JP2000014118A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP2000014118A
JP2000014118A JP10181932A JP18193298A JP2000014118A JP 2000014118 A JP2000014118 A JP 2000014118A JP 10181932 A JP10181932 A JP 10181932A JP 18193298 A JP18193298 A JP 18193298A JP 2000014118 A JP2000014118 A JP 2000014118A
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JP
Japan
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rotating shaft
stepping motor
rotor
bearing
end plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP10181932A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Akagawa
英毅 赤川
Hiroto Nakamata
廣人 中俣
Takayuki Yamawaki
孝之 山脇
Kunitake Matsushita
晋武 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minebea Co Ltd
Original Assignee
Minebea Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minebea Co Ltd filed Critical Minebea Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種OA機器などに使用されるステッピ
ングモータについて、回転精度を向上し、部品点数と作
業工数の削減を図る。 【解決手段】 上軸受5と下軸受6で回転軸7を支持し
てなるステッピングモータにおいて、回転軸7の一端側
に設けたエンドプレート4と一体に筒状部4aを形成
し、この筒状部4aの両端に前記上軸受5と下軸受6を
装着し、これで回転軸7を支持した。上軸受5と下軸受
6が、ともにエンドプレート4の筒状部4aで一体に支
持されるので回転軸7の振れが抑制され、また従来は上
軸受5を支持していたフロントプレートを設けずに済む
ので、部品点数と組付け時の作業工数を削減することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種OA機器や自
動車電装品などに使用されるステッピングモータの構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来用いられていた樹脂モールドによる
2相PM型ステッピングモータの一例を、一部断面で示
した図3とその要部を分解状態で示した図4について説
明する。上ステータ1と下ステータ2とは接合され、後
述するように合成樹脂の注入で一体化される。上ステー
タ1の外側にはフロントプレート3が、また下ステータ
2の外側にはエンドプレート4が位置し、エンドプレー
ト4も同時に合成樹脂により成形される。
【0003】フロントプレート3には上軸受5が圧入に
より装着され、エンドプレート4のハウジング部4aに
は下軸受6が圧入により装着されている。そしてこれら
上軸受5と下軸受6が、回転軸7を回転自在に支持して
いる。図3の断面部分で示すように、上ステータ1と下
ステータ2は、それぞれボビン8,9を支持しており、
このボビン8,9にはコイル10,11が巻回されてい
る。コイル10,11は、ボビン8,9に取付けられた
端子12,13に接続されている。
【0004】回転軸7はロータスリーブ14に圧入さ
れ、ロータスリーブ14は磁石からなるマグネットコア
15と接着されている。これらロータスリーブ14とマ
グネットコア15でロータ16が構成される。なお、下
軸受6とロータスリーブ14の間にはバネ座金17が介
装され、ロータスリーブ14に、上軸受5側に向けた予
圧を与えるようにしてある。
【0005】上記構造のステッピングモータを製作する
には、ボビン8,9にコイル10,11が巻回された上
ステータ1と下ステータ2を図示しない金型内にセット
し、下ステータ2の注入口2aより溶融状態の合成樹脂
を注入する。この合成樹脂18が下ステータ2から上ス
テータ1内に流入して下ステータ2と上ステータ1を一
体化する。また、これと同時に、図示しない注入口より
注入された合成樹脂が、エンドプレート4を一体成形す
る。このとき、エンドプレート4の内端側に、下軸受6
を装着するためのハウジング部4aが形成される。
【0006】フロントプレート3の上ステータ1への取
付け時の位置決めは、フロントプレート3にプレス加工
で形成されたボス19を上ステータ1の内周面に嵌合さ
せることにより同心精度を確保し、円周方向の位置決め
は、フロントプレート3に形成された孔3aに、合成樹
脂で上ステータ1から突出させたボス19(図4参照)
を嵌合させることで行う。なお、位置決め後は、プラズ
マ溶接等によりフロントプレート3と上ステータ1とを
接合する。
【0007】上記構造のステッピングモータは、図示し
ない制御回路からコイル10,11に電流を流すことに
より、ロータ16が回転する。ロータ16とともに回転
軸7が回転して、これに取付けられた機器を作動させ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来から用いられてき
たステッピングモータは、このように機能上にはなんら
の問題もないが、製作をする上において改良すべき余地
が残されていた。すなわち、エンドプレート4の下軸受
6が装着されるハウジング4a部分の中心軸と、フロン
トプレート3を上ステータ1上に取付けた後の中心軸と
がずれ易く、もし中心軸がずれた状態で回転軸7を取付
けた場合には、回転軸7が振れてしまい、ロータ16の
マグネットコア15と上下ステータ1,2との間のギャ
ップが一定に保てないといった問題が起こるため、フロ
ントプレート3の取付け作業は困難さが伴っていた。ま
た、フロントプレート3を上ステータ1の上に取付ける
ためには、プラズマ溶接などの高度な技術が必要とな
り、作業工数が削減できないという問題があった。
【0009】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、ロータを組み立てるに当って、回転軸の振
