JP2004014262A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラズマ処理装置において、異常放電や不所望な定在波を発生させることなく、チャンバ内のプラズマ密度の均一性を高める。
【解決手段】プラズマ処理装置は、プラズマ処理を内部で行なうためのチャンバ1と、このチャンバ1の上側を塞ぐ誘電体からなる天板15と、この天板15を介して高周波をチャンバ1内に供給する高周波供給手段としてのアンテナ部3とを備える。天板15は、その内部に反射部材23a,23bを備える。反射部材23a,23bの側壁は、天板15内を径方向に伝播する高周波を反射するための波反射手段として作用する。あるいは、反射部材がなく、天板15の凹部の側壁を波反射手段としてもよい。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工作物を配置したチャンバ内にプラズマを生成し、工作物にプラズマ処理を行なうためのプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図17を参照して、従来のプラズマ処理装置の構成について説明する。このプラズマ処理装置は、チャンバ1を備え、その開口した上側を覆うように、高周波供給手段としてのアンテナ部3を備える。アンテナ部3は、アルミニウム合金からなるアンテナカバー3aと、セラミックからなる遅波板3bと、銅合金からなるアンテナ板3cとを含む。アンテナ板3cには、複数の細長い貫通穴であるスロット穴20が設けられている。また、アンテナ部3とチャンバ1との間には、たとえば石英やセラミックなどの誘電体からなる天板15が配置されている。ここでいう「天板」は、「誘電窓」、「マイクロ波透過窓」などと呼ばれる場合もある。天板15は、天板押さえリング16でチャンバ1に対して固定されている。アンテナ部3は、アンテナ部押さえリング17で固定されている。
【0003】
チャンバ1内にはサセプタ7が配置されており、プラズマ処理を行なう際には、サセプタ7の上面に処理すべき基板11を載置した後に、真空ポンプ9によってチャンバ1内を排気し、ガス導入口(図示省略)から反応ガスを導入する。高周波発生器5で高周波を発生させる。この高周波は、導波管6を通ってアンテナ部3に伝送され、遅波板3bを通じて、アンテナ電極3cの複数のスロット穴20によって一定範囲に分配され、チャンバ1側に向けて供給される。高周波は、天板15を経て、反応ガスをプラズマ化する。この結果、チャンバ1内にプラズマ13が発生し、基板11に対するプラズマ処理が行なわれる。なお、この例では、導波管6は、内側導体6aと外側導体6bとからなる同軸導波管であるが他の形式の導波管もありうる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
チャンバ1内に発生するプラズマ13が高密度になり、プラズマによるカットオフ周波数が高周波の周波数を上回るほどに高密度となった状態においては、プラズマ密度が高くなるほど、高周波をチャンバ1内に供給しようとする際の天板15とプラズマ13との間の界面での高周波の反射の割合が大きくなる。天板15がある程度以上薄い場合、界面で反射した高周波は、天板15から再び導波管6に沿って高周波発生器5の方へ戻っていき、アンテナ部3と高周波発生器5との間に通常配置される整合器(図示省略)によって、再びアンテナ部3の方へ反射される。その結果、アンテナ部3から整合器に至る導波管6において、電磁界が非常に強くなり、異常放電や電力ロスの原因となる。
【0005】
一方、天板15がある程度以上厚い場合は、反射した高周波は導波管6に沿って戻っていかずに天板15の外面で反射を繰り返し、天板15内に閉じ込められ、定在波となる傾向にある。こうして定在波が発生した場合、図18に示すように天板15内の強電界領域18は、天板15の半径方向に見て局所的に表れる。なお、図18は、左半分のみを示している。図18における矢印は、高周波の伝播の向きを示している。この場合、天板15の中央付近により強い電界を生じる。その結果、チャンバ1内にもその影響が反映される。このときのチャンバ1内のプラズマ密度分布を図19に示す。すなわち、プラズマ密度がチャンバ1内のうち中央近傍で高くなり、プラズマ密度の均一性が損なわれている。プラズマ密度の均一性が損なわれれば、プラズマ処理の均一性も損なわれる。
【0006】
