JP2017019594A - 後処理装置、および画像形成装置 - Google Patents

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直樹 岩見
英雄 谷井
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Abstract

【課題】ユーザーのニーズに応じた穿孔処理を行うことができる後処理装置を提供する。【解決手段】後処理装置は、用紙搬送部と、第一の駆動部と、穿孔部材と、第二の駆動部と、駆動モード設定部と、調整部とを備える。第一の駆動部は、用紙搬送部を駆動させる。穿孔部材は、用紙搬送部により搬送された用紙に後処理としての穿孔処理を行う。第二の駆動部は、第一の駆動部と別途設けられており、穿孔部材を駆動させる。駆動モード設定部52は、第一および第二の駆動部の駆動モードを設定する。調整部53は、駆動モード設定部52により設定された駆動モードに応じて、第一および第二の駆動部をそれぞれ駆動させるよう調整する。【選択図】図3

Description

この発明は、後処理装置、および画像形成装置に関するものである。
複合機等に代表される画像形成装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に現像剤を供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させ、装置外に排出する。
画像形成装置には、後処理の一環として、複数の用紙を揃えて端部に穴を開ける穿孔機構を備えるものがある。穿孔機構を備える後処理装置が、特開2005−206374号公報(特許文献1)、および特開平11−255416号公報(特許文献2)に開示されている。
特開2005−206374号公報 特開平11−255416号公報
用紙を搬送しながら穿孔機構による穿孔処理を行う場合、装置の動作音が大きくなってしまう場合がある。通常のユーザーにとっては、できるだけ静音で処理を行うことが好ましい。この場合、穿孔処理に要する時間を長くすれば、一般的には静音化を図ることができる。しかし、ユーザーが穿孔処理を早く終わらせることを望んだ場合に対応することができない。すなわち、ユーザーのニーズに応じることができないこととなる。上記した特許文献1、および特許文献2に開示の技術では、対応することができない。
この発明の目的は、ユーザーのニーズに応じた穿孔処理を行うことができる後処理装置を提供することである。
この発明の他の目的は、ユーザーのニーズに応じた穿孔処理を行うことができる画像形成装置を提供することである。
この発明の一の局面においては、後処理装置は、用紙搬送部と、第一の駆動部と、穿孔部材と、第二の駆動部と、駆動モード設定部と、調整部とを備える。用紙搬送部は、用紙を搬送する。第一の駆動部は、用紙搬送部を駆動させる。穿孔部材は、用紙搬送部により搬送された用紙に後処理としての穿孔処理を行う。第二の駆動部は、第一の駆動部と別途設けられており、穿孔部材を駆動させる。駆動モード設定部は、第一および第二の駆動部の駆動モードを設定する。調整部と、駆動モード設定部により設定された駆動モードに応じて、第一および第二の駆動部をそれぞれ駆動させるよう調整する。
この発明の他の局面においては、画像形成装置は、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成部により画像を形成した用紙に穿孔処理を行う上記した後処理装置とを備える。
このような後処理装置によると、駆動モード設定部により設定された駆動モードに応じて、第一および第二の駆動部をそれぞれ駆動させるよう調整して穿孔処理を行う。そうすると、ユーザーのニーズに応じた穿孔処理を行うことができる。
また、このような画像形成装置によると、画像形成部より画像を形成した用紙に対して、ユーザーのニーズに応じた穿孔処理を行うことができる。
この発明の一実施形態に係る後処理装置を含む画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機の外観を示す図である。 図1に示す複合機の構成を示すブロック図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 操作部の構成を示す図である。 後処理装置に含まれる穿孔機構の構成を示す図である。 用紙に穿孔を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。 表示画面の一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る後処理装置を含む画像形成装置を複合機に適用した場合の複合機の外観を示す図である。図2は、図1に示す複合機の構成を示すブロック図である。
図1〜図2を参照して、複合機11は、制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、後処理装置41と、データを記憶する記憶部としてのハードディスク16と、ファクシミリ通信部17と、ネットワーク25と接続するためのネットワークインターフェース部18とを備える。
