってシャッターカーテンを下ろすというワンアクションで、シャッターカーテンの降下と、施錠装置のロック(操作レバーの移動が規制される)と、施錠装置の施錠(シャッターカーテンが降下して全閉状態となる時に自動的に施錠状態となる)とを行うことができ、操作性に優れる。
図5は、嵌合受部の他の実施例を示す。既述の実施例と同一の部材には同一の参照番号が付してある。嵌合受部130を形成するブロックは、第1ブロック13Aと第2ブロック13Bとから構成されている。第1ブロック13Aは直方体であり、屋外側面部には突起131が形成されている。第2ブロック13Bは水平部と水平部の屋外側に立上がり状に形成された垂直部とから構成され、垂直部の屋内側面部と第1ブロック13Aの屋外側面部は対向しており、垂直部の屋内側面部には、第1ブロック13Aの突起に対向して突起131が形成されている。こうすることで、垂直部の屋内側面部と第1ブロック13Aの屋外側面部との間に嵌合受部130が形成されている。第1ブロック13Aの下面は第2ブロックの水平部の上面に前後方向(屋内外方向)に移動調節自在に設けてあり、垂直部の屋内側面部と第1ブロック13Aの屋外側面部との間の間隔(嵌合受部130の幅)が調整可能となっている。第1ブロック13Aと第2ブロック13Bを互いに移動調整自在に設ける手段としては、移動調整方向(前後方向)に長い長孔を介して取り付けることが例示される。
図6は、嵌合受部のさらに他の実施例を示す。このものでは、ブロック13の屋外側面部と座板6の屋内側面部61との間に嵌合受部130Aが形成されている。ブロック13は略直方体であり、屋外側面部には突起132が形成されている。座板6の屋内側面部61には、突起132より上方に位置して突起133が形成されている。施錠姿勢では、下片110の上端部、すなわち、突出片111の屋外側端部に形成された断面視円形状の係合部116が突起133に係合することになる。図6のものでは、作動バー11の下片110の上端部に形成された係合部16が座板6の屋内側面部61に突成された突起133に、下片110の下端部に形成された嵌合部115の屋内側半部がブロック13の屋外側面部に突成された突起132に、それぞれ同時に係合することで、作動バー11に形成された係合部116と嵌合部115の屋内側半部とからなる嵌合部が、嵌合受部130Aに嵌合することになる。図6では、嵌合受部は、座板6の屋内側面部61と座板6の水平片60上に設けたブロック13とから構成されているが、ブロック13に代えて、座板6の水平片60から上方に向かって一体的に突部を突成し、座板6の屋内側面部61と該突部とで嵌合受部を構成してもよい。
図示の実施例では、操作レバー12は、座板6の長手方向の略全長に亘る長さを有しているが、操作レバーは短尺であってもよく、また、長さ方向に複数に分割されていてもよい。
既述の実施例では、解錠操作部を、操作レバー12と作動バー11から構成したが、解錠操作部を一つの部材から構成してもよい。また、上下方向に移動自在の作動バーを示したが、作動バーが揺動することで解錠レバーを作動させて施錠状態を解錠するものでもよい。図7、図8にさらに他の実施例を示す。図7、図8は図4と類似の図であり、既述の実施例における各要素と同一の要素には同一の参照番号が付してあり、同じ番号については既述の記載を参照することができる。図7、図8に示す実施例では、解錠操作部は揺動自在の操作レバー120から構成されており、揺動操作レバー120の下端部に嵌合部115が形成されている。図7の実施例では、座板6の室内側水平片60の上面には嵌合片14が設けてあり、嵌合片14の嵌合受部140に対して揺動する操作レバー120の下端の嵌合部115が嵌脱可能となっている。図8の実施例では、座板6の室内側水平片60の上面には嵌合体15が設けてあり、嵌合体15の嵌合受部150に対して揺動する操作レバー120の下端の嵌合部115が嵌脱可能となっている。嵌合片14及び嵌合体15を座板の室内側水平片60と一体形成してもよい。
