JP2003536200A - 不揮発性メモリにおける高速感知のための基準セル - Google Patents

不揮発性メモリにおける高速感知のための基準セル

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JP2003536200A JP2002503874A JP2002503874A JP2003536200A JP 2003536200 A JP2003536200 A JP 2003536200A JP 2002503874 A JP2002503874 A JP 2002503874A JP 2002503874 A JP2002503874 A JP 2002503874A JP 2003536200 A JP2003536200 A JP 2003536200A
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Abstract

(57)【要約】 高速センス回路で用いるための基準セル(47)は、第1のサブ回路(73)および第2のサブ回路(71)を含む。第1のサブ回路(73)は、メインメモリアレイの奇数番号の行内のメモリセルと同様の構造を有する。第2のサブ回路(71)は、メインメモリアレイの偶数番号の行内のメモリセルと同様の構造を有する。メインメモリアレイ内のターゲットセルが奇数番号の行内にあれば、第1のサブ回路が選択され、ターゲットセルが偶数番号の行内にあれば、第2のサブ回路が選択される。第1および第2のサブ回路の両者ともが基準トランジスタ(85,75)を含み、そのコントロールゲート(99,91)が2つの部分に分けられている。第1の部分はpoly1層であり、トンネリング酸化物によってチャネル領域から分離される。第2の部分は第1の部分の上の金属またはpoly2層であり、ゲート酸化物によって第1の部分から分離される。バイア(101,95)を用いて第1の部分を第2の部分に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
この発明は、不揮発性半導体メモリとともに用いるためのセンスアンプに関す
る。より特定的には、この発明は、センスアンプのための基準電圧を確立するの
に用いられる基準メモリセルの構造に関する。
【0002】
【背景技術】
メモリIC内では、センスアンプを用いてメモリアレイ内のターゲットメモリ
セルからデータを読出す。これらの増幅器は典型的に、シングルエンドセンスア
ンプまたは差動センスアンプとして分類される。シングルエンドセンスアンプは
、メモリセル当り単一ビットを有するメモリで一般的に用いられる。セル当り単
一ビットのメモリの例がEEPROMおよびフラッシュEPROMである。これ
らのセル当り単一ビットメモリは、データ項目の真の値または補数値のうち1つ
しか各メモリセルに記憶しない。これは、各メモリセルにデータ項目の真および
補数の値の両者を記憶する、SRAMなどのセル当り2ビットのメモリとは対照
的である。各メモリセル内にデータ項目の真および補数の値の両者を有すること
は、メモリセルの読出を容易にするとともに高速化する。なぜなら、真および補
数のビットの両者に同時にアクセスして、単にどちらがより高い電圧電位を有す
るかを判断することで、記憶されたデータ項目を識別できるからである。より明
確に述べると、SRAMは、差動増幅器を用いて各メモリセルを読出し、メモリ
セル内に記憶された真および補数のデータを表わす電圧不均衡の方向が判断され
るとすぐに、メモリセル内に記憶された論理状態を識別する。セル当り単一ビッ
トのメモリは、記憶されたデータ項目の補数を知ることができないため、それら
のシングルエンドセンス回路は、異なるかつより臨界的に平衡化された方策を必
要とする。
【0003】 不揮発性メモリの中に差動センスアンプを用いることによって読出速度の大幅
な上昇が与えられるが、メモリセル当りにメモリ記憶装置が2つ必要となるであ
ろう。すなわち、真のデータに対して1つおよび補数データに対してもう1つで
ある。これはメモリ容量を少なくとも50%減少させる。さらなるビット線、等
化回路、より複雑なプログラムおよび消去回路ならびにメモリセル当り2ビット
のアーキテクチャを実現するのに必要な他の回路を収容する必要性のために、こ
の減少分がはるかに大きくなる可能性が高くなる。したがって、不揮発性メモリ
は一般的にシングルエンドセンスアンプを用いる。
【0004】 図1を参照して、単一ビットメモリセル14とともに用いるのに好適なシング
ルエンドセンス回路12が示される。ターゲット単一ビットメモリセル14は、