制御部12は、複合機11全体の制御を行う。操作部13は、複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示画面21を含む。操作部13は、印刷部数や階調等の画像形成の条件や電源のオンまたはオフを入力させる。画像読み取り部14は、セットされた原稿を自動的に読み取り位置へ搬送する自動原稿搬送装置(ADF(Auto Document Feeder))22を含む。画像読み取り部14は、ADF22によって搬送された原稿の画像や不図示の載置台上に載置された原稿の画像を読み取る。用紙セット部19は、手差しで記録媒体としての用紙Pをセットする手差しトレイ28やサイズの異なる複数枚の用紙Pを収納可能な給紙カセット群29を含む。用紙セット部19は、画像形成部15に供給する用紙P(図5参照)がセットされる。画像形成部15は、読み取った画像やネットワーク25を介して送信された画像データを基に用紙Pに画像を形成する。画像形成部15により画像を形成された用紙Pは、必要に応じて後処理装置41によって後処理を施された後、後処理装置41の排出トレイ30に排出される。後処理装置41は、画像形成部15により画像を形成された用紙Pに穿孔処理を行う穿孔機構42を含む。ハードディスク16は、送信された画像データや入力された画像形成条件等の格納を行う。ファクシミリ通信部17は、公衆回線24に接続されており、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行う。
なお、複合機11は、画像データの書き出しや読み出しを行うDRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備えるが、これらについては、図示および説明を省略する。また、図2中の矢印は、制御信号や制御、画像に関するデータの流れを示している。なお、図1に示すように、この実施形態においては、給紙カセット群29は、3つの給紙カセット23a、23b、23cから構成されている。
複合機11は、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを用いて画像形成部15において画像を形成し、用紙Pに印刷することにより、複写機として作動する。また、複合機11は、ネットワークインターフェース部18を通じて、ネットワーク25に接続されたコンピューター26a、26b、26cのいずれかから送信された画像データを用いて、画像形成部15において画像を形成し、用紙Pに印刷することにより、プリンターとして作動する。すなわち、画像形成部15は、要求された画像を印刷する印刷部として作動する。また、複合機11は、ファクシミリ通信部17を通じて、公衆回線24から送信された画像データを用いて、DRAMを介して画像形成部15において画像を形成することにより、また、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データを、ファクシミリ通信部17を通じて公衆回線24に画像データを送信することにより、ファクシミリ装置として作動する。すなわち、複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。さらに、各機能に対しても、詳細に設定可能な機能を有する。
複合機11を含む画像形成システム27は、複合機11と、複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。具体的には、画像形成システム27は、上記した構成の複合機11と、ネットワーク25を介して複合機11に接続される複数のコンピューター26a、26b、26cとを備える。この実施形態においては、複数のコンピューター26a〜26cについては、3台示している。各コンピューター26a〜26cはそれぞれ、複合機11に対して、ネットワーク25を介して印刷要求を行って印刷をすることができる。
次に、制御部12の構成について説明する。図3は、制御部12の構成を示すブロック図である。図3を参照して、制御部12は、受け付け部51と、駆動モード設定部52と、調整部53とを含む。
受け付け部51は、後述する駆動モードの入力を受け付ける。駆動モード設定部52は、いずれも後述する第一の駆動部44および第二の駆動部46の駆動モードを設定する。調整部53は、駆動モード設定部52により設定された駆動モードに応じて、第一および第二の駆動部44、46をそれぞれ駆動させるよう調整する。
次に、上記した操作部13の構成について、さらに詳細に説明する。図4は、操作部13の構成を示す外観図である。図4を参照して、操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号を入力させるテンキー31と、印刷の開始やファクシミリ送信の開始を指示させるスタートキー32と、複合機11の電源のオンまたはオフを入力させる電源キー33と、複合機11の有するプリンター機能やコピー機能等の選択を指示させるメニューキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させる登録キー35と、テンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるリセットキー36と、上記した表示画面21とを含む。表示画面21は、液晶のタッチパネル機能を有しており、ユーザーの指での押圧等により、表示画面21からも画像形成条件等を入力させると共に、機能の選択等を行うことができる。
