JP2010285272A - 画像形成システムおよび後処理装置 - Google Patents

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Yoshihiko Ichikawa
与志彦 市川
Tsutomu Kobayashi
勉 小林
Koichi Kumeta
浩一 粂田
Hiroyuki Ikeuchi
博幸 池内
Yoshitaka Matsuzaki
貴剛 松崎
Shinji Masaki
慎治 正木
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Abstract

【課題】生産性を低減させることなく、用紙束に綴じ処理を施す際の作動音を低減することができる技術を提供する。
【解決手段】用紙に画像を形成する画像形成手段と、画像形成手段にて画像が形成された用紙の束に対して綴じ針を貫通させて用紙の束を綴じ合わせる綴じ処理部を含み、画像形成手段にて画像が形成された用紙に対して後処理を施す後処理手段と、画像形成手段で行う画像形成処理の内容および後処理手段で行う後処理の内容の少なくともいずれかの内容に応じて、後処理手段の綴じ処理部が用紙の束を綴じ合わせる際の綴じ針の移動速度を調整する調整手段とを備える。
【選択図】図19

Description

本発明は、画像形成システムおよび後処理装置に関する。
近年、画像が形成された用紙の束に対して綴じ処理を施す機能を有する装置において、装置全体の作動音を低減する技術が提案されている。
例えば特許文献1に記載のシート処理装置は、以下のように構成されている。すなわち、第一のプリントモードと、シート(用紙)に画像形成する際のシート間の間隔が第一のプリントモードにおけるシート間の間隔よりも大きな第二のプリントモードとを有する画像形成装置に接続され、画像形成されたシートを束にして処理するシート処理装置であって、画像形成されたシート束にステイプル処理を行うステイプル手段と、ステイプル手段を駆動する駆動手段と、駆動手段を制御する制御手段と、を有し、制御手段は、第二のプリントモードにおいてステイプル処理を行う際にシート束に当接するステイプル手段の当接部のシート束に対する相対的な移動速度を第一のプリントモードにおける当接部の移動速度よりも遅くするよう、駆動手段を制御する。
特開2008−174382号公報
用紙束に対して綴じ処理を施す際に発生する音は小さいことが望ましい。これに対して、綴じ処理の処理速度を遅くすることで、作動音を小さくすることも考えられるが、綴じ処理の処理速度を遅くすると生産性が悪化するおそれがある。
本発明は、生産性を低減させることなく、用紙束に綴じ処理を施す際の作動音を低減することができる画像形成システム、後処理装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段にて画像が形成された用紙の束に対して綴じ針を貫通させて当該用紙の束を綴じ合わせる綴じ処理部を含み、当該画像形成手段にて画像が形成された用紙に対して後処理を施す後処理手段と、前記画像形成手段で行う画像形成処理の内容および前記後処理手段で行う後処理の内容の少なくともいずれかの内容に応じて、前記後処理手段の前記綴じ処理部が前記用紙の束を綴じ合わせる際の前記綴じ針の移動速度を調整する調整手段と、を備えることを特徴とする画像形成システムである。
請求項2に記載の発明は、前記調整手段は、前記画像形成手段で行う画像形成処理に要する時間又は前記後処理手段で行う後処理に要する時間が長いほど前記用紙の束を綴じ合わせる際の前記綴じ針の移動速度を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システムである。
請求項3に記載の発明は、前記調整手段は、前記用紙の束に前記綴じ針を貫通させるのに必要な移動速度は確保することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システムである。
請求項4に記載の発明は、前記調整手段は、前記画像形成手段で行う画像形成処理に要する時間および前記後処理手段で行う後処理に要する時間の内、長い方を許容可能最長時間として設定し、設定した許容可能最長時間と前記用紙の束に前記綴じ針を貫通させるのに必要な必要移動速度に基づく綴じ処理時間とを比較し、当該綴じ処理時間が当該許容可能最長時間より短い場合には当該綴じ針の移動速度を当該必要移動速度に設定し、当該綴じ処理時間が当該許容可能最長時間以上の場合には当該許容可能最長時間以内に綴じ処理が完了するように当該綴じ針の移動速度を設定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成システムである。
請求項5に記載の発明は、搬送される複数の用紙を束ねた用紙の束に対して綴じ針を貫通させて当該用紙の束を綴じ合わせる綴じ処理手段と、前記複数の用紙の各々の用紙の搬送時間に関する情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記綴じ処理手段が前記用紙の束を綴じ合わせる際の前記綴じ針の移動速度を調整する調整手段と、を備えることを特徴とする後処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記調整手段は、前記複数の用紙の各々の搬送時間の間隔が長いほど前記用紙の束を綴じ合わせる際の前記綴じ針の移動速度を小さくすることを特徴とする請求項5に記載の後処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記調整手段は、前記用紙の束に前記綴じ針を貫通させるのに必要な移動速度は確保することを特徴とする請求項6に記載の後処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記調整手段は、前記用紙の束に前記綴じ針を貫通させるのに必要な必要移動速度に基づく綴じ処理時間と前記複数の用紙の各々の搬送時間の間隔とを比較し、当該綴じ処理時間が当該搬送時間の間隔より短い場合には当該綴じ針の移動速度を当該必要移動速度に設定し、当該綴じ処理時間が当該搬送時間の間隔以上の場合には当該搬送時間の間隔以内に綴じ処理が完了するように当該綴じ針の移動速度を設定することを特徴とする請求項7に記載の後処理装置である。
請求項1の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、生産性を低減させることなく用紙束に綴じ処理を施す際の作動音をより低減させることができる。
請求項2の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より精度高く生産性の維持と作動音の低減の両立を実現することができる。
請求項3の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より精度高く綴じ針の打ち損じをなくすことができる。
