JP2533475Y2 - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JP2533475Y2
JP2533475Y2 JP1988084717U JP8471788U JP2533475Y2 JP 2533475 Y2 JP2533475 Y2 JP 2533475Y2 JP 1988084717 U JP1988084717 U JP 1988084717U JP 8471788 U JP8471788 U JP 8471788U JP 2533475 Y2 JP2533475 Y2 JP 2533475Y2
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JP
Japan
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pole piece
rotor magnet
stator
stepping motor
center
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JP1988084717U
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JPH027780U (ja
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郁雄 橋谷
明生 松本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、回転方向において複数の磁極を備えた回転
子磁石と、回転子磁石の回転方向において複数個のステ
ータコイルを離間して配列した固定子とを備えたステッ
ピングモータに関するものである。
[従来の技術] 一般に、この種のステッピングモータは、第4図に示
すように、ステータコイル21に挿通された鉄芯23の一端
に磁極片24をステータコイル21の端面に沿って延長し、
磁極片24の中心は鉄芯23の中心と一致するように形成さ
れている。回転子磁石11が取りうる最大直径はハウシン
グ3の内周面の直径にほぼ等しく、また、直径を大きく
するほど磁力も大きく設定することができる。
また、回転子磁石11を挟んで磁極片24に対向するよう
に磁極板28が設けられており、磁極板28はハウシング3
に設けた段部3aに係止されることにより位置決めされて
いる。したがって、磁極片24と磁極板28との間の距離
は、ハウジング3にかしめ固定された鉄芯23の寸法精度
や取付精度、磁極板28を固定するハウジング3の加工精
度や磁極板28の取付精度等により決定されることにな
る。
[考案が解決しようとする課題] 上記構成によれば、ステータコイル21の巻数が最大に
なるように形成すれば、磁極片24は回転子磁石11の周部
よりも内側の部位に対向することになる。しかし、磁極
片24が外側に位置するほど回転子磁石11の磁極と磁極片
24との間の力の作用点が外側に位置することになり、回
転子磁石11に作用する偶力の腕の長さが長くなってトル
クが向上するのであるから、ステータコイル21の巻数を
最大にして磁極片24が内側に位置するようになると、高
トルクが得られないことになる。一方、磁極片24を外側
に配置すると、ステータコイル21を巻く空間が小さくな
り巻数が減少するから、やはり高トルクが得られないこ
とになる。
また、上記構成では、磁極片24と磁極板28との距離に
ついて寸法精度を管理する箇所が多いから、各磁極片24
と各磁極板28との間の距離を同じにするのが困難であ
り、回転位置によってトルクが変動するという問題が生
じていた。
本考案は上記問題を解決することを目的とするもので
あり、ハウジングの大きさを変えずに高トルクが得られ
るようにし、かつ、各磁極片と各磁極板との距離がほぼ
一定になるようにしたステッピングモータを提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は上記目的を達成するために、複数個のステー
タコイルにそれぞれ挿入される各鉄芯の一端にそれぞれ
回転子磁石の磁極に対面するように磁極片をステータコ
イルの端面に沿って延長し、各磁極片の中心を各ステー
タコイルの中心に対して回転子磁石の径方向の外側に位
置させているのである。
[作用] 上記構成によれば、ステータコイルは最大巻数が得ら
れる位置に配設しながらも、磁極片は回転子磁石に対し
て最大トルクが得られる位置に配置することができるの
であり、全体として高いトルクが得られるのである。
[実施例] 第1図および第2図に示すように、円盤状に形成され
た回転子磁石11を備えた回転子1と、複数個のステータ
コイル21を有しステータコイル21を適宜励磁することに
より回転子1を回転させる回転子2とをハウジング3内
に納装して構成されている。
回転子1は、円筒状の回転軸12に圧入されたブッシュ
13により回転子磁石11を保持している。回転子磁石11
は、周方向に交互に異極の磁極を有するように複数極に
構成されており、また、厚み方向の表裏が互いに異極に
着磁されている。ここに、ステータコイル21は、たとえ
ば6個設けられ、回転子磁石11は、たとえば4極に着磁
されていて、回転子磁石11の各磁極は周方向において狭
幅の磁極と広幅の磁極とが交互に並ぶように設定され
る。この場合、狭幅の磁極の中心が1つのステータコイ
ル21に対応しているときに、広幅の磁極が2つのステー
タコイル21に跨がるように設定され、1ステップが60°
となる。
ハウジング3は、合成樹脂により形成されたボデイ31
と、ボデイ31に係合する裏カバー32とからなり、ボデイ
31と裏カバー32とはともに軸方向の一面が開口する有底
円筒状に形成されている。ボデイ31の開口縁には略全周
に亘って溝部33が形成されており、裏ガバー32の開口縁
に形成された突条34が嵌合するようになっている。ボデ
イ31には回転軸12の一端を受ける軸受14が装着されてい
