JP5321117B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置により画像が記録された用紙に対して、Z折り処理、綴じ処理等を行う用紙後処理装置に関するものである。
近年、画像形成装置より画像が形成された用紙を、用紙搬送方向に対して直角な方向に用紙の中央部を折り曲げ、折り曲げられた用紙をさらに折り曲げるという所謂Z折り手段と、Z折りされた複数枚の用紙を束ねた後、綴じ針等を用いて綴じる綴じ手段を有する用紙後処理装置が提供されている。
従来、Z折り処理と綴じ処理を行う用紙後処理装置では、折り処理されていない側を綴じる側にし、折られた用紙の部分を先端側として、装置外に搬送される。
綴じ処理された用紙を装置外に搬送する手段として、排紙駆動ローラと排紙従動ローラとから構成された排紙ローラ対が用いられる。用紙は回転する排紙駆動ローラと排紙従動ローラに圧着されながら搬送される。
このとき、圧着された用紙が折り処理された部分を越えたところでは用紙厚さ分の段差が生じ、この段差分が、ローラ対が瞬時的に離間してしまうことにより、排紙ローラ対の圧着部と綴じ部との間で閉じ込められ、用紙の膨らみとして残ってしまう。用紙の膨らみを残したまま用紙束が排紙ローラ対を通過すると、その膨らみは綴じ部近傍にシワとなって現れ、品質上見苦しいという問題が発生する。
この問題を解決するために、特許文献1では、中間スタッカとしての用紙載置台に綴じ手段と、綴じた用紙束を搬送する用紙束搬送手段を設け、用紙束搬送手段の下流側には用紙束を機外に搬送する排紙ローラ対を設けている。
このとき排紙ローラ対は半開放状態にしてあり、用紙載置台にて綴じ処理された用紙束が排紙ローラ対によって搬送され、排紙ローラ対の近傍に到達すると、一時搬送を停止し、排紙ローラ対を圧着状態にして用紙束を搬送するようにしている。
そして、搬送している途中に排紙ローラ対の圧着を解除することにより弛み(膨らみ)を取り除き、再度圧着して用紙を搬送する技術が公開されている。
特許第3951745号公報
特許文献1に公開されている技術では、弛みを取り除くという効果はあるが、排紙ローラ対の圧着を解除する位置を特定して、さらにより効果的に弛みを取り除く改善が求められていた。
本発明の目的は、Z折りされた複数枚の用紙を綴じ処理した後、装置外に搬送する際に排紙ローラ対の圧着を解除する位置を特定し、用紙綴じ部近傍に発生する紙シワを除去する用紙後処理装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、用紙後処理装置は、画像形成装置から搬送された用紙をZ折り処理するZ折り処理手段と、前記Z折り処理された用紙の折り部を先端として、一部が機外に吐出するように用紙を積載する中間スタッカと、前記中間スタッカ上に積載された複数枚の用紙を整合し、綴じ処理を行う綴じ手段と、前記綴じ処理が施されて形成された用紙束を、圧着しながら機外に搬送する駆動ローラと従動ローラとからなる排紙ローラ対と、前記排紙ローラ対を、開放、圧着、又は圧着を解除した状態にする圧着解除手段と、前記排紙ローラ対を開放した状態で前記中間スタッカ上に前記用紙束を積載させた後、前記排紙ローラ対を圧着して前記用紙束を搬送させ、前記折り部での用紙厚みが変動する段差部分が通過する前に、前記排紙ローラ対の圧着を解除し、前記段差部分を通過後の所定位置まで前記排紙ローラ対を再圧着させず、前記所定位置にて前記排紙ローラ対を再圧着して前記用紙束を搬送するように制御する制御手段とを備える
好ましくは、前記制御手段は、前記段差部分が通過する前に、前記排紙ローラ対の回転速度を、前記用紙束を搬送するときの回転速度より遅くさせながら前記排紙ローラ対の圧着を解除する制御を行う。
