JP4863797B2 - 建具 - Google Patents

建具 Download PDF

Info

Publication number
JP4863797B2
JP4863797B2 JP2006191485A JP2006191485A JP4863797B2 JP 4863797 B2 JP4863797 B2 JP 4863797B2 JP 2006191485 A JP2006191485 A JP 2006191485A JP 2006191485 A JP2006191485 A JP 2006191485A JP 4863797 B2 JP4863797 B2 JP 4863797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slider
frame
strike
sickle piece
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006191485A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008019600A (ja
Inventor
則良 谷口
昌弘 幸得
Original Assignee
三協立山アルミ株式会社
美和ロック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三協立山アルミ株式会社, 美和ロック株式会社 filed Critical 三協立山アルミ株式会社
Priority to JP2006191485A priority Critical patent/JP4863797B2/ja
Publication of JP2008019600A publication Critical patent/JP2008019600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4863797B2 publication Critical patent/JP4863797B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

本発明は、閉鎖した戸を自動的に施錠できる建具に関する。
従来の開き戸は、戸先側の竪框にラッチ機構を組み込んであり、ラッチ機構は前記竪框の見込み面から出没するラッチボルトを有し、戸を閉めるとラッチボルトが竪枠の見込み面に設けたストライクと係合し、戸が自然に開かないように自動的に施錠される。戸を開けるときは、前記竪框の室内側又は室外側に取り付けたハンドルを操作してラッチボルトを引っ込めて戸を開けるようにしている。
また引戸の錠では、特許文献1に記載されているように、戸先側の竪框に組み込む錠ケースに、前記竪框の見込み面から出没する鎌片とトリガーを有し、戸を開けた状態ではトリガーが突出していると共に鎌片が前記竪框内に収納されており、戸を閉めるとトリガーが竪枠に設けたストライクに当たって引っ込み、これに連動して鎌片が前記竪框見込み面から突出してストライクと係合し、戸が自動的に施錠されるようにしたものがある。
特開2002−220955号公報
以上に述べたように、従来は開き戸と引戸の何れにおいても、戸先側の竪框にラッチ機構を組み込む関係で、竪框の見付寸法を小さくできなかった。本発明は、閉鎖した戸を自動的に施錠できる機能を備え、尚且つ竪框の見付寸法を小さくできる建具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、開き戸を開閉自在に支持する枠の竪枠に取付けたラッチ機構と、開き戸の竪框の見付面にラッチ機構に対向して取付けたストライクと、竪框に取付けた室内ハンドル、室外ハンドル、及び連動機構とを備え、ラッチ機構は、トリガーと鎌片とスライダーとラッチカムとを有し、トリガーは、竪枠の見付面から出没自在に且つ突出方向に付勢して設けてあり、開き戸の閉鎖時にストライクに当接して竪枠内に没入するものであり、鎌片は、左右方向の軸で回動自在に軸支してあり、トリガーが竪枠から突出しているときに竪枠内に収納され、トリガーが竪枠内に没入するのに連動して竪枠の見付面から突出してストライクと係合するものであり、スライダーは、竪框の見付面に対して進退自在に且つ前進方向に付勢して設けてあり、ラッチカムは、鎌片がストライクと係合したときにストライクとの係合が外れる方向への鎌片の回動を規制すると共に、スライダーの後退移動に連動して鎌片の回動を規制しない解除位置に移動するものであり、連動機構は、室内ハンドル及び室外ハンドルの操作をラッチ機構に伝えるものであって、室内ハンドル及び室外ハンドルを操作したときに竪框の見付面から突出する連動棒を有しており、連動棒が突出してスライダー先端を押すことによりスライダーが後退し、鎌片の回動の規制が解除されることを特徴とする。
