JP2004056920A - モータ - Google Patents

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Kenji Matsushima
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Abstract

【課題】部品点数を低減することができるとともに、マグネットに対する給電用ブラシの位置ズレを低減することができるモータを提供する。
【解決手段】モータは、略有底円筒形状に形成されその内部にマグネットが固定されるヨーク1と、ヨーク1の一端開口部7に対して固定され給電用ブラシを保持するブラシホルダ部材2と、ブラシホルダ部材2の外側でヨーク1の一端開口部7に固定されその一端開口部7を覆うエンドフレーム3とを備える。ヨーク1には、ブラシホルダ部材2及びハウジング部材3を固定するための固定片6が一体形成される。固定片6の中間部には、固定片6がブラシホルダ部材2のホルダ固定孔2dに挿入されることで圧入されブラシホルダ部材2を係止する係止部6aが形成される。固定片6の先端部には、エンドフレーム3のハウジング固定孔3bを貫通して折り曲げられることでエンドフレーム3を固定する折曲げ固定部6bが形成される。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヨークにブラシホルダ部材とエンドフレーム等のハウジング部材が固定されるモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、モータとしては、給電用ブラシにてアーマチャに電源を供給するDCモータがある。このようなモータとしては、略有底筒状に形成されその内部にマグネットが固定されたヨークの一端開口部に、給電用ブラシを保持するブラシホルダ部材と一端開口部を覆うエンドフレーム(ハウジング部材)とが固定されるものがある。そして、このようなモータは、まずブラシホルダ部材をエンドフレームに固定し、そのエンドフレームをヨークの一端開口部に固定するようにしている。例えば、ブラシホルダ部材に予め一体形成(インサート成形)された金属板にネジ孔を形成し、エンドフレームを貫通してネジ孔に螺合されるネジにてブラシホルダ部材にエンドフレームを固定し、更にそのエンドフレームを前記一端開口部にネジ止めすることで各部材を固定する方法等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなモータでは、多数のネジを要し、部品点数及びその組付け工数が多いという問題がある。このことは、モータの製造コストを増大させる原因となる。
【0004】
又、上記のようなモータでは、ブラシホルダ部材をエンドフレームに固定しそのエンドフレームをヨークに固定(エンドフレームを介してブラシホルダ部材をヨークに固定)するため、マグネットに対する給電用ブラシの位置ズレ(予め設定された周方向の位置からのズレ)が大きくなる虞がある。このことは、モータの回転特性のばらつきを発生させる原因となる。
【0005】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、部品点数を低減することができるとともに、マグネットに対する給電用ブラシの位置ズレを低減することができるモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、略筒状に形成され、その内部にマグネットが固定されるヨークと、前記ヨークの一端開口部に対して固定され、給電用ブラシを保持するブラシホルダ部材と、前記ブラシホルダ部材の外側で前記ヨークの一端開口部に固定され、その一端開口部を覆うハウジング部材とを備えたモータにおいて、前記ヨークに、前記ブラシホルダ部材及び前記ハウジング部材を固定するための固定部を一体形成した。
【0007】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のモータにおいて、前記固定部を、前記ブラシホルダ部材を挟んで前記ハウジング部材を固定することで前記両部材を同時に固定する固定片とした。
【0008】
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載のモータにおいて、前記ブラシホルダ部材に、前記ヨークの軸線方向に貫通したホルダ固定孔を形成し、前記固定片の中間部に、前記固定片が前記ホルダ固定孔に挿入されることで前記ブラシホルダ部材を係止する係止部を形成した。
【0009】
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載のモータにおいて、前記係止部は、前記ホルダ固定孔に圧入されることで前記ブラシホルダ部材を係止し、前記係止部及び前記ホルダ固定孔の少なくとも一方を、前記固定片の基端側に向かうほど拡幅となるように形成した。