また、スロット穴20からプラズマ13までの距離が小さいほど、すなわち、天板15が薄いほど、スロット穴20で形成される電界がプラズマ13の表面近傍に強い電界を生成するようになる。したがって、言いかえれば、プラズマへの電力供給効率が高くなる。このこと自体は好ましいことであるが、天板15は誘電体からなり、実際には石英やセラミックといった材質が用いられていることから、機械的強度が問題となり、天板を薄くするにも限界がある。たとえば、φ300mmの半導体ウエハをプラズマ処理するためのプラズマ処理装置において天板に石英を用いた場合、機械的強度確保の観点から天板の厚みは少なくとも40mmにせざるを得ず、このような厚みでは、容易に天板内部に定在波が立ってしまう。天板内部に不所望な定在波が立つことにより、電力供給効率は低下し、チャンバ内におけるプラズマ密度の均一性が損なわれ、プラズマ処理の均一性も損なわれる。
【0007】
そこで、本発明では、異常放電や不所望な定在波を発生させることなく、プラズマ密度の均一性を高めることのできるプラズマ処理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に基づくプラズマ処理装置の一つの局面では、プラズマ処理を内部で行なうためのチャンバと、上記チャンバの上側を塞ぐ誘電体からなる天板と、上記天板を介して高周波を上記チャンバ内に供給する高周波供給手段とを備え、上記天板は、上記天板の内部を伝播する高周波を反射するための波反射手段を内部に備える。この構成を採用することにより、天板内部での高周波の不所望な伝播を妨げることができ、天板内の電磁気的状態を好ましい状態にすることができる。
【0009】
上記発明において好ましくは、上記波反射手段は、上記天板の径方向に伝播する高周波を反射するためのものである。この構成を採用することにより、径方向の高周波の伝播を妨げることができ、中心部と外縁部との間で生じる天板内の電界強度の偏在を是正することができる。
【0010】
上記発明において好ましくは、上記波反射手段は、上記天板の略中央に配置されている。この構成を採用することにより、天板の中央に電界強度の高い部分が生じることを防止でき、チャンバ内のプラズマ密度分布をより均一にすることができる。
【0011】
上記発明において好ましくは、上記波反射手段は上記天板を区分する。この構成を採用することにより、天板内部を伝播する高周波が区分された各領域間を行き来することが防止され、各領域ごとに電磁気的状態が定まるようになるので、天板内の各領域における蓄積エネルギーを制御しやすくなる。
【0012】
上記発明において好ましくは、上記天板と上記高周波供給手段との間にスロット穴を有するアンテナ板を備え、上記天板の上記波反射手段によって区分された各領域内に上記スロット穴が位置する。この構成を採用することにより、区分された各領域ごとにスロット穴を通じて個別に高周波を供給して電界強度を制御することが可能となるので、天板内の各領域における蓄積エネルギーをより確実に制御することができるようになる。
【0013】
上記発明において好ましくは、上記天板は表裏のうち少なくとも一方の表面から窪んだ凹部を有し、上記波反射手段は、上記凹部の側壁部である。この構成を採用することにより、部品点数を増やすことなく、簡単な構造で波反射手段を実現することができる。
【0014】
上記発明において好ましくは、上記凹部は、リング状である。この構成を採用することにより、波の径方向の伝播を効率的に防止することができる。
【0015】
上記発明において好ましくは、上記凹部は、上記天板の上記高周波供給手段に面する側の面にある。この構成を採用することにより、プラズマ発生面を従来と同じ高さに維持したまま、波反射手段を配置することができる。
【0016】
上記発明において好ましくは、上記凹部は、上記天板の上記チャンバに面する側の面にある。この構成を採用することにより、凹部の内部にプラズマを招き入れることができるので、プラズマ発生面とアンテナ部との間の距離を縮めることができ、その結果、プラズマに対する電力供給効率を上げることができる。
【0017】
上記発明において好ましくは、上記波反射手段は、上記凹部に入りこんだプラズマである。この構成を採用することにより、天板に特別な部材を設けることなく、プラズマ自体によって波反射手段を実現することができる。
【0018】
上記発明において好ましくは、上記天板と異なる材料からなる反射部材が天板の内部に配置され、上記反射部材の側壁が上記波反射手段である。この構成を採用することにより、反射部材によって確実に所定の位置で波を反射させることができる。
【0019】
上記発明において好ましくは、上記天板のうち隣接する上記波反射手段同士に挟まれる部分の長さが上記高周波が上記天板の材質中を伝播するときの波長の1/2倍以上である。この構成を採用することにより、波反射手段同士に挟まれた部分に強い定在波を生じさせることができるので、チャンバ内のプラズマ近傍に強い電界を生じることができる。したがって、プラズマに向けてより効率的に電力を供給することができる。
