JP2000038866A - 窓換気用のステー - Google Patents
窓換気用のステーInfo
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- JP2000038866A JP2000038866A JP10207444A JP20744498A JP2000038866A JP 2000038866 A JP2000038866 A JP 2000038866A JP 10207444 A JP10207444 A JP 10207444A JP 20744498 A JP20744498 A JP 20744498A JP 2000038866 A JP2000038866 A JP 2000038866A
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Abstract
作具で上下スライド操作するだけで、窓の全開放を許
し、あるいは全開放を規制する状態に切り換えられるよ
うにし、いたずらなどによる幼児などの転落事故の防止
と、災害時の窓の迅速な全開放との、相反する使用上の
要求を同時に満足する。 【解決手段】 操作具8を開口枠1に固定したベース4
で、上下スライド自在に支持する。牽制アーム6はベー
ス4に固定した支軸5で内外揺動自在に支持する。牽制
アーム6は係合ピン24を介して操作具8に連結してあ
って、操作具8と同行スライドできる。牽制アーム6の
中途部に窓2に固定した掛止ピン7を受け入れる凹部1
5を設ける。凹部15の下側の段壁16からアーム下端
にわたって連繋溝17を設ける。操作具8で牽制アーム
6を上方スライドすると、連繋溝17が掛止ピン7に係
合して、窓2の全開放を規制し、換気位置に保持でき
る。
Description
牽制アームで窓を換気位置において開き規制でき、必要
時には牽制アームによる開放規制作用を解除して、窓を
閉じ状態から全開位置へ直接開き操作できる窓換気用の
ステーに関する。
0号公報に公知である。そこでは、窓側に牽制アームの
上端を軸支し、牽制アームの下端に設けたスライドピン
を開口枠に設けたガイド枠で上下スライド自在に案内支
持している。ガイド枠の内部には、ばねで揺動付勢され
たロックレバーが設けてあり、窓を閉じ位置から換気位
置まで開き操作すると、ロックレバーがスライドピンの
頭部を自動的に係合捕捉して、窓を開閉不能にロック保
持する。このロックレバーをロック解除操作するため
に、ガイド枠に解除つまみが設けてある。解除つまみを
横スライド操作して、ロックレバーをロック解除した
後、スライドピンをさらに上方スライドさせると、ピン
頭部をガイド枠から抜き出して窓を全開放できる。
閉じ位置から換気位置まで単に開き操作するだけで、窓
を牽制アームで自動的にロック保持できる。しかし、窓
を全開放操作する場合には、窓を換気位置まで開いたう
えで、ロックレバーをロック解除操作してスライドピン
を上方スライドさせ、さらにピン頭部をガイド溝から抜
き出さねばならず、一連の操作が面倒である。つまり、
非常時などの混乱した状況下では、窓の全開放操作を迅
速に行えない。全開放した窓を閉じる場合には、逆の手
順に従って牽制アームをガイド枠に組む必要もある。
きに揺動するロックレバーや解除つまみを配置するの
で、装置全体厚み寸法が大きくなるのを避けられず、窓
と開口枠の対向間隔が小さい場合に適用できない。ま
た、牽制アームの動きが垂直平面内での姿勢変化に限ら
れるので、例えば一般に多用される揺動窓に適用できな
い。因みに、牽制アームを、縦軸まわりに屈折可能に連
結した一対のアームで構成して、揺動する窓に無理なく
追従できるようにしたステーがあるが(実公平5−20
845号公報)、この種の牽制アームは、窓が風を受け
た場合にがた付きやすい。アーム構造が複雑になり不利
も免れない。
用意に開放されるのを規制して、幼児などの転落を確実
に防止できるうえ、必要時にはスライドノブを切り換え