単一のフローティングゲートトランジスタ16として示される。センス回路12
は、ターゲットメモリセル14に結合されたセンス線18と基準メモリセル22
に結合された基準線20との間の電位差を感知することにより、ターゲットメモ
リセル14内に記憶された論理状態を判断する。センス線18の電位は、ターゲ
ットメモリセル14内に記憶されたデータの論理状態、すなわちハイまたはロー
に依存する。典型的に、センス線18の電位が基準線20の電位よりも高ければ
、ターゲットメモリセル14は論理ローの状態を有するものとして読出され、セ
ンス線18の電位が基準線20よりも低ければ、ターゲットメモリセル14は論
理ハイの状態を有するものとして読出される。したがって、基準線20の電圧電
位をターゲットセル14の論理ハイおよび論理ローの電圧電位の中間値に維持す
ることが重要である。
【0005】 一見したところでは、一定電圧発生器を用いて線20上に基準電圧を発生可能
であるように見えるが、これは好ましくない。センス線18での電位は、フロー
ティングゲートトランジスタ16のゲートでの電位だけでなく、メモリのアーキ
テクチャによっても影響される。ターゲットメモリセル14の容量性負荷は、そ
の物理的構造およびより大きなメモリアレイ内のその場所に依存する。これらの
容量性負荷は次に、ターゲットメモリセル14の電流供給能力に影響を与え、お
よびそれにより、センス線18での電位に影響する。
【0006】 したがって、基準線20がこれらの容量性負荷を反映して、ターゲットメモリ
セル16の論理ハイおよび論理ローの電圧をよりしっかりと追従するのを助ける
ための努力がなされる。ターゲットメモリセルでの論理ハイおよび論理ローの電
圧に対するこれらの影響に追従する典型的な方法は、別のメモリセル、すなわち
基準メモリセル22を用いて基準線20に対して電圧電位を発生させることであ
る。この考え方は、基準メモリセル22がターゲットメモリセル14と同様の構
造を有するため、その振舞いがターゲットセル14の振舞いと同様であろうとい
うものである。したがって、基準線20の電位は基準セル22の電流供給値に依
存する。
【0007】 技術分野では、シングルエンドセンス回路とともに用いるための基準電圧を発
生するために基準セルを用いるさまざまな方法が公知である。これらの方法のい
くつかが、シーンら(Sheen et al.)に対する米国特許第5,572,474号
、メドロックら(Medlock et al.)に対する米国特許第5,608,679号お
よびヨシダ(Yoshida)に対する第5,642,308号に説明されている。
【0008】 しかしながら、出願人は、基準線20上に基準電圧を生成する既存の方法はメ
モリICの寿命にわたって安定していないことを発見している。これは、部分的
には、基準電圧を発生するためにフローティングゲートトランジスタ26を用い
る基準セル22による。基準セル22内でフローティングゲートトランジスタ2
6を用いることは、それがターゲットメモリセル14のフローティングゲートト
ランジスタ16により優れた均衡を与えるという理由で有利であるが、フローテ
ィングゲートトランジスタ26は、基準線20上に正確な基準電圧を生成するス
テップを複雑にし得るさらなる問題を招く。
【0009】 基準セル22のしきい値電圧を変更してはならないため、基準セル22は、メ
インメモリアレイ中の記憶メモリセル14の状態を変更するのに用いられるプロ
グラムおよび消去回路から分離される。基準メモリセルは一般的に、それらのフ
ローティングゲート28上に電荷を有さずに構成され、それらのフローティング
ゲート28上の電荷レベルが変化することは意図されていない。なぜなら、それ
らはどのプログラムおよび消去回路にも接続されていないからである。所望によ
り、基準セルのチャネル領域の基板ドーピング濃度を調節することにより、基準
セルのしきい値電圧レベルを調節してもよい。
【0010】 残念ながら、基準セルのフローティングゲート28の電荷レベルを変化させ得
るいくつかの要因が存在する。フローティングゲートトランジスタには、一般的
に、基準セルのフローティングゲート28上の電荷の量を変化させて、その結果
、そのしきい値電圧の変化を生じ得る読出ディスターブの問題が起こりやすい。
この結果、セルの基準電流値の変化が生じる可能性があり、次にこれが基準線2
0の電圧値を変化させてしまう。センス回路12の臨界的な平衡化により、セン
ス線20の電圧変化は、よくてもセンス回路12の速度を遅くし、最悪の場合は
、それに誤ったデータを読出させてしまう可能性がある。
