JP4016353B1 - 雨戸錠 - Google Patents
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Abstract
【課題】屋外側から操作できる隙間があっても解錠が不可能な雨戸錠を提供すること。
【解決手段】屋外側の雨戸と、屋内側のガラス戸とよりなる二層構造の建具において、施錠時に、前記雨戸と前記ガラス戸とで形成される空隙幅より長い寸法のアームを有する落とし棒により、解錠するために必要な前記アームの回転を前記ガラス戸の可動戸枠によって阻止する。
【選択図】図1
【解決手段】屋外側の雨戸と、屋内側のガラス戸とよりなる二層構造の建具において、施錠時に、前記雨戸と前記ガラス戸とで形成される空隙幅より長い寸法のアームを有する落とし棒により、解錠するために必要な前記アームの回転を前記ガラス戸の可動戸枠によって阻止する。
【選択図】図1
Description
本発明は、雨戸の縁の各々に設け、施錠することによって屋外からの開閉を不可能とする雨戸錠の構造に関する。
一般に各種建物に設置されている雨戸には防犯のため室内のみから操作可能な雨戸錠が設けられている。この雨戸錠は、主に雨戸の可動部の縁の各々に取り付けられ、雨戸錠の落とし棒を、雨戸の固定戸枠に設けた錠孔に貫通系合させることによって雨戸の可動部の開閉を不能とするものである。
これらの例として、引き戸式雨戸の可動部の下縁に設けられている雨戸錠は、方形状の函体と、この函体内部のスライド機構及び系止機構とより構成されている。
スライド機構は、函体を上下に貫く上端に施錠操作を行う施錠レバーと、中間に段部を形成する落とし棒と、落とし棒を上方に押し上げる力を与えるように一端を落とし棒中央部、他端を函体上部に固定された引っ張りバネとよりなっている。
系止機構は、回転可能となるように、一端部が函体に軸支された回転板であり、この回転板には解錠するための解錠レバーと、落とし棒段部に嵌め込まれ、段部の移動により回転板の回転を制御するような形状にくり貫かれた系止溝とを有している。系止溝の形状は、段部が施錠状態である最下点位置以外においては、段部が移動しても回転板が解錠状態である最上点位置と同位置を保持するようになっている。系止溝の形状は、さらに、段部が施錠位置にある最下点位置においては、回転板は自らの重みにより自由に回転できるようになっている。
解錠状態にある雨戸錠を施錠するためには、落とし棒が錠孔に貫通する位置に雨戸可動部を固定戸枠に沿って移動した上で、落とし棒の施錠レバーを押下する。押下された落とし棒は、落とし棒を上方に押し上げようとする引っ張りバネの力に抗し下方に移動を開始する。これに伴って、落とし棒段部が下方に移動を開始する。段部が移動しても、系止溝の形状により、回転板は回転せず解錠状態と同位置を保持する。
さらに押下を続けると、落とし棒が、最下点の施錠位置に達する。系止溝の形状により、回転板は系止位置へ回転する。落とし棒は錠孔を貫通し、雨戸は施錠状態となる。施錠状態となったことを確認して施錠レバーの押下を止めると、引っ張りバネの力により上方に引っ張られた段部は、回転した回転板の系止溝を挟み押下し施錠状態を維持する。
この施錠状態にある雨戸錠を解除するためには、回転板の解錠レバーを押下する。すると回転板が回転し解錠状態位置に戻る。すると、もはや系止溝に阻止されることのない段部は、瞬時に引っ張りバネの力により上方に引っ張られる。落とし棒は錠孔より抜け最上点に押し戻され、雨戸錠は解錠される。
このような雨戸錠を有した雨戸においては、屋外側の雨戸の固定戸枠と屋内側のガラス戸の固定戸枠によって二層となった構造の建具を建物開口部に設置し使用されている例が見受けられる。
戸袋を有した引き戸式である例が見受けられるこれらの雨戸は、閉めた状態において、戸袋側の垂直方向に住宅壁との間に隙間を有するのが一般的である。この隙間を利用して、隙間より細く、雨戸錠位置まで届く程度の長さの金属棒等を挿入して雨戸錠の解錠レバーを操作して解錠することによって屋外からの侵入が可能となるという問題がある。