好ましくは、前記制御手段は、前記排紙ローラ対が前記所定位置にて再圧着するときの圧着力が前記用紙束の折り部を搬送するときの圧着力よりも強くなるように制御する。
折り部での用紙厚みが変動する段差部分の通過時に、排紙ローラ対の圧着を解除あるいは用紙搬送速度を変更したりすることにより、Z折りされた用紙束の綴じ処理された綴じ部近傍に発生する紙シワを除去できる。
画像形成システムの全体構成図である。 Z折り処理が行われる以前の用紙S、及びZ折り処理後の用紙Sの平面図である。図2(a)は、Z折り処理される前の用紙Sの平面図である。図2(b)は、Z折り処理された用紙Sの平面図である。 第1の用紙後処理装置Bの構成及び用紙搬送路を示す断面図である。 Z折り処理される用紙Sの搬送経路を示す断面図である。図4(a)は、第1の折り目aを形成する過程を示す図である。図4(b)は、第2の折り目bを形成する過程を示す図である。図4(c)は、Z折り処理終了後の用紙Sを搬送する過程を示す図である。 排紙部を説明する図である。 ハーフスタック状態を示す図である。 用紙束が排紙ローラ対に挟持されたときの状態を示す図である。 第1の折り目aと排紙ローラ対の位置関係を示す図である。 実施例1に関するタイミングチャートである。 実施例2に関するタイミングチャートである。 実施例3に関するタイミングチャートである。 実施例4に関するタイミングチャートである。
次に、本発明の用紙後処理装置、及び用紙後処理装置を備えた画像形成装置を図面に基づいて説明する。
[画像形成システム]
図1は画像形成装置A、第1の用紙後処理装置B、第2の用紙後処理装置Cから成る画像形成システムの全体構成図である。また画像形成システムは画像形成装置Aが有する制御手段により第1の用紙後処理装置B、第2の用紙後処理装置Cが有するサブ制御手段を介して制御するようになっている。
[画像形成装置]
画像形成装置Aは、回転する像担持体1の周囲に、帯電手段2、像露光手段(書込手段)3、現像手段4、転写手段5A、除電手段5B、分離爪5C、及びクリーニング手段5Dを配置した画像形成部を有している。帯電手段2によって像担持体1の表面に一様帯電を行った後に、像露光手段3のレーザビームによって原稿から読み取られた画像データに基づく露光走査を行って潜像を形成し、該潜像を現像手段4により反転現像して像担持体1の表面にトナー像を形成する。
一方、給紙手段6Aから給紙された画像記録用紙(以下、用紙と称す)Sは中間給紙部6Bを経て転写位置へと送られる。転写位置において転写手段5Aにより前記トナー像が用紙S上に転写される。その後に、用紙Sは除電手段5Bにより裏面の電荷が消去され、分離爪5Cにより像担持体1から分離され、搬送手段7Aにより搬送され、引き続き定着手段8により加熱定着され、排紙ローラ7Cにより搬送される。
用紙Sの両面に画像形成を行う場合には、定着手段8により加熱定着された用紙Sを、搬送路切り替え板7Bにより通常の排紙通路から分岐し、反転搬送手段7Dにおいてスイッチバックして表裏反転した後、排紙ローラ7Cにより装置外に搬送される。排紙ローラ7Cから搬送された用紙Sは、第1の用紙後処理装置Bの入口部10に送り込まれる。
一方、像担持体1の画像処理後の表面は、分離爪5Cの下流においてクリーニング手段5Dにより表面に残留している現像剤が除去され、次の画像形成に備える。
画像形成装置Aの上部前面側には、画像形成モード、用紙後処理モードを選択して設定する操作部9が配置されている。
画像形成装置Aの上部には、原稿移動型読み取り方式の自動原稿送り装置を備えた画像読み取り装置Dが設置されている。
[用紙後処理装置]
