JP7146505B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドルを備える建具に関する。
従来、窓(障子)を開閉するためのハンドルを備えた建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の建具においては、ハンドルとして、グレモンハンドルが用いられている。特許文献1に記載のグレモンハンドルにおいては、窓の開位置を維持する開位置維持機構が設けられており、窓を開状態から閉状態にする場合に、スライド部材を移動することで開位置維持機構を解除した後に、グレモンハンドルを把持して窓を開位置から閉位置にする操作が必要である。
特開2017-179894号公報
特許文献1に記載のグレモンハンドルにおいては、窓を開位置から閉位置に移動する場合に、少なくとも、スライド部材を移動することで開位置維持機構を解除する操作と、グレモンハンドルを把持して窓を開位置から閉位置にする操作と、の2つの操作が必要となる。そのため、窓(障子)の開閉操作を容易に行うことができるハンドルが望まれている。
本発明は、障子の開閉操作を容易に行うことができるハンドルを備える建具を提供することを目的とする。
本発明は、枠体(例えば、後述の枠体10)と、前記枠体内に開閉可能に取り付けられ框体(例えば、後述の戸先側縦框34)及び面材(例えば、後述のガラス25)を有する障子(例えば、後述の障子20)と、前記框体に取り付けられ、前記障子を開閉操作可能な操作部(例えば、後述のグレモンハンドル43)と、前記框体と前記枠体との間に配置され、前記障子の開位置を維持する開位置維持機構(例えば、後述の開位置維持機構60)と、前記操作部を操作することにより前記開位置維持機構を解除可能な解除機構(例えば、後述の解除機構70)と、を備える建具(例えば、後述の建具1)に関する。
また、前記開位置維持機構は、前記框体と前記枠体とを接続して前記障子を開閉可能に支持するアーム(例えば、後述の小開口アーム62)と、前記障子の開位置を維持するように前記アームの移動を規制する規制部(例えば、後述の規制部63)と、を有し、前記解除機構は、前記操作部の操作に連動して前記規制部を退避位置に退避させるスライド部材(例えば、後述のスライド部材71)を有することが好ましい。
また、前記規制部は、付勢部材の付勢力により前記框体の側面から突出する突出位置と、前記框体の内部に押圧されることで前記付勢部材の付勢力に抗して退避される退避位置と、に移動可能に構成され、前記開位置維持機構は、前記規制部の前記突出位置において前記アームの移動を規制して前記障子の開位置を維持し、前記解除機構は、前記操作部の操作により前記スライド部材を移動させて前記スライド部材が前記規制部を前記退避位置に移動させることで前記アームの移動を許容して前記障子を閉位置に移動させることが好ましい。
また、前記規制部は、前記スライド部材の移動方向において進行方向に向かうに従って徐々に突出するように傾斜する傾斜面(例えば、後述の傾斜面715a)を有することが好ましい。
また、前記操作部は、前記框体の見付方向の内側の見込面に配置され、前記框体の内部に収容される収容位置と、前記框体の内部から外部に突出される突出位置と、に回動可能であることが好ましい。
本発明によれば、障子の開閉操作を容易に行うことができるハンドルを備える建具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る建具を室内側から見た正面図である。 本発明の一実施形態に係る建具を室内側から見た様子を示す斜視図であって、グレモンハンドルを収容位置に配置した状態を示す図である。 図2に示す状態から、グレモンハンドルを突出位置に移動させた状態を示す斜視図である。 図2のA-A線断面図であって、ハンドル構成部の横断面図である。 図2のB-B線断面図であって、ハンドル構成部の縦断面図である。 グレモンハンドルを持ち上げた状態を示す図である。 開位置維持機構による障子の開位置の維持状態を室内側から視た図である。 開位置維持機構による障子の開位置の維持状態を室外側から視た図である。 図8に示す状態から、グレモンハンドルを上方側に移動させた場合の解除機構の動作を示す図である。 図9に示す状態から、グレモンハンドルを室内側に引き戻して障子を閉めた状態を示す図である。 建具の変形形態を示す図であって、グレモンハンドルが戸先側縦框の内部に収容されたハンドル機構を隠す蓋の機能を併せ持つように構成された場合を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具1を室内側から見た正面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る建具1を室内側から見た様子を示す斜視図であって、グレモンハンドル43を収容位置に配置した状態を示す図である。