JP2004057805A - 計時用検出装置、計測装置および計測方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】計時用検出装置100は、ゴール201を複数の移動体が通過することを検出する。計時用検出装置100は、複数の移動体の各々が保持し、所定のトリガ信号に応答して、それぞれが異なる固有の識別番号を出力可能なIDタグ40と、ゴール201の近傍に設けられ、所定のトリガ信号を発信するトリガ発信アンテナ12、22と、トリガ信号に応答してIDタグ40の出力した識別番号を受信するID受信アンテナ13とを含み、IDタグ40は複数の異なる周波数で固有番号を出力し、ID受信アンテナ13は異なる複数の周波数の信号を受信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明はマラソン、自転車などの集団レースの計時用検出装置、計測装置および計測方法に関し、特に参加者が多い場合においても問題なく計時が可能な計時用検出装置、計測装置および計測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
この発明に興味のある集団レースにおける計時装置がたとえば特開平8−57104号公報に開示されている。同公報によれば、多数の競争者が参加する場合には、同時に多数の競争者がゴールラインに入線することがあり、この場合には、個々の競争者が発信する固有番号信号が重なり合って、その識別を行なえないこともある。このため、固有番号を発信する際に、複数回の固有番号を発信するという工夫がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の多数の競争者が参加するレース等においては、固有番号信号を複数回出力することによってたとえ信号が重なり合っても問題なくゴールラインに入線しても識別を行なっていた。
【0004】
しかしながら、さらに競争者が増加した場合には、そのように複数回固有番号を発信しても検出できない場合が存在し得る。
【0005】
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、非常に多くの競争者等が参加しても問題なく計時ができる計時用検出装置、計測装置およびその方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明にかかる、所定の位置を複数の移動体が通過する際に、個々の移動体が前記所定の位置を通過したことを検出する集団レースの計時用検出装置は、複数の移動体の各々が保持し、所定のトリガ信号に応答して、それぞれが異なる固有の識別番号を出力可能な固有番号出力手段と、所定の位置の近傍に設けられ、所定のトリガ信号を発信するトリガ信号発信手段と、トリガ信号に応答して固有番号出力手段の出力した識別番号を受信する受信手段とを含み、固有番号出力手段は複数の異なる周波数のいずれかで識別番号を出力し、受信手段は異なる複数の周波数の信号を受信する。
【0007】
個々の移動体が保持する固有番号出力手段は複数の異なる周波数で識別番号を出力し、それらの異なる複数の周波数の信号を受信手段が受信する。複数の固有番号出力手段が同時に所定位置でトリガ信号を受けても、固有番号出力手段は異なる周波数で固有番号を出力するため信号が重なり合う確率が減少する。
【0008】
その結果、非常に多くの競争者等が参加しても問題なく計時ができる計時装置を提供できる。
【0009】
好ましくは、固有番号発信手段は固有番号を間欠的に複数回発信してもよい。そうすれば、信号の重なる確率をより減らすことができる。
【0010】
さらに好ましくは、受信手段はさらに標準電波を受けて時刻情報を出力する手段を有し、固有番号出力手段から受信した識別番号とともに受信時の時刻情報を記録する。
【0011】
標準電波に基づく時刻情報を識別番号とともに記録するため、参加者の正確なゴール時刻を記録できる。
【0012】
この発明の他の局面においては、所定の位置を複数の移動体が通過する際に、個々の移動体が前記所定の位置を通過したことを検出する集団レースの計時用検出装置は、複数の移動体の各々が保持し、所定のトリガ信号に応答して、それぞれが異なる固有の識別番号を出力可能な固有番号出力手段と、所定の位置の近傍に設けられ、所定のトリガ信号を発信するトリガ信号発信手段と、トリガ信号に応答して固有番号出力手段の出力した識別番号を受信する受信手段とを含む。固有番号出力手段は識別番号の発信後、その発信を休止する。
【0013】
