JP2008174382A - シート処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 ステイプラのドライバ部がシート束に当接する際の衝撃音が緩和され、生産性を低下させることなく、ステイプル動作時の作動音を低減することのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ドライバ部821の移動速度を最速の移動速度に対して50%になるように設定する。シートに画像形成する際のシート間の間隔が大きな両面プリントモード、ラージサイズプリントモード等が選択された場合にドライバ821部の移動速度を遅く設定することにより、ドライバ部821がシート束に当接する際の衝撃音が緩和される。
【選択図】 図14

Description

本発明は、画像形成されたシート束に対してステイプル処理を行うシート処理装置、及び画像形成装置に関し、特に、ステイプル動作時の作動音を低減するものに関する。
従来、例えば複写機等の画像形成装置において、所定枚数の画像形成済みのシートを収納し、針打ち込み部(以下ドライバ部という)を有する綴じ具(ステイプラ)によって綴じるようにしたシート処理装置を備えたものがある。
このような従来のシート処理装置においては、収納されたシートの枚数が設定範囲内であればステイプラを駆動させて画像形成された後のシートに対して綴じ処理を行っていた。
ここで、ステイプル動作は、図21のようにドライバ部の移動領域とシートに当接した後の針打ち込み動作領域に分けられる。従来のシート処理装置におけるステイプル動作は生産性が優先されるためステイプラの動作速度が最速になるように設定されていた。
特開平05−008580
上述した従来のステイプラ、特に大型のステイプラにおいては、ステイプル動作時にシートに当接するドライバ部の衝撃音が問題になることがある。そして、画像形成装置が使用される環境や時間帯によっては、装置全体の作動音をさらに低減させることも要望されている。
しかしながら、従来のステイプラを搭載した画像形成装置においては、いかなるプリントモードにおいても生産性優先のためステイプル動作速度は最大になるように一義的に決められており、ステイプル動作時の作動音が低減されることはなかった。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ステイプル動作時の作動音を低減することができるシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明は、第一のプリントモードと、シートに画像形成する際のシート間の間隔が前記第一のプリントモードにおけるシート間の間隔よりも大きな第二のプリントモードとを有する画像形成装置に接続され、画像形成されたシートを束にして処理するシート処理装置であって、画像形成されたシート束にステイプル処理を行うステイプル手段と、前記ステイプル手段を駆動する駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記第二のプリントモードにおいてステイプル処理を行う際にシート束に当接する前記ステイプル手段の当接部のシート束に対する相対的な移動速度を前記第一のプリントモードにおける前記当接部の移動速度よりも遅くするよう、前記駆動手段を制御することを特徴とするものである。
以上説明したように、本発明によれば、プリントモードに応じて、例えば両面プリント時やラージサイズプリント時には、ステイプラのドライバ部の移動速度を通常モード時のドライバ部の移動速度よりも遅くするように制御するので、ドライバ部がシート束に当接する際の衝撃音が緩和され、生産性を低下させることなくステイプル動作時の作動音を低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態に係るシート処置装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。図1に示すように、画像形成装置は、画像形成装置本体10と、折り装置400と、フィニッシャ500とから構成され、画像形成装置本体10はさらに、原稿画像を読取るイメージリーダ200およびプリンタ300を備える。
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭ページから順に1枚ずつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から読取り位置を経て右へ搬送した後、外部の排紙トレイ112に向けて排出する。原稿がプラテンガラス102上の読取り位置を左から右へ向けて通過するときに、原稿上の画像は読取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読取られる。この読取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が読取り位置を通過する際に、原稿の読取り面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように読取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。すなわち、原稿が読取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読取りが行われ、光学的に読取られた画像はイメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部202において所定の処理が施された後にプリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読取ることも可能である。この読取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置する。その後、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