図3は、図2に示す状態から、グレモンハンドル43を突出位置に移動させた状態を示す斜視図である。図4は、図2のA-A線断面図であって、ハンドル構成部40の横断面図である。図5は、図2のB-B線断面図であって、ハンドル構成部40の縦断面図である。図6は、グレモンハンドル43を持ち上げた状態を示す図である。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物に形成された開口部に納められた建具の枠体に収められる障子の面内方向を意味し、「見込方向」とは、室内外方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
図1に示すように、建具1は、建物の開口部に固定される枠体10と、枠体10にヒンジ(図示せず)を介して開閉可能に取り付けられる外開きの障子20と、グレモンハンドル43(操作部)を有するハンドル構成部40と、を備えるスイング式の開閉窓である。障子20は、枠体10内に開閉可能に取り付けられる。本実施形態においては、グレモンハンドル43は、図2及び図3に示すように、障子20の框体30の戸先側縦框34(後述)の見込面34a(後述)に取り付けられる。本実施形態の建具1は、グレモンハンドル43を収容位置(図2参照)と突出位置(図3参照)とに操作を行うことが可能である。突出位置に位置したグレモンハンドル43を室外側に押し出す操作を行うことで、障子20を室外側に開くことが可能である(図7参照)。
枠体10は、図1に示すように、上枠11、下枠12、吊元側縦枠13及び戸先側縦枠14が矩形に枠組みされて構成される。枠体10には、外開きの障子20が開閉可能に取り付けられる。
戸先側縦枠14は、図4に示すように、横断面において、中空状の縦枠本体141と、縦枠本体141の見付方向の外側の端部側の部分から室外側に延びる外側見込方向延在部142と、外側見込方向延在部142の見込方向の途中から見付方向の外側に突出する突出部143と、縦枠本体141の見付方向の内側の端部から室内側に延びる室内側見込方向延出部144と、を有する。
縦枠本体141の室外側の見付面141aと外側見込方向延在部142の見付方向の内側の見込面142aとで構成されるL字状部分の内側の戸先側縦框収容空間140には、障子20の閉位置において、障子20の戸先側が配置される。
縦枠本体141の室外側の見付面141aには、嵌合部145が設けられる。嵌合部145には、クッション材145aが取り付けられる。
障子20は、枠体10内に開閉可能に取り付けられる。障子20は、図4に示すように、枠体10の室外側に配置される。障子20は、図1に示すように、ガラス25(面材)と、ガラス25を囲うように構成される框体30と、を含んで構成される。ガラス25は、框体30の内側に配置される。ガラス25は、例えば、複層ガラスなどにより構成される。框体30は、図1に示すように、上框31、下框32、吊元側縦框33及び戸先側縦框34が矩形に枠組みされて構成される。障子20は、吊元側縦框33に沿って上下方向に延びる回動軸33aを中心に回動することで、開閉される。
戸先側縦框34は、図4に示すように、障子20の閉位置において、戸先側縦框収容空間140に収容される。戸先側縦框34は、戸先側縦框34の見込方向の室外側において見付方向の内側に配置されるガラス配置部341と、ガラス配置部341の見付方向の外側に配置される方形部分342と、方形部分342の見付方向の外側に配置される開放部分343と、ガラス配置部341の見込方向の室内側に配置される室内側ハンドル配置部344と、を有する。ガラス配置部341、方形部分342及び開放部分343は、ガラス25の端部から、障子20の見付方向の内側から外側にこの順で並んで配置される。また、ガラス配置部341及び室内側ハンドル配置部344は、見込方向において、室外側から室内側にこの順で並んで配置される。
ガラス配置部341は、戸先側縦框34の室外側に配置され、ガラス配置部341には、ガラス25の端部が収容される。
室内側ハンドル配置部344は、ガラス配置部341の室内側に配置される。室内側ハンドル配置部344は、見付方向の内側に向けて開放する枠状に形成される。室内側ハンドル配置部344の見付方向の内側の見込面344bには、後述するグレモンハンドル43を有するハンドル構成部40が取り付けられる。室内側ハンドル配置部344の見付方向の内側の見込面344bは、戸先側縦框34の内側の見込面34aの一部を構成する。
障子20は、グレモンハンドル43を突出位置に位置させた状態で室外側に押し出す操作を行うことにより、框体30の吊元側縦框33に配置される回動軸33a(図1参照)を中心に回動することで開閉される。