請求項2記載の発明による建具は、引戸を開閉自在に支持する枠の竪枠に取付けたラッチ機構と、引戸の竪框の見込み面にラッチ機構に対向して取付けたストライクと、竪框に取付けた室内ハンドル、室外ハンドル、及び連動機構とを備え、ラッチ機構は、トリガーと鎌片とスライダーとラッチカムとを有し、トリガーは、竪枠の見込み面から出没自在に且つ突出方向に付勢して設けてあり、引戸の閉鎖時にストライクに当接して竪枠内に没入するものであり、鎌片は、室内外方向の軸で回動自在に軸支してあり、トリガーが竪枠から突出しているときに竪枠内に収納され、トリガーが竪枠内に没入するのに連動して竪枠の見込み面から突出してストライクと係合するものであり、スライダーは、竪框の見込み面に対して進退自在に且つ前進方向に付勢して設けてあり、ラッチカムは、鎌片がストライクと係合したときにストライクとの係合が外れる方向への鎌片の回動を規制すると共に、スライダーの後退移動に連動して鎌片の回動を規制しない解除位置に移動するものであり、連動機構は、室内ハンドル及び室外ハンドルの操作をラッチ機構に伝えるものであって、室内ハンドル及び室外ハンドルを操作したときに竪框の見込み面から突出する連動棒を有しており、連動棒が突出してスライダー先端を押すことによりスライダーが後退し、鎌片の回動の規制が解除されることを特徴とする。
請求項3記載の発明による建具は、請求項1又は2記載の発明の構成に加え、ラッチ機構は、スライダー保持カムとスライダー保持解除部材とを備え、スライダー保持カムは、スライダーに設けた係止部に係止する被係止部を有し、スライダーが連動棒に押されて後退したときにスライダーの係止部と被係止部が係止してスライダーを後退位置に保持するものであり、スライダー保持解除部材は、竪枠から竪框に向けて突出自在で且つ突出方向に付勢して設けてあり、戸が開くのに伴ってスライダー保持解除部材が竪枠から突出する方向に移動するとともにスライダー保持カムをスライダーの係止が解除する方向に移動することを特徴とする。
請求項1記載の発明による建具は、戸が開き戸の場合であり、ラッチ機構を竪枠に、ストライクを竪框に取付けたので、竪框の見付寸法を小さくすることができる。戸が閉まると、鎌片が竪枠の見付面から突出してストライクと係合し、且つラッチカムがストライクとの係合が外れる方向への鎌片の回動を規制するため、自動的に施錠できる。また、竪框には室内ハンドルと室外ハンドルの動きを竪枠のラッチ機構に伝える連動機構を取付けてあり、室内ハンドル及び室外ハンドルを操作すると連動棒が竪框の見付面から突出し、連動棒がスライダー先端を押してスライダーを後退させ、これに伴ってラッチカムが鎌片の回動を規制しない解除位置に移動するため、従来通り室内ハンドル及び室外ハンドルを操作して鎌片とストライクの係合を解除し、戸を開けることができる。さらに、戸の閉鎖時に鎌片が竪枠の見付面から突出して竪框の見付面に取付けたストライクに係合するため、従来の開き戸のラッチボルトよりもこじ開けに対して堅固となる。また、竪框と竪枠の見付面同士の間でラッチ機構による施錠を行うようにしたことで、開き戸を嵌め殺し窓等と連窓にする場合でも、ラッチ機構が隣の窓に影響を及ぼさないため、開き戸と隣の窓の竪框や竪枠を合わせた見付寸法の小さいすっきりした意匠を実現できる。
請求項2記載の発明による建具は、戸が引戸の場合であり、ラッチ機構を竪枠に、ストライクを竪框に取付けたので、竪框の見付寸法を小さくすることができる。戸が閉まると、鎌片が竪枠の見込み面から突出してストライクと係合し、且つラッチカムがストライクとの係合が外れる方向への鎌片の回動を規制するため、自動的に施錠できる。また、竪框には室内ハンドルと室外ハンドルの動きを竪枠のラッチ機構に伝える連動機構を取付けてあり、室内ハンドル及び室外ハンドルを操作すると連動棒が竪框の見込み面から突出し、連動棒がスライダー先端を押してスライダーを後退させ、これに伴ってラッチカムが鎌片の回動を規制しない解除位置に移動するため、室内ハンドル及び室外ハンドルを操作して鎌片とストライクの係合を解除し、戸を開けることができる。
請求項3記載の発明による建具は、スライダーが連動棒に押されて後退したときにスライダーの係止部がスライダー保持カムの被係止部に係止してスライダーが後退位置で保持され、戸が開くのに伴ってスライダー保持解除部材が竪枠から突出する方向に移動するとともにスライダー保持カムをスライダーの係止が解除する方向に移動し、スライダーの後退位置での保持が解除されるようにしたので、戸が開き始めて鎌片が収納される間、ラッチカムを一時的に解除位置に保持し、戸が開いたときに鎌片を確実に竪枠内に収納できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図6〜図8は、住宅等の壁面の大開口部にテラス等の室外空間に面して設置されるテラス用サッシを示している。このサッシは、図6に示すように、上枠1と下枠2と左右の端部竪枠3,3を方形に枠組みするとともに、上下枠1,2間に3本の中間竪枠4a,4b,4cを架設して枠5が形成され、左右方向に並んで形成された枠5の4つの開口部のうち、中央寄りの2つの開口部にはガラスパネル6,6が嵌め殺し窓状に取付けてあり、左右両側の開口部には、室外側に開く開き戸7,7が取付けてある。