この感光ドラム111上の静電潜像は、感光ドラム111とともに画像形成部を構成する現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、給紙手段としての各カセット114,115、手差給紙部125または両面搬送パス124からシートが給紙され、このシートは感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は転写部116により給紙されたシート上に転写される。
現像剤像が転写されたシートは定着部117に搬送され、定着部117はシートを熱圧することによって現像剤像をシート上に定着させる。定着部117を通過したシートはフラッパ121および排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(折り装置400)に向けて排出される。
ここで、シートをその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過したシートをフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導き、そのシートの後端がフラッパ121を通過した後に、シートをスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読取った画像を形成するとき、またはコンピュータ210から出力された画像を形成するときなどのように先頭ページから順に画像形成するときに行われ、その排紙後のシート順序は正しいページ順になる。
また、手差給紙部125からOHPシートなどの硬いシートが給紙され、このシートに画像を形成するときには、シートを反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
さらに、シートの両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作によりシートを反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送し、両面搬送パス124へ導かれたシートを上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
プリンタ300から排出されたシートは折り装置400に送られる。この折り装置400は、シートをZ形に折りたたむ処理を行う。例えば、A3サイズやB4サイズのシートでかつ折り処理が指定されているときには、折り装置400で折り処理を行い、それ以外の場合、プリンタ300から排出されたシートは折り装置400を通過してフィニッシャ500に送られる。このフィニッシャ500には、画像が形成されたシートに挿入するための表紙、合紙などの特殊シートを給送するインサータ900が設けられている。フィニッシャ500では、製本処理、綴じ処理や穴あけなどの各処理を行う。
(システムブロック図)
次に、本画像形成装置全体の制御を司る制御手段としてのコントローラの構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像形成装置全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図である。
コントローラは、図2に示すように、CPU回路部150を有する。CPU回路部150は、CPU(図示せず)、ROM151、RAM152を内蔵し、ROM151に格納されている制御プログラムにより各ブロック101,153,201,202,209,301,401,501を総括的に制御する。RAM152は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送装置制御部101は、原稿給送装置100をCPU回路部150からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部201は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力されたアナログ画像信号を画像信号制御部202に転送する。
画像信号制御部202は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。また、コンピュータ210から外部I/F209を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部301に出力する。この画像信号制御部202による処理動作は、CPU回路部150により制御される。プリンタ制御部301は、入力されたビデオ信号に基づき上述の露光制御部110を駆動する。
画像形成装置本体10に設けられた操作部153は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有し、各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部150に出力する。そして、CPU回路部150からの信号に基づき対応する情報を表示部に表示する。
折り装置制御部401は折り装置400に搭載され、通信によりCPU回路部150と情報のやり取りを行うことによって折り装置全体の駆動制御を行う。
フィニッシャ制御部501はフィニッシャ500に搭載され、CPU回路部150と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ全体の駆動制御を行う。この制御内容については後述する。