請求項4の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、生産性の維持と作動音の低減の両立をより精度高く実現することができる。
請求項5の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、生産性を低減させることなく用紙束に綴じ処理を施す際の作動音をより低減させることができる。
請求項6の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、生産性の維持と作動音の低減の両立をより精度高く実現することができる。
請求項7の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より精度高く綴じ針の打ち損じをなくすことができる。
請求項8の発明によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より精度高く生産性の維持と作動音の低減の両立を実現することができる。
第1の実施形態が適用される画像形成システムの全体構成を示した図である。 ステープラの外観を示す斜視図である。 用紙束押さえ機構の斜視図である。 図3に示したIV方向から見た側面図であり、用紙束押さえ機構が用紙束を押さえるべく作動する前の図である。 用紙束押さえ機構の押さえ部が用紙束を押さえるべく回転した状態を示す図である。 用紙束押さえ機構の押さえ部が固定部材によって固定された状態を示す図である。 針貫通機構の概略構成図である。 針貫通機構の作動を示す図である。 針貫通機構の作動を示す図である。 針貫通機構の作動を示す図である。 針貫通機構の作動を示す図である。 針曲げ機構の斜視図である。 図12に示したXIII方向から見た側面図であり、針曲げ機構が綴じ針の両脚を曲げるべく作動する前の図である。 用紙束押さえ機構が用紙束を押さえたときの図である。 針曲げ機構が綴じ針の脚部を折り曲げたときの図である。 綴じ針の脚部が折り曲げられるときの様子を示す図である。 制御装置のブロック図を示す図である。 (a)は、画像形成システムにて処理可能な処理工程毎のバリエーションを示す図である。(b)は、選択された処理モードを例示する図である。 制御装置が行う第1の実施形態に係る綴じ処理速度決定処理の手順を示すフローチャートである。 綴じ処理の作動音を測定した図であり、綴じ処理1サイクルにおける作動音である。 優先順位と、工程名とその工程における処理を施すことが可能な延長時間とを例示する図である。 制御装置が行う第2の実施形態に係る綴じ処理速度決定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態が適用される画像形成システム1の全体構成を示した図である。図1に示す画像形成システム1は、例えば、電子写真方式によって画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置2と、画像形成装置2によって画像が記録された記録用紙(以下、単に「用紙」という。)に対して後処理を施す後処理装置3と、を備えている。
画像形成装置2は、原稿の画像を光学的に読み取る画像読取部(不図示)と、用紙を供給する給紙部(不図示)と、給紙部から供給された用紙に画像を形成する画像形成部(不図示)とを有している。画像形成部(不図示)は、給紙部から供給された用紙上にトナー像を転写する転写部(不図示)と、転写部にて用紙上に転写されたトナー像を定着させる定着部(不図示)とを有している。
また、画像形成装置2は、画像形成システム1の各部位の動作を総括的に管理制御する制御装置200と、ユーザによって操作される受付手段の一例としての操作パネル210が設けられている。操作パネル210は、例えばタッチパネル式のディスプレイであり、操作メニューを表示して、使用者から処理要求等の操作指示を受け付けたり、ユーザに対する選択情報や装置の動作状況等を表示したりする。
後処理装置3は、画像形成装置2から出力された用紙を受け入れ、受け入れた用紙に対して予め定められた後処理を施す処理部を複数備えている。
より具体的には、後処理装置3は、第1ユニット3A、第2ユニット3B、第3ユニット3Cおよび第4ユニット3Dを備えている。第1ユニット3Aは、用紙に対してカール補正を施すカール補正処理部10と、表紙となる用紙を別に格納して冊子の表紙として追加供給する用紙供給部20とを有している。第2ユニット3Bは、用紙に対して折り処理を施す折り処理部30を有している。第3ユニット3Cは、用紙に対して孔開け(パンチ)処理を施す孔開け処理部40と、用紙を揃える揃え処理を施す揃え処理部50と、用紙束に対して綴じ処理を施す綴じ処理部60とを有している。第4ユニット3Dは、スタック処理を施すユニットであり、第3ユニット3Cの筐体の上部に固定して取り付けられた用紙積載用のトップトレイ70と、第3ユニット3Cの筐体の側壁面部に取り付けられた用紙積載用のスタッカトレイ80とを有している。
次に、後処理装置3について詳しく説明する。
第1ユニット3Aは、図1に示すように画像形成装置2の用紙排出口がある側壁面側に接続されており、画像形成装置2から出力された用紙を受け入れる受け入れ部である開口部3Aaを装置筐体に有している。
カール補正処理部10は、スポンジローラ11が太さの違うローラ12に食い込む程度に圧着(ニップ)されて構成されているものであり、用紙案内路R1の途上に備えられている。そして、トナーの融着や定着時の加熱加圧等によりカールした用紙を、スポンジローラ11とローラ12のニップ間を通過させることにより、カールした方向とは反対方向に強制的にしごくことでカール補正を施す。また、カール補正処理部10は、スポンジローラ11をカム機構等によりローラ12に対して進退可能になるように支持している。そして、スポンジローラ11のローラ12への食い込み量を少なくして単に用紙を搬送するローラ対にすることでカール補正を施さないようにしたり、あるいはその補正の度合いを調整したりすることができるようになっている。
用紙供給部20は、第1ユニット3Aの筐体の上部に設けられた供給対象の用紙を載せるための給紙トレイ21と、その給紙トレイ21上の用紙を1枚ずつ送り出すためのフィードローラ、リタードローラ等からなる用紙送出機構22を有している。そして、用紙供給部20により供給された用紙は、第1ユニット3Aに設けられた用紙案内路R2により案内されて用紙案内路R1に至り第2ユニット3Bへ搬送される。この用紙供給部20は、例えば、後処理を施す対象の用紙に、表紙、仕切り紙等の異種の用紙を差し入れる必要がある場合にその異種の用紙を後処理装置3内に供給するため、後処理装置3を単体で使用する場合に後処理を施す対象の用紙を供給するために使用される。