れが生じないようにすると共に、フロントプレートを用
いない構造として、フロントプレートを用いた従来のも
のに比して部品点数と作業工数を削減したステッピング
モータを提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明で
は、一対の軸受で回転軸を支持してなるステッピングモ
ータにおいて、前記回転軸の一端側に設けたエンドプレ
ートと一体に筒状部を形成し、該筒状部の両端に前記一
対の軸受を装着し、前記筒状部をロータの内側に配置し
て回転軸を支持したことを特徴とする。
【0011】また請求項2に記載された発明では、請求
項1に記載されたものにおいて、前記筒状部が前記エン
ドプレートと合成樹脂により一体に成形されてなること
を特徴とする。
【0012】このような構成としたステッピングモータ
は、制御回路によりコイルに通電することにより、振れ
が生じずにロータが回転する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、一
部断面で示した図1とその要部を分解状態で示した図2
について説明する。なお、図3および図4に示した部材
と同一のものには同一の符号を付し、その部分の説明は
省略する。本発明が先に説明した従来のものと大きく変
わるところは、フロントプレートを廃止したことであ
る。
【0014】本発明においては、従来、上軸受5と下軸
受6の間に位置する形状であったロータスリーブ14
を、図1に示すように断面コ字状に形成し、その内側
に、エンドプレート4の内周側に形成した筒状部4bが
位置させてある。この筒状部4bの両端にはハウジング
部4c,4aが形成されており、ここに、上軸受5と下
軸受6が装着され、回転軸7を支持している。すなわ
ち、上軸受5は、ロータ16の内側に位置することにな
る。この構造では、ロータスリーブ14と上軸受5との
間にバネ座金17が介装され、ロータスリーブ14に、
上方に向けた予圧を与えるようにしてある。
【0015】上記構造のステッピングモータを製作する
には、ボビン8,9にコイル10,11が巻回された上
ステータ1と下ステータ2を図示しない金型内にセット
し、下ステータ2の注入口2aより溶融状態の合成樹脂
を注入する。この合成樹脂18が下ステータ2から上ス
テータ1内に流入して下ステータ2と上ステータ1を一
体化する。また、これと同時に、図示しない注入口より
注入された合成樹脂が、エンドプレート4とその筒状部
4b、ハウジング部4c,4aを一体成形する。ハウジ
ング部4c,4aには、上軸受5と下軸受6が装着され
る。上軸受5と下軸受6との間隔は、回転軸7を安定に
支持する距離に設定される。
【0016】組付け作業でロータ16を取付ける際に筒
状部4bとロータスリーブ14が接触するとロータ16
の取付けができなくなってしまうため、前述のようにロ
ータスリーブ14の形状を断面コ字状にし、その内側に
筒状部4bが位置するようにしてある。
【0017】上記構造においては、従来設けられていた
フロントプレートを廃止したことにより、ロータ16の
上方が開放状態となるため外部からの異物の混入の虞が
あるが、このステッピングモータを変速機構付のモータ
として使用する場合などには、変速機構がロータ16の
上方の開放部分を塞ぐことになるので、外部からの異物
の混入を防止することができることになる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たステッピングモータであるから、上軸受と下軸受のハ
ウジング部を一つの部品で形成することによって、これ
ら両軸受の中心軸ずれがなく、精度よく一致させること
ができるので、中心の位置ずれを直す調整作業が不要と
なる。また中心の位置ずれがないため、回転軸の振れが
発生せず、この結果、ロータコアとステータとの間のギ
ャップが均一に精度よく形成され、モータ特性が向上す
る。さらに本発明の構成にすれば、従来は必要であった
フロントプレートが不要となるため、部品点数と作業工
数の削減ができ、製造コストが削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部縦断面図であ
る。
【図2】図1のものを分解状態で示した斜視図である。
【図3】従来のステッピングモータの一例を示す一部縦
断面図である。
【図4】図3のものを分解状態で示した斜視図である。
【符号の説明】
4 エンドプレート 4a 筒状部 5 上軸受 6 下軸受 7 回転軸 16 ロータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山脇 孝之 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ アエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 松下 晋武 静岡県磐田郡浅羽町浅名1743−1 ミネベ アエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 5H605 AA03 AA04 AA07 AA08 BB05 BB14 CC02 CC04 CC05 CC06 EA06 EB01 EB18 EB39 EC08 FF06 GG02 GG04 GG18 GG20 5H607 AA04 AA06 BB10 BB14 BB25 CC01 DD01 DD02 DD03 DD16 DD19 GG01 JJ01 JJ04 JJ06 KK07

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の軸受で回転軸を支持してなるステ
    ッピングモータにおいて、前記回転軸の一端側に設けた
    エンドプレートと一体に筒状部を形成し、該筒状部の両
    端に前記一対の軸受を装着し、前記筒状部をロータの内
    側に配置して回転軸を支持したことを特徴とするステッ
    ピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記筒状部が前記エンドプレートと合成
    樹脂により一体に成形されてなることを特徴とする請求
    項1に記載のステッピングモータ。
JP10181932A 1998-06-29 1998-06-29 ステッピングモータ Pending JP2000014118A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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