本実施の形態において、折り装置制御部401、フィニッシャ制御部501が各々折り装置400、フィニッシャ500に搭載された構成について説明する。折り装置制御部401、フィニッシャ制御部501をCPU回路部150と一体的に画像形成装置本体側に設け、画像形成装置本体10から直接制御するようにしてもよい。
給紙制御手段としての給紙制御部402は、画像形成部にシートを給紙する給紙タイミングを制御する。フィニッシャ制御部501から送られる実際のシート処理に要する時間に基づいて、適切な間隔で画像形成部にシートを給紙する。給紙間隔は、例えばフィニッシャ500でのステイプル処理時間により本体給紙を待たせる必要性がある場合などに変化する。
(フィニッシャ部)
次に、フィニッシャ500の構成について図3を参照しながら説明する。フィニッシャ500は、折り装置400を介して排出されたシートを順に取り込む。取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、束ねたシート束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだシートの後端付近に孔あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート後処理を行う。
フィニッシャ500は、図3に示すように、プリンタ300から折り装置400を介して排出されたシートを内部に導くための入口ローラ対502を有する。この入口ローラ対502の下流には、シートをフィニッシャパス552、または第1製本パス553に導くための切換フラッパ551が設けられている。
フィニッシャパス552に導かれたシートは、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505に向けて送られる。搬送ローラ対503とバッファローラ505は、正逆転可能に構成されている。
入口ローラ対502と搬送ローラ対503間には、入口センサ531が設けられている。また、入口センサ531のシート搬送方向上流近傍においては、第2製本パス554がフィニッシャパス552から分岐している。この分岐点は、入口ローラ対502から搬送ローラ対503にシートを搬送するための搬送路への分岐を形成する。また、搬送ローラ対503が逆転してシートを搬送ローラ対503側から入口センサ531側に搬送する際には、第2製本パス554側のみに搬送されるワンウェイ機構を有する分岐を成す。
搬送ローラ対503とバッファローラ505間には、パンチユニット550が設けられており、パンチユニット550は必要に応じて動作し、搬送されてきたシートの後端付近に穿孔する。
バッファローラ505は、その外周に送られたシートを所定枚数積層して巻き付け可能なローラであって、必要に応じてこのローラの外周には各押下コロ512,513,514により巻き付けられる。バッファローラ505に巻き付けられたシートはバッファローラ505の回転方向に搬送される。
このバッファローラ505へのシートの巻きつけは、処理トレイ630でステイプル処理を行っている間、後続のシートを一時バッファするときに行われる。巻きつけられた所定枚数のシートは、前の束との衝突が起こらない適切な時間に所定枚数積層されたまま処理トレイ630へ搬送される。
押下コロ513,514間には切換フラッパ510が配置されており、押下コロ514の下流には切換フラッパ511が配置されている。切換フラッパ510はバッファローラ505に巻き付けられたシートをバッファローラ505から剥離してノンソートパス521、またはソートパス522に導くためのフラッパである。切換フラッパ511はバッファローラ505に巻き付けられたシートをバッファローラ505から剥離してソートパス522に、またはバッファローラ505に巻き付けられたシートを巻き付けられた状態でバッファパス523に導くためのフラッパである。
切換フラッパ510によりノンソートパス521に導かれたシートは、排出ローラ対509を介してサンプルトレイ701上に排紙される。
切換フラッパ510によりソートパス522に導かれたシートは、搬送ローラ506,507を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。処理トレイ630上に束状に積載されたシートは、必要に応じて整合処理、ステイプル処理などが施された後に、排出ローラ680a,680bによりスタックトレイ700上に排出される。処理トレイ630上に束状に積載されたシートを綴じるステイプル処理には、ステイプラ601が用いられる。スタックトレイ700は、上下方向に自走可能に構成されている。
ステイプル手段としてのステイプラ601の概略図を図13に示す。当接部としてのドライバ部821はステイプル動作時に矢印方向に移動し、シート束Pに当接して上面を押さえ、ほとんど同時に、針打ち込み部822より針がシート束Pに対して打ち込まれる。打ち込まれた針はドライバ部821で折り曲げられステイプル処理が完了する。針打ち込み部822をドライバ部821と一体的に設け、固定された針曲げ部に向かって移動するようにしてもよい。
(サドル部)
第1製本パス553、第2製本パス554からのシートは、搬送ローラ対813によって収納ガイド820に収納され、さらにシート先端が可動式のシート位置決め部材823に接するまで搬送される。搬送ローラ対813の上流側には、製本入口センサ817が配置されている。また、収納ガイド820の途中位置には、2対のステイプラ818が設けられており、このステイプラ818はそれに対向するアンビル819と協働してシート束の中央を綴じるように構成されている。
ステイプラ818の下流位置には、折りローラ対826が設けられている。折りローラ対826の対向位置には、突出し部材825が設けられている。この突出し部材825を収納ガイド820に収納されたシート束に向けて突き出すことにより、このシート束は折りローラ対826間に押し出され、この折りローラ対826によって折りたたまれた後に、折り紙排紙ローラ827を介してサドル排出トレイ832に排出される。折り紙排紙ローラ827の下流側には、製本排紙センサ830が配置されている。