折り処理部30は、第1ユニット3Aの用紙案内路R1と接続される主用紙案内路R3の下側に分岐して延びる用紙案内路R4に設置される第1折り部30Aと、用紙案内路R4の途中から分岐して下側に延びる用紙案内路R5に設置される第2折り部30Bとを有している。また、折り処理部30は、用紙案内路R5の途中から分岐して上側に延び、主用紙案内路R3に合流する用紙案内路R6を有している。
第1折り部30Aは、用紙案内路R4の搬送方向に対して進退移動して用紙を予め定められた位置で止める第1エンドガイド31と、この第1エンドガイド31の上流側に用紙を折るための第1折りローラ32と、さらに上流側にニップローラ33を備えている。
第2折り部30Bは、用紙案内路R5の搬送方向に対して進退移動して用紙を予め定められた位置で止める第2エンドガイド34と、この第2エンドガイド34の上流側に用紙を折るための第2折りローラ35と、さらに上流側にニップローラ36とを備えている。
そして、折り処理部30では、第1折り部30Aと第2折り部30Bでの折る位置を各エンドガイド31、34の進退移動により変更することにより、内側に3つ折りする「C折り」と、外側に3つ折りする「Z折り」を行うことができる。
また、折り処理部30は、装置筐体外部から引き出し可能なフォルダトレイ39を有している。また、用紙をC折りにした場合に、第2折りローラ35から排出された用紙を、フォルダトレイ39側に落下収容させるための進路切換ゲート37を、用紙案内路R6上に備えている。
また、折り処理部30は、折り処理部30にて折り処理が施されない用紙を、用紙案内路R4に搬送することなく主用紙案内路R3をそのまま搬送させるための進路切換ゲート38を備えている。
第3ユニット3Cの孔開け処理部40は、複数(例えば、2本、4本)の孔開けピンが用紙面に対して出没することで孔開けを行う孔開け器41と、その孔開け時に出る紙屑を回収する回収箱42とを、第2ユニット3Bの主用紙案内路R3と接続される用紙案内路R7の途上に有している。
この孔開け処理部40による孔開け処理は、用紙案内路R7を案内される用紙が孔開け器41と対向する予め定められた位置で一旦停止させられ、その停止した状態にある用紙に対して孔開け器41が孔開けピンを用紙に貫通させることで行われる。
揃え処理部50は、用紙を複数枚集めて収容するコンパイルトレイ51と、コンパイルトレイ51に向けて用紙を排出する一対のローラであるイクジットローラ52を備えている。また、用紙の後端をコンパイルトレイ51のエンドガイドに向けて押し込むために回転するメインパドル53およびサブパドル54と、コンパイルトレイ51の用紙搬送方向に直交する方向の用紙の両端について位置合わせを行うためのタンパ55を備えている。
この揃え処理部50による揃え処理は、用紙案内路R8から搬送される用紙がイクジットローラ52により1枚ずつコンパイルトレイ51上に放出されるように送り出されて積み重ねられ、そのコンパイルトレイ51に積まれる用紙の1枚ごとにパドル53,サブパドル54による送り込み動作とタンパ55による両端揃え動作が実施されることによって行われる。
また、第3ユニット3Cは、コンパイルトレイ51の用紙排出口側端部に、用紙をスタッカトレイ80へ排出するイジェクトローラ56を備えている。このイジェクトローラ56は、そのトレイ端部に固定して設けられる第1ローラ56aと、この第1ローラ56aに接触してニップを形成するとともに上方に退避移動してそのニップを解除する第2ローラ56bを有している。
綴じ処理部60は、コンパイルトレイ51の下位端部側に設けられ、コンパイルトレイ51上に積載された用紙の束に対して綴じ処理を施すステープラ600(図2参照)と、このステープラ600を綴じ処理部分に応じて移動させるスライド移動機構とを備えている。そして、綴じ処理部60による綴じ処理は、揃え処理が施されたコンパイルトレイ51上にある用紙束に対してステープラ600がスライド移動機構を介して綴じ位置まで移動して停止し、綴じ動作(綴じ針の打ち込み)を実行することにより行われる。この際、コンパイルトレイ51上の用紙束はイジェクトローラ56のニップに挟まれた状態で保持される。
ステープラ600の構造については後で詳述する。
後処理装置3では、用紙を上記の揃え処理および綴じ処理を施さないでスタッカトレイ80に直接排出して積載収容することができる。この場合には、イジェクトローラ56がニップを形成した状態になる。これにより、用紙案内路R8からイクジットローラ52により送り出される用紙は、その送り方向先端部がイジェクトローラ56のニップに達するまでコンパイルトレイ51の積載面に接触した状態で送り出され、イジェクトローラ56に到達した段階でそのニップにより保持されてスタッカトレイ80に搬送排出される。
また、綴じ処理を行わないで揃え処理のみを行った用紙束をそのままの状態でスタッカトレイ80に排出して積載収容することもできる。この場合にも、コンパイルトレイ51上での予め定められた枚数の用紙の揃え処理が施された後にイジェクトローラ56の第2ローラ56bが下降して用紙束を第1ローラ56aとの間で挟みこんだ状態になり、その状態でイジェクトローラ56により用紙束がスタッカトレイ80上に搬出されて積載される。
また、この第1の後処理装置3は、用紙案内路R7から上方側に分岐してトップトレイ70に向けて延びる用紙案内路R9を有している。これにより、第3ユニット3Cに導入した用紙を、用紙案内路R7から進路切換ゲート57により用紙案内路R9に送り込んで搬送することにより、トップトレイ70に排出して積載収容することができる。
操作パネル210は、例えばタッチパネル式のディスプレイであり、操作メニューを表示して、使用者から処理要求等の操作指示を受け付けたり、ユーザに対する選択情報や装置の動作状況等を表示したりする。
以下、ステープラ600について詳述する。
図2は、ステープラ600の外観を示す斜視図である。
ステープラ600は、綴じ処理を施すべき用紙束を押えるための用紙束押さえ機構610と、用紙束押さえ機構610にて押さえられた用紙束に対して綴じ針を貫通させる針貫通機構620と、針貫通機構620にて貫通させられた綴じ針のコの字状の2つの先端を曲げる針曲げ機構630とを有している。
また、ステープラ600は、用紙束押さえ機構610、針貫通機構620および針曲げ機構630を支持する2つの支持板601を有している。支持板601は、板状の部材であり平行に設けられている。また、ステープラ600は、2つの支持板601の上部に配置され、用紙束押さえ機構610の回転部材611(図3参照)と協働して用紙束を固定する綴じ台602を有している。なお、用紙束押さえ機構610、針貫通機構620および針曲げ機構630はいずれも同一の綴じ処理用モータ(不図示)によって作動するように構成されている。
先ず、用紙束押さえ機構610について説明する。図3は、用紙束押さえ機構610の斜視図である。用紙束押さえ機構610の構造を分かり易く示すために、針貫通機構620、針曲げ機構630、支持板601および綴じ台602などの一部は省略している。図4は、図3に示したIV方向から見た側面図であり、用紙束押さえ機構610が用紙束を押さえるべく作動する前の図である。