操作するだけで、牽制アームによる開放規制作用を解除
して、窓を容易に全開放操作できる窓換気用のステーを
提供することにある。本発明の目的は、風の強さにもよ
るが、換気に好適な比較的弱い風が吹く程度であれば、
窓を換気位置に保持固定でき、従って換気開放時に窓が
風を受けて換気位置から全閉位置へ急激に閉鎖するのを
防止できる簡易ロック機構を備えた窓換気用のステーを
提供することにある。
寸法が小さい場合にも、支障なく適用できるうえ、スラ
イドノブの切り換え操作に伴う、窓側の掛止ピンと開口
枠側の牽制アームとの連繋状態の切り換えが、小さな隙
間範囲内で確実に行える窓換気用のステーを提供するこ
とにある。本発明の目的は、窓を全閉操作した状態でな
いと、スライドノブを切り換え操作して牽制アームと掛
止ピンとの連繋状態を解除できない、防犯性に優れた窓
換気用のステーを提供することにある。
ーは、図1に示すように、開口枠1に固定されるベース
4と、ベース4で往復スライド自在に支持される操作具
8と、操作具8で往復スライド操作される牽制アーム6
と、牽制アーム6を内外方向へ揺動自在に軸支する支軸
5と、窓2の周面に固定した掛止ピン7とを備えてい
る。牽制アーム6の板面には、窓2を閉じた状態におい
て掛止ピン7の進入を許す凹部15が折り曲げ形成され
ており、凹部15に臨む段壁16から牽制アーム6の揺
動先端寄りにわたって、掛止ピン7と係合する連繋溝1
7が通設されている。操作具8は、全開位置と換気位置
との間で往復スライドできる。全開位置から換気位置へ
の操作具8のスライド変位に連動して、牽制アーム6の
連繋溝17が掛止ピン7と係合できるように構成する。
ベース4に固定した支軸5でスライド案内されるスライ
ド溝13を通設する。操作具8と牽制アーム6とは、こ
れら両者6・8のいずれか一方に固定した係合ピン24
と、他方に設けられて、係合ピン24に対し相対揺動可
能に係合する逃げ溝23とを介して、同行スライド可能
に連結する。
弾性変形可能な係合爪37(図参照)を備えたロック体
35を設ける。以て、窓2を換気位置へ開放した状態に
おいて、掛止ピン7をロック体35で係合捕捉する。
4との間に牽制アーム6を支軸5の軸端受壁32に向っ
て押し付け付勢するばね27を、支軸5に外嵌する状態
で配置する。軸端受壁32と摺接するスライド溝13の
両端周縁壁には、第1接当面33と、第1接当面33よ
りベース側へ凹む第2接当面34とを設ける。以て、操
作具8を全開位置に切り換えた状態において、第2接当
面34が軸端受壁32に接当して、牽制アーム6が開口
枠1の側へ接近する向きに傾動できるようにする。
3の溝幅より大径の揺動穴14を設ける。支軸5のガイ
ド軸部には、スライド溝13に係合して牽制アーム6を
往復スライドのみ可能に案内する平坦なガイド面30
と、揺動穴14に対して相対回動できる部分円弧状の揺
動軸面31とを設ける。以て、牽制アーム6を操作具8
で換気位置にスライド操作した状態においてのみ、牽制
アーム6が支軸5を中心にして内外揺動できるようにす
る。
イド溝10を設ける。操作具8は、ガイド溝10で係合
案内されるスライダー19と、スライダー19に固定し
た操作板20と、操作板20の室内側の端部に固定した
ノブ21とで構成する。牽制アーム6と対向する操作板
20の板面には、逃げ溝23を形成してある。
定した掛止ピン7が凹部15内に入り込んで、牽制アー
ム6の板面と掛止ピン7の突端面とは、単に対向してい
るだけであるので、窓2を閉じ位置から全開放操作でき
る。この状態から操作具8を換気位置へスライド操作す
ると、牽制アーム6が操作具8と同行移動するので、連
繋溝17は掛止ピン7と係合する。従って、窓2を開き
操作すると、牽制アーム6は支軸5を中心にして窓外方
へ同行揺動し、換気位置において、それ以上は窓2が開
くのを規制する。従って、操作具8を換気位置に切り換
えておけば、いたずらなどによって窓2が開放される場
合にも、窓2の開量を換気位置以下に規制して転落など