【0011】 さらに、出願人は、フローティングゲート基準セル22の使用と関連するエラ
ーの別の原因を突き止めた。不揮発性メモリICの製造にはしばしばプラズマの
使用が必要である。プラズマはそれと関連の固有の電荷を有し、これは典型的に
、製造プロセスの間に不揮発性メモリセルのフローティングゲート上の電荷を変
化させてしまう。フローティングゲートの電荷のこの変化を許容するため、メイ
ンメモリアレイは典型的に、製造プロセスの終わりに消去シーケンスを受ける。
しかしながら、基準セル22はメインメモリのプログラムおよび消去回路から分
離されているため、この消去シーケンスではそれが消去されず、そのフローティ
ングゲートが中性位置にされない。この問題を扱う1つの方法は、製造プロセス
の終わりに、予め定められた期間、メモリIC全体を紫外、すなわちUV光に晒
すことである。UV光への露出により基準セル22を消去することができるが、
基準セル22が完全に消去されるのが確実とはいえない。その結果、センスアン
プ12はそのような変動を許容しなければならず、これにより必然的にその速度
が遅くなってしまう。
【0012】 不揮発性メモリの密度が増加し続け、それらの速度要件が高くなり続けるに従
って、速度性能に影響を与えるあらゆる要因がますます重要になる。この発明の
目的は、より高速でありかつよりプロセスに対する感度が低いセンスアンプを提
供することである。
【0013】 この発明の別の目的は、センスアンプの基準セルのしきい値電圧変化に影響さ
れないが、メインメモリアレイ内のターゲットメモリセルの中の変動を依然とし
て正確に追従するセンスアンプとともに用いるための基準電圧を生成することで
ある。
【0014】 さらに別の目的は、小型EEPROMメモリ構造中のレイアウトによる変動を
補償する基準セルを提供することである。
【0015】
【発明の概要】
上記目的は、基準セル回路を有するシングルエンドセンスアンプにおいて満た
され、基準セル回路は、その構造はメインメモリアレイの構造をそっくり反映す
るが、フローティングゲート内に蓄積された電荷の正確な測定値に頼って基準電
圧を確立するものではない。センスアンプの基準電圧は、その基準セルが供給す
る電流のレベルに依存する。ここでこの電流レベルは、基準セルのしきい値電圧
、構造的特徴および物理的レイアウトに依存する。基準セルの構造はターゲット
メモリアレイの構造と類似しているため、基準電圧は、ターゲットメモリアレイ
の寿命にわたる変化を追従する。メインメモリアレイ内のターゲットメモリセル
の物理的レイアウトをよりしっかりと追従するため、この基準セル回路は2つの
異なる基準セルレイアウトを含む。第1の基準セルレイアウトは偶数番号の行の
ターゲットメモリセルのレイアウトに対応し、第2の基準セルレイアウトは奇数
番号の行のターゲットメモリセルのレイアウトに対応する。これにより、メイン
メモリアレイ内のターゲットセルのセルレイアウトの変動をよりしっかりと追従
できるようになる。
【0016】 基準セルのしきい値電圧およびそれによるその電流供給能力は、そのフローテ
ィングゲート上の電荷の量にも依存する。上述のように、フローティングゲート
上の電荷がメモリセルのしきい値電圧を確立し、これが、メモリセルのコントロ
ールゲートに印加された電圧に応答して、それがどれだけの電流を供給するかを
決める。しかしながら、出願人が発見したのは、基準セルのしきい値電圧を確立
するためにフローティングゲートに頼ることが不測のエラーを招く可能性がある
ことである。
【0017】 メモリICの製造の間に、メモリICにプラズマプロセスステップを受けさせ
ることがしばしば求められる。これはたとえば、プラズマエッチャントステップ
の一部であろう。プラズマは関連の電荷を有し、プラズマステップの間にすべて
のフローティングゲートトランジスタのフローティングゲートが部分的に荷電さ
れる。これはメインアレイに重大な影響を与えるわけではない。なぜなら、それ
はメモリICの初期テストの間に消去シーケンスを一般的に経て、これにより、
それらのそれぞれのフローティングゲートから一切の蓄積された電荷が除去され
るからである。しかしながら、基準セルはこの消去ステップを経ない。実際には
、メモリICの消去回路は基準セルに結合されないことが典型的である。製造後
に、フローティングゲート内にトラップされた電荷を減じるには、メモリICは
典型的に紫外消去ステップを受ける。理想的には、UV光が各メモリセル内の電
荷を除去し、IC内のすべてのフローティングゲートを公知の電荷状態にしなけ
ればならない。これは基準セルにとって極めて重要である。というのも、それは
