JP2004022139A - 電子機器セット、第1及び第2電子機器、並びにコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポータブルオーディオプレーヤ(100)は、音声データを再生可能なデコーダ(14)等と、その再生の開始及び停止を制御するマイコン(16)と、無線通信装置(24)とを備える。車載型オーディオプレーヤ(200)は、ポータブルオーディオプレーヤの無線通信装置との間で双方向に無線通信可能な無線通信装置(64)と、音声データを再生可能なデコーダ(54)等と、その再生の開始及び停止を制御するマイコン(56)とを備える。ポータブルオーディオプレーヤ側で再生を停止した際に、車載型オーディオプレーヤ側で再生を開始する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD、ハードディスク、メモリスティック、メモリカード等に代表されるコンテンツ情報を格納する記録媒体を含んだ状態で持ち運び等される第1電子機器と、車載型プレーヤ、据置型プレーヤ等に代表され、第1電子機器とは独立して設置される或いは持ち運びされる第2電子機器とを含んでなる電子機器セット、当該電子機器セットをなす第1及び第2電子機器、並びにコンピュータをこのような第1又は第2電子機器の制御手段として機能させるコンピュータプログラムの技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
野外等で、音声情報、映像情報等のコンテンツ情報を視聴可能な、ポータブルCDプレーヤ、ポータブルMDプレーヤ、ポータブルDVDプレーヤ等のポータブルプレーヤがある。この種のポータブルプレーヤを視聴中のユーザが、野外から、車載型プレーヤが設置された自動車内等に乗り込む場合や据置型プレーヤが設置された住宅内等に入り込む場合には、一般に視聴中のコンテンツ情報は視聴途中にある。
【0003】
そこで、ユーザが当該鑑賞途中にあるコンテンツ情報を視聴し続けたい場合には、自動車に乗り込んだ際や住宅に入り込んだ際に、ユーザは先ず、ポータブルプレーヤからCD、MD、DVD等の記録媒体を取り出して、これを車載型プレーヤや据置型プレーヤに装着する。続けて、視聴途中のコンテンツ情報における最後に視聴した個所付近を、車載型プレーヤや据置型プレーヤにおける、早送り、チャプターサーチ機能等により探し出す。更に、その探し出した個所付近から、このコンテンツ情報の再生を開始させる操作を行う。
【0004】
或いは、ユーザは、ポータブルプレーヤに、通常イヤフォンジャックにイヤフォンの代わりに外付けされるFM発信機を取り付ける。又は、FM発信機内蔵型のポータブルプレーヤであれば、当該ポータブルプレーヤをFM発信モードに切り替える。これにより、ポータブルプレーヤの再生出力をFM電波で送信させる。更にユーザは、車載型プレーヤや据置型プレーヤをFM受信モードにセットし、これと相前後して、FM発信機による送信に対応する特定のFM周波数にチューニングを合わせる操作を行う。これにより、車載型プレーヤや据置型プレーヤは、視聴途中にあるコンテンツ情報の最後に視聴した個所付近から受信出力を開始する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した記録媒体の取り出しと装着を行うようなポータブルプレーヤと車載型或いは据置型プレーヤとの組み合わせでは、ユーザにおける操作労力が大きく、面倒である。特に、カセットテープ等ではなく、ランダムアクセス型のCD、MD、DVD等の場合には、視聴中であったコンテンツ情報を探す操作は、煩雑化してしまうという問題点がある
他方、前述したFM発信機を介して音声出力の切り替えを行うポータブルプレーヤと車載型或いは据置型プレーヤとの組み合わせでは、FM発信機の取り付けや、車載型或いは据置型プレーヤにおける動作状態の設定やチューニングなど、やはり視聴中であったコンテンツ情報を探す操作は、煩雑化してしまうという問題点がある。
【0006】
従って本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、例えば、ポータブルプレーヤ等の第1電子機器で再生中のコンテンツ情報を、比較的簡単な操作により若しくは自動的に、車載型或いは据置型プレーヤ等の第2電子機器によって再生可能な第1及び第2電子機器を含む電子機器セット、当該電子機器セットをなす第1及び第2電子機器、並びにコンピュータをこのような第1又は第2電子機器の制御手段として機能させるコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器セットは上記課題を解決するために、第1及び第2電子機器を含む電子機器セットであって、第1電子機器は、コンテンツ情報を再生可能な第1再生手段と、該第1再生手段の再生の開始及び停止を制御する第1制御手段と、無線通信可能な第1通信手段とを備え、前記第2電子機器は、前記第1通信手段との間で双方向に無線通信可能な第2通信手段と、前記コンテンツ情報を再生可能な第2再生手段と、該第2再生手段の再生の開始及び停止を制御する第2制御手段とを備え、前記第1制御手段による制御下で前記第1再生手段による前記コンテンツ情報の再生を停止した際に、前記2制御手段による制御下で前記第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を開始するように、前記第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が前記第1及び第2通信手段を介して行われる。
【0008】
本発明の電子機器セットによれば、第1電子機器は例えば、音声情報、映像情報等のコンテンツ情報を再生可能なポータブルプレーヤに代表される可搬型再生装置として構築される。これに対し、第2電子機器は例えば、音声情報、映像情報等のコンテンツ情報を再生可能なカーステレオ、リアエンターテイメントシステム等に代表される車載型再生装置、或いはステレオコンポ、ホームシアターシステム等に代表される据置型再生装置として構築される。
【0009】
その動作時には、先ず第1電子機器において、第1制御手段による制御下で、コンテンツ情報の再生が第1再生手段によって行われる。これにより、ユーザは、例えば歩きながらイヤフォンやヘッドフォンを介してコンテンツ情報を鑑賞する。或いは、これに加えて又は代えて、例えば小型画面を見てコンテンツ情報を鑑賞する。この鑑賞の最中に、例えば後述する各種態様の如く第2電子機器の付近に来ると自動的に或いは予め設定されたユーザ操作によって、第1制御手段による制御下で第1再生手段によるコンテンツ情報の再生が停止される。この際、第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が第1及び第2通信手段を介して行われ、第1再生手段がコンテンツ情報の再生を停止するのに対応して、第2制御手段による制御下で第2再生手段による当該コンテンツ情報の再生が開始される。
【0010】
よって、野外で、ポータブルプレーヤ等の第1電子機器を使ってコンテンツ情報を鑑賞中のユーザが、車載型プレーヤ等の第2電子機器が設置された自動車内等に乗り込む場合や、据置型プレーヤ等の第2電子機器が設置された住宅内等に入り込む場合に、ユーザは面倒な手動操作を殆ど又は全く行う必要なしに、当該鑑賞途中にあるコンテンツ情報を、第2電子機器を使って鑑賞し続けることができる。
【0011】
特に、ランダムアクセス型のCD、MD、DVD等の場合でも、コンテンツ情報をその停止個所から続けて鑑賞するために、第2電子機器において当該停止個所を探す操作等も不要であり、ユーザにとっては大変便利である。
【0012】
本発明の電子機器セットの一態様では、前記第1電子機器は、前記コンテンツ情報を格納する第1記録媒体を更に備え、前記第1再生手段は、前記再生を行う際に、前記格納されたコンテンツ情報を前記第1記録媒体から読み出して再生し、前記第1通信手段は、前記第1再生手段が前記再生を停止する際に、前記格納されたコンテンツ情報を前記第1記録媒体から読み出して前記第2通信手段に送信し、前記第2再生手段は、前記第2通信手段により受信されたコンテンツ情報を再生する。
【0013】
この態様によれば、先ず第1電子機器において、第1制御手段による制御下で、第1記録手段に格納されたコンテンツ情報が読み出され、第1再生手段によって再生される。この鑑賞の最中に、例えば第2電子機器の付近に来た際に自動的に、第1再生手段によるコンテンツ情報の再生が停止されると、第1記録媒体に格納されたコンテンツ情報が読み出され、今度は、第1通信手段によって第2通信手段へ送信される。そして、受信されたコンテンツ情報が、第2再生手段によって再生される。よって、同一のコンテンツ情報源を用いて、第1再生手段からの再生出力を、第2再生手段からの再生出力に効率良く切り替えることが可能となる。また、このような構成によれば、コンテンツ情報の停止個所を特に意識しなくとも、第1再生手段側の停止個所から第2再生手段で再正を開始することも技術的に容易となる。
【0014】
このような第1記録媒体は、例えば、CD、DVD、MD等のリムーバルな記録メディアであってもよいし、ハードディスク、RAM等のリムーバルでない記録メディアであってもよい。後者の場合には、記録メディア自体を取り出して第2電子機器に装着することが困難であるため、本願発明の技術的効果が一層顕在化する。但し、前者の場合であっても、本願発明の技術的効果は従来技術に比較して顕著に大きい。
【0015】
尚、このようなコンテンツ情報の送信は、例えば、まとめて数秒間分や数分間分或いは曲ごと或いはアルバムごと等の任意の単位で送信してよく、定期又は不定期に送信可能である。
【0016】
この態様では、前記第2電子機器は、前記コンテンツ情報を格納する第2記録媒体を備え、前記第2通信手段により受信した前記コンテンツ情報を格納し、前記第2再生手段は、前記第2記録媒体に格納されたコンテンツ情報を再生するように構成してもよい。
【0017】