の事故を確実に防止できる。
の凹部15に臨む段壁16に連繋溝17の係合始端が開
口しているので、牽制アーム6を操作具8でスライド操
作するだけの簡単な操作で、封止ピン7を連繋溝17に
対して確実に係脱できる。ステーの構成部品点数も少な
くて済む。窓2を全閉した状態でないと、連繋溝17を
掛止ピン7に対して係脱操作できないので、防犯上都合
がよい。
制アーム6を介して支軸5に作用する外力をベース4に
負担させることができるので、ステーをより強固に構成
できる。支軸5と牽制アーム6の相対スライドを許すた
めに、牽制アーム6にスライド溝13を設ける。牽制ア
ーム6と操作具8の相対揺動を許すために、両者6・8
を係合ピン24と逃げ溝23を介して同行スライド可能
に連結している。
けたステーにおいては、窓2を換気位置まで開放する際
に、掛止ピン7が係合爪37を乗り越えてロック体35
と係合する。従って、換気に好適な風が吹く程度であれ
ば、窓2を換気位置に保持できるうえ、窓2が風を受け
て閉じ位置へ戻されて開口枠1に衝突するのを阻止でき
る。
牽制アーム6をその板面厚み方向へ傾動変位させるの
は、掛止ピン7と連繋溝17とが相対スライドして係脱
することに加えて、牽制アーム6の傾動で連繋溝17と
掛止ピン7とを接近ないしは離反させて、より確実な係
合状態とより明確な分離状態とを実現するためである。
このように、牽制アーム6を掛止ピン7に対して交差す
る二方向変位させながら、その連繋溝17を係脱する
と、窓2と開口枠1の間の隙間が小さい場合でも、掛止
ピン7と牽制アーム6との連繋状態の切り換えが確実に
行える。
動軸面31とを設け、牽制アーム6の側にスライド溝1
3と、これより大径の揺動穴14とを設けるのは、牽制
アーム6のスライド操作を確実に行うためであり、さら
にスライド途中に牽制アーム6が揺動し始めるのを阻止
して、掛止ピン7と連繋溝17との係合を確実化するた
めでもある。操作具8をスライダー19、操作板20お
よびノブ21などで構成すると、各部品の加工を容易化
できるうえ、力の掛かる部分とそうではない部分とに応
じて、形成素材や部品の剛性を最適化できる。
はプラスチック製のサッシュで形成した窓である。窓2
は開口枠1に固定した上下一対のヒンジ3で揺動開閉自
在に支持してある。窓2を閉じた状態においては、図外
の錠で窓2を閉じ位置に固定保持できる。窓2を換気位
置において開き保持するために、窓2の揺動先端側の窓
縦枠と、開口枠1との間に本発明のステーが配設されて
いる。
1にビス固定されるベース4と、ベース4に固定した支
軸5で開口枠1の内外方向へ揺動自在に支持した牽制ア
ーム6と、窓2の窓縦枠に固定した掛止ピン7と、牽制
アーム6を上下にスライド操作する操作具8などで構成
する。
0を設け、他側に板状壁11を設けた金属製の押し出し
材からなり、板状壁11の上下2個所をビスで締結して
開口枠1に固定する。板状壁11の側端にはガイドリブ
12を突設する。このベース4に操作具8や牽制アーム
6などを一体的に組み付ける。
ス成形品からなり、その上端寄りの板面に支軸5でスラ
イド案内されるスライド溝13を設け、スライド溝13
の下端に、スライド溝の溝幅より大径の揺動穴14を設
ける。牽制アーム6の上半側は一定幅に形成するが、下
半側は上半側より広幅に形成し、さらに下すぼまり状に
形成する。上半部と下半部との間に、掛止ピン7用の凹
部15を折り曲げ形成し、凹部15に臨む段壁16から
アーム下端寄りにわたって掛止ピン7と係合する連繋溝
17を通設する。段壁16側の溝17aは、掛止ピン7
の突端のフランジ部直径より僅かに広幅に形成し、他の
溝部分は掛止ピン7の軸部径より僅かに広幅に形成す
る。連繋溝17が形成されるアーム下部は、図8に示す
ごとく凹部15の凹み方向と同じ向きに僅かに折り曲げ
てある。その理由は後述する。
下スライド自在に係合案内されるスライダー19と、ピ
ンを介してスライダー19にかしめ固定される操作板2
0と、操作板20の室内側の端部に固定されるノブ21