本発明の目的は、上記問題を解決し、屋外側の雨戸と屋内側のガラス戸よりなる二層構造の建具において、種々の原因により雨戸可動部と固定戸枠との間に隙間が生じ、結果として屋外からの解錠操作が可能となるような雨戸において、解錠を不可能とする雨戸錠を提供することである。
このような目的を達成するために、本出願の請求項1記載の雨戸錠は、建物開口部に設置され、屋内側のガラス戸と二層構造を形成する雨戸の可動部の縁に設けられた装着溝に装着され、前記雨戸の固定戸枠に形成された錠孔を利用して施錠する雨戸錠において、
回転可能な略円柱状の落とし棒と、前記落とし棒上に形成された系止部と、
施錠時にガラス戸枠によって前記回転を規制され施錠状態を保持するため前記落とし棒上に略直角に、前記回転時、前記ガラス戸枠に接する位置および長さとなるように形成されたアームとを有する可動部と、
前記落とし棒を軸支し回転軸に沿って移動せしめる前記錠孔に向かって形成された挿通孔と、前記系止部の移動経路周辺にあり施錠状態となる位置に設けられた第一系止溝とよりなる本体と、
前記本体を前記雨戸に装着する雨戸取付孔と、前記挿通孔の下端に接して形成されている調整孔とよりなる取付部とを有する固定部とより構成され、
前記系止部の前記移動経路周辺にあり解錠状態となる位置に設けられた第二系止溝と、前記系止部を前記第二系止溝に押圧するためのバネとを有し、
オプションとして、前記落とし棒の軸角度を調整可能とするため、前記取付部は前記本体より取り外し可能であり、前記本体に固定するための長孔である固定部孔が形成されていることを特徴とする。
回転可能な略円柱状の落とし棒と、前記落とし棒上に形成された系止部と、
施錠時にガラス戸枠によって前記回転を規制され施錠状態を保持するため前記落とし棒上に略直角に、前記回転時、前記ガラス戸枠に接する位置および長さとなるように形成されたアームとを有する可動部と、
前記落とし棒を軸支し回転軸に沿って移動せしめる前記錠孔に向かって形成された挿通孔と、前記系止部の移動経路周辺にあり施錠状態となる位置に設けられた第一系止溝とよりなる本体と、
前記本体を前記雨戸に装着する雨戸取付孔と、前記挿通孔の下端に接して形成されている調整孔とよりなる取付部とを有する固定部とより構成され、
前記系止部の前記移動経路周辺にあり解錠状態となる位置に設けられた第二系止溝と、前記系止部を前記第二系止溝に押圧するためのバネとを有し、
オプションとして、前記落とし棒の軸角度を調整可能とするため、前記取付部は前記本体より取り外し可能であり、前記本体に固定するための長孔である固定部孔が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、建物開口部に設置され、屋内側のガラス戸と二層構造を形成する雨戸の可動部の縁に設けられた装着溝に装着され、前記雨戸の固定戸枠に形成された錠孔を利用して施錠する雨戸錠において、
回転可能な略円柱状の落とし棒と、前記落とし棒上に形成された系止部と、
施錠時にガラス戸枠によって前記回転を規制され施錠状態を保持するため前記落とし棒上に略直角に、前記回転時、前記ガラス戸枠に接する位置および長さとなるように形成されたアームとを有する可動部と、
前記落とし棒を軸支し回転軸に沿って移動せしめる前記錠孔に向かって形成された挿通孔と、前記系止部の移動経路周辺にあり施錠状態となる位置に設けられた第一系止溝とよりなる本体と、
前記本体を前記雨戸に装着する雨戸取付孔と、前記挿通孔の下端に接して形成されている調整孔とよりなる取付部とを有する固定部とより構成され、
前記系止部の前記移動経路周辺にあり解錠状態となる位置に設けられた第二系止溝と、前記系止部を前記第二系止溝に押圧するためのバネとを有し、
オプションとして、前記落とし棒の軸角度を調整可能とするため、前記取付部は前記本体より取り外し可能であり、あらかじめ異なる位置に形成されている前記調整孔を有する複数の前記取付部の一を選択し組みあわせることを特徴とする。
回転可能な略円柱状の落とし棒と、前記落とし棒上に形成された系止部と、
