JP2546994Y2 - ブラインドシャッターにおける非常時開放装置 - Google Patents

ブラインドシャッターにおける非常時開放装置

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JP2546994Y2
JP2546994Y2 JP5633691U JP5633691U JP2546994Y2 JP 2546994 Y2 JP2546994 Y2 JP 2546994Y2 JP 5633691 U JP5633691 U JP 5633691U JP 5633691 U JP5633691 U JP 5633691U JP 2546994 Y2 JP2546994 Y2 JP 2546994Y2
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JP
Japan
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seat plate
blind shutter
sliding locking
shutter
rod
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JP5633691U
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JPH053590U (ja
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宏 奥住
基泰 坂井
英雄 平林
敦 三浦
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Blinds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ブラインドシャッター
において、緊急脱出時に簡易な操作にて迅速に開けるこ
とができるブラインドシャッタにおける非常時開放装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非常時に、ブラインドシャッター
が閉まっている時に、とっさに開けて、進入或いは脱出
する機構は存在しなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】非常時における脱出時
は、電動又は手動にて作動させたり、また進入時は破損
させて進入口を設ける必要があった。
【0004】内外からツマミ操作だけで、ロックを解除
させ、スラットを持ち上げようと思っても持ち上がらな
い不都合があり、改善を求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案を、ブラ
インドシャッターにおいて、複数のスラットの最下段に
備えた座板の幅方向両端に、引込み可能な摺動係止杆
と、該摺動係止杆を内側と外側とで可動させることがで
きる錠体6を備え、その座板Aを昇降させるサポートプ
レートの係止部に摺動係止杆を着脱自在にしてなるブラ
インドシャッターにおける非常時開放装置としたことに
より、緊急時において、ブラインドシャッターを簡易且
つ迅速に開けることができ、前記課題を解決し、その目
的を達成したものである。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1乃至図8に基づ
いて説明する。
【0007】ブラインドシャッターは、図1等に示すよ
うに、多数のスラット1,1,…より構成され、その最
下段のスラット1の下部に座板Aが設けられている。
【0008】該座板Aは、図2,図3等に示すように、
座板本体2に摺動係止杆3,3等が収納されて構成され
たものであって、その座板本体2は、前記スラット1と
略同等長さに形成されたものである。
【0009】座板本体2は、他のスラット1と同様に金
属薄材よりなり、座板表面部2aは、図2,図3に示す
ように、断面略垂直状であり、その状態にて座板Aが昇
降するものである。
【0010】座板本体2の長手方向(ブラインドシャッ
ターの幅方向に同じ)の両端には、座板側部2b,2b
が形成され、座板本体2が半閉状または全閉状のケース
状に構成されている。
【0011】その座板本体2の長手方向両側端より摺動
係止杆3,3が、図3に示すように、座板本体2の長手
方向に沿って摺動可能に備えられている。その摺動係止
杆3,3は具体的には、図6に示すように、座板本体2
の座板側部2b,2bを貫通して摺動可能な構成となっ
ている。その摺動係止杆3,3は、座板本体2内の略中
央箇所に設けた操作部A1 により摺動する構成となって
いる。
【0012】該操作部A1 は、図5に示すように、薄板
状のケース部4の両側内部に二本の水平状の可動杆5,
5が内装され、該可動杆5,5が同時にケース部4の内
側に、さらにまた同時にケース部4の外側に水平状に可
動する構成となっている。
【0013】その可動杆5,5は錠体6により可動する
ものであって、具体的な実施例としては、図5に示すよ
うに、錠体6にピニオンギヤ7が連結しており、一方可
動杆5,5のケース部4側箇所にはラック片5a,5a
が形成され、該ラック片5a,5aとピニオンギヤ7と
が噛み合い状態となって構成されている。
【0014】また、ケース部4内において、左右の可動
杆5,5に形成されるラック片5a,5aは、一方の可
動杆5のラック片5aが下面側に形成され、他方の可動
杆5のラック片5aは上面側に形成されている。
【0015】そして、ピニオンギヤ7は、その上面側と
下面側のラック片5a,5aの間に存在し、ピニオンギ
ヤ7の回転により両可動杆5,5が同時に内方、或いは
同時に外方に可動する構成となる。また、上記ラック片
5a,5aとピニオンギヤ7による構成以外でも、可動
杆5,5を同時に内側、或いは同時に外側に可動させる
ことができる機構であれば、上記実施例に限定されな
い。
【0016】そのピニオンギヤ7は、錠体6を回転させ
ることで、同時に回転するようになっており、さらに、
該錠体6は座板Aの外面側(ブラインドシャッターの外
側)では螺子頭状部6aとして形成され、外部よりドラ
イバー等を使用して錠体6を回転させるものである。
【0017】また、錠体6の座板Aの内側(ブラインド
シャッターの室内側)では、円板状の撮み部6bとして
形成され、内側より手動にて撮み部6bを回すことによ
り可動杆5,5を可動させるものである。
【0018】操作部A1 と前記摺動係止杆3,3とは連
結杆8,8により連結され、可動杆5,5の可動が摺動
係止杆3,3に伝わるものである。
【0019】座板本体2の座板側部2b,2b箇所には
