JPH0624420B2 - 回転アクチュエ−タ - Google Patents

回転アクチュエ−タ

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JPH0624420B2
JPH0624420B2 JP62196587A JP19658787A JPH0624420B2 JP H0624420 B2 JPH0624420 B2 JP H0624420B2 JP 62196587 A JP62196587 A JP 62196587A JP 19658787 A JP19658787 A JP 19658787A JP H0624420 B2 JPH0624420 B2 JP H0624420B2
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宗男 竹内
広治 金原
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NipponDenso Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は、円形状に配置される所定個数の界磁極をヨー
クにより覆って構成されるステータ内部に、界磁極を励
磁して回転磁界を作り、この回転磁界中に置かれている
ロータを回転させる回転アクチュエータに関する。
(従来の技術) 従来、電気機器の一種である回転アクチュエータは、制
御の容易な電気により機械的出力である回転力が調節可
能であるため、各種分野において広く利用されている。
また、その構造も回転アクチュエータを利用する環境、
使用条件、要求される特性などに応じて種々のタイプの
ものが提供されている。なかでも、回転するロータ部分
が永久磁石や磁性体などからなり、ステータ部分に磁界
を作り出すコイルを有するものは、堅牢で保守も容易と
なることから過酷な条件下での使用に耐え得る回転アク
チュエータとして有用である。
また回転アクチュエータの中には、単に回転数を可変と
するものに限らず回転角度をディジタル的に制御可能な
ものもあり、この種の回転アクチュエータとして例えば
ステッピングモータが知られている。この様な回転アク
チュエータにあっても、上記のようなロータ部分に電気
的接続を必要としない構成のものが堅牢であり、過酷な
条件下での使用に適している。
上記構成の堅牢な回転アクチュエータの性能をより向上
させることは、更に新たな用途を開発し、あるいは従来
より使用されている回転アクチュエータの小型化、軽量
化、高効率化を達成する上で不可欠であり、従来より種
々の提案がなされている。これらの提案されている回転
アクチュエータは、例えば実開昭62−119158号
公報に開示されるように、ヨークに立設したシャフト
に、ロータを回転自在に嵌合し、前記シャフトにてロー
タの回転を軸受する構造となっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記のごとき回転アクチュエータにあっても未
だに十分なものではなく、次のような問題点があった。
回転アクチュエータの機械的出力である回転力は、磁力
によって与えられる。従って、その効率を向上させるに
は回転アクチュエータの磁気抵抗を小さくすることが必
要で、このためにステータの界磁極、ヨークおよびロー
タといった磁気回路を構成する部材には透磁率の高い材
質が用いられ、ステータとロータとの間のエアギャップ
は極力小さくしなくてはならない。従来の回転アクチュ
エータにおいてもステータとロータとのエアギャップを
小さくするために種々の改良がなされているが、前記公
報記載の従来技術では、磁気回路を構成するヨークが2
分割されており、この2分割のヨークと、ロータとの3
部品によってロータとステータとの間のエアギャップが
決定されるようになっている。
そして、上記2分割のヨークは通常鉄板をプレス加工し
て形成するものであって、プレス加工の寸法公差はヨー
ク外径が40mm程度の小物部品でも、0.5mm以上となっ
てしまい、その結果この2分割ヨークのプレス加工によ
る寸法公差が積み重なって、上記エアギャップがどうし
ても大きくなってしまい、回転アクチュエータとしての
効率低下が生じるという問題点があった。
