JP2004043041A - 挿入シートの供給装置、供給方法および画像形成装置、画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿入シートで重送が発生した場合でも、システムを停止させることなく重送発生後のリカバリを行い、ユーザに対して画像形成装置の使い勝手を向上させた装置を提供する。
【解決手段】記録紙を順次一枚づつ分離して給紙する第一の給紙手段と、前記記録紙に画像を形成する画像形成手段と、前記記録紙を待機させ所定のタイミングで前記画像形成手段へ該記録紙を供給する搬送手段と、挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する第二の給紙手段と、挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別手段と、前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行うとともに、前記搬送手段の駆動を中断する制御手段とを備える。
【選択図】    図21

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートに対して画像形成処理を施し、画像形成されたシートを出力するシステムに関連し、特に、複数の給紙段からのシートを搬送,積載し、複数段からのシートの混合された束を作成する挿入シートの供給装置、供給方法および画像形成装置、画像形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機などの画像形成装置においては、表紙モード、合紙モードなどのモードが設けられ、これらのモードでは、用紙の先頭頁、最終頁または途中頁に、画像形成装置に設けられたカセット、又は、給紙用のトレイから供給された用紙を挿入することが可能なように制御されている。そのため、単一の給紙段からのシートだけでない束、具体的には、他の給紙段からの“表紙“、”合紙“、”裏表紙“としての挿入処理が可能であり、さらに、”挿入用シート“を載置する特殊のトレイから給紙することで、同様の挿入処理が可能である。このとき、挿入用のシートの処理に関しては、単なるシート搬送動作である為、各束に対する、挿入されるシートの、挿入枚数目(場所)、挿入枚数とも、任意に設定が可能である。そして、この挿入シートが挿入された束に対しては、画像形成装置本体に装着されたフィニッシャ等において、束としての加工、つまり、束排出処理、綴じ処理、折り処理、製本処理などの後処理が施せる。
【0003】
以下、“表紙“、”合紙“、”裏表紙“に挿入シート段からのシートを挿入する動作モードを総じて”合紙モード“と呼ぶ。
この挿入シートをカセットから供給する方法では、この挿入シートを挿入するタイミングになると、カセットから挿入シートを画像が形成される用紙と同じ搬送路に給紙し、この給紙された挿入シートは上記搬送路を経て排紙される。ここで、上記搬送路途中には、定着部が配置され、挿入シートは用紙と同様に定着部を通過する。
【0004】
ここで、この挿入シートとしてカラー画像印刷原稿が用いられている場合には、この挿入シートが定着部を通過する際に熱圧を受けて印刷画像の品位が損なわれることがある。また、近年、パソコンの普及により、カラー画像が増加し、上記挿入シートとしてカラーコピー紙/カラープリント紙が用いられる場合が多くなり、このカラーコピー紙をカセットから供給すると、このカラーコピー紙表面に付着したオイルなどで給紙機構の搬送が低下し、用紙の搬送に対する信頼性を著しく低下させることがある。
【0005】
また、挿入シートを供給する挿入シートフィーダをフィニッシャに設け、このフィニッシャから挿入シートを供給するものが出現している。この種の装置としては、特開昭60−180894号公報、特開昭60−191932号公報、特開昭60−204564号公報などに記載のものがある。これらに記載の装置では、具体的には、所望のタイミングで挿入シートフィーダから挿入シートをフィニッシャに供給し、フィニッシャ内の中間トレイに搬送収納し、積載する。画像形成装置本体からも排紙された用紙をフィニッシャ内に導き、中間トレイに搬送収納し積載する。このような動作を行わせる場合には、挿入シートフィーダの収納部に予め画像内容による頁順をあわせておき、それを部数分積み重ねておく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
挿入シートフィーダを用いて合紙モードを利用する場合には、挿入シートフィーダから給紙される用紙が1枚1枚確実にフィニッシャ内に給紙されなければならない。ここで、挿入シートの場合は、紙/画像の種類が多様なため、自動で分離/搬送する動作を行う際に、安定性の点で、記録紙とは違いが生じる。例えば、挿入シートフィーダにて1枚給紙されるはずが2枚同時に給紙されてしまう、いわゆる“重送”が発生する場合があり、その場合、それ以降作成される用紙束の順序が狂ってしまう問題がある。
【0007】
従来、画像形成装置の操作部にて、必要とする出力部数を設定し、その完了まで停止せずに画像形成を行うシステムがあり、この場合、上記挿入シートの重送が発生すると、その発生以降の全てで、挿入シートの位置が誤った出力束となり、紙、時間,電力等での無駄が発生する不具合があった。
【0008】
また、出力束の切れ目で、一時的に停止することで確認可能な制御を行うシステムの場合、前記、挿入シートの重送が発生した場合、全てを停止せず行う場合より早くユーザが発見することが可能であるが、1束の枚数が多い場合等、仮にユーザが目視によって重送を検知した場合でも、停止するまで動作は継続されるため、無駄に給送される挿入シートが発生すると言う不具合があった。
【0009】
そこで、本発明の目的は、万一挿入シートで重送が発生した場合でも、画像形成装置およびフィニッシャを適切に制御することにより、システムを停止させることなく重送発生後のリカバリを行い、ユーザに対して画像形成装置の使い勝手を向上させた装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の挿入シートの供給装置は、少なくとも一組の用紙束に対して、一組の挿入シートを供給し、該一組の挿入シートのそれぞれを前記一組の用紙束の所定位置に挿入する挿入シートの供給装置において、前記一組の挿入シートの複数を積載し、該挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する給紙手段と、前記給紙手段によって給紙された前記挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別手段と、前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行う制御手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
本発明の画像形成装置は、所定の用紙に画像を形成し、画像形成がなされた少なくとも一組の用紙束に対して、一組の挿入シートを供給し、該一組の挿入シートのそれぞれを前記一組の用紙束の所定位置に挿入する画像形成装置において、記録紙を順次一枚づつ分離して給紙する第一の給紙手段と、前記記録紙に画像を形成する画像形成手段と、前記第一の給紙手段から給紙された前記記録紙を待機させ所定のタイミングで前記画像形成手段へ該記録紙を供給する搬送手段と、前記一組の挿入シートの複数を積載し、該挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する第二の給紙手段と、前記第二の給紙手段によって給紙された前記挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別手段と、前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行うとともに、前記搬送手段の駆動を中断する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0012】
