JP6308873B2 - シート穿孔装置及びこれを備えるシート処理装置並びに画像形成装置 - Google Patents
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Description
このシート間の穿孔位置のずれを防止するため、綴じや中折りを行ってからこの折りシートに一括して穿孔処理を行う処理構成としているものがある。
このものは、中綴じ装置、三方裁断装置、穿孔装置の順に装置を連接させ、穿孔装置においては、上下の把持体でシートを把持しこの把持体内から穿孔刃を突出し、シート束に一括してパンチ孔を穿孔しているものである。
請求項1に記載の発明は、搬送されるシートを載置する載置台と、この載置台上に載置したシートに穿孔を行う穿孔部材と、この穿孔部材をシートに穿孔する穿孔位置とこの位置から退避した退避位置に移動する移動部材と、上記穿孔部材に沿ってスライド可能であってこの穿孔部材の移動に連動して移動しシートを押圧するシート押圧部材と、上記移動部材を駆動する駆動部材と、上記駆動部材を制御する制御手段とを備え、この制御手段は、上記シート押圧部材をシートの厚さに応じた位置で載置台へのシート搬入を案内する案内位置と、載置台上のシートを押圧する押圧位置と、載置台からシート排出するシートから離間した離間位置とに移動位置させるシート穿孔装置である。
これによれば、特に二つ折りにされたシートの厚さが異なっていても、シート厚さに応じてシートを押圧するシート押圧部材を搬入シートの適切な位置に移動して搬送案内させたので、穿孔処理する際のシートの搬入がスムーズに行え、搬送不良を少なくできるシート穿孔装置が提供できる。
これによれば、穿孔後シート束を載置台から搬出する場合には、案内位置よりもシートから離間した位置に移動するので、たとえ穿孔した際に縁などに生じる所謂バリが発生しても、シート押圧部材に引っ掛かり搬送不良を起こすことが少なくできる。
これによれば、シート押圧部材は穿孔部材に沿って移動し、またシート搬入側がスロート形状に開口しているので、構成スペースを有効に利用しているとともに、シートの載置台への搬入がよりスムーズに行うことができる。
これによれば、シート押圧部材の移動をその基端部と穿孔部材との間のバネ部材で連結したので、簡単な構成でシート押圧部材の位置移動が可能となりシートの搬入がより確実になされるシート穿孔装置が提供できる。
これによれば、上記請求項4の変形例として、バネ部材と基端部の移動方向に延びる長穴とこれに係合する穿孔部材からの突起よって形成されているので、シート押圧部材の移動位置決めが簡単にできるシート穿孔装置が提供できる。
これによれば、上記請求項の変形例として、バネ部材と穿孔部材の移動方向に延びる長溝とこれに係合するシート押え部材の基端部の突起によって構成されているので、シート押圧部材の移動位置決めが簡単にできるシート穿孔装置が提供できる。
これによれば、偏心カムを採用することにより、穿孔部材の穿孔位置と退避位置間の移動が簡単に構成できるシート穿孔装置が提供できる。
これによれば、上記各項に記載した作用効果を持つシート処理装置が提供できる。
これによれば、上記各項に記載した作用効果を持つシート処理装置を備えた画像形成装置が提供できる。
載置台に載置して穿孔するシートの厚さが異なるもの、特に二つ折りにされたシートの厚さが大きく異なっていても、シート厚さに応じてシートを押圧するシート押圧部材を搬入シートの適切な位置に移動させたので、穿孔処理するために載置台へのシート搬入がスムーズに行えて搬送不良を少なくできるシート穿孔装置及びこれを備えるシート処理装置、画像形成装置の提供ができる。
図1に示す画像形成装置Aは、給紙部1からシートを画像形成部2に送り、画像形成部2でシートに印刷した後、本体排紙口3からシートを搬出する。給紙部1は複数のサイズのシートが給紙カセット1a、1bに収納してあり、指定されたシートを1枚ずつ分離して画像形成部2に給送する。画像形成部2は例えば静電ドラム4と、その周囲に配置された印字ヘッド(レーザ発光器)5と現像器6と、転写チャージャ7と定着器8が配置され、静電ドラム4上にレーザ発光器5で静電潜像を形成し、これに現像器6でトナーを付着し、転写チャージャ7でシート上に画像を転写し、定着器8で加熱定着する。このように画像形成されたシートは本体排紙口3から順次搬出される。図示9は循環経路であり、定着器8から表面側に印刷したシートを、本体スイッチバック経路10を介して表裏反転した後、再び画像形成部2に給送してシートの裏面側に印刷する両面印刷の経路である。このように両面印刷されたシートは本体スイッチバック経路10で表裏反転された後、本体排紙口3から搬出される。