更に、上記従来技術では、ヨークとシャフトとを一体化
するに当り、シャフトをかしめによりヨークに固定して
いるので、ヨークにあけられたシャフト挿入穴の穴径、
シャフトの外径の寸法公差、かしめ力の大きさ、方向の
ばらつき等によりシャフトの位置がヨークの中心位置か
らずれる量(同軸度のずれ量)がどうしても大きくな
り、この同軸度のずれ量を考慮すると、上記エアギャッ
プをより一層大きく設定しなければならず、結局高効率
の回転アクチュエータの製作が困難であった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、堅牢で保守
も容易となり過酷な条件下での使用に耐え得ることは勿
論のこと、小型、薄型で、しかも高効率に運転すること
のできる優れた回転アクチュエータを提供することを目
的としている。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本発明の構成した手段は、 (a)ベース部材と、 (b)このベース部材の所定位置に位置決めして配置され
たステータと、 (c)磁性体で形成され、かつ前記ステータを覆うように
して前記ベース部材に固定されるヨークと、 (d)前記ステータの内周側に回転自在に配置されたロー
タとを備え、 (e)前記ステータには、円形状に配置され、この円形の
内部に所定の回転磁界を作り出すように励磁される所定
個数の界磁極と、 (f)この界磁極の配置された円の中心軸と同心状に配置
されたシャフトとが設けられており、 (g)前記ステータは、前記界磁極および前記シャフトが
樹脂部材によって一体成形された構造となっており、 (h)前記ロータは、前記シャフトに回転自在に嵌合する
嵌合孔を有するリングと、このリングの外周側に配置し
た永久磁石とを一体に結合した構造であることを特徴と
する回転アクチュエータをその要旨としている。
(作用および発明の効果) 本発明によれば、上記技術的手段を有しているため、ス
テータとヨークとがそれぞれ別部品で構成されており、
そしてステータとロータの2部品のみで、ステータとロ
ータとの間のエアギャップを決定でき、ヨークの寸法精
度は前記エアギャップの大きさの決定に関与しない。
そして、ステータは、界磁極とシャフトとを樹脂部材に
よって一体成形したものであるため、ステータの内周部
径の寸法公差を樹脂成形型の高精度な型面でもって非常
に小さく設定(例えば0.2mm程度)でき、同様にシャフ
トの位置もステータ中心位置に対する同軸度の寸法公差
を樹脂成形型を用いて非常に小さく設定(例えば0.2mm
程度)できる。
本発明では、上記のように、内周部径の寸法公差および
中心部のシャフトの同軸度の寸法公差をいずれも小さく
設定できるステータと、ロータとの2部品の組み合わせ
のみで、ステータとロータ間のエアギャップを設定でき
るため、このエアギャップを従来技術の1/4程度に低
減できる。
ステータの作り出す回転磁界により回転駆動されるロー
タの回転出力は、上記エアギャップの大きさの2乗に反
比例するので、上記エアギャップの低減によって、大幅
な効率アップを図ることができ、それにより小型で高出
力の回転アクチュエータを提供できるという実用上の効
果が大である。
(実施例) 以下、本発明を図に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は実施例の回転アクチュエータの分解斜視図、第
2図はそのI−I断面図、第3図はそのロータのA方向
矢視図である。
回転アクチュエータのロータ2は、2極に着磁された円
筒状の永久磁石4と円環状の鉄系焼結で成形された磁性
体リング6と樹脂ボビン8とからなり、外周に永久磁石
4を、内周に磁性体リング6を配置して樹脂部材8によ
り一体形成されている。従ってロータ2は、磁性体リン
グ6の内径を内径とし、永久磁石4の外径を外径とする
環状の部材となり、中心部に形成される磁性体リング6
の内径に等しい軸嵌入孔9を有する。また、樹脂部材8
の下面にはロータ2の回転角度を規制するストッパ部1
0およびスリット部12が形成されている。ストッパ部
10は、ベース部材20に形成されるロータ遊嵌部22
にロータ2が嵌入され、回転するとき、ロータ遊嵌部2
2に形成されるストッパ部24に挿入されたクッション
25と当接し、ロータ2の回転を所定角度範囲に制限す