また、前記制御手段は、前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された時点において、既に前記搬送手段が前記記録紙を前記画像形成手段へ供給開始している場合には、前記供給終了後に前記搬送手段の駆動を中断することができる。
【0013】
さらに、前記制御手段は、前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートおよび既に前記画像形成手段により画像形成された前記記録紙を所定箇所に排出し、前記搬送手段の駆動を再開し、前記一組の用紙束の先頭から画像形成を開始することができる。
【0014】
本発明の挿入シートの供給方法は、少なくとも一組の用紙束に対して、一組の挿入シートを供給し、該一組の挿入シートのそれぞれを前記一組の用紙束の所定位置に挿入する挿入シートの供給方法において、前記一組の挿入シートの複数を積載し、該挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する給紙ステップと、前記給紙ステップによって給紙された前記挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別ステップと、前記重送判別ステップにより、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行う制御ステップとを備えることを特徴とする。
【0015】
本発明の画像形成方法は、所定の用紙に画像を形成し、画像形成がなされた少なくとも一組の用紙束に対して、一組の挿入シートを供給し、該一組の挿入シートのそれぞれを前記一組の用紙束の所定位置に挿入する画像形成方法において、記録紙を順次一枚づつ分離し、該記録紙を給紙する第一の給紙ステップと、前記記録紙に画像を形成する画像形成ステップと、前記画像形成ステップの前に、前記第一の給紙ステップにより給紙された前記記録紙を待機させ所定のタイミングで前記画像形成ステップへ該記録紙を供給する搬送ステップと、前記一組の挿入シートの複数を積載し、該挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する第二の給紙ステップと、前記第二の給紙ステップによって給紙された前記挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別ステップと、前記重送判別ステップにより、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行うとともに、前記搬送ステップによる処理を中断する制御ステップとを備えることを特徴とする。
【0016】
また、前記制御ステップは、前記重送判別ステップにより前記挿入シートが重送されたと判断された時点において、前記搬送ステップによる前記記録紙の前記画像形成ステップへの供給処理を既に開始している場合には、前記供給処理終了後に前記搬送ステップによる供給処理を中断することができる。
【0017】
さらに、前記制御ステップは、前記重送判別ステップにより、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートおよび既に前記画像形成ステップにより画像形成された前記記録紙を所定箇所に排出する第一のステップと、前記第一のステップによる排出処理が終了した後、前記重送に関与している挿入シートの組に係る残りの挿入シートを所定箇所に排出する第二のステップと、前記第二のステップによる排出処理が終了した後、前記搬送ステップによる供給処理を再開し、前記一組の用紙束の先頭から画像形成を開始する第三のステップとを含むことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。
【0019】
(全体構成)
図1は本発明の画像形成装置の実施の一形態の主要部構成を示す縦断面図である。
画像形成装置は、図1に示すように、画像形成装置本体10と、折り装置400と、フィニッシャ500とから構成され、画像形成装置本体10は原稿画像を読み取るイメージリーダ200およびプリンタ300を備える。
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。第一の給紙手段である原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚づつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から流し読取り位置を経て右へ搬送し、その後外部の排紙トレイ112に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読取り位置を左から右へ向けて通過するときに、この原稿画像は流し読取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読み取られる。この読取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読取り位置を通過する際に、原稿の読取り面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
【0020】
このように流し読取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読み取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読取りが行われ、光学的に読み取られた画像はイメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部202において所定の処理が施された後にプリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
【0021】
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読み取ることも可能である。この読取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
【0022】
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読み取るときには、原稿固定読みが行われる。
【0023】
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
【0024】
この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。一方、上カセット114、或いは、下カセット115からピックアップローラ127、128により給紙された用紙は、給紙ローラ129、130によりレジストローラ126まで搬送される。用紙の先端がレジストローラ126まで達したところで、レジストローラ126を任意のタイミングで駆動し、且つ、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、感光ドラム111と転写部116との間に搬送され、感光ドラム111に形成された現像剤像は転写部116により給紙された用紙上に転写される。
【0025】
現像剤像が転写された用紙は定着部117に搬送され、定着部117は用紙を熱圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙はフラッパ121および排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(折り装置400)に向けて排出される。
【0026】
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導き、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読み取った画像を形成するときまたはコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
【0027】
また、手差給紙部125からOHPシートなどの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