また、ステイプラ818で綴じられたシート束を折る場合には、ステイプル処理終了後にシート束のステイプル位置が折りローラ対826の中央位置になるように、位置決め部材823を所定距離分下降させる。
(インサータ部)
インサータ900は、フィニッシャ500の上部に設けられ、トレイ901上に積載された表紙、合紙を成すシート束を順次分離し、フィニッシャパス552、または製本パス553に搬送する。ここで、インサータ900のトレイ901上には、特殊シートが操作者から見て正視状態で積載される。すなわち、特殊シートはその表面が上に向けられた状態でトレイ901上に積載される。
このトレイ901上の特殊シートは、給紙ローラ902によって、搬送ローラ903および分離ベルト904からなる分離部に搬送され、最上位紙から1枚ずつ順次分離されて搬送される。
この分離部下流側には引き抜きローラ対905が配置され、この引き抜きローラ対905により分離された特殊シートは、安定して搬送パス908に導かれる。引き抜きローラ対905の下流側には給紙センサ907が設けられ、また給紙センサ907と入口ローラ対502との間には、搬送パス908上の特殊シートを入口ローラ対502に導くための搬送ローラ906が設けられている。
(フィニッシャブロック図)
次に、フィニッシャ500を駆動制御するフィニッシャ制御部501の構成について図4を参照しながら説明する。図4は図2のフィニッシャ制御部501の構成を示すブロック図である。なお、図4に図示していないその他のモータやセンサもあるが、本発明に関連しないものは省いてある。
フィニッシャ制御部501は、図4に示すように、CPU953、ROM954、RAM955などで構成されるCPU回路部950を有する。CPU回路部950は、通信IC514を介して画像形成装置本体側に設けられたCPU回路部150と通信してデータ交換を行う。そして、CPU回路部150からの指示に基づきROM954に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制御を行う。
計数手段としての後処理枚数計数部956では、処理トレイ630においてステイプル処理を施すシート束のシート枚数を計数する。具体的には、入口センサ531の入力信号、すなわち入口センサ531を通過するシート枚数をカウントすることにより計数できる。
厚み算出手段としての束厚み判定部957は、紙厚検知センサ909の入力信号にもとづいて、処理トレイ630で後処理を施すシート束の厚みを算出する。後処理枚数計数部956と束厚み判定部957は画像形成装置本体側に設けてもよい。
フィニッシャ500の駆動制御を行う際には、CPU回路部950に各種センサからの検出信号が取り込まれる。この各種センサとしては、入口センサ531、製本入口センサ817、給紙センサ907、シートセットセンサ910がある。このシートセットセンサ910は、インサータ900のトレイ901上に特殊シートがセットされているか否かを検出するためのセンサである。CPU回路部950にはドライバ520が接続され、ドライバ520はCPU回路部950からの信号に基づきモータおよびソレノイドを駆動する。また、CPU回路部950はクラッチを駆動する。
ここで、モータとしては、入口ローラ対502、搬送ローラ対503、搬送ローラ対906の駆動源である入口モータM1。バッファローラ505の駆動源であるバッファモータM2。搬送ローラ対506、排出ローラ対507、排出ローラ対509の駆動源である排紙モータM3。各排出ローラ680a,680bを駆動する束排出モータM4。搬送ローラ対813の駆動源である搬送モータM10。シート位置決め部材823の駆動源である位置決めモータM11。突出し部材825、折りローラ対826、折り紙排紙ローラ対827の駆動源である折りモータM12。インサータ900の給紙ローラ902、搬送ローラ903、分路ベルト904、引き抜きローラ対905の駆動源である給紙モータM20。処理トレイに積載されたシート束をステイプルするステイプルモータM21などがある。
入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3はステッピングモータからなり、励磁パルスレートを制御することによって各モータにより駆動するローラ対を等速で回転させたり、独自の速度で回転させたりすることができる。また、入口モータM1、バッファモータM2はドライバ520により正逆のそれぞれの回転方向に駆動可能である。
搬送モータM10、位置決めモータM11はステッピングモータからなり、折りモータM12はDCモータからなる。なお、搬送モータM10は、入口モータM1と速度同期してシート搬送が可能なように構成されている。
給紙モータM20は、ステッピングモータからなり、入口モータM1と速度同期してシート搬送が可能なように構成されている。
駆動手段を構成するステイプルモータM21は、ステッピングモータからなり所定のステイプル動作速度になるように制御される。なお、本実施例では、ステイプルモータM21はステッピングモータからなるが、他の構成として、DCモータとFGセンサを用いて、サーボ制御を行ってもよい。
ソレノイドとしては、切換フラッパ510の切換を行うソレノイドSL1。切換フラッパ511の切換を行うソレノイドSL2。切換フラッパ551の切換を行うソレノイドSL10。インサータ900の給紙シャッタ(図3には図示せず)を駆動するソレノイドSL20。インサータ900の給紙ローラ902を昇降駆動するソレノイドSL21がある。
クラッチとしては、折りモータM12の駆動を突出し部材825に伝達するためのクラッチCL1、給紙モータM20の駆動を給紙ローラ902に伝達するためのクラッチCL10がある。