第1の用紙後処理装置Bに搬入された用紙Sは、後述の穿孔処理、綴じ処理等の少なくとも1処理が選択して処理され、第2の用紙後処理装置Cに送り込まれる。第1の用紙後処理装置Bと第2の用紙後処理装置Cとを用紙後処理装置と総称する。
第1の用紙後処理装置Bは、入口部10、第1穿孔手段20、第1折り手段30、排紙手段40から構成されている。
第1の用紙後処理装置Bにおいて穿孔処理、Z折り処理された用紙S、又は画像形成装置から搬送され、これらの後処理を行わず通過する用紙Sは、排紙手段40から搬送されて隣接配置された第2の用紙後処理装置Cの入口部50に搬入される。
第2の用紙後処理装置Cには、第1給紙部51又は第2給紙部52、第2穿孔手段60、綴じ手段(ステイプル手段)70等が配置されている。
[第1の後処理装置]
図2は、Z折り処理が行われる以前の用紙S、及びZ折り処理後の用紙Sの平面図である。図2(a)は、Z折り処理される前の用紙Sの平面図である。破線で示すaは第1の折り目、bは第2の折り目である。図2(b)は、Z折り処理された用紙Sの平面図である。
第1の用紙後処理装置BによりZ折り処理された用紙Sには、第1の折り目a、第2の折り目bが形成されてZ字形状に折り畳まれる。
次に、第1の用紙後処理装置Bの構成について説明する。
図3は、第1の用紙後処理装置Bの構成及び用紙搬送路を示す断面図である。画像形成装置Aの排紙ローラ7Cから搬送された用紙Sは、第1の用紙後処理装置Bの入口部10に導入される。用紙進入部を形成する入口部10には、入口案内板11が用紙後処理装置本体に揺動可能に支持されている。
入口部10の用紙搬送方向下流側には、用紙Sの先端部及び後端部の通過を検知する入口部センサPS1が配置され、さらにその下流側には、第1穿孔手段20が配置されている。
第1穿孔手段20の用紙搬送方向下流側に、一対のレジストローラ31A、31Bを設ける。また、一対の案内板32で形成された第1搬送路RH1に、一対の中間搬送ローラ33A、33Bと、搬送方向を切り替える切替部材34とを設ける。切替部材34は、ソレノイドSD1により揺動される。
第1搬送路RH1の下流側には、互いに圧接した一対の第1折りローラ35A、35Bが設けられている。また、第1折りローラ35Bに圧接する第2折りローラ35Cが設けられている。第1折りローラ35A、35B及び第2折りローラ35Cの表面はゴム等の摩擦抵抗の高い材料で構成される。
第1折りローラ35A、35Bの搬送方向下流側には、用紙Sの厚さ方向両側に設けられた一対の案内板36により第2搬送路RH2が形成される。第2搬送路RH2の搬送方向下流側近傍には、第1停止手段(第1位置規制手段)37が配置されている。
第1停止手段37は、駆動プーリ37Aと従動プーリ37Bとを巻回して回動可能な無端ベルト37Cの一部に突出した突き当て部37Dを有する。
突き当て部37Dはステッピングモータ(以下、モータと称す)M1により駆動されて、処理する用紙Sの用紙搬送方向のサイズ、及び折り処理モードの選択に応じて複数の所定位置から選択された位置に移動し停止する。
突き当て部37Dを、用紙搬送方向に直交する用紙幅方向の2箇所に設けることにより、用紙Sの先端を進行方向に対して直角に保持し、用紙Sを正確に突き当てるように構成している。
第1折りローラ35A、35B、案内板36、第1停止手段37、及びモータM1により第1の用紙折り処理部が形成される。
さらに、第1折りローラ35A、35Bの搬送方向下流側には、用紙の厚さ方向両側に設けられた案内板38により第3搬送路RH3が形成される。