【0010】
請求項5に記載の発明では、請求項4に記載のモータにおいて、前記固定片に、その先端中央から少なくとも前記係止部まで達するスリットを形成した。
請求項6に記載の発明では、請求項2乃至5のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記固定片の先端部に、折り曲げられることで前記ハウジング部材を固定する折曲げ固定部を形成した。
【0011】
請求項7に記載の発明では、請求項2乃至6のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記ブラシホルダ部材に、前記ヨークの軸線方向に突出し前記ヨークと前記ハウジング部材とに挟まれる際に潰れることで軸線方向寸法を調節する調整突起を形成した。
【0012】
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、ヨークには、ブラシホルダ部材及びハウジング部材を固定するための固定部が一体形成される。よって、ネジ等を用いた場合に比べて部品点数を低減することができる。又、ブラシホルダ部材をハウジング部材に固定しそのハウジング部材をヨークに固定した場合に比べて、マグネットに対する給電用ブラシの位置ズレを低減することができる。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、前記ブラシホルダ部材を挟んで固定片にて前記ハウジング部材が固定されることで前記両部材が同時に固定される。よって、容易にブラシホルダ部材を固定することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、固定片がホルダ固定孔に挿入されることで固定片の中間部に形成された係止部にてブラシホルダ部材が係止される。よって、容易にブラシホルダ部材を係止しながらブラシホルダ部材を確実に固定することができる。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、係止部は、前記ホルダ固定孔に圧入されることで前記ブラシホルダ部材を係止する。そして、係止部及びホルダ固定孔の少なくとも一方は、前記固定片の基端側に向かうほど拡幅となるように形成されるため、係止部の圧入が容易となる。
【0016】
請求項5に記載の発明によれば、固定片には、その先端中央から少なくとも前記係止部まで達するスリットが形成されるため、係止部が幅方向に撓み可能となり、ホルダ固定孔及び係止部の寸法誤差が許容されるとともに、係止部の圧入が更に容易となる。
【0017】
請求項6に記載の発明によれば、ハウジング部材は、固定片の先端部に形成された折曲げ固定部が折曲げられることで固定される。このようにすると、固定片を単純な形状としながらハウジング部材を容易に固定することができる。
【0018】
請求項7に記載の発明によれば、ブラシホルダ部材は、ヨークとハウジング部材とに挟まれる際に、ヨークの軸線方向に突出して形成された調整突起が潰れることで軸線方向寸法が調節される。よって、ブラシホルダ部材の軸線方向の寸法誤差を許容しながら、がたつきを低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図4に従って説明する。図1及び図2に示すように、モータは、ヨーク1と、ブラシホルダ部材2と、ハウジング部材としてのエンドフレーム3とを備える。
【0020】
ヨーク1は、略有底円筒形状に形成されている。本実施の形態のヨーク1は、所謂、扁平型のものであって、一対の平行な平坦部1a(図1及び図2中、手前の一方のみ図示する)と前記両平坦部1aを繋ぐ一対の湾曲部1bとにより略筒状に形成されている。そして、ヨーク1の内部、詳しくは湾曲部1bの内側面にはマグネット5が固定されている。
【0021】
ヨーク1には、図2に示すように、ブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3を固定するための固定部としての固定片6が一体形成されている。詳述すると、ヨーク1の一端開口部(図中、下端の開口部)7の一部には、他端側(図中、上側)に向かって切り欠かれた切り欠き部8が形成されている。この切り欠き部8は、前記平坦部1aにおいて、一端開口部7の中央にそれぞれ(図中、手前の一方のみ図示する)形成されている。そして、固定片6は、切り欠き部8から延設されている。この固定片6の板厚は、ヨーク1(平坦部1a)の板厚と同じとされている。