JP4531192B2 - シャッタの施錠装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシャッタの施錠装置、特に軽量シャッタ或は窓シャッタの施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に於いて軽量シャッタ及び該軽量シャッタに設けられた従来のシャッタの施錠装置について説明する。
【0003】
出入口の柱(図示せず)にガイドレール1,1が設けられ、該ガイドレール1,1に沿ってシャッタカーテン2が昇降可能に設けられている。前記ガイドレール1,1の上端にはブラケット3,3が建屋壁面に取付けられ、該両ブラケット3,3に掛渡って巻取りシャフト4が固着されている。該巻取りシャフト4には巻取りホイール5が回転自在に軸着され、該巻取りホイール5に前記シャッタカーテン2の上端が固着されている。又、前記巻取りシャフト4と巻取りホイール5との間にはバランススプリング6が設けられ、該バランススプリング6は前記巻取りホイール5を前記シャッタカーテン2の巻取り方向に付勢し、該シャッタカーテン2と前記バランススプリング6の巻取り力がバランスする様になっている。
【0004】
前記シャッタカーテン2の中段よりやや下方に、シャッタの施錠装置7が設けられている。
【0005】
該施錠装置7について説明する。
【0006】
中央に鍵部8が設けられ、該鍵部8の中央にはシリンダキー9によって回転されるリンク(図示せず)が設けられ、該リンクに左右水平方向に延びるロックバー10,10が連結されている。該ロックバー10はガイド部11により、摺動自在に支持され、前記リンクの回転により、逆方向のスライド変位をする様になっている。
【0007】
而して、前記シリンダキー9により、前記リンクを介して前記ロックバー10を前記シャッタカーテン2の幅端より突出方向にスライドさせると、前記ロックバー10の鍵部16(後述)がシャッタカーテン2に設けられた係合歯部15(後述)と係合して前記シャッタカーテン2が施錠される様になっている。
【0008】
図6、図7により前記係合歯部15、鍵部16について説明する。
【0009】
前記シャッタカーテン2の底面(シャッタカーテン2の端部に対向する面)に所定のピッチで所要の長さに亘って半円状の係合歯15aが抜起され、前記係合歯部15が形成される。又、前記ロックバー10の先端部には前記係合歯15aに噛合可能な突歯16aが所要枚数(図では3枚)フォーク状に形成され、該突歯16aにより前記鍵部16が形成されている。而して、前記シャッタカーテン2が閉鎖状態で、前記ロックバー10が突出することで、前記鍵部16が前記係合歯部15に係合して施錠される様になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記した施錠装置に於いては、複数人の人力による開放、或は台風時等の強風に対して充分な対抗力で施錠され、鍵が開放或は破壊されるということはない。
【0011】
然し乍ら、前記シャッタの施錠装置の強度は前記シャッタカーテン2を構成するスラット、ガイドレール1自体の強度にも制約を受け、バール等の道具を用いてこじ開ける力に対しては、スラット或はガイドレール1の変形等で前記係合歯部15と鍵部16との噛合が外れる可能性があり、防犯上より強い対抗力を有する施錠装置が望まれていた。
【0012】
本発明は斯かる実情に鑑み、簡単な構造で強固なシャッタの施錠装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シャッタカーテンの閉鎖側先端にガイドレールに出入りする係止片を有する鍵を設け、前記ガイドレールの閉鎖側先端に前記係止片が挿入可能なボックス金具の少なくとも一部が配置され、該ボックス金具を前記シャッタカーテンの閉鎖側先端部が閉鎖時に当接する被当接部に固着したシャッタの施錠装置に係るものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0015】
尚、図1〜図4中、図5〜図6中で示したものと同等のものには同符号を付してあり、又シャッタの構造については同様であるので説明を省略する。
【0016】
シャッタカーテン2の閉鎖側先端である下端には下端部が建屋内側に水平に折曲げられ略L字状をした下端スラット20が取付けられ、該下端スラット20に下端部が外側に折曲げられ対称L字状をした座板21がリベット等の係着手段により固着され、前記座板21は通常市販されている工具では取外せない様になっている。
【0017】
該座板21の両端部下面には逆L字状の鍵取付け金具22がリベット23等の係着手段により前記座板21に固着され、前記鍵取付け金具22にシリンダキー24が取付けられる。該シリンダキー24は屋外側から鍵(図示せず)が挿入される様になっており、前記シリンダキー24に挿入された鍵(図示せず)を回転させることで、係止片25がガイドレール1の溝内に向けて出入りし、後述するボックス金具27に出入り可能となっている。
【0018】
前記鍵取付け金具22と鍵取付け金具22との間には補助座板26がリベット等の係着手段により前記座板21に固着されている。前記座板21は前記鍵取付け金具22と同一の断面形状をし、両端部は該鍵取付け金具22と干渉しない様な形状をし、該鍵取付け金具22,22間の隙間を閉塞している。
【0019】
前記ガイドレール1の閉鎖側先端である下端には前記ボックス金具27の一部が嵌入配置され、該ボックス金具27はアンカボルト28により、床に固着される。
【0020】
前記ボックス金具27は図4に示される様に、前記ガイドレール1の溝幅と略同幅を有し、前記シャッタカーテン2と対向する面及び屋内側の面が開放されたボックス部27aと、該ボックス部27aの底面から延出した舌片27bから構成され、該舌片27bには前記アンカボルト28が挿通する通孔27cが穿設されている。前記ボックス部27aは前記ガイドレール1の閉鎖側先端である下端の内部に収納配置され、前記舌片27bはガイドレール1の閉鎖側先端である下端の外部に位置し、前記ボックス金具27は前記シャッタカーテン2、ガイドレール1と干渉しない形状となっている。
【0021】
尚、説明を省略したが、前記シャッタカーテン2には従来の施錠装置7も設けられている。
【0022】
以下、作用について説明する。
【0023】
前記シャッタカーテン2の開閉作動時には前記シリンダキー24を解錠し、前記係止片25を前記シリンダキー24内に収納させる。
【0024】
施錠する場合は、前記シャッタカーテン2を完全に降下させる。この状態では、前記シリンダキー24とボックス金具27が対向した状態にあり、前記シリンダキー24に鍵を挿入し回すことで、前記係止片25が前記ボックス金具27に挿入される。施錠は左右のシリンダキー24についてそれぞれ行う。
【0025】
前記シャッタカーテン2に引上げ力が作用すると前記係止片25が前記ボックス金具27に係合して前記シャッタカーテン2の開放が阻止される。
【0026】
ここで、前記シャッタカーテン2に引上げ力が作用した場合の対抗力は前記シリンダキー24と前記ボックス金具27の強度により決定される。
【0027】
該ボックス金具27は前記係止片25との係合部がボックス形状となっており、又床面に直接固着されるので、前記ボックス金具27自体の強度、前記アンカボルト28の強度を適宜設定することで、前記ガイドレール1自体の強度には制約されることなく、所望の強度が得られる。
【0028】
更に、前記シリンダキー24、係止片25の強度については予想される引上げ力に対抗する充分な強度を持ったものを選択すればよく、更に、前記座板21は前記下端スラット20を補強するので、前記座板21が所定の強度を有する様形状等を選択することで、前記シリンダキー24とシャッタカーテン2との取付け強度も引上げ力に対して充分なものとすることができる。即ち、シャッタカーテンを構成するスラット自体の強度に制約されることなく、所望の強度が得られる。
【0029】
尚、前記シリンダキー24,24の施錠と共に、前記施錠装置7も施錠することで防犯効果は更に向上することは言う迄もない。
【0030】
又、シャッタカーテンの開閉方向は、上下方向、左右方向、水平方向、傾斜方向、或はこれらの複合した方向のいずれでもよい。更に、シャッタカーテンの開閉方向に応じ、ボックス金具が固着される場所は床、側壁、天井或はシャッタを構成する部材の1つである枠材等となる等、シャッタカーテンの閉鎖側先端部が当接する躯体側の被当接部となる。更に又、シャッタカーテンは、複数の短冊状のスラット材を連結して構成されたもの、複数のパネル材を連結して構成されたもの、複数のパイプ材を複数のリンク材にて連結して構成されたもの、1枚のパネル材にて構成されたもの、或はこれらの複合にて構成されたもの等のいずれでもよい。
【0031】
又、上記シャッタの施錠装置は、建屋、前記ガイドレール1、シャッタカーテン2に変更を加える必要がないので、既存のシャッタにも追加施工することができる。尚、既存のシャッタに追加施工することで、閉鎖時の前記シャッタカーテン2の位置が前記鍵取付け金具22の高さ分だけ上昇するが、前記係合歯部15の上下方向の長さは前記鍵取付け金具22の高さ分に対応するだけの余裕を持っており、本発明を既存のシャッタに追加施工をしても従来の施錠装置による施錠には何等支障はない。
【0032】
本発明は、主として手動開閉式のシャッタに実施されるが、電動開閉式や自重閉鎖式(閉鎖時のみ自重)のシャッタにも実施可能であることは勿論である。
【0033】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、シャッタカーテンの閉鎖側先端にガイドレールに出入りする係止片を有する鍵を設け、前記ガイドレールの閉鎖側先端に前記係止片が挿入可能なボックス金具の少なくとも一部が配置され、該ボックス金具を前記シャッタカーテンの閉鎖側先端部が閉鎖時に当接する被当接部に固着した構成であるので、スラット、ガイドレール自体の強度に制約を受けることなく、充分な施錠力を発揮する。又、前記鍵、ボックス金具は後付けが可能であるので、既存のシャッタにも実施可能である等、種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】同前本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図3】同前本発明の実施の形態を示すA−A矢視図である。
【図4】該実施の形態に使用されるボックス金具を示す斜視図である。
【図5】従来の施錠装置を備えたシャッタの背面図である。
【図6】従来のシャッタの施錠装置の要部を示すB矢視部破断側面図である。
【図7】従来のシャッタの施錠装置の要部を示すB矢視部破断正面図である。
【符号の説明】
1 ガイドレール
2 シャッタカーテン
7 施錠装置
21 座板
22 鍵取付け金具
24 シリンダキー
25 係止片
26 補助座板
27 ボックス金具

Claims (3)

  1. シャッタカーテンの閉鎖側先端に位置する下端スラットに座板を設け、該座板の両端部先端面に鍵取付け金具を設けると共に該鍵取付け金具間の隙間を埋める様補助座板を設け、前記鍵取付け金具にガイドレールに出入りする係止片を有する鍵を設け、前記ガイドレールの閉鎖側先端に前記シャッタカーテンと対向する面が開放されたボックス形状のボックス部と、該ボックス部の底面から延出した舌片から構成されたボックス金具を設け、前記ボックス部は前記係止片が挿入可能となる様前記ガイドレールの溝に収納される様に配置され、前記舌片は前記ガイドレールの外部に位置し、前記鍵取付け金具が閉鎖時に当接する被当接部に固着されたことを特徴とするシャッタの施錠装置。
  2. 前記ボックス金具は、前記シャッタカーテン及び前記ガイドレールと干渉しない形状である請求項1のシャッタの施錠装置。
  3. 前記鍵と前記ボックス金具が対向する位置にある請求項1のシャッタの施錠装置。
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