このように構成すれば、第2記録媒体に、例えば数秒間分や数分間分等の単位で送信されたコンテンツ情報を一時的に順次格納することにより、第2記録媒体をバッファとして利用できる。そして、この格納と並行して或いはこの格納に若干遅れて、コンテンツ情報を順次再生することで、第1電子機器から第2電子機器への再生切替を容易に行える。或いは、第2記録媒体に、例えば曲ごと或いはアルバムごと等の単位で送信されたコンテンツ情報を格納できる。即ち、例えば著作権等に問題がない範囲において、再生切替に相前後して、コンテンツ情報を第1記録媒体から第2記録媒体にコピーすることで、当該再生切替を円滑に行うことに加えて、第1電子機器から独立しての第2電子機器による再生を実行可能となる。
【0018】
本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第1再生手段が前記再生を停止する際に、前記第2再生手段は、前記再生を切れ目無く開始する。
【0019】
この態様によれば、第1再生手段から第2再生手段への再生切替を切れ目無く行うことにより、例えば野外から車内に乗り込んだユーザは、違和感なく鑑賞を継続できる。
【0020】
尚、このように切れ目なく再生を開始することは、前述の態様の如く、第2電子機器にバッファとして機能する第2記録媒体を備えておくことにより技術的に容易となる。但し、例えば、第1電子機器側で、再生中のコンテンツ情報に僅かに先行して或いは遅延なく当該再生中のコンテンツ情報を送信することにより、第2電子機器側にバッファを備えなくても、このような切れ目のない再生は技術的に可能である。また、実用上は、このような再生の切れ目を、ユーザが知覚できない時間内或いはユーザが許容可能な時間範囲内に収めれば、十分である。
【0021】
或いは本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第1再生手段が前記再生を停止する際に、前記第2再生手段は、前記再生を所定量だけ重ねて開始する又は前記停止されたコンテンツ情報における停止個所を含む所定単位の冒頭から前記再生を開始する。
【0022】
この態様によれば、第1再生手段から第2再生手段への再生切替を若干重ねて行うことにより、或いは再生途中の楽曲など再生途中のコンテンツ情報を冒頭から再び開始することにより、例えば野外から車内に乗り込んだユーザは、ヘッドフォンを外す作業中等に、コンテンツ情報を部分的に鑑賞できない事態を回避できる。
【0023】
本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第1及び第2電子機器が所定範囲内まで相互に接近すると、前記第1及び第2通信手段間における通信接続が確立され、該通信接続が確立されると、前記制御信号の授受が行われる。
【0024】
この態様によれば、第1電子機器の電源投入中や第1電子機器におけるコンテンツ情報の再生中は、第1通信手段は例えば、定期的に或いは不定期に、無線通信電波の届く範囲内などの所定範囲内に通信接続可能な第2通信手段が存在するか否かの監視を続ける。他方、第2電子機器の電源投入中は、第2通信手段は例えば、定期的に或いは不定期に、無線通信電波の届く範囲内などの所定範囲内に通信接続可能な第1通信手段が存在するか否かの監視を続ける。そして、第1及び第2電子機器が所定範囲内まで相互に接近すると、第1及び第2通信手段間における通信接続が確立される。このように通信接続が確立されると、第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が行われる。これにより、第1再生手段がコンテンツ情報の再生を停止するのに対応して、第2再生手段による当該コンテンツ情報の再生が開始される。よって、ユーザからすると、例えば車内へ乗り込んだ際や自宅へ戻った際に、第1電子機器から第2電子機器への再生切替が自動的に行われるので、大変便利である。
【0025】
尚、このような第1及び第2通信手段間における通信接続は、例えばブルートゥース(Bluetooth)等の通信規格に基づいて行われる。
【0026】
本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第1及び第2電子機器間の接近状態が所定基準に従って検知された場合に、前記第1再生手段が前記再生を停止すると共に前記第2再生手段が前記再生を開始するように前記制御信号の授受が行われる。
【0027】
この態様によれば、第1電子機器の電源投入中や第1電子機器におけるコンテンツ情報の再生中は、第1電子機器に備えられた第1通信手段又は他の検知手段により、或いはこれに加えて又は代えて第2電子機器に備えられた第2通信手段又は他の検知手段により、第1及び第2電子機器間の接近状態が所定基準に従って、定期的に又は不定期に監視される。そして、接近状態が検知された場合には、第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が行われ、第1再生手段がコンテンツ情報の再生を停止するのに対応して、第2再生手段による当該コンテンツ情報の再生が開始される。よって、ユーザからすると、例えば車内へ乗り込んだ際や自宅へ戻った際に、第1電子機器から第2電子機器への再生切替が自動的に行われるので、大変便利である。
【0028】
この態様では、前記第1及び前記第2制御手段のうち少なくとも一方が、前記第1及び第2通信手段間の通信状態に基づいて前記接近状態の検知を行うように構成してもよい。
【0029】
このように構成すれば、例えば、通信接続確立後における第1及び第2通信手段間で送受信される無線電波の強度など、第1及び第2通信手段間の通信状態に基づいて、例えば第1及び第2電子機器が数メートル以内に存在する等の接近状態が検知される。よって、第1及び第2通信手段を、接近状態を検知するための手段としても利用できるので便利である。
【0030】
但し、第1及び第2電子機器に代えて、特定電磁波の発信器及び受信機など、接近状態を電磁気学的、光学的、物理的等に検知するための公知の検知手段を別途備えることも可能である。
【0031】
本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第1及び第2電子機器のうち少なくとも一方は、予め設定された誘引事象を検出する検出手段を更に備え、該誘引事象が検出されると、前記第1再生手段による再生を停止し、前記第2再生手段による再生を開始するように前記制御信号の授受が行われる。
【0032】
この態様によれば、例えば、第2電子機器における人間の存在を示すような振動や音、光などの発生、第2電子機器におけるメイン電源の投入などの誘引事象が検出手段によって検出される。すると、第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が行われ、第1再生手段がコンテンツ情報の再生を停止するのに対応して、第2再生手段による当該コンテンツ情報の再生が開始される。よって、ユーザからすると、例えば車内へ乗り込んだ際や自宅へ戻った際に、第1電子機器から第2電子機器への再生切替が自動的に或いは簡単な操作により行われるので、大変便利である。
【0033】
尚、このような誘引事象とは、第1電子機器及び前記第2電子機器のうち少なくとも一方に対する所定種類の命令入力操作もよく、例えば、特定命令の音声入力や特定操作ボタンの操作等でもよい。
【0034】
本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第1電子機器は、一又は複数の前記第2電子機器を識別する識別コードを保持する第1不揮発性メモリを更に備え、前記第1通信手段は、前記第1不揮発性メモリに保持された識別コードに基づいて前記第2通信手段との無線通信を行う。
【0035】
この態様によれば、第1電子機器は、第1不揮発性メモリに保持された一又は複数の第2電子機器を識別する識別コードに基づいて、例えばユーザ所有の電子機器セットをなすなど、予め想定された第1及び第2通信手段間で通信接続を的確に確立できる。逆に、第三者所有の第2電子機器に接近等しても誤動作する可能性を低減できる。
【0036】
この態様では、前記第1不揮発性メモリは、前記第2電子機器との接続条件を規定する接続条件データを前記識別コードに対応付けて保持するように構成してもよい。
【0037】
この態様によれば、第1不揮発性メモリに、例えばテーブル形式で識別コードに対応付けて保持された接続条件データに従って、複数の第1及び第2電子機器の間で所望の対を電子機器セットとして構築できる。より具体的には、例えば一の第1電子機器と複数の第2電子機器のいずれかとを電子機器セットとして構築する際に、複数の第2電子機器と同時に通信接続可能な状況における第2電子機器として制御信号の授受を行う優先順などの接続条件を予め設定しておく。これにより、複数の第1及び第2電子機器の間で所望の対を電子機器セットとして構築できる。更に優先順以外にも、前述の態様における接近状態の所定範囲、接続対象の機種の限定、自動的に接続を切り替えて良いか否かのモード設定等の各種接続条件を設定してもよい。
【0038】
本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第2電子機器は、一又は複数の前記第1電子機器を識別する識別コードを保持する第2不揮発性メモリを更に備え、前記第2通信手段は、前記第2不揮発性メモリに保持された識別コードに基づいて前記第1通信手段との無線通信を行う。
【0039】
この態様によれば、第2電子機器は、第2不揮発性メモリに保持された一又は複数の第1電子機器を識別する識別コードに基づいて、例えばユーザ所有の電子機器セットをなすなど、予め想定された第1及び第2通信手段間で通信接続を的確に確立できる。逆に、第三者所有の第1電子機器に接近等しても誤動作する可能性を低減できる。
【0040】
この態様では、前記第2不揮発性メモリは、前記第2電子機器との接続条件を規定する接続条件データを前記識別コードに対応付けて保持するように構成してもよい。