ハンドル構成部40について説明する。ハンドル構成部40は、図2~図4に示すように、戸先側縦框34の見込面34aに取り付けられる。本実施形態においては、戸先側縦框34の見込面34aには、室外側のガラス配置部341においてガラス25が取り付けられ、室内側の室内側ハンドル配置部344においてハンドル構成部40が取り付けられる。
ハンドル構成部40は、図5に示すように、ベースプレート41と、ハンドルケース42(収容部)と、グレモンハンドル43(操作部)と、シリンダ錠44と、プッシュボタン45と、ボタンストッパ46と、押し上げレバー部材47と、解除レバー部材48と、解除レバー部材48を付勢する板バネ49と、回動軸Jを構成する回動軸部材50と、を有する。
ベースプレート41は、板状に形成される。ベースプレート41は、ハンドル構成部40のベース部分を構成し、図4に示すように、戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の内部において見込方向に延びる内壁344cに取り付けられる。
ハンドルケース42は、戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の内部に配置される。ハンドルケース42には、グレモンハンドル43を収容可能である。ハンドルケース42は、ベースプレート41を介して、戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の内部において見込方向に延びる内壁344cに取り付けられる。
ハンドルケース42は、図5に示すように、上下方向に延びる箱状に形成され、障子20の見付方向の内側に向けて開放するケース開口421が形成される。ケース開口421は、図4に示すように、ガラス25よりも室内側に配置される戸先側縦框34(框体30)の内側の見込面34aに形成される框開口344a(開口)に配置される。
ハンドルケース42は、図4に示すように、横断面において、戸先側縦框34の見付方向の外側から内側に向かうに従ってガラス25から室内側に向かう側に傾斜して延びて形成される。そのため、ハンドルケース42は、見付方向の外側から内側に向かうに従ってガラス25から離れるように、ガラス25に対して傾斜して配置される。これにより、ハンドルケース42に収容されたグレモンハンドル43は、見付方向の外側から内側に向かうに従ってガラス25から離れるように傾斜して、ハンドルケース42の内部に収容される。
グレモンハンドル43は、戸先側縦框34の見付方向の内側の見込面34aに配置される。グレモンハンドル43は、障子20を押し出す操作と引き戻す操作を行うことで、障子20を開閉操作可能である。グレモンハンドル43は、図5に示すように、上下方向に延びる長尺状に形成される。グレモンハンドル43は、ハンドルケース42に収容される収容位置(図2、図4参照)と、ハンドルケース42から突出する突出位置(図3、図6参照)と、に回動軸部材50の回動軸Jを中心に回動可能である。回動軸Jは、図4に示すように、戸先側縦框34の内部に配置され、ガラス25から室内側に向かうに従って戸先側縦框34の見付方向の内側から外側に向かう側に傾斜して延びて形成される。
グレモンハンドル43の収容位置は、図4に示すように、戸先側縦框34の内側の見込面34a(戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の見付方向の内側の見込面344b)に形成される框開口344aにおいて、ハンドルケース42のケース開口421を介して戸先側縦框34の内部に収容される位置である。グレモンハンドル43は、収容位置において、ハンドルケース42の内部に収容されることで、戸先側縦框34の内部に収容される。グレモンハンドル43は、収容位置に位置する場合に、図5に示すように、ハンドルケース42の内部に配置され、ハンドルケース42の長手方向に沿って延びる。
グレモンハンドル43の突出位置は、図6に示すように、戸先側縦框34の内側の見込面34aに配置される框開口344aにおいて、ハンドルケース42のケース開口421を介して戸先側縦框34の内部から外部に突出される位置である。グレモンハンドル43は、突出位置において、ハンドルケース42の内部から外部に突出することで、戸先側縦框34の外部に突出される。
グレモンハンドル43は、回動軸Jが傾斜するため、突出位置に位置する場合に、図6に示すように、グレモンハンドル43の基端43a側から先端43b側に向かうに従ってガラス25から室内側に向かう側に傾斜して延びて配置される。本実施形態においては、グレモンハンドル43が突出位置に位置する場合に、グレモンハンドル43の先端43bは、ガラス25の室内側の表面25aから距離L離れて配置される。本実施形態においては、例えば、距離Lは、3~7cm程度である。