上述の画像形成装置Aに連結されたシート処理装置Bは、画像形成装置Aの本体排紙口3から画像形成されたシートを受け入れ下記のシート処理が可能なように設定されている。
まず、(1)画像形成がされたシートを第1排紙トレイ21に収容する(前述の「プリントアウトモード」)。(2)本体排紙口3からのシートを束状に部揃えして、端面綴じステープル装置33で綴じ後第1排紙トレイ21に収納する(前述の「ステープル綴じモード」)。(3)本体排紙口3からのシートを第2の処理トレイであるスタッカ部35で束状に部揃えしてこのシート束の中程を中綴じステープラ40で綴じ後、冊子状に折り畳んで第2排紙トレイ22に収納する(前述の「シート束中綴じ束折りモード」)。(4)中綴じして冊子状に折り畳んだシート束の折り目付近に束を一括して穿孔して、第2排紙トレイに22に収納する(前述の「中折りシート一括穿孔モード」。)などが指定可能なように構成されている。
図2に示されるようにシート搬入経路P1の下流側(装置後端部)に配置された第1スイッチバック搬送路SP1は次のように構成されている。シート搬入経路P1にはその出口端に排紙ローラ25が設けられ、この排紙ローラ25のシートを積載支持する処理トレイ29が設けられている。この処理トレイ29の上方には正逆転ローラ30がトレイ上のシートと接する位置と離間した待機位置との間で昇降自在に配置されている。この正逆転ローラ30が連結され処理トレイ29上にシートが進入する際は同図時計方向に回転し、シート後端が排紙ローラ25から排紙されトレイ上に進入した後は反時計方向に回転するように制御される。従って処理トレイ29上に第1スイッチバック搬送路SP1が構成されている。
前記シート搬入経路P1から分岐された第2スイッチバック搬送路SP2の構成について説明する。この第2スイッチバック搬送路SP2は、図2に示すようにシートが排紙ローラ25にニップされた状態で正転から逆転してスイッチバック搬送されてくるシートを案内する搬送路である。この搬送路は、図2に示すようにケーシング20に略々鉛直方向に配置され、経路入口に搬送ローラ36が、経路出口に出口搬送ローラ37が配置されている。また第2スイッチバック搬送路SP2の下流側にはこの搬送路から送られたシートを部揃えし一時集積する第2の処理トレイを構成するスタッカ部35が設けられている。図示のスタッカ部35はシートを移送する搬送ガイドで構成されている。このスタッカ部35には中綴じステープラ40と折りローラ45が配置されている。以下順次これらの構成について説明する。
まずスタッカ部35はシートの搬送をガイドするガイド部材で形成され、このガイド上にシートを積載収納するように構成されている。図示のスタッカ部35は第2スイッチバック搬送路SP2に連なり、ケーシング20の中央部に略々鉛直方向に配置されている。これによって装置を小型コンパクトに構成している。このスタッカ部35は内部に最大サイズシートを収納する長さ形状に形成され、特に図示のものは後述する中綴じステープラ40と折りローラ45を配置する側に突出するように湾曲又は屈曲した形状に構成されている。
次に、このスタッカ部35の上方に位置する中綴じステープラ40は、ステープル針をシート束に打ち込むドライバーユニット41と打ち込まれたステープル針の脚部を互いに向き合う方向に折り曲げるクリンチャユニット42で構成され、それぞれのユニットはスタッカ部35を挟んで対向する位置に構成され、通常シート長さの2分の1となる図示Xの綴じ位置でシートを綴じる。尚、この中綴じステープラはシート束の綴じるスープル針として金属の針を用いるほか紙製からなる紙製針や針を使用しない圧着や切り込みをシートに入れて綴じてもよい。
次に、折りローラ45の構成について説明する。上述の中綴じステープラ40の下流側に配置された折位置Yには、図2に示すようにシート束を折り合わせる折りローラ45とこの折りローラ45のニップ位置にシート束を挿入する折りブレード46が備えられている。折りローラ45は互いに圧接した一対の圧接ローラで構成され、この圧接ローラは略々最大シートの幅長さに形成されている。この折りローラ45は、図示されていない圧縮スプリングで互いに圧接方向に付勢されている。上記一対の折りローラはゴムローラなどの比較的摩擦係数の大きい材料で形成されている。