る。また、樹脂部材8の下面中央にある軸嵌入孔9の周
壁に形成されるスリット部12は、回転アクチュエータ
の出力軸となる回転軸30の一端に圧入されているピン
32を嵌入してこれに回転力を伝達する、いわゆる自在
継手を構成している。
ベース部材20には、上記ロータ遊嵌部22、ストッパ
部24が形成されるほか、ロータ遊嵌部22と同心状の
環状溝26、ロータ遊嵌部22の中央に穿設される回転
軸30が貫通する貫通孔28が一体成形されている。ま
た、全体は略楕円形状をしており、その長径方向の外周
近辺に、組立後の回転アクチュエータを被駆動部材に取
り付けるボルトを貫通させるボルト孔29A、29Bが
穿設されている。ボルト孔29Aはボルトの径より大き
めの丸孔に穿設されるが、ボルト孔29Bは組立時の位
置精度を向上させるために長孔に穿設されている。従っ
て、相手側に対してはベース部材20の突出部の嵌合お
よび長孔のボルト孔29Bによって位置決めされるた
め、組立時の位置精度を向上できる。この様に複雑な形
状を要求されるため、ベース部材20は樹脂により上記
各構成部を一体として成形されている。更に、ベース部
材20のロータ遊嵌部22の外周には位置決めのための
凸部22Aが配設されている。
ステータ40は、互いに直交する位置に4つのコア4
2,44,46,48を配設し、その中央にシャフト5
0を立設したものを樹脂部材52により一体成形したも
のであり、コア42〜48を覆う樹脂52の外周にはコ
イル42C〜48Cが巻装されている。コイル42C〜
48Cの巻線端部は、樹脂部材52に圧入されるターミ
ナル42T〜48Tに巻き付け後、はんだ付けされてい
る。
上記ロータ2の中心部に穿設される軸嵌入孔9にシャフ
ト50を嵌入して組み立てられるが、この状態でコア4
2〜48の内周部とロータ2の外周部には僅かなエアギ
ャップを有するように予め設計されている。また、ロー
タ2の回転をスムースとするためにシャフト50には鉄
系焼結金属に潤滑油が含浸されているものを使用してい
る。
上記の構成のステータ40をより簡便に得るために、本
実施例ではステータ40を次のように製作している。第
4図および第5図が、上記ステータ40にコイル42C
〜48Cを巻装する以前の構成説明図およびシャフト5
0の構成説明図である。第4図(A)図はステータ40
の平面図、(B)図は底面図、(C)図はそのI−I断
面図を示している。また、第5図(A)はシャフト50
の側面図、(B)図は底面図を示している。図示するよ
うにコア42〜48には、回転アクチュエータの軸方向
面に位置決め穴42H〜48Hが穿設されており、コア
42〜48とロータ2との間に作用する電磁力によりコ
ア42〜48がシャフト50側に移動することがないよ
うに配慮されている。また、より簡単にステータ40を
作成するため、各コア42〜48を所定位置に位置決め
し、その中央にシャフト50を立設して樹脂部材52を
射出成型して構成する方法を採用している。このために
は、各コア42〜48やシャフト50を金型により確実
に保持し、その後高温の樹脂剤を注入する必要がある。
そこで、コア42〜48を金型に確実に保持していた部
分42J〜48Jが、樹脂部材52の付着していない部
分として現れている。シャフト50はその大部分が樹脂
部材52から露出しているため、その部分が金型により
確実に保持するために利用される。
また、シャフト50のステータ40との着設部分にはフ
ランジ部50Aが形成されており、ステータ40の構成
時には、このフランジ部50Aのみが樹脂部材52と接
し、その他の部分は金型により保持されている。従っ
て、樹脂部材52を射出成型する際に樹脂剤によりシャ
フト50が高温に晒され部分はそのフランジ部50Aの
みであり、前述のごとくロータ2と接触し、その接触抵
抗を低減すめための潤滑油を含浸している部分から潤滑
油が蒸発することを防止できる。更に、シャフト50の
フランジ部50Aにはローレット状の段付き部50Bが
形成されている。これは、シャフト50に嵌合するロー
タ2が回転するとき、その回転力によりシャフト50が
回転することがなく、確実にステータ40と一体となる
ように設けられたものである。ステータ40の底面部
(第4図(B))には凹部50aが設けられ、この凹部
50aにベース部材20の凸部22Aが嵌合し、ステー