【0020】
上記発明において好ましくは、上記凹部の部分における上記天板の厚みが上記高周波が上記天板の材質中を伝播するときの波長の1/2倍以下である。この構成を採用することにより、凹部が存在することによって天板が薄くなっている部分において定在波が生じることを防止できる。したがって、凹部によって隔てられた隣接する領域同士の間での定在波の発生状況を別個独立に制御することが可能となる。
【0021】
上記発明において好ましくは、上記凹部の部分における上記天板の厚みが上記高周波が上記天板の材質中を伝播するときの波長の1/4倍以下である。この構成を採用することにより、凹部が存在することによって天板が薄くなっている部分において定在波が生じることをより確実に防止できる。
【0022】
上記目的を達成するため、本発明に基づくプラズマ処理装置の他の局面では、プラズマ処理を内部で行なうためのチャンバと、上記チャンバの上側を塞ぐ誘電体からなる天板と、上記天板を介して高周波を上記チャンバ内に供給する高周波供給手段と、上記天板と上記高周波供給手段との間にスロット穴を有するアンテナ板とを備え、上記天板は、厚い部分と薄い部分とを備え、上記スロット穴は上記薄い部分に対応する位置に配置されている。この構成を採用することにより、厚い部分によって天板の強度を保ったり、厚い部分が波反射手段として働いたりする一方で、薄い部分によって、スロット穴からプラズマ発生面までの距離を短くしてプラズマへの電力供給効率を上げたり、天板内での定在波発生を防止したりできるので、チャンバ内に所望のプラズマ分布を実現可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
(構成)
図1を参照して、本発明に基づく実施の形態1におけるプラズマ処理装置について説明する。図1は、このプラズマ処理装置の要部のみを表示したものである。ほぼ左右対称な部分は右半分を省略して左半分のみを表示している。このプラズマ処理装置では、天板15の中央部に反射部材23aが埋めこまれている。反射部材23aは導電体または高誘電体からなる。天板15は、アンテナ部3に面する側の表面(図中上側の表面)から掘り下げた形状の凹部を有する。反射部材23aは、この凹部の内部空間をほぼ埋める形状であり、この凹部内に収容された状態で設置されている。反射部材23aは、天板15側に固定されていてもよく、アンテナ部3側に固定されていてもよい。反射部材23aは、その側壁を波反射手段として利用するために配置されたものである。
【0024】
(作用・効果)
このプラズマ処理装置において定在波が発生した場合の天板15内の電界強度の分布を図2に示す。強電界領域18は、天板15の半径方向に見て局所的に表れるという点では従来の例(図18参照)と類似しているが、従来の例と比べて、天板15の中央部に反射部材23aが配置されている分、外周寄りに発生している。これは、天板15の内部を径方向に伝播する高周波が反射部材23aの側壁によって反射されることによって、高周波が天板15の中央に集まることが妨げられることによると考えられる。
【0025】
天板15内の強電界領域18は、チャンバ内空間のうち強電界領域18の真下に当たる部分のプラズマに向けてより強く電磁波を与えることができるのでその部分のプラズマ密度を高めることができる。したがって、天板15内の強電界領域18の位置が天板15の外周寄りに移ることによって、チャンバ内空間のうち中央におけるプラズマ密度は低くなり、チャンバ1内のプラズマ密度分布は図3の曲線Bに示すように従来に比べて均一になる。図3では比較のために、従来の反射部材がないプラズマ処理装置におけるチャンバ内のプラズマ密度分布を曲線Aとして示している。曲線Aは図19に示したものの再掲である。
【0026】
(実施の形態2)
(構成)
図4を参照して、本発明に基づく実施の形態2におけるプラズマ処理装置について説明する。このプラズマ処理装置では、実施の形態1におけるプラズマ処理装置と同様に、天板15の中央部に反射部材23aが埋めこまれている。実施の形態2では、この中央部の反射部材23aに加えて、反射部材23aを取り巻くように環状に反射部材23bが配置されている。反射部材23bも、反射部材23aと同様、その側壁を波反射手段として利用するために配置されたものである。
【0027】
(作用・効果)