公知のかつ正確に制御された電流を生成しなければならないからである。許容マ
ージンを緩和しなければならないため、予想値からのいかなる変動もセルの感知
を遅くする。しかしながら、このUV光消去ステップの間にすべての基準セルが
完全に消去されるわけではなく、これが、ICの読出マージンが厳しくされかつ
それによりその読出アクセス時間が短縮されるのを妨げることがわかっている。
【0018】 基準セル中の電荷を公知の低い値で始めることができても、フローティングゲ
ート上の電荷はメモリの寿命にわたって変動しやすい。言い換えると、基準セル
上の電荷は、通常の読出動作の結果として時間とともに変化する。これは、繰返
される読出動作によってフローティングゲート内に蓄積された電荷の量のわずか
な変化を引起す可能性がある、読出ディスターブとして公知のエラーなどのさま
ざまな現象によるものである。基準セルは、メインメモリアレイ内の任意のメモ
リセルが読出されるたびに読出されるため、基準セルは読出ディスターブの問題
をより被りやすい。
【0019】 この発明は、基準セルのフローティングゲートをフローティングにしないこと
により、上述されたフローティングゲートに関するエラーの原因の両者を扱う。
基準セルのコントロールゲートはセルのフローティングゲートに接続される。こ
れにより、この発明が、フローティングゲート上の電荷の変動から生じる一切の
エラーを排除できるようになる。さらに、これにより、コントロールゲートへの
フローティングゲートの正確な電圧結合のより良好な制御も可能になる。フロー
ティングゲートセルは、それらのコントロールゲートとフローティングゲートと
の間に85%ないし90%の結合比を典型的に有するが、この結合比を正確な値
に制御することはできない。さらに、効果的な結合マージンは、フローティング
ゲート上の電荷が変動するに従って、セルの寿命にわたって変化しやすい。10
0%の正確な結合比を与えることにより、この発明はメモリICの動作マージン
をさらに厳しくし、それによりその速度を上昇させることができる。
【0020】 フローティングゲート上の電荷の量はそのコントロールゲートからの直接線に
よって制御されるため、それはフローティングゲート上での電荷の漏れまたは電
荷蓄積を被りにくい。したがって、この基準セルは、製造プロセス中のプラズマ
ステップが引起す電荷蓄積の影響を受けない。このことも、基準メモリセルに、
読出ディスターブおよびエージングなどの、他のフローティングゲートに関する
エラーに対する耐性を持たせる。フローティングゲート上の電荷の量は、基準セ
ルのコントロールゲートに結合された、デジタル制御された一定基準電圧源によ
って直接的に調節される。これによりこの発明は、動作マージンをさらに厳しく
し、その結果、より大きな速度を得ることが可能になる。
【0021】 コントロールゲートがフローティングゲートに結合された基準セルを用いるこ
とにより、この発明が、メインメモリアレイ内のターゲットメモリセルのアーキ
テクチャとしてのレイアウトを追従することに焦点を合わせることが可能になる
。この発明の基準セルは、ターゲットメモリセルの構造、イオン注入プロファイ
ル、レイアウトなどを追従して、フローティングゲート構造の使用に関連するエ
ラーの影響を受けることのない、読出動作のための正確な比較を保証する。
【0022】 好ましくは、このセンスアンプの基準セル回路は、同じビット線と同じソース
線とを共有するターゲットメモリアレイの隣接する行上の2つのフローティング
ゲートトランジスタを模倣する2つの基準セルからなる。メモリアレイレイアウ
トがターゲットとされたメモリセルの読出に影響を与える可能性があることがわ
かっている。第1の行内にある第1のターゲットメモリセルは、同じ記憶済デー
タ値を有しかつ同じビット線に結合されるが隣接する行にある第2のターゲット
メモリセルとは異なる電圧をそのビット線上に発生し得る。これは、セルに異な
る容量性負荷レベルを「見させる」、2つのセルの物理的レイアウトの向きに一
部よる。これを補償するため、この発明の2つの基準フローティングゲートトラ
ンジスタのレイアウトは、奇数番号の行の中の隣接するターゲットメモリセルに
結合された偶数番号の行上のターゲットメモリセルのメモリレイアウトに対応す
る態様で構成される。この発明のデジタル制御された一定基準電圧源は、アドレ
ス指定されているのが偶数番号の行であるのかまたは奇数番号の行であるのかを
判断して、適切にターゲットとされた偶数または奇数番号の行に対応するレイア
ウトを有する基準フローティングゲートトランジスタのみを活性化することがで