また、折り装置400より搬送されたシートおよび挿入紙を搬送する合流パスであるフィニッシャパス552上には、必要に応じてシートの紙厚検知を行う紙厚検知センサ部909が配置されている。
(操作部)
次に、操作部153の後処理モードの選択操作例について図5を参照しながら説明する。図5は図1の画像形成装置における操作部153の後処理モード選択に関する画面例を示す図である。
本画像形成装置では、後処理モードとしてノンソート、ソート、ステイプルソート(綴じモード)、製本モードなどの各処理モードを有する。また、挿入シートを合紙モードとして、表紙や最終紙あるいは途中にシートに挿入することが可能なように設定されている。このような処理モードを設定などは操作部153からの入力操作により行われる。例えば、後処理モードを設定する際には、図5に示すメニュー選択画面が操作部153に表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。本画像形成装置では、ステイプル(綴じ処理)モードとして通常用いられる標準モード、または静音モードが設定可能である。入力手段としての操作部153には切換え手段としての静音モードキーが用意されており、静音モードキー951を選択した状態で、ステイプルソートモードを選択すると後述するステイプル処理を静音化するモードとなる。
なお、本実施例において静音モードは、画像形成装置の操作部153より設定されているが、入力手段としての外部コンピュータ210のプリンタ設定画面から設定してもよい。さらに、フィニッシャ500に直接、切換え手段としてのスイッチを設け、マニュアルステイプル操作時等において活用するようにしても良い。
(フィニッシャの動作概要)
次に、ソートモード時のインサータ900およびプリンタ300からフィニッシャ500内の処理トレイ630へのシート搬送について、図6ないし図9を参照しながら説明する。図6ないし図9は、図1に示される画像形成装置におけるソートモード時の、インサータおよびプリンタからフィニッシャ内の処理トレイへのシートの流れを説明するための図である。なお、説明の便宜上、製本部は省略している。
シートCを表紙として画像形成後のシートに挿入する場合には、図6に示すように、シートがインサータ900のトレイ901にセットされる。
シートCがトレイ901にセットされると、図7に示すように、その最上段のシートC1の給紙が開始され、切換フラッパ551はフィニッシャパス552側に切換えられる。シートC1は搬送パス908から入口ローラ対502を経てフィニッシャパス552内に導かれ、このシートC1の先端が入口センサ531により検出されると、プリンタ300からの画像形成後のシート(図8に示すシートP1)の給送が開始される。
次にプリンタ300から給紙されたシートP1がフィニッシャ500内に導かれるとともに、シートC1はバッファローラ505を介してソートパス522に導かれる。このとき、切換フラッパ510,511はいずれもソートパス522側に切換えられている。
このソートパス522に導かれたシートC1は、図8に示すように、処理トレイ630上に収納される。このとき、プリンタ300からのシートP1は、フィニッシャパス522内に導かれている。このシートP1は、シートC1と同様に、バッファローラ505を介してソートパス522に導かれ、処理トレイ630に向けて搬送される。また、このシートP1に続くシートP2がフィニッシャパス552内に導かれている。そして、図9に示すように、シートP1は既に処理トレイ630に収納されているシートC1に積み重ねられて収納され、それに続くシートP2がシートP1に積み重ねられて収納される。
ここで、プリンタ300からの各シートP1,P2には鏡像処理された画像が形成されており、その各シートP1,P2は反転排紙により排紙される。そのため、各シートP1,P2はシートC1と同様に、その画像面を下向きにしてかつその綴じ位置をステイプラ601側に向けて処理トレイ630に収納される。また、図9には示していないが、次のシート束に挿入される特殊シートをあるときには、先行するシート束を構成するシートP1,P2の給送中にこの特殊シートを搬送パス908に給送して待機させるように構成されている。この構成によりソートモード処理時における生産性を向上させることができる。
(実施例1)
本画像形成装置は、ステイプラ601のステイプル動作時において、通常モードと静音モードを備えている。ここで図21と図14を用いて、通常モードと静音モードにおけるステイプラ601の当接部としてのドライバ部821の移動速度テーブルについて説明する。
図21は、ステイプラの通常動作(従来例)時におけるドライバ部の移動速度テーブルである。ステイプル動作は、図21のようにドライバ部の移動領域とそのあとの針打ち込み動作領域に分けられる。通常モードの時には、生産性が優先されるのでドライバ部の移動速度は最速に設定される。
図14は、静音モード時のドライバ部の移動速度テーブルである。静音モード時には、ドライバ部821の移動速度は通常(最速)移動速度の50%に設定される。このように、静音モード時にドライバ部821の移動速度を遅くすることにより、ドライバ部821とシート束Pとの衝撃音が緩和される。また、束押さえ動作完了後に針の打ち込み動作に入るが、このときの打ち込み速度は100%に設定している。これは、シート束Pをステイプル針が貫通する貫通力を確保し、ステイプル針の打ち損じを防止するためである。この貫通力は打ち込み開始時の初速が速いほど大きい。本実施の形態においては、ドライバ部821が静止しているシート束Pに当接する際の衝撃音が発生するメカニズムについて説明しているが、衝撃音は当接部とシート束の相対的な移動速度が影響する。そのため、当接部だけでなくシート束も移動してステイプル処理する構成についても相対的な移動速度を抑えることによって静音化が可能である。