このプラズマ処理装置において定在波が発生した場合の天板15内の電界強度の分布を図5に示す。この天板15内には反射部材23aに加えて環状の反射部材23bも配置されて、いわば、天板15が同心状に区分されているような形になっているので、強電界領域18が生じることのできる位置は、実施の形態1(図2参照)に比べてさらに限定される。強電界領域18は、反射部材23a,23bによって区分された領域内に発生することとなる。同心状に分かれる天板15の各領域同士を遮るように反射部材が配置されることによって、天板15内部を径方向に伝播する高周波が各領域間を行き来することが妨げられる。したがって、天板15内の各位置における高周波の蓄積エネルギーを独立に制御しやすくなる。このプラズマ処理装置におけるチャンバ1内のプラズマ密度分布を、図3に曲線Cとして示す。図3からわかるように、チャンバ1内のプラズマ密度分布は、実施の形態1の結果(曲線Bとして表示)よりさらに均一になる。
【0028】
反射部材としては、ここでは、反射部材23a,23bの2つを示したが、図6に示すようにより多くの反射部材によって、天板を多重に同心状に区分することとしてもよい。天板をより多くの領域に区分することによって、天板15内の各位置における高周波の蓄積エネルギーをさらに細かく制御することが可能となる。
【0029】
本実施の形態のプラズマ処理装置では、図4に示すように、アンテナ板3cのスロット穴20は、天板15の区分された各領域にそれぞれ対応する位置に配置されている。スロット穴がこのように配置されていることによって、スロット穴から天板内に向けて放射された高周波のうち側方に向かうものは反射部材の側壁で反射されるので、高周波は区分された各領域内に閉じ込められ、各領域内において下方に指向性を示すようになる。区分された各領域ごとに個別のスロット穴から天板内を通じてチャンバ内に向けて高周波を供給することが可能となるので、スロット穴の形状や大きさを適宜変更することでチャンバ内のプラズマ分布を制御することができる。したがって、チャンバ内に均一に高周波を供給する上で好ましい。
【0030】
実施の形態1,2のプラズマ処理装置では、天板15の高周波供給手段側、すなわちアンテナ部3側に凹部を設け、ここに波反射手段として反射部材を嵌めこんだ構造としたが、反射部材に相当するものは固体である必要はなく、導電体または高誘電体でありさえすれば、気体や液体であってもよい。この場合、凹部の側壁が波反射手段としての機能を果たすこととなる。また、凹部を設けるのは、高周波供給手段側に限らず、図7に示すようにチャンバ1に面する側であってもよい。図7に示す例では、これらの凹部の内部に反射部材23c,23dが配置されている。図8に示すように両方の側から凹部を設けて適宜組合せたものであってもよい。図8に示す例では、反射部材23a,23dが配置されている。あるいは波反射手段としての反射部材は、凹部に配置されるものではなく、図9に示すように天板を貫通するものであってもよい。図9に示す例では、反射部材23e,23fが配置されている。あるいは、図10に示すように反射部材が天板15の内部に完全に包み込まれた構造であってもよい。図10に示す例では、反射部材23g,23hが配置されている。
【0031】
ただし、反射部材が金属である場合には、図7〜図9に示す構造のようにチャンバ1内空間に反射部材が露出していると、チャンバ1内を汚染する原因となるので、図1、図4、図6、図10に示す構造のように、チャンバ1側から見たときに反射部材が隠れていることが必要である。
【0032】
なお、図1、図4、図6〜図10に示したような反射部材の配置パターンの中は、天板の表面に凹部や貫通穴を設けてその凹部や貫通穴の内部に反射部材を配置するものもあるが、本明細書では、これらも含めていずれも「天板の内部に」配置されているとみなすものとする。
【0033】
また、図4、図6〜図10に示した構造において、反射部材を天板15内に配置する際には、図11に示す反射部材23rのように天板15に設けられた凹部や貫通穴を完全に満たすように配置してもよいが、図12に示す反射部材23sのように凹部や貫通穴を完全には満たさずに天板15の材料との間に間隙24を残した配置であってもよい。また、反射部材は中実のものに限らず、凹部や貫通穴の側壁に接する部分の面さえあれば、中空のものであってもよい。
【0034】
図7〜図10に示したような反射部材の配置パターンにおいても、反射部材の数を増やして天板15を多重に同心状に区分するようにすれば、天板15内の各位置における高周波の蓄積エネルギーをさらに細かく制御することが可能となる。また、図4、図6〜図10ではいずれも反射部材によって天板を同心状に区分しているが、反射部材の配置パターンを変更して、天板の区分の仕方を同心状以外としてもよい。
【0035】
(実施の形態3)
(構成)
図13を参照して、本発明に基づく実施の形態3におけるプラズマ処理装置について説明する。このプラズマ処理装置では、天板15のチャンバ1側の表面に凹部25a,25bが設けられている。凹部25a,25bは、チャンバ1内の空間に向けて開放されている。