所定のトリガ信号に応答して、それぞれが異なる固有の識別番号を出力可能な固有番号出力手段は、固有番号の発信後、その発信を休止するため、他の固有番号出力手段の出力信号と重ならない。
【0014】
その結果、非常に多くの競争者等が参加しても問題なく計時ができる計時装置を提供できる。
【0015】
好ましくは、固有番号出力手段の出力の休止は、トリガ信号を受けて所定時間後に自動的に行なわれる。なお、この場合、所定時間経過後等に自動的に再度固有番号を発信するようにしても良い。
【0016】
さらに好ましくは、固有番号出力手段は受発信装置を有し、受信手段が固有番号出力手段からの固有番号を受けた時、それを再発信するようにし、固有番号出力手段は自分の固有番号を受けた時に休止してもよい。
【0017】
この発明のさらに他の局面においては、計測装置は複数の参加者がスタート地点からスタートし、ゴールを通過するまでの時間を計測する集団レースの計測装置である。計測装置においては、複数の参加者の各々は、所定のトリガ信号に応答して、それぞれが異なる固有の識別番号を出力可能な固有番号タグを保持し、スタート地点に設けられ、固有番号タグを保持した参加者のスタート時にそのスタート時間を発信するスタート時間発信手段を含み、固有番号タグはスタート時間発信手段の発信したスタート時間を受信するとともに記憶し、ゴール地点の近傍に設けられ、所定のトリガ信号を発信するトリガ信号発信手段と、トリガ信号に応答して固有番号タグは、固有の識別番号とともに記憶したスタート時間を出力し、固有番号タグの出力した固有の識別番号およびスタート時間を受信する受信手段とを含む。
【0018】
固有番号タグはスタート時にスタート時間を受信するとともに記憶し、ゴール地点で、トリガ信号に応答して固有の識別番号とともに記憶したスタート時間を出力し、その固有番号タグの出力した固有の識別番号およびスタート時間を受信する。
【0019】
したがって、固有番号タグごとのスタート時間からゴール時間までの所要時間を計測できる。その結果、非常に多くの競争者等が参加しても問題なく計時ができる計時装置を提供できる。
【0020】
好ましくは、スタート時間発信手段は標準電波を受けて時刻情報を出力する手段を有し、時刻情報をスタート時間として発信する。
【0021】
この発明のさらに他の局面においては、複数の参加者がスタート地点からスタートし、ゴールを通過するまでの時間を計測する集団レースの計測方法は、送受信機能とメモリを有するタグを準備するステップと、スタート地点において所定のトリガ信号をタグで受信するステップと、受信したスタート時間をタグに記録するステップと、ゴール地点で、所定のトリガ信号を受信するステップと、ゴール地点における前記所定のトリガ信号に応答して、記憶したスタート時間とともに前記タグの有する固有番号を出力するステップと、ゴール地点において、タグの出力したスタート時間と固有番号とを受信するステップとを含む。
【0022】
固有番号タグはスタート時にスタート時間を受信するとともに記憶し、ゴール地点で、トリガ信号に応答して固有の識別番号とともに記憶したスタート時間を出力し、その固有番号タグの出力した固有の識別番号およびスタート時間を受信する。
【0023】
したがって、固有番号タグごとのスタート時間からゴール時間までの所要時間を計測できる。その結果、非常に多くの競争者等が参加しても問題なく計時ができる計時方法を提供できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0025】
(1)第1の実施形態
図1は、走路を有するトラックのゴール地点の近傍に設けられる、この発明が適用される集団レースの計時用検出装置を示す図である。このゴールにおいて複数のランナーのような競技への参加者のゴール時間を検出する場合にこの発明を適用した例について説明する。
【0026】
図1を参照して、走路202に所定のゴール201が設けられている。複数のランナーの各々はそれぞれ異なる番号のゼッケンを付けるとともに、ゼッケンに対応した固有の識別番号(ID信号)を出力するIDタグ40を保持して走行している。検出装置100は、ゴール201の近傍に設けられたメインコントロール部10と、メインコントロール部10に対してトラックの反対側に設けられたサブコントロール部20とを含む。
【0027】
トラックの走路202のゴールライン201を挟んでメインコントロール部10とサブコントロール部20とが対向して配置される。これらに挟まれた走路202をID信号(IDタグの有する固有番号)を発信する発信器を組込んだIDタグ40を装着した複数の選手がゴールする。
【0028】