図示の実施例では、施錠装置の操作レバー12、作動バー11を座板6に設けたものを示したが、本発明に係る施錠装置をスラット5に形成してもよい。図示の実施例では、錠受け部をガイドレール4内に設けたものを示したが、錠受け部を座板6の下面に形成してもよい。
本発明は、建築用シャッターの施錠装置に利用することができる。
窓シャッターの正面図である。 施錠状態における座板の断面図である。 施錠状態における座板の部分平面図及び屋内側から見た部分正面図である。 操作レバーが解錠状態から施錠状態への変化を示す座板の断面図である。 嵌合受部の他の実施例を示す座板の部分断面図である。 嵌合受部の他の実施例を示す座板の部分断面図である。 図4に類似の図であって、解錠操作部及び嵌合受部の他の実施例を示す。 図4に類似の図であって、解錠操作部及び嵌合受部の他の実施例を示す。
符号の説明
3 シャッターカーテン
4 ガイドレール
5 スラット
6 座板
7 錠受け部
70 施錠ピン
8 ラッチ
10 解錠レバー
11 作動バー
115 嵌合部
12 操作レバー
13 ブロック
130 嵌合受部

Claims (5)

  1. 躯体側に設けた錠受部と、
    上下動するシャッターカーテン側に設けた施錠体と、
    シャッターカーテンを構成する座板あるいはスラットに設けられ、施錠姿勢と解錠姿勢をとる解錠操作部と、
    該解錠操作部を施錠姿勢に保持する保持手段と、を備えた建築用シャッターの施錠装置であって、
    当該施錠装置は、開口部全閉状態で該施錠体が該錠受部に係止し、該解錠操作部が解錠姿勢から下動して施錠姿勢をとることで施錠状態となり、
    該施錠装置は、該解錠操作部が施錠姿勢から上動して解錠姿勢をとることで施錠状態から解錠され、
    該保持手段は、該施錠装置の施錠状態において、該解錠操作部の上動を規制してロック状態とすることで当該施錠装置の施錠状態を維持し、該解錠操作部を上動させて当該解錠操作部に所定以上の力を作用させることで当該保持手段による該解錠操作部のロック状態が解除されるように構成されており、
    該施錠装置を施錠・解錠するための該解錠操作部の移動方向及び該解錠操作部をロック状態・ロック状態解除とするための力の作用方向を、シャッターカーテンの移動方向と同じ方向として、開口部全閉状態において該解錠操作部を持ってシャッターカーテンを持ち上げるというワンアクションで、該保持手段による該解錠操作部のロック状態を解除し、該解錠操作部が施錠姿勢から上動して解錠姿勢となることにより当該施錠装置を解錠して、該シャッターカーテンの上動を行い、該解錠操作部を持ってシャッターカーテンを降ろすというワンアクションで、該シャッターカーテンが降下して開口部全閉状態となり、該解錠操作部が解錠姿勢から下動して施錠姿勢となることにより当該施錠装置を施錠状態とし、該保持手段により該解錠操作部をロック状態とすることを特徴とする建築用シャッターの施錠装置。
  2. 該保持手段は、該解錠操作部に設けた嵌合部と座板あるいはスラットに設けた嵌合受部とを有し、該嵌合部は所定以上の力が作用することで該嵌合受部に対して嵌脱可能となっており、該解錠操作部の施錠姿勢において、該嵌合部と該嵌合受部とを嵌合させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の建築用シャッターの施錠装置。
  3. 該解錠操作部は、座板あるいはスラットに、その長手方向に沿って揺動自在に設けた操作レバーであり、該操作レバーの揺動は該保持手段によって規制されることを特徴とする請求項2に記載の建築用シャッターの施錠装置。
  4. 該解錠操作部は、該操作レバーの揺動に伴って上下動する作動バーを含み、該操作レバーの揺動操作により該作動バーが上動して解錠姿勢となり、該作動バーの上動は該保持手段によって規制されることを特徴とする請求項3に記載の建築用シャッターの施錠装置。
  5. 該作動レバーの下端部には嵌合部が形成されており、該作動レバーの嵌合部と嵌合受部とは上下方向に嵌脱可能であることを特徴とする請求項4に記載の建築用シャッターの施錠装置。
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