一方、第1停止手段37と同様に、第3搬送路RH3にも用紙Sの第1の折り目aを先端として当接させて停止させる第2停止手段(第2位置規制手段)39が用紙搬送方向に移動可能に設けられる。第2停止手段39は駆動プーリ39A、従動プーリ39B、無端ベルト39C、突き当て部39D、及びステッピングモータ(以下、モータと称す)M2から成る。
また、第2折りローラ35Cと従動ローラ35Dの挟持位置の下流側に一対の案内板351が設けられ、案内板351により、折り処理終了の用紙Sを搬送する役目を持つ第4搬送路RH4が形成される。第4搬送路RH4の下流側は第3搬送路RH3に合流し、第2停止手段39、排紙手段40へと続く。排紙手段40は、排紙路41、一対の排紙ローラ42A、42Bから成る。
PS2は第3搬送路RH3を通過する用紙Sの先端部通過を検知する用紙通過センサである。PS3は排紙ローラ42A、42B近傍に配置された排紙検知用の排紙センサである。
以上のように構成された第1の用紙後処理装置Bの作用、即ち、単純通紙、用紙Z折りを行う後処理を説明する。
単純通紙
第1の用紙後処理装置Bに設けた切替部材34を、ソレノイドSD1により図示の反時計方向に回転させる。用紙Sはレジストローラ31A、31Bにより入口部10から搬送され、切替部材34により排紙手段40の排紙路41に案内され、排紙ローラ42A、42Bに挟持され、第2の用紙後処理装置Cに搬送される。
搬送方向に短い長さの用紙、例えばA4サイズ以下の用紙Sに穿孔処理を行う場合には、入口部10に導入された用紙Sをレジストローラ31A、31B及び排紙ローラ42A、42Bにより所定の長さ搬送した時点で一時停止させ、第1穿孔手段20により用紙Sの所定位置に穿孔した後に、レジストローラ31A、31B及び排紙ローラ42A、42Bで搬送し、第2の用紙後処理装置Cに送り込む。
搬送方向に長い長さの用紙、例えばA4R、B4サイズ以上の用紙Sの後縁部近傍に穿孔する場合には、先ず、切替部材34をソレノイドSD1により揺動させるとともに、第1折りローラ35Aの近傍に揺動可能に支持された可動案内部材350を、ソレノイドSD2により反時計方向に揺動させ、第2搬送路RH2を塞いだ状態にする。
このような搬送経路を形成した後、用紙Sをレジストローラ31A、31Bにより搬送する。先ず、用紙Sは第1搬送路RH1に搬送され、中間搬送ローラ33A、33Bにより搬送されて、可動案内部材350により案内され、さらに、第1折りローラ35A、35Bの矢印方向の回転により、第1折りローラ35A、35Bの挟持位置に進入する。用紙後端に穿孔処理するモードにおいては、モータM2が作動して第2停止手段39を移動させて第3搬送路RH3から退避させる。
第3搬送路RH3及び排紙路41を搬送される用紙Sの後端が第1穿孔手段20に達したタイミングで、第1折りローラ35A、35B、レジストローラ31A、31B、中間搬送ローラ33A、33Bを停止させ、第1穿孔手段20を作動させて用紙Sの所定位置に穿孔処理をした後、再びこれらローラを同時回転させて用紙Sを搬送し、排紙ローラ42A、42Bにより第2の用紙後処理装置Cに送る。
Z折り処理
図4は、Z折り処理される用紙Sの搬送経路を示す断面図である。
図4(a)は、第1の折り目aを形成する過程を示す。第1搬送路RH1を通過して第2搬送路RH2に進入した用紙Sの先端部は、第1停止手段37の突き当て部37Dに突き当てられて停止する。用紙Sは、中間搬送ローラ33A、33Bによって引き続き搬送されることによって、中間部に撓みが発生し、第1折りローラ35A、35Bの挟持位置N1に捲き込まれて第1の折り目aが付けられる(図2(b)参照)。