右側の開き戸7は、図7と図8に示すように、上框8と下框9と左右の竪框10,11を四方框組みしてなる枠内にガラスパネル12を取付けて形成してあり、右側の竪框11側の上下端部をピボットヒンジ13a,13bで上枠1と下枠2に支持し、室外側に開くように枠5に取付けてある。左右の竪框10,11は、見付寸法Sが27.5mmと非常に小さくなっており、図8に示すように、開き戸7を閉鎖した状態では、左右の竪框10,11は室内側から見て中間竪枠4aと端部竪枠3に隠れて見えなくなる。中間竪枠4aの内部には、図8に示すように、室外側に面してラッチ機構14が組み込んであり、左側の竪框10(以後、戸先框10)の室内側見付面にはラッチ機構14の鎌片15とトリガー16を受けるストライク17が取付けてあり、開き戸7が閉鎖したときにはラッチ機構14の鎌片15が竪枠4aの室外側見付面から突出してストライク17と係合し、自動的に施錠されるようにしている。また、戸先框10の室内側には室内ハンドル18が、室外側には室外ハンドル19がそれぞれ取付けてあり、開き戸7を開ける際には室内ハンドル18又は室外ハンドル19を操作してラッチ機構14による施錠を解除できるようにしてある。開き戸7の閉鎖は、上枠1と上框8の室内側見付面に跨って取付けたドアクローザ20により自動的になされる。上記のラッチ機構14による施錠は、ハンドル操作により解錠するいわゆる空錠であり、開き戸7の本施錠は、中間竪枠4aの見込み面に取付けたサムターン21(図6参照)を操作して、中間竪枠4a内に取付けた鎌錠(図示省略)の鎌片を室外側に突出させ、戸先框10の室内側見付面に取付けたストライク(図示省略)に係合することにより行う。
以下、本発明の主要部であるラッチ機構14、ストライク17、室内及び室外ハンドル18,19、及び両ハンドルの操作をラッチ機構14に伝える連動機構22の構造について、図1〜図5に基づいて詳細に述べる。
ストライク17は、図1と図3(a)に示すように、トロヨケ23と、化粧板24と、鎌係合金具25とを備えている。トロヨケ23は、室内側に向けて開口する凹部26を有し、戸先框10の室内側見付面に形成した開口部を内側から塞ぐように配置してあり、トロヨケ23と化粧板24とで戸先框10の室内側壁を挟んでネジ27で取付けてある。化粧板24は、ラッチ機構14の鎌片15が出入りする切り欠き孔28を有している。鎌係合金具25は、平面視コ字状に形成され、化粧板24の前記切り欠き孔28の上方位置に、化粧板24から室内側に突出する状態で固着してある。
ラッチ機構14は、図1に示すように、錠ケース29と、錠ケース29内に配置された複数の可動部品を有している。錠ケース29は、金属板を折り曲げて長方形の箱状に形成してあり、中間竪枠4aの室外側見付面に形成した四角孔30に室外側から挿入してネジ31で取付けてある。
錠ケース29内の上部位置には、錠ケース29の側板に形成したスリット31a,31bにガイドして室内外方向にスライド自在に設けたトリガー16を有している。トリガー16は、コイルバネ32により突出方向に向けて付勢してあり、開き戸7の閉鎖時には先端面が鎌係合金具25に当接して錠ケース29内に没入しており、開き戸7を開くとコイルバネ32の付勢力により錠ケース29から室外側に突出する。
トリガー16の下方の室外側位置には、鎌片15が、錠ケース29に固定した左右方向の軸33で軸支して回動自在に設けてある。鎌片15は、室外側端部に上向きに曲がった爪部34を有し、室内側の上部には第1連動ピン35が挿通してあり、第1連動ピン35はトリガー16の下面側に形成した溝36に係合している。第1連動ピン35は、錠ケース29の側板に形成したスリット37に両端部がガイドされている。第1連動ピン35がトリガー16の溝36に係合してあることで、鎌片15はトリガー16が開き戸7の開閉に伴って出没するのに連動して回動するようになっており、図1に示すように、開き戸7が閉鎖してトリガー16が錠ケース29内に没入したときには、鎌片15は錠ケース29から突出して爪部34がストライク17の鎌係合金具25に係合し、戸7が自然に開かないように施錠される。開き戸7が開いてトリガー16が錠ケース29から突出したときには、鎌片15は第1連動ピン35が室外側に移動するために、軸33を支点として図1の反時計回りに回動し、錠ケース29内に収納される。