又、この固定片6は、ブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3の固定前においてヨーク1(平坦部1a)から一直線上に(軸線方向から見て平坦部1aと全て重なるように)延設して成形されている。固定片6の中間部(軸線方向の中間部)には、ブラシホルダ部材2を係止するための係止部6aが形成されている。係止部6aは、前記固定片6の基端側に向かうほど拡幅となるように形成されている。又、固定片6の先端部には、直接エンドフレーム3を固定するための折曲げ固定部6bが形成されている。又、固定片6には、先端中央から基端側に延びるスリット6cが形成されている。尚、本実施の形態のスリット6cは、固定片6の中間部(係止部6a)の手前まで形成されることで、折曲げ固定部6bを一対に分割し、該折曲げ固定部6bを容易に折曲げ可能としている。又、一対に分割された折曲げ固定部6bの先端角部は、それぞれ面取りがなされている。又、ヨーク1の湾曲部1bにおける一端開口部7の中央には、係合片1cが延設されている。
【0022】
ブラシホルダ部材2は、図2及び図3に示すように、樹脂材料よりなり、前記ヨーク1の一端開口部7の内側と対応した略円盤形状の円盤部2aと、該円盤部2aから立設され給電用ブラシ9(図3(a)参照)を保持する一対のホルダ部2bとを備える。ブラシホルダ部材2において、前記切り欠き部8と対応した位置には、外側に延出した一対の延出部2cが形成されている。又、このブラシホルダ部材2の各延出部2cにおいて、前記固定片6と対応した位置には、軸線方向に貫通したホルダ固定孔2dが形成されている。このホルダ固定孔2dは、前記係止部6aが圧入可能な大きさに設定されている。又、このブラシホルダ部材2の各延出部2cにおいて、ホルダ固定孔2dの両側には、軸線方向に僅かに突出した一対の調整突起2eが形成されている。この調整突起2eは、先端に向かうほどその直交断面が小さくなるように形成されている。
【0023】
エンドフレーム3は、図2及び図4に示すように、前記一端開口部7を略覆うことが可能な略4角形の板状に形成されている。エンドフレーム3の中央部には図示しない軸受を収容するための略円形の凹部3aが形成されている。又、エンドフレーム3には、図4(a)に示すように、前記固定片6(ホルダ固定孔2d)と対応した位置に、ハウジング固定孔3bが形成されている。又、エンドフレーム3には、前記係合片1cと対応した位置に係合孔3cが形成されている。
【0024】
ヨーク1には、ブラシホルダ部材2を挟んで固定片6にてエンドフレーム3が固定されることで該両部材(ブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3)が同時に固定される。詳述すると、まず固定片6がホルダ固定孔2dに挿入され、その係止部6aがホルダ固定孔2dに圧入されることでブラシホルダ部材2が係止される。そして、固定片6がハウジング固定孔3bに挿入され、その折曲げ固定部6bが折り曲げられる(本実施の形態では開いてかしめられる)ことでエンドフレーム3及びブラシホルダ部材2が固定される。尚、このとき同時に係合片1cが係合孔3cに嵌挿される。又、このとき、ブラシホルダ部材2は、その延出部2cがヨーク1の切り欠き部8とエンドフレーム3の上面とで挟まれて固定される。又、ブラシホルダ部材2は、その延出部2cがヨーク1の切り欠き部8とエンドフレーム3の上面とで挟まれる際に、調整突起2eが挟まれる力に応じて潰れることで、その箇所における軸線方向寸法が調節される。又、この固定時には、図1に破線で示すアーマチャ10がヨーク1内に略収容される。又、このとき、アーマチャ10のコンミテータ10a(図3(a)中、2点鎖線で示す)には、給電用ブラシ9が押圧接触される。
【0025】
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)ヨーク1には、ブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3を固定するための固定片6が一体形成されるため、ネジ等を用いた場合に比べて部品点数を低減することができる。よって、組付け工数が低減される。これらのことから、モータの製造コストを低減することができる。又、ブラシホルダ部材をエンドフレームに固定しそのエンドフレームをヨークに固定した場合(間接的にブラシホルダ部材をヨークに固定した場合)に比べ、マグネット5に対する給電用ブラシ9の周方向の位置ズレを低減することができる。
【0026】
(2)ヨーク1には、ブラシホルダ部材2を挟んで固定片6にてエンドフレーム3が固定されることで両部材(ブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3)が同時に固定される。よって、ブラシホルダ部材をエンドフレームに固定しそのエンドフレームをヨークに固定する場合に比べて、容易にブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3を固定することができる。