用紙束押さえ機構610は、綴じ処理を施すべき用紙束を予め定めた位置にセットしたときに、後述する押さえ部616を用紙束に押し付けてこの用紙束を押えるための機構である。そして、用紙束押さえ機構610は、回転可能に支持板601に支持された回転部材611と、回転部材611を回転させる第1のリンク部材612と、回転部材611の位置を固定するための固定部材613と、固定部材613を移動させる第2のリンク部材614と、第2のリンク部材614を回転させるためのカム615などで構成されている。
回転部材611は、図4で見た場合に逆Z字状に形成され、綴じ台602側の端部(前側の端部)に配置され用紙束を押さえる押さえ部616と、他方の端部(後側の端部)側にて支持板601の後部の上部に形成された軸受に嵌合される軸611aとを有している。そして、回転部材611は、支持板601に、軸611a回りに回転可能に支持されている。
押さえ部616は、揃え処理部50にて揃えられ、綴じ台602の上に置かれた用紙束の上部を押える。そして、この押さえ部616には、用紙束を貫通した綴じ針の脚部を折り曲げる折り曲げ部材617(図16参照)が回転可能に支持されている。また、回転部材611の側面には第1のリンク部材612の方へ突出した突出部611bが設けられている。なお、回転部材611は後述の回転リンク631(図13参照)とともに、第1のコイルバネ603(図2参照)によって図4で見た場合の時計回転方向に回転する回転力が付与されている。
第1のリンク部材612は、図4で見た場合に、用紙束を押さえるべく時計回転方向に回転した回転部材611を反時計方向に移動させるための部材である。第1のリンク部材612は、板状の部材であり、支持板601に形成された軸受け(不図示)にすきまばめで嵌合される軸部612aと、支持板601に形成された円弧状の孔601aにすきまばめで嵌合される突出部612bとを有している。そして、第1のリンク部材612は、図示しないカムの外周面により突出部612bが力を受けて、軸部612aを回転軸として、円弧状の孔601aが形成されている範囲内で突出部612bが動くように往復動する。
固定部材613は、板状の部材であり、支持板601に形成された長孔601bに嵌合する2つの突起部613aと、第2のリンク部材614により作動力が付与される凸部613bとを有する。そして、固定部材613の上面は、支持板601の長孔601bの長辺と平行であるのに対して、下面は、長孔601bの長辺に対して図4で見た場合に時計回転方向に角度を有するように形成されている。そして、固定部材613は、支持板601の長孔601bの長辺の方向にスライドする。
第2のリンク部材614は、図4で見た場合に逆「く」の字状に屈曲した板状の部材であり、一方の端部側には、固定部材613の凸部613bと係合する溝614aが形成され、他方の端部側には、外側に突出し、支持板601に形成された孔に嵌合する軸614bを有する。また、溝614aと軸614bとの間には、軸614bが突出する側とは反対側に突出する凸部614cが設けられている。そして、第2のリンク部材614は、軸614bを回転中心として回転し、固定部材613をスライドさせる。なお、軸614bの下方には、第2のコイルバネ618の一端側が係合する孔614dが形成されている。第2のコイルバネ618の他端側は支持板601に係合されており、第2のリンク部材614は、この第2のコイルバネ618により、図4で見た場合の反時計回転方向に回転力が付与される。
カム615は、綴じ処理用モータ(不図示)によって回転される回転軸604に固定されている。なお、回転軸604は、2つ支持板601によって回転可能に支持されている。
図5は、用紙束押さえ機構610の押さえ部616が用紙束を押さえるべく回転した状態を示す図である。図6は、用紙束押さえ機構610の押さえ部616が固定部材613によって固定された状態を示す図である。
上述のように構成された用紙束押さえ機構610においては、用紙束が揃え処理部50にて揃えられ、綴じ台602の上に置かれた後に、綴じ処理用モータを回転させると、図5に示すように第1のリンク部材612が反時計回転方向に回転するとともに回転部材611が第2のコイルバネ618により回転力が付与されて時計回転方向に回転し、押さえ部616が用紙束に接触する。
また、さらに綴じ処理用モータが回転すると、図6に示すように、カム615が回転する。そして、カム615の外周のプロフィールに従うように、第2のリンク部材614が第2のコイルバネ618により回転力が付与されて時計回転方向に回転する。すると、固定部材613がスライドし、固定部材613の下面が回転部材611の突出部611bと接触するとともに第2のリンク部材614により力が付与されて押さえ部616が用紙束を強く押さえる方向に回転する。そして、回転部材611は、突出部611bが固定部材613と第1のリンク部材612とにより挟持されるので回転することが不可能となり、用紙束を強く押さえた状態で固定される。
また、さらに綴じ処理用モータが回転すると、図4に示すように、カム615が回転し、カム615の外周面により凸部614cが押されてこのプロフィールの形状に沿って第2のリンク部材614が時計回転方向に回転する。これにより、固定部材613がスライドし、固定部材613の下面が回転部材611の突出部611bと接触しなくなる。また、図示しないカムの外周面により第1のリンク部材612の突出部612bが押されて反時計回転方向に回転し、回転部材611を反時計回転方向に回転させる。そして、これにより、図4に示す状態となる。
次に、針貫通機構620について説明する。
針貫通機構620は、収納されている直線状の綴じ針の素材を用紙束に貫通させる前にコの字状に曲げ、その後コの字状に曲げた綴じ針を用紙束に対して打ち出す機構である。
図7は、針貫通機構620の概略構成図である。
針貫通機構620は、直線状の綴じ針T1同士が接着されて平面状に成形されたシート状綴じ針を打ち出し位置に供給する供給部621と、直線状の綴じ針T1をコの字状の綴じ針T2に変形させる変形板622と、コの字状に変形された綴じ針T2を用紙束に対して打ち出す打出板623とを備えている。
供給部621には、シート状綴じ針を収納する収納部(不図示)から打ち出し位置まで案内する案内路624が設けられている。供給部621における案内路624の前面側には、変形板622と協働して直線状の綴じ針T1をコの字状に変形させる凸部(不図示)が設けられており、この凸部上に配置された直線状の綴じ針T1が変形板622によってコの字状に変形される。
また、針貫通機構620は、案内路624の端部に設けられた打ち出し位置を含み、打出板623により打ち出される綴じ針を用紙束の方へ案内する打出路625を有する。打出路625は、案内路624の端部側の上方に配置されてコの字状に変形された綴じ針T2を打出路625側に押圧する押圧部626と、この押圧部626の前部側の端部と対向するように設けられた対向板627との間に形成されている。