図4(b)は、第2の折り目bを形成する過程を示す。第1折りローラ35A、35Bにより折り畳まれて搬送される用紙Sは、第1の折り目aを先端として第3搬送路RH3を進行し、第2停止手段39の突き当て部39Dに突き当たり停止する。用紙Sは、第1折りローラ35A、35Bによって引き続き搬送されることによって、中間部に撓みが発生して屈曲し、第1折りローラ35Bと第2折りローラ35Cの挟持位置N2に巻き込まれて第2の折り目bが付けられ、Z折り処理される(図2(b)参照)。
図4(c)は、Z折り処理終了後の用紙Sを搬送する過程を示す。Z折り処理終了後、第2停止手段39が駆動され、突き当て部39Dが第3搬送路RH3の下流側搬送路から退避する。Z折り処理された用紙Sは、排紙路41を通過し、排紙ローラ42A、42Bに挟持されて第2の用紙後処理装置Cに搬送される。
[第2の後処理装置]
次に第2の用紙後処理装置Cについて、図1及び図5を用いて説明する。図5は第2の用紙後処理装置C部の主要部を拡大した概略図であり、破線で示す部材は、用紙搬送領域以外に配置されている部材を示す。第2の用紙後処理装置Cは、図1に示すように第1の用紙後処理装置Bの排紙手段40から搬送されてきた用紙を進入させる入口部50、挿入紙給紙部としての第1給紙部51又は第2給紙部52、第2穿孔手段60、綴じ手段(ステイプル手段)70、重ね合わせ処理部90、及び排紙部80等が配置されている。
第1給紙部51には挿入紙S2が装填され、第2給紙部52には他の挿入紙S3が装填される。
挿入紙S2、S3は、画像形成装置Aから搬送される記録用紙S1に挿入される表紙用紙やインサート用紙等の挿入紙である。
挿入紙給紙部51、52から送り出された挿入紙S2、S3は下方に向かう搬送路(参照符号なし)を経て用紙搬入部501に搬送される。
穴あけ処理部40は、用紙搬入部501に配置される。なお、以下の説明では、記録用紙S1、挿入紙S2、S3を総称して用紙Sと称する。
重ね合わせ処理部90は、用紙搬入部50から上方に分岐した搬送路H2の下流側に配設され、搬送路H3、H4、H5を備えている。
重ね合わせ処理部90は、下流側に位置する綴じ手段70において、先行する用紙Sに綴じ処理するための時間を確保するために、後続の用紙Sを搬送路H3及び搬送路H4、H5に待機させる。
搬送路H2の下流側に位置する搬送路は、二重に湾曲する搬送路に分岐し、内側の搬送路H4と外側の搬送路H3、H5とに分かれる。
搬送路H2から分岐して湾曲する内側の搬送路を形成する搬送路H4の搬送口には、搬送ローラ21が設けられ、綴じ処理を行う用紙Sの1枚目が搬送されてきた場合、回転を停止した状態で用紙先端を受け止め搬送ローラ21に当接した状態で待機させる。
搬送路H2を搬送された用紙Sは、前記のように、搬送ローラ21に先頭が突き当たった状態で待機するが、後続の用紙Sは、搬送路H2から搬送路H3に進入して、搬送ローラ21に到達する。
搬送路H3は、搬送路H2の下流において、搬送路H2に連続しており、搬送路H5は搬送路H3に連続する。搬送路H3は、搬送路H5と搬送路H6に分岐し、搬送路H6は、固定排紙皿81に用紙Sを搬送する排紙路を形成する。
搬送ローラ21により搬送された用紙Sは、離間している排紙ローラ対22間を機外方向に走行し、後端が搬送ローラ21から離れたときに、中間スタッカ71に落下し、傾斜している中間スタッカ71を滑落してストッパSTPにより受け止められて中間スタッカ71で停止する。
設定枚数の用紙Sが中間スタッカ71上に集積されると、綴じ手段70が作動して用紙Sを綴じ処理する。
綴じ手段70は、複数個の綴じ針を装填し1針毎針を打ち出すヘッド部と、針の先端部を折り曲げるベース部で構成され、用紙束の所定の位置(例えば用紙角部)に針を用いて綴じるようになっている。なお、綴じ手段70は、用紙搬送中は、用紙搬送経路から退避した状態で待機し、綴じ処理を行うときに所定の位置に移動するようになっているが、その移動手段についての説明を省略する。