シリンダ錠44は、図5に示すように、ハンドルケース42の下端部に収容される。シリンダ錠44は、グレモンハンドル43の収容位置において、ボタンストッパ46がプッシュボタン45を押せないように規制して、プッシュボタン45を操作不能に施錠する錠である。シリンダ錠44の鍵穴441に鍵を挿入して回転操作することで、ボタンストッパ46をスライド移動させて解錠することができる。ボタンストッパ46を下方側にスライド移動させた状態においては、ボタンストッパ46がプッシュボタン45から退避するため、プッシュボタン45の押圧操作が可能となる。
プッシュボタン45は、シリンダ錠44の解錠状態において、押されることで、ハンドルケース42の内部に配置される押し上げレバー部材47の下端部を押すことが可能である。押し上げレバー部材47は、グレモンハンドル43の下端側において、グレモンハンドル43とハンドルケース42との間に配置される。
これにより、プッシュボタン45を押すことにより、押し上げレバー部材47の下端部が押圧されて、押し上げレバー部材47を回動軸471を中心に回動させることで、グレモンハンドル43を押し上げることができる。プッシュボタン45は、ハンドルケース42の内部側に押された後に、コイルバネ451の付勢力により、表面が、ハンドルケース42の表面と同一平面上に位置する基準位置に復帰可能である。
解除レバー部材48は、ハンドルケース42の内部の上端部において、グレモンハンドル43の上端部に接続される。解除レバー部材48は、グレモンハンドル43の上端の裏面から、斜め上方に延びる。解除レバー部材48は、回動軸J1の回動方向において、板バネ49により、解除レバー部材48に接続されたグレモンハンドル43の突出位置側に付勢されている。グレモンハンドル43を操作して解除レバー部材48を回動させることで、開位置維持機構60(後述)が開位置を維持している状態から、開位置維持機構60を解除可能である。解除レバー部材48が開位置維持機構60を解除する構成については後述する。
建具1は、上述の構成に加えて、開位置維持機構60と、解除機構70と、を更に備える。開位置維持機構60及び解除機構70について説明する。図7は、開位置維持機構60による障子20の開位置の維持状態を室内側から視た図である。図8は、開位置維持機構60による障子20の開位置の維持状態を室外側から視た図である。図9は、図8に示す状態から、グレモンハンドル43を上方側に移動させた場合の解除機構70の動作を示す図である。図10は、図9に示す状態から、グレモンハンドル43を室内側に引き戻して障子20を閉めた状態を示す図である。
開位置維持機構60について説明する。
開位置維持機構60は、図7及び図8に示すように、枠体10と障子20の框体30との間に配置され、障子20の開位置を維持する。開位置維持機構60は、戸先側縦枠14に取り付けられる枠側金具61と、枠側金具61と障子20の戸先側縦框34とを接続する小開口アーム62(アーム)と、規制部63と、を有する。
小開口アーム62は、框体30と枠体10とを接続して障子20を開閉可能に支持する。小開口アーム62は、第1アーム621と、第1アーム621よりも長い第2アーム622と、を有する。第1アーム621は、一端側が枠側金具61に回動可能に接続され、他端側が第2アーム622に回動可能に接続される。第2アーム622は、一端側が第1アーム621の他端側に回動可能に接続され、他端側が戸先側縦框34に回動可能に接続される。
規制部63は、図8に示すように、障子20の開位置を維持する場合に、戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の見付方向の外側の見込面344dにおいて、付勢部材(図示せず)の付勢力により見込面344dから突出して配置される。規制部63は、突出ロック位置(突出位置)において、障子2の開位置を維持するように、小開口アーム62の第2アーム622の上辺622aの上方側への移動を規制して、小開口アーム62の回動(移動)を規制する。これにより、開位置維持機構60は、障子20の開位置を維持する。
規制部63は、付勢部材(図示せず)の付勢力により戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の見付方向の外側の見込面344d(側面)から突出して障子20の開位置をロックする突出ロック位置(突出位置)と、戸先側縦框34の内部に押圧されることで付勢部材(図示せず)の付勢力に抗して退避して障子20の開位置が解除される押圧退避位置(退避位置)と、に移動可能に構成される。
規制部63が突出ロック位置に位置する場合に、規制部63が第2アーム622の回動方向側において第2アーム622の回動を規制して、障子20の開位置が維持される。規制部63が押圧退避位置に位置する場合には、規制部63は第2アーム622の回動を規制せずに許容する。そのため、規制部63を押圧退避位置に位置させることで、障子20を開位置から閉位置に移動させることが可能である。