【0041】
この態様によれば、第2不揮発性メモリに、例えばテーブル形式で識別コードに対応付けて保持された接続条件データに従って、複数の第1及び第2電子機器の間で所望の対を電子機器セットとして構築できる。より具体的には、例えば複数の第1電子機器のいずれかと一の第2電子機器とを電子機器セットして構築する際に、複数の第1電子機器と同時に通信接続可能な状況における第1電子機器として制御信号の授受を行う優先順などの接続条件を予め設定しておく。これにより、複数の第1及び第2電子機器の間で所望の対を電子機器セットとして構築できる。更に優先順以外にも、前述の態様における接近状態の所定範囲、接続対象の機種の限定、自動的に接続を切り替えて良いか否かのモード設定等の各種接続条件を設定してもよい。
【0042】
本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第1及び第2電子機器間の離間状態が所定基準に従って検知された場合に、前記第2再生手段が前記再生を停止すると共に前記第1再生手段が前記再生を再開する。
【0043】
この態様によれば、第1電子機器の電源投入中は、第1電子機器に備えられた第1通信手段又は他の検知手段により、或いはこれに加えて又は代えて第2電子機器に備えられた第2通信手段又は他の検知手段により、第1及び第2電子機器間の離間状態が所定基準に従って、定期的に又は不定期に監視される。そして、離間状態が検知された場合には、第2再生手段による再生が停止され、第1再生手段による再生が再開される。よって、ユーザからすると、例えば車から降りて野外へ出たり、自宅から野外へ出た際に、第2電子機器から第1電子機器への再生切替が自動的に行われるので、大変便利である。
【0044】
尚、このような離間状態の検知は、例えば、第1及び第2制御手段のうち少なくとも一方が、第1及び第2通信手段間の通信状態に基づいて行えばよい。より具体的には、第1及び第2通信手段間で送受信される無線電波の強度など、第1及び第2通信手段間の通信状態に基づいて、例えば第1及び第2電子機器が数メートル以上離間した等の離間状態が検知される。よって、第1及び第2通信手段を、離間状態を検知するための手段としても利用できるので便利である。
【0045】
但し、第1及び第2電子機器に代えて、特定電磁波の発信器及び受信機など、離間状態を電磁気学的、光学的、物理的等に検知するための公知の検知手段を別途備えることも可能である。更に、このような離間状態の検知手段は、前述した接近状態を検知する検知手段と兼用可能である。
【0046】
或いは本発明の電子機器セットの他の態様では、前記第1及び第2電子機器が所定範囲外まで相互に離間すると、前記第1及び第2通信手段間における通信接続が切れ、該通信接続が切れると、前記第2再生手段が前記再生を停止すると共に前記第1再生手段が前記再生を再開する。
【0047】
この態様によれば、第1電子機器の電源投入中は、第1通信手段は例えば、定期的に或いは不定期に、無線通信電波の届く範囲外などの所定範囲外まで第2電子機器が離間したか否かの監視を続ける。他方、第2電子機器の電源投入中は、第2通信手段は例えば、定期的に或いは不定期に、無線通信電波の届く範囲外などの所定範囲外に第1電子機器が離間したか否かの監視を続ける。そして、第1及び第2電子機器が所定範囲外まで相互に離間すると、第1及び第2通信手段間における通信接続が切れる。そして、第2再生手段による再生が停止され、第1再生手段による再生が再開される。よって、ユーザからすると、例えば車外へ降りた際や自宅から外出した際に、第2電子機器から第1電子機器への再生切替が自動的に行われるので、大変便利である。
【0048】
尚、このような第1及び第2通信手段間における通信接続は、例えばブルートゥース等の通信規格に基づいて行われる。
【0049】
本発明の他の電子機器セットは上記課題を解決するために、第1及び第2電子機器を含む電子機器セットであって、第1電子機器は、コンテンツ情報を再生可能な第1再生手段と、該第1再生手段の再生の開始及び停止を制御する第1制御手段と、無線通信可能な第1通信手段とを備え、前記第2電子機器は、前記第1通信手段との間で双方向に無線通信可能な第2通信手段と、前記コンテンツ情報を再生可能な第2再生手段と、該第2再生手段の再生の開始及び停止を制御する第2制御手段とを備え、前記第1電子機器は、前記第1又は第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を途中で停止した停止個所を示す停止個所情報を格納する第1記録媒体を更に備えており、前記第1及び第2電子機器が所定範囲内まで相互に接近すると、前記第1及び第2通信手段間における通信接続が確立され、該通信接続が確立されると、前記通信手段は、少なくとも前記停止個所情報を前記第2通信手段に送信し、前記第2通信手段は、少なくとも前記停止個所情報を受信し、前記第2通信手段は、前記2制御手段による制御下で、前記第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を、前記受信された停止個所情報に基づく前記停止個所から開始する。
【0050】
本発明の他の電子機器セットによれば、その動作時には、先ず第1電子機器において、第1制御手段による制御下で、コンテンツ情報の再生が第1再生手段によって行われる。これにより、ユーザは、例えば歩きながらイヤフォンやヘッドフォンを介してコンテンツ情報を鑑賞する。或いは、これに加えて又は代えて、例えば小型画面を見てコンテンツ情報を鑑賞する。そして、この鑑賞の最中に、ユーザによって、任意の時点で当該コンテンツ情報の再生が停止される。例えば、騒音の大きいエリアに入ったり、人に有ったり一時的に会話をする場合などで停止される。この際、停止個所を示す停止個所情報は、第1記録媒体に格納される、その後、例えば前述の各種態様の如く第2電子機器の付近に来ると自動的に或いは予め設定されたユーザ操作によって、第1及び第2制御手段間で通信接続が確立される。すると、停止個所情報が第1通信手段から第2通信手段へ送信され、第2制御手段による制御下で第2再生手段による当該コンテンツ情報の再生が、受信された停止個所情報に基づく停止個所から開始される。
【0051】
よって、野外で、ポータブルプレーヤ等の第1電子機器を使ってコンテンツ情報を鑑賞し、これを途中停止したユーザが、その後、車載型プレーヤ等の第2電子機器が設置された自動車内等に乗り込む場合や、据置型プレーヤ等の第2電子機器が設置された住宅内等に入り込む場合に、ユーザは面倒な手動操作を殆ど又は全く行う必要なしに、当該鑑賞途中にあるコンテンツ情報を、第2電子機器を使って、鑑賞し続けることができる。
【0052】
本発明の他の電子機器セットの一態様では、前記第1記録媒体は、前記コンテンツ情報を前記停止個所情報に対応付けて格納し、前記第1通信手段は、前記通信接続が確立されると、前記停止個所情報と共に前記コンテンツ情報を送信し、前記第2通信手段は、前記送信されたコンテンツ情報を受信し、前記第2再生手段は、前記受信されたコンテンツ情報の再生を、前記停止個所から開始する。
【0053】
この態様によれば、第1及び第2通信手段間で通信接続が確立されると、第1記録媒体に格納されたコンテンツ情報が停止個所情報と共に送信される。更に、受信されたコンテンツ情報が、受信された停止個所情報に基づく停止個所から再生される。よって、同一のコンテンツ情報源を用いて、第1再生手段からの再生出力を、第2再生手段からの再生出力に効率良く切り替えることが可能となる。
【0054】
尚、上述した本発明の電子機器セットにおける各種態様に対応して、本発明の他の電子機器セットも各種態様を採ることが可能である。
【0055】
本発明のコンピュータプログラムは上記課題を解決するために、コンピュータを上述した本発明の電子機器セット(但し、その各種態様も含む)或いは他の電子機器セットを構成する少なくとも第1又は第2制御手段として機能させる。
【0056】
本発明のコンピュータプログラムによれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明に係る第1制御手段や第2制御手段を比較的簡単に実現できる。
【0057】
本発明の第1電子機器は上記課題を解決するために、無線通信可能な第2通信手段と、前記コンテンツ情報を再生可能な第2再生手段と、該第2再生手段の再生の開始及び停止を制御する第2制御手段とを備えた前記第2電子機器と対で電子機器セットをなす第1電子機器であって、コンテンツ情報を再生可能な第1再生手段と、該第1再生手段の再生の開始及び停止を制御する第1制御手段と、前記第2通信手段との間で双方向に無線通信可能な第1通信手段とを備え、前記第1制御手段による制御下で前記第1再生手段による前記コンテンツ情報の再生を停止した際に、前記2制御手段による制御下で前記第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を開始するように、前記第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が前記第1及び第2通信手段を介して行われる。
【0058】
本発明の第1電子機器によれば、上述した本発明の第2電子機器と対で用いることにより、上述した本発明の電子機器セットと同様の技術的な作用効果が得られる。この際、第1電子機器単体での製造や販売、或いは使用も可能である。
【0059】
尚、上述した本発明の電子機器セットにおける各種態様に対応して、本発明の第1電子機器も各種態様を採ることが可能である。
【0060】