きる。これにより、この発明が、メインメモリアレイ内の電圧の変動によりしっ
かりと一致し、それにより動作マージンをさらに厳しくしてより高い速度を達成
することが可能になる。
【0023】
【この発明を実行するための最良モード】
図2を参照して、この発明に従う部分的なフラッシュメモリ11のサンプル図
が示される。サンプル図は、部分的yデコーダ15を介してシングルエンドセン
ス回路17に結合されたメインメモリアレイ13を示す。メモリアレイ13は、
n個の行およびm個の列に配置された複数のメモリセルC00ないしCnmから
なる。Xアドレスにより、対応するワード線X0からXnを選択、すなわちアク
チュエートすることによって、メモリセルの各行が個別にアドレス指定されるよ
うになる。同様に、メモリセルの各列を、対応するビット線B0からBmを選択
するYアドレスによって一意に識別し得る。個別のメモリセルは、それが選択さ
れたワード線および選択されたビット線の交点にある場合に選択される。たとえ
ば、読出動作のためにメモリセルCn1を選択することが望ましい場合、行nに
対応するワード線Xnおよび列1に対応するビット線B1が選択される。行nを
選択するためには、たとえば5Vの読出電圧がワード線Xnに印加され、一方、
他のすべてのワード線は0Vを受ける。ワード線Xnに印加される読出電圧は、
ワード線Xnが規定する行内のすべてのメモリセル、すなわちメモリセルCn0
からCnmに印加される。選択された行内のメモリセルCn0からCnmのいず
れも、そのドレインを接地に結合することにより、印加された読出電圧に応答し
てもよく、これは結果的に、その対応するビット線B0からBmを接地に結合す
る。その結果、読出動作の間に多数のビット線B0からBmが接地に結合される
であろう。
【0024】 シングルエンドセンス回路17は、ターゲットセルの対応するビット線が読出
動作の間に接地に結合されているかどうかを判断することにより、選択されたメ
モリセル内に記憶されたデータの論理レベルを判断する。典型的には、接地に結
合されたビット線は論理1を示し、接地から分離されたビット線は論理0を示す
。したがって、メモリセルCn1を読出すには、フラッシュメモリ11は、Cn
1の対応するビット線B1が接地に結合されているかどうかを判断しなければな
らない。これを行なうためには、フラッシュメモリは他のすべてのビット線の状
態を無視しなければならない。部分的yデコーダ15は、ターゲットメモリセル
Cn1に対応するビット線、この場合はビット線B1、をすべての他のビット線
から分離するとともに、それを、シングルエンドセンス回路17への入力である
中間ノード19に結合する。Y選択線Y0からYmはYデコードトランジスタT
y0からTymのうち1つを活性化する。Y選択線Y1のみをアクチュエートす
ることにより、対応するビット線、すなわちB1のみが中間ノード19に結合さ
れる。
【0025】 メモリセルC00からCnmは、そのしきい値電圧がその対応するワード線X
0からXnに印加された読出電圧よりも低ければ、その対応するビット線B0か
らBmを接地に結合する。それ以外では、メモリセルC00からCnmはオフの
ままであり、その対応するビット線は接地から分離されたままである。こうして
、メモリセルのしきい値電圧を調節することによって論理ハイおよびローのデー
タをメモリセルに記憶する。これは、メモリセル内の不揮発性フローティングゲ
ートトランジスタのフローティングゲートに電荷を加えるかまたはそれから電荷
を除去することによって行なわれる。論理ハイ、すなわち論理1を記憶するには
、電荷がフローティングゲート21から除去され、これにより、そのしきい値電
圧が読出電圧よりも下に下がる。これに対して、論理ロー、すなわち論理0を記
憶するには、電荷がフローティングゲート21に加えられ、これが、そのしきい
値電圧を読出電圧よりも上に上昇させる。
【0026】 シングルエンドセンス回路17は、2つの入力、すなわちセンス線25および
基準線27を有するセンスアンプ23と技術分野で典型的に称される差動増幅器
を含む。センス線25は、プルアップ抵抗33として表わされるプルアップデバ
イスに結合される。また、センス線25は、パスNMOSデバイス31を介して
中間ノード19にも結合される。中間ノード19はプルアップNMOSデバイス
35を介してVCCにさらに結合される。中間ノード19がどのビット線B0な
いしBmにも結合されなければ、それは、プルアップNMOSデバイス35およ
びプルアップ抵抗33を介して予め定められた基準高電圧に向けてプルアップさ
れる。