複合機11は、画像が形成された用紙Pに製本処理やステープル処理といった後処理を施す後処理装置41を備える。後処理装置41は、図示しない製本機構やステープル機構に加え、用紙Pの所定の箇所に穿孔処理、すなわち、穴を開ける穿孔機構42を含む。後処理装置41は、穿孔機構42により、用紙Pに対して、いわゆるパンチ処理を行うことができる。穿孔機構42を利用する際には、ユーザーは、操作部13の表示画面21から穿孔機構42を利用する旨の入力を行う。
図5は、後処理装置41に含まれる穿孔機構42の構成を示す図である。図1〜図5を参照して、穿孔機構42は、用紙搬送部43と、第一の駆動部44と、穿孔部材45と、第二の駆動部46とを備える。なお、後処理装置41に備えられる制御部は、複合機11に備えられる制御部12によって兼用されている。すなわち、後処理装置41に含まれる穿孔機構42の動作は、制御部12によって制御されている。
用紙搬送部43は、後処理装置41内において、画像形成部15により画像が形成された用紙Pを、穿孔部材45が設けられている位置に搬送する。そして、用紙搬送部43は、穿孔部材45による穿孔処理の後、排出トレイ30まで用紙Pを搬送する。なお、複合機11内においても、画像を形成する用紙Pを搬送する不図示の用紙搬送部が設けられている。用紙搬送部43は、例えば、A4サイズの用紙を縦方向にも横方向にも搬送することができる。図5中においては、A4サイズの用紙Pを縦方向に搬送している。なお、用紙Pは、図5中の矢印Dで示す方向に搬送される。
第一の駆動部44は、用紙搬送部43における用紙Pの搬送の際に駆動する。第一の駆動部44は、例えば、ステッピングモーターを含む。
穿孔部材45は、端部検知センサー47と、穿孔刃48と、支持部49とを含む。支持部49は、棒状であり、長手方向が用紙Pの搬送方向と垂直な方向に延びるように設けられている。支持部49は、図5中の矢印Dまたはその逆の方向に移動可能である。
端部検知センサー47および穿孔刃48は、支持部49に取り付けられている。端部検知センサー47は、支持部49のうち、用紙Pと対向する位置に設けられている。端部検知センサー47は、用紙Pの端部、具体的には、用紙Pの搬送方向と垂直な方向の端部を検知する。この場合、図5中の矢印Dまたはその逆の方向における用紙Pの端部を検知する。端部検知センサー47としては、例えば、光学センサーが利用される。端部検知センサー47は、図5中の矢印Dまたはその逆の方向への支持部49の移動に伴って移動する。ここで、端部検知センサー47は、搬送される用紙Pが位置する側に光を照射する。端部検知センサー47は、用紙P側から反射される反射光量に応じて、用紙Pの端部の位置を検知する。
穿孔刃48は、端部検知センサー47が設けられた位置よりも用紙Pが配置される側に設けられる。すなわち、端部検知センサー47が用紙Pの端部を検知した際に、穿孔刃48の下側には、用紙Pが存在することとなる。穿孔刃48は、外形形状が丸い刃で構成されている。穿孔刃48は、図5中の矢印Dまたはその逆の上下方向、すなわち、用紙Pの紙面表裏方向に移動可能である。穿孔刃48は、穿孔する位置が決まった後、用紙P側に移動して、用紙Pの所定の箇所を穿孔する。穿孔した後、穿孔刃48は、上方向に移動する。なお、穿孔処理の後に開口された開口穴39は、丸状である。
第二の駆動部46は、穿孔部材45の動作の際に駆動する。すなわち、支持部49の移動や穿孔刃48による穿孔処理の際に駆動する。第二の駆動部46についても、例えば、ステッピングモーターを含むものである。
なお、上記した第一の駆動部44と第二の駆動部46とは、別途設けられているものである。すなわち、第一の駆動部44と第二の駆動部46とは、制御部12による制御により、それぞれ別個に駆動させたり、駆動を停止させたりすることができる。駆動モード設定部52により設定される駆動モードは、第一の駆動部44と第二の駆動部46とを同時に駆動させる第一の駆動モードと、第一の駆動部44と第二の駆動部46とを同時に駆動させない第二の駆動モードとを含む。第一の駆動モードは、いわゆる高速モードと呼ばれるものである。第一の駆動モード下においては、ピーク時の動作音は比較的大きいが、処理に要する時間を短くすることができる。一方、第二の駆動モードは、いわゆる低速モードと呼ばれるものである。第二の駆動モード下においては、ピーク時の動作音は比較的小さくすることができるが、処理に要する時間が長くなる。