図6はハーフスタック状態を示す図である。すなわち、中間スタッカ71に集積され綴じ処理された用紙Sは、一部(用紙の1/3程度)が排紙ローラ対22より下流側に吐出した状態で集積されている。このような集積方法を以後ハーフスタックと呼称する。
(排紙部)
次に、排紙部80について図5を用いて説明する。
排紙部80は排紙ローラ対22及び整合機構を有し、用紙Sを昇降排紙皿82に搬送する。整合機構は図示しないが、用紙搬送方向に直角な水平方向に往復移動して用紙を整合する周知のもので構成される。
排紙ローラ対22は、駆動手段によって回転される排紙駆動ローラ221と、排紙駆動ローラ221の回転に従動して回転する排紙従動ローラ222とから構成されている。
排紙駆動ローラ221は、パルスモータなどのモータM3とギア列を介して噛み合っており、制御手段によって回転速度が可変できるようになっている。
排紙従動ローラ222は、ローラの回転軸が支点223を中心として回動するアーム224に取り付けられ、支点223は、排紙従動ローラ222が排紙駆動ローラ221に当接するような位置に設けられている。
さらに排紙部80は、排紙駆動ローラ221と、排紙駆動ローラ221との圧着又は圧着を解除する圧着解除手段を有している。この圧着解除手段は、本実施の形態では、排紙従動ローラ222が取り付けられている側と反対側のアーム224の端部に、半円状のラックとピニオンギアを設け、モータM4の駆動により支点223を中心として回動するようにしている。図5は、排紙ローラ対22が開放状態の状態であるところを示し、開放状態から圧着状態への移動は圧着解除手段によって行われる。
このとき、排紙従動ローラ222が用紙束SBを圧着する圧着力は、モータM4の駆動電流を変化させることにより調整できる。すなわち、最初に排紙従動ローラ222が用紙束SBを圧着したときの電流からさらに電流を与えることにより、モータM4の回転トルクが増え、圧着力を大きくすることができる。
圧着解除手段は、特にラックピニオンに限定されるものではなく、例えばロータリーソレノイドを支点223に設け、ソレノイドに電気を導通させることによりアーム224を回転させる構成であってもよい。
なお圧着解除手段の圧着/解除の動作は第2の後処理装置Cが有するサブ制御手段によって制御されている。
排紙従動ローラ222は、搬送ローラ21から用紙Sが搬送される際には、排紙駆動ローラ221に対して離間した状態になるように圧着解除手段が作動し、昇降排紙皿82に搬送される際は、排紙従動ローラ222が排紙駆動ローラ221に圧着解除手段によって当接し、挟持搬送されて昇降排紙皿82に搬送される。
用紙Sは、折り処理されていない側を綴じる側にし、折られた用紙の部分を先端側として装置外に搬送され、折り部面が昇降排紙皿82側に面するようになっている。
図6は、搬送ローラ21から搬送された折り処理された用紙Sが中間スタッカ71に積載された複数枚の用紙Sが、綴じ手段によって綴じ処理され(綴じ処理された複数枚の用紙Sを用紙束SBという)、用紙束SBが排紙ローラ対22に挟持されたところを示す。
図7は、用紙束SBが排紙ローラ対22に挟持されたときの状態を示す図である。
用紙束SBは、上述したようにハーフスタック構造において、折り部が排紙駆動ローラ221上に乗った状態で積載されている。この状態で排紙従動ローラ222が挟持圧着すると、用紙束SBは図7(a)に示すような折り部以外の領域A部が膨らむ。
この状態で、排紙ローラ対22によって用紙束SBが搬送されて、図7(b)の位置まで進むと、用紙束SBはハッチングB部の量の膨らみが図7(c)のC部に移動する。