規制部63は、スライド部材71の移動方向において進行方向である下方に向かうに従って徐々に突出するように傾斜する傾斜面631を有する。傾斜面631は、規制部63の上端に設けられ、上方側から下方側に向かうに従って戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の見込方向の外側の見込面344dから徐々に突出するように傾斜する。
解除機構70について説明する。
解除機構70は、グレモンハンドル43を操作することにより開位置維持機構60を解除可能である。解除機構70は、図8に示すように、戸先側縦框34の側面に配置される。解除機構70は、スライド部材71を有する。
スライド部材71は、上下方向に延びる板状に形成される。スライド部材71は、戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の見付方向の外側の見込面344dに取り付けられる。スライド部材71は、上下方向に移動可能に構成される。グレモンハンドル43が操作されることで、解除レバー部材48が移動されて、解除レバー部材48が、ハンドル操作開口713(後述)の縁部においてスライド部材71を下方に移動させる。
スライド部材71は、上方側に形成される上側長孔711と、下方側に形成される下側長孔712と、ハンドル操作開口713と、規制部配置開口714と、押圧片715と、を有する。
上側長孔711には、戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344の見付方向の外側の見込面344dから突出する突出ピン345が挿通して配置されている。下側長孔712には、戸先側縦框34の見込面34bから突出する突出ピン346が挿通して配置されている。
スライド部材71は、上側長孔711及び下側長孔712の長さの範囲内で、突出ピン345,346が移動する範囲内において、上下方向に移動可能である。スライド部材71は、付勢部材(図示せず)により、上方側に付勢されている。規制部63が突出ロック位置に位置する場合には、図8に示すように、スライド部材71が上方側に付勢され、上側長孔711の下端に突出ピン345が位置し、下側長孔712の下端に突出ピン346が位置する。また、規制部63が押圧退避位置に位置する場合には、図9に示すように、スライド部材71が下方側に移動して、上側長孔711の上端に突出ピン345が位置し、下側長孔712の上端に突出ピン346が位置する。
ハンドル操作開口713には、グレモンハンドル43に接続された解除レバー部材48が挿通される。グレモンハンドル43が操作されることで、解除レバー部材48が、ハンドル操作開口713の縁部において、スライド部材71を下方に移動させるように構成されている。
規制部配置開口714には、規制部63が挿通して配置される。規制部配置開口714の上縁には、押圧片715が設けられている。
押圧片715は、規制部配置開口714の上縁に設けられ、上方側から下方側に向かって徐々に突出するように傾斜する板材により構成される。押圧片715は、スライド部材71が下方側に移動された場合に、規制部63の傾斜面631に沿って移動される。これにより、スライド部材71を下方に移動させた場合に、押圧片715は、規制部63の傾斜面631を徐々に押圧することができる。よって、規制部63を突出ロック位置から押圧退避位置に容易に移動させることができる。
次に、建具1の操作方法について説明する。
まず、障子20を閉位置から開位置に移動させる場合には、シリンダ錠44を解錠した状態で、プッシュボタン45を押圧する。これにより、押し上げレバー部材47の下端部がプッシュボタン45に押されることで、押し上げレバー部材47が回動して、グレモンハンドル43が押し上げられる。
そして、グレモンハンドル43を持ち上げることで、収容位置(図2、図4参照)から突出位置(図3、図6参照)に回動軸Jを中心に回動させて、グレモンハンドル43を所定角度で保持させた突出位置に位置させる。回動軸Jは、図4に示すように、ガラス25から室内側に向かうに従って戸先側縦框34の見付方向の内側から外側に向かう側に傾斜して延びて形成される。
この状態で、グレモンハンドル43を把持して、障子20を室外側に押し出して、閉位置(図3参照)から開位置(図7及び図8参照)に移動させる。ここで、グレモンハンドル43の突出位置においては、回動軸Jが傾斜するため、図6に示すように、グレモンハンドル43が基端43a側から先端43b側に向かうに従ってガラス25から室内側に向かう側に傾斜して延びて配置される。よって、グレモンハンドル43の先端43bをガラス25から離した状態で突出位置に位置させることができる。そのため、グレモンハンドル43の先端43bと障子20のガラス25の室内側の表面25aとの間には、指を入れることができる距離Lが確保される。これにより、グレモンハンドル43の操作時に、指がガラス25に当たることなく障子20の開閉操作を行うことができる。