トリガー16の下方の室内側位置には、連係カム38が、錠ケース14に固定した左右方向の軸39で軸支して回動自在に設けてある。連係カム38の上部には長孔40が形成してあり、この長孔40に第2連動ピン41が挿通してある。第2連動ピン41は、トリガー16の下部にも挿通してあり、且つ両端部を錠ケース29の側板に形成したスリット42にガイドして室内外方向に移動自在としてある。したがって、開き戸7の開閉に伴いトリガー16が出没すると、トリガー16の移動に伴って鎌片15と同じように回動する。連係カム38の下部には、後述するラッチカム43が係止する係止部44を有しており、戸7が閉鎖して鎌片15がストライク17と係合した状態で、係止部44にラッチカム43が係止して鎌片15の収納側への回動が規制されている。
連係カム38の下方位置には、ラッチカム43が、錠ケース29に固定した左右方向の軸45で軸支して回動自在に設けてある。ラッチカム43は、2つのアーム46,47を略L字形に有しており、一方のアーム46の先端部が連係カム38の係止部44に係止して連係カム38の回動を規制するようになっており、連係カム38の回動が規制されることでストライク17との係合が外れる方向(図1の反時計方向)への鎌片15の回動が規制される。他方のアーム47の先端部には、第3連動ピン48が挿通固着してある。ラッチカム43は、ねじりバネ49により、一方のアーム46が連係カム38に近づく、図1の時計方向に回動する向きで付勢してある。
ラッチカム43の下方位置には、スライダー50が戸先框10の室内側見付面に対して進退自在に設けてある。スライダー50は、コイルバネ51により前進方向に向けて付勢してあり、室内側端部に形成した四角い孔52に第3連動ピン48を挿通してあり、スライダー50が後述する連動機構22の第3連動棒53に先端を押されて後退すると、ラッチカム43が図1の反時計方向に回動して一方のアーム46の先端部が連係カム38の係止部44より外れ、連係カム38及び鎌片15が回動自在になる。スライダー50は、室内側の下部に係止部54が突出して形成してあり、先端部には弾力性のあるクッション材55が取付けてある。
スライダー50の下方位置には、スライダー50が第3連動棒53に押されて後退したときに、これを後退位置で保持するためのスライダー保持カム56を有している。スライダー保持カム56は、2つのアーム57,58を略L字形に有しており、一方のアーム57の先端部にはスライダー50の係止部54が係止する第4連動ピン59が固着してあり、他方のアーム58は下向きに突出して後述するスライダー保持解除部材62と係合している。第4連動ピン59は、開き戸7の閉鎖状態ではスライダー50の係止部54の室内側に係止している。スライダー保持カム56は、ねじりバネ61により、第4連動ピン59がスライダー50に近づく、図1の反時計方向に回動する向きに付勢されている。
スライダー保持カム56の下方位置には、スライダー保持解除部材62が室内外方向にスライド自在に設けてある。スライダー保持解除部材62は、棒状に形成した先端部が戸先框10のストライク取付面(室内側見付面)に向けて突出していると共に、末端部をスライダー保持カム56の他方のアーム58の室内側に上向きに折り曲げて、スライダー保持カム56を動かすための作動部64を形成してある。作動部64の室内側にはコイルバネ65が配設してあり、スライダー保持解除部材62を室外側に向けて付勢してある。
室外ハンドル19は、図1に示すように、上下方向に長い棒状に形成され、中間部に取付板部66が室内側に向けて突出して形成してある。取付板部66には上下2本のピン67,68が挿通してあり、下側のピン68を戸先框10の室外側見付面に取付けた台座69に挿通保持してあり、上側のピン67は、後述する連動機構22の第1連動棒70と室外ハンドル19とを繋いでいる。開き戸7を開くために室外ハンドル19に手を掛けて室外側に引くと、室外ハンドル19は下側のピン68を支点として室外側に倒れ、第1連動棒70は室外側に引っ張られる。室外ハンドル19は、ねじりバネ71により下側のピン68を支点とする図1の時計方向に付勢されており、手を離した状態では垂直な状態に保持されている。
室内ハンドル18は、図2と図3に示すように、ハンドル本体72と、操作レバー73とを有している。ハンドル本体72は、板状に形成してあり、戸先框10の戸内周側の見込み面にネジ74で取付けてある。操作レバー73は、ハンドル本体72の室外側に配置してあり、図3(b)に示すように、上部と下部から2本ずつピン75,76が突出しており、図2に示すように、室外側のピン75がハンドル本体72に取付けたブラケット77に形成した円孔78に挿通してあり、室内側のピン76はブラケット77に形成した長孔79に挿通してある。また、室外側のピン78にねじりバネ80を挿通し、ねじりバネ80の一端を室内側のピン76に引っ掛けて、操作レバー73を室外側に回動する向きに付勢してある。また、操作レバー73の上面には、戸先框10内部に向けて突出する連動レバー81が2本のピン75,76を挿通して取付けてあり、連動レバー81の先端部は、図1に示すように、第1連動棒70の室内側端部に形成した四角い孔82に係合している。これにより、室外ハンドル19と室内ハンドル19は連動する。