【0028】
さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作により用紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送し、両面搬送パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
【0029】
プリンタ300から排出された用紙は折り装置400に送られる。この折り装置400は、用紙をZ形に折りたたむ処理を行う。例えば、A3サイズやB4サイズのシートでかつ折り処理が指定されているときには、折り装置400で折り処理を行い、それ以外の場合、プリンタ300から排出された用紙は折り装置400を通過してフィニッシャ500に送られる。このフィニッシャ500には、画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ900が設けられている。フィニッシャ500では、製本処理、綴じ処理や穴あけなどの各処理を行う。
【0030】
(システムブロック図)
次に、本画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラは、図2に示すように、CPU回路部150を有し、CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより各ブロック101,153,201,202,209,301,401,501を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
【0031】
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
【0032】
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。また、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部301は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
【0033】
操作部153は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有し、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力するとともに、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
【0034】
折り装置制御部401は折り装置400に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによって折り装置全体の駆動制御を行う。
【0035】
フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ全体の駆動制御を行う。この制御内容については後述する。
【0036】
(折り部)
次に、折り装置400およびフィニッシャ500の構成について図3を参照しながら説明する。図3は図1の折り装置400およびフィニッシャ500の構成を示す図である。
折り装置400は、図3に示すように、プリンタ300から排出された用紙を導入し、フィニッシャ500側に導くための折り搬送水平パス402を有する。
折り搬送水平パス402上には、搬送ローラ対403および搬送ローラ対404が設けられている。また、折り搬送水平パス402の出口部(フィニッシャ500側)には、折りパス選択フラッパ410が設けられている。この折りパス選択フラッパ410は、折り搬送水平パス402上の用紙を折りパス420またはフィニッシャ側500に導くための切換動作を行う。
【0037】
ここで、折り処理を行う場合には、折りパス選択フラッパ410がオンされ、用紙が折りパス420に導かれる。折りパス420に導かれた用紙は、折りローラ421まで搬送されてZ形に折りたたまれる。これに対し、折り処理を行わない場合には、折りパス選択フラッパ410がオフされ、用紙はプリンタ300から折り搬送水平パス402を介してフィニッシャ500に直接に送られる。
【0038】
(フィニッシャメイン部)
フィニッシャ500は、折り装置400を介して排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数の用紙を整合して1つの束に束ねる処理、束ねた用紙束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだ用紙の後端付近に孔あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート後処理を行う。
【0039】
フィニッシャ500は、図3に示すように、プリンタ300から折り装置400を介して排出された用紙を内部に導くための入口ローラ対502を有する。この入口ローラ対502の下流には、用紙をフィニッシャパス552、または第1製本パス553に導くための切換フラッパ551が設けられている。
【0040】
フィニッシャパス552に導かれた用紙は、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505に向けて送られる。搬送ローラ対503とバッファローラ505は、正逆転可能に構成されている。
【0041】
入口ローラ対502と搬送ローラ対503間には、入口センサ531が設けられている。また、入口センサ531の用紙搬送方向上流近傍においては、第2製本パス554がフィニッシャパス552から分岐している。以下、この分岐点を分岐Aと呼ぶ。この分岐Aは、入口ローラ対502から搬送ローラ対503に用紙を搬送するための搬送路への分岐を成すが、搬送ローラ対503が逆転して用紙を搬送ローラ対503側から入口センサ531側に搬送する際には、第2製本パス554側のみに搬送されるワンウェイ機構を有する分岐を成す。
【0042】
搬送ローラ対503とバッファローラ505間には、パンチユニット550が設けられており、パンチユニット550は必要に応じて動作し、搬送されてきた用紙の後端付近に穿孔する。
【0043】
バッファローラ505は、その外周に送られた用紙を所定枚数積層して巻き付け可能なローラであって、必要に応じてこのローラの外周には各押下コロ512,513,514により巻き付けられる。バッファローラ505に巻き付けられた用紙はバッファローラ505の回転方向に搬送される。
【0044】
押下コロ513,514間には切換フラッパ510が配置されており、押下コロ514の下流には切換フラッパ511が配置されている。切換フラッパ510はバッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離してノンソートパス521、またはソートパス522に導くためのフラッパであり、切換フラッパ511はバッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離してソートパス522に、またはバッファローラ505に巻き付けられた用紙を巻き付けられた状態でバッファパス523に導くためのフラッパである。
【0045】
切換フラッパ510によりノンソートパス521に導かれた用紙は、排出ローラ対509を介してサンプルトレイ701上に排紙される。ノンソートパス521の途中には、ジャム検出などのための排紙センサ533が設けられている。
【0046】
切換フラッパ510によりソートパス522に導かれた用紙は、搬送ローラ506,507を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。中間トレイ630上に束状に積載された用紙は、必要に応じて整合処理、スティプル処理などが施された後に、排出ローラ680a,680bによりスタックトレイ700上に排出される。処理トレイ630上に束状に積載された用紙を綴じるステイプル処理には、ステイプラ601が用いられる。このステイプラ601の動作については後述する。スタックトレイ700は、上下方向に自走可能に構成されている。
【0047】
(製本部)