本発明の第2電子機器は上記課題を解決するために、コンテンツ情報を再生可能な第1再生手段と、該第1再生手段の再生の開始及び停止を制御する第1制御手段と、無線通信可能な第1通信手段とを備えた第1電子機器と対で電子機器セットをなす第2電子機器であって、前記第1通信手段との間で双方向に無線通信可能な第2通信手段と、前記コンテンツ情報を再生可能な第2再生手段と、該第2再生手段の再生の開始及び停止を制御する第2制御手段とを備え、前記第1制御手段による制御下で前記第1再生手段による前記コンテンツ情報の再生を停止した際に、前記2制御手段による制御下で前記第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を開始するように、前記第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が前記第1及び第2通信手段を介して行われる。
【0061】
本発明の第2電子機器によれば、上述した本発明の第1電子機器と対で用いることにより、上述した本発明の電子機器セットと同様の技術的な作用効果が得られる。この際、第2電子機器単体での製造や販売、或いは使用も可能である。
【0062】
尚、上述した本発明の電子機器セットにおける各種態様に対応して、本発明の第2電子機器も各種態様を採ることが可能である。
【0063】
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0064】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、第1電子機器が、コンテンツ情報の一例として音声データを再生可能なポータブルオーディオプレーヤからなり、第2電子機器が、同じく音声データを再生可能な車載型オーディオプレーヤからなり、これらの第1及び第2電子機器から電子機器セットが構成されている。
【0065】
(第1実施形態)
先ず第1実施形態の電子機器セットの構成について図1を参照して説明する。ここに、図1は、電子機器セットのブロック図である。
【0066】
図1に示すように、電子機器セットは、第1電子機器の一例たるポータブルオーディオプレーヤ100と車載型オーディオプレーヤ200とを含んで構成されている。
【0067】
図1の上半分に示すように、ポータブルオーディオプレーヤ100は、ヘッドフォン10、アンプ12、デコーダ14、マイコン16、記録装置20、メモリ22、無線通信装置24及び操作部26を含んで構成されている。
【0068】
ヘッドフォン10は、アンプ12から出力される電気的な音声信号を音波として出力する。尚、ヘッドフォン10の代わりにイヤフォンが取り付けられてもよいし、スピーカが取り付けられてもよい。アンプ12は、アナログ化された音声信号の増幅を行い、ヘッドフォン10に送る。デコーダ14は、マイコンを介して供給されるデジタル化された音声データを、アナログ化された音声データに復号化してアンプ12に送るように構成されている。
【0069】
本実施形態では、本発明に係る第1再生手段の一例が、ヘッドフォン10、アンプ12及びデコーダ14から構成されている。
【0070】
マイコン16は、ポータブルオーディオプレーヤ100全体の制御を行なう。
【0071】
記憶装置20は、例えば、CD、DVD、MD、メモリスティック、メモリカード等のリムーバルな記録メディアを含んでなる装置であってもよいし、例えば、ハードディスク、RAM等のリムーバルでない記録メディアを含んでなる装置であってもよい。記憶装置20は、コンテンツ情報として、複数の楽曲や音楽アルバム等を含む音声情報がデジタル化された音声データを格納する。好ましくは、記憶装置20は、各音声データの検索が容易になるように整理した形で格納しており、選曲のための楽曲リストも格納されている。
【0072】
記憶装置20に格納された音声データは、ポータブルオーディオプレーヤ100における再生中には、マイコン16を介してデコーダ14に供給される。他方、記憶装置20に格納された音声データは、電子機器セット間において接続が確立されている場合には、マイコン16を介して無線通信装置24に供給される。
【0073】
メモリ22は、マイコン16の高速演算処理のためのRAM(Random Access Memory)等からなる一般的なメモリであり、コンピュータプログラムに作業領域を提供したり、コンピュータプログラムを格納したりする。更に、記憶装置20から読み出した音声データを、再生用又は送信用に、即ちデコーダ14でデコードする前に又は無線通信装置24で送信する前に、一時記憶するように構成されている。
【0074】
本実施形態では特に、本発明に係る第1制御手段の一例が、マイコン16から構成されおり、第1記録媒体の一例が、記録装置20から構成されている。
【0075】
第1通信手段の一例たる無線通信装置24は、例えばブルートゥース等の通信規格に基づいて双方向通信可能に構成されている。尚、無線通信装置24は、例えばIEEE802.11方式等の通信規格に基づく無線LANで構成してもよく、近距離無線通信を行うような通信形態であればいずれの形態で構成してもよい。
【0076】
操作部26は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)、EL(Electroluminescence:エレクトロルミネセンス)装置等の表示装置と、タッチパネル、ボタン、キー等の操作盤とを含む。操作部26を介して、ユーザは、ポータブルオーディオプレーヤ100を操作するための入力作業と確認作業が可能となるように構成されている。
【0077】
マイコン16には、不揮発性のメモリ16mが内蔵されており、メモリ16m内には、個々の車載型オーディオプレーヤ200や他の据置型オーディオプレーヤ等を個別に識別するための識別コードを保持すると共に、個々の車載型オーディオプレーヤ200等との接続条件を規定する接続条件データを識別コードに対応付けて保持する。
【0078】
図1の下半分に示すように、車載型オーディオプレーヤ200は、スピーカ50、アンプ52、デコーダ54、マイコン56、CDドライブ60、メモリ62、無線通信装置64、操作部66、チューナ68及び制御部70を含んで構成されている。
【0079】
スピーカ50は、アンプ52から出力される電気的な音声信号を音波として出力する。アンプ52は、アナログ化された音声信号の増幅を行い、スピーカ50に送る。デコーダ54は、デジタル化された音声データを、アナログ化された音声データに復号化してアンプ52に送るように構成されている。
【0080】
本実施形態では特に、本発明に係る第2再生手段の一例が、スピーカ50、アンプ52及びデコーダ54から構成されている。
【0081】
マイコン56は、車載型オーディオプレーヤ200全体の制御を行なうが、主に受信したコンテンツ情報の再生に係わる制御を司る。
【0082】
CDドライブ60は、コンテンツ情報として、複数の楽曲や音楽アルバム等を含む音声情報がデジタル化された音声データを格納するCDがセットされる。尚、CDドライブ60に代えて又は加えて、DVDドライブが備えられてもよいし、CD・DVDコンパチブルのドライブが備えられてもよい。また、CDドライブ60は、マイコン56を以下に説明する如く動作させるためのコンピュータプログラムを格納するCDから、当該コンピュータプログラムを読み込んでもよい。
【0083】
メモリ62は、マイコン56の高速演算処理のためのRAM等からなる一般的なメモリであり、コンピュータプログラムに作業領域を提供したり、コンピュータプログラムを格納したりする。更に、再生用又は受信用に、CDドライブ60から読み出した音声データや、無線通信装置64が受信する音声データを一時記憶するように構成されている。
【0084】
本実施形態では特に、本発明に係る第2制御手段の一例が、マイコン56から構成されおり、第2記録媒体の一例が、メモリ62から構成されている。
【0085】
第2通信手段の一例たる無線通信装置64は、例えばブルートゥース等の通信規格に基づいて双方向通信可能に構成されている。
【0086】
操作部66は、LCD、EL装置等の表示装置と、タッチパネル、ボタン、キー等の操作盤とを含む。操作部66を介して、ユーザは、車載型オーディオプレーヤ200を操作するための入力作業と確認作業が可能となるように構成されている。操作部66は、制御部70に対して所定種類のコマンドを入力可能に構成されているが、マイコン56に対して所定種類のコマンドを入力可能に構成されてもよい。
【0087】
マイコン56には、不揮発性のメモリ56mが内蔵されており、メモリ56m内には、個々のポータブルオーディオプレーヤ100を個別に識別するための識別コードを保持すると共に、個々のポータブルオーディオプレーヤ100との接続条件を規定する接続条件データを識別コードに対応付けて保持する。
【0088】
チューナ68は、制御部70による制御下で、ラジオ放送に係る所定周波数の電波を選択的に受信して、アナログ化された音声データをアンプ52に送る。
【0089】
制御部70は、操作部66から入力されるコマンドに応じて、CDドライブ60、チューナ68及びマイコン56を制御する。但し、マイコン56と制御部70とは、同一のマイコンから構成されてもよい。
【0090】
図1において本実施形態では特に、ポータブルオーディオプレーヤ100が車載型オーディオプレーヤ200に接近した際には、ポータブルオーディオプレーヤ100のマイコン16と車載型オーディオプレーヤ200側のマイコン56とは、無線通信装置24及び64を介して、例えばブルートゥース規格により双方向の無線通信接続を確立する。そして、ポータブルオーディオプレーヤ100側では、マイコン16は、デコーダ14等による音声データの再生の開始及び停止を制御し、車載型オーディオプレーヤ200側では、マイコン56は、デコーダ54等による音声データの再生の開始及び停止を制御する。ここで、マイコン16による制御下でデコーダ14等による音声データの再生を停止した際に、マイコン56による制御下でデコーダ54等による音声データの再生を開始するように、マイコン16及びマイコン56間で制御信号Scの授受が、無線通信装置24及び64を介して行われる。更に、ポータブルオーディオプレーヤ100においてデコーダ14等による音声データの再生を停止した際には、無線通信装置24は、マイコン16を介して記憶装置20から読み出された音声データを車載型オーディオプレーヤ200側の無線通信装置64に送信する。そして、車載型オーディオプレーヤ200においてデコーダ54等により、無線通信装置64で受信された音声データをメモリ62を介して或いは直接再生するように構成されている。