尚、この折りローラ45はシートを折りこまない状態と折りシートを折りこんだ状態とで、互いに圧接する折りローラ45の軸間の距離を測定して折りローラで折りこむシートの束厚を検知することにも利用している。
上記の折りローラ45は中折りシートを作成するとともにそのシート束を下流側に中折りシート束搬送パスBPに沿って搬送するようになっている。この下流側にはこの中折りシート束を第2排紙トレイ22に排出する束排出ローラ49が配置されている。上記の折りローラ45と束排出ローラ49との中折りシート束搬送パスBPには、本発明に係わるシート穿孔装置50が配置されている。
このシート穿孔装置50は図2に示されるように中折りシート束搬送パスBPを挟んで穿孔ユニット51が配置され、このパスの下方には穿孔による穿孔屑を収納する穿孔屑ボックス52が配置されている。
図3及び図4に示されるように、シート穿孔装置50は中折りシート束搬送パスBPの下方にシートの載置台53が配置されている。この載置台53には上流側の折りローラ45から搬送されてくるシートを検出するセンサSen1と、後述する穿孔部材60の穿孔刃としての穿孔部材先端60aが貫通する穿孔用ダイ55が設けられている。
一方、中折りシート束搬送パスBPの上方には、穿孔動作を行うための機構を有する穿孔ユニット51が配置されている。この穿孔ユニット51には基台56に取り付けられた穿孔部材60と、穿孔部材60を昇降させる穿孔カム66等が配置されている。この基台56には穿孔部材60が貫通する基台貫通孔58が設けられている。以下、これらについて説明する。
上述したように、基台56は、先端60aに穿孔刃を有する穿孔部材60を上記に昇降可能に支持している。この穿孔部材60はその上端が結合ピン61によって、穿孔レバー62と係合してある。この穿孔レバー62は、一端が基台56に回動自在に結合される穿孔レバー回動結合部63を有している。この穿孔レバー62の長手方向の中程には、穿孔レバー移動回動部63を支点として揺動させる偏心カムで構成された穿孔移動部材としての穿孔カム66が配置されている。また、穿孔レバー62の穿孔カム66の位置には穿孔カム受け64が設けられ、また、穿孔レバー回動結合部63付近には、この穿孔カム受け64が常に穿孔カム66に当接し復帰方向に弾圧する穿孔レバースプリング65が基台56との間に介在している。
上記の穿孔カム66は偏心した駆動軸67に、穿孔駆動部材となる駆動モータ70からの駆動が伝達されるようなっている。
つまり、この穿孔カム66の回転移動により、穿孔部材60は載置台53上のシートから上方に離れて退避した退避位置から穿孔用ダイ55を貫通してシートへの穿孔完了する穿孔位置との間で往復動可能となっている。
一方、基台56には基台貫通孔58に装通されたシート押圧部材54が昇降可能に設けられている。このシート押圧部材54は、載置台53側が載置台53に搬入してくるシート束を導く上流側に向かって徐々に広く開口してスロート状を形成する傾斜開口部となる上ガイド54aを備えている。そして載置台53の上流側にある上ガイド54aから載置台53の端部までの下流側に向かって伸びて延設してある。また、このシート押圧部材54は、図4によく示されているようにプレート状となって載置台53上に搬入して載置された折りシートの穿孔部材60の穿孔部材先端(穿孔刃)60aの周囲を押圧できるようになっている。
さらに、シート押圧部材54のスライドする基端部59は、穿孔部材60の昇降を案内する内部中空の筒形状となっている。そして、基端部59の上記基端上部59aとこの基端部59から外部に露出し穿孔部材60の径より大きく設定されたスプリング係止部60bとの間にはバネ部材としての連結スプリング57が介在している。この連結スプリング57は上端が上記のスプリング係止部60bに連結され、下端が基端部59の突出部59bに連結されている。従って、この連結スプリング57によってシート押圧部材54は穿孔部材60に吊り下げられた状態となり、後述する穿孔部材60の昇降動作に従い連動することになる。
ここで、これまでの説明においても触れたが、穿孔駆動部を構成する駆動モータ70とその駆動系について説明する。図4に示されるように駆動モータ70は、基台56に立設したモータ支持ブラケット72に固定され、そのモータ駆動軸73が突出して設けられている。このモータ駆動軸73からの駆動は、その軸に設けられたギアにより減速されて穿孔カム駆動軸67に接続されている。