次に、ステイプラ動作の通常モードと静音モードを、プリントモードに応じて自動選択し、当接部としてのドライバ部の移動速度を設定するフローについて図19を用いて説明する。
一般的に、第二のプリントモードである両面プリントモード時の生産性は第一のプリントモードである片面プリントモード時の生産性と比べて、プリント生産性が約50%低下する。つまり、両面プリントモードは、片面プリントモードに比べてシート間の紙間時間が長くなるため、ステイプル処理にかけられる時間も長くできる。従って、両面プリントモード時のステイプラのドライバ移動速度を遅く設定しても、生産性を低下させずにステイプラ部の静音化が可能である。
まずS101でフィニッシャ制御部501は、プリントモードを判別する。プリントモードが片面プリントモードの時には、S102に進み、通常モードに設定する。このときドライバ部821の移動速度を100%に設定する。この速度が、すなわち、最速となるドライバ部の移動速度である。S101でプリントモードが両面プリントモードの時には、S103に進み、静音モードに設定する。ドライバ部821の移動速度を最速の移動速度に対して50%になるように設定する。このように、両面プリントモード時に静音モードとしてドライバ部821の移動速度を遅く設定することにより、ドライバ部821がシート束に当接する際の衝撃音が緩和される。
次に、プリントするシートサイズに応じてステイプル動作モードを通常モードと静音モードに切り換えるフローを、図20を用いて説明する。
一般的にラージサイズシート(例えばA3サイズ)でプリントする時(第二のプリントモード)は、スモールサイズシート(例えばA4サイズ)でプリントする時(第一のプリントモード)と比較して、約50%程度プリント生産性が低下する。つまり、ラージサイズでプリントするときは、スモールサイズにプリントするときと比べてシート間の紙間時間が長くなるため、ステイプル処理にかけられる時間も長くできる。従って、上述したフローのようにラージサイズにプリントするときのステイプラのドライバ移動速度を遅く設定しても、生産性を低下させずにステイプラ部の静音化が可能である。
まずS121でプリントされるシートサイズを判別する。シートサイズがスモールサイズ(例えばA4サイズ)の時には、S123に進み、通常モードに設定する。このときドライバ部821の移動速度を100%に設定する。S101でシートサイズがラージサイズ(例えばA3サイズ)の時には、S122に進み、静音モードに設定する。ドライバ部821の移動速度を最速の移動速度に対して50%になるように設定する。このように、ラージサイズプリントモード時に静音モードとしてドライバ部821の移動速度を遅く設定することにより、ドライバ部821がシート束に当接する際の衝撃音が緩和される。
次に、給紙制御手段である給紙制御部402が画像形成部にシートを給紙する給紙タイミング(給紙間隔)を制御する際に必要となる紙間時間について図17、図18を用いて説明する。図17はシートの給紙タイミングを説明する概略図である。例として1部のシート束を形成するシート枚数が3枚の場合について説明する。ここで、紙間時間は、シートの後端が通過してから次のシートの先端が到着するまでの時間であり、整合、綴じ処理等はこの時間内に行われる。また、図17における数字は1部のシート束の中で給紙される順番を示しており、tは1部のシート束を形成する各シート間の紙間時間、Tは先行するシート束の最終紙(3枚目)と後続シート束の1枚目との間の紙間時間を示している。なお、tやTの値は、両面プリントモードやラージサイズプリントモードなどのプリントモードに応じて適切に設定される。ステイプル処理とその後のスタックトレイ700へのシート束排出処理は、紙間時間Tの間に実施される。静音モード時には、ドライバ部の移動速度を遅くするためステイプル動作全体に要する時間は通常モードと比較すると長くなる。したがって、静音モードによるステイプルモード実行時には画像形成部へ給紙する給紙間隔を通常モードよりも所定時間長くするように制御している。
図18は紙間時間Tを変更するフローを説明している。まずS351で静音モードか否かを判定する。もし静音モードであればS353に進み、紙間時間T=T2を設定する。またS351で静音モードでなければS352に進み、紙間時間T=T1を設定する。ここでT1<T2である。つまり、両面プリントモードやラージサイズプリントモードなどの第二のプリントモード時には、片面プリントモードやスモールサイズプリントモードなどの第一のプリントモード時の紙間時間T1よりも長い紙間時間T2が設定される。このように第二のプリントモード時に紙間時間T2が設定されるため、静音モードとしてドライバ部821の移動速度を遅くすることができ、ドライバ部821がシート束に当接する際の衝撃音が緩和される。
(実施例2)
次に、操作部153からステイプルモードが選択される場合にステイプラ601の当接部としてのドライバ部821の移動速度を決定するフローを、図10を用いて説明する。
まずS201では、操作部153から静音モードが選択されているかどうか判定する。操作部153で設定されたモードは、画像形成装置より通信IC514を介してフィニッシャ500に通信される。もし静音モードが選択されていなければ、S202に進み、ドライバ部821の移動速度を100%に設定する。この速度が、すなわち、最速となるドライバ部の移動速度である。S201で静音モードが選択されたと判定された場合には、S203に進み、ドライバ部821の移動速度を最速の移動速度に対して50%になるように設定する。このように、静音モード時のドライバ部821の移動速度を遅く設定することにより、ドライバ部821がシート束に当接する際の衝撃音が緩和される。
この処理により、装置が使用される環境に応じてユーザにより任意に静音モードを選択することが可能になる。
上記説明では、操作部153からの入力により静音モードを選択したが、画像形成装置にネットワーク接続された不図示のコンピュータにインストールされたプリンタドライバからの指令により選択してもよい。