【0027】
(3)固定片6がホルダ固定孔2dに挿入され、その係止部6aがホルダ固定孔2dに圧入されることでブラシホルダ部材2が係止される。よって、容易にブラシホルダ部材2を係止しながらブラシホルダ部材2を確実に(周方向の位置ズレを防止しながら)固定することができる。
【0028】
(4)係止部6aは、固定片6の基端側に向かうほど拡幅となるように形成されるため、係止部6aのホルダ固定孔2dへの圧入が容易となる。
(5)エンドフレーム3は、固定片6の先端部に形成された折曲げ固定部6bが折曲げられることで固定される。このようにすると、固定片6を単純な形状としながらエンドフレーム3を容易に固定することができる。
【0029】
(6)ブラシホルダ部材2は、その延出部2cがヨーク1の切り欠き部8とエンドフレーム3の上面とで挟まれる際に、調整突起2eが挟まれる力に応じて潰れることで、その箇所における軸線方向寸法が調節される。よって、ブラシホルダ部材2の軸線方向の若干の寸法誤差を許容しながら、固定された際のがたつきを低減することができる。
【0030】
(7)固定片6の板厚を、ヨーク1(平坦部1a)の板厚と同じとしたため、特に固定片6の部分のみ板厚を変更するように成形する加工等が不要となり、その成形が容易となる。
【0031】
(8)固定片6は、ブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3の固定前において、ヨーク1(平坦部1a)から一直線上に(軸線方向から見て平坦部1aと全て重なるように)延設して成形されるため、前記固定前において特に屈曲させる加工等が不要となり、その成形が容易となる。
【0032】
(9)固定片6はヨーク1の平坦部1a、詳しくは平坦部1aに形成された切り欠き部8から延設されるため、例えば固定片6を打ち抜いて形成するとき等、湾曲部1bから延設した場合等に比べて、平坦面を打ち抜く加工でよいため、その成形が容易となる。又、湾曲部1bから固定片を延設した場合等に比べて、固定片6にて固定される該固定片6に対応したブラシホルダ部材2(ホルダ固定孔2d)及びエンドフレーム3(ハウジング固定孔3b)の形状においても単純な形状とすることができる。
【0033】
(10)ヨーク1の一端開口部7の一部から他端側に向かって切り欠かれた切り欠き部8とエンドフレーム3の上面とでブラシホルダ部材2(延出部2c)が挟まれて固定されるため、ブラシホルダ部材2の少なくとも一部がヨーク1内部に収容されることになる。よって、ブラシホルダ部材2がモータの軸線方向長さを必要以上に長くしてしまうことを抑制することができる。
【0034】
(11)固定片6をヨーク1の周方向に2つ設けたため、ヨーク1に対するブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3の周方向のがたつきを更に低減することができる。これにより、マグネット5に対する給電用ブラシ9の周方向の位置ズレを更に低減することができる。
【0035】
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態の固定片6は、図5又は図6に示す固定片11,12に変更してもよい。
【0036】
図5に示すように、固定片11の中間部(軸線方向の中間部)には、ブラシホルダ部材2を係止するための係止部11aが形成されている。係止部11aは、固定片11の基端側に向かうほど拡幅となるように形成されている。又、固定片11の先端部には、直接エンドフレーム3を固定するための折曲げ固定部11bが形成されている。又、固定片11には、先端中央から基端側に延びるスリット11cが形成されている。このスリット11cは、固定片11の中間部(係止部11a)より固定片11の基端側まで形成されている。これにより、折曲げ固定部11bは一対に分割され、容易に折曲げ可能とされている。又、スリット11cにより、係止部11aが幅方向(図5中、左右方向)に撓み可能となる。よって、係止部11a、係止部11aが圧入されるホルダ固定孔2dの幅方向の寸法誤差が許容されるとともに、係止部11aの圧入が更に容易となる。
【0037】
図6に示すように、固定片12の中間部(軸線方向の中間部)には、ブラシホルダ部材2を係止するための係止部12aが形成されている。係止部12aは、固定片12の基端側に向かうほど拡幅となるように突出した係止突起12bを有している。このようにすると、係止部12aの係止突起12bが幅方向(図6中、左右方向)に撓み可能となる。よって、係止部12a、係止部12aが圧入されるホルダ固定孔2dの幅方向の寸法誤差が許容されるとともに、係止部12aの圧入が更に容易となる。