【0027】 バイアス電圧発生器37は中間ノード19の実際の基準高電圧を決定する。N
MOSトランジスタのソース電極は、そのコントロールゲートに印加された電位
よりも低い1つのしきい値電圧よりも高く立上がることはできない。バイアス電
圧発生器37の出力がNMOSデバイス31および35の両者のコントロールゲ
ートに結合され、それらのそれぞれのソース電極が中間ノード19に結合される
ため、中間ノード19が到達可能な最も高い電位は、高くても、バイアス電圧発
生器37の出力よりも下の1つのしきい値電圧である。
【0028】 部分的yデコーダ15がビット線B0からBmを中間ノード19に結合すると
きは常に、ビット線のより高い容量値により、中間ノード19での電圧が瞬間的
にプルダウンされる。プルアップNMOSデバイス35およびプルアップ抵抗3
3はこのとき、中間ノード19の電圧の上昇を開始する。中間ノード19の最終
電圧値は、ターゲットメモリセル内に記憶されたデータに依存する。ターゲット
メモリセルが論理0を有し、したがって、印加された読出電圧に応答してオフの
ままであれば、対応するビット線が接地から分離され、中間ノード19は前述の
予め定められた電圧に立上がる。他方では、ターゲットとされたメモリセルが論
理1を有し、したがって、印加された読出電圧に応答してターンオンすれば、対
応するビット線がメモリトランジスタを介して接地に結合され、中間ノード19
の電位がより低い電位に達する。センス線25はNMOSデバイス31を介して
中間ノード19に結合されるため、その電位Vsenseは、中間ノード19の電位
を追従する。
【0029】 図3を参照して、論理0および論理1の読出に対応するサンプルVsense電圧
が示される。初めに、選択されたビット線に中間ノード19がまず結合されると
、Vsenseはローに引かれる。ターゲットとされたメモリトランジスタが論理1
を有すれば、Vsenseは最大論理ロー電位VLLMAXに立上がるが、基準電圧Vre f よりも下に留まる。ターゲットとされたメモリトランジスタが論理0を有すれ
ば、Vsenseは、基準電圧Vrefよりも上の最大論理ハイ電圧VLHMAXに立上が
る。このように、センスアンプ23はターゲットとされたメモリトランジスタの
中身を決定することができる。
【0030】 留意すべきなのは、Vrefが最大エラーマージンVrefMで規定されることであ
る。上述のように、センスアンプ23に印加される基準電圧Vrefはさまざまな
理由のために変動しやすい。したがって、Vrefの値を絶対的なものとしてはな
らず、その代わりにエラーマージンVrefMで規定しなければならない。この結
果、センスアンプ23は、Vsenseに十分な時間が与えられてVrefのエラーマー
ジンよりも上に立上がるまで、論理0の信号を識別しないであろう。センスアン
プ23がターゲットとされたメモリトランジスタの論理状態を判断するのに必要
な時間は、図3でtsenseと表記されている。
【0031】 見られるように、tsenseは3つの成分tLL、tmarginおよびtAMPの和である
。tLL時間は、論理ローの信号がその最高電位VLLMAXに到達するのに必要な
最大時間である。この後、センスアンプ23は、論理ハイの信号がVrefのエラ
ーマージンVrefMよりも上に立上がるのにかかるであろう時間tmarginを待た
なければならない。最後に、tAMPは、センスアンプ23がVrefに対するVsens e の電圧値についての決定を行なうのに必要な時間である。時間tLLおよびtAMP は固定されるが、tmarginは、VrefのエラーマージンVrefMを減じることによ
り、減少され得る。
【0032】 図4を参照して、減じられたエラーマージンVrefMからもたらされるより短
いセンス時間tsenseの例が示される。図3の要素と同様の図4のすべての要素
は同じ参照番号で識別され、上述されている。この例では、基準電圧Vrefのエ
ラーマージンVrefMは約15%減少して、図4で新たなVrefM′を形成する。
senseの立上がり時間の対数的性質により、基準電圧Vrefのエラーマージンの
この15%の減少の結果、論理ハイのVsense信号がVLLMaxからエラーマージ
ンVrefM′よりも上に立上がるのにセンスアンプが待たなければならない時間
であるtmarginがほぼ70%減少する。この例では、VrefMの15%の減少は
、センスアンプ23がVsenseをVrefと比較するのに必要なtsense時間全体の
20%の減少ももたらした。このように、Vrefのエラーマージンのわずかな向
上すら、速度のかなりの上昇をもたらすことができる。