第1製本パス553、第2製本パス554からの用紙は、搬送ローラ対813によって収納ガイド820に収納され、さらに用紙先端が可動式のシート位置決め部材823に接するまで搬送される。搬送ローラ対813の上流側には、製本入口センサ817が配置されている。また、収納ガイド820の途中位置には、2対のステイプラ818が設けられており、このステイプラ818はそれに対向するアンビル819と協働して用紙束の中央を綴じるように構成されている。
【0048】
ステイプラ818の下流位置には、折りローラ対826が設けられている。折りローラ対826の対向位置には、突出し部材825が設けられている。この突出し部材825を収納ガイド820に収納された用紙束に向けて突き出すことにより、この用紙束は折りローラ対826間に押し出され、この折りローラ対826によって折りたたまれた後に、折り紙排紙ローラ827を介してサドル排出トレイ832に排出される。折り紙排紙ローラ827の下流側には、製本排紙センサ830が配置されている。
【0049】
また、ステイプラ818で綴じられた用紙束を折る場合には、ステイプル処理終了後に用紙束のステイプル位置が折りローラ対826の中央位置になるように、位置決め部材823を所定距離分下降させる。
【0050】
(インサータ部)
インサータ900は、フィニッシャ500の上部に設けられ、トレイ901上に積載された表紙、合紙を成す用紙束を順次分離し、フィニッシャパス552、または製本パス553に搬送する。ここで、インサータ900のトレイ901上には、特殊用紙が操作者から見て正視状態で積載される。すなわち、特殊用紙はその表面が上に向けられた状態でトレイ901上に積載される。
【0051】
このトレイ901上の特殊用紙は、搬送ローラ給紙ローラ902によって、搬送ローラ903および分離ベルト904からなる分離部に搬送され、最上位紙から1枚づつ順次分離されて搬送される。
【0052】
この分離部下流側には引き抜きローラ対905が配置され、この引き抜きローラ対905により分離された特殊用紙は、安定して搬送パス908に導かれる。
引き抜きローラ対905の下流側には給紙センサ907が設けられ、また給紙センサ907と入口ローラ対502との間には、搬送パス908上の特殊用紙を入口ローラ対502に導くための搬送ローラ906が設けられている。
搬送パス908の搬送路中には、トレイ901から分離搬送されてきた特殊用紙が2枚以上重なり合った重送状態か否かを判別する為の重送検知センサ950が設けられている。
【0053】
(フィニッシャブロック図)
次に、フィニッシャ500を駆動制御するフィニッシャ制御部501の構成について図4を参照しながら説明する。図4は図2のフィニッシャ制御部の構成を示すブロック図である。
フィニッシャ制御部501は、図4に示すように、CPU511、ROM512、RAM513などで構成されるCPU回路部510を有する。CPU回路部510は、通信IC514を介して画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行い、CPU回路部150からの指示に基づきROM512に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制御を行う。
【0054】
この駆動制御を行う際には、CPU回路部150に各種センサからの検出信号が取り込まれる。この各種センサとしては、入口センサ531、製本入口センサ817、製本排紙センサ830、給紙センサ907、用紙セットセンサ910、重送検知センサ950がある。この用紙セットセンサ910は、インサータ900のトレイ901上に特殊用紙がセットされているか否かを検出するためのセンサである。重送検知センサ950は前述したように、トレイ901から分離搬送されてきた特殊用紙が2枚以上重なり合った重送状態で搬送されているか否かを検出するためのセンサである。重送検知センサは、対向した固定電極と可動電極とで構成され、特殊用紙がセンサ位置を搬送されている間対向する電極で挟みこみ、静電容量から紙厚を検知するものである。言うまでもなく、搬送されている用紙の重送が検知出来る構成であれば、他の方法でも良い。CPU回路部510にはドライバ520が接続され、ドライバ520はCPU回路部510からの信号に基づきモータおよびソレノイドを駆動する。また、CPU回路部150はクラッチを駆動する。
【0055】
ここで、モータとしては、入口ローラ対502、搬送ローラ対503、搬送ローラ対906の駆動源である入口モータM1、バッファローラ505の駆動源であるバッファモータM2、搬送ローラ対506、排出ローラ対507、排出ローラ対509の駆動源である排紙モータM3、各排出ローラ680a,680bを駆動する束排出モータM4、搬送ローラ対813の駆動源である搬送モータM10、シート位置決め部材823の駆動源である位置決めモータM11、突出し部材825、折りローラ対826、折り紙排紙ローラ対827の駆動源である折りモータM12、インサータ900の給紙ローラ902、搬送ローラ903、分路ベルト904、引き抜きローラ対905の駆動源である給紙モータM20がある。
【0056】
入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3はステッピングモータからなり、励磁パルスレートを制御することによって各モータにより駆動するローラ対を等速で回転させたり、独自の速度で回転させたりすることができる。また、入口モータM1、バッファモータM2はドライバ520により正逆のそれぞれの回転方向に駆動可能である。
【0057】
搬送モータM10、位置決めモータM11はステッピングモータからなり、折りモータM12はDCモータからなる。なお、搬送モータM10は、入口モータM1と速度同期して用紙搬送が可能なように構成されている。
【0058】
給紙モータM20は、ステッピングモータからなり、入口モータM1と速度同期して用紙搬送が可能なように構成されている。
【0059】
ソレノイドとしては、切換フラッパ510の切換を行うソレノイドSL1、切換フラッパ511の切換を行うソレノイドSL2、切換フラッパ551の切換を行うソレノイドSL10、インサータ900の給紙シャッタ(図3には図示せず)を駆動するソレノイドSL20、インサータ900の給紙ローラ902を昇降駆動するソレノイドSL21がある。
【0060】
クラッチとしては、折りモータM12の駆動を突出し部材825に伝達するためのクラッチCL1、給紙モータM20の駆動を給紙ローラ902に伝達するためのクラッチCL10がある。
【0061】
(操作部)
次に、操作部153を用いて後処理モードの選択操作例について図5を参照しながら説明する。図5は図1の画像形成装置における操作部の後処理モード選択に関する画面例を示す図である。
【0062】
本画像形成装置では、後処理モードとしてノンソート、ソート、ステイプルソート(綴じモード)、製本モードなどの各処理モードを有するとともに、また挿入シートを合紙モードとして、表紙や最終紙あるいは途中に用紙に挿入することが可能なように設定されている。このような処理モードの設定などは操作部153からの入力操作により行われる。例えば、後処理モードを設定する際には、図5(a)に示すメニュー選択画面が操作部153に表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。また、例えば合紙モードの設定の際には、図5(b)に示す画面が挿入設定操作部153に表示され、この画面を用いて特殊用紙の挿入をインサータ900から行うか、手差し給紙部125から行うかを設定し、図5(c)に示す画面にて何枚目に挿入するかを設定できる。特殊用紙を表紙のみに給紙する場合は「1」のみ選択し、挿入する枚数が複数あるときは所望枚数目を選択し設定することが可能である。
【0063】
(フィニッシャの動作概要)
次に、ソートモード時のインサータ900およびプリンタ300からフィニッシャ500内の処理トレイ630への用紙搬送について図6ないし図11を参照しながら説明する。図6ないし図11は図1の画像形成装置におけるソートモード時のインサータおよびプリンタからフィニッシャ内の処理トレイへの用紙の流れを説明するための図である。