開き戸7を開けるために室内ハンドル18を掴むと、図2の2点鎖線で示すように操作レバー73が室外側のピン78を支点として室内側に回動してハンドル本体72と一体的になり、連動レバー81は室外側に向けて回動し、第1連動棒70を室外側にスライドさせる。
連動機構22は、図1と図2に示すように、戸先框10内に収納するケース83と、ケース83の上部に室内外方向にスライド自在に設けた第1連動棒70と、第1連動棒70の中間部に上端部をピン84で連結すると共に、中間部を中間軸85で軸支して回動自在に設けた第2連動棒86と、第2連動棒86の下端部にピン87で連結し、先端部をストライク17から室内側に突き出して第1連動棒70と平行に設けた第3連動棒53とを備えている。室内ハンドル18か室外ハンドル19を操作すると第1連動棒70は室外側にスライドし、第2連動棒86は図1の反時計回りに回動し、第3連動棒53はラッチ機構14のスライダー50に向けて室内側に押し出される。
次に、ラッチ機構14の鎌片15により開き戸7が施錠された図1の状態から、開き戸7が開くまでの各部品の動きを図5に基づいて説明する。開き戸7を開くために室内ハンドル18又は室外ハンドル19を操作すると、図5(a)に示すように、第1連動棒70が室外側に引っ張られ、その動きが第2連動棒86によって第3連動棒53に伝わり、第3連動棒53が室内側に押し出され、スライダー50が第3連動棒53に先端を押されて室内側に後退する。すると、スライダー50とラッチカム43とが第3連動ピン48により係合しているために、ラッチカム43が反時計方向に回動してアーム46が連係カム38の係止部44から外れる。また、スライダー50の係止部54がスライダー保持カム56の第4連動ピン59を乗り越えて該ピン59の室内側に係止し、スライダー50が後退位置に保持される。
その後、室外ハンドル19を引くか室内ハンドル18を押すことにより開き戸7が開き始めると、図5(b)に示すように、トリガー16が鎌係合金具25に当接しながら次第に錠ケース29から突き出るのに伴い、トリガー16と第1連動ピン35で係合した鎌片15が反時計方向に回動して鎌係合金具25から抜ける。また、連係カム38もトリガー16と第2連動ピン41で係合しているために、鎌片15と同じように反時計方向に回動する。このとき、スライダー50がスライダー保持カム56により後退位置に保持されており、スライダー50と係合したラッチカム43が連係カム38の軌跡から外れた解除位置に保持されているため、連係カム38とラッチカム43とが衝突しない。スライダー保持解除部材62は開き戸7とともに室外側にスライドし、これに伴って作動部64がアーム58を押すことによりスライダー保持カム56が時計方向に回動し、第4連動ピン59が係止部54から外れてスライダー50の後退位置での保持が解除される。
スライダー50は、その後は第3連動棒53の先端部に当接しながら室外側にスライドし、これに伴ってラッチカム43が時計方向に回動し、図5(c)に示すように、元のラッチ位置に復帰する。鎌片15は、トリガー16が最後まで出て鎌係合金具25から離れた時点で、錠ケース29内に完全に収納される。
その後、室内ハンドル18又は室外ハンドル19から手を離すと、図5(d)に示すように、室外ハンドル19と、室内ハンドル18の操作レバー73は元の位置に復帰し、これに伴って第3連動棒53は室外側にスライドして、戸先框10に引っ込む。
開き戸7は、ドアクローザ20により自動的に閉まる。開き戸7が閉まるときには、図5(b)のときと反対に、トリガー16は鎌係合金具25に当接しながら錠ケース29内に没入し、鎌片15は時計方向に回動して錠ケース29から突出し、鎌係合金具25に係合する。また連係カム38も鎌片15と同じように時計方向に回動し、その係止部44にラッチカム43のアーム46先端部が係止し、連係カム38及び鎌片15の動きが規制され、これにより戸7が自動的に施錠される。
スライダー保持カム56とスライダー保持解除部材62は、省くこともできる。図9は、スライダー保持カム56とスライダー保持解除部材62を省いた場合の、図5(b)に対応する開き戸7が開き始めたときの状態を示しており、スライダー50の先端部にクッション材55が取付けてあって、第3連動棒53により押し込まれたときに該クッション材55が少しくぼんで第3連動棒53のストロークを吸収するため(図5(a)参照)、開き戸7が開き始めてもクッション材55が吸収したストローク分だけ開き戸7が室外側に移動するまではスライダー50は動き出さず、さらに、スライダー50の室内側端部に形成してある第3連動ピン48挿通用の孔52が第3連動ピン48より大きめに形成してあるために、スライダー50が室外側にスライドし始めても第3連動ピン48が孔52内で移動するのでラッチカム43はすぐには動き出さない。一方、連係カム38はトリガー16が開き戸7と共に室外側にスライドし始めるとすぐに反時計回りに回動を始め、ラッチカム43がラッチ位置に復帰したときには、すでに連係カム38の係止部44はラッチカム43のアーム46の上を通過しているため、連係カム38とラッチカム43とが衝突して鎌片15の収納が阻害されることがない。