タ40とベース20との位置決めがなされ、組み付け時
の位置精度を向上できる。
ヨーク60は、プレス加工された鉄板により構成されて
いる。ヨーク60には、上記ターミナル42T〜48T
に取り付けられているコイル42C〜48Cの端部と外
部の励磁電源とを電気的に接続するリード線62の導入
口となるリード導入口64およびベース部材20を固定
・保持するためのスリット66が形成されている。上記
各部材を第2図に示すように組立後、スリット66の形
成されているヨーク60の下部を内側に曲げ加工するこ
とでヨーク60とベース部材20とが一体化される。こ
のヨーク60とベース部材20との取付部分(第1図中
のII−II断面)を拡大して示したものが、第6図の拡大
断面図である。図示のようにベース部材20の周面底部
はテーパ部20Tが形成されているため、スリット66
下部のヨーク60を内部に曲げ加工するだけでヨーク6
0とベース部材20との堅密な組立が可能となってい
る。
なお、ステータ40とヨーク60との間にはウェーブワ
ッシャ70が設けられており、ステータ40をベース部
材20の方向へ押し付けるように作用している。ステー
タ40の各コイル42C〜48Cとヨーク60との間に
設けられるプレート72は絶縁性のもので、ターミナル
42T〜48Tとヨーク60とを絶縁している。また、
ベース部材20の環状溝26にはOリング74が配設さ
れており、ヨーク60とベース部材20とを組み付けた
ときに両者間に介在し、回転アクチュエータの防水性を
良好に維持している。ベース部材20の底面に着設され
る環状のスポンジゴム76は、ベース部材20と、その
底面側に配置される図示しない取付部材との間の空間が
外部から水が侵入することを防止するために設けられる
ものである。
次に、上記のように構成される回転アクチュエータの回
転動作につき、第7図の動作原理説明図を用いて説明す
る。図示するスイッチS1は電源とコア44、48に巻
装されるコイル44C、48Cとを直列に接続するもの
である。このスイッチS1を投入すると、4極の界磁極
の中で空間的に互いに相対する1対の界磁極44、48
はそれぞれ反対極性に励磁される。この状態では、ロー
タ2はその磁軸を界磁極44、48の作る磁束線と一致
して安定し、スイッチS1を開放した後もロータ2が永
久磁石4を内蔵して構成されているためディテントトル
クが発生して安定状態を維持する(図中のB位置)。
また、スイッチS2は電源とコア42、46に巻装され
るコイル42C、46Cとを直列に接続するものであ
り、これを投入するとコア42、46とが励磁され(こ
の時の磁界の方向を正方向とする)、ロータ2には上記
Bの安定位置から反時計方向の回転力が作用してロータ
2の磁軸とコア42、46の作る磁束線とが一致するま
で回転しようとする。しかし、ロータ2およびベース部
材20に設けられるストッパ部10とストッパ部24に
挿入されたクッション25とが当接するため、反時計方
向の回転が所定位置で制限され、磁軸と磁束線とが一致
することはなく、図中のA位置まで磁軸を回転させてロ
ータ2は停止する。同様に、コア42、46を逆極性に
励磁するスイッチS3を投入したときにはロータ2には
時計方向の回転力が作用するが、上記ストッパ部10、
24のために図中のC位置まで回転してロータ2は停止
する。
この様に本実施例の回転アクチュエータは、簡単な構成
であっても、A、B、Cの3位置(安定点)に自由に制
限できる回転アクチュエータが実現される。通常、3位
置をディジタル的に制御する回転アクチュエータとして
はステッピングモータが多用されるが、3位置を得るス
テッピングモータは少なくとも6極のコアを必要とし、
コアの増加に伴って回転アクチュエータの大型化、重量
化を招来する。しかし、本実施例の回転アクチュエータ
は僅か4極のコアを用いるだけで、3位置の制御が可能
であり、小型、軽量となる利点がある。このため、例え
ば車両用のアクチュエータとして最適となる。
以上のように構成される実施例の回転アクチュエータ
は、更に次のような優れた効果を奏することができる。
まず、回転アクチュエータの基本的な構造は、ロータ2
が電気的部分を何等有しない永久磁石4および磁性体リ
ング6とから構成されるもので、堅牢で、かつ保守も容