【0033】 図2を参照して、Vrefは基準線27の電位である。上述のように、Vrefがメ
インメモリアレイ13の中の変動を追従することが重要である。したがって、メ
モリアレイ13の読出経路中の回路要素の大部分が基準電圧を生成するための経
路に再現される。基準線27は、第2のプルアップ抵抗43に結合されかつ、第
2のNMOSパストランジスタ41を介して第2の中間ノード39に結合されて
示される。第2の中間ノード39は、第2のプルアップNMOSデバイス45を
介してVccに結合される。基準メモリセル47は、選択トランジスタ49を介
して第2の中間ノード39に結合される。この構造は、yデコーダ15を介して
メインメモリアレイ13をアドレス指定するのに用いられる構造をそっくり反映
する。主な相違は、基準メモリセル47の構造がメインメモリアレイ13中のメ
モリセルC00からCnmのどの構造とも同じではないということである。
【0034】 基準セル47はメモリトランジスタを含まない。むしろ、それは、メインメモ
リアレイ13中のメモリセルC00からCnm内のメモリトランジスタと同様の
構造を有する基準トランジスタ51を含むが、基準トランジスタ51はフローテ
ィングゲートを有しない。基準トランジスタ51のコントロールゲートは2つの
部分に分けられ、第1の部分55は制御線57と直接接触し、第2の部分53は
基準トランジスタ51のチャネルと第1の部分55との間に介在される。コント
ロールゲートのこの第2の部分53は、絶縁酸化物により、第1の部分55およ
びトランジスタチャネルから分離される。第1の部分55の寸法は好ましくはメ
モリセルC00からCnmのコントロールゲートの寸法と同じであり、第2の部
分53の寸法は好ましくはメモリセルC00からCnmのフローティングゲート
21と同じである。また、第1の部分55から第2の部分53を分離する酸化物
は好ましくは、メモリセルC00からCnm内のコントロールゲートからフロー
ティングゲート21を分離するゲート間酸化物と同じである。最後に、基準トラ
ンジスタ51のチャネル領域からコントロールゲートの第2の部分53を分離す
る酸化物の寸法は好ましくは、メモリセルC00からCnmのフローティングゲ
ート21をそれらのそれぞれのチャネル領域から分離するトンネリング酸化物と
同じである。構造的には、基準トランジスタ51はメモリセルC00からCnm
のどの中のフローティングゲートトランジスタのようにも見え、同様の寸法を有
するが、基準トランジスタ51は、そのコントロールゲートの第1の部分53を
そのコントロールゲートの第2の部分55に接続する結合アーム59をさらに有
する。
【0035】 このように、メモリセルC00からCnm中のフローティングゲートを表わす
、コントロールゲートの第2の部分53はフローティングにされない。したがっ
て、基準セル47は、そのコントロールゲートの第2の部分53上の電荷の変化
から生じる電圧しきい値の変動の影響を受けにくい。この理由は、基準トランジ
スタのコントロールゲートの介在部分53に電荷を蓄積することができず、した
がってそのしきい値電圧をこの態様で変化させることができないからである。直
接的な結果として、この発明は、その製造プロセスの間にプラズマの使用から生
じる基準電圧Vrefの変動の影響を受けにくい。ここでも、これは、コントロー
ルゲートの第1の部分55が直接的に制御する第2の介在部分53の電位による
。さらに、この発明は、上述のように、先行技術の基準セルのコントロールゲー
トとフローティングゲートとの間の結合比に対する絶対的な制御を有しないとい
う問題を克服する。この場合、第2の介在部分53は、接続アーム59を介して
コントロールゲートの第1の部分55に対して100%の結合比を有する。これ
らのエラーの原因が排除されると、Vrefのエラーマージンを減じることができ
、その結果、より速い読出速度がもたらされる。
【0036】 図2では、メインメモリアレイ13は、EPROMおよびフラッシュEPRO
Mメモリに典型的な構造を有して示されるが、メモリアレイ13の構造をEEP
ROMの構造と置換えることができる。図5は、たとえば、EEPROMメモリ
アレイ構成を有するメモリアレイ13を示す。理解されるように、図5のメモリ
アレイ13は典型的に、図2のメモリアレイ13の代わりである。したがって、
図2のメモリアレイ13の要素と同様の、図5のメモリアレイ13中のすべての
要素に同じ参照番号が与えられ、上述されている。この場合、各々のセルC00
からCnmは、フローティングゲートメモリトランジスタ63と直列の選択トラ