【0091】
ポータブルオーディオプレーヤ100側のマイコン16を、以下に説明する如き制御動作を行う本発明に係る第1制御手段として機能させるコンピュータプログラムは、記憶装置20、メモリ22等に格納されていてもよく、無線通信装置24等を介してダウンロードされたものでもよい。
【0092】
車載型オーディオプレーヤ200側のマイコン56を、以下に説明する如き制御動作を行う本発明に係る第2制御手段として機能させるコンピュータプログラムは、CDドライブ60内のCD、メモリ62等に格納されていてもよく、無線通信装置64等を介してダウンロードされたものでもよい。
【0093】
次に図2及び図3を参照して本実施形態の動作について詳述する。ここに、図2は、ポータブルオーディオプレーヤ100の動作を示すフローチャートであり、図3は、車載型オーディオプレーヤ200の動作を示すフローチャートである。ここでは、以上の如く構成されたポータブルオーディオプレーヤ100をユーザが野外で鑑賞しており、その後、車載型オーディオプレーヤ200が搭載された車内に乗り込む場合における動作について説明する。
【0094】
図2において、ポータブルオーディオプレーヤ100側では先ず、操作部26からの再生開始コマンドの入力に応じて、マイコン16による制御下で、記憶装置20に格納された音声データのうち所望のものが、ここから読み出される。更に、読み出された音声データは、バッファとして機能するメモリ22を介してデコーダ14に供給される。そして、音声データの再生が、デコーダ14、アンプ12及びヘッドフォン10によって行われる(ステップS10)。これにより、ユーザは、例えば歩きながらヘッドフォン10を介して音楽を鑑賞する。
【0095】
この鑑賞の最中に、マイコン16による制御下で、車載型オーディオプレーヤ200を検出する検出処理が、定期的に或いは不定期に行われ(ステップS11)、車載型オーディオプレーヤ200が検出されたか否かが判定される(ステップS12)。ここでは、例えば無線通信装置24と無線通信装置64との間で、所定強度以上の無線通信用の電波が授受可能であるか否かに応じて、このような検出が行われる。但し、これに加えて或いは代えて、ポータブルオーディオプレーヤ100と車載型オーディオプレーヤ200との相互間の距離を電磁気的、光学的、物理的等に検出する装置を、ポータブルオーディオプレーヤ100に別途設けてもよい。
【0096】
そして、車載型オーディオプレーヤ200が検出されない限り(ステップS12:No)、ポータブルオーディオプレーヤ100における再生は通常通りに続行される。
【0097】
他方、車載型オーディオプレーヤ200が検出されると(ステップS12:Yes)、無線通信装置24と無線通信装置64とを介して、マイコン16とマイコン56との間で接続処理が実行される(ステップS13)。ここでは、マイコン16とマイコン56との間で通信接続を確立するための制御信号の授受が双方向に行われ、例えば、相手方のプレーヤに個別に付与された識別コードの認証等が実行される。例えば、ユーザ所有の車載型オーディオプレーヤでなければ、不揮発性メモリ16m内に、対をなす車載型オーディオプレーヤ200として予め登録された識別コードに合わないため、接続処理は完了しないことになる。
【0098】
続いて、このような接続処理が完了しなければ(ステップS14:No)、ステップS11の処理に戻って、ポータブルオーディオプレーヤ100における再生は通常通りに続行され、これと共に、車載型オーディオプレーヤ200の検出処理が続行される。
【0099】
他方、マイコン16とマイコン56との間で接続処理が完了すると(ステップS14:Yes)、メモリ22に蓄積されていた音声データ或いは記憶装置20からメモリ22に更に読み込まれる音声データを、無線通信装置24から送信する(ステップS15)。これと同時に或いは僅かに相前後して、メモリ22に蓄積された音声データの一部のみ再生を行った後に当該再生を停止する再生停止処理を行う(ステップS16)。このステップS15で送信される音声データの存在によって、音声データの再生に切れ目が無いように、プレーヤ切替を実行できる。即ち、データ送信処理(ステップS15)及び再生停止処理(ステップS16)に対応して、後述するように車載型オーディオプレーヤ200における再生が開始されるのである。
【0100】
更に、デコーダ14等による再生が完全に停止した後にも、このようなデータ送信は、続行される(ステップS17)。
【0101】
そして、電波の微弱化等に起因して、マイコン16とマイコン56との間で一旦確立された通信接続が切断されるか否かがマイコン16によりモニタリングされ(ステップS18)、切断されない限り(ステップS18:No)、ステップS17における音声データの送信が続行される。
【0102】
他方、電波の微弱化等に起因して、マイコン16とマイコン56との間の通信接続が切断されると(ステップS18:Yes)、先ずは、再接続処理が試みられる(ステップS19)。この再接続処理の期間にも、車載型オーディオプレーヤ200側では、既に無線通信装置24から送信され且つ無線通信装置64に受信され、メモリ62に蓄積された所定量の音声データを再生し続けることができるので、直ぐに再生が途切れる事態には陥らないで済む。
【0103】
そして、再接続処理が失敗しなければ(ステップS20:No)、車載型オーディオプレーヤ200側での再生が可能であるので、ステップS17に戻って、データ送信が続行される。
【0104】
他方、再接続処理が失敗すると(ステップS20:Yes)、車載型オーディオプレーヤ200側での再生が不可能であるので、当該再生中の音声データの再生を、ポータブルオーディオプレーヤ100側で終了すべきか否かが、終了コマンドの入力等により判定される(ステップS22)。
【0105】
この判定の結果、終了すべきであれば(ステップS22:Yes)、ポータブルオーディオプレーヤ100は、一連の再生及び送信処理を終了する。
【0106】
他方、この判定の結果、終了すべきでなければ(ステップS22:No)、ポータブルオーディオプレーヤ100は、再び、再生中の音声データを、メモリ22から無線送信装置24で送信するのに代えて、メモリ22からデコーダ14への供給を開始する。これにより、デコーダ14、アンプ12及びヘッドフォン10を用いた音声データの再生が、切れ目無く再開される(ステップS21)。その後、ステップS11以降の処理が繰り返される。
【0107】
尚、前述の如くポータブルオーディオプレーヤ100側のメモリ22をバッファとして機能させると共に、車載型オーディオプレーヤ200側のメモリ62をバッファとして機能させることにより、双方のバッファを空にしない期間内で、再生停止及び再生開始を同時に行えば、比較的容易にして音声データの再生に切れ目が無いようにプレーヤ切替を実行できる。
【0108】
図3において、車載型オーディオプレーヤ200側では先ず、電源投入時等にマイコン56による制御下で、ポータブルオーディオプレーヤ100を検出する検出処理が、定期的に或いは不定期に行われ(ステップS31)、ポータブルオーディオプレーヤ100が検出されたか否かが判定される(ステップS32)。ここでは、例えば無線通信装置64と無線通信装置24との間で、所定強度以上の無線通信用の電波が授受可能であるか否かに応じて、このような検出が行われる。但し、これに加えて或いは代えて、ポータブルオーディオプレーヤ100と車載型オーディオプレーヤ200との相互間の距離を電磁気的、光学的、物理的等に検出する装置を、車載型オーディオプレーヤ200に別途設けてもよい。
【0109】
そして、ポータブルオーディオプレーヤ100が検出されない限り(ステップS32:No)、車載型オーディオプレーヤ200における検出処理は続行される。
【0110】
他方、ポータブルオーディオプレーヤ100が検出されると(ステップS32:Yes)、無線通信装置64と無線通信装置24とを介して、マイコン56とマイコン16との間で接続処理が実行される(ステップS33)。ここでは、マイコン56とマイコン16との間で通信接続を確立するための制御信号の授受が双方向に行われ、例えば、相手方のプレーヤに個別に付与された識別コードの認証等が実行される。
【0111】
続いて、このような接続処理が完了しなければ(ステップS34:No)、ステップS31の処理に戻って、車載型オーディオプレーヤ200における検出処理は続行される。
【0112】
他方、マイコン56とマイコン16との間で接続処理が完了すると(ステップS34:Yes)、例えば、その時点までに車載型オーディオプレーヤ200にて再生していたCD、DVD、カセットテープ、ラジオ等の種別及びその再生状態等の、車載型オーディオプレーヤ200における動作状態を示す状態データをメモリ62等に保存しておく(ステップS36)。例えば、いずれのCDの何曲目のどの部分を再生中であるかなどを示す状態データを保存しておく。
【0113】
続いて、無線通信装置64によるデータ受信を開始すると共に(ステップS37)、これと同時に或いは僅かに相前後して、受信された音声データの再生を開始する(ステップS38)。具体的には、メモリ62をバッファとして、無線通信装置64で受信された音声データをデコーダ54に供給する。これにより、デコーダ54、アンプ52及びスピーカ50による受信された音声データの再生が開始される。そして、音声データのうち、ポータブルオーディオプレーヤ100側でヘッドフォン10が出力停止した先のところから、スピーカ50により音として継続出力される。これにより、切れ目の無いプレーヤ切替が可能となる。
【0114】
尚、前述の如くポータブルオーディオプレーヤ100側のメモリ22をバッファとして機能させると共に、車載型オーディオプレーヤ200側のメモリ62をバッファとして機能させることにより、双方のバッファを空にしない期間内で、再生停止及び再生開始を同時に行えば、比較的容易にして音声データの再生に切れ目が無いようにプレーヤ切替を実行できる。