易となり、過酷な条件下での使用に耐え得る特長を有す
る。
しかも、ステータ40とロータ2の回転支持軸となるシ
ャフト50とが一体成型されることから、ステータ40
の中心に対して厳密に位置決めしてシャフト50を立設
することが可能である。すなわち、ロータ2の回転支持
軸を高精度にステータ40の中心に配置できることを意
味しており、ステータ40とロータ2との間に形成され
るエアギャップ、詳しくは、コア46の内周部とロータ
2の最外側である永久磁石4との間のエアギャップは、
ロータ2とステータ40との2部品のみの位置関係で決
まるため、そのエアギャップを極めて小さくし、回転ア
クチュエータの効率を高め、小型であるにも拘らず大き
な駆動トルクを発生するものを構成することができる。
更にロータ2は環状をしており、シャフト50に回転自
在に嵌入されることで回転アクチュエータが構成されて
いる。従って、従来ロータから突出していた回転軸が省
略され、回転アクチュエータの厚みは単にロータ2の厚
みにより決定され、極めて薄型の回転アクチュエータと
なる。
また、ステータ40をコア42〜48とシャフト50と
を一体として樹脂剤により射出成型して構成しているた
め、ステータ40の作成は簡単な行程で済み、しかもシ
ャフト50の位置決めなども厳密に実施される。更に
は、シャフト50に潤滑油を含浸した焼結金属を使用し
ていることから、シャフト50とロータ2との摩擦は極
めて低く抑制され、従来必要であった回転軸と軸受の保
守も不要となり、メンテナンス面でも極めて有効であ
る。
なお、上記実施例ではステータ40とシャフト50とを
樹脂により射出成型しているが、何等この様な構成に限
定されるものではなく、ステータ40に雌ネジ部を螺刻
し、シャフト50に螺刻した雄ネジ部により螺着するよ
うに構成するなど、本発明の要旨を逸脱しない種々の態
様により具現化してもよい。また、シャフト50とロー
タ2との摩擦を軽減する方策として、シャフト50とロ
ータ20との間にベアリングを介在させるなど、その他
の方策を適宜選択・採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の回転アクチュエータの分解斜視図、第
2図は第1図中のI−I線断面図、第3図は第1図中の
ロータのA方向矢視図、第4図(A)、(B)、(C)
はステータの構成説明図、第5図(A)、(B)はシャ
フトの構成説明図、第6図は第1図中のII−II断面の拡
大図、第7図は組立後の回転アクチュエータの動作説明
図、を示している。 2……ロータ、4……永久磁石 20……ベース部材、40……ステータ 42〜48……コア、42C〜48C……コイル 50……シャフト、60……ヨーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−234861(JP,A) 実開 昭62−119158(JP,U) 実開 昭63−167381(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)ベース部材と、 (b)このベース部材の所定位置に位置決めして配置され
    たステータと、 (c)磁性体で形成され、かつ前記ステータを覆うように
    して前記ベース部材に固定されるヨークと、 (d)前記ステータの内周側に回転自在に配置されたロー
    タとを備え、 (e)前記ステータには、円形状に配置され、この円形の
    内部に所定の回転磁界を作り出すように励磁される所定
    個数の界磁極と、 (f)この界磁極の配置された円の中心軸と同心状に配置
    されたシャフトとが設けられており、 (g)前記ステータは、前記界磁極及び前記シャフトが樹
    脂部材によって一体成形された構造となっており、 (h)前記ロータは、前記シャフトに回転自在に嵌合する
    嵌合孔を有するリングと、このリングの外周側に配置さ
    れた永久磁石とを一体に結合した構造であることを特徴
    とする回転アクチュエータ。
JP62196587A 1987-08-06 1987-08-06 回転アクチュエ−タ Expired - Lifetime JPH0624420B2 (ja)

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