施錠時にガラス戸枠によって前記回転を規制され施錠状態を保持するため前記落とし棒上に略直角に、前記回転時、前記ガラス戸枠に接する位置および長さとなるように形成されたアームとを有する可動部と、
前記落とし棒を軸支し回転軸に沿って移動せしめる前記錠孔に向かって形成された挿通孔と、前記系止部の移動経路周辺にあり施錠状態となる位置に設けられた第一系止溝とよりなる本体と、
前記本体を前記雨戸に装着する雨戸取付孔と、前記挿通孔の下端に接して形成されている調整孔とよりなる取付部とを有する固定部とより構成され、
前記系止部の前記移動経路周辺にあり解錠状態となる位置に設けられた第二系止溝と、前記系止部を前記第二系止溝に押圧するためのバネとを有し、
オプションとして、前記落とし棒の軸角度を調整可能とするため、前記取付部は前記本体より取り外し可能であり、あらかじめ異なる位置に形成されている前記調整孔を有する複数の前記取付部の一を選択し組みあわせることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、本雨戸錠を雨戸に装着することにより、屋外側の雨戸及び屋内側のガラス戸が閉じられた施錠時には、解錠するために必要なアームの回転がガラス戸の可動戸枠によって阻止されるため、解錠を不可能とすることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態の雨戸錠を示す斜視図である。第一実施形態の雨戸錠は、固定部100と可動部200より構成されている。固定部100は、挿通孔上端111と、第一系止溝112と、移動経路113と、第二系止溝114とを有する本体110と、雨戸取付孔121を有する取付部120とよりなっている。可動部200は、落とし棒201と、系止部202と、アーム203とを有している。図1は、系止部202が解錠位置である第二系止溝114に系止されている状態を示している。アーム203を図1の手前にほぼ直角となるまで回転することで系止解除となり、この状態では、系止部202は、移動経路113に沿って第一系止溝112と第二系止溝114との間を移動することが可能である。A−Aは後述の図3、図4、図5、図6の各断面位置を示す。
図2は、第一実施形態の雨戸錠を示す分解図である。固定部100には、図1で説明した構成要素に加えて、取付部120を着脱可能とし、本体110とネジ(図示せず)によって結合するための、固定部ネジ孔115と、固定部孔122が形成されている。さらに、落とし棒201を挿入軸支するため、取付部120には調整孔123が形成されている。軸支された落とし棒201の軸角度の調整を、調整孔123の位置を変えることにより行うため、固定部孔122は長孔で形成されているとともに、挿通孔上端111(図示せず)より下に向かって挿通孔116が形成されている。可動部200は、落とし棒201上に嵌め込むバネ204を有し、落とし棒201上にバネ204の一端を固定するための段差205が形成されている。バネ204の他端は調整孔123に固定されて、常に、落とし棒201を上方へ押圧する力を与えている。第一実施形態では、落とし棒201の上端と、系止部202と、アーム203とは一体構造となっている。又、バネ204は圧縮バネを用いている。
図3は、第一実施形態の雨戸錠を示すA−A断面図である。落とし棒201は、挿通孔上端111と、調整孔123によって軸支されている。落とし棒201の上端と一体化している系止部202(図示せず)は解錠位置である第二系止溝114に系止され、バネ204の力により第二系止溝114の上面を押圧している。取付部120は落とし棒201が垂直となるような軸角度で取り付けられている。
図4は、第一実施形態の傾斜した落とし棒の雨戸錠を示すA−A断面図である。図4は、取付部120の取り付け位置と、落とし棒201の軸角度とが異なっていることを除いては図3と同一である。取付部120は、落とし棒201が垂直から僅かに傾むいた軸角度となるように取り付けられている。このように、長孔で形成されている固定部孔122(図示せず)と固定部ネジ孔115(図示せず)の取付位置を変えることによって、落とし棒201の軸角度を調整し、各種の雨戸の錠孔位置に最適合致させることが可能となる。