る。また、ボデイ31には直径方向の両端に取付孔35が形
成され、この取付孔35にねじ等の固定具を挿入すること
により、適宜部材に取り付けることができるのである。
ハウジング3の要所には、電線導出筒36が突設されてお
り、この電線導出筒36にはブッシング37が装着され、ブ
ッシング37を通してステータコイル21に接続される電線
4ハウジング3外に引き出される。
固定子2は、6個のステータコイル21を備え、各ステ
ータコイル21は筒状のコイルボビン22に導線を巻回して
形成される。コイルボビン22内には鉄芯23が挿通されて
おり、鉄芯23の一端には磁極片24がステータコイル21の
端面に沿って延長しされる。この磁極片24は、第3図に
示すように、中心位置が鉄芯23の中心線からずれてお
り、回転子磁石11の径方向において磁極片24の中心が鉄
芯23の中心よりも外側になるように設定されている。ま
た、磁極片24の外側縁には、突片25が形成されている。
鉄芯23の他端は磁性体よりなるヨーク板26にかしめ固定
される。ヨーク板26には回転軸12の一端部を受ける軸受
15が装着されている。鉄芯23の磁極片24とコイルボビン
22との間には、プリント基板27が挟装され、このプリン
ト基板27に形成された導電パターンを介して各ステータ
コイル21が上記電線4に接続される。ステータコイル21
は、回転子磁石11の周方向において等間隔となるように
60°間隔で配列されている。このようにして、ステータ
コイル21とヨーク板26とプリント基板27とにより固定子
2が形成される。一方、ボデイ31の内周面には、各磁極
片24の突片25が嵌合する凹所38が形成されており、突片
25と凹所38との嵌合により、固定子2のハウジング3に
対する位置決めがなされる。ボデイ31には各磁極片24に
対向する部位に、それぞれ磁極板28が配設されており、
また磁極板28には磁性体よりなるリング状のヨーク板29
が密着配置される。磁極板28およびヨーク板29は、ボデ
イ31に対して同時成型されている。したがって、磁極板
28の位置および、凹所38の位置はボデイ31を成型する金
型の精度によって決定されるのであり、結果的に、凹所
38に嵌合する磁極片24とボデイ31に固着された磁極板28
との距離は、金型精度で決定されることになるから、磁
極片24と磁極板28との距離は組立時の精度に影響される
ことなく一定になるのである。また、回転子磁石11の周
方向における磁極片24の位置も凹所38によって決定され
るから、磁極片24の位置精度が高くなり、ステップ幅を
正確にすることができるのである。磁極片24と磁極板28
との間には、回転子磁石11の周部が挿入され、回転子磁
石11の周部の表裏にそれぞれ0.1〜0.3mmの間隙を介し
て、磁極片24と磁極板28とが対向することになる。さら
に、回転軸12は、ヨーク板26とボデイ31とにそれぞれ設
けられた軸受14,15によって両端部が支承されているわ
けであるが、ヨーク板26に鉄芯23を固定することによ
り、磁極片24が囲む部位の中心線と軸受15の中心線とが
一致し、かつ、突片25が凹所38に嵌合して磁極片24が囲
む部位の中心線と軸受14の中心線とが一致するから、回
転軸12の両端部を保持する両軸受14,15の中心線が一直
線になり、回転軸12の軸振れが防止できるのである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、複数個のステータコイルにそ
れぞれ挿入される各鉄芯の一端にそれぞれ回転子磁石の
磁極に対面するように磁極片をステータコイルの端面に
沿って延長し、各磁極片の中心を各ステータコイルの中
心に対して回転子磁石の径方向の外側に位置させている
ものであり、ステータコイルを最大巻数が得られる位置
に配設しながらも、磁極片を回転子磁石に対して最大ト
ルクが得られる位置に配置することができるのであり、
ハウジングの寸法が同じであれば、最大トルクが得られ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は同
上の断面図、第3図は同上の要部分解斜視図、第4図は
従来例の断面図である。 2……固定子、3……ハウジング、11……回転子磁石、
21……ステータコイル、23……鉄芯、24……磁極片、25
……突片、28……磁極板、38……凹所。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−36173(JP,U) 実開 昭49−70410(JP,U) 実開 昭59−9775(JP,U) 特公 昭50−8481(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転方向に複数の磁極を備えた回転子磁石
    と、複数個のステータコイルを回転子磁石の回転方向に
    離間して配列した固定子とを備えたステッピングモータ
    において、各ステータコイルにそれぞれ挿入される各鉄
    芯の一端にそれぞれ回転子磁石の磁極に対面するように
    磁極片をステータコイルの端面に沿って延長し、各磁極
    片の中心を各ステータコイルの中心に対して回転子磁石
    の径方向の外側に位置させることを特徴とするステッピ
    ングモータ。
JP1988084717U 1988-06-27 1988-06-27 ステッピングモータ Expired - Lifetime JP2533475Y2 (ja)

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JPH027780U JPH027780U (ja) 1990-01-18
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JPH027780U (ja) 1990-01-18

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