次に、この複合機11を用いて用紙Pに穿孔を行う場合について説明する。図6は、用紙Pに穿孔を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図1〜図6を参照して、ユーザーは、操作部13の表示画面21等を介して、画像形成部15により画像を形成した用紙Pの穿孔を行う旨の要求を行う。そうすると、複合機11は、用紙Pの穿孔の要求を受け付ける(図6において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。
ここで、受け付け部51は、ユーザーからの駆動モードの入力を受け付ける(S12)。図7は、この場合の操作部13の表示画面21の一例を示す図である。
図7を参照して、表示画面21には、「穿孔処理モードを選択してください。」とのメッセージ56と、「高速モード」と表記され、押下により高速モードを設定させる選択キー57aと、「低速モード」と表記され、押下により低速モードを設定させる選択キー57bとが示されている。
選択キー57aが押下されたことを検知すれば、すなわち、高速モードが選択されたことを検知すれば(S13において、YES)、いわゆる高速モードで穿孔処理を行う。ここで、調整部53は、駆動モード設定部52により設定された高速モードに応じて、第一および第二の駆動部44、46をそれぞれ駆動させるよう調整する。具体的には、第一の駆動部44を駆動させて用紙Pの搬送を開始すると共に、第二の駆動部46を駆動させて支持部49を移動させる(S14)。そして、用紙Pを搬送しながら端部検知センサー47により用紙Pの端部を検知して、穿孔位置を決定した後、穿孔刃48を移動させて穿孔処理を行う(S15)。この穿孔を行う際には、用紙Pの搬送は停止される。穿孔処理が終了した後、第一の駆動部44を駆動させて排出トレイ30まで用紙Pを搬送し、用紙Pを排出する(S16)。この用紙Pの搬送時に、支持部49をホームポジションまで移動させる。ホームポジションは、穿孔機構42内において、支持部49が配置される所定の位置である。このようにして用紙Pに対して、穿孔処理を行う。この場合、駆動中のピーク時の動作音は比較的大きくなるが、穿孔処理に要する時間は、比較的短くなる。
一方、選択キー57bが押下されたことを検知すれば、すなわち、低速モードが選択されたことを検知すれば(S13において、NO)、いわゆる低速モードで穿孔処理を行う。ここで、調整部53は、駆動モード設定部52により設定された低速モードに応じて、第一および第二の駆動部44、46をそれぞれ駆動させるよう調整する。具体的には、まず、第一の駆動部44を駆動させて、用紙Pの搬送を開始する(S17)。ここで、第二の駆動部46は駆動させず、穿孔部材45は、停止したままである。用紙Pが搬送された後、第一の駆動部44を停止させて、用紙Pの搬送を停止させる(S18)。次に、第二の駆動部46を駆動させて、支持部49を移動させる(S19)。そして、端部検知センサー47により用紙Pの端部を検知して、穿孔位置を決定した後、穿孔刃48を移動させて穿孔処理を行う(S20)。穿孔処理が終了した後、第一の駆動部44を駆動させて用紙Pの搬送を再開する(S21)。そして、排出トレイ30まで用紙Pを搬送し、用紙Pを排出する(S22)。その後、支持部49をホームポジションまで移動させる(S23)。このようにして、用紙Pに対する穿孔処理を行う。この場合、駆動中のピーク時の動作音は比較的小さくなるが、穿孔処理に要する時間は、比較的長くなる。
このような構成の複合機11によると、駆動モード設定部52により設定された駆動モードに応じて、第一および第二の駆動部44、46をそれぞれ駆動させるよう調整して穿孔処理を行う。そうすると、ユーザーのニーズに応じた穿孔処理を行うことができる。
この場合、表示画面21を介して、受け付け部51によりユーザーからの駆動モードの入力を受け付けているため、ユーザーの要求する駆動モードの入力を容易に行うことができる。
なお、上記の実施の形態において、駆動モード設定部52は、受け付け部51により受け付けられた駆動モードに応じて駆動モードを設定することとしたが、これに限らず、用紙搬送部43によって搬送される用紙Pの間隔、および穿孔部材45により穿孔される穿孔パターンのうちの少なくともいずれかに応じて、駆動モードを設定するよう構成してもよい。こうすることにより、より適切にユーザーのニーズに応じた穿孔処理を行うことができる。
例えば、後処理装置41に搬送されてくる用紙Pの搬送間隔が長い場合、穿孔処理に時間をかけることができる。したがって、この場合、上記した低速モードで穿孔処理を行う。一方、用紙Pの搬送間隔が短い場合において、穿孔処理に時間をかけないことが要求される場合には、上記した高速モードで穿孔処理を行う。また、穿孔される穿孔パターンにおいて、用紙P1枚当たりの穿孔すべき孔の数が少なければ、穿孔処理に時間を要しない。したがって、低速モードで穿孔処理を行うことにより、穿孔処理に時間を要せず、駆動中のピーク時の動作音を比較的小さくすることができる。また、用紙P1枚当たりの穿孔すべき孔の数が多ければ、高速モードを設定することにより、穿孔処理に要する時間を短縮することができる。