とで構成する。スライダー19は断面工字状のスライド
部を有し、その上端にカバー壁22を突設したプラスチ
ック成形品からなる。操作板20はステンレス板を階段
状に折り曲げたプレス成形品からなり、その室外側の端
部板面に牽制アーム6を同行スライド操作する逃げ溝2
3を設ける。この逃げ溝23は牽制アーム6に固定した
係合ピン24と係合する。後述するように、牽制アーム
6と係合ピン24とは支軸5を中心にして内外に揺動す
る。この動きを許すために、逃げ溝23は係合ピン24
の揺動軌跡に対応して部分円弧状に形成する。逃げ溝2
3が形成される操作板20の板面下縁にはベース4の板
状壁11と接当する脚壁25が一体に折り曲げてある。
だ後、係合ピン24が逃げ溝23と係合する状態下で、
牽制アーム6のスライド溝13に挿通した支軸5をベー
ス4にかしめ固定して、ベース4、牽制アーム6および
操作具8を一体に組む。このとき、図7に示すごとく支
軸5に外嵌した平座金26とばね27とで、牽制アーム
6をベース4から離れる向きに移動付勢する。この状態
での操作具8は、下方の全開位置と上方の換気位置との
間で上下スライドして、同じスライドストローク分だ
け、牽制アーム6を同行移動させる。牽制アーム6が全
開位置にあるとき(図4に示す状態)、窓2に固定した
掛止ピン7は凹部15内を内外方向へ出入りできる。従
って、窓2は全閉状態から直接全開放操作できる。操作
具8を全開位置から上方スライド操作すると、牽制アー
ム6が同行スライドする。その結果、図5に示すごとく
連繋溝17の上部が掛止ピン7に外嵌して、両者7・1
7は互いに係合する。
終わった図5の状態でのみ、牽制アーム6を内外方向へ
揺動させるために、支軸5のガイド軸部を断面太鼓形に
形成する。軸端にはガイド軸部より大径のフランジ(軸
端受壁)32を設ける。先に説明したように、支軸5で
支持される牽制アーム6側の穴は、スライド溝13と揺
動穴14とで、鍵穴を上下に反転した形状に形成されて
いる。これらの溝13および揺動穴14に対応して、ガ
イド軸部を揺動穴14に対応する丸軸状に形成したうえ
で、図6に示すようにその対向周面の2個所に一対の平
坦面なガイド面30を形成し、これらのガイド面30で
スライド溝13を案内する。またガイド面30以外の部
分円弧状の軸面を揺動軸面31にして、これで揺動穴1
4を相対揺動自在に軸支する。
繋溝17を掛止ピン7に対してさらに確実に係合させる
ために、牽制アーム6の上下スライド動作を利用して、
アーム全体をアーム厚み方向へ傾動できる。詳しくは図
3に示すごとく上下スライド時に支軸5のフランジ32
と摺接するスライド溝13の両端周縁壁に、アーム板面
より外面側へ膨出する第1接当面33と、アーム板面よ
りベース4の側へ凹む第2接当面34とを設ける。第1
接当面33はスライド溝13の下端側に、第2接当面3
4はスライド溝13の上端側にそれぞれ設ける。
27で平座金26を介してフランジ32の側へ付勢して
ある。そのため、牽制アーム6が全開位置にあり、第2
接当面34がフランジ32と接当する状態においては、
図8(b)に示すようにアーム下半側が開口枠1と接近
するように傾動している。この状態から牽制アーム6を
図8(a)に示すように上方スライドすると、アーム板
面より膨出する第1接当面33がフランジ32で受け止
められるので、アーム全体はその下半側が開口枠1から
離れる向きに傾動し、アーム下半部が窓2に接当する。
このときの傾動角をより大きく確保するために、アーム
下部を凹部15の凹み方向と同じ向きに傾斜させてあ
る。
牽制アーム6は支軸5まわりに揺動して、連繋溝17の
奥端が掛止ピン7に外接している。この状態で窓2の開
閉抵抗を越える風圧が窓面に作用すると、窓2は閉じ揺
動する。しかし、換気時には風を導入することで、室内
の空気を効果的に換気できる。そのために、連繋溝17
の奥端近傍にロック体35を設け、このロック体35で
掛止ピン7を係合保持することにより、換気に好適な風