以上、本テラス用サッシの右側の開き戸7について述べたが、左側の開き戸7は右側のものと取付け方が左右逆なだけで、ストライク17やラッチ機構14等は同じものを使用している。
以上に述べたように本テラス用サッシの開き戸7は、ラッチ機構14を中間竪枠4aの内部に取付け、ラッチ機構14の鎌片15が係合するストライク17を戸先框10の室内側見付面に取付けたことにより、戸先框10の見付寸法を小さくすることができ、反対側の竪框11も戸先框10と同じ見付寸法であるため、室内側からの視界が竪框10,11によって狭められず、室内側からの眺めが良好である。また、従来の開き戸にはない細い竪框10,11が、シャープで洗練された印象を与える。
開き戸7はドアクローザ20によって自動的に閉まり、閉まればラッチ機構14の鎌片15が錠ケース29から突出してストライク17の鎌係合金具25と係合し、且つ連係カム38とラッチカム43とが係合することにより鎌片15の回動が規制され、自動的に施錠できる。戸先框10には室内及び室外ハンドル18,19と、両ハンドル18,19の操作を中間竪枠4a内のラッチ機構14に伝える連動機構22を有しているので、従来の開き戸と同じように室内室外の両側からハンドル18,19を操作して開き戸7を開けることができる。
また、鎌片15がストライク17に係合していることで、通常の開き戸のラッチボルトよりもこじ開けに対して堅固となる。さらに、鎌片15が中間竪枠4aの室外側見付面から突出して戸先框10の室内側見付面に取り付けたストライク17に係合するようにしたことで、図8に示すように、開き戸7と嵌め殺し窓を連窓にしたときに、ラッチ機構14が隣の窓に影響を及ぼさないので、開き戸7の戸先框10と隣の窓の竪框を合わせた見付寸法も小さくできる。また、戸先框10と中間竪枠4aの間の隙間から鎌片15を破壊しようとする行為を防止できる。
図10と図11は、2枚建ての玄関引戸に本発明を適用した実施形態を示している。竪枠88は、室外側に中空部89を有しており、ラッチ機構14が中空部89内に収納して竪枠88の内周側見込面に取付けてある。外障子90の戸先框10の見込み面には、ラッチ機構14の鎌片15が係合するストライク17が取付けてある。なお、ラッチ機構14とストライク17は、取付面を見付面から見込み面にして向きを90°変えただけで、構造は基本的に先に述べた開き戸7のものと同様であり、外障子90を閉鎖すると、ラッチ機構14のトリガー16がストライク17の鎌係合金具25に当接して錠ケース29内に没入し、これに連動して鎌片15が竪枠88見込み面から突出してストライク17の鎌係合金具25と係合し、外障子90が自動的に施錠される。
戸先框10の室内側には室内ハンドル18が、室外側には室外ハンドル19がそれぞれ取付けてある。室内ハンドル18と室外ハンドル19は、室内外方向の同一の軸91回りに回動するものであり、軸91には図11に示すようにL字形に曲がった連動棒92が取付けてあり、外障子90を開くために、図11の二点鎖線で示すように、室内ハンドル18又は室外ハンドル19を戸の開き側に倒すと、連動棒92の先端部が戸先框10見込み面から突出し、連動棒92がラッチ機構14のスライダー50の先端を押してスライダー50を後退させ、これにより図5(a)に示すように、ラッチカム43が解除位置に移動して鎌片15の回動の規制が解除される。
以上に述べたように、本発明を引戸に適用した場合も、竪枠88にラッチ機構14を、戸先框10にストライク17を取付けたことによる、戸先框10の見付寸法を小さくできる効果がある。なお、実施形態のように竪枠88に中空部89を設けないで、ラッチ機構14を竪枠88から室外に突出して取付け、ラッチ機構14をカバーで覆うようにしてもよい。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。例えばラッチ機構14は、連係カム38を介さずに、ラッチカム43を直接鎌片15と係合して鎌片15の動きを規制するようにすることもできる。室内、及び室外ハンドル18,19の形態、操作方法は適宜変更することができ、それに伴ってハンドルの操作をラッチ機構14に伝える連動機構22の構造も適宜変更することができる。開き戸7は、室内側に開くようにすることもできる。本発明の建具は、例えば浴室ドアや、病院のスライドドアなど、様々な用途に用いることができる。