障子20の開位置においては、図8に示すように、開位置維持機構60の規制部63により、小開口アーム62の移動が規制される。これにより、障子20が開位置で維持される。
解除機構70により開位置維持機構60を解除し障子20を閉める場合には、図9に示すように、グレモンハンドル43を開位置から更に上方側に回動させる。グレモンハンドル43を上方側に回動(移動)させる操作をすることにより、グレモンハンドル43に接続された解除レバー部材48が、スライド部材71のハンドル操作開口713の縁部を下方に移動させることで、スライド部材71を下方に移動させる。
なお、本実施形態においては、グレモンハンドル43を開位置から更に上方側に回動せることで、開位置維持機構60を解除するように構成したが、これに限定されない。例えば、グレモンハンドル43を室内側(障子20を閉める方向)に回動させることで、開位置維持機構60を解除するように構成してもよい。
これにより、スライド部材71は、押圧片715が下方に移動して規制部63を押圧することにより、規制部63を押し下げて押圧退避位置に退避させる。この状態においては、小開口アーム62の移動が許容されて小開口アーム62が回動可能な状態となるため、グレモンハンドル43を室内側に引き戻して障子20を閉めることで、図10に示すように、小開口アーム62を折り畳んで、障子20を開位置から閉位置に移動させることができる。このように、規制部63の押圧退避位置においては、障子20を閉位置に移動させることが可能である。よって、グレモンハンドル43を操作するだけで、解除機構70により解除する操作が可能である。従って、開位置維持機構60により障子20の開位置が維持された状態において、障子20の解除する操作を容易に行うことができる。
このように、グレモンハンドル43の操作により、スライド部材71をスライド移動させて、スライド部材71が規制部63を押圧退避位置に移動させることで小開口アーム62の移動を許容する。これにより、図9に示すように、グレモンハンドル43の操作により、規制部63を押圧退避位置に移動させることで、小開口アーム62の移動を許容して、図10に示すように、小開口アーム62を折り畳むことができるため、障子20を閉位置に移動させることができる。よって、グレモンハンドル43を操作することで、障子20の開閉操作と、開位置維持機構60を解除する操作との両方の動作を行うことができる。従って、障子20の開閉操作を容易に行うことができる。
以上説明した上記実施形態の構成によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の建具1は、枠体10と、枠体10内に開閉可能に取り付けられ框体30及び面材25を有する障子20と、框体30に取り付けられ、障子20を開閉操作可能なグレモンハンドル43と、框体30と枠体10との間に配置され、障子20の開位置を維持する開位置維持機構60と、操作部43を操作することにより開位置維持機構60を解除可能な解除機構70と、を備える。グレモンハンドル43を操作することで、障子20の開閉操作と、開位置維持機構60を解除する操作との両方の動作を行うことができる。よって、障子20の開閉操作を容易に行うことができる。
また、本実施形態においては、開位置維持機構60は、框体30と枠体10とを接続して障子20を開閉可能に支持する小開口アーム62と、障子20の開位置を維持するように小開口アーム62の移動を規制する規制部63と、を有し、解除機構70は、グレモンハンドル43の操作に連動して規制部63を押圧退避位置に退避させるスライド部材71を有する。これにより、簡易な構成で、グレモンハンドル43を操作することで、障子20の開閉操作と、開位置維持機構60を解除する操作との両方の動作を行うことができる。
また、本実施形態においては、規制部63は、スライド部材71の移動方向において進行方向に向かうに従って徐々に突出するように傾斜する傾斜面715aを有する。これにより、スライド部材71を下方に移動させた場合に、押圧片715は、規制部63の傾斜面631を徐々に押圧することができる。よって、規制部63を突出ロック位置から押圧退避位置に容易に移動させることができる。