が吹く程度では、窓2を風圧に抗して換気位置に保持で
きるようにしている。
36と、弾性変形可能な係合爪37とを一体に形成した
プラスチック成形品からなる。取付部36はピンでアー
ム下端にかしめ固定して牽制アーム6と一体化する。こ
の取り付け状態において、係合爪37の爪片38は連繋
溝17の開口縁に臨んでいる。従って、掛止ピン7が換
気位置へ相対スライドするとき、そのフランジの周縁は
爪片38と接当して、係合爪37を弾性変形させながら
爪片38を乗り越えて、連繋溝17の奥端面と爪片38
とで保持される。
形態で実施することができる。支軸5を操作具8に固定
して、スライド溝13を省略する。係合ピン24を操作
板20に設け、逃げ溝23を牽制アーム6に設ける。ロ
ック体35に一対の係合爪37を設けて、これら係合爪
37で掛止ピン7を抱持状に係合保持する。第1接当面
33と第2接当面34に代えて、スライド溝13の周縁
壁を溝下端側から溝上端側へ向って下り傾斜させる。支
軸5のガイド面30は、必ずしも一対設ける必要はな
く、軸部が非円形断面となるよう一個に設けてあれば足
りる。本発明のステーは、窓2の上下面と開口枠1との
間に配置して使用できる。また窓2が滑り出し型の窓や
回転窓型の窓である場合にも支障なく適用できる。
気位置へスライド操作しておくだけで、窓2が換気位置
を越えて不用意に開放されるのを規制できるので、いた
ずらなどによって窓2が開き操作される場合でも、窓2
の開量を制限して幼児などの転落を確実に防止できる。
また、必要時には、操作具8を逆向きにスライドするだ
けで、牽制アーム6と掛止ピン7の連繋状態を解除し
て、窓2を閉じ位置から全開放操作できるので、緊急時
などの窓2の開放を簡単にしかも迅速に行える。牽制ア
ーム6にロック体35を設けたステーによれば、ある程
度強い風が吹く状態でない限りは、窓2を換気位置に保
持し続けることができるので、換気時に風を室内へ取り
入れて効率よく換気を行える。
部破断側面図である。
部破断側面図である。
ある。
す縦断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 開口枠1に固定されるベース4と、ベー
ス4で往復スライド自在に支持される操作具8と、操作
具8で往復スライド操作される牽制アーム6と、牽制ア
ーム6を内外方向へ揺動自在に軸支する支軸5と、窓2
の周面に固定した掛止ピン7とを備えており、 牽制アーム6の板面には、窓2を閉じた状態において掛
止ピン7の進入を許す凹部15が折り曲げ形成され、凹
部15に臨む段壁16から牽制アーム6の揺動先端寄り
にわたって、掛止ピン7と係合する連繋溝17が通設さ
れており、 操作具8は、全開位置と換気位置との間で往復スライド
でき、 全開位置から換気位置への操作具8のスライド変位に連
動して、牽制アーム6の連繋溝17が掛止ピン7と係合
できるよう構成してある窓換気用のステー。 - 【請求項2】 牽制アーム6の一端寄りに、ベース4に
固定した支軸5でスライド案内されるスライド溝13が
通設されており、操作具8と牽制アーム6とは、これら
両者6・8のいずれか一方に固定した係合ピン24と、
他方に設けられて係合ピン24に対して相対揺動可能に
係合する逃げ溝23とを介して、同行スライド可能に連
結してある請求項1記載の窓換気用のステー。 - 【請求項3】 牽制アーム6の連繋溝17の奥端近傍
に、弾性変形可能な係合爪37を備えたロック体35が
設けられており、 窓2を換気位置へ開放した状態において、掛止ピン7が
ロック体35で係合捕捉できる請求項1又は2記載の窓
換気用のステー。 - 【請求項4】 牽制アーム6とベース4との間に、牽制
アーム6を支軸5の軸端受壁32に向って押し付け付勢
するばね27が、支軸5に外嵌する状態で配置されてお
り、 軸端受壁32と摺接するスライド溝13の両端周縁壁
に、第1接当面33と、第1接当面33よりベース4側
へ凹む第2接当面34とが設けられており、 操作具8を全開位置に切り換えた状態において、第2接