図6のC−C断面図である。 図1のA−A断面図である。 (a)は開き戸の戸先框の室内側正面図であり、(b)は(a)のX矢視図である。 中間竪枠の室外側正面図である。 ラッチ機構により施錠した状態から戸が開くまでの各部品の動きを順に示す縦断面図であり、(a)は戸を開くために室内ハンドルまたは室外ハンドルを操作した状態、(b)は戸が開き始めた直後の状態、(c)は戸が開いた状態、(d)は戸が開いてハンドルから手を離したときの状態を示している。 本発明の一実施形態に係るテラス用サッシの室内側正面図である。 図6のA−A断面図である。 図6のB−B断面図である。 ラッチ機構のスライダー保持カムとスライダー保持解除部材を省いた場合の本発明の要部を示す縦断面図であって、戸が開き始めた直後の状態を示している。 玄関引戸に本発明を適用した場合の要部横断面図である。 図10の引戸の室内ハンドル周辺部を示す正面図である。
符号の説明
4a 中間竪枠(竪枠)
5 枠
7 開き戸
10 戸先框(竪框)
14 ラッチ機構
15 鎌片
16 トリガー
17 ストライク
18 室内ハンドル
19 室外ハンドル
22 連動機構
33 軸
43 ラッチカム
50 スライダー
53 第3連動棒(連動棒)
54 係止部
56 スライダー保持カム
59 第4連動ピン(被係止部)
62 スライダー保持解除部材
64 作動部
88 竪枠
90 外障子(引戸)
92 連動棒

Claims (3)

  1. 開き戸を開閉自在に支持する枠の竪枠に取付けたラッチ機構と、開き戸の竪框の見付面にラッチ機構に対向して取付けたストライクと、竪框に取付けた室内ハンドル、室外ハンドル、及び連動機構とを備え、ラッチ機構は、トリガーと鎌片とスライダーとラッチカムとを有し、トリガーは、竪枠の見付面から出没自在に且つ突出方向に付勢して設けてあり、開き戸の閉鎖時にストライクに当接して竪枠内に没入するものであり、鎌片は、左右方向の軸で回動自在に軸支してあり、トリガーが竪枠から突出しているときに竪枠内に収納され、トリガーが竪枠内に没入するのに連動して竪枠の見付面から突出してストライクと係合するものであり、スライダーは、竪框の見付面に対して進退自在に且つ前進方向に付勢して設けてあり、ラッチカムは、鎌片がストライクと係合したときにストライクとの係合が外れる方向への鎌片の回動を規制すると共に、スライダーの後退移動に連動して鎌片の回動を規制しない解除位置に移動するものであり、連動機構は、室内ハンドル及び室外ハンドルの操作をラッチ機構に伝えるものであって、室内ハンドル及び室外ハンドルを操作したときに竪框の見付面から突出する連動棒を有しており、連動棒が突出してスライダー先端を押すことによりスライダーが後退し、鎌片の回動の規制が解除されることを特徴とする建具。
  2. 引戸を開閉自在に支持する枠の竪枠に取付けたラッチ機構と、引戸の竪框の見込み面にラッチ機構に対向して取付けたストライクと、竪框に取付けた室内ハンドル、室外ハンドル、及び連動機構とを備え、ラッチ機構は、トリガーと鎌片とスライダーとラッチカムとを有し、トリガーは、竪枠の見込み面から出没自在に且つ突出方向に付勢して設けてあり、引戸の閉鎖時にストライクに当接して竪枠内に没入するものであり、鎌片は、室内外方向の軸で回動自在に軸支してあり、トリガーが竪枠から突出しているときに竪枠内に収納され、トリガーが竪枠内に没入するのに連動して竪枠の見込み面から突出してストライクと係合するものであり、スライダーは、竪框の見込み面に対して進退自在に且つ前進方向に付勢して設けてあり、ラッチカムは、鎌片がストライクと係合したときにストライクとの係合が外れる方向への鎌片の回動を規制すると共に、スライダーの後退移動に連動して鎌片の回動を規制しない解除位置に移動するものであり、連動機構は、室内ハンドル及び室外ハンドルの操作をラッチ機構に伝えるものであって、室内ハンドル及び室外ハンドルを操作したときに竪框の見込み面から突出する連動棒を有しており、連動棒が突出してスライダー先端を押すことによりスライダーが後退し、鎌片の回動の規制が解除されることを特徴とする建具。
  3. ラッチ機構は、スライダー保持カムとスライダー保持解除部材とを備え、スライダー保持カムは、スライダーに設けた係止部に係止する被係止部を有し、スライダーが連動棒に押されて後退したときにスライダーの係止部と被係止部が係止してスライダーを後退位置に保持するものであり、スライダー保持解除部材は、竪枠から竪框に向けて突出自在で且つ突出方向に付勢して設けてあり、戸が開くのに伴ってスライダー保持解除部材が竪枠から突出する方向に移動するとともにスライダー保持カムをスライダーの係止が解除する方向に移動することを特徴とする請求項1又は2記載の建具。