メインコントロール部10は、IDタグ40に対してトリガ発信を行なうとともに、IDタグ40からのID信号を受信するメインコントローラ11と、メインコントローラ11に接続され、トリガ信号を発信するトリガ発信アンテナ12と、IDタグ40からのID信号を受信するID受信アンテナ13a,13bと、メインコントローラ11に接続され、メインコントロール部10全体を制御する制御部30とを含む。メインコントローラ11と制御部30とはRS−232Cケーブル等を用いて接続されている。
【0029】
制御部30は、CPU31と、トリガ信号受信部32と、トリガ信号受信部32の受信した受信データを記憶するメモリ36と、標準電波を受信してCPUにシステムクロックを供給するシステムクロック供給部90と、システムクロック供給部からの時計情報を受けて時刻を表示する時計表示部38とを含む。トリガ信号受信部32は、複数の異なる周波数の信号を受信可能なように、たとえば、300MHz受信部33と、305MHz受信部34と、310MHz受信部35とを含む。このように複数の異なる周波数を同一の制御部30で受信できる。
【0030】
制御部30は、検出した複数のID信号のそれぞれを標準電波に基づく時刻とともにメモリ35に記憶する。また、制御部30は、検出した複数のID信号のそれぞれ検出時刻を表示する表示部を有しても良い。
【0031】
図2はシステムクロック供給部90の構成を示す図である。図2を参照して、システムクロック供給部90は、標準電波を受信するアンテナ91と、アンテナ91に接続され、標準電波を増幅する増幅器92と、増幅器に接続され、所定の周波数を取り出すバンドパスフィルタ(BPF)93と、バンドパスフィルタ93に接続された振幅制限器94と、振幅制限器に接続され、標準電波から時計情報を取り出す時計情報出力部95および標準電波からクロック周波数を取り出すクロック同期部96とを含む。図1に示すように、時計情報出力部95からの出力は時計表示部38に送られて時刻が表示され、クロック同期部96からのクロック同期信号はCPU31に供給される。
【0032】
図1に戻って、サブコントロール部20は、トリガを発信するサブコントローラ21と、サブコントローラ21に接続され、トリガ信号を発信するトリガ発信アンテナ22とを含む。なおこのトリガ発信アンテナ22はメインコントロール部10に設けられたトリガ発信アンテナ12と同様のものである。
【0033】
なお、走路202を挟んで対向して設けられるトリガ発信アンテナ12、22は相互に平行に設けられてもよいし、所定の角度をもって対向して設けられてもよいが、事前に最適の相互位置となるよう調整するのがこのましい。
【0034】
図1に示すように、メインコントロール部10およびサブコントロール部20とはトラックの両サイドに設置できるため、トラック上に機材を設置または埋設する必要がない。
【0035】
図3(A)はIDタグ40の構成を示すブロック図であり、図3(B)はIDタグ40の外観を示す模式図である。図3(A)を参照して、IDタグ40は受信用アンテナ40aとトリガ信号検知部41と、電池49と、スィッチ42と固有番号としてのID番号を発生する、ID番号発生部43とを含む。ID番号発生部43はアドレス計数部45とID番号記憶部46と発振器47と出力回路48と、ID番号発生部43全体を制御するCPU50から構成される。
【0036】
IDタグ40の発信周波数はトリガ信号受信部32で受信できる複数の周波数、たとえば300−322MHzのいずれかの周波数でID番号を出力する。
【0037】
なお、IDタグ40を充電式とすれば、電池49の交換の必要がなく経済的に構成できる。
【0038】
受信用アンテナ40aはメインコントローラ11およびサブコントローラ21に設けられたトリガ発信アンテナ12、22からのトリガ信号を受信するようになっており、トリガ信号検知部41は、受信用アンテナ40aで受信された信号がトリガ信号であると認識したときにスイッチ42をONするようになっている。このように、スイッチ42がONされると、ID番号発生部43に電源が供給されてこのID番号発生部43からそのIDタグ40に対応するID番号が送信用アンテナ44を介して出力される。このように出力されたID番号は発振器47によって高周波信号に変換されて出力回路48を介して送信用アンテナ44から送信される。
【0039】
ここでIDタグ40に設けられた発振器47からはID番号に対応する5桁の識別番号が間断なく発信し続けられ、この信号をID受信アンテナ13a、13bが受信する。
【0040】