C部の膨らみは、片側が綴じられているので、排紙ローラ対22を通過する際に逃げがなくなり用紙束SBにシワとなって現れる。特にこのシワは用紙束SBの上位(上側)の用紙に顕著となって現れ、品質上見苦しいという問題が発生する。
この問題を解決するために実施例を用いて説明する。なお以下の動作は第2の用紙後処理装置が有するサブ制御手段としての第2の制御手段によって制御されている。
なお、用紙サイズや折り部の用紙厚みが変動する段差部分(図4の第1の折り目a)などの用紙位置に関する情報は、第2の制御手段が有するタイミングテーブルなどから算出している。
図8は、第1の折り目aと排紙ローラ対22の位置関係を時間軸として示す図である。
図8に示す時間軸は、用紙束SBが中間スタッカに積載され排紙ローラ対22によって搬送するときの時間をts、第1の折り目aを通過する前の所定の距離nに達したときの時間をt1、第1の折り目aを通過するときの時間をt0、第1の折り目aから所定の距離mに達したときの時間をt2、搬送が終了したときの時間をteとした。
なお、以下の実施例では段差が通過する前に排紙ローラ対22の圧着を解除している。これは折り部内[図7(a)Z部分]にある空気を逃がすことと、さらにもし段差部を通過後に圧着解除した場合、再圧着する位置がさらに綴じ部方向に移動し[図7(c)のC部]の膨らみを逃がす時間的な余裕がなくなり、紙シワの発生を防止できなくなるからである。
(実施例1)
実施例1について図9のタイミングチャートを用いて説明する。第2の制御手段は、用紙束SBが搬送され、第1の折り目aが排紙ローラ対22を通過する前の所定の距離nに達した時点t1で、圧着解除手段を作動させて排紙ローラ対22の圧着を解除する。このとき用紙束SBの搬送は慣性によって行われるが、その搬送距離は、昇降排紙皿82の取り付け角度によって変化する。本実施の形態では、昇降排紙皿82の用紙積載面が水平線に対して30°から45°の角度になるように設定した。
また、所定の距離n、mは、本実施の形態ではそれぞれ20mmとした。nとmの和(t1〜t2までの時間)は、用紙束の圧着を解除した後であっても、用紙束SBが慣性で搬送できる範囲内となるように設定している。
用紙束SBが第1の折り目aを通過し、第2の所定距離mに達した時点t2で再び排紙ローラ対22を圧着させ用紙束SBを搬送し昇降排紙皿82に積載する。
このように、第1の折り目aの前後を通過するときに排紙ローラ対22の圧着を解除することにより、用紙の膨らみ部[図7(a)のA部]を避けて搬送できるのでシワの発生が抑制される。
(実施例2)
実施例2について図10のタイミングチャートを用いて説明する。第2の制御手段は、第1の折り目aが排紙ローラ対22を通過する前の所定の距離nに達した時点t1で、モータM3を制御して排紙ローラ対22の回転速度を、用紙束SBを搬送するときの回転速度より遅くする。用紙束SBが第1の折り目aを通過し、第2の所定距離mに達した時点t2で再び排紙ローラ対22の回転速度を、用紙束SBを搬送する速度に戻し昇降排紙皿82に積載する。
回転速度を遅くすることにより、排紙従動ローラ222が第1の折り目aの段差分だけ下がるときの衝撃が緩和され、さらに用紙の膨らみC部が用紙束SBの搬送直角方向に逃げる時間が稼げるので、用紙束SBのシワの発生が抑制される。
本実施の形態では、回転速度を搬送速度に換算して、排紙搬送速度400mm/秒に対して100mm/秒の速度まで減速した。
(実施例3)