【0115】
更に、ポータブルオーディオプレーヤ100側で再生が完全に停止した後にも、このようなデータ受信は続行され、これに並行して音声データの再生が続行される(ステップS39)。
【0116】
この際、マイコン56は、メモリ62のメモリ残量をモニタリングし、これが適当なレベルにあるように、ポータブルオーディオプレーヤ100側のマイコン16に対して、無線通信装置64及び無線通信装置24を介して、音声データの送信を、定期的に或いは不定期に要求をする。更に、このようなデータ送信は、例えば、まとめて数秒間分や数分間分或いは曲ごと或いはアルバムごと等の任意の単位で送信してよい。
【0117】
そして、電波の微弱化等に起因して、マイコン56とマイコン16との間で一旦確立された通信接続が切断されるか否かがマイコン56によりモニタリングされ(ステップS40)、切断されない限り(ステップS40:No)、ステップS39における音声データの受信が続行され、音声データの再生が続行される。
【0118】
他方、電波の微弱化等に起因して、マイコン56とマイコン16との間の通信接続が切断されると(ステップS40:Yes)、先ずは、再接続処理が試みられる(ステップS41)。この再接続処理の期間にも、車載型オーディオプレーヤ200側では、既に無線通信装置64で受信し、メモリ62に蓄積した所定量の音声データを再生し続けることができるので、直ぐに再生が途切れる事態には陥らないで済む。
【0119】
そして、再接続処理が失敗しなければ(ステップS42:No)、ステップS39に戻って、データ受信及びその再生が続行される。
【0120】
他方、再接続処理が失敗すると(ステップS42:Yes)、ポータブルオーディオプレーヤ100からの音声データを用いての再生が不可能となるので、音声データの再生を、車載型オーディオプレーヤ200側で終了すべきか否かが、終了コマンドの入力等により判定される(ステップS43)。
【0121】
この判定の結果、終了すべきであれば(ステップS43:Yes)、車載型オーディオプレーヤ200は、一連の再生及び送信処理を終了する。
【0122】
他方、この判定の結果、終了すべきでなければ(ステップS43:No)、車載型オーディオプレーヤ200は、再び、ステップS34における接続完了時における動作状態に戻って、CD再生、ラジオ受信等を再開する(ステップS44)。前述の如くステップS36において状態データが保持されているので、このように以前の動作状態に戻って同じ動作を継続する処理は比較的簡単に実行できる。例えば、状態データに基づいて、ステップS37で停止したCDの、停止した曲の、停止した部分から再生を再開してもよい。
【0123】
その後、ステップS31に戻って、再び、ポータブルオーディオプレーヤ100の検出処理を行う。
【0124】
以上詳細に説明したように第1実施形態によれば、ポータブルオーディオプレーヤ100を使って音声データを鑑賞中のユーザが、車載型オーディオプレーヤ200が設置された自動車内に乗り込む場合に、ユーザは面倒な手動操作を全く行うことなしに、当該鑑賞途中にある音声データを、車載型オーディオプレーヤ200を使って鑑賞し続けることができる。
【0125】
加えて、上述した本実施形態に係るポータブルオーディオプレーヤ100や車載型オーディオプレーヤ200は、マイコン16やマイコン56に上述の再生停止及び再生開始に係る制御を行わせるコンピュータプログラムを夫々実行させることにより、比較的容易に実現可能である。具体的には、このようなコンピュータプログラムを、CD、DVD等の記録媒体からロードしたり、通信ネットワークを介してダウンロードした後、このプログラムを実行させればよい。
【0126】
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について図4を参照して説明する。ここに図4は、第2実施形態におけるポータブルオーディオプレーヤ100の動作を示すフローチャートである。尚、図4において、図2に示した第1実施形態と同様の処理には、同様のステップ番号を付し、それらの説明は適宜省略する。
【0127】
第2実施形態は、上述した第1実施形態と比べて、ポータブルオーディオプレーヤ100におけるマイコン16によるマイコン制御方法が異なる。具体的には、第2実施形態では、第1実施形態の如くポータブルオーディオプレーヤ100側で再生中の音声データを停止したのと同時に車載型オーディオプレーヤ200により再生させるのではなく、既にユーザの都合により任意の時点で途中で停止していた音声データの再生を、車載型オーディオプレーヤ200により停止した個所から再開させるように構成されている。その他の構成及び動作については、上述した第1実施形態の場合と同様である。
【0128】
即ち図4に示すように、ポータブルオーディオプレーヤ100では、先ずユーザの都合により途中で再生停止した音声データにおける停止個所を示す停止個所情報を、当該音声データに対応付けて、例えばマイコン16内の不揮発性メモリ16m等のメモリに保持しておく(ステップS50)。例えば、いずれのCDの何曲目のどの部分といった内容を示すデータと共に、その停止個所を示す停止個所情報を格納しておく。
【0129】
その後は、第1実施形態で説明したステップS11〜S14の処理が行われ、ステップS14でポータブルオーディオプレーヤ100及び車載型オーディオプレーヤ200間の接続を完了した際には(ステップS14:Yes)、ステップS17に進んで、データ送信を行う。これにより、車載型オーディオプレーヤ200側では、ポータブルオーディオプレーヤ100側で以前に停止した個所から音声データの再生が開始される。以降は、第1実施形態で説明したステップS18〜S22の処理が行われる。
【0130】
特に、ステップS17におけるデータ送信は、ステップS50で保持された停止個所情報により示された停止個所以降の音声データを送信する。これにより、車載型オーディオプレーヤ200側の処理としては、無線通信装置24から送信された音声データを無線通信装置64で受信して、これをそのまま再生すれば足りる。
【0131】
但し、ステップS17におけるデータ送信は、停止個所情報を音声データに紐付けた形で送信してもよく、車載型オーディオプレーヤ200側では、この受信した停止個所情報により示される停止個所以降から音声データを再生してもよい。
【0132】
以上詳細に説明したように第2実施形態によれば、ポータブルオーディオプレーヤ100を使って音声データを鑑賞中のユーザが、例えば、騒音の大きいエリアに入ったり、人に有ったり一時的に会話をする場合などで再生を途中で停止した後に、車載型オーディオプレーヤ200が設置された自動車内に乗り込む場合に、ユーザは面倒な手動操作を全く行うことなしに、当該鑑賞途中にある音声データを、車載型オーディオプレーヤ200を使って、繰り返し無く鑑賞できる。
【0133】
尚、第2実施形態の一の使用形態として、ユーザは、ポータブルオーディオプレーヤ100では再生を殆ど或いは全く行うことなく、その記憶装置20に格納された音声データを、専ら一又は複数の車載型オーディオプレーヤ200により更には自宅や施設内に配置された据置型オーディオプレーヤにより再生させることも可能である。
【0134】
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態について図5を参照して説明する。ここに図5は、第3実施形態におけるポータブルオーディオプレーヤ100の動作を示すフローチャートである。尚、図5において、図2に示した第1実施形態と同様の処理には、同様のステップ番号を付し、それらの説明は適宜省略する。
【0135】
第3実施形態は、上述した第1実施形態と比べて、ポータブルオーディオプレーヤ100におけるマイコン16によるマイコン制御方法が異なる。具体的には、第3実施形態では、第1実施形態の如くプレーヤを切替る環境が整った時点で自動的にその切替を実行するのではなく、この時点でポータブルオーディオプレーヤ100側で一旦ユーザの希望を問いかける処理を行い、更に、通信接続が切断された時点でもポータブルオーディオプレーヤ100側で一旦ユーザの希望を問いかける処理を行うように構成されている。その他の構成及び動作については、上述した第1実施形態の場合と同様である。
【0136】
即ち図5に示すように、第1実施形態で説明したステップS10〜S14の処理が行われ、ステップS14でポータブルオーディオプレーヤ100及び車載型オーディオプレーヤ200間の接続を完了した際には、例えば、その接続を完了したことを示す通知音を鳴らしてユーザに対し操作入力を促し(ステップS14:Yes)、そして、ポータブルオーディオプレーヤ100の操作部26において、切替コマンドの入力があるか否か判定される(ステップS60)。ここでは、例えば、切替を希望する旨の予め設定された操作入力があれば、切替コマンドの入力ありと判定してもよいし、切替を希望しない旨の予め設定された操作入力がなければ、切替コマンドの入力ありと判定してもよい。また、予め決められたルールやモードの設定に従って、一定時間に亘って切替コマンドの入力がなければ、デフォールトとして切替コマンドの入力ありと判定してもよいし、切替コマンドの入力なしと判定してもよい。
【0137】
このステップS60において、切替コマンドの入力がなければ(ステップS60:No)、プレーヤの切替を行うことなくステップS11へ戻る。
【0138】
他方、ステップS60において、切替コマンドの入力があれば(ステップS60:Yes)、第1実施形態で説明したステップS15〜S20の処理が行われる。その後、ステップS20で再接続に失敗した場合には(ステップS20:Yes)、ポータブルオーディオプレーヤ100の操作部26において、切替コマンドの入力があるか否かが判定される(ステップS62)。そして、切替コマンドの入力があれば(ステップS62:Yes)、第1実施形態で説明したステップS21の処理が行われる。他方、切替コマンドの入力がなければ(ステップS62:No)、ポータブルオーディオプレーヤ100は、一連の再生及び送信処理を終了する。