このシートを案内するガイド位置からさらに穿孔カム66が回転するとシート押圧部材54はシート束を載置台53に押圧するシート押圧位置に移動する。
この位置では、穿孔部材60の穿孔に備えてシート束をしっかりと押えこむ。その後、さらに穿孔カム66が回転しSen2により、フラグ68pが検知されると穿孔部材60が載置台53の穿孔用ダイに貫通したことになり、シートの穿孔が完了した位置であるシート穿孔位置に達したことになる。
取得した厚さ情報に対応する案内位置までの位置に対応する距離をフラグ68r(離間位置)からの移動量で決定する。このとき案内位置に移動していることを確認するために穿孔カム66に沿ってフラグが設けてある。また、シート押圧部材54の押圧位置もシート厚さによって異なるのでこの位置も厚さ情報に対応するフラグ68r(離間位置)からの移動量で設定する。この移動量をSen2で確認するために上記の各フラグが設けてある。この場合、シートの押圧位置は案内位置のように停止してシートの搬入をガイドしなくてもよい。
次に、図5により穿孔部材60とシート押圧部材54との連動動作の構成について、これまでと異なる構成について説明する。尚、これまでの実施例と同じ構成部材については同一符号を付して説明は省略する。
これまで図3と図4の実施例における穿孔部材60とシート押圧部材54との連動はこれに介在するバネ部材としての連結スプリング57によってなされている。
ここからは、図6及び図7により、図3と図4のシート穿孔装置のシート押圧部材のシート案内及び押圧及び穿孔部材の穿孔動作を示す動作状態と穿孔部材とシート押圧部材の穿孔動作完了からの復帰動作について、図8と図9のフローチャート図も用いて説明する。
図6(a)は穿孔部材とシート押圧部材が離間位置としての初期位置にある状態を示し、図6(b)はシート押圧部材がシート厚さに応じて受け入れ位置に移動した状態を示し、図6(c)はシート押圧部材によりシートを押圧した穿孔直前の状態を示している。図7は図6に続くシート穿孔装置の穿孔部材の穿孔及びシート押圧部材の穿孔動作完了からの復帰動作を示す説明図で、図7(a)は、押圧部材により押圧した状態で穿孔が完了した説明図、図7(b)はシート押圧部材が次のシート束の厚さに応じた受け入れ位置でシートの搬入を待つ説明図、図7(c)は穿孔部材が離間位置に復帰し全てが初期位置に復帰したことを示す図である。尚、説明の都合上、図8と図9に示す各ステップ(図中、S数字で表示)に、図6と図7の動作時状態図を参照して説明する。
後述する画像形成装置制御部110のモード設定手段112に、オペレターが入力手段111より、折りシートに対して一括穿孔する「中折りシート一括穿孔モード」を設定する。
まず、一部目の折りシート束が折りローラ45によって折り側を先端として搬送され、この搬送過程でシート束の厚さを測定する。特に重要な束厚は先端部の折り曲げ部なので、この厚さ情報を優先して利用するようにしてある。シート厚さ情報の検出は、先に述べたように複数あり、何れでもよいが、折り位置の厚さを検出できるものが好ましい。
尚、通常は、同一ジョブの処理は、同一の枚数の同じ処理となりシート束厚さは同じになるので、1回目のシート束厚情報を利用して、シート押圧部材54の案内位置を設定してもよい。あるいは、同一のシート厚さか否かをその都度確認してシート押圧部材54を移動停止してもよい。あるいは、その都度シート厚を検出して、シート押圧部材54の位置を設定することもできる。また、この同一ジョブ中のシート束か否かは、次のシート束の処理時間が長くなるとジョブが終了し、次の枚数の異なるシート束であると判断することも可能である。シート束の枚数が同じで同じ処理を行う同一ジョブのシート束がなくなると穿孔処理を終了する。
これまで、説明したシート穿孔装置50を備えるシート処理装置B及びこのシート処理装置を含む画像形装置Aの制御構成を図10のブロック図により説明する。画像形成手段を備える画像形成装置制御部110は、コントロールパネルに設けられた入力手段111から所望の処理を入力する。この入力はモード設定手段によって、シート処理装置Bのシート処理装置制御部115を制御する。
すなわち、(1)画像形成がされたシートを第1排紙トレイ21に収容する「プリントアウトモード」。(2)本体排紙口3からのシートを束状に部揃ええしてー端面綴じステープル装置33で綴じ後第1排紙トレイ21に収納する「ステープル綴じモード」(3)本体排紙口3からのシートを第2の処理トレイであるスタッカ部35で束状に部揃えしてこのシート束の中程を中綴じステープラ40で綴じ後、冊子状に折り畳んで第2排紙トレイ22に収納する「シート束中綴じ束折りモード」。(4)中綴じして冊子状に折り畳んだシート束の折り目付近に束を一括して穿孔して、第2排紙トレイに22に収納する「中折りシート一括穿孔モード」。これらのモードが指定可能なように構成されている。