図3(B)を参照して、IDタグ40は、図中に示す2辺aおよびbが数10mmの矩形を有しており、その厚さcは数mm程度である。ランナー等の選手が装着するIDタグ40は非常に軽量で、競技中にも選手に違和感を与えない。
【0041】
選手が集団でゴール地点を通過する場合のように、目視による確認が困難な場合でも、正確に各選手ごとにゴール時間を検出することができる。
【0042】
図4はIDタグの変形例を示す図である。このIDタグ60は、図3に示したIDタグ40に対して発信機47に接続され、その発信周波数を任意に設定できる周波数設定部49を含む点が異なる。
【0043】
周波数設定部49はたとえばPLL(Phase−Locked Loop)ICで構成することにより、周波数を所定の範囲内で自由に設定する。周波数帯は微弱電波(3m離れて500μV/m以下)の300MHz〜322MHz範囲内での分割が望ましい。これは、この範囲であれば1アンテナで全周波数の信号を検出できるためである。また、受信周波数は約0.5MHzごとに分割すれば検出が可能である。こうすれば、この範囲で約40種類の周波数分割が可能になる。
【0044】
すなわちこの発明の第1の実施の形態によれば、IDタグの発信周波数および受信アンテナの受信周波数をIDタグ毎に何種類かに分けることで、受信数を向上することができる。なお、発信を複数回所定の間隔で行なうようにし、両者を併用してもよい。そうすれば、受信数はさらに飛躍的に向上することができる。
【0045】
(2)第2の実施形態
次にこの発明の第2実施形態について説明する。図5は第2実施の形態を説明するための図であり図1に示したゴール地点201付近の拡大図である。
【0046】
図5を参照して、この実施の形態においては、トリガ領域70が示されている。
【0047】
この実施の形態におけるゴール地点は第1実施の形態におけるゴール地点と同様の構成を有している。
【0048】
一般に、トリガ発信アンテナ12、22からのトリガ電波が届く範囲であるトリガ領域70内では、IDタグ40(または60、以下同じ)が常時ID番号を送信した状態になっている。その領域内に滞留したIDタグ40が多数存在すれば、送信がぶつかり合い、それぞれが打ち消し合い、結果的に送信不能となるIDタグ40が発生し、計測できなくなることが起こり得る。
【0049】
そこで、この実施の形態においては、IDタグ40に内蔵するCPU50の制御により、ID番号の発信周期の時分割をコントロールする。たとえば、トリガがかかった状態でIDタグ40が数秒間連続発信すれば、自動的に休止モードに制御する。そしてトリガ電波から逃れた状態(トリガ領域70外)が数秒間続けば、休止モードを解除して、通常の送信モードにセットする。たとえば、トリガ領域70内で5秒間以上滞留時、休止モードを設定する。トリガ領域70外3秒経過すると通常モードに戻るように設定する。これによって、滞留しているIDタグ40の存在を無視することができる。なお、図中にIDタグ40の設定時間の一例を記載している。
【0050】
この場合のフローチャートを図6に示す。図6はIDタグ40のCPU50が行なう制御内容を示すフローチャートである。図6を参照して、IDタグ40がトリガエリア70内にあるか否かを判断する(ステップS11、以下ステップを略す)このトリガエリア内にあるか否かの判断は具体的には、トリガ信号を受けているか否かで判断する。
【0051】
トリガエリア内にあるときは(S11でYES)、CPU50の内蔵しているタイマをスタートさせる(S12)。そしてトリガ信号に応答して内蔵しているID番号を送信する(S13)。5秒間ID番号の送信を所定の間隔で繰返す(S14)。5秒経過すると(S14で(YES)、ID番号の送信を中止する(S15)。そしてIDタグ40がトリガ領域70外にあるか否かを判断する(S16)。トリガ領域70内にあるときは(S16でNO)、ID送信の中止を続行する。一方、トリガエリア外であるときは(S16でYES)、通常モードに戻る(S17)。ここで通常モードとは、通常のトリガ受信体制に入ることを意味する。そしてプログラムはS11へ戻る)。
【0052】
次に第2実施の形態の変形例について説明する。変形例においては、トリガ領域70でIDタグ40から発信される番号を受信アンテナ13が受取った後、その番号をトリガ電波に載せトリガ発信アンテナ12から再度発信させるという方法である。この場合は、IDタグ40が読取モードとしてトリガ電波で送られて来る番号と参照して合致すればそのIDタグ40が休止状態になる。ここで通常モードに戻るのは、同じくトリガ電波から逃れたときとする。
【0053】
この場合のIDタグ40の構成も図3または図4と同様である。この場合、ID番号はトリガ検知部41で受信する。この構成にすると、IDタグ40の内蔵電池の寿命を延ばすことにも効果的である。