(実施例3)
次にフローチャート図10の変形例としてステイプルするシート枚数に応じてステイプラ601のドライバ部821の移動速度を変更するフローを、図11を用いて説明する。
まず、S210で静音モードか選択されているかどうか判定する。S210で静音モードが選択されている場合にはS211に進みステイプルするシート枚数を計数する。これは、入口センサ531の入力信号、すなわち入口センサ531を通過するシート枚数を後処理枚数計数部956でカウントすることにより計数できる。次にステイプル枚数が2枚から30枚までの場合には、ドライバ部821の移動速度を通常の30%に設定する(S215)。また、ステイプル枚数が31枚から70枚までの場合はドライバ部の移動速度を通常の40%に設定する(S214)。また、ステイプル枚数が71枚から100枚までの場合には、ドライバ部の移動速度を通常の50%に設定する(S213)。S210で静音モードが選択されていない場合には、ドライバ部の移動速度を100%に設定する(S212)。
一般に、ステイプルされるシートの枚数が少ないほどドライバ部と針打ち込み部の衝撃音は大きくなり、ステイプルされるシートの枚数が多いほどシート束で衝撃が吸収されて、衝撃音が小さくなる傾向がある。また、必要以上に束押さえ速度を遅くするとプリント生産性に影響があるため、シート枚数に応じて適切な移動速度に設定するのが望ましい。
図11では、ステイプルされるシート束の枚数に応じてドライバ部の移動速度を決定したが、ステイプルされるシートの厚みはさまざまであり、とくにインサータなどから厚紙が給紙される場合もある。その場合には、ステイプルされるシート枚数の代わりに、束厚み判定部957により算出されたシート束の厚みにより当接部としてのドライバ部の移動速度を変更させてもよい。この場合のフローチャートを、図12を用いて説明する。
まず、S310で静音モードか選択されているかどうか判定する。S310で静音モードが選択されている場合にはS311に進みステイプルするシート束の厚みを算出する。これは後述するが図15に一例として示したような紙厚検知センサ部909を用いて厚みを検出してもよい。次に束の厚みが3mm未満の場合には、ドライバ部821の移動速度を通常の30%に設定する(S315)。また、束の厚みが3mm以上7mm未満の場合はドライバ部の移動速度を通常の40%に設定する(S314)。また、束の厚みが7mm以上の場合には、ドライバ部の移動速度を50%に設定する(S313)。S310で静音モードが選択されていない場合には、ドライバ部の移動速度を100%に設定する(S312)。
次に上述した紙厚検知部の説明を、図15を参照して行う。紙厚検知センサ部909は、磁性体材料からなる可動コア909aとホール素子を用いた磁界センサ909bから構成される。可動コア909aはスプリング912により磁界センサ909b側に適当な力で押し付けられている。この可動コア909aと磁界センサ909bの間にシートPを案内し、シートPの厚みに応じて可動コア909aの位置が変位し、これに伴って磁界センサ909bにより検知される可動コア909aが作る磁界の大きさも変化する。このとき、磁界センサ909bから出力される信号はシートPの厚さに応じた信号になる。図16は紙厚に応じた磁界センサ909bの出力をあらわしている。磁界センサ909の出力をCPU回路部950の不図示のA/D入力部へ入力することで紙厚データを取り込む。例えば、センサ出力が1.5Vであった場合は、シート厚みは0.1mmであることがわかる。
シート1枚ずつのシート厚みをステイプルするシート枚数分積算していくことによりシート束の厚みが算出できる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、プリントモードに応じて、例えば両面プリント時やラージサイズプリント時には、ステイプラの当接部の移動速度を通常モード時の当接部の移動速度よりも遅くするように制御するので、当接部がシート束に当接する際の衝撃音が緩和され、生産性を低下させることなくステイプル動作時の作動音を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート処置装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図。 上記画像形成装置の制御ブロック図。 上記シート処置装置であるフィニッシャの概略構成を示す図。 上記シート処置装置の制御ブロック図。 上記画像形成装置に設けられた操作部の詳細を説明する図。 インサータおよび画像形成装置からシート処置装置内へのシートの流れを説明するための図。 インサータおよび画像形成装置からシート処置装置内へのシートの流れを説明するための図。 インサータおよび画像形成装置からシート処置装置内へのシートの流れを説明するための図。 インサータおよび画像形成装置からシート処置装置内へのシートの流れを説明するための図。 本発明の第2の実施の形態に係るステイプラのドライバ部の移動速度の決定手順を説明するフローチャート。 本発明の第3の実施の形態に係るシート枚数に応じたドライバ部の移動速度の変更を説明するフローチャート。 本発明の第3の実施の形態に係るシート束の厚みに応じたドライバ部の移動速度の変更を説明するフローチャート。 ステイプラのドライバ部の詳細を説明する図。 ドライバ部の移動速度のテーブルを説明する図。 シート厚み検知部の詳細を説明する図。 紙厚センサの出力特性を説明する図。 給紙制御手段の給紙タイミングを説明する図。 給紙制御手段の紙間時間を設定するフローチャート。 プリントモードに応じたドライバ部の移動速度の変更を説明するフローチャート。 シートサイズに応じたドライバ部の移動速度の変更を説明するフローチャート。 従来のドライバ部の移動速度のテーブルを説明する図。