押圧部626は、案内路624における綴じ針T1の進行方向と平行に移動可能に設けられており、後部側に配置されたバネによりバネ力が付与されて打出路625を狭める方向に移動するとともにコの字状に変形された綴じ針T2により力が付与されて打出路625を広める方向に移動する。
また、押圧部626の前部側には、コの字状に変形された綴じ針T2の後部に接触して綴じ針T2を前方に押圧する押圧面626aと、押圧面626aの外側の下部には変形板622により折り曲げ途中の綴じ針T1と接触して押圧部626を後方へ移動させる第1の斜面626bとが形成されている。
また、押圧部626には、押圧面626aよりも前側に突出して、折り曲げられた綴じ針T2の両脚の間に位置する凸部626cが形成されており、この凸部626cの下部には第2の斜面626dが形成されている。凸部626cは、打出路625の上端まで形成されており、この凸部626cの側面が打出板623によって打ち出される綴じ針T2の両脚をガイドする。第2の斜面626dは、綴じ針T2の中央部と接触することによって、打ち出される綴じ針T2の中央部を用紙束方向へガイドするとともに押圧部626を後方へ移動させる。
変形板622は、上方から見た場合にコの字状であり、その2つの側部にはそれぞれ長孔622aが形成されている。打出板623も同様に上方から見た場合にコの字状であり、その2つの側部にそれぞれ形成された孔に、直線状の綴じ針T1と平行となるように作動軸628が嵌合されている。この作動軸628は、変形板622の2つの側部にそれぞれ形成された2つの長孔622aを通るように嵌合されている。そして、変形板622および打出板623は、作動軸628を介して上下方向に作動させられるが、打出板623は作動軸628と一体的に上下動するのに対して、変形板622は長孔622aによって打出板623とタイミングがずれて上下動する。なお、作動軸628は、固定カムが固定された回転軸604の回転駆動力が伝達されて作動させられる。
これにより、作動軸628の上昇に伴って、打出板623が上昇して打出路625に置かれている綴じ針T2を打出路625から打ち出し、綴じ針T2の先端が用紙束を貫通した時点で変形板622により綴じ針T1のコの字状への変形が開始されるように設定されている。他方、作動軸628の下降に伴って、打出板623が先に下降して打出板623が打出路625から退避した後に、変形板622が綴じ針T2から離れるように打出板623と変形板622とが位相差をもって下降するように設定されている。
以上のように構成された針貫通機構620は以下に説明するように作動する。図8〜図11は、針貫通機構620の作動を示す図である。なお、図8〜図11の(a)においては、
図8に示すように、綴じ針T2の打ち出しが開始される前には、変形板622と打出板623はともに待機位置に存在しており、打出路625内には折り曲げられた先頭の綴じ針T2が配置されている。先頭の綴じ針T2に続いた2番目の綴じ針T2も前回の変形板622の作動時に変形されて打出路625を形成している溝内に供給されている。押圧部626は2番目の綴じ針T2の後側の面と接触してバネ力の作用により2番目の綴じ針T2を介して先頭の綴じ針T2を打出路625内へ押圧している。
図9に示すように、作動軸628が上昇させられるのに伴って打出板623が上昇して打出路625内に進入して先頭の綴じ針T2と接触してこの綴じ針T2を2番目の綴じ針T2から離すとともに打出路625内を用紙束の方へ打ち出す。その際、バネ力が作用している押圧部626により押圧された2番目の綴じ針T2が、打ち出される先頭の綴じ針T2の後面をガイドする。また、押圧部626の凸部626cが打ち出される綴じ針T2の両脚を内側からガイドする。このように、先頭の綴じ針T2は、対向板627、凸部626cおよび2番目の綴じ針T2によりガイドされて打ち込まれる。
図10に示すように、打出板623によって打ち出された綴じ針T2の先端が用紙束の表面に接触した時点から貫通するまでの間、綴じ針T2の中央部が第2の斜面626dと接触してその下面を支持し、押圧部626の凸部626cが打ち込まれている綴じ針T2の両脚の内側面から支持して、綴じ針T2が用紙束を貫通する際の抵抗により打ち損じが発生することを防止している。また、変形板622は、作動軸628が上昇するのに伴って上昇して直線状の綴じ針T1と接触し、この綴じ針T1をコの字状に変形させる。
図11に示すように、打出板623が最上位置まで上昇すると綴じ針T2の中央部が用紙束の表面に接触して両脚は用紙束を貫通する。その後、綴じ針T2の両脚は後述する針曲げ機構630によって用紙束の上面に沿って折り曲げられて用紙束が綴じられることとなる。綴じ針T2の両脚が用紙束を貫通した後に作動軸628は下方の待機位置まで下降する。その際、打出板623が待機位置まで下降し、打出板623が打出路625から抜け出した後に変形板622が下降を開始する。このように変形板622と打出板623との下降のタイミングがずれることにより、打出板623が打出路625を通過したときに変形板622によってコの字状に変形された綴じ針T2が、変形板622によってその形状が維持された状態のまま押圧部626によって打出路625の溝内へ供給される。
次に、針曲げ機構630について説明する。図12は、針曲げ機構630の斜視図である。針曲げ機構630の構造を分かり易く示すために、用紙束押さえ機構610、針貫通機構620、支持板601および綴じ台602などの一部は省略している。図13は、図12に示したXIII方向から見た側面図であり、針曲げ機構630が綴じ針T2の両脚を曲げるべく作動する前の図である。
針曲げ機構630は、針貫通機構620によって用紙束に貫通させられた綴じ針T2の両脚を折り曲げるための機構であり、回転部材611に支持された折り曲げ部材617を回転させる回転リンク631と、回転リンク631を回転させる回転レバー632と、回転レバー632を回転させる回転軸604に固定された扇状の第2のカム633とから構成されている。
回転リンク631は、前側に折り曲げ部材617を押圧して折り曲げ部材617を回転させる押圧部631aと、屈曲した中間部に回転部材611に形成された孔に嵌合する軸631bと、第1のコイルバネ603の一端が係合される係合部631cとを有し、後部は鈍角に屈曲している。そして、回転リンク631は、回転部材611と共に軸611aを回転軸として回転し、軸631bを回転軸として回転部材611に対して相対的に回転する。
回転レバー632は、支持板601の下部に設けられた軸605に嵌合する軸受け632aと、回転リンク631の後端部と接触する凹部632bと、中央部に設けられ、第2のカム633と接触する突出部632cとを有している。そして、綴じ処理用モータの回転が伝達されて回転する回転軸604とともに第2のカム633が回転して突出部632cと接触することで回転レバー632が軸605を回転中心として回転する。なお、回転レバー632には、回転軸604を通す円弧状の孔632dが形成されている。