当面34が軸端受壁32と接当して、牽制アーム6が開
口枠1の側へ接近する向きに傾動できる請求項2又は3
記載の窓換気用のステー。 - 【請求項5】 スライド溝13の一端に、スライド溝1
3の溝幅より大径の揺動穴14が設けられており、 支軸5のガイド軸部に、スライド溝13に係合して牽制
アーム6を往復スライドのみ可能に案内する平坦なガイ
ド面30と、揺動穴14に対して相対回動できる部分円
弧状の揺動軸面31とが設けられており、 牽制アーム6を操作具8で換気位置へスライド操作した
状態においてのみ、牽制アーム6が支軸5を中心にして
内外揺動できる請求項2又は3又は4記載の窓換気用の
ステー。 - 【請求項6】 ベース4に操作具8をスライド案内する
ガイド溝10が設けられており、 操作具8が、ガイド溝10で係合案内されるスライダー
19と、スライダー19に固定した操作板20と、操作
板20の室内側の端部に固定したノブ21とで構成され
ており、 牽制アーム6と対向する操作板20の板面に、逃げ溝2
3が形成してある請求項2又は3又は4又は5記載の窓
換気用のステー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20744498A JP4098888B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 窓換気用のステー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20744498A JP4098888B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 窓換気用のステー |
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JP2000038866A true JP2000038866A (ja) | 2000-02-08 |
JP4098888B2 JP4098888B2 (ja) | 2008-06-11 |
Family
ID=16539880
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20744498A Expired - Lifetime JP4098888B2 (ja) | 1998-07-23 | 1998-07-23 | 窓換気用のステー |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4098888B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009138368A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
CN105625837A (zh) * | 2014-10-30 | 2016-06-01 | 吉田建材(苏州)有限公司 | 门窗用操作装置、全半开装置及门窗 |
JP2017155473A (ja) * | 2016-03-01 | 2017-09-07 | 株式会社Skb | 窓の開量制限装置 |
JP2018131731A (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-23 | 株式会社Lixil | 建具 |
JP7146505B2 (ja) | 2018-07-30 | 2022-10-04 | 株式会社Lixil | 建具 |
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1998
- 1998-07-23 JP JP20744498A patent/JP4098888B2/ja not_active Expired - Lifetime
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