【0054】
(3)第3の実施の形態
次にこの発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態はネットタイム計測に関する。近年マラソンなどのレースで、1万人規模の参加者は当たり前になりつつあるが、その一方で、ゴールタイムに関し非常に大きな問題となっていることがある。
【0055】
これは、最前部と最後尾とでは、実際にスタート地点を離れるのには場合によっては10分以上かかる場合がある。結局後ろの方に並ぶと最初から10分以上のハンディを背負ってスタートしなければならず、平等なゴールタイムとはならない。
【0056】
そこで、最近ではネットタイムを採用してはどうかという検討がなされている。しかしながら、現在の自動計測装置では、スタートラインで一挙にID番号を送信するため、その送信数がスタート幅10m、長さ2mの領域で最大120人(6人/m2)と考えられ、周波数分割、時分割しても受信漏れが発生する可能性が高い。
【0057】
そこで、トリガ電波にタイムを載せて送信することにより、スタート時にはIDタグにタイムを書込み、ゴール時にはID番号とスタートタイムを送信することにより、ネットタイムの計測が可能になる。
【0058】
図7は第3実施の形態におけるスタート地点とゴール地点を表す模式図である。この実施の形態におけるゴール地点は第1実施の形態または第2実施の形態におけるゴール地点と同様の構成を有している。すなわちスタート地点に第1または第2実施の形態と同様のトリガ領域80を設ける。スタート地点は基本的に第1実施の形態におけるゴール地点と同様の構成の装置を有しているが、ゴール地点の構成と異なり、IDタグ40からのID信号を受信するID受信アンテナ13a,13bは設けられていない。また、第1実施の形態と同様に、メインコントロール部10を構成する制御部30はシステムクロック供給部90を含む。
【0059】
また、ゴール地点においても第1実施の形態または第2実施の形態と同様のトリガ領域85を設け、第1実施の形態または第2実施の形態におけるゴール地点と同様の構成の装置(メインコントロール部10とサブコントロール部20とからなる検出装置100)を有している。
【0060】
なお、ここでタイムは標準電波から得られたタイムである。スタート時点の時刻として標準電波のデータを取り込むために、この実施の形態におけるスタート地点に設けられるサブコントロール部20はメインコントロール部10と同様にシステムクロック供給部を含む(図示無し)。
【0061】
この実施の形態のIDタグ40の構成も図2または図4と同様である。この場合、IDタグ40はスタート地点で受信した時間をデータとして内蔵メモリに書込む。一方、ゴール地点でIDタグ40は書込まれた時間とID番号を発信する。発信したデータをID受信アンテナ13が取込む。
【0062】
ゴール地点に設けられた装置の制御部30はIDタグ40から受信したID信号を各ID信号毎に個別に検出し、そのID番号と時間データをメモリ35に記憶する。
【0063】
図8はIDタグ40のCPU50が処理する処理内容を示すフローチャートである。
【0064】
図8を参照して、IDタグ40は、まずスタート地点においてタイム付きトリガ受信を受ける(S21)。タイム付きトリガ信号を受信したときは(S21でYES)、そのタイムを図示の無いメモリに記録する(S22)。ユーザはこのIDタグ40を保持した状態で走行を行ない、ゴールに到達する。そこで上記第1または第2実施の形態で述べたように通常のトリガ信号、すなわちゴールトリガ信号を受信する(S23)。ゴールトリガ受信信号を受信したときは(S23でYES)、スタート時にメモリに記録したスタートタイムをID番号と共に送信する(S24)。
【0065】
これにより、IDタグ40はスタート時からゴール時までの時間をID番号と共に送信することが可能になる。
【0066】
図9は受信側制御部30のCPU31が処理する内容を説明するフローチャートである。
【0067】
図9参照して、CPU31は、ゴール地点においてゴールトリガ信号に応答してIDタグ40から発信されたスタート時のタイムとID番号とを受信する(S31)。スタートタイムとID番号とを受信したときは(S31でYES)、その受信時のタイムからスタートタイムを減算してその競技者の所要時間を算出する(S32)。ID番号毎の所要時間を所定のメモリ35に記憶する(S33)。なお、このタイムは上記したように標準電波からの得られたデータである。
【0068】