実施例3について図11のタイミングチャートを用いて説明する。第2の制御手段は、第1の折り目aが排紙ローラ対22を通過する前の所定の距離nに達した時点t1で、排紙ローラ対22の回転速度を、用紙束SBを搬送するときの回転速度より遅くさせながら、排紙ローラ対22の圧着を解除する。用紙束SBが第1の折り目aを通過し、第2の所定距離mに達した時点t2で再び排紙ローラ対22を圧着させ、また排紙ローラ対22の回転速度を用紙束SBを搬送する速度に戻し、用紙束SBを搬送し昇降排紙皿82に積載する。減速する回転速度は実施例2と同様にした。
回転速度を遅くさせながら、排紙ローラ対22の圧着を解除することにより、用紙束SBのシワの発生がより多く抑制される。
(実施例4)
実施例4について図12のタイミングチャートを用いて説明する。第2の制御手段は、第1の折り目aが排紙ローラ対22を通過する前の所定の距離nに達した時点t1で、排紙ローラ対22の圧着を解除し、用紙束SBが第1の折り目aを通過し、第2の所定距離mに達した時点t2で再び排紙ローラ対22を圧着する。再圧着するときの圧着力f2は、折り領域[図7(a)Z部分]を圧着するときの圧着力f1よりも強い圧着力で圧着する。
f1<f2とすることで、排紙ローラ対22が回転する際に発生する用紙同士のスリップが少なくなり、用紙束SBのシワの発生がより多く抑制される。
以上説明したように、画像形成装置から搬送された用紙をZ折り処理と綴じ処理し、Z折り処理された用紙束の一部が機外に吐出するように積載するハーフスタッカ構成の用紙後処理装置において、折り部での用紙厚みが変動する段差部分を通過する前に、排紙ローラ対の圧着を解除あるいは用紙搬送速度を変更したりすることにより、綴じ処理された綴じ部近傍に発生する紙シワを除去することができる。
21 搬送ローラ
22 排紙ローラ対
60 穿孔手段
70 綴じ手段
71 中間スタッカ
80 排紙部
82 昇降排紙皿
221 排紙駆動ローラ
222 排紙従動ローラ
223 支点
224 アーム
A 画像形成装置
B 用紙後処理装置
C 後処理装置
M1、M2、M3、M4 モータ
SB 用紙束
a 第1の折り目
STP ストッパ

Claims (3)

  1. 画像形成装置から搬送された用紙をZ折り処理するZ折り処理手段と、
    前記Z折り処理された用紙の折り部を先端として、一部が機外に吐出するように用紙を積載する中間スタッカと、
    前記中間スタッカ上に積載された複数枚の用紙を整合し、綴じ処理を行う綴じ手段と、
    前記綴じ処理が施されて形成された用紙束を、圧着しながら機外に搬送する駆動ローラと従動ローラとからなる排紙ローラ対と、
    前記排紙ローラ対を、開放、圧着、又は圧着を解除した状態にする圧着解除手段と、
    前記排紙ローラ対を開放した状態で前記中間スタッカ上に前記用紙束を積載させた後、前記排紙ローラ対を圧着して前記用紙束を搬送させ、前記折り部での用紙厚みが変動する段差部分が通過する前に、前記排紙ローラ対の圧着を解除し、前記段差部分を通過後の所定位置まで前記排紙ローラ対を再圧着させず、前記所定位置にて前記排紙ローラ対を再圧着して前記用紙束を搬送するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記段差部分が通過する前に、前記排紙ローラ対の回転速度を、前記用紙束を搬送するときの回転速度より遅くさせながら前記排紙ローラ対の圧着を解除する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記排紙ローラ対が前記所定位置にて再圧着するときの圧着力が前記用紙束の折り部を搬送するときの圧着力よりも強くなるように制御することを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
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