【0064】
用紙Cを表紙として画像形成後の用紙に挿入する場合には、図6(b)に示すように、用紙がインサータ900のトレイ901にセットされる。このとき、用紙Cは、図6(a)に示すように、画像面が上向きで綴じ位置が操作者から見て左になるようにセットされ、図中の矢印の方向へ給紙される。この用紙Cのセット状態は、原稿給装置100における原稿のセット状態で同じであり、用紙Cのセットを行う際の操作性を向上させることができる。
【0065】
用紙Cがトレイ901にセットされると、図7に示すように、その最上段の用紙C1の給紙が開始され、切換フラッパ551はフィニッシャパス552側に切り換えられる。用紙C1は搬送パス908から入口ローラ対502を経てフィニッシャパス552内に導かれ、この用紙C1の先端が入口センサ531により検出されると、プリンタ300からの画像形成後の用紙(図8に示す用紙P1)の給送が開始される。
【0066】
次いで、図8に示すように、プリンタ300から給紙された用紙P1がフィニッシャ500内に導かれるとともに、用紙C1はバッファローラ505を介してソートパス522に導かれる。このとき、切換フラッパ510,511はいずれもソートパス522側に切り換えられている。
【0067】
このソートパス522に導かれた用紙C1は、図9に示すように、処理トレイ630上に収納される。このとき、プリンタ300からの用紙P1は、フィニッシャパス522内に導かれている。この用紙P1は、図10に示すように、用紙C1と同様に、バッファローラ505を介してソートパス522に導かれ、処理トレイ630に向けて搬送される。また、この用紙P1に続く用紙P2がフィニッシャパス552内に導かれている。そして、図11に示すように、用紙P1は既に処理トレイ630に収納されている用紙C1に積み重ねられて収納され、それに続く用紙P2が用紙P1に積み重ねられて収納される。
【0068】
ここで、プリンタ300からの各用紙P1,P2には鏡像処理された画像が形成されており、その各用紙P1,P2は反転排紙により排紙されているから、各用紙P1,P2は用紙C1と同様に、その画像面を下向きにしてかつその綴じ位置をステイプラ601側に向けて処理トレイ630に収納される。また、本図11には示していないが、次の束に対する特殊用紙をあるときには、現在の束を構成する用紙P1,P2の給送中にこの特殊用紙を搬送パス908に給送して待機させるように構成されている。この構成によりソートモード処理時における生産性を向上させることができる。
【0069】
(製本の動作概要)
次に、製本モード時の画像形成について図12を参照しながら説明する。図12は図1の画像形成装置における製本モード時の画像形成を説明するための図である。
製本モードが指定されると、原稿給送装置100にセットされた原稿を、その先頭頁から順に読み取り、読み取った原稿の画像を順にハードディスク206に格納し、同時に読み取った原稿枚数をカウントする。
【0070】
原稿の読取が終了すると、読み取った原稿画像を次の(1)式により分類し、画像形成順、画像形成位置を決定する。
M=n×4−k                 …(1)
M:原稿枚数
n:1以上の整数で用紙枚数
k:0,1,2,3のいずれかの値
なお、画像形成順、画像形成位置制御に関しては詳細な説明を省略する。
【0071】
この製本モード時における画像形成を読取原稿枚数が8枚の場合を例にして説明すると、図12(a)に示すように、ハードディスク206には8頁分の原稿画像データ(R1からR8)が読み取った順番に格納される。
【0072】
各画像データ(R1からR8)に対してその画像形成順、画像形成位置が決定される。これにより、図12(b)に示すように、上述した鏡像処理が施された後に、1頁目の用紙P1の第1面(表面)には、その左半分にR4画像、右半分にR5画像が形成され、この用紙P1は両面搬送パス124に導かれる。そして用紙P1は再度転写部116に給送され、その第2面(裏面)の左半分にR6画像、右半分にR3画像が形成される。そして、このようにして両面に画像が形成された用紙P1は、反転排紙により反転されて排紙された後にフィニッシャ500の製本パス553に送られる。この反転排紙により用紙P1に関しては、図12(c)に示すように、R6画像およびR3画像が形成されている第2面を上向きにかつR6画像を先頭にして図中の矢印の方向に搬送される。
【0073】
次いで、2頁目の用紙P2の第1面(表面)に対して、その左半分にR2画像、右半分にR7画像が形成され、この用紙P2は両面搬送パス124に導かれる。この用紙P2は再度転写部116に給送され、その第2面(裏面)の左半分にR8画像、右半分にR1画像が形成される。そして、この用紙P2は、反転されて排紙された後にフィニッシャ500の第1製本パス553に送られる。この反転排紙により用紙P2に関しては、図12(c)に示すように、R8画像およびR1画像が形成されている第2面を上向きにかつR8画像を先頭にして図中の矢印の方向に搬送される。
【0074】
各用紙P1,P2は、フィニッシャ500の製本パス553を介して収納ガイド820内に導かれて収納される。この収納ガイド820内においては、図12(d)に示すように、用紙P1が突出し部材825側に、用紙P2が折りローラ対826側にそれぞれ収納されるように構成されている。また、各用紙P1,P2の第1面は突出し部材825側に向けられて収納される。
各用紙P1,P2の収納ガイド820内の位置決めは位置決め部材823により行われる。
【0075】
(製本+インサータの動作概要)
この製本モード時のインサータ900およびプリンタ300からフィニッシャ内の収納ガイド820への用紙搬送について図13ないし図20を参照しながら説明する。図13ないし図19は図1の画像形成装置における製本モード時のインサータおよびプリンタからフィニッシャ内の収納ガイドへの用紙の流れを説明するための図、図20は図3のフィニッシャ内の折り処理および綴じ処理により製本化する例を示す図である。
【0076】
用紙C1を表紙として画像形成後の用紙に挿入して製本化する場合には、図13(b)に示すように、用紙C1がインサータ900のトレイ901にセットされる。このとき、用紙C1は、図13(a)に示すように、画像Rおよび画像Fが形成されている画像面を上向きにしてトレイ901にセットされ、画像Fを先頭にして給送される。すなわち、用紙C1は操作者から見て正視状態でセットされ、この用紙C1のセット状態は、原稿給装置100における原稿のセット状態で同じである。よって、用紙C1のセットを行う際の操作性を向上させることができる。
【0077】
用紙C1がトレイ901にセットされると、図14に示すように、その最上段の用紙C1の給紙が開始され、切換フラッパ551はフィニッシャパス552側に切り換えられる。用紙C1は搬送パス908から入口ローラ対502を経てフィニッシャパス552内に導かれ、この用紙C1の先端が入口センサ531により検出されると、プリンタ300からの画像形成後の用紙(図15に示す用紙P)の給送が開始される。
【0078】
次いで、図15に示すように、プリンタ300から給紙された用紙Pがフィニッシャ500内に導かれるとともに、用紙C1はバッファローラ505を介してノンソートパス521側に導かれる。このとき、切換フラッパ510はノンソートパス521側に切り換えられている。
【0079】
さらに用紙C1がノンソートパス521側に導かれてその後端が入口センサ531を通過するまで搬送されると、図15に示すように、用紙C1は一旦停止される。このとき、プリンタ300からの用紙Pは、フィニッシャ500内に導かれる。そして、用紙C1が停止された状態で用紙Pは、図16に示すように、切換フラッパ551により第1製本パス553に導かれて収納ガイド820内に収納され、この用紙に続く用紙Pが同様に第1製本パス553に導かれる。このとき、用紙C1に続く用紙C2は分離されて搬送ローラ対906の手前まで搬送されて、所定枚数の用紙が収納ガイド820に収納されるまで待機される。
【0080】