落とし棒201の軸角度の調整を行うために、別の方法として、落とし棒201が特定の軸角度になるように調整孔123の各々が配置された複数の取付部120を追加オプションとし提供して実施してもよい。
図5は、雨戸に装着された第一実施形態の雨戸錠の解錠状態を示す要部A−A断面図である。図5は、第一実施形態の雨戸錠が装着される雨戸下縁近傍のみを示している。建物開口部(図示せず)上に設置された固定戸枠300には、雨戸レール301と、屋外側ガラス戸レール302と、屋内側ガラス戸レールと303と、雨戸レール301の横に錠孔304とが形成されている。雨戸可動部310は、雨戸枠311と、装着溝312と、雨戸戸車313とを有している。屋外側ガラス戸320は、屋外側ガラス戸枠321と、屋外側ガラス322と、屋外側ガラス戸戸車323とを有している。屋内側ガラス戸330は、屋内側ガラス戸枠331と、屋内側ガラス332と、屋内側ガラス戸戸車333とを有している。解錠状態における第一実施形態の雨戸錠は、装着ネジ(図示せず)によって装着溝312に固定されている。解錠状態であるため、落とし棒201の下端は錠孔304には貫通しておらず、落とし棒201の上端と一体化された系止部202(図示せず)は、解錠位置にある第二系止溝114へ系止され、バネ204の力により傾斜した第二系止溝114上面を押圧している。このため、落とし棒201の上端と一体構造となっているアーム203(図示せず)は、図5の手前側に回転し雨戸レール301とほぼ平行に押圧されていて、雨戸可動部310の移動を妨げることがないような配置をとる構造となっている。
解錠状態で、アーム203を雨戸レール301とほぼ平行に系止押圧するために、バネ204の力を用いる代わりに、第二系止溝114自体を板バネで形成して、系止部202を挟み込むことによって実施してもよい。さらに別の方法として、雨戸可動部310がスチール製等磁気反応材料である場合、アーム203上に磁性体を装着し、磁力によりアーム203を雨戸可動部310に押圧することによって実施してもよい。
図6は、雨戸に装着された第一実施形態の雨戸錠の施錠状態を示す要部A−A断面図である。図6は、施錠状態であることを除いては図5と同一である。図6では、屋外側ガラス戸320は図6の手前より奥に移動して閉じられ、ガラス戸錠(図示せず)も施錠されている。空隙幅400が雨戸可動部310と屋内側ガラス戸330とによって形成されている。落とし棒201は錠孔304を貫通している。B−Bは後述の図7の断面位置を示す。
解錠状態にある雨戸錠を施錠するためには、落とし棒201が錠孔304に貫通する位置に雨戸可動部310を雨戸レール301に沿って移動した上で、雨戸レール301とほぼ平行に第二系止溝114に系止押圧されているアーム203(図示せず)を雨戸レール301とほぼ直角になるまで回転させ、そのまま、バネ204の力に抗してアーム203を押し下げる。さらに下降させると、落とし棒201の下端は錠孔304を貫通し、落とし棒201の上端と一体構造となっている系止部202(図示せず)が施錠位置である第一系止溝112に達する。ここで、アーム203を左右いずれかに雨戸レール301とほぼ平行になるまで回転させる。これにより系止部202は第一系止溝112に系止される。さらに、屋外側ガラス戸320と、屋内側ガラス戸330とを閉じ前記ガラス戸錠を施錠することによって、第一実施形態の雨戸錠の施錠が完了する。
第一実施形態の雨戸錠を解錠するためには、前記ガラス戸錠を解錠し、屋外側ガラス戸320と屋内側ガラス戸330とを、アーム203の操作に支障ない位置に、各々屋外側ガラス戸レール302と屋内側ガラス戸レール303に沿って移動した上で、アーム203を雨戸レール301とほぼ直角になるまで回転させる。すると第一系止溝112との系止が解除された系止部202は、瞬時にバネ204の力により解錠位置である第二系止溝114へ移動する。そのまま、アーム203を左右いずれかに雨戸レール301とほぼ平行になるまで回転させると、アーム203は、第二系止溝114へ系止押圧され、解錠状態を保持する。