【0139】
以上詳細に説明したように第3実施形態によれば、ポータブルオーディオプレーヤ100を使って音声データを鑑賞中のユーザが、車載型オーディオプレーヤ200が設置された自動車内に乗り込む場合に、ユーザは面倒な手動操作を殆ど又は全く行うことなしに、当該鑑賞途中にある音声データを、車載型オーディオプレーヤ200を使って鑑賞し続けることができる。しかも、ユーザが切替を希望するか否かを、切替処理に反映させることができ、ユーザが意図しないプレーヤの切替を未然防止できる。
【0140】
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態について図6を参照して説明する。ここに図6は、第4実施形態における車載型オーディオプレーヤ200の動作を示すフローチャートである。尚、図6において、図3に示した第1実施形態と同様の処理には、同様のステップ番号を付し、それらの説明は適宜省略する。
【0141】
第4実施形態は、上述した第1実施形態と比べて、車載型オーディオプレーヤ200におけるマイコン56によるマイコン制御方法が異なる。具体的には、第4実施形態では、第1実施形態の如くプレーヤを切替る環境が整った時点で自動的にその切替を実行するのではなく、この時点で車載型オーディオプレーヤ200側で一旦ユーザの希望を問いかける処理を行い、更に、通信接続が切断された時点でも車載型オーディオプレーヤ200側で一旦ユーザの希望を問いかける処理を行うように構成されている。その他の構成及び動作については、上述した第1実施形態の場合と同様である。
【0142】
即ち図6に示すように、第1実施形態で説明したステップS31〜S34の処理が行われ、ステップS34でポータブルオーディオプレーヤ100及び車載型オーディオプレーヤ200間の接続を完了した際には、例えば、その接続を完了したことを示す通知音を鳴らしてユーザに対し操作入力を促し(ステップS34:Yes)、そして、車載型オーディオプレーヤ200の操作部66において、切替コマンドの入力があるか否か判定される(ステップS70)。ここでは、例えば、切替を希望する旨の予め設定された操作入力があれば、切替コマンドの入力ありと判定してもよいし、切替を希望しない旨の予め設定された操作入力がなければ、切替コマンドの入力ありと判定してもよい。また、予め決められたルールやモードの設定に従って、一定時間に亘って切替コマンドの入力がなければ、デフォールトとして切替コマンドの入力ありと判定してもよいし、切替コマンドの入力なしと判定してもよい。
【0143】
このステップS70において、切替コマンドの入力がなければ(ステップS70:No)、プレーヤの切替を行うことなくステップS31へ戻る。
【0144】
他方、切替コマンドの入力があれば(ステップS70:Yes)、第1実施形態で説明したステップS36〜S42の処理が行われる。その後、ステップS42で再接続に失敗した場合には(ステップS42:Yes)、車載型オーディオプレーヤ200の操作部66において、切替コマンドの入力があるか否かが判定される(ステップS72)。そして、切替コマンドの入力があれば(ステップS72:Yes)、第1実施形態で説明したステップS44の処理が行われる。他方、切替コマンドの入力がなければ(ステップS72:No)、車載型オーディオプレーヤ200は、一連の再生及び送信処理を終了する。
【0145】
以上詳細に説明したように第4実施形態によれば、ポータブルオーディオプレーヤ100を使って音声データを鑑賞中のユーザが、車載型オーディオプレーヤ200が設置された自動車内に乗り込む場合に、ユーザは面倒な手動操作を殆ど又は全く行うことなしに、当該鑑賞途中にある音声データを、車載型オーディオプレーヤ200を使って鑑賞し続けることができる。しかも、ユーザが切替を希望するか否かを、切替処理に反映させることができ、ユーザが意図しないプレーヤの切替を未然防止できる。
【0146】
(第5実施形態)
次に本発明の第5実施形態について図7を参照して説明する。ここに図7は、第5実施形態におけるポータブルオーディオプレーヤ100が備えたマイコン16に内蔵される不揮発性メモリ16m(図1参照)内に又は車載型オーディオプレーヤ56が備えたマイコン56内に内蔵される不揮発性メモリ56m(図1参照)内に構築される接続認証用テーブルのデータ構成例を示す概念図である。
【0147】
第5実施形態は、上述した第1から第4実施形態と比べて、このような接続認証用テーブルがメモリ内に構築されている点が異なる。その他の構成及び動作については、上述した第1実施形態の場合と同様である。
【0148】
図7に示すように、接続認証用テーブルの一例においては、先ず自己の装置、即ち、ポータブルオーディオプレーヤ100であれば、当該ポータブルオーディオプレーヤ100についての、識別番号、機種及び接続条件が登録されており、或いは、車載型オーディオプレーヤ200であれば、当該車載型オーディオプレーヤ200についての、識別番号、機種及び接続条件が登録されている。更に、このような自己の装置に対して、接続可能な装置NO1、NO2、NO3、…についての、識別番号、機種及び接続条件が登録されている。より具体的には、ポータブルオーディオプレーヤ100側のメモリ16m内のテーブルであれば、当該ポータブルオーディオプレーヤ100に接続可能な車載型オーディオプレーヤ200についての、識別番号、機種及び接続条件が登録されている。他方、車載型オーディオプレーヤ200側のメモリ56m内のテーブルであれば、当該車載型オーディオプレーヤ200に接続可能なポータブルオーディオプレーヤ100についての、識別番号、機種及び接続条件が登録されている。このような登録は、例えばユーザが、操作部26或いは操作部66を介しての所定操作によって行えばよい。
【0149】
従って第5実施形態によれば、前述した第1〜第4実施形態における接続処理において、図7の如きテーブルから識別番号等を読み出して送信することで、通信接続を試みている最中の相手方に、自己の認識番号等を送ることができる。同時に、通信接続を試みている最中の相手方から相手方の認識番号等を受けた際に、図7の如きテーブルを参照することで、これが登録されているか否かを迅速に判定できる。よって、テーブルに格納された情報を利用して、通信接続を自動的に且つ的確に確立できるので便利である。更に、仮に第三者所有の車載型オーディオプレーヤ200やポータブルオーディオプレーヤ100に接近等しても、誤動作する可能性を低減できる。
【0150】
尚、図7のテーブル中の「接続条件」としては、例えば、複数のポータブルオーディオプレーヤ100と同時に通信接続可能な状況になった場合にプレーヤの切替を行う相手方として扱う優先順、通信接続状態として認める接近状態の所定範囲、接続対象の機種の限定、切替後の再生における特殊条件、自動的に接続を切り替えて良いか否かのモード設定など、具体的な車載型オーディオプレーヤ200やポータブルオーディオプレーヤ100における仕様や機能に応じて各種接続条件が考えられる。
【0151】
(その他の変形形態)
以上説明した各実施形態では、ポータブルオーディオプレーヤ100で再生を停止した個所から、車載型オーディオプレーヤ200で再生を開始するように構成されている。しかしながら、ポータブルオーディオプレーヤ100で再生を停止した個所から再生時間軸上で多少遡って、車載型オーディオプレーヤ200で再生を開始するように構成してもよい。例えば、切替前後において、ポータブルオーディオプレーヤ100での再生出力と、車載型オーディオプレーヤ200での再生出力とを所定量だけ重ねてもよい。更に、ポータブルオーディオプレーヤ100側で再生途中にあった楽曲など再生途中のコンテンツ情報を、車載型オーディオプレーヤ200側で冒頭から再び開始するように構成してもよい。
【0152】
以上説明した各実施形態では、第2電子機器の一例が、車載型オーディオプレーヤ200から構成されているが、これに代えて、自宅或いは宿泊施設、娯楽施設、飲食施設等の各種施設内に置かれた据置型オーディオプレーヤから構成されてもよい。更に、音声データのみでなく、映像データをコンテンツ情報として再生するポータブルプレーヤ並びに車載型又は据置型プレーヤから構成されてもよい。
【0153】
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う電子機器セット、これをなす第1及び第2電子機器、並びにコンピュータプログラムもまた本発明の技術思想に含まれるものである。
【0154】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、例えばポータブルプレーヤ等の第1電子機器で再生中のコンテンツ情報を、比較的簡単な操作により若しくは自動的に、車載型或いは据置型プレーヤ等の第2電子機器によって再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る電子機器セットのブロック図である。
【図2】第1実施形態に係る電子機器セットを構成するポータブルオーディオプレーヤにおける動作を示すフローチャートである。
【図3】第1実施形態に係る電子機器セットを構成する車載型オーディオプレーヤにおける動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態に係る電子機器セットを構成するポータブルオーディオプレーヤにおける動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施形態に係る電子機器セットを構成するポータブルオーディオプレーヤにおける動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第4実施形態に係る電子機器セットを構成する車載型オーディオプレーヤにおける動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第5実施形態に係る電子機器セットに用いられる不揮発性メモリ内に構築される接続認証用テーブルのデータ構成例を示す概念図である。