また、本実施形態においては、グレモンハンドル43は、框体30の戸先側縦框34の見付方向の内側の見込面34aに配置され、戸先側縦框34の内部に収容される収容位置と、戸先側縦框34の内部から外部に突出される突出位置と、に回動可能である。そのため、グレモンハンドル43を収容位置に配置できるため、凹凸が外部に露出されず、意匠性を向上できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態や変形例に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、グレモンハンドル43を戸先側縦框34の内部に収容されるように構成したが、次のような変形形態のように構成してもよい。図11は、建具1Aの変形形態を示す図であって、グレモンハンドル43Aが戸先側縦框34の内部に収容されたハンドル機構を隠す蓋の機能を併せ持つように構成された場合を示す図である。
図11に示すように、グレモンハンドル43Aの表面を蓋部材として構成してもよい。
具体的には、枠体10Aの戸先側縦枠14Aにおいて、見込方向に延びる室内側見込方向延出部144Aを、戸先側縦框34の見込面34aよりも見付方向の外側に位置させるように形成する。そして、グレモンハンドル43Aを、戸先側縦框34の室内側ハンドル配置部344Aの室内側の角部に配置する。これにより、グレモンハンドル43Aは、戸先側縦框34の框開口344aを塞ぐ蓋部材を構成することができる。よって、グレモンハンドル43Aの表面を、戸先側縦框34の見込面34aを兼ねて構成することができる。変形形態の建具1Aにおいても、前記実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、前記実施形態では、スイング式の開閉窓を本発明の建具の一例として説明したが、この構成に限定されない。例えば、縦滑り出し窓、横滑り出し窓、引き違い窓等の構成を備える種々の建具に本発明を適用することができる。
また、前記実施形態においては、操作部を戸先側縦框34に設けたが、これに限定されない。例えば、操作部を、上框や下框に設けてもよい。
また、前記実施形態においては、操作部をグレモンハンドル43、43Aに適用した場合について説明したが、これに限定されず、例えば、操作部をカムクラッチハンドルに適用してもよい。
また、前記実施形態においては、シリンダ錠44を備えることで、グレモンハンドル43(操作部)を操作不能又は操作可能とする構成としたが、これに限定されない。シリンダ錠を備えていなくてもよく、例えば、手で操作するスイッチ構造などで構成してもよい。
また、前記実施形態においては、ボタンストッパ46を退避させた状態で、プッシュボタン45を押すことにより、グレモンハンドル43を押し上げるように構成したが、これに限定されない。例えば、単にグレモンハンドル43を手で持ち上げる仕様のものや、別の構造で実現してもよい。
1 建具
10 枠体
20 障子
25 ガラス(面材)
30 框体
34 戸先側縦框(框体)
43 グレモンハンドル(操作部)
60 開位置維持機構
62 小開口アーム(アーム)
63 規制部
631 傾斜面
70 解除機構
71 スライド部材

Claims (5)

  1. 枠体と、
    前記枠体内に開閉可能に取り付けられ框体及び面材を有する障子と、
    前記框体に取り付けられ、前記障子を開閉操作可能な操作部と、
    前記框体と前記枠体との間に配置され、前記障子の開位置を維持する開位置維持機構と、
    前記操作部を操作することにより前記開位置維持機構を解除可能な解除機構と、を備え
    前記操作部は、前記框体の見付方向の外側から内側に向かうに従って前記面材から離れるように傾斜して、前記框体の見付方向の内側の見込面に配置され前記框体の内部に収容される、
    建具。
  2. 前記開位置維持機構は、前記框体と前記枠体とを接続して前記障子を開閉可能に支持するアームと、前記障子の開位置を維持するように前記アームの移動を規制する規制部と、を有し、
    前記解除機構は、前記操作部の操作に連動して前記規制部を退避位置に退避させるスライド部材を有する請求項1に記載の建具。
  3. 前記規制部は、付勢部材の付勢力により前記框体の側面から突出する突出位置と、前記框体の内部に押圧されることで前記付勢部材の付勢力に抗して退避される退避位置と、に移動可能に構成され、
    前記開位置維持機構は、前記規制部の前記突出位置において前記アームの移動を規制して前記障子の開位置を維持し、
    前記解除機構は、前記操作部の操作により前記スライド部材を移動させて前記スライド部材が前記規制部を前記退避位置に移動させることで前記アームの移動を許容して前記障子を閉位置に移動させる請求項2に記載の建具。
  4. 前記規制部は、前記スライド部材の移動方向において進行方向に向かうに従って徐々に突出するように傾斜する傾斜面を有する請求項3に記載の建具。
  5. 前記操作部は、前記框体の見付方向の内側の見込面に配置され、前記框体の内部に収容される収容位置と、前記框体の内部から外部に突出される突出位置と、に回動可能である請求項1~4のいずれかに記載の建具。
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