符号の説明
150 CPU回路部
153 操作部
210 コンピュータ
300 プリンタ部
402 給紙制御部
500 フィニッシャ
501 フィニッシャ制御部
601 ステイプラ
630 処理トレイ
700 スタックトレイ
821 ドライバ部
822 針打ち込み部
900 インサータ
909 紙厚検知センサ部
956 後処理枚数計数部
957 束厚み判定部
P シート

Claims (14)

  1. 第一のプリントモードと、シートに画像形成する際のシート間の間隔が前記第一のプリントモードにおけるシート間の間隔よりも大きな第二のプリントモードとを有する画像形成装置に接続され、画像形成されたシートを束にして処理するシート処理装置であって、
    画像形成されたシート束にステイプル処理を行うステイプル手段と、
    前記ステイプル手段を駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第二のプリントモードにおいてステイプル処理を行う際にシート束に当接する前記ステイプル手段の当接部のシート束に対する相対的な移動速度を前記第一のプリントモードにおける前記当接部の移動速度よりも遅くするよう、前記駆動手段を制御することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記第一のプリントモードは、片面プリントモードであり、前記第二のプリントモードは、両面プリントモードであることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記第一のプリントモードは、スモールサイズプリントモードであり、前記第二のプリントモードは、ラージサイズプリントモードであることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  4. 前記当接部の移動速度を切換える切換え手段を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. ステイプル処理を行うシート枚数を計数する計数手段を備え、
    前記制御手段は、前記計数手段により計数されたシート枚数に応じて前記当接部の移動速度を変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシート処理装置。
  6. ステイプル処理を行うシート束の厚みを判定する厚み算出手段を備え、
    前記制御手段は、前記厚み算出手段により算出されたシート束の厚みに応じて前記当接部の移動速度を変更することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のシート処理装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成部と、
    画像形成されたシートを束にして処理する請求項1乃至6のいずれかに記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. シートに画像を形成する画像形成部と、画像形成されたシートを束にして処理するシート処理装置と、前記シート処理装置を制御する制御手段と、を備え、第一のプリントモードと、シートに画像形成する際のシート間の間隔が前記第一のプリントモードにおけるシート間の間隔よりも大きな第二のプリントモードとを有する画像形成装置であって、
    前記シート処理装置は、
    画像形成されたシート束にステイプル処理を行うステイプル手段と、
    前記ステイプル手段を駆動する駆動手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記第二のプリントモードにおいてステイプル処理を行う際にシート束に当接する前記ステイプル手段の当接部のシート束に対する相対的な移動速度を前記第一のプリントモードにおける前記当接部の移動速度よりも遅くするよう、前記駆動手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記第一のプリントモードは、片面プリントモードであり、前記第二のプリントモードは、両面プリントモードであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第一のプリントモードは、スモールサイズプリントモードであり、前記第二のプリントモードは、ラージサイズプリントモードであることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記当接部の移動速度を切換える切換え手段を有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. ステイプル処理を行うシート枚数を計数する計数手段を備え、
    前記制御手段は、前記計数手段により計数されたシート枚数に応じて前記当接部の移動速度を変更することを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. ステイプル処理を行うシート束の厚みを判定する厚み算出手段を備え、
    前記制御手段は、前記厚み算出手段により算出されたシート束の厚みに応じて前記当接部の移動速度を変更することを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記画像形成部にシートを供給する給紙手段と、
    前記給紙手段がシートを給紙するタイミングを制御する給紙制御手段と、を備え、
    前記給紙制御手段は、プリントモードに応じて算出される給紙間隔に基づいて前記給紙手段を制御することを特徴とする請求項8乃至13のいずれかに記載の画像形成装置。
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