JP2006191485A 2006-07-12 2006-07-12 建具 Expired - Fee Related JP4863797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006191485A JP4863797B2 (ja) 2006-07-12 2006-07-12 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006191485A JP4863797B2 (ja) 2006-07-12 2006-07-12 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008019600A JP2008019600A (ja) 2008-01-31
JP4863797B2 true JP4863797B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=39075766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006191485A Expired - Fee Related JP4863797B2 (ja) 2006-07-12 2006-07-12 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4863797B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5084035B2 (ja) 2008-03-14 2012-11-28 株式会社ニフコ ラッチ機構
WO2011061951A1 (ja) * 2009-11-19 2011-05-26 コクヨ株式会社 開閉装置およびダイヤル錠ユニット
JP5510922B2 (ja) * 2009-11-19 2014-06-04 コクヨ株式会社 ダイヤル錠ユニット
JP5510921B2 (ja) * 2009-11-19 2014-06-04 コクヨ株式会社 開閉装置
JP6611304B2 (ja) * 2015-03-27 2019-11-27 三協立山株式会社 開口部の耐震補強装置及び窓
US9970214B2 (en) * 2015-11-29 2018-05-15 Dan Raz Ltd Door or other closable panel with lock-actuating linkage

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02125077A (ja) * 1988-10-31 1990-05-14 Haruji Kitagawa ノンタッチ複合補助錠
JP3526079B2 (ja) * 1994-06-27 2004-05-10 松下電工株式会社 鍵管理ボックス
JP3587911B2 (ja) * 1995-08-25 2004-11-10 美和ロック株式会社 非常口用電気ストライク
JP4108256B2 (ja) * 2000-07-18 2008-06-25 美和ロック株式会社 引戸錠の安全機構
JP4477969B2 (ja) * 2004-08-30 2010-06-09 株式会社オプナス 扉開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008019600A (ja) 2008-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4863797B2 (ja) 建具
JP4445416B2 (ja) 引き戸
US8146961B2 (en) Exit device
JP5031706B2 (ja) 建具
JP4759525B2 (ja) 引き戸
JP5341418B2 (ja) 扉のラッチ錠
JP6169756B1 (ja) 開き扉の施解錠機構
JP2006029032A (ja) 施錠装置付アシストハンドル
JP4177283B2 (ja) ドア錠
JP2008308830A (ja) 扉錠用ハンドル装置
JP2000054703A (ja) 扉用錠前
JP7146505B2 (ja) 建具
JP2006152630A (ja) 開口部装置
JP2005061000A (ja) 障子開閉用ハンドル
JP6419002B2 (ja) 建具
JP4765622B2 (ja) 引き戸用錠前
JP2006214193A (ja) シャッターの施錠装置
JP4769751B2 (ja) 引戸錠装置
JP2000054703A5 (ja)
JP4475461B2 (ja) 引戸用引手及び引戸
JP2006233706A (ja) 錠構造
JP5134840B2 (ja) 扉および扉錠
JP5130256B2 (ja) 室内扉のサムターン錠の締め出し防止装置
JP5478424B2 (ja) 潜り戸を備えた扉体の構造
JP2593403Y2 (ja) ガードアーム装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111108

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees