JP3280455B2 - 室内から開放可能な面格子 - Google Patents
室内から開放可能な面格子Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内から開放可能な面
格子に係り、その目的は通常は防犯用の面格子として機
能し、火災等の非常時には室内から面格子を開放して室
外へ脱出でき、特に既設の建物等でサッシ枠がすでに形
成されている開口部に最外側のサッシ羽を利用して後付
けで容易に取り付けることのできる室内から開放可能な
面格子の提供にある。
格子に係り、その目的は通常は防犯用の面格子として機
能し、火災等の非常時には室内から面格子を開放して室
外へ脱出でき、特に既設の建物等でサッシ枠がすでに形
成されている開口部に最外側のサッシ羽を利用して後付
けで容易に取り付けることのできる室内から開放可能な
面格子の提供にある。
【0002】
【発明の背景】一般に家屋等の建造物の窓部の外側に
は、防犯或いは装飾等を目的として面格子が設けられて
いることが多い。この面格子は外部から容易に開放がで
きないように、窓部の外側に強固に固定されている。と
ころが、この面格子は防犯或いは装飾等に有効なもので
あるが、逆に火災等の災害時に室内に取り残された者が
窓部から屋外に脱出して避難しようとする場合に、この
面格子が窓部の外側に固定された状態で取付けられてい
るために、窓部から屋外に脱出して避難することができ
ず、室内に取り残された者が災害を身に被ることがあっ
た。
は、防犯或いは装飾等を目的として面格子が設けられて
いることが多い。この面格子は外部から容易に開放がで
きないように、窓部の外側に強固に固定されている。と
ころが、この面格子は防犯或いは装飾等に有効なもので
あるが、逆に火災等の災害時に室内に取り残された者が
窓部から屋外に脱出して避難しようとする場合に、この
面格子が窓部の外側に固定された状態で取付けられてい
るために、窓部から屋外に脱出して避難することができ
ず、室内に取り残された者が災害を身に被ることがあっ
た。
【0003】また、面格子の面格子本体を配入するため
に、窓部の外側の上下左右部に設けられる枠体の一方側
を開放して面格子本体を取り外すようにすることが考え
られるが、このように面格子本体を枠体の一方側に設け
られる開放部分から開放するようにすると、室内側から
だけでなく、室外側からこの面格子本体を容易に取り外
すことができるので、面格子の本来有する防犯の役目が
全く発揮されないといった課題があった。
に、窓部の外側の上下左右部に設けられる枠体の一方側
を開放して面格子本体を取り外すようにすることが考え
られるが、このように面格子本体を枠体の一方側に設け
られる開放部分から開放するようにすると、室内側から
だけでなく、室外側からこの面格子本体を容易に取り外
すことができるので、面格子の本来有する防犯の役目が
全く発揮されないといった課題があった。
【0004】
【従来の技術】そこで、通常は防犯用の面格子として機
能し、火災等の非常時には室内から面格子を開放して室
外へ脱出できる面格子としては、既に本発明者が開示し
たものがある。この面格子を図22に基づいて説明す
る。建造物におけるサッシ(A)の外側に取り付けられ
る面格子において、前記サッシ(A)の最外側にある左
右サッシ羽(B)に縦枠体(C)が嵌合され、この縦枠
体(C)の上下に面格子本体(D)が滑走可能な少なく
とも一列のレール部を有する横枠体(図示せず)がそれ
ぞれ設けられ、これら縦枠体(C)、横枠体がビス(図
示せず)により相互に固定されてなり、前記サッシ
(A)の枠体側奥方向の遊び空間内に壁幅方向の貫通孔
(E)が設けられこの貫通孔(E)に壁幅方向に係止バ
ー(F)が設けられ、この係止バー(F)の長さは人の
腕よりも長い長さとされ、サッシ(A)の室内側に前記
係止バー(F)を室内側に向けて移動させる操作手段
(G)が設けられるとともに前記サッシ(A)に近接さ
れる前記縦枠体(C)に前記係止バー(F)が操作手段
(G)の作動によって室外側に向けて移動したときにそ
の先端が挿入係止され、室内側に向けて移動したときに
前記挿入係止状態が解除されるバー挿入係止孔(H)が
設けられてなるものであった。
能し、火災等の非常時には室内から面格子を開放して室
外へ脱出できる面格子としては、既に本発明者が開示し
たものがある。この面格子を図22に基づいて説明す
る。建造物におけるサッシ(A)の外側に取り付けられ
る面格子において、前記サッシ(A)の最外側にある左
右サッシ羽(B)に縦枠体(C)が嵌合され、この縦枠
体(C)の上下に面格子本体(D)が滑走可能な少なく
とも一列のレール部を有する横枠体(図示せず)がそれ
ぞれ設けられ、これら縦枠体(C)、横枠体がビス(図
示せず)により相互に固定されてなり、前記サッシ
(A)の枠体側奥方向の遊び空間内に壁幅方向の貫通孔
(E)が設けられこの貫通孔(E)に壁幅方向に係止バ
ー(F)が設けられ、この係止バー(F)の長さは人の
腕よりも長い長さとされ、サッシ(A)の室内側に前記
係止バー(F)を室内側に向けて移動させる操作手段
(G)が設けられるとともに前記サッシ(A)に近接さ
れる前記縦枠体(C)に前記係止バー(F)が操作手段
(G)の作動によって室外側に向けて移動したときにそ
の先端が挿入係止され、室内側に向けて移動したときに
前記挿入係止状態が解除されるバー挿入係止孔(H)が
設けられてなるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した面格子は火災
等の災害時に室内から面格子を開放して屋外に脱出する
ことができ、しかも屋外からはこの面格子を取り外すこ
とができないという優れた考案であるが、以下に述べる
課題があった。サッシの枠体側奥方向の遊び空間内に係
止バーを設けるために、前記サッシの枠体に貫通孔を設
けなければならず、新築の建物はいざしらず既設の建物
で既に窓等の開口部にサッシが取り付けてあるこのサッ
シの枠体に面格子を取り付けることは作業の手間がかか
りすぎ困難であった。また、サッシの室内側に操作手段
を設けているために、室内からこの操作手段が見えたり
子供の悪戯による操作も有り問題であった。
等の災害時に室内から面格子を開放して屋外に脱出する
ことができ、しかも屋外からはこの面格子を取り外すこ
とができないという優れた考案であるが、以下に述べる
課題があった。サッシの枠体側奥方向の遊び空間内に係
止バーを設けるために、前記サッシの枠体に貫通孔を設
けなければならず、新築の建物はいざしらず既設の建物
で既に窓等の開口部にサッシが取り付けてあるこのサッ
シの枠体に面格子を取り付けることは作業の手間がかか
りすぎ困難であった。また、サッシの室内側に操作手段
を設けているために、室内からこの操作手段が見えたり
子供の悪戯による操作も有り問題であった。
【0006】この発明は、上記従来の実情に鑑みてなさ
れたものであって、火災等の災害時に面格子本体を室内
側から窓部の上下左右部に設けられる枠体の一方寄り側
又は左右両側に開くことができて、容易に屋外に脱出し
て避難することができ、しかも屋外側からの操作では開
放することができないように係止固定状態とすることが
できて、更に室内側に設けられた操作杆の室内側からの
操作によって前記した係止固定状態を容易に解除して面
格子本体を開放することができ、防犯の役目を発揮する
ことができる室内から開放可能な面格子を提供すること
でき、更にサッシがすでに形成されている開口部に後付
けで容易に取り付けることのできる室内から開放可能な
面格子について鋭意研究を続けた。
れたものであって、火災等の災害時に面格子本体を室内
側から窓部の上下左右部に設けられる枠体の一方寄り側
又は左右両側に開くことができて、容易に屋外に脱出し
て避難することができ、しかも屋外側からの操作では開
放することができないように係止固定状態とすることが
できて、更に室内側に設けられた操作杆の室内側からの
操作によって前記した係止固定状態を容易に解除して面
格子本体を開放することができ、防犯の役目を発揮する
ことができる室内から開放可能な面格子を提供すること
でき、更にサッシがすでに形成されている開口部に後付
けで容易に取り付けることのできる室内から開放可能な
面格子について鋭意研究を続けた。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、建
造物におけるサッシの外側に取り付けられる面格子にお
いて、前記サッシの最外側にある左右サッシ羽に縦枠体
が嵌合され、この縦枠体の上下に面格子本体が滑走可能
な少なくとも一列のレール部を有する横枠体がそれぞれ
設けられ、これら縦枠体、横枠体がビスにより相互に固
定されてなり、前記サッシの枠体の近傍に壁幅方向に係
止バーが設けられ、前記縦枠体の内側部に前記係止バー
を室内側に向けて移動させる操作手段が設けられるとと
もに前記サッシに近接される前記縦枠体に前記係止バー
が操作手段の作動によって室外側に向けて移動したとき
にその先端が挿入係止され、室内側に向けて移動したと
きに前記挿入係止状態が解除されるバー挿入係止孔が設
けられていることを特徴とするも室内から開放可能な面
格子、及び建造物におけるサッシの外側に取り付けられ
る面格子において、前記サッシの最外側にある左右サッ
シ羽に略コ字状の縦枠体が嵌合され、この縦枠体の上下
に面格子本体が滑走可能な少なくとも一列のレール部を
有する横枠体がそれぞれ設けられ、これら縦枠体、横枠
体がビスにより相互に固定されてなり、前記縦枠体の面
格子本体との当接面に挿通孔が設けられ、且つこの縦枠
体内の少なくとも一方に操作手段が設けられるとともに
この操作手段を室内側に向けて倒したときにのみ移動可
能とされる係止部材が設けられ、前記面格子本体の側端
部に前記係止部材が操作手段の作動によって室外側に向
けて移動したときに前記挿通孔を挿通した係止部材の先
端が挿入係止され、室内側に向けて移動したときに前記
挿入係止状態が解除される挿入係止孔を有する係止片が
設けられていることを特徴とする室内から開放可能な面
格子を提供することにより、上記課題を解決しようとす
るものである。
造物におけるサッシの外側に取り付けられる面格子にお
いて、前記サッシの最外側にある左右サッシ羽に縦枠体
が嵌合され、この縦枠体の上下に面格子本体が滑走可能
な少なくとも一列のレール部を有する横枠体がそれぞれ
設けられ、これら縦枠体、横枠体がビスにより相互に固
定されてなり、前記サッシの枠体の近傍に壁幅方向に係
止バーが設けられ、前記縦枠体の内側部に前記係止バー
を室内側に向けて移動させる操作手段が設けられるとと
もに前記サッシに近接される前記縦枠体に前記係止バー
が操作手段の作動によって室外側に向けて移動したとき
にその先端が挿入係止され、室内側に向けて移動したと
きに前記挿入係止状態が解除されるバー挿入係止孔が設
けられていることを特徴とするも室内から開放可能な面
格子、及び建造物におけるサッシの外側に取り付けられ
る面格子において、前記サッシの最外側にある左右サッ
シ羽に略コ字状の縦枠体が嵌合され、この縦枠体の上下
に面格子本体が滑走可能な少なくとも一列のレール部を
有する横枠体がそれぞれ設けられ、これら縦枠体、横枠
体がビスにより相互に固定されてなり、前記縦枠体の面
格子本体との当接面に挿通孔が設けられ、且つこの縦枠
体内の少なくとも一方に操作手段が設けられるとともに
この操作手段を室内側に向けて倒したときにのみ移動可
能とされる係止部材が設けられ、前記面格子本体の側端
部に前記係止部材が操作手段の作動によって室外側に向
けて移動したときに前記挿通孔を挿通した係止部材の先
端が挿入係止され、室内側に向けて移動したときに前記
挿入係止状態が解除される挿入係止孔を有する係止片が
設けられていることを特徴とする室内から開放可能な面
格子を提供することにより、上記課題を解決しようとす
るものである。
【0008】
【作用】操作手段を面格子の縦枠体の内側部又は略コ字
状に形成された縦枠体内に設けるようにしたから、壁体
やサッシの枠体に係止バーを挿通する穴を開けることが
なく作業効率性が良く、また壁体やサッシの枠体に穴を
開けないので雨じまいが良い。最外側のサッシ羽を利用
した後付けであるから、容易に面格子を取り付けること
ができる。通常はサッシの枠体に両開き可能に配入され
た面格子本体の左右側部近傍位置の縦枠体に設けられた
バー挿入係止孔に係止バー又は面格子本体の側端部に設
けられた係止片の挿入係止孔に係止部材がそれぞれ挿入
されて、これらの面格子本体は屋外から動かすことがで
きないように固定される。このことによって、この面格
子は防犯の役目を発揮する。もし、室内側で火災等の災
害が生じたときには、前記した係止バーを操作手段を作
動させることによって室内側に向けて移動させると、こ
の係止バーの先端が各面格子本体の枠体のバー挿入係止
孔から引き抜かれ、又は前記した係止部材を操作手段を
作動させることによって室内側に向けて移動させると、
この係止部材が係止片の挿入係止孔から引き抜かれて係
止状態が解除されるので、この状態で一方の面格子本体
を他方側に移動させることにより、サッシの枠体の片側
が開放されるので、室内側にいる者がこの開放部分から
屋外に脱出して避難することが可能となる。このことに
よって、火災等の災害時に室内側にいる者がこの災害か
ら免れることができる。このように、面格子本体を取り
外さなくても室内側から屋外に脱出することができる。
状に形成された縦枠体内に設けるようにしたから、壁体
やサッシの枠体に係止バーを挿通する穴を開けることが
なく作業効率性が良く、また壁体やサッシの枠体に穴を
開けないので雨じまいが良い。最外側のサッシ羽を利用
した後付けであるから、容易に面格子を取り付けること
ができる。通常はサッシの枠体に両開き可能に配入され
た面格子本体の左右側部近傍位置の縦枠体に設けられた
バー挿入係止孔に係止バー又は面格子本体の側端部に設
けられた係止片の挿入係止孔に係止部材がそれぞれ挿入
されて、これらの面格子本体は屋外から動かすことがで
きないように固定される。このことによって、この面格
子は防犯の役目を発揮する。もし、室内側で火災等の災
害が生じたときには、前記した係止バーを操作手段を作
動させることによって室内側に向けて移動させると、こ
の係止バーの先端が各面格子本体の枠体のバー挿入係止
孔から引き抜かれ、又は前記した係止部材を操作手段を
作動させることによって室内側に向けて移動させると、
この係止部材が係止片の挿入係止孔から引き抜かれて係
止状態が解除されるので、この状態で一方の面格子本体
を他方側に移動させることにより、サッシの枠体の片側
が開放されるので、室内側にいる者がこの開放部分から
屋外に脱出して避難することが可能となる。このことに
よって、火災等の災害時に室内側にいる者がこの災害か
ら免れることができる。このように、面格子本体を取り
外さなくても室内側から屋外に脱出することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明に係る室内から開放可能な面
格子の実施例について図面に基づいて説明する。図1は
この発明の一実施例に係る室内から開放可能な面格子を
示す概略平面図、図2は図1示の開放可能な面格子の概
略側断面図、図3は面格子の縦枠体の内側部に操作手段
を取り付けた状態を示す概略部分斜視図、図4は図3示
の操作手段の操作枠を倒した状態を示す概略部分斜視
図、図5は縦枠体に横枠体を設けた斜視図、図6は面格
子の一方の縦枠体内に操作手段を取り付けた状態を示す
屋内側から見た正面図、図7は面格子の両方の縦枠体内
に操作手段を取り付けた状態を示す屋内側から見た正面
図、図8は図7示の面格子を片開きの状態に開けた正面
図、図9は図7示の面格子を両開きの状態に開けた正面
図、図10は操作手段の操作枠が略垂直向きの状態にあ
って係止バーが挿入係止状態で固定されている状態を示
す側面図、図11は図10示の操作枠を倒した状態にあ
って係止バーの挿入係止状態を解除している状態を示す
側面図、図12はこの発明の他の実施例に係る室内から
開放可能な面格子を示す概略平面図、図13は図12示
の操作手段の操作枠が略垂直向きの状態にあって係止部
材が挿入係止状態で固定されている状態を示す平面図、
図14は図13示の操作枠を倒した状態を示す平面図、
図15は図14示の操作枠を倒した状態にあって係止部
材の挿入係止状態を解除している状態を示す平面図、図
16は面格子を片開きの状態に開けた正面図、図17は
図16示の面格子の部分拡大図、図18は挿入係止孔に
鍵を取り付けた状態を示す平面図、図19はサッシの上
枠及び面格子の上横枠体を示す側面図、図20は縦枠体
と横枠体の取り付け状態を示す概略説明図、図21は面
格子の両方の縦枠体内に操作棒を取り付けた状態を示す
屋内側から見た正面図である。
格子の実施例について図面に基づいて説明する。図1は
この発明の一実施例に係る室内から開放可能な面格子を
示す概略平面図、図2は図1示の開放可能な面格子の概
略側断面図、図3は面格子の縦枠体の内側部に操作手段
を取り付けた状態を示す概略部分斜視図、図4は図3示
の操作手段の操作枠を倒した状態を示す概略部分斜視
図、図5は縦枠体に横枠体を設けた斜視図、図6は面格
子の一方の縦枠体内に操作手段を取り付けた状態を示す
屋内側から見た正面図、図7は面格子の両方の縦枠体内
に操作手段を取り付けた状態を示す屋内側から見た正面
図、図8は図7示の面格子を片開きの状態に開けた正面
図、図9は図7示の面格子を両開きの状態に開けた正面
図、図10は操作手段の操作枠が略垂直向きの状態にあ
って係止バーが挿入係止状態で固定されている状態を示
す側面図、図11は図10示の操作枠を倒した状態にあ
って係止バーの挿入係止状態を解除している状態を示す
側面図、図12はこの発明の他の実施例に係る室内から
開放可能な面格子を示す概略平面図、図13は図12示
の操作手段の操作枠が略垂直向きの状態にあって係止部
材が挿入係止状態で固定されている状態を示す平面図、
図14は図13示の操作枠を倒した状態を示す平面図、
図15は図14示の操作枠を倒した状態にあって係止部
材の挿入係止状態を解除している状態を示す平面図、図
16は面格子を片開きの状態に開けた正面図、図17は
図16示の面格子の部分拡大図、図18は挿入係止孔に
鍵を取り付けた状態を示す平面図、図19はサッシの上
枠及び面格子の上横枠体を示す側面図、図20は縦枠体
と横枠体の取り付け状態を示す概略説明図、図21は面
格子の両方の縦枠体内に操作棒を取り付けた状態を示す
屋内側から見た正面図である。
【0010】この発明に係る室内から開放可能な面格子
(1)は建造物におけるサッシの外側に設けられるもの
である。この面格子(1)の縦枠体(2)は図1に示す
ようにサッシ(3)の最外側(21)(アミ戸用の場合
もある)のサッシ羽(4)に嵌合される。この縦枠体
(2)(2)の下部はサッシ(3)の下側の最外側(2
1)サッシ羽(4)の切欠部(図示せず)に嵌め込まれ
る。縦枠体(2)(2)の上下には図8に示す面格子本
体(5a)(5b)が滑走可能な少なくとも一列のレー
ル部(図示せず)を有する横枠体(7)(7)がそれぞ
れ設けられている。尚、レール部を一列とする場合には
面格子本体(5a)(5b)の片方をビスにより固定す
る。縦枠体(2)(2)を最外側(21)サッシ羽
(4)に嵌合し、下側の横枠体(7)を前記サッシ
(3)の下部に設け、上側の横枠体(7)を縦枠体
(2)(2)の上部に設け、これらをビス(8a)によ
って相互に固定することにより、サッシ(3)に強固に
固定することができる。
(1)は建造物におけるサッシの外側に設けられるもの
である。この面格子(1)の縦枠体(2)は図1に示す
ようにサッシ(3)の最外側(21)(アミ戸用の場合
もある)のサッシ羽(4)に嵌合される。この縦枠体
(2)(2)の下部はサッシ(3)の下側の最外側(2
1)サッシ羽(4)の切欠部(図示せず)に嵌め込まれ
る。縦枠体(2)(2)の上下には図8に示す面格子本
体(5a)(5b)が滑走可能な少なくとも一列のレー
ル部(図示せず)を有する横枠体(7)(7)がそれぞ
れ設けられている。尚、レール部を一列とする場合には
面格子本体(5a)(5b)の片方をビスにより固定す
る。縦枠体(2)(2)を最外側(21)サッシ羽
(4)に嵌合し、下側の横枠体(7)を前記サッシ
(3)の下部に設け、上側の横枠体(7)を縦枠体
(2)(2)の上部に設け、これらをビス(8a)によ
って相互に固定することにより、サッシ(3)に強固に
固定することができる。
【0011】前記サッシ(3)の枠体近傍に壁方向に係
止バー(10)が設けられている。係止バー(10)は
通常窓ガラス(W)により室内外へは倒れない。また例
え外部から窓ガラス(W)を割る、クレセントを壊す等
の行為があっても、外部からは操作できない。前記縦枠
体(2)の内側部に係止バー(10)を室内側に向けて
移動させる操作手段(11)が設けられるとともにサッ
シ(3)に近接される縦枠体(2)に前記係止バー(1
0)が操作手段(11)の作動によって室外側に向けて
移動したときにその先端(12)が挿入係止され、室内
側に向けて移動したときに前記挿入係止状態が解除され
るバー挿入係止孔(13)が設けられている。尚、面格
子本体(5a)(5b)の端部にそれぞれ前記面格子本
体(5a)(5b)を閉じた際に係合するように略L字
状の係合部(9)を設けるようにすると、外部から侵入
者が面格子本体(5a)と面格子本体(5b)との隙間
に棒等を差込み、こじ開けられることがない。
止バー(10)が設けられている。係止バー(10)は
通常窓ガラス(W)により室内外へは倒れない。また例
え外部から窓ガラス(W)を割る、クレセントを壊す等
の行為があっても、外部からは操作できない。前記縦枠
体(2)の内側部に係止バー(10)を室内側に向けて
移動させる操作手段(11)が設けられるとともにサッ
シ(3)に近接される縦枠体(2)に前記係止バー(1
0)が操作手段(11)の作動によって室外側に向けて
移動したときにその先端(12)が挿入係止され、室内
側に向けて移動したときに前記挿入係止状態が解除され
るバー挿入係止孔(13)が設けられている。尚、面格
子本体(5a)(5b)の端部にそれぞれ前記面格子本
体(5a)(5b)を閉じた際に係合するように略L字
状の係合部(9)を設けるようにすると、外部から侵入
者が面格子本体(5a)と面格子本体(5b)との隙間
に棒等を差込み、こじ開けられることがない。
【0012】また、図6に示すように面格子本体(5
a)(5b)を片開きにする場合には、この面格子本体
(5a)(5b)の何方か一方を図1に示すようにビス
(8b)で縦枠体(2)に直接固定し、他方の面格子本
体にバー挿入係止孔(13)を設け、縦枠体(2)の一
方に前記バー挿入係止孔(13)に挿入係止される係止
バー(10)を有する操作手段(11)を設ける。面格
子本体(5a)(5b)を図9に示すように両開きにす
る場合には、両方の面格子本体(5a)(5b)にバー
挿入係止孔(13)を設け、縦枠体(2)の両側内側部
に前記バー挿入係止孔(13)に挿入係止される係止バ
ー(10)を有する操作手段(11)を設ける。
a)(5b)を片開きにする場合には、この面格子本体
(5a)(5b)の何方か一方を図1に示すようにビス
(8b)で縦枠体(2)に直接固定し、他方の面格子本
体にバー挿入係止孔(13)を設け、縦枠体(2)の一
方に前記バー挿入係止孔(13)に挿入係止される係止
バー(10)を有する操作手段(11)を設ける。面格
子本体(5a)(5b)を図9に示すように両開きにす
る場合には、両方の面格子本体(5a)(5b)にバー
挿入係止孔(13)を設け、縦枠体(2)の両側内側部
に前記バー挿入係止孔(13)に挿入係止される係止バ
ー(10)を有する操作手段(11)を設ける。
【0013】操作手段(11)による係止バー(10)
の縦枠体(2)への挿入係止構造の一例をは図10乃至
図11に示す。操作手段(11)の基板(14)の略中
央部には開口部(15)が設けられるとともにこの開口
部(15)からは切欠部(16)が延設されている。ま
た、この基板(14)の下方には弯曲状の長孔(17)
が設けられている。前記開口部(15)には回動可能な
回動軸(18)が設けられ、この回動軸(18)には係
止バー(10)と保護筒からなる操作枠(6)に挿入さ
れた操作バー(19)とが設けられている。尚、この操
作バー(19)の長さは防犯性の観点から面格子本体
(5a)(5b)の桟の間より腕を伸ばして操作するこ
とができない長さとするのが良い。前記操作枠(6)の
端部には係合ピン(20)が設けられ、この係合ピン
(20)は前記長孔(17)に係合されている。
の縦枠体(2)への挿入係止構造の一例をは図10乃至
図11に示す。操作手段(11)の基板(14)の略中
央部には開口部(15)が設けられるとともにこの開口
部(15)からは切欠部(16)が延設されている。ま
た、この基板(14)の下方には弯曲状の長孔(17)
が設けられている。前記開口部(15)には回動可能な
回動軸(18)が設けられ、この回動軸(18)には係
止バー(10)と保護筒からなる操作枠(6)に挿入さ
れた操作バー(19)とが設けられている。尚、この操
作バー(19)の長さは防犯性の観点から面格子本体
(5a)(5b)の桟の間より腕を伸ばして操作するこ
とができない長さとするのが良い。前記操作枠(6)の
端部には係合ピン(20)が設けられ、この係合ピン
(20)は前記長孔(17)に係合されている。
【0014】次に、図3乃至図4、図10乃至図11に
基づいて操作手段(11)による係止バー(10)の面
格子本体(5a)(5b)の前記バー挿入係止孔(1
3)に対する係脱操作状態を説明する。まず図3、図1
0に示すように操作手段(11)の操作枠(6)が略垂
直向きの状態では、係止バー(10)が面格子本体(5
a)(5b)のバー挿入係止孔(13)に挿入係止さ
れ、前記面格子本体(5a)(5b)が開放不可能な状
態となる。図4、図11に示すように操作枠(6)を9
0度倒すと、今まで弯曲状の長孔(17)の下方にあっ
た係合ピン(20)が長孔(17)の側方へ移動し、操
作バー(19)が操作枠(6)内を摺動可能な状態とな
る。そこで、この操作バー(19)を室内側に向けて手
前側に引くと係止バー(10)がこの操作バー(19)
とともに室内側に向けて移動する。このことによって、
この係止バー(10)の先端(12)が面格子本体(5
a)(5b)に設けられたバー挿入係止孔(13)から
離脱されて、その挿入係止状態が解除される。このこと
によって、面格子本体(5a)(5b)を火災等の災害
時に片側に開いて又は両方向に開いて、この開いた部分
から屋外に脱出することができる。
基づいて操作手段(11)による係止バー(10)の面
格子本体(5a)(5b)の前記バー挿入係止孔(1
3)に対する係脱操作状態を説明する。まず図3、図1
0に示すように操作手段(11)の操作枠(6)が略垂
直向きの状態では、係止バー(10)が面格子本体(5
a)(5b)のバー挿入係止孔(13)に挿入係止さ
れ、前記面格子本体(5a)(5b)が開放不可能な状
態となる。図4、図11に示すように操作枠(6)を9
0度倒すと、今まで弯曲状の長孔(17)の下方にあっ
た係合ピン(20)が長孔(17)の側方へ移動し、操
作バー(19)が操作枠(6)内を摺動可能な状態とな
る。そこで、この操作バー(19)を室内側に向けて手
前側に引くと係止バー(10)がこの操作バー(19)
とともに室内側に向けて移動する。このことによって、
この係止バー(10)の先端(12)が面格子本体(5
a)(5b)に設けられたバー挿入係止孔(13)から
離脱されて、その挿入係止状態が解除される。このこと
によって、面格子本体(5a)(5b)を火災等の災害
時に片側に開いて又は両方向に開いて、この開いた部分
から屋外に脱出することができる。
【0015】次に、この発明の他の実施例に係る室内か
ら開放可能な面格子(22)について説明する。この面
格子(22)は前述した実施例と同様に略コ字状の縦枠
体(23)が図12に示すようにサッシ(3)の最外側
(21)のサッシ羽(4)に嵌合され、この縦枠体(2
3)(23)の上下には面格子本体(24a)(24
b)が滑走可能な少なくとも一列のレール部(図示せ
ず)を有する横枠体(25)(25)がそれぞれ設けら
れている。
ら開放可能な面格子(22)について説明する。この面
格子(22)は前述した実施例と同様に略コ字状の縦枠
体(23)が図12に示すようにサッシ(3)の最外側
(21)のサッシ羽(4)に嵌合され、この縦枠体(2
3)(23)の上下には面格子本体(24a)(24
b)が滑走可能な少なくとも一列のレール部(図示せ
ず)を有する横枠体(25)(25)がそれぞれ設けら
れている。
【0016】縦枠体(23)(23)とこの縦枠体(2
3)(23)の上下に取り付ける横枠体(25)(2
5)との取付け状態は、図20に示すように縦枠体(2
3)の内部に取付板(51)を設け、この取付板(5
1)と横枠体(25)とにL型材(52)を載架し、ビ
ス(53)等で螺合して取り付ける。従って、室内側か
ら容易に面格子(22)を取り付けることができる。面
格子本体(24a)(24b)の側端部には後述する挿
入係止孔(32a)(32b)を有する係止片(33
a)(33b)が設けられている。また、図17に示す
ように面格子本体(24a)(24b)を構成する縦桟
(50)のうち、所要位置の縦桟(50a)望ましくは
縦枠体(23)内に収納される位置の縦桟(50b)に
切り欠き(34)上下端に設け、この切り欠き(34)
が設けられた縦桟(50)内に高さ調整材(35)を挿
入し、この高さ調整材(35)に螺入され頭が露出する
雄ネジ(36)を前記切り欠き(34)の肉厚部をねじ
頭(図示せず)と高さ調整材(35)で挟み込むと、面
格子本体(24a)(24b)を外部から縦枠体(2
3)(23)、横枠体(25)(25)内で持ち上げて
縦枠体(23)(23)、横枠体(25)(25)外へ
外すことができないので望ましい。
3)(23)の上下に取り付ける横枠体(25)(2
5)との取付け状態は、図20に示すように縦枠体(2
3)の内部に取付板(51)を設け、この取付板(5
1)と横枠体(25)とにL型材(52)を載架し、ビ
ス(53)等で螺合して取り付ける。従って、室内側か
ら容易に面格子(22)を取り付けることができる。面
格子本体(24a)(24b)の側端部には後述する挿
入係止孔(32a)(32b)を有する係止片(33
a)(33b)が設けられている。また、図17に示す
ように面格子本体(24a)(24b)を構成する縦桟
(50)のうち、所要位置の縦桟(50a)望ましくは
縦枠体(23)内に収納される位置の縦桟(50b)に
切り欠き(34)上下端に設け、この切り欠き(34)
が設けられた縦桟(50)内に高さ調整材(35)を挿
入し、この高さ調整材(35)に螺入され頭が露出する
雄ネジ(36)を前記切り欠き(34)の肉厚部をねじ
頭(図示せず)と高さ調整材(35)で挟み込むと、面
格子本体(24a)(24b)を外部から縦枠体(2
3)(23)、横枠体(25)(25)内で持ち上げて
縦枠体(23)(23)、横枠体(25)(25)外へ
外すことができないので望ましい。
【0017】縦枠体(23)(23)の面格子本体(2
4a)(24b)との当接面には前記係止片(33a)
(33b)を挿通する挿通孔(38a)(38b)が設
けられている。また、前記縦枠体(23)(23)内の
少なくとも一方には操作手段(26)と、室内側に向け
て移動する係止部材(27)とが設けられている。面格
子本体(24a)(24b)の両方が開放可能であり、
従って縦枠体(23)(23)の左右端の両方に操作手
段(26)を設けるのが望ましい。尚、図示例では係止
部材(27)は扁平に形成されているが、この係止部材
(27)はこの形状に限られるものではなく略コ字状に
形成してもよい。また、アミ戸(54)用のサッシ羽
(4)が最外側(21)にあり、このサッシ羽(4)に
縦枠体(23)を取り付ける場合には、図12に示すよ
うにこの縦枠体(23)の内方側(45)は外方側(4
6)よりアミ戸(54)の厚み分だけ短いものとされて
いる。縦枠体(23)の内方側(45)を外方側(4
6)よりアミ戸(54)の肉厚分だけ短くすることによ
って、アミ戸(54)を縦枠体(23)の内部まで移動
することができ、面格子(22)を取り付けない状態の
ときと同じ位置までアミ戸(54)を移動することがで
きる。
4a)(24b)との当接面には前記係止片(33a)
(33b)を挿通する挿通孔(38a)(38b)が設
けられている。また、前記縦枠体(23)(23)内の
少なくとも一方には操作手段(26)と、室内側に向け
て移動する係止部材(27)とが設けられている。面格
子本体(24a)(24b)の両方が開放可能であり、
従って縦枠体(23)(23)の左右端の両方に操作手
段(26)を設けるのが望ましい。尚、図示例では係止
部材(27)は扁平に形成されているが、この係止部材
(27)はこの形状に限られるものではなく略コ字状に
形成してもよい。また、アミ戸(54)用のサッシ羽
(4)が最外側(21)にあり、このサッシ羽(4)に
縦枠体(23)を取り付ける場合には、図12に示すよ
うにこの縦枠体(23)の内方側(45)は外方側(4
6)よりアミ戸(54)の厚み分だけ短いものとされて
いる。縦枠体(23)の内方側(45)を外方側(4
6)よりアミ戸(54)の肉厚分だけ短くすることによ
って、アミ戸(54)を縦枠体(23)の内部まで移動
することができ、面格子(22)を取り付けない状態の
ときと同じ位置までアミ戸(54)を移動することがで
きる。
【0018】この操作手段(26)は基板(37)と操
作バー(28)と操作枠(29)とからなる。基板(3
7)の略中央部には開口部(30)が設けられるととも
に、この開口部(30)からは切欠部(31)が延設さ
れている。操作バー(28)の端部は回動軸(図示せ
ず)を介して係止部材(27)に回動可能に設けられて
おり、この操作バー(28)の端部には回動部材(3
9)が設けられている。尚、操作バー(28)の先端部
に合成樹脂等からなるキャップ材(43)を嵌合しても
よい。
作バー(28)と操作枠(29)とからなる。基板(3
7)の略中央部には開口部(30)が設けられるととも
に、この開口部(30)からは切欠部(31)が延設さ
れている。操作バー(28)の端部は回動軸(図示せ
ず)を介して係止部材(27)に回動可能に設けられて
おり、この操作バー(28)の端部には回動部材(3
9)が設けられている。尚、操作バー(28)の先端部
に合成樹脂等からなるキャップ材(43)を嵌合しても
よい。
【0019】この回動部材(39)は前記基板(37)
の略中央部に設けられた開口部(30)に装着され、且
つ操作バー(28)が略水平向きの状態のときにのみ前
記切欠部(31)に移動する。例えば、図13乃至図1
5に示すようにこの回動部材(39)を略楕円形状に形
成することによって、操作バー(28)が略垂直向きの
状態のときには切欠部(31)に移動することがなく
(図13参照)、操作バー(28)が略水平向きの状態
のときに切欠部(31)に移動することができる(図1
5参照)。前記操作枠(29)は操作バー(28)を挿
通させる保護筒であり、この操作枠(29)の上方には
係止突片(40)が設けられている。
の略中央部に設けられた開口部(30)に装着され、且
つ操作バー(28)が略水平向きの状態のときにのみ前
記切欠部(31)に移動する。例えば、図13乃至図1
5に示すようにこの回動部材(39)を略楕円形状に形
成することによって、操作バー(28)が略垂直向きの
状態のときには切欠部(31)に移動することがなく
(図13参照)、操作バー(28)が略水平向きの状態
のときに切欠部(31)に移動することができる(図1
5参照)。前記操作枠(29)は操作バー(28)を挿
通させる保護筒であり、この操作枠(29)の上方には
係止突片(40)が設けられている。
【0020】この係止突片(40)は操作バー(28)
が略垂直向きの状態で縦枠体(23)内に収納された時
に、縦枠体(23)に設けられた一の挿通孔(38a)
を挿通した係止片(33a)の挿入係止孔(32a)に
挿入係止される。また、図13乃至図15に示すように
この操作枠(29)の端部に突起(41)を設け、且つ
前記基板(37)に弯曲状のガイド孔(42)を設け、
このガイド孔(42)に前記突起(41)を係合するよ
うにすると、操作バー(28)及び操作枠(29)をス
ムーズに操作することができる。
が略垂直向きの状態で縦枠体(23)内に収納された時
に、縦枠体(23)に設けられた一の挿通孔(38a)
を挿通した係止片(33a)の挿入係止孔(32a)に
挿入係止される。また、図13乃至図15に示すように
この操作枠(29)の端部に突起(41)を設け、且つ
前記基板(37)に弯曲状のガイド孔(42)を設け、
このガイド孔(42)に前記突起(41)を係合するよ
うにすると、操作バー(28)及び操作枠(29)をス
ムーズに操作することができる。
【0021】次に、このように構成された面格子(2
2)の操作手段(26)による係止部材(27)の係止
片(33a)(33b)の前記挿入係止孔(32a)
(32bに対する係脱操作状態を図13乃至図15に基
づいて説明する。まず、図13に示すように操作手段
(26)の操作枠(29)が略垂直向きの状態では、係
止部材(27)が係止片(33b)の挿入係止孔(32
b)に挿入係止されるとともに、操作枠(29)に設け
られた係止突片(40)が係止片(33a)の挿入係止
孔(32a)に挿入係止され、面格子本体(24a)が
開放不可能な状態となる。また、この時には操作バー
(28)の端部に設けられた回動部材(39)は切欠部
(31)に移動することができないので、このままの状
態では係止部材(27)は屋内側に向けて移動すること
ができない。
2)の操作手段(26)による係止部材(27)の係止
片(33a)(33b)の前記挿入係止孔(32a)
(32bに対する係脱操作状態を図13乃至図15に基
づいて説明する。まず、図13に示すように操作手段
(26)の操作枠(29)が略垂直向きの状態では、係
止部材(27)が係止片(33b)の挿入係止孔(32
b)に挿入係止されるとともに、操作枠(29)に設け
られた係止突片(40)が係止片(33a)の挿入係止
孔(32a)に挿入係止され、面格子本体(24a)が
開放不可能な状態となる。また、この時には操作バー
(28)の端部に設けられた回動部材(39)は切欠部
(31)に移動することができないので、このままの状
態では係止部材(27)は屋内側に向けて移動すること
ができない。
【0022】尚、操作枠(29)が略垂直向きの状態で
縦枠体(23)内に収納している場合には、この操作枠
(29)が自然に室内方向に倒れないように、図16に
示すように縦枠体(23)(23)内に防止部材(4
4)(44)を設け、この防止部材(44)(44)は
縦枠体(23)(23)の内側部所要位置に設けられた
当り部材(図示せず)から上へ滑動自在とする。最上部
へ防止部材(44)(44)を持ち上げた際、操作枠
(29)(29)を室内方向に倒すことができる。
縦枠体(23)内に収納している場合には、この操作枠
(29)が自然に室内方向に倒れないように、図16に
示すように縦枠体(23)(23)内に防止部材(4
4)(44)を設け、この防止部材(44)(44)は
縦枠体(23)(23)の内側部所要位置に設けられた
当り部材(図示せず)から上へ滑動自在とする。最上部
へ防止部材(44)(44)を持ち上げた際、操作枠
(29)(29)を室内方向に倒すことができる。
【0023】図14に示すように操作枠(29)を略水
平向きの状態にすると、係止突片(40)が挿入係止孔
(32a)から離脱され、且つ回動部材(39)が切欠
部(31)に移動する状態となり、係止部材(27)が
室内方向へ移動可能な状態となる。また、今まで弯曲状
のガイド孔(42)の下方にあった突起(41)がガイ
ド孔(42)の中間位置へ移動する。そこで、操作バー
(28)を図15に示すように室内側に向けて手前側に
向けて引くと、操作枠(29)内で操作バー(28)が
摺動自在となり、係止部材(27)がこの操作バー(2
8)の移動によって室内側に向けて移動する。このこと
によって、この係止部材(27)が係止片(33b)に
設けられた挿入係止孔(32b)から離脱されて、その
挿入係止状態が解除される。
平向きの状態にすると、係止突片(40)が挿入係止孔
(32a)から離脱され、且つ回動部材(39)が切欠
部(31)に移動する状態となり、係止部材(27)が
室内方向へ移動可能な状態となる。また、今まで弯曲状
のガイド孔(42)の下方にあった突起(41)がガイ
ド孔(42)の中間位置へ移動する。そこで、操作バー
(28)を図15に示すように室内側に向けて手前側に
向けて引くと、操作枠(29)内で操作バー(28)が
摺動自在となり、係止部材(27)がこの操作バー(2
8)の移動によって室内側に向けて移動する。このこと
によって、この係止部材(27)が係止片(33b)に
設けられた挿入係止孔(32b)から離脱されて、その
挿入係止状態が解除される。
【0024】尚、本実施例では係止片(33a)の挿入
係止孔(32a)、係止片(33b)の挿入係止孔(3
2b)にそれぞれ係止突片(40)及び係止部材(2
7)を挿入係止して面格子本体(24a)(24b)を
開放不可能な状態にしているが、図18に示すようにこ
れら係止片(33a)の挿入係止孔(32a)、係止片
(33b)の挿入係止孔(32b)に鍵(49)(4
9)を取り付けて面格子本体(24a)(24b)を開
放不可能な状態にしてもよい。
係止孔(32a)、係止片(33b)の挿入係止孔(3
2b)にそれぞれ係止突片(40)及び係止部材(2
7)を挿入係止して面格子本体(24a)(24b)を
開放不可能な状態にしているが、図18に示すようにこ
れら係止片(33a)の挿入係止孔(32a)、係止片
(33b)の挿入係止孔(32b)に鍵(49)(4
9)を取り付けて面格子本体(24a)(24b)を開
放不可能な状態にしてもよい。
【0025】また、面格子本体(24a)(24b)側
端部の上方にのみ挿入係止孔(32a)を有する係止片
(33a)を設け、縦枠体(23)(23)の上方にの
み前記係止片(33a)を挿通する挿通孔(38a)を
設け、この挿通孔(38a)を挿通した係止片(33
a)の挿入係止孔(32a)に鍵(49)を取り付けて
面格子本体(24a)(24b)を開放不可能な状態に
してもよい。
端部の上方にのみ挿入係止孔(32a)を有する係止片
(33a)を設け、縦枠体(23)(23)の上方にの
み前記係止片(33a)を挿通する挿通孔(38a)を
設け、この挿通孔(38a)を挿通した係止片(33
a)の挿入係止孔(32a)に鍵(49)を取り付けて
面格子本体(24a)(24b)を開放不可能な状態に
してもよい。
【0027】面格子本体(24a)(24b)側端部の
下方にのみ挿入係止孔(32b)を有する係止片(33
b)を設け、縦枠体(23)(23)の下方にのみ前記
係止片(33b)を挿通する挿通孔(38b)を設け、
この挿通孔(38b)を挿通した係止片(33b)の挿
入係止孔(32b)に鍵(49)を取り付けて面格子本
体(24a)(24b)を開放不可能な状態にしてもよ
い。
下方にのみ挿入係止孔(32b)を有する係止片(33
b)を設け、縦枠体(23)(23)の下方にのみ前記
係止片(33b)を挿通する挿通孔(38b)を設け、
この挿通孔(38b)を挿通した係止片(33b)の挿
入係止孔(32b)に鍵(49)を取り付けて面格子本
体(24a)(24b)を開放不可能な状態にしてもよ
い。
【0028】縦枠体(23)(23)の上方に設けられ
た挿通孔(38a)を挿通した係止片(33a)の挿入
係止孔(32a)に鍵(49)を取り付け、縦枠体(2
3)(23)の下方に設けられた挿通孔(38b)を挿
通した係止片(33b)の挿入係止孔(32b)に前述
した操作手段(26)(26)により係止部材(27)
(27)を挿入係止して面格子本体(24a)(24
b)を開放不可能な状態にしてもよい。
た挿通孔(38a)を挿通した係止片(33a)の挿入
係止孔(32a)に鍵(49)を取り付け、縦枠体(2
3)(23)の下方に設けられた挿通孔(38b)を挿
通した係止片(33b)の挿入係止孔(32b)に前述
した操作手段(26)(26)により係止部材(27)
(27)を挿入係止して面格子本体(24a)(24
b)を開放不可能な状態にしてもよい。
【0029】また、前述したように縦枠体(23)(2
3)の上方に設けられた挿通孔(38a)を挿通した係
止片(33a)の挿入係止孔(32a)に鍵(49)を
取り付け、縦枠体(23)(23)内に軸(図示せず)
を介して回動自在な操作棒(55)を設け、且つこの操
作棒(55)の下方に係止突片(56)を設け、この係
止突片(56)を係止片(33b)の挿入係止孔(32
b)に挿入係止して面格子本体(24a)(24b)を
開放不可能な状態にしてもよい。尚、この場合には縦枠
体(23)(23)内に前述した防止部材(44)(4
4)を設けて前記操作棒(55)が自然に室内方向に倒
れないようにするとともに屋外から腕を延ばして操作棒
(55)を倒すことができないようにすることが好まし
い。
3)の上方に設けられた挿通孔(38a)を挿通した係
止片(33a)の挿入係止孔(32a)に鍵(49)を
取り付け、縦枠体(23)(23)内に軸(図示せず)
を介して回動自在な操作棒(55)を設け、且つこの操
作棒(55)の下方に係止突片(56)を設け、この係
止突片(56)を係止片(33b)の挿入係止孔(32
b)に挿入係止して面格子本体(24a)(24b)を
開放不可能な状態にしてもよい。尚、この場合には縦枠
体(23)(23)内に前述した防止部材(44)(4
4)を設けて前記操作棒(55)が自然に室内方向に倒
れないようにするとともに屋外から腕を延ばして操作棒
(55)を倒すことができないようにすることが好まし
い。
【0030】縦枠体(23)(23)の下方に設けられ
た挿通孔(38b)を挿通した係止片(33b)の挿入
係止孔(32b)に鍵(49)を取り付け、前記縦枠体
(23)(23)内に設けられた前記操作棒(55)の
上部に係止突片(図示せず)を設け、この係止突片を係
止片(33a)の挿入係止孔(32a)に挿入係止して
面格子本体(24a)(24b)を開放不可能な状態に
してもよい。尚、この場合には縦枠体(23)(23)
内に前述した防止部材(44)(44)を設けて前記操
作棒(55)が自然に室内方向に倒れないようにすると
ともに屋外から腕を延ばして操作棒(55)を倒すこと
ができないようにすることが好ましい。
た挿通孔(38b)を挿通した係止片(33b)の挿入
係止孔(32b)に鍵(49)を取り付け、前記縦枠体
(23)(23)内に設けられた前記操作棒(55)の
上部に係止突片(図示せず)を設け、この係止突片を係
止片(33a)の挿入係止孔(32a)に挿入係止して
面格子本体(24a)(24b)を開放不可能な状態に
してもよい。尚、この場合には縦枠体(23)(23)
内に前述した防止部材(44)(44)を設けて前記操
作棒(55)が自然に室内方向に倒れないようにすると
ともに屋外から腕を延ばして操作棒(55)を倒すこと
ができないようにすることが好ましい。
【0031】前記縦枠体(23)(23)内に設けられ
た前記操作棒(55)の上部及び下部にそれぞれ係止突
片を設け、これら係止突片を係止片(33a)(33
b)の挿入係止孔(32a)(32b)に挿入係止して
面格子本体(24a)(24b)を開放不可能な状態に
してもよい。尚、この場合には縦枠体(23)(23)
内に前述した防止部材(44)(44)を設けて前記操
作棒(55)が自然に室内方向に倒れないようにすると
ともに屋外から腕を延ばして操作棒(55)を倒すこと
ができないようにすることが好ましい。
た前記操作棒(55)の上部及び下部にそれぞれ係止突
片を設け、これら係止突片を係止片(33a)(33
b)の挿入係止孔(32a)(32b)に挿入係止して
面格子本体(24a)(24b)を開放不可能な状態に
してもよい。尚、この場合には縦枠体(23)(23)
内に前述した防止部材(44)(44)を設けて前記操
作棒(55)が自然に室内方向に倒れないようにすると
ともに屋外から腕を延ばして操作棒(55)を倒すこと
ができないようにすることが好ましい。
【0032】尚、上記説明した面格子本体(24a)
(24b)を開放不可能な状態にする構成は、面格子本
体(24a)(24b)が両開きの場合であるが、片開
きであってもよく、この場合には面格子本体(24a)
(24b)の何れか一方を縦枠体(23)にビス(図示
せず)等で固定する。
(24b)を開放不可能な状態にする構成は、面格子本
体(24a)(24b)が両開きの場合であるが、片開
きであってもよく、この場合には面格子本体(24a)
(24b)の何れか一方を縦枠体(23)にビス(図示
せず)等で固定する。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如くこの発明は、建造物に
おけるサッシの外側に取り付けられる面格子において、
前記サッシの最外側にある左右サッシ羽に縦枠体が嵌合
され、この縦枠体の上下に面格子本体が滑走可能な少な
くとも一列のレール部を有する横枠体がそれぞれ設けら
れ、これら縦枠体、横枠体がビスにより相互に固定され
てなり、前記サッシの枠体の近傍に壁幅方向に係止バー
が設けられ、前記縦枠体の内側部に前記係止バーを室内
側に向けて移動させる操作手段が設けられるとともに前
記サッシに近接される前記縦枠体に前記係止バーが操作
手段の作動によって室外側に向けて移動したときにその
先端が挿入係止され、室内側に向けて移動したときに前
記挿入係止状態が解除されるバー挿入係止孔が設けられ
ていることを特徴とする室内から開放可能な面格子、及
び建造物におけるサッシの外側に取り付けられる面格子
において、前記サッシの最外側にある左右サッシ羽に略
コ字状の縦枠体が嵌合され、この縦枠体の上下に面格子
本体が滑走可能な少なくとも一列のレール部を有する横
枠体がそれぞれ設けられ、これら縦枠体、横枠体がビス
により相互に固定されてなり、前記縦枠体の面格子本体
との当接面に挿通孔が設けられ、且つこの縦枠体内の少
なくとも一方に操作手段が設けられるとともにこの操作
手段を室内側に向けて倒したときにのみ移動可能とされ
る係止部材が設けられ、前記面格子本体の側端部に前記
係止部材が操作手段の作動によって室外側に向けて移動
したときに前記挿通孔を挿通した係止部材の先端が挿入
係止され、室内側に向けて移動したときに前記挿入係止
状態が解除される挿入係止孔を有する係止片が設けられ
ていることを特徴とする室内から開放可能な面格子であ
るから、以下の効果を奏する。
おけるサッシの外側に取り付けられる面格子において、
前記サッシの最外側にある左右サッシ羽に縦枠体が嵌合
され、この縦枠体の上下に面格子本体が滑走可能な少な
くとも一列のレール部を有する横枠体がそれぞれ設けら
れ、これら縦枠体、横枠体がビスにより相互に固定され
てなり、前記サッシの枠体の近傍に壁幅方向に係止バー
が設けられ、前記縦枠体の内側部に前記係止バーを室内
側に向けて移動させる操作手段が設けられるとともに前
記サッシに近接される前記縦枠体に前記係止バーが操作
手段の作動によって室外側に向けて移動したときにその
先端が挿入係止され、室内側に向けて移動したときに前
記挿入係止状態が解除されるバー挿入係止孔が設けられ
ていることを特徴とする室内から開放可能な面格子、及
び建造物におけるサッシの外側に取り付けられる面格子
において、前記サッシの最外側にある左右サッシ羽に略
コ字状の縦枠体が嵌合され、この縦枠体の上下に面格子
本体が滑走可能な少なくとも一列のレール部を有する横
枠体がそれぞれ設けられ、これら縦枠体、横枠体がビス
により相互に固定されてなり、前記縦枠体の面格子本体
との当接面に挿通孔が設けられ、且つこの縦枠体内の少
なくとも一方に操作手段が設けられるとともにこの操作
手段を室内側に向けて倒したときにのみ移動可能とされ
る係止部材が設けられ、前記面格子本体の側端部に前記
係止部材が操作手段の作動によって室外側に向けて移動
したときに前記挿通孔を挿通した係止部材の先端が挿入
係止され、室内側に向けて移動したときに前記挿入係止
状態が解除される挿入係止孔を有する係止片が設けられ
ていることを特徴とする室内から開放可能な面格子であ
るから、以下の効果を奏する。
【0034】即ち、操作手段を面格子の縦枠体の内側部
又は略コ字状に形成された縦枠体内に設けるようにした
ため、壁体やサッシの枠体に係止バーを挿通する穴を開
けることがなく作業効率性が良く、また壁体やサッシの
枠体に穴を開けないので雨じまいが良い。サッシ枠がす
でに形成されている開口部に最外側のサッシ羽を利用し
て後付けで取り付けることができる。火災等の災害時に
一方の面格子本体を他方側又は左右両側に開くことがで
きて、容易に屋外に脱出して避難することができる。屋
外から取り外すことができないようにすることができ
て、防犯の役目を発揮することができる。
又は略コ字状に形成された縦枠体内に設けるようにした
ため、壁体やサッシの枠体に係止バーを挿通する穴を開
けることがなく作業効率性が良く、また壁体やサッシの
枠体に穴を開けないので雨じまいが良い。サッシ枠がす
でに形成されている開口部に最外側のサッシ羽を利用し
て後付けで取り付けることができる。火災等の災害時に
一方の面格子本体を他方側又は左右両側に開くことがで
きて、容易に屋外に脱出して避難することができる。屋
外から取り外すことができないようにすることができ
て、防犯の役目を発揮することができる。
【図1】この発明に係る室内から開放可能な面格子を示
す概略平面図である。
す概略平面図である。
【図2】図1示の開放可能な面格子の概略側断面図であ
る。
る。
【図3】面格子の縦枠体の内側部に操作手段を取り付け
た状態を示す概略部分斜視図である。
た状態を示す概略部分斜視図である。
【図4】図3示の操作手段の操作枠を倒した状態を示す
概略部分斜視図である。
概略部分斜視図である。
【図5】縦枠体に横枠体を設けた斜視図である。
【図6】面格子の一方の縦枠体に操作手段を取り付けた
状態を示す屋内側からみた正面図である。
状態を示す屋内側からみた正面図である。
【図7】面格子の両方の縦枠体に操作手段を取り付けた
状態を示す屋内側からみた正面図である。図6示の面格
子を片開きの状態に開けた正面図である。
状態を示す屋内側からみた正面図である。図6示の面格
子を片開きの状態に開けた正面図である。
【図8】図6示の面格子を片開きの状態に開けた正面図
である。
である。
【図9】図6示の面格子を両開きの状態に開けた正面図
である。
である。
【図10】操作手段の操作枠が垂直向きの状態にあって
係止バーが挿入係止状態で固定されている状態を示す側
面図である。
係止バーが挿入係止状態で固定されている状態を示す側
面図である。
【図11】図9示の操作枠を倒した状態にあって係止バ
ーの挿入係止状態を解除している状態を示す側面図であ
る。
ーの挿入係止状態を解除している状態を示す側面図であ
る。
【図12】この発明の他の実施例に係る室内から開放可
能な面格子を示す概略平面図である。
能な面格子を示す概略平面図である。
【図13】図11示の操作手段の操作枠が垂直向きの状
態にあって係止部材が挿入係止状態で固定されている状
態を示す平面図である。
態にあって係止部材が挿入係止状態で固定されている状
態を示す平面図である。
【図14】図12示の操作枠を倒した状態を示す平面図
である。
である。
【図15】図13示の操作枠を倒した状態にあって係止
部材の挿入係止状態を解除している状態を示す平面図で
ある。
部材の挿入係止状態を解除している状態を示す平面図で
ある。
【図16】面格子を片開きの状態に開けた正面図であ
る。
る。
【図17】図15示の面格子の部分拡大図である。
【図18】挿入係止孔に鍵を取り付けた状態を示す平面
図である。
図である。
【図19】サッシの上枠及び面格子の上横枠体を示す側
面図である。
面図である。
【図20】縦枠体と横枠体の取り付け状態を示す概略説
明図
明図
【図21】面格子の両方の縦枠体内に操作棒を取り付け
た状態を示す屋内側から見た正面図である。
た状態を示す屋内側から見た正面図である。
【図22】従来の面格子の縦枠体の内側部に操作手段を
取り付けた状態を示す概略部分斜視図である。
取り付けた状態を示す概略部分斜視図である。
1 面格子 2 縦枠体 3 サッシ 4 サッシ羽 5a 面格子本体 5b 面格子本体 7 横枠体 8a ビス 8b ビス 10 係止バー 11 操作手段 22 面格子 23 縦枠体 24a 面格子本体 24b 面格子本体 25 横枠体 26 操作手段 27 係止部材 28 操作バー 29 操作枠 30 開口部 31 切欠部 32a 挿入係止孔 32b 挿入係止孔 33a 係止片 33b 係止片 37 基板 38a 挿通孔 38b 挿通孔 39 回動部材 40 係止突片
Claims (3)
- 【請求項1】 建造物におけるサッシの外側に取り付け
られる面格子において、前記サッシの最外側にある左右
サッシ羽に縦枠体が嵌合され、この縦枠体の上下に面格
子本体が滑走可能な少なくとも一列のレール部を有する
横枠体がそれぞれ設けられ、これら縦枠体、横枠体がビ
スにより相互に固定されてなり、前記サッシの枠体の近
傍に壁幅方向に係止バーが設けられ、前記縦枠体の内側
部に前記係止バーを室内側に向けて移動させる操作手段
が設けられるとともに前記サッシに近接される前記縦枠
体に前記係止バーが操作手段の作動によって室外側に向
けて移動したときにその先端が挿入係止され、室内側に
向けて移動したときに前記挿入係止状態が解除されるバ
ー挿入係止孔が設けられていることを特徴とする室内か
ら開放可能な面格子。 - 【請求項2】 建造物におけるサッシの外側に取り付け
られる面格子において、前記サッシの最外側にある左右
サッシ羽に略コ字状の縦枠体が嵌合され、この縦枠体の
上下に面格子本体が滑走可能な少なくとも一列のレール
部を有する横枠体がそれぞれ設けられ、これら縦枠体、
横枠体がビスにより相互に固定されてなり、前記縦枠体
の面格子本体との当接面に挿通孔が設けられ、且つこの
縦枠体内の少なくとも一方に操作手段が設けられるとと
もにこの操作手段を室内側に向けて倒したときにのみ移
動可能とされる係止部材が設けられ、前記面格子本体の
側端部に前記係止部材が操作手段の作動によって室外側
に向けて移動したときに前記挿通孔を挿通した係止部材
の先端が挿入係止され、室内側に向けて移動したときに
前記挿入係止状態が解除される挿入係止孔を有する係止
片が設けられていることを特徴とする室内から開放可能
な面格子。 - 【請求項3】 前記縦枠体の面格子本体との当接面に他
の開口部が設けられ、前記面格子本体の側端部に他の挿
入係止孔を有する係止片が設けられ、前記操作手段は基
板と操作バーとこの操作バーを挿通する操作枠とからな
り、前記基板の略中央部には開口部が設けられるととも
にこの開口部からは切欠部が延設され、前記操作バーの
端部は回動軸を介して係止部材に回動可能に設けられる
とともに、この操作バーの端部には前記開口部に係合さ
れ且つ操作バーを室内側に向けて倒したときにのみ前記
切欠部に移動可能な回動部材が設けられ、前記操作枠に
は前記他の挿入係止孔に挿入される係止突片が設けられ
てなることを特徴とする請求項第2項記載の室内から開
放可能な面格子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05957393A JP3280455B2 (ja) | 1992-09-03 | 1993-02-23 | 室内から開放可能な面格子 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-68486 | 1992-09-03 | ||
JP6848692 | 1992-09-03 | ||
JP05957393A JP3280455B2 (ja) | 1992-09-03 | 1993-02-23 | 室内から開放可能な面格子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06129166A JPH06129166A (ja) | 1994-05-10 |
JP3280455B2 true JP3280455B2 (ja) | 2002-05-13 |
Family
ID=26400620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05957393A Expired - Fee Related JP3280455B2 (ja) | 1992-09-03 | 1993-02-23 | 室内から開放可能な面格子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3280455B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP05957393A patent/JP3280455B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06129166A (ja) | 1994-05-10 |
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