図7は、雨戸に装着された施錠状態における第一実施形態の雨戸錠の解錠を屋外側から試みた状態を示す要部B−B断面図である。図7の上側に示された雨戸可動部310上には、第一実施形態の雨戸錠が取付部120の雨戸取付孔121を介して雨戸枠311上の装着溝312に装着ネジ314によって装着されている。図7の下側には屋内側ガラス戸330が示されている。施錠状態であるため、屋外側ガラス戸320は図7の右側に移動していて屋外側ガラス戸レール302のみが示されている。隙間より挿入した金属棒500によってアーム203を回転させ解錠を試みると、空隙幅400より長い寸法のアーム203は屋内側ガラス戸枠331に阻止され、第一系止溝112と系止部202の系止を解除できず解錠が不可能となる。
図8は、図5及び図6において、固定戸枠300上の雨戸レール301と、屋外側ガラス戸レール302及び屋内側ガラス戸レール303との垂直段差が図5及び図6に示す例より大きく、アーム203がガラス戸レール303に接し、系止部202が第一系止溝112の高さまで下降できないような別の例に対応するための、本発明の第二実施形態の雨戸錠を示す斜視図である。第二実施形態の雨戸錠は、固定部600と可動部700より構成されている。固定部600は、挿通孔上端611と、挿通孔612と、第一系止溝112と、移動経路113と、第二系止溝114とを有する本体610と、雨戸取付孔121を有する取付部120とよりなっている。可動部700は、落とし棒701と、系止部702と、アーム703とを有している。図8は、系止部702が解錠位置である第二系止溝114に系止されている状態を示している。アーム203を図8の手前にほぼ直角となるまで回転することで系止解除となり、この状態では、系止部702は、移動経路113に沿って第一系止溝112と第二系止溝114との間を移動することが可能である。第二実施形態の雨戸錠においては、第一実施形態の雨戸錠における落とし棒201と、落とし棒201の上端と一体化された系止部202及びアーム203とよりなる可動部100の代わりに、寸法のより長い落とし棒701と、落とし棒701の中間に設けられた系止部702と、落とし棒701の上端に設けられたアーム703とよりなる可動部700とし、第二実施形態の雨戸錠では、第一実施形態の雨戸錠における挿通孔上端111の代わりに、挿通孔上端611を第二系止溝114の上面に設けた本体610とし、その他の構成要素は第一実施形態の雨戸錠と同一とすることで実施することが可能である。
以上の実施形態は、本発明の雨戸錠を雨戸の下縁に装着する場合について述べたが、同様に雨戸の上縁及び左右縁に装着し実施することが可能である。
100固定部
110本体
111挿通孔上端
112第一系止溝
113移動経路
114第二系止溝
115固定部ネジ孔
116挿通孔
120取付部
121雨戸取付孔
122固定部孔
123調整孔
200可動部
201落とし棒
202系止部
203アーム
204バネ
205段差
300固定戸枠
301雨戸レール
302屋外側ガラス戸レール
303屋内側ガラス戸レール
304錠孔
310雨戸可動部
311雨戸枠
312装着溝
313雨戸戸車
314装着ネジ
320屋外側ガラス戸
321屋外側ガラス戸枠
322屋外側ガラス
323屋内側ガラス戸戸車
330屋内側ガラス戸
331屋内側ガラス戸枠
332屋内側ガラス
333屋内側ガラス戸戸車
400空隙幅
500金属棒
600固定部
610本体
611挿通孔上端
612挿通孔
700可動部
701落とし棒
702系止部
703アーム
110本体
111挿通孔上端
112第一系止溝
113移動経路
114第二系止溝
115固定部ネジ孔
116挿通孔
120取付部
121雨戸取付孔
122固定部孔
123調整孔
200可動部
201落とし棒
202系止部
203アーム
204バネ
205段差
300固定戸枠