【0038】
・上記実施の形態では、ヨーク1には、ブラシホルダ部材2を挟んで固定片6にてエンドフレーム3が固定されることで両部材2,3が同時に固定されるとしたが、ブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3を固定することができれば、前記固定片6をヨークに一体形成された他の固定部に変更してもよい。
【0039】
・上記実施の形態のホルダ固定孔2dを、固定片6の基端側に向かうほど拡幅となるように形成してもよい。このようにしても、係止部6aのホルダ固定孔への圧入が容易となる。
【0040】
・上記実施の形態では、係止部6aは、固定片6の基端側に向かうほど拡幅となるように形成されるとしたが、固定片6がホルダ固定孔2dに挿入されると、そのホルダ固定孔2dに圧入される形状であれば、他の形状に変更してもよい。
【0041】
・上記実施の形態では、固定片6の先端部に形成した折曲げ固定部6bを折曲げることでエンドフレーム3を固定するとしたが、エンドフレーム3を固定することができれば、折曲げ固定部6bを他の形状に変更してもよい。
【0042】
・上記実施の形態の調整突起2eが形成されていないブラシホルダ部材に変更してもよい。
・上記実施の形態では、固定片6の板厚を、ヨーク1の板厚と同じとしたが、異なる厚さに変更してもよい。
【0043】
・上記実施の形態では、固定片6は、ブラシホルダ部材2及びエンドフレーム3の固定前において、ヨーク1(平坦部1a)から一直線上に(軸線方向から見て平坦部1aと全て重なるように)延設して成形されるとしたが、固定片6を屈曲して延設されたものに変更してもよい。
【0044】
・上記実施の形態では、固定片6はヨーク1の平坦部1a、詳しくは平坦部1aに形成された切り欠き部8から延設されるとしたが、固定片6を湾曲部1bから延設してもよい。又、ヨーク1を所謂扁平型ではない略真円筒状のヨークに変更してもよい。尚、この場合、固定片6を湾曲部1bから延設させた場合と同様の形状にする必要がある。
【0045】
・上記実施の形態では、切り欠き部8とエンドフレーム3の上面とでブラシホルダ部材2(延出部2c)を挟んで固定するとしたが、切り欠き部8以外の一端開口部7とエンドフレーム3とで挟んで固定するようにしてもよい。
【0046】
・上記実施の形態では、固定片6をヨーク1の周方向に2つ設けたが、3つ以上設けてもよい。
・上記実施の形態のエンドフレーム3は、ヨーク1の一端開口部7に固定され、その一端開口部7を覆う他のハウジング部材(例えば、減速機を収容するギヤハウジング等)に変更してもよい。
【0047】
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項3に記載のモータにおいて、前記係止部は、前記ホルダ固定孔に圧入されることで前記ブラシホルダ部材を係止するものであって、前記係止部は、前記固定片の基端側に向かうほど拡幅となるように突出した係止突起を有することを特徴とするモータ。このようにすると、係止部は、前記ホルダ固定孔に圧入されることで前記ブラシホルダ部材を係止する。そして、係止部は、前記固定片の基端側に向かうほど拡幅となるように突出した係止突起を有するため、係止突起が幅方向に撓み可能となり、ホルダ固定孔及び係止部の寸法誤差が許容されるとともに、係止部の圧入が更に容易となる。
【0048】
(ロ)請求項2乃至7及び上記(イ)のいずれかに記載のモータにおいて、前記固定部の板厚を、前記ヨークの板厚と同じとしたことを特徴とするモータ。このようにすると、固定部の板厚は、前記ヨークの板厚と同じとされるため、特に固定部の部分のみ板厚を変更するように成形する加工等が不要となり、その成形が容易となる。
【0049】
(ハ)上記(ロ)に記載のモータにおいて、前記固定部を、前記ブラシホルダ部材及び前記ハウジング部材の固定前において前記ヨークから一直線上に延設して成形したことを特徴とするモータ。このようにすると、固定部は、前記ブラシホルダ部材及び前記ハウジング部材の固定前において前記ヨークから一直線上に延設して成形されるため、特に屈曲させる加工等が不要となり、その成形が容易となる。
【0050】
(ニ)上記(ハ)に記載のモータにおいて、前記ヨークは、一対の平行な平坦部と前記両平坦部を繋ぐ一対の湾曲部とにより略筒状に形成される扁平型のものであって、前記固定部を前記平坦部から延設したことを特徴とするモータ。このようにすると、固定部はヨークの平坦部から延設されるため、例えば固定部を打ち抜いて形成するとき等、湾曲部から延設された場合等に比べて、その成形が容易となる。
【0051】