本発明に特に関連する、中折りシート一括穿孔制御については、これまで各機構の説明及び図6から図9までの各動作状態説明図及び動作フローチャート図で説明したので、ここでの説明は省略するが、その内容でシート穿孔装置50を制御する。
B シート処理装置
X 接着剤塗布位置
Y 折り位置
35 スタッカ部
40 中綴じステープラ
45 折りローラ
49 束排出ローラ
50 シート穿孔装置
51 穿孔ユニット
52 穿孔屑ボックス
53 載置台
54 シート押圧部材
56 基台
57 連結スプリング(バネ部材)
59 基端部
59a 基端上部
58 基台貫通孔
60 穿孔部材
60a 穿孔部材先端(穿孔刃)
62 穿孔レバー
65 穿孔レバースプリング
66 穿孔カム(穿孔移動部材)
67 駆動軸
68r 穿孔カムホームポジション(離間位置)
68g シートガイド位置(案内位置)
68o シート押圧位置(押圧位置)
68p シート穿孔位置(穿孔位置)
70 駆動モータ(穿孔駆動部)
81 長溝(基端部)
82 固定ピン(穿孔部材突起)
85 ピン(基端部突起)
86 長溝(穿孔部材)
123 中折りシート一括穿孔制御部(制御手段)
Claims (9)
- 搬送されるシートを載置する載置台と、
この載置台上に載置したシートに穿孔を行う穿孔部材と、
この穿孔部材をシートに穿孔する穿孔位置とこの位置から退避した退避位置に移動する移動部材と、
上記穿孔部材に沿ってスライド可能であってこの穿孔部材の移動に連動してシートを押圧するシート押圧部材と、
上記移動部材を駆動する駆動部材と、
上記駆動部材を制御する制御手段とを備え、
この制御手段は、上記シート押圧部材をシートの厚さに応じた位置で載置台へのシート搬入を案内する案内位置と、載置台上のシートを押圧する押圧位置と、載置台からシート排出するシートから離間した離間位置とに移動位置させることを特徴とするシート穿孔装置。 - シート押圧部材の上記離間位置は、上記案内位置よりもシートからさらに離間した位置であることを特徴とする請求項1記載のシート穿孔装置。
- 上記シート押圧部材は、上記穿孔部材にスライド可能な基端部が穿孔部材を囲う筒形状からなり、シートを押圧する端部は、載置台の上流側から下流側に延設されるとともにその上流側がシートから徐々に離間する傾斜開口部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート穿孔装置。
- 上記シート押圧部材と穿孔部材との連動は、シート押圧部材の基端部と穿孔部材との間に介在するバネ部材により連結されていることを特徴とする請求項3に記載のシート穿孔装置。
- 上記シート押圧部材と穿孔部材との連動は、シート押圧部材の基端部と穿孔部材との間に介在するバネ部材と上記基端部に設けられた移動方向に延びる長溝とこれに係合する穿孔部材の突起によりなされることを特徴とする請求項3に記載のシート穿孔装置。
- 上記シート押圧部材と穿孔部材との連動は、シート押圧部材の基端部と穿孔部材との間に介在するバネ部材と上記穿孔部材の移動方向に延びる長溝とこれに係合する上記基端部の突起によりなされることを特徴とする請求項3に記載のシート穿孔装置。
- 上記穿孔部材をシートに穿孔する穿孔位置とこの位置から退避した退避位置に移動する移動部材は、偏心カムによって構成されていることを特徴とする請求項4に記載のシート穿孔装置。
- シートを束として集積するスタッカ部と、集積したシートに折り処理を施す折り処理部と、
この折り処理部の下流側に、上記請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載のシート穿孔装置を配置したことを特徴とするシート処理装置。 - 順次シート上に画像形成する画像形成手段と、
この画像形成手段からのシートに所定の処理を施すシート処理装置とから構成され、
このシート処理装置は、上記請求項1ないし7の何れか1項に記載のシート穿孔装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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