上述のように構成された針曲げ機構630は、以下に述べるように作動する。図14は、用紙束押さえ機構610が用紙束を押さえたときの図である。図15は、針曲げ機構630が綴じ針T2の脚部を折り曲げたときの図である。
針曲げ機構630は、用紙束押さえ機構610が用紙束を押さえたときには、図14に示すように、回転リンク631は、回転部材611と共に軸611aを回転軸として回転するが、軸631bを回転軸としては回転部材611に対して相対的に回転しない。このとき、回転リンク631の後端部は、回転レバー632の凹部632bとは接触せずに回転レバー632から力を受けない状態になっている。
そして、針貫通機構620によって綴じ針T2が用紙束に貫通させられた後に、図9に示すように、回転した第2のカム633の外周面が回転レバー632の突出部632cと接触して回転レバー632を押し出すことで回転レバー632が軸605を回転中心として反時計回転方向に回転する。すると、回転レバー632の凹部632bが回転リンク631の後端部に接触して押圧するので、回転リンク631が時計回転方向に回転し、その押圧部631aが、用紙束を押さえている回転部材611に支持された折り曲げ部材617を押圧する。これにより、用紙束を貫通した綴じ針T2の脚部が折り曲げられ、用紙束が綴じられる。図16は、綴じ針T2の脚部が折り曲げられるときの様子を示す図である。
次に、上述のように構成された画像形成システム1に備えられた制御装置200(図1参照)について説明する。
図17は、制御装置200のブロック図を示す図である。
制御装置200は、図17に示すように、CPU201と、ROM202と、RAM203と、入力インタフェース204と、出力インタフェース205とを有している。ROM202には、例えば画像形成プログラム、綴じ処理プログラム、後述するマップ等が予め格納されている。
そして、この制御装置200は、操作パネル210などからの信号を、入力インタフェース204を介してCPU201に取り込む。そして、CPU201が予め定められた処理プログラムを実行し、画像形成部、後処理装置3等に出力インタフェース205を介して制御信号を送出し、例えば、上述した綴じ処理用モータを制御する。
ここで、以上のように構成された綴じ処理部としてのステープラ600においては、以下のような特質がある。すなわち、綴じ処理用モータの回転速度を大きくすると綴じ処理が速くなるが、綴じ処理を施す際の作動音が大きくなる。他方、モータの回転速度を小さくすると綴じ処理が遅くなるが、綴じ処理を施す際の作動音は小さくなる。但し、綴じ処理速度をあまりにも小さくすると、例えば、綴じ針T2を用紙束に貫通させる貫通力を確保することが不可能になったり、貫通させた綴じ針T2のコの字状の2つの脚部を曲げることが不可能になったりして綴じ処理を完了することができなくなってしまう。
そこで、本実施の形態に係る画像形成システム1においては、制御装置200は、操作パネル210を介して使用者によって選択された処理モードに応じて、用紙束に対する綴じ針T2の移動速度を含めた綴じ処理速度を変化させる。すなわち、以下に示すように処理モードに応じて綴じ処理速度を決定する。
制御装置200は、先ず、選択された処理モードにおいて、各処理工程に要する時間に基づいて綴じ処理に許容可能な最長の時間(以下、「許容可能最長時間A」という。)を算出する。制御装置200は、例えば、選択された用紙に画像を形成して画像形成装置2から排出(搬送)するのに要する時間(画像形成時間)、孔開け処理に要する時間、紙折り処理に要する時間など、選択された処理モードの各処理工程に要する時間を把握する。その後、把握した各処理工程に要する時間の中で最長の時間を把握し、その最長の時間を、上述した許容可能最長時間Aとする。
他方で、制御装置200は、綴じ処理速度を小さくしても綴じ処理性能を維持することが可能な最長時間を把握する。綴じ処理速度をあまりに小さくすると綴じ針を貫通させることが不可能になり綴じ針を打ち損じてしまう。ゆえに、綴じ処理速度を小さくしても綴じ処理を施すことが可能な最長時間(以下、「性能維持可能最長時間B」という。)、つまり綴じ処理を施すべき枚数の用紙束に綴じ針を貫通させ、貫通させた綴じ針のコの字状の脚部を曲げることが可能となる最小の処理速度に基づく時間を把握する。
そして、制御装置200は、許容可能最長時間Aと性能維持可能最長時間Bとを比較する。そして、その比較の結果、許容可能最長時間Aの方が性能維持可能最長時間Bよりも長い場合には、性能維持可能最長時間Bを綴じ処理時間として設定し、綴じ処理の所要時間が性能維持可能最長時間Bとなるようにモータの回転速度を決定する。他方、性能維持可能最長時間Bが許容可能最長時間A以上の場合には、許容可能最長時間Aを綴じ処理時間として設定し、綴じ処理の所要時間が許容可能最長時間Aとなるようにモータの回転速度を決定する。
以下に、許容可能最長時間Aを把握する手法について説明する。
図18(a)は、画像形成システム1にて処理可能な処理工程毎のバリエーションを示す図である。図18(b)は、選択された処理モードを例示する図である。図18(b)は、処理モードM1として、綴じ枚数が3枚、部数が1部、出力用紙サイズがA4、用紙種類が普通紙、片面コピー、白黒、孔開け処理有り、折り処理有りが選択され、処理モードM2として、綴じ枚数が3枚、部数が3部、出力用紙サイズがA3、用紙種類が普通紙、両面コピー、カラー、孔開け処理有り、折り処理有りが選択されていることを示している。
そして、具体的に処理モードM2が選択されている場合の許容可能最長時間Aを把握する手法について説明する。
選択された出力用紙であるA3普通用紙の両面にカラー画像を形成して画像形成装置2から用紙を排出(搬送)する時間間隔(先行の用紙を排出(搬送)してから次行の用紙を排出(搬送)するまでの時間)Td1と、孔開け処理を行うのに要する時間Td2、折り処理に要する時間Td3を把握する。これは、制御装置200が、例えば、予め経験則に基づいて作成しROM202に記憶しておいた、処理と所要時間との対応を示すマップから導き出すことにより把握する。その後、把握した時間Td1、Td2、Td3の中から最も長い時間を許容可能最長時間Aとして設定する。
次に、性能維持可能最長時間Bを把握する手法について説明する。性能維持可能最長時間Bは、綴じ処理を施すべき用紙束の厚さに依存することから、制御装置200は、例えば、予め経験則に基づいて作成しROM202に記憶しておいた、綴じ処理を施すべき用紙の種類および枚数と、時間との対応を示すマップから導き出すことにより把握する。あるいは、用紙束の厚さに依存しない一義的な時間を性能維持可能最長時間Bとして設定してROM202に記憶しておいて、ROM202から読み込むことで把握するようにしてもよい。