図8は、行っている駆動モードを表示した表示画面21の一例を示す図である。図8を参照して、表示画面21には、「現在、低速モードで駆動しています。高速モードは、利用できません。」とのメッセージ59が表示されている。この場合、例えば、高速モードとしても、用紙Pの搬送の間隔が長いため、結果として、穿孔処理に要する時間を短くすることはできない。ユーザーは、このメッセージ59により、その旨を把握することができる。
なお、上記の実施の形態において、複合機11は、駆動中に所定の振動音以下となるよう設定する静音モードを備える構成とし、駆動モード設定部52は、複合機11が静音モードに設定されていれば、第二の駆動モードに設定するよう構成してもよい。すなわち、複合機11が静音モードに設定されていれば、後処理装置41における駆動モード設定部52は、駆動モードを低速モードに設定する。こうすることにより、複合機11に設定された静音モードに近い駆動モードで穿孔処理を行うことができる。
また、上記の実施の形態においては、第一の駆動部44および第二の駆動部46の双方が、ステッピングモーターを含むこととしたが、これに限らず、第一の駆動部44および第二の駆動部46の少なくともいずれか一方が、ステッピングモーターを含むよう構成してもよい。
なお、上記の実施の形態においては、後処理装置41は、複合機11に含まれている構成としたが、これに限らず、後処理装置41単体で、穿孔処理を行うようにしてもよい。この場合、後処理装置41自身に備えられた制御部による制御により、用紙Pに穿孔処理を行うようにしてもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る後処理装置、および画像形成装置は、ユーザーのニーズに応じた穿孔処理が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 ネットワークインターフェース部、19 用紙セット部、21 表示画面、22 ADF、23a,23b,23c 給紙カセット、24 公衆回線、25 ネットワーク、26a,26b,26c コンピューター、27 画像形成システム、28 手差しトレイ、29 給紙カセット群、30 排出トレイ、31 テンキー、32 スタートキー、33 電源キー、34 メニューキー、35 登録キー、36 リセットキー、39 開口穴、41 後処理装置、42 穿孔機構、43 用紙搬送部、44 第一の駆動部、45 穿孔部材、46 第二の駆動部、47 端部検知センサー、48 穿孔刃、49 支持部、51 受け付け部、52 駆動モード設定部、53 調整部、56,59 メッセージ、57a,57b 選択キー。

Claims (7)

  1. 用紙を搬送する用紙搬送部と、
    前記用紙搬送部を駆動させる第一の駆動部と、
    前記用紙搬送部により搬送された前記用紙に後処理としての穿孔処理を行う穿孔部材と、
    前記第一の駆動部と別途設けられており、前記穿孔部材を駆動させる第二の駆動部と、
    前記第一および前記第二の駆動部の駆動モードを設定する駆動モード設定部と、
    前記駆動モード設定部により設定された前記駆動モードに応じて、前記第一および前記第二の駆動部をそれぞれ駆動させるよう調整する調整部とを備える、後処理装置。
  2. 前記駆動モードは、前記第一の駆動部と前記第二の駆動部とを同時に駆動させる第一の駆動モードと、前記第一の駆動部と前記第二の駆動部とを同時に駆動させない第二の駆動モードとを含む、請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記駆動モード設定部は、前記用紙搬送部によって搬送される前記用紙の間隔、および前記穿孔部材により穿孔される穿孔パターンのうちの少なくともいずれかに応じて、前記駆動モードを設定する、請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記駆動モードの入力を受け付ける受け付け部を備え、
    前記駆動モード設定部は、前記駆動モードを前記受け付け部により受け付けられた前記駆動モードに設定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の後処理装置。
  5. 前記第一および第二の駆動部のうちの少なくともいずれか一方は、ステッピングモーターを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の後処理装置。
  6. 用紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像を形成した前記用紙に穿孔処理を行う請求項1〜5のいずれか1項に記載の後処理装置とを備える、画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、駆動中に所定の振動音以下となるよう設定する静音モードを備え、
    前記駆動モード設定部は、前記画像形成装置が前記静音モードに設定されていれば、前記第二の駆動モードに設定する、請求項6に記載の画像形成装置。
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