座板Aの長手方向両端より外方に中空状の支持杆9,9
が形成され、中空内部に摺動係止杆3,3が遊挿され、
支持杆9,9内を摺動係止杆3,3が摺動するようにな
っている。
【0020】座板Aには非常開放ブザー10が備えられ
ており、該非常開放ブザー10は、錠体6の開錠と同時
に鳴動する回路構成となっている。
【0021】座板Aは、ガイドレール13内に設けられ
たサポートプレート11に支持杆9,9及び摺動係止杆
3,3が係止されている。サポートプレート11は、図
2(a),図3に示すように、チェーン12によりガイ
ドレール13内を昇降するものであって、そのサポート
プレート11には係止部11a及び座板支持部11bが
形成されている。
【0022】その係止部11aは、貫通孔状に形成さ
れ、具体的には長孔状に形成されているものであって、
前記摺動係止杆3が貫通して係止されている。また、図
示しないが貫通しない穴である場合もある。
【0023】また、その座板支持部11bでは、支持杆
9が単に載置された状態で、支持杆9を上方に持ち上げ
ることで容易に外れる構成となっている(図6参照)。
【0024】ガイドレール13内には、チェーンガイド
13aが形成され、チェーンガイド13aに沿ってチェ
ーン12が弛まずに移動するものであり、そのチェーン
ガイド13aによってサポートプレート11は、強制的
にはガイドレール13に沿って上昇することはない。
【0025】また、サポートプレート11の裏面側にも
ガイド片11cが形成され、チェーンガイド13aにそ
のガイド片11cが挿入され、チェーンガイド13aに
沿ってサポートプレート11が昇降するようになってい
る。また、スラット1,1,…は、外側リンク部14及
び内側リンク部15によってその傾斜角度の調整がなさ
れる。
【0026】図4の(b)及び図7に示すように、前記
座板本体2の座板表面部2aで、且つ前記螺子頭状部6
a箇所に孔を開け、そこに「消」なる字を入れた透明状
の樹脂板にて被覆形成しておくことで、非常時には、外
側(ブラインドシャッターの外部側)よりその樹脂板を
破壊し、螺子頭状部6aをドライバー等を使用して錠体
6を回転させることが簡単にできる(図8参照)。
【0027】
【考案の効果】本考案においては、ブラインドシャッタ
ーにおいて、複数のスラット1,1,…最下段に備えた
座板Aの幅方向両端に、引込み可能な摺動係止杆3,3
と、該摺動係止杆3,3を内側と外側とで可動させるこ
とができる錠体6を備え、その座板Aを昇降させるサポ
ートプレート11の係止部11aに摺動係止杆3,3を
着脱自在にしてなるブラインドシャッターにおける非常
時開放装置としたことにより、先ず第1に緊急時に簡単
な操作にてブラインドシャッターを開けることができる
し、第2に開けることによりブラインドシャッターを破
損することがない等の効果を奏する。
【0028】これらの効果について詳述すると、座板A
の幅方向両側端に設けた摺動係止杆3,3は、錠体6に
よって、サポートプレート11に形成された係止部11
aに対して着脱自在としているので、錠体6を操作する
ことにより、摺動係止杆3がサポートプレート11の係
止部11aより外れて、その座板Aがブラインドシャッ
ターの中でフリーな状態とすることができる。
【0029】そして、その座板Aは、手動で容易に上方
に持ち上げることができ、そのようにするだけで、他の
スラット1,1,…を座板A上にて支えるようにして、
さらにもちあげることで、簡単にブラインドシャッター
を開ける状態にすることができるものである。
【0030】次に、座板Aは、その錠体6を操作して、
摺動係止杆3,3をサポートプレート11より外してフ
リーにするために、従来のようにブラインドシャッター
を無理にこじ開けるものではないので、ブラインドシャ
ッターを破損することがないものである。
【0031】さらに、ブラインドシャッターの開閉の機
構部分が万が一故障したとしても、本考案では、座板A
の摺動係止杆3,3をサポートプレート11の係止部1
1aより外すことによって座板Aとサポートプレート1
1とが完全にフリーとなるため、ブラインドシャッター
が閉まっていても、ブラインドシャッターのスラット
1,1,…を簡単に開けることができる。
【0032】なお、座板Aに非常開放ブザー10を設
け、錠体6の開錠状態時に鳴動するように構成すれば、
防犯上の安全も確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案を用いたブラインドシャッター
の斜視図 (b)は本考案を用いたブラインドシャッターの略示断
面図
【図2】(a)は座板の要部断面図 (b)は本考案の要部断面図
【図3】本考案の要部斜視図
【図4】(a)はガイドレール内の要部断面図 (b)は座板の要部断面図
【図5】操作部の略示斜視図
【図6】摺動係止杆とサポートプレートとの関係を示す
要部断面図
【図7】座板の表面側の一部正面図
【図8】座板の正面から樹脂板を破損してシャッターカ
ーテンを上げようとしてる状態図である
【符号の説明】
A…座板 1…スラット 2…座板本体 3…摺動係止杆 6…錠体 11…サポートプレート 11a…係止部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三浦 敦 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三 和シヤッター工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平2−72796(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラインドシャッターにおいて、複数の
    スラット最下段に備えた座板の幅方向両端に、引込み可
    能な摺動係止杆と、該摺動係止杆を内側と外側とで可動
    させることができる錠体を備え、その座板を昇降させる
    サポートプレートの係止部に摺動係止杆を着脱自在にし
    てなることを特徴としたブラインドシャッターにおける
    非常時開放装置。
JP5633691U 1991-06-25 1991-06-25 ブラインドシャッターにおける非常時開放装置 Expired - Lifetime JP2546994Y2 (ja)

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JPH053590U JPH053590U (ja) 1993-01-19
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