以下、フローチャートを用いて、制御装置200が行う第1の実施形態に係る綴じ処理速度決定処理について説明する。
図19は、制御装置200が行う第1の実施形態に係る綴じ処理速度決定処理の手順を示すフローチャートである。
制御装置200は、例えば操作パネル210を介して綴じ処理が選択されたことなどをトリガーとして綴じ処理速度決定処理を実行開始する。
制御装置200は、先ず、上述した許容可能最長時間Aを把握する(ステップ1901)。そして、上述した性能維持可能最長時間Bを把握する(ステップ1902)。その後、ステップ1901にて把握した許容可能最長時間Aがステップ1902にて把握した性能維持可能最長時間Bよりも長いか否かを判別する(ステップ1903)。
そして、ステップ1903にて肯定判定された場合には、性能維持可能最長時間Bを綴じ処理時間として設定し(ステップ1904)、ステップ1906へ進む。他方、ステップ1903にて否定判定された場合には、許容可能最長時間Aを綴じ処理時間として設定し(ステップ1905)、ステップ1906へ進む。
ステップ1906においては、ステップ1904あるいはステップ1905にて設定された綴じ処理時間となるように綴じ処理用モータの回転速度を決定する。そして、本処理を終了する。
以上のように構成された画像形成システム1においては、選択された処理モードに応じて綴じ処理に要する時間を変更するので、綴じ処理の作動音を低減することが可能となる。つまり、処理モードあるいは綴じ処理を施す用紙束の枚数にかかわらず一義的に綴じ処理速度を設定する場合に比して、綴じ処理速度が小さくなるので綴じ処理の際の作動音が小さくなる。特に、許容可能最長時間Aの方が性能維持可能最長時間Bよりも長い場合には、綴じ処理の所要時間が性能維持可能最長時間Bに設定されて綴じ処理速度が小さくなるので、綴じ処理性能を維持しつつ綴じ処理の作動音を低減することが可能となる。また、性能維持可能最長時間Bが許容可能最長時間A以上の場合でも、他の処理の処理時間を長くすることのない綴じ処理時間が設定されるので、生産性を悪化させることなく綴じ処理の作動音を低減することが可能となる。
なお、上述した画像形成システム1においては、画像形成装置2内に制御装置200を備え、この制御装置200が後処理装置3に設けられた綴じ処理用モータを制御する態様であるが、後処理装置3内に後処理装置3を制御する制御装置(以下、制御装置200と区別して「後処理用制御装置」という。)を独自に備え、後処理用制御装置が上述した綴じ処理速度決定処理を実行して綴じ処理用モータの回転速度を決定してもよい。かかる場合には、後処理用制御装置は、入力インタフェースを介して、画像形成装置2内の制御装置200から上述した用紙を排出(搬送)する時間間隔Td1の情報を得て、綴じ処理用モータの回転速度を決定するようにすればよい。これにより、後処理装置3にいかなる画像形成装置が接続されたとしても、画像形成システムの生産性を悪化させることなく綴じ処理の作動音を低減することが可能となる。また、後処理装置3に画像形成装置2が接続されずに用紙供給部20から供給された用紙に対して後処理を施すように使用された場合においても、後処理装置3の生産性を悪化させることなく綴じ処理の作動音を低減することが可能となる。
また、上述した画像形成システム1のように画像形成装置2内に上述した手法で綴じ処理用モータを制御可能な制御装置200を備え、制御装置200が綴じ処理用モータを制御する態様においても、画像形成装置2の代わりに上述した手法で綴じ処理用モータを制御可能な制御装置を備えた画像形成装置を接続することで、本実施形態に係る画像形成システム1と同様に綴じ処理用モータを制御可能となる。それゆえ、後処理装置3にいかなる画像形成装置が接続されたとしても、画像形成システムの生産性を悪化させることなく綴じ処理の作動音を低減することが可能となる。
なお、処理モードM1に続いて処理モードM2が選択されている場合、処理モードM1における綴じ処理に費やすことが可能な時間を設定する際に、上述した許容可能最長時間Aを算出するにあたって、処理モードM1における最後の用紙束が綴じ台602に置かれてから、処理モードM2における最初の用紙が揃え処理部50まで到達する時間を用いてもよい。
すなわち、許容可能最長時間Aを算出するにあたって、先ず、画像形成装置2から処理モードM1における最終用紙を排出(搬送)してから処理モードM2における最初の用紙を排出(搬送)するまでの時間Td1と、孔開け処理を行うのに要する時間Td2、紙折り処理に要する時間Td3を把握する。そして、その後、把握した各処理工程に要する時間の中で最長の時間を把握し、その最長の時間を上述した許容可能最長時間Aとしてもよい。
<第2の実施形態>
第2の実施形態においては、制御装置200が行う綴じ処理速度決定処理が第1の実施形態とは異なる。以下では、第1の実施形態との差異点について述べる。
図20は、綴じ処理の作動音を測定した図であり、綴じ処理1サイクル、つまり図4の状態から回転軸604が1回転する間における作動音である。
綴じ処理1サイクル中には、押さえ部616を用紙束に接触させる工程、固定部材613で回転部材611を固定させる工程、綴じ針T2を隣の綴じ針T2から分離する工程、綴じ針T2を用紙束に貫通させる工程、綴じ針T1を綴じ針T2に変形させる工程、針曲げ機構630にて綴じ針T2の脚部を折り曲げる工程、次の綴じ針T2を綴じ位置まで移動させる工程などの工程が含まれる。
そして、各工程において音が発生する。例えば、押さえ部616を用紙束に接触させる工程においては押さえ部616が用紙束に接触する際に音が発生する。また、固定部材613で回転部材611を固定させる工程では、固定部材613がスライドする音や固定部材613が突出部611bに衝突する音などが発生する。また、綴じ針T2を用紙束に貫通させる工程においては、綴じ針T2が用紙束を貫通する際に音が発生する。
また、工程毎に、当該工程における処理を的確に施すことが可能な作動速度、言い換えれば当該工程における処理を的確に施すことが可能な綴じ処理用モータの回転速度が異なる。それゆえ、第1の実施形態のように、例えば、性能維持可能最長時間Bに基づいて綴じ処理用モータの回転速度を設定した場合でも、工程によっては、性能維持可能最長時間Bにおける当該工程分の時間以上の時間となるように当該工程の処理速度を小さくしても当該工程の処理を的確に施すことが可能である。
そこで、第2の実施形態においては、綴じ処理用モータとして例えばステッピングモータを用い、綴じ処理の工程毎に綴じ処理用モータの回転速度を変更するようにする。