ンジスタ61からなる。各ワード線XOからXnは、対応する行内の各メモリセ
ルC00からCnmの選択トランジスタ61とフローティングゲートトランジス
タ63との両者のコントロールゲートに結合される。各行は別個の接地ソース線
S0からSnを有し、各行内のすべてのフローティングゲートトランジスタ63
のソース電極がそれらの対応するソース線に結合される。
【0037】 この発明に従う基準セルは、フローティングゲートがコントロールゲートに短
絡されることを除いて、図5のメモリアレイ13内のメモリセルC00からCn
mのうちのいずれのアーキテクチャとも一致するであろう。実際に、図2の基準
セル47は2トランジスタ基準セルと置換えられる。2トランジスタ基準セルは
図5の基準セルC00からCnmの構造に従い、メインメモリアレイ13のフロ
ーティングゲートトランジスタ63と直列の選択トランジスタ61と同様の、2
ゲートトランジスタと直列の選択トランジスタを有する。主な相違は、基準セル
の中で、フローティングゲートが、図2の基準トランジスタ51と同様の態様で
フローティングゲートをそのそれぞれのコントロールゲートに接続する結合アー
ムを有することである。図5のアーキテクチャは図2のアーキテクチャに容易に
一体化されるが、それはIC中にはるかに多くの空間を必要とするため、最も好
都合であるわけではない。
【0038】 EEPROMメモリに好適なより小型のメモリアレイアーキテクチャが図6に
示される。図5の要素と同様の図6のすべての要素に同じ参照番号が与えられ、
上述されている。図6の構造は、ワード線X0、X1の対当りに1つしかソース
線S0を必要としない。さらに、隣接する行の中のメモリセルは共通のビット線
へのドレイン接続を共有する。これはメモリセル当りに必要なコンタクトの数を
減じ、それによりメモリアレイ13全体のサイズを減じる。
【0039】 しかしながら、この小型構造は、センス回路17内で用いられる基準メモリセ
ルの使用を複雑にする。上述のように、基準セルはメインメモリアレイ13内の
メモリセルの一般的構造と一致することが望ましい。基準セルは、図5の構造で
求められたように、フローティングゲートメモリトランジスタと直列の選択トラ
ンジスタを依然として必要とするが、出願人は、そのような構造が構成要素の最
良の釣合いを与えるのではなく、基準電圧Vrefのエラーマージンの最大の低減
をもたらすのではないことを見出した。
【0040】 メモリアレイのレイアウトは、その容量分布およびしたがってその振舞いに大
きく影響を与え得る。図6のアレイ構造13を用いるメモリ中の基準セル内で2
トランジスタメモリセルを単に用いることで、基準電圧Vrefがメインアレイ1
3の変化を正確に追従することが保証されるわけではない。
【0041】 図7を参照して、この発明の第2の実施例に従いかつ図6のメモリアレイレイ
アウトに好適な基準セル47が示される。基準セル47は第1および第2のサブ
コンポーネント73および71を含み、各読出動作の間、そのうちの一方だけが
アクティブである。第1のサブコンポーネント73は、第1の基準トランジスタ
85と直列の、NMOSスイッチトランジスタとして実現される第1の選択デバ
イス87からなる。第1の選択デバイス87と第1の基準トランジスタ85とは
、出力リード線refin48と接地との間に直列接続される。第2のサブコン
ポーネント71は、第2の基準トランジスタ75と直列の、NMOSスイッチト
ランジスタとして実現される第2の選択デバイス77からなる。第2の選択デバ
イス77と第2の基準トランジスタ85とは、出力リード線48と接地との間に
直列接続される。
【0042】 制御線ymsbは、第1および第2のサブコンポーネント71および73のう
ち1つを選択的に活性化する。制御信号ymsbはインバータ79を介して第2
の選択デバイス77のコントロールゲートに結合され、ymsbは第1の選択デ
バイス87のコントロールゲートに直接に結合される。制御信号ymsbが論理
ハイを有すれば、第1のサブ回路73が活性化され、制御信号ymsbが論理ロ
ーを有すれば、第2の選択サブ回路71が選択される。制御信号ymsbの論理
状態は、メインメモリアレイ13内で選択されているのが偶数番号の行であるか
または奇数番号の行であるかに直接的に関する。
【0043】 Xデコード回路81は、メインメモリ13内でアドレス指定されている行のア
ドレスを搬送するXアドレスバス83を受ける。Xデコーダ回路81は、メイン
メモリアレイ13内のメモリセルの行を選択するのに用いられるメインXアドレ
スデコーダであってもよく、または、第1および第