【0036】
(作用・効果)
このプラズマ処理装置では、チャンバ1内にプラズマ13が発生すると、プラズマ13は、凹部25a,25bの内部にまで入りこんでくる。プラズマ13が十分高密度な状態で凹部25a,25bの内部に存在することにより、天板15内部を水平方向に伝播してきた高周波は天板内から凹部25a,25b内のプラズマの内部に進入しようとする際に反射することとなる。すなわち、凹部内に入りこんだプラズマを波反射手段として利用する構造となる。
【0037】
上記各実施の形態において、互いに隣接する波反射手段同士に挟まれた部分の長さ、すなわち、図14における長さA,Bが、いずれも高周波が天板材質中を伝播するときの波長の1/2倍以上であることが好ましい。このようになっていれば、波反射手段同士に挟まれた部分に強い定在波を生じさせることができるので、チャンバ1内のプラズマ近傍に強い電界を生じることができるので、プラズマに向けてより効率的に電力を供給することができる。
【0038】
上記各実施の形態において、図14における長さC、すなわち、凹部における天板の厚みが高周波が天板材質中を伝播するときの波長の1/2倍以下であることが好ましい。このようになっていれば、凹部が存在することによって天板が薄くなっている部分において定在波が生じることを防止できる。したがって、凹部によって隔てられた隣接する領域同士の間での定在波の発生状況を別個独立に制御することが可能となる。さらに、凹部における天板の厚みが高周波が天板材質中を伝播するときの波長の1/4倍以下であることが好ましい。このようになっていれば、凹部が存在することによって天板が薄くなっている部分において定在波が生じることをより確実に防止できる。
【0039】
(実施の形態4)
(構成)
図15を参照して、本発明に基づく実施の形態4におけるプラズマ処理装置について説明する。このプラズマ処理装置においては、天板15の下側表面に凹部26が同心状に配置されている。アンテナ板3cにはスロット穴20が設けられているが、凹部26とスロット穴20とがそれぞれ上下方向に対応する位置に配置されている。
【0040】
実施の形態2におけるプラズマ処理装置(図4参照)では、天板15の厚い部分に対応するようにスロット穴20が配置されていたが、実施の形態4におけるプラズマ処理装置では、天板15の薄い部分に対応するようにスロット穴20が配置されているといえる。
【0041】
(作用・効果)
このプラズマ処理装置では、スロット穴20から下向きに放出された高周波は、天板15の薄い部分に供給されるので、天板15内に定在波を生じにくくなる。供給された高周波は定在波と化すよりむしろそのまま天板15を通過して、凹部26を経てチャンバ1内空間に向かって放射される。凹部26内はプラズマが入ってくることができる空間となるのでスロット穴20からプラズマまでの距離は短くなり、プラズマに対する電力供給効率は上がる。また、天板15には薄い部分と同時に厚い部分もあるので、天板15の機械的強度は十分確保される。
【0042】
一方、凹部26として天板15の薄くなっている部分では天板15の下面から被処理物までの距離が長くなるため、プラズマ発生面が被処理物から遠ざかり、被処理物に対するプラズマ処理効率は若干低下するが、凹部26内においては高周波の側方に向かう成分は凹部26の側壁によって反射されて下方に向かうため、高周波の下方への指向性は高まる。
【0043】
このプラズマ処理装置では、天板内に定在波が発生するのを防ぐことができ、スロット穴および凹部の配置によってチャンバ内のプラズマへの高周波の供給具合の分布を設定することができるので、チャンバ内に所望のプラズマ分布を実現することができる。
【0044】
なお、実施の形態2と実施の形態4とを融合した考え方として、天板15の厚い部分と薄い部分の双方にそれぞれ対応してアンテナ板3cにスロット穴20を配置してもよい。そのようにした場合においても、各スロット穴の形状や大きさを適宜変更することによって、天板内の電磁気的状態を所望の状態にすることができるからである。
【0045】
(実施の形態5)
(構成)
図16を参照して、本発明に基づく実施の形態5におけるプラズマ処理装置について説明する。このプラズマ処理装置においては、天板15は、上天板15sと下天板15tとの2枚からなる。下天板15tの上側表面に凹部27が同心状に配置されている。アンテナ板3cにはスロット穴20が設けられているが、凹部27とスロット穴20とがそれぞれ上下方向に対応する位置に配置されている。下天板15tの上側には、凹部27を塞ぐように接する上天板15sが配置されている。上天板15sと下天板15tとは、同じ材質からなる。