そのために、綴じ処理用モータの回転速度を1サイクルの間、ある速度で一定にした場合に綴じ処理全体で必要となる時間をベース時間(以下、「ベース時間C0」という。)として設定する。また、予め作動速度を小さくして作動音を小さくしたい工程を優先付けするとともに、工程毎に作動速度(当該工程における綴じ処理用モータの回転速度)を小さくしても当該工程における処理を的確に施すことが可能な延長時間(当該工程における処理を的確に施すことが可能な最長時間からベース時間C0における当該工程分の時間を差し引いた時間)を予め導き出しておく。そして、これらを、例えば制御装置200のROM202に記憶しておく。図21は、優先順位と、工程名と、その工程における処理を施すことが可能な延長時間とを例示する図である。図21においては、a〜jの10工程が優先付けされており、例えば、a工程では、a工程の延長時間としてa´が設定されている。
そして、上述した許容可能最長時間A内で、可能な限り多くの工程の時間を長くする。
以下、フローチャートを用いて、制御装置200が行う第2の実施形態に係る綴じ処理速度決定処理について説明する。
図22は、制御装置200が行う第2の実施形態に係る綴じ処理速度決定処理の手順を示すフローチャートである。
制御装置200は、例えば操作パネル210を介して綴じ処理が選択されたことなどをトリガーとして綴じ処理速度決定処理を実行開始する。
制御装置200は、先ず、上述した許容可能最長時間Aを把握する(ステップ2201)。その後、優先順位kに1を加算したものをkとして設定するとともに(k=k+1)、この優先順位kの工程の処理を施すことが可能な延長時間Ckを、綴じ処理速度を小さくしても綴じ処理を施すことが可能な最長時間(以下、「性能維持可能最長時間C」という。)に加算する(C=C+Ck)(ステップ2202)。なお、初期値として、k=0、C=C0が用いられる。ゆえに、最初、優先順位1位のときにはk=0+1=1と設定され、C=C0+C1となる。C1は、図21に示した、a工程における延長時間a´と同じである。
その後、許容可能最長時間Aが性能維持可能最長時間Cよりも長いか否かを判別する(ステップ2203)。そして、ステップ2203にて肯定判定された場合には、ステップ2202へ進み、前回のステップ2202にて算出したkに1を加算した値を新たなkとして設定する(k=k+1)。また、新たに設定したkの優先順位の工程の処理の延長時間Ckを、前回のステップ2202にて算出したCに加算する(C=C+Ck)。
他方、ステップ2203にて否定判定された場合には、優先順位k−1までの工程の時間を、ベース時間C0における当該工程分の時間よりも延長させるように設定する(ステップ2204)。そして、ステップ2204にて設定された各工程の時間となるように綴じ処理用モータの回転速度を決定し(ステップ2205)、本処理を終了する。
制御装置200は、この綴じ処理速度決定処理を実行することで、例えば優先順位3位までの工程を延長可能であると設定する場合には、図21におけるa、b、c工程が、優先的に処理時間が長くなるように当該工程における綴じ処理用モータの回転速度を小さくする。つまり、a、b、c工程における綴じ処理用モータの回転速度は、それ以外の回転速度よりも小さくなる。そして、例えば、a工程においては、ベース時間C0における当該工程分の時間にa´が加算された時間がa工程の処理時間となるようにa工程における綴じ処理用モータの回転速度が決定される。
そして、これにより、例えば作動音が大きい処理の処理速度を優先的に小さくすることで、画像形成システム1の生産性を悪化させることなく綴じ処理全体としての作動音を低減することが可能となる。
1…画像形成システム、2…画像形成装置、3…後処理装置、10…カール補正処理部、20…用紙供給部、30…折り処理部、40…孔開け処理部、50…揃え処理部、60…綴じ処理部、200…制御装置、600…ステープラ、610…用紙束押さえ機構、620…針貫通機構、630…針曲げ機構

Claims (8)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段にて画像が形成された用紙の束に対して綴じ針を貫通させて当該用紙の束を綴じ合わせる綴じ処理部を含み、当該画像形成手段にて画像が形成された用紙に対して後処理を施す後処理手段と、
    前記画像形成手段で行う画像形成処理の内容および前記後処理手段で行う後処理の内容の少なくともいずれかの内容に応じて、前記後処理手段の前記綴じ処理部が前記用紙の束を綴じ合わせる際の前記綴じ針の移動速度を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記調整手段は、前記画像形成手段で行う画像形成処理に要する時間又は前記後処理手段で行う後処理に要する時間が長いほど前記用紙の束を綴じ合わせる際の前記綴じ針の移動速度を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記調整手段は、前記用紙の束に前記綴じ針を貫通させるのに必要な移動速度は確保することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記調整手段は、前記画像形成手段で行う画像形成処理に要する時間および前記後処理手段で行う後処理に要する時間の内、長い方を許容可能最長時間として設定し、設定した許容可能最長時間と前記用紙の束に前記綴じ針を貫通させるのに必要な必要移動速度に基づく綴じ処理時間とを比較し、当該綴じ処理時間が当該許容可能最長時間より短い場合には当該綴じ針の移動速度を当該必要移動速度に設定し、当該綴じ処理時間が当該許容可能最長時間以上の場合には当該許容可能最長時間以内に綴じ処理が完了するように当該綴じ針の移動速度を設定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成システム。
  5. 搬送される複数の用紙を束ねた用紙の束に対して綴じ針を貫通させて当該用紙の束を綴じ合わせる綴じ処理手段と、
    前記複数の用紙の各々の用紙の搬送時間に関する情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記情報に基づいて、前記綴じ処理手段が前記用紙の束を綴じ合わせる際の前記綴じ針の移動速度を調整する調整手段と、
    を備えることを特徴とする後処理装置。
  6. 前記調整手段は、前記複数の用紙の各々の搬送時間の間隔が長いほど前記用紙の束を綴じ合わせる際の前記綴じ針の移動速度を小さくすることを特徴とする請求項5に記載の後処理装置。
  7. 前記調整手段は、前記用紙の束に前記綴じ針を貫通させるのに必要な移動速度は確保することを特徴とする請求項6に記載の後処理装置。
  8. 前記調整手段は、前記用紙の束に前記綴じ針を貫通させるのに必要な必要移動速度に基づく綴じ処理時間と前記複数の用紙の各々の搬送時間の間隔とを比較し、当該綴じ処理時間が当該搬送時間の間隔より短い場合には当該綴じ針の移動速度を当該必要移動速度に設定し、当該綴じ処理時間が当該搬送時間の間隔以上の場合には当該搬送時間の間隔以内に綴じ処理が完了するように当該綴じ針の移動速度を設定することを特徴とする請求項7に記載の後処理装置。
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