301雨戸レール
302屋外側ガラス戸レール
303屋内側ガラス戸レール
304錠孔
310雨戸可動部
311雨戸枠
312装着溝
313雨戸戸車
314装着ネジ
320屋外側ガラス戸
321屋外側ガラス戸枠
322屋外側ガラス
323屋内側ガラス戸戸車
330屋内側ガラス戸
331屋内側ガラス戸枠
332屋内側ガラス
333屋内側ガラス戸戸車
400空隙幅
500金属棒
600固定部
610本体
611挿通孔上端
612挿通孔
700可動部
701落とし棒
702系止部
703アーム
Claims (2)
- 建物開口部に設置され、屋内側のガラス戸と二層構造を形成する雨戸の可動部の縁に設けられた装着溝に装着され、前記雨戸の固定戸枠に形成された錠孔を利用して施錠する雨戸錠において、
回転可能な略円柱状の落とし棒と、前記落とし棒上に形成された系止部と、
施錠時にガラス戸枠によって前記回転を規制され施錠状態を保持するため前記落とし棒上に略直角に、前記回転時、前記ガラス戸枠に接する位置および長さとなるように形成されたアームとを有する可動部と、
前記落とし棒を軸支し回転軸に沿って移動せしめる前記錠孔に向かって形成された挿通孔と、前記系止部の移動経路周辺にあり施錠状態となる位置に設けられた第一系止溝とよりなる本体と、
前記本体を前記雨戸に装着する雨戸取付孔と、前記挿通孔の下端に接して形成されている調整孔とよりなる取付部とを有する固定部とより構成され、
前記系止部の前記移動経路周辺にあり解錠状態となる位置に設けられた第二系止溝と、前記系止部を前記第二系止溝に押圧するためのバネとを有し、
オプションとして、前記落とし棒の軸角度を調整可能とするため、前記取付部は前記本体より取り外し可能であり、前記本体に固定するための長孔である固定部孔が形成されていることを特徴とする雨戸錠。 - 建物開口部に設置され、屋内側のガラス戸と二層構造を形成する雨戸の可動部の縁に設けられた装着溝に装着され、前記雨戸の固定戸枠に形成された錠孔を利用して施錠する雨戸錠において、
回転可能な略円柱状の落とし棒と、前記落とし棒上に形成された系止部と、
施錠時にガラス戸枠によって前記回転を規制され施錠状態を保持するため前記落とし棒上に略直角に、前記回転時、前記ガラス戸枠に接する位置および長さとなるように形成されたアームとを有する可動部と、
前記落とし棒を軸支し回転軸に沿って移動せしめる前記錠孔に向かって形成された挿通孔と、前記系止部の移動経路周辺にあり施錠状態となる位置に設けられた第一系止溝とよりなる本体と、
前記本体を前記雨戸に装着する雨戸取付孔と、前記挿通孔の下端に接して形成されている調整孔とよりなる取付部とを有する固定部とより構成され、
前記系止部の前記移動経路周辺にあり解錠状態となる位置に設けられた第二系止溝と、前記系止部を前記第二系止溝に押圧するためのバネとを有し、
オプションとして、前記落とし棒の軸角度を調整可能とするため、前記取付部は前記本体より取り外し可能であり、あらかじめ異なる位置に形成されている前記調整孔を有する複数の前記取付部の一を選択し組みあわせることを特徴とする雨戸錠。
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Cited By (1)
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CN108360934A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-08-03 | 博洛尼智能科技(青岛)有限公司 | 一种门框与门套的安装结构 |
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CN108360934A (zh) * | 2018-04-10 | 2018-08-03 | 博洛尼智能科技(青岛)有限公司 | 一种门框与门套的安装结构 |
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