【符号の説明】
10…ヘッドファン
14…デコーダ
16…マイコン
16m…不揮発性メモリ
20…記憶装置
22…メモリ
24…無線通信装置
50…スピーカ
54…デコーダ
56…マイコン
56m…不揮発性メモリ
62…メモリ
64…無線通信装置
100…ポータブルオーディオプレーヤ
200…車載型オーディオプレーヤ
Claims (20)
- 第1及び第2電子機器を含む電子機器セットであって、
第1電子機器は、
コンテンツ情報を再生可能な第1再生手段と、
該第1再生手段の再生の開始及び停止を制御する第1制御手段と、
無線通信可能な第1通信手段と
を備え、
前記第2電子機器は、
前記第1通信手段との間で双方向に無線通信可能な第2通信手段と、
前記コンテンツ情報を再生可能な第2再生手段と、
該第2再生手段の再生の開始及び停止を制御する第2制御手段と
を備え、
前記第1制御手段による制御下で前記第1再生手段による前記コンテンツ情報の再生を停止した際に、前記2制御手段による制御下で前記第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を開始するように、前記第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が前記第1及び第2通信手段を介して行われることを特徴とする電子機器セット。 - 前記第1電子機器は、前記コンテンツ情報を格納する第1記録媒体を更に備え、
前記第1再生手段は、前記再生を行う際に、前記格納されたコンテンツ情報を前記第1記録媒体から読み出して再生し、
前記第1通信手段は、前記第1再生手段が前記再生を停止する際に、前記格納されたコンテンツ情報を前記第1記録媒体から読み出して前記第2通信手段に送信し、
前記第2再生手段は、前記第2通信手段により受信されたコンテンツ情報を再生することを特徴とする請求項1に記載の電子機器セット。 - 前記第2電子機器は、前記コンテンツ情報を格納する第2記録媒体を備え、
前記第2通信手段により受信した前記コンテンツ情報を格納し、
前記第2再生手段は、前記第2記録媒体に格納されたコンテンツ情報を再生することを特徴とする請求項2に記載の電子機器セット。 - 前記第1再生手段が前記再生を停止する際に、前記第2再生手段は、前記再生を切れ目無く開始することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器セット。
- 前記第1再生手段が前記再生を停止する際に、前記第2再生手段は、前記再生を所定量だけ重ねて開始する又は前記停止されたコンテンツ情報における停止個所を含む所定単位の冒頭から前記再生を開始することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器セット。
- 前記第1及び第2電子機器が所定範囲内まで相互に接近すると、前記第1及び第2通信手段間における通信接続が確立され、
該通信接続が確立されると、前記制御信号の授受が行われることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器セット。 - 前記第1及び第2電子機器間の接近状態が所定基準に従って検知された場合に、前記第1再生手段が前記再生を停止すると共に前記第2再生手段が前記再生を開始するように前記制御信号の授受が行われることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器セット。
- 前記第1及び前記第2制御手段のうち少なくとも一方が、前記第1及び第2通信手段間の通信状態に基づいて前記接近状態の検知を行うことを特徴とする請求項7に記載の電子機器セット。
- 前記第1及び第2電子機器のうち少なくとも一方は、予め設定された誘引事象を検出する検出手段を更に備え、
該誘引事象が検出されると、前記第1再生手段による再生を停止し、前記第2再生手段による再生を開始するように前記制御信号の授受が行われることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器セット。 - 前記第1電子機器は、一又は複数の前記第2電子機器を識別する識別コードを保持する第1不揮発性メモリを更に備え、
前記第1通信手段は、前記第1不揮発性メモリに保持された識別コードに基づいて前記第2通信手段との無線通信を行うことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の電子機器セット。 - 前記第1不揮発性メモリは、前記第2電子機器との接続条件を規定する接続条件データを前記識別コードに対応付けて保持することを特徴とする請求項10に記載の電子機器セット。
- 前記第2電子機器は、一又は複数の前記第1電子機器を識別する識別コードを保持する第2不揮発性メモリを更に備え、
前記第2通信手段は、前記第2不揮発性メモリに保持された識別コードに基づいて前記第1通信手段との無線通信を行うことを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の電子機器セット。 - 前記第2不揮発性メモリは、前記第2電子機器との接続条件を規定する接続条件データを前記識別コードに対応付けて保持することを特徴とする請求項12に記載の電子機器セット。
- 前記第1及び第2電子機器間の離間状態が所定基準に従って検知された場合に、前記第2再生手段が前記再生を停止すると共に前記第1再生手段が前記再生を再開することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の電子機器セット。
- 前記第1及び第2電子機器が所定範囲外まで相互に離間すると、前記第1及び第2通信手段間における通信接続が切れ、
該通信接続が切れると、前記第2再生手段が前記再生を停止すると共に前記第1再生手段が前記再生を再開することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の電子機器セット。 - 第1及び第2電子機器を含む電子機器セットであって、
第1電子機器は、
コンテンツ情報を再生可能な第1再生手段と、
該第1再生手段の再生の開始及び停止を制御する第1制御手段と、
無線通信可能な第1通信手段と
を備え、
前記第2電子機器は、
前記第1通信手段との間で双方向に無線通信可能な第2通信手段と、
前記コンテンツ情報を再生可能な第2再生手段と、
該第2再生手段の再生の開始及び停止を制御する第2制御手段と
を備え、
前記第1電子機器は、前記第1又は第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を途中で停止した停止個所を示す停止個所情報を格納する第1記録媒体を更に備えており、
前記第1及び第2電子機器が所定範囲内まで相互に接近すると、前記第1及び第2通信手段間における通信接続が確立され、
該通信接続が確立されると、前記通信手段は、少なくとも前記停止個所情報を前記第2通信手段に送信し、
前記第2通信手段は、少なくとも前記停止個所情報を受信し、
前記第2通信手段は、前記2制御手段による制御下で、前記第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を、前記受信された停止個所情報に基づく前記停止個所から開始することを特徴とする電子機器セット。 - 前記第1記録媒体は、前記コンテンツ情報を前記停止個所情報に対応付けて格納し、
前記第1通信手段は、前記通信接続が確立されると、前記停止個所情報と共に前記コンテンツ情報を送信し、
前記第2通信手段は、前記送信されたコンテンツ情報を受信し、
前記第2再生手段は、前記受信されたコンテンツ情報の再生を、前記停止個所から開始することを特徴とする請求項16に記載の電子機器セット。 - コンピュータを請求項1から17のいずれか一項に記載の電子機器セットを構成する少なくとも前記第1又は第2制御手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
- 無線通信可能な第2通信手段と、前記コンテンツ情報を再生可能な第2再生手段と、該第2再生手段の再生の開始及び停止を制御する第2制御手段とを備えた前記第2電子機器と対で電子機器セットをなす第1電子機器であって、
コンテンツ情報を再生可能な第1再生手段と、
該第1再生手段の再生の開始及び停止を制御する第1制御手段と、
前記第2通信手段との間で双方向に無線通信可能な第1通信手段と
を備え、
前記第1制御手段による制御下で前記第1再生手段による前記コンテンツ情報の再生を停止した際に、前記2制御手段による制御下で前記第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を開始するように、前記第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が前記第1及び第2通信手段を介して行われることを特徴とする第1電子機器。 - コンテンツ情報を再生可能な第1再生手段と、該第1再生手段の再生の開始及び停止を制御する第1制御手段と、無線通信可能な第1通信手段とを備えた第1電子機器と対で電子機器セットをなす第2電子機器であって、
前記第1通信手段との間で双方向に無線通信可能な第2通信手段と、
前記コンテンツ情報を再生可能な第2再生手段と、
該第2再生手段の再生の開始及び停止を制御する第2制御手段と
を備え、
前記第1制御手段による制御下で前記第1再生手段による前記コンテンツ情報の再生を停止した際に、前記2制御手段による制御下で前記第2再生手段による前記コンテンツ情報の再生を開始するように、前記第1及び第2制御手段間で制御信号の授受が前記第1及び第2通信手段を介して行われることを特徴とする第2電子機器。
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