所定枚数の用紙Pが収納ガイド820に収納されると、図17に示すように、用紙C1が反転給送され、分岐Aおよび第2製本パス554を経由して収納ガイド820内に導かれる。このとき、用紙C1は、図18に示すように、画像R側を先頭にして搬送され、そして既に収納ガイド820に収納されている用紙Pの束に重ね合わされて収納される。この用紙C1が収納ガイド820に収納されると、用紙C1に続く用紙C2の給送が開始される。ここで、例えば用紙C2が所定のサイズと異なるサイズであるような不適切な用紙であるときには、図19に示すように、図16に示す状態で一旦停止させることなく、サンプルトレイ701に排出される。
【0081】
収納ガイド820において用紙C1が用紙Pの束に重ね合わされて収納された後は、用紙C1と用紙Pの束に対して突出し部材825が突出され、この束が折りローラ対826に向けて押し出される。この束が折りローラ対826によりこの束の中央部(画像面の画像境界部分)で折りたたまれてサドル排出トレイ832に排出される。このようにして折りたたまれた状態では、図20(b)に示すように、用紙C1の画像Fが表紙頁にまた画像Rが最終頁に配置され、各用紙Pの画像が頁順に配置されることになり、また用紙C1、用紙Pの各画像の向きが一致される。
【0082】
このように、インサータ900からの用紙C1の給紙制御、プリンタ300からの用紙Pの搬送制御により、製本化状態において、用紙C1の画像Rが表紙頁にまた画像Rが最終頁に配置され、各用紙Pの画像が頁順に配置されるとともに、その画像の向きが一致されるから、インサータ900からの特殊用紙の印刷品位およびプリンタ300の用紙搬送耐久性を損なわずに、用紙と特殊用紙とを合せて製本化することができるとともに、このソートモード時には、フィニッシャ500により、特殊用紙の挿入を一旦フィニッシャパス552内に待機させた後に、用紙を収納ガイド820内に導いて収納し、この用紙の収納後フィニッシャパス552内に待機している特殊用紙を収納ガイド820内に導いて収納するから、用紙と特殊用紙とを合せて製本化する際の生産性を向上させることができる。
【0083】
また、必要に応じて、収納ガイド820において用紙C1が用紙Pの束に重ね合わされて収納された状態において、ステイプラ818によりその束を中央部で綴じることもできる。
【0084】
(フローチャートによる動作説明)
本実施形態の合紙モードでのインサート処理の実施形をフローチャート図21を用いて説明を行う。
インサータ900を用いて1束の用紙束を作成する、例えば一束が6枚で1束の内2、3、6枚目の特殊用紙はインサータ900から給紙し、1、4、5枚目は画像形成装置10から画像形成され1束を形成したい場合などに適応される。以下の説明では、この1束6枚の束を例として説明する。インサータ900から給紙する特殊用紙は1束の内何番目に給紙するかは、画像形成装置10の操作部153より設定可能で枚数などに規定はない。また、数束作成する場合、インサータ900には給紙される順序に1束分づつトレイ901にセットする。すなわち、上述の例で言うと1束目の2、3、6枚目、2束目の2、3、6枚目…という順序でセットする。この場合、図23のように原稿は、原稿給送装置100の原稿トレイに1,4,5枚目が積載される。また、インサータ900には、図24に示すように、2,3,6枚目の3枚を1組として作成する置数分だけ積み重ねられる。
【0085】
画像形成装置10の操作部153でインサータ900からの給紙順序を指定し、コピースタートキーをONする(S151)。作成される束によって画像形成装置10で画像形成された用紙とインサータ900からの給紙タイミングを画像形成装置10で調整する(S152)。
【0086】
画像形成装置10は1枚目の用紙がインサータからの給紙であるかを判断し(S153)、上述の例で言うと1枚目は画像形成装置10から給紙される(S154)。S154では、予めカセット114、115から給紙され搬送手段であるレジストローラ126まで搬送され待機している記録紙を転写部116へと搬送する。
【0087】
また、第二の給紙手段であるインサータからの給紙タイミングであれば(上記の例では2枚目)、フィニッシャ500に対してインサータ900より挿入シートを給紙するよう命令を出す。インサータ900より挿入シートが給紙されると(S155)、次に、重送判別手段である重送検知センサ950により、給紙されたシートの重送判定を行う。(S156)。
【0088】
ここで、重送判定について簡単に説明を行う。重送判定を行うにあたり、合紙モードの場合は、予め一束目を作成する時に、重送検知センサ950によっての挿入シートの紙厚(dn)を測定し、ページごとにRAM513に記憶する(d1、d2・・・dn、但し1〜nはページ数)。この紙厚データは、次の束以降のシートの重送を判断するための基準値として使用する。そして、2束目以降を作成するときは、挿入シート1ページごとに重送検知センサ通過時の紙厚(Xn)を測定し、nページ目の紙厚データXnとRAM513に記憶されている紙厚データdnとを比較する。なお、この重送判定処理は、フィニッシャ側のCPUにより行われる。
【0089】
そして、この重送判定により重送と判定されない場合は(S157)、シートを処理トレイ630に搬送する(S158)。画像形成装置10は、用紙がその束のシートの最終紙であるか判断し(S159)、最終紙でない場合は次の用紙を制御するため、処理をS152に戻す。
【0090】
S159で一束の最終用紙であれば、処理トレイ630からスタックトレイ700に用紙束を排紙する(S160)。このとき処理トレイ630に排紙された用紙束をステイプラ818により綴じることも可能である。
【0091】
S161では、最終束の排紙が終了したかどうか判定し、終了していなければS152で戻り、最終束の排紙が終了したならば、処理を終了する。
【0092】
次に、157で挿入シートの重送が判定された場合の処理を説明する。
S162で重送した挿入シートが何枚であったかの重送枚数判定処理を行う。ここで、重送枚数の判定について簡単に説明する。
【0093】
上記の例では、挿入シートは2,3,6ページ目の3枚であるが、2ページ目が重送したと仮定する。ここで、2ページ目の紙厚X2が
d2+βd3<X2<d2+d3+βd6
を満たす場合、2ページ目と3ページ目の2枚が重送したと判断できる。ここでは、β=0.5としている。 一般に、インサータに載置されている挿入シートがn枚1組の場合のm枚目のシートの重送枚数がt枚かどうか判定する場合、
dm+d(m+1)+・・・+βd(m+t−1)<Xm<dm+d(m+1)+・・・+βd(m+t)で判定できる。
【0094】
このように、RAM513に記憶された紙厚データの基準値を利用することで、重送したシートの枚数を判定できる。
【0095】
重送枚数判定の結果、上記の例で、挿入シートの2ページ目と3ページ目の2枚が重送したと判定された場合、重送した挿入シートは、処理トレイ630に排出される(S163)。なお、この処理はフィニッシャ側が行う排出動作である。
【0096】
次に、挿入シートの空送り処理を行う(S164)。ここで、空送り処理について簡単に説明する。
【0097】
重送した2ページ目と3ページ目の挿入シートに引き続き、同一の束内に挿入される挿入シートである6ページ目も処理トレイ630に排出する。すなわち、第n部におけるいずれかの挿入シートで重送が発生した場合(第n−1部の最終挿入シートとともに第n部の挿入シートが重送された場合も含む)、第n部の挿入シートを全て処理トレイ630に排出し、第n+1部の1枚目の挿入シートを給紙可能な状態にする。このような空送り処理を行うことで、挿入シートを次の束の先頭ページにする、すなわち挿入シートの頭出しを行なうことができる。
【0098】
空送りする枚数については、以下の如くして求める。
一組の用紙束(記録紙と挿入シート)に対応する挿入紙がX枚であり、
重送発生時に給紙した挿入紙が一組の挿入紙のY枚目であり、
重送枚数がZ枚であるとすると、
Y+(Z−1)
により、重送が発生した時点での挿入シート束(1組の用紙束に挿入される挿入シートの1セット)の先頭挿入シートからの給紙済みシート枚数が求まる。
重送したシートが同一束内の場合、すなわち
Y+(Z−1) ≦ X
の場合、
空送り枚数 = X−(Y+(Z−1))
となる。
【0099】
また、重送したシートが次、更に以降の束に及んでいる場合、すなわち