【0046】
(作用・効果)
このプラズマ処理装置では、スロット穴20の真下は薄い上天板15sを介して凹部27となっているので、スロット穴20から下向きに放射された高周波は上天板15sを通過して凹部27を経て、下天板15tを通過してチャンバ1内空間へと向かう。上天板15sも下天板15tも薄いので、高周波は天板15の内部で定在波になりにくい。また、天板15には薄い部分と同時に厚い部分もあるので、天板15の機械的強度は十分確保される。さらに、高周波は凹部27を通過する際に側方へ向かう成分が凹部27の側壁で反射されるために下方に向かう指向性がより強まる。凹部27は下天板15tのチャンバ1側の面ではなく上側の面にあるので、プラズマ発生面を被処理物から遠ざけることなく、指向性を高めることができる。その結果、被処理物の近傍でのプラズマやラジカルの密度を改善することができる。
【0047】
なお、実施の形態4,5で示した以外の形状であっても、スロット穴の真下に当たる位置で天板が薄くなるような構造にすることで、天板内での定在波の発生を防止し、高周波の下方への指向性を上げることができる。したがって、チャンバ内に所望のプラズマ分布を実現することができる。
【0048】
なお、上記各実施の形態に挙げた例では、天板内に設けた反射面はいずれも鉛直方向に沿った面(天板の主表面に垂直な面)としたが、反射面はそのような向きのものに限られない。たとえば、天板の主表面に対して傾斜した向きの面のものであってもよい。
【0049】
なお、本明細書では、「高周波」という表現を用いているが、高周波にはマイクロ波も含まれるものとする。
【0050】
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
【0051】
【発明の効果】
本発明によれば、天板内部での高周波の不所望な伝播を妨げることができ、天板内の電磁気的状態を好ましい状態にすることができる。特に径方向の高周波の伝播を妨げることができ、中心部と外縁部との間で生じる天板内の電界強度の偏在を是正することができる。その結果、チャンバ内のプラズマ密度分布をより均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施の形態1におけるプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図2】本発明に基づく実施の形態1におけるプラズマ処理装置の天板内部の電界強度分布を示す説明図である。
【図3】本発明に基づく実施の形態1,2におけるプラズマ処理装置のチャンバ内のプラズマ密度分布を示すグラフである。
【図4】本発明に基づく実施の形態2における第1のプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図5】本発明に基づく実施の形態2における第1のプラズマ処理装置の天板内部の電界強度分布を示す説明図である。
【図6】本発明に基づく実施の形態2における第2のプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図7】本発明に基づく実施の形態2における第3のプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図8】本発明に基づく実施の形態2における第4のプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図9】本発明に基づく実施の形態2における第5のプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図10】本発明に基づく実施の形態2における第6のプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図11】本発明に基づく実施の形態2における反射部材の配置の仕方の第1の説明図である。
【図12】本発明に基づく実施の形態2における反射部材の配置の仕方の第2の説明図である。
【図13】本発明に基づく実施の形態3におけるプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図14】本発明に基づく実施の形態1〜3におけるプラズマ処理装置の各部分の長さを示す説明図である。
【図15】本発明に基づく実施の形態4におけるプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図16】本発明に基づく実施の形態5におけるプラズマ処理装置の部分断面図である。
【図17】従来技術に基づくプラズマ処理装置の断面図である。