(ホ)請求項2乃至7及び上記(イ)〜(ニ)のいずれかに記載のモータにおいて、前記ヨークの一端開口部の一部に、他端側に向かって切り欠いた切り欠き部を形成し、前記固定片を、前記切り欠き部から延設し、前記ブラシホルダ部材を前記切り欠き部と前記ハウジング部材とで挟んで固定するようにしたことを特徴とするモータ。このようにすると、ヨークの一端開口部の一部から他端側に向かって切り欠かれた切り欠き部とハウジング部材とでブラシホルダ部材が挟まれて固定されるため、ブラシホルダ部材の少なくとも一部がヨーク内部に収容されることになる。よって、ブラシホルダ部材がモータの軸線方向長さを必要以上に長くしてしまうことを抑制することができる。
【0052】
(ヘ)請求項1乃至7及び上記(イ)〜(ホ)のいずれかに記載のモータにおいて、前記固定部を、前記ヨークの周方向に複数設けたことを特徴とするモータ。このようにすると、ヨークに対するブラシホルダ部材及びハウジング部材の周方向のがたつきを低減することができる。これにより、マグネットに対するブラシの位置ズレを更に低減することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、部品点数を低減することができるとともに、マグネットに対する給電用ブラシの位置ズレを低減することができるモータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるモータの側面図。
【図2】本実施の形態におけるモータの分解図。
【図3】(a)本実施の形態におけるブラシホルダ部材の平面図。(b)同じくブラシホルダ部材の側面図。
【図4】(a)本実施の形態におけるエンドフレームの平面図。(b)同じくエンドフレームの側面図。
【図5】別例における固定片の側面図。
【図6】別例における固定片の側面図。
【符号の説明】
1…ヨーク、2…ブラシホルダ部材、2d…ホルダ固定孔、2e…調整突起、3…エンドフレーム(ハウジング部材)、5…マグネット、6,11,12…固定片、6a,11a,12a…係止部、6b,11b…折曲げ固定部、7…一端開口部、9…給電用ブラシ、11c…スリット。

Claims (7)

  1. 略筒状に形成され、その内部にマグネット(5)が固定されるヨーク(1)と、
    前記ヨーク(1)の一端開口部(7)に対して固定され、給電用ブラシ(9)を保持するブラシホルダ部材(2)と、
    前記ブラシホルダ部材(2)の外側で前記ヨーク(1)の一端開口部(7)に固定され、その一端開口部(7)を覆うハウジング部材(3)と
    を備えたモータにおいて、
    前記ヨーク(1)に、前記ブラシホルダ部材(2)及び前記ハウジング部材(3)を固定するための固定部(6,11,12)を一体形成したことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記固定部(6,11,12)を、前記ブラシホルダ部材(2)を挟んで前記ハウジング部材(3)を固定することで前記両部材(2,3)を同時に固定する固定片としたことを特徴とするモータ。
  3. 請求項2に記載のモータにおいて、
    前記ブラシホルダ部材(2)に、前記ヨーク(1)の軸線方向に貫通したホルダ固定孔(2d)を形成し、
    前記固定片(6,11,12)の中間部に、前記固定片(6)が前記ホルダ固定孔(2d)に挿入されることで前記ブラシホルダ部材(2)を係止する係止部(6a,11a,12a)を形成したことを特徴とするモータ。
  4. 請求項3に記載のモータにおいて、
    前記係止部(6a,11a,12a)は、前記ホルダ固定孔(2d)に圧入されることで前記ブラシホルダ部材(2)を係止し、
    前記係止部(6a,11a,12a)及び前記ホルダ固定孔(2d)の少なくとも一方を、前記固定片(6)の基端側に向かうほど拡幅となるように形成したことを特徴とするモータ。
  5. 請求項4に記載のモータにおいて、
    前記固定片(11)に、その先端中央から少なくとも前記係止部(11a)まで達するスリット(11c)を形成したことを特徴とするモータ。
  6. 請求項2乃至5のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記固定片(6,11,12)の先端部に、折り曲げられることで前記ハウジング部材を固定する折曲げ固定部(6b,11b)を形成したことを特徴とするモータ。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記ブラシホルダ部材(2)に、前記ヨーク(1)の軸線方向に突出し前記ヨーク(1)と前記ハウジング部材(3)とに挟まれる際に潰れることで軸線方向寸法を調節する調整突起(2e)を形成したことを特徴とするモータ。
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