Y+(Z−1) > X
の場合、
空送り枚数 = X−{(Y+(Z−1))/X の余り}
となる。
この間、記録紙に対する画像形成は中断されている。
そして、重送シート(S163)、および、空送りした挿入シート(S164)が処理トレイ630に排出されると、処理トレイ630上に積載した重送シート及び挿入シートをスタックトレイ700へ排出させる(S165)。この時、ステイプル処理等の後処理モードが選択されていたとしても、後処理は行わずにスタックトレイ700への排出を行なう。
【0100】
その後、新しい束の作成を始める為に、先頭ページから挿入シート、ないしは、記録紙の給紙を再開する(S152)。上記例の場合、先頭ページは、記録紙であるので、1ページ目の画像形成から再開される。
【0101】
以上が、図21に基づいたシステム全体(画像形成装置本体およびフィニッシャを含めた)の処理の流れであり、さらに画像形成装置本体とフィニッシャーとの役割を明らかにするために、図22により画像形成装置本体とフィニッシャーとの間の制御信号の流れを示す。
【0102】
図22(a)は、フィニッシャーのインサータによる給紙処理が正常に終了した場合(重送が発生しなかった場合)の制御信号の流れを示し、図22(b)は、インサータによる給紙処理で重送が発生した場合の制御信号の流れを示す。
【0103】
画像形成装置本体からフィニッシャに対してインサータ給紙が指示された場合、フィニッシャが紙厚を測定して、重送したか否かの判断を行う。フィニッシャ側でインサータ給紙が正常に終了したと判断されたならば、フィニッシャから本体に対して、正常終了の通知を行う(図22(a))。
フィニッシャ側でインサータ給紙に重送が発生したと判断したならば、フィニッシャ自身が紙厚データから何枚重送したかまでを判断する。そして、フィニッシャから本体に対して、重送の発生および重送した枚数を通知する。これを受けて、今度は本体からフィニッシャに対して、空送りおよび空送り枚数を指示する(図22(b))。
【0104】
別の実施例として、挿入シートの給紙中に既に次の記録紙の画像形成を行うタイミングの構成の場合、上記の例において、2ページ目の挿入シートの給紙中には、レジストローラ126で待機していた記録紙が転写部116へ搬送され、4ページ目の記録紙に対して画像形成が行われている。ここで、挿入シートである、2ページ目と3ページ目が重送した場合は、重送を検知した時点で、レジストローラ126からの給紙動作を禁止し、重送した挿入シートと共に、後続する4ページ目の記録紙も処理トレイ630に排出し、空送り処理を行う。禁止した時点で、搬送中の4ページ目を記録するための記録紙がレジストローラ126にニップされていた場合は、レジストローラ126を抜けた後に、駆動が停止される。なお、重送発生時点で先端がレジストローラを越えていた(レジオンしていた)記録紙については、排出処理がなされる。
【0105】
更に、後続する5ページ目を記録するための記録紙がカセット114、115から給紙されていた場合は、この記録紙は5ページ目の記録紙として使用せずに重送リカバリー後の1ページ目の画像の記録紙として使用するため、レジストローラ126まで搬送されたところで待機させる。
【0106】
その後、レジストローラ126で待機させられていた記録紙に対しては5ページ目の画像形成がキャンセルされ1ページ目の画像から再度、画像形成が行われる。
【0107】
上述した制御の結果、たとえ挿入シートで重送が発生しても、次の束の先頭ページから印刷を再開するように自動的にリカバリできる。
【0108】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、排出トレイが一つしかない構成で、挿入シートの重送が発生しても、自動的に適切なリカバリー処理を行うことができるので、ユーザが介入するリカバリー処理が必要なくなり、ユーザに対して使い勝手の向上した画像形成システムを提供できる。
【0109】
更に、重送が発生した高価な挿入シートは再利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の概略構成図である。
【図2】図1に示される画像形成装置の制御ブロック図である。
【図3】図1の画像形成装置に含まれる折り装置およびフィニッシャを示す概略構成図である。
【図4】図3のフィニッシャを制御するフィニッシャ制御部のブロック構成図である。
【図5】(a)、(b)および(c)は、それぞれ、操作部の表示部に表示される設定画面を例示する模式図である。
【図6】画像形成装置およびインサータからフィニッシャの処理トレイに用紙を搬送する手順を説明するための模式図である。
【図7】画像形成装置およびインサータからフィニッシャの処理トレイに用紙を搬送する手順を説明するための模式図である。
【図8】画像形成装置およびインサータからフィニッシャの処理トレイに用紙を搬送する手順を説明するための模式図である。
【図9】画像形成装置およびインサータからフィニッシャの処理トレイに用紙を搬送する手順を説明するための模式図である。
【図10】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの処理トレイに用紙を搬送する手順を説明するための模式図である。
【図11】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの処理トレイに用紙を搬送する手順を説明するための模式図である。
【図12】(a),(b),(c)および(d)は、図1の画像形成システムにおける製本モード時の画像形成手順の一例を示す模式図である。
【図13】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの収納ガイドに挿入シートを搬送する手順を説明するための模式図である。
【図14】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの収納ガイドに挿入シートを搬送する手順を説明するための模式図である。
【図15】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの収納ガイドに挿入シートを搬送する手順を説明するための模式図である。
【図16】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの収納ガイドに挿入シートを搬送する手順を説明するための模式図である。
【図17】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの収納ガイドに挿入シートを搬送する手順を説明するための模式図である。
【図18】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの収納ガイドに挿入シートを搬送する手順を説明するための模式図である。
【図19】画像形成装置本体およびインサータからフィニッシャの収納ガイドに挿入シートを搬送する手順を説明するための模式図である。
【図20】フィニッシャ内の折り処理および綴じ処理により製本化する例を示す図である。
【図21】本発明の画像形成システム全体における合紙処理の一実施形態を説明するためのフローチャートである。
【図22】(a)は、正常時における本発明の画像形成装置本体とフィニッシャとの間の制御信号の流れを示し、(b)は、重送発生時における本発明の画像形成装置本体とフィニッシャとの間の制御信号の流れを示す模式図である。
【図23】合紙モード時の原稿給送装置に載置された原稿を示す図である。
【図24】合紙モード時のインサータに載置された挿入シートを示す図である。
【符号の説明】
10   画像形成装置本体
100  原稿給送装置
101  原稿給送装置制御部
102  プラテンガラス
103  ランプ
104  スキャナユニット
105  ミラー
108  レンズ
109  イメージセンサ
110  露光制御部
110a ポリゴンミラー
111  感光ドラム
112  排紙トレイ
113  現像器
114  上カセット
115  下カセット
116  転写部
117  定着部
118  排出ローラ