【図18】従来技術に基づくプラズマ処理装置の天板内部の電界強度分布を示す説明図である。
【図19】従来技術に基づくプラズマ処理装置のチャンバ内のプラズマ密度分布を示すグラフである。
【符号の説明】
1 チャンバ、3 アンテナ部、3a アンテナカバー、3b 遅波板、3cアンテナ板、5 マイクロ波発生器、6 導波管、6a 内側導体、6b 外側導体、7 サセプタ、9 真空ポンプ、11 基板、13 プラズマ、15 天板、15s 上天板、15t 下天板、16 天板押さえリング、17 アンテナ部押さえリング、18 強電界領域、20 スロット穴、21,22 凹部、23a,23b,23c,23d,23e,23f,23g,23h,23r,23s 反射部材、24 間隙、25a,25b,26,27 凹部、A,B,C 曲線。

Claims (15)

  1. プラズマ処理を内部で行なうためのチャンバと、
    前記チャンバの上側を塞ぐ誘電体からなる天板と、
    前記天板を介して高周波を前記チャンバ内に供給する高周波供給手段とを備え、
    前記天板は、前記天板の内部を伝播する高周波を反射するための波反射手段を内部に備える、プラズマ処理装置。
  2. 前記波反射手段は、前記天板の径方向に伝播する高周波を反射するためのものである、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記波反射手段は、前記天板の略中央に配置されている、請求項1または2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記波反射手段は前記天板を区分する、請求項1から3のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記天板と前記高周波供給手段との間にスロット穴を有するアンテナ板を備え、前記天板の前記波反射手段によって区分された各領域内に前記スロット穴が位置する、請求項4に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記天板は表裏のうち少なくとも一方の表面から窪んだ凹部を有し、前記波反射手段は、前記凹部の側壁部である、請求項1から5のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記凹部は、リング状である、請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記凹部は、前記天板の前記高周波供給手段に面する側の面にある、請求項6または7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記凹部は、前記天板の前記チャンバに面する側の面にある、請求項6または7に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記波反射手段は、前記凹部に入りこんだプラズマである、請求項9に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記天板と異なる材料からなる反射部材が天板の内部に配置され、前記反射部材の側壁が前記波反射手段である、請求項1から5のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記天板のうち隣接する前記波反射手段同士に挟まれる部分の長さが前記高周波が前記天板の材質中を伝播するときの波長の1/2倍以上である、請求項1から11のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記凹部の部分における前記天板の厚みが前記高周波が前記天板の材質中を伝播するときの波長の1/2倍以下である、請求項1から12のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記凹部の部分における前記天板の厚みが前記高周波が前記天板の材質中を伝播するときの波長の1/4倍以下である、請求項13のいずれかに記載のプラズマ処理装置。
  15. プラズマ処理を内部で行なうためのチャンバと、
    前記チャンバの上側を塞ぐ誘電体からなる天板と、
    前記天板を介して高周波を前記チャンバ内に供給する高周波供給手段と、
    前記天板と前記高周波供給手段との間にスロット穴を有するアンテナ板とを備え、
    前記天板は、厚い部分と薄い部分とを備え、前記スロット穴は前記薄い部分に対応する位置に配置されている、プラズマ処理装置。
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