こうすることによって、IDタグ40毎の正味の所要時間を確実に検出できる。
【0069】
上記実施の形態においてゴール地点におけるトリガ受信領域70、85に幅があるが、この距離は実際はごく短く(たとえば2〜3m)、計測上問題になることは無い。
【0070】
なお、ゴール時間を厳密に記録する場合の実施の形態について図10を参照して説明する。図10はこの場合の実施の形態を示す模式図である。
【0071】
図10は図1、図5または図7に示したゴール(またはスタート)の詳細を示す図1に対応する図である。図10を参照して、この場合のトリガ受信領域にはゴールライン201近傍に平面的に、四角形状に配列されたトリガ発信アンテナ51およびトリガ発信アンテナ51に囲まれるように配置された受信アンテナ52が配置される。これらアンテナ51および52はカバー75(トリガ受信領域に対応する)に覆われており、ランナーはそのカバー75上を走行する。IDタグ40はトリガ信号を受けてID番号を発信し、それを受信アンテナ52で受けてデータ受信機53で受信し、データ処理装置54でデータ処理および記録等を行なう。データ受信機は、制御部10と同様にシステムクロック供給部を有する。
【0072】
この場合、IDタグ40は位置40bでゴール測定ゾーンに入り、ID番号の発信をスタートする(図9に示すように、たとえば3時5分10秒26とする:この時刻をbとする)。ついで、位置40cでゴール測定ゾーンを通過し、ID番号の発信を停止する(たとえば3時5分10秒34とする:この時刻をcとする)。これらの時刻の平均値からゴール時刻を決定する((b+c)/2で平均値を求め、上記の例であれば、3時5分10秒30と決定する)。この場合、ゴールの計測ライン203は位置40bと位置40cとの中間地点となる。
【0073】
なお、データ受信機53およびデータ処理装置54の機能はデータ処理装置等が上記の信号の送受信および演算を行なう点を除いて、基本的に図1で説明した検出装置100と同じである。
【0074】
また、この実施の形態におけるゴール地点のトリガ発信アンテナや受信アンテナの配置(平面配置)を第1〜第3の実施の形態におけるゴール地点等に用いてもよい。
【0075】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0076】
そのような範囲の例としては、たとえば、次のようなものが挙げられる。
【0077】
(1) 請求項4に記載の計時用検出装置であって、
前記固有番号出力手段は前記トリガ信号を受けて、所定時間後に前記固有番号の出力を休止する。
【0078】
(2) 前記固有番号出力手段は前記休止後、さらに前記固有番号の発信を再開する再発信手段を含む、上記(1)の計時用検出装置。
【0079】
(3) 前記所定時間は調整できる、上記(1)の計時用検出装置。
【0080】
(4) 前記トリガ信号発信手段は所定の範囲内のみに前記トリガ信号を発信し、前記固有番号出力手段は自分が前記所定範囲内にあるか否かを判別する手段を含み、
前記判別手段が自分が前記所定範囲内に無いと判断したとき、前記再発信手段は前記固有番号の発信を再開する、上記(2)に記載の計時用検出装置。
【0081】
(5) 請求項4に記載の計時用検出装置であって、
前記受信手段は受信した前記固有番号出力手段の出力した識別番号を発信する受信識別番号発信手段を含み、
前記固有番号出力手段は、前記識別番号受信手段が前記受信識別番号発信手段の出力した自己の固有番号を受信したとき、固有番号の出力を休止する。
【0082】
(6) 前記トリガ信号発信手段は所定の範囲内のみに前記トリガ信号を発信し、前記固有番号出力手段は自分が前記所定範囲内にあるか否かを判別する手段を含み、
前記判別手段が自分が前記所定範囲内に無いと判断したとき、前記再発信手段は前記固有番号の発信を再開する、上記(5)に記載の計時用検出装置。
【0083】
(7) 請求項5に記載の集団レースの計測装置であって、
前記固有番号タグは書き込みモードを含む複数のモードで作動が可能であり、前記固有番号タグが前記書き込みモードに設定されているときに前記スタート時間発信手段の発信した前記スタート時間を記憶する。
【0084】
なお、上記実施の形態において、IDタグ40または60が固有番号出力手段や固有番号タグの一例であり、メインコントローラ11、トリガ発信アンテナ12、および/またはサブコントローラ21とトリガ発信アンテナ22がトリガ信号発信手段の一例であり、ID受信アンテナ13、メインコントローラ11、制御部30が受信手段の一例であり、メインコントローラ10およびサブコントローラ20から受信アンテナ13を除いたものがスタート時間発信手段の一例である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施の形態にかかる計時用検出装置の構成を示す図である。