121  フラッパ
122  反転パス
124  両面搬送パス
125  給紙部
125  手差給紙部
126  レジストローラ
127  ピックアップローラ
129  給紙ローラ
150  回路部
153  操作部
200  イメージリーダ
201  イメージリーダ制御部
202  画像信号制御部
206  ハードディスク
210  コンピュータ
300  プリンタ
301  プリンタ制御部
400  装置
401  装置制御部
402  搬送水平パス
403  搬送ローラ対
404  搬送ローラ対
410  パス選択フラッパ
420  パス
421  ローラ
500  フィニッシャ
501  フィニッシャ制御部
502  入口ローラ対
503  搬送ローラ対
505  バッファローラ
506  搬送ローラ対
507  排出ローラ対
509  排出ローラ対
510  切換フラッパ
511  切換フラッパ
514  押下コロ
520  ドライバ
521  ノンソートパス
522  ソートパス
522  フィニッシャパス
523  バッファパス
531  入口センサ
533  排紙センサ
550  パンチユニット
551  切換フラッパ
552  収納後フィニッシャパス
553  製本パス
554  製本パス
601  ステイプラ
630  処理トレイ
630  中間トレイ
700  スタックトレイ
701  サンプルトレイ
813  搬送ローラ対
817  製本入口センサ
818  ステイプラ
819  アンビル
820  収納ガイド
826  ローラ対
827  紙排紙ローラ対
830  製本排紙センサ
832  サドル排出トレイ
900  インサータ
901  トレイ
902  給紙ローラ
903  搬送ローラ
904  分離ベルト
905  ローラ対
906  搬送ローラ対
907  給紙センサ
908  搬送パス
910  用紙セットセンサ
950  重送検知センサ
M1   入口モータ
M10  搬送モータ
M11  モータ
M12  モータ
M2   バッファモータ
M20  給紙モータ
M3   排紙モータ
M4   束排出モータ

Claims (8)

  1. 少なくとも一組の用紙束に対して、一組の挿入シートを供給し、該一組の挿入シートのそれぞれを前記一組の用紙束の所定位置に挿入する挿入シートの供給装置において、
    前記一組の挿入シートの複数を積載し、該挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する給紙手段と、
    前記給紙手段によって給紙された前記挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別手段と、
    前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行う制御手段と
    を備えることを特徴とする挿入シートの供給装置。
  2. 所定の用紙に画像を形成し、画像形成がなされた少なくとも一組の用紙束に対して、一組の挿入シートを供給し、該一組の挿入シートのそれぞれを前記一組の用紙束の所定位置に挿入する画像形成装置において、
    記録紙を順次一枚づつ分離して給紙する第一の給紙手段と、
    前記記録紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記第一の給紙手段から給紙された前記記録紙を待機させ所定のタイミングで前記画像形成手段へ該記録紙を供給する搬送手段と、
    前記一組の挿入シートの複数を積載し、該挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する第二の給紙手段と、
    前記第二の給紙手段によって給紙された前記挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別手段と、
    前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行うとともに、前記搬送手段の駆動を中断する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された時点において、既に前記搬送手段が前記記録紙を前記画像形成手段へ供給開始している場合には、前記供給終了後に前記搬送手段の駆動を中断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記重送判別手段により、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートおよび既に前記画像形成手段により画像形成された前記記録紙を所定箇所に排出し、前記搬送手段の駆動を再開し、前記一組の用紙束の先頭から画像形成を開始することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 少なくとも一組の用紙束に対して、一組の挿入シートを供給し、該一組の挿入シートのそれぞれを前記一組の用紙束の所定位置に挿入する挿入シートの供給方法において、
    前記一組の挿入シートの複数を積載し、該挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する給紙ステップと、
    前記給紙ステップによって給紙された前記挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別ステップと、
    前記重送判別ステップにより、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行う制御ステップと
    を備えることを特徴とする挿入シートの供給方法。
  6. 所定の用紙に画像を形成し、画像形成がなされた少なくとも一組の用紙束に対して、一組の挿入シートを供給し、該一組の挿入シートのそれぞれを前記一組の用紙束の所定位置に挿入する画像形成方法において、
    記録紙を順次一枚づつ分離して給紙する第一の給紙ステップと、
    前記記録紙に画像を形成する画像形成ステップと、
    前記画像形成ステップの前に、前記第一の給紙ステップにより給紙された前記記録紙を待機させ所定のタイミングで前記画像形成ステップへ該記録紙を供給する搬送ステップと、
    前記一組の挿入シートの複数を積載し、該挿入シートを順次一枚づつ分離して給紙する第二の給紙ステップと、
    前記第二の給紙ステップによって給紙された前記挿入シートが重送されているか否かを判別する重送判別ステップと、
    前記重送判別ステップにより、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートの組に係るすべての挿入シートを所定箇所に排出し、次の組の挿入シートの頭出しを行うとともに、前記搬送ステップによる処理を中断する制御ステップと
    を備えることを特徴とする画像形成方法。
  7. 前記制御ステップは、前記重送判別ステップにより前記挿入シートが重送されたと判断された時点において、前記搬送ステップによる前記記録紙の前記画像形成ステップへの供給処理を既に開始している場合には、前記供給処理終了後に前記搬送ステップによる供給処理を中断することを特徴とする請求項6に記載の画像形成方法。
  8. 前記制御ステップは、前記重送判別ステップにより、前記挿入シートが重送されたと判断された場合には、前記重送に関与している挿入シートおよび既に前記画像形成ステップにより画像形成された前記記録紙を所定箇所に排出する第一のステップと、
    前記第一のステップによる排出処理が終了した後、前記重送に関与している挿入シートの組に係る残りの挿入シートを所定箇所に排出する第二のステップと、前記第二のステップによる排出処理が終了した後、前記搬送ステップによる供給処理を再開し、前記一組の用紙束の先頭から画像形成を開始する第三のステップと
    を含むことを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成方法。
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