【図2】システムクロック供給部の構成を示すブロック図である。
【図3】IDタグの構成を示すブロック図である。
【図4】IDタグの構成を示すブロック図である。
【図5】第2実施の形態におけるゴール地点を示す模式図である。
【図6】第2実施の形態におけるIDタグの動作内容を示すフローチャートである。
【図7】第3実施の形態におけるスタート地点およびゴール地点を示す模式図である。
【図8】第3実施の形態におけるIDタグの動作を示すフローチャートである。
【図9】第3実施の形態における制御部の動作を示すフローチャートである。
【図10】さらに他の実施の形態におけるゴール付近の模式図である。
【符号の説明】
10 メインコントロール部、11 メインコントローラ、12 トリガ発信アンテナ、13 ID受信アンテナ、20 サブコントロール部、21 サブコントローラ、22 トリガ発信アンテナ、30 制御部、40、60 IDタグ、90 システムクロック供給部。
Claims (7)
- 所定の位置を複数の移動体が通過する際に、個々の移動体が前記所定の位置を通過したことを検出する集団レースの計時用検出装置であって、
前記複数の移動体の各々が保持し、所定のトリガ信号に応答して、それぞれが異なる固有の識別番号を出力可能な固有番号出力手段と、
前記所定の位置の近傍に設けられ、前記所定のトリガ信号を発信するトリガ信号発信手段と、
前記トリガ信号に応答して前記固有番号出力手段の出力した識別番号を受信する受信手段とを含み、
前記固有番号出力手段は複数の異なる周波数のいずれかで前記識別番号を出力し、前記受信手段は前記異なる複数の周波数の信号を受信する、計時用検出装置。 - 前記固有番号発信手段は前記識別番号を間欠的に複数回発信する、請求項1に記載の計時用検出装置。
- 前記受信手段はさらに標準電波を受けて時刻情報を出力する手段を有し、前記固有番号出力手段から受信した識別番号とともに受信時の時刻情報を記録する、請求項1に記載の計時用検出装置。
- 所定の位置を複数の移動体が通過する際に、個々の移動体が前記所定の位置を通過したことを検出する集団レースの計時用検出装置であって、
前記複数の移動体の各々が保持し、所定のトリガ信号に応答して、それぞれが異なる固有の識別番号を出力可能な固有番号出力手段と、
前記所定の位置の近傍に設けられ、前記所定のトリガ信号を発信するトリガ信号発信手段と、
前記トリガ信号に応答して前記固有番号出力手段の出力した識別番号を受信する受信手段とを含み、
前記固有番号出力手段は前記識別番号の発信後、その発信を休止する、計時用検出装置。 - 複数の参加者がスタート地点からスタートし、ゴールを通過するまでの時間を計測する集団レースの計測装置であって、
前記複数の参加者の各々は、所定のトリガ信号に応答して、それぞれが異なる固有の識別番号を出力可能な固有番号タグを保持し、
前記スタート地点に設けられ、前記固有番号タグを保持した参加者のスタート時にそのスタート時間を発信するスタート時間発信手段を含み、
前記固有番号タグは前記スタート時間発信手段の発信した前記スタート時間を受信するとともに記憶し、
前記ゴール地点の近傍に設けられ、前記所定のトリガ信号を発信するトリガ信号発信手段と、
前記トリガ信号に応答して前記固有番号タグは、前記固有の識別番号とともに前記記憶したスタート時間を出力し、
前記固有番号タグの出力した前記固有の識別番号および前記スタート時間を受信する受信手段とを含む、計測装置。 - 前記スタート時間発信手段は標準電波を受けて時刻情報を出力する手段を有し、前記時刻情報をスタート時間として発信する、請求項5に記載の計時用検出装置。
- 複数の参加者がスタート地点からスタートし、ゴールを通過するまでの時間を計測する集団レースの計測方法であって、
送受信機能とメモリを有するタグを準備するステップと、
前記スタート地点において所定のトリガ信号をタグで受信するステップと、
受信したスタート時間をタグに記録するステップと、
前記ゴール地点で、所定のトリガ信号を受信するステップと、
ゴール地点における前記所定のトリガ信号に応答して、記憶したスタート時間とともに前記タグの有する固有番号を出力するステップと、
ゴール地点において、前記タグの出力したスタート時間と固有番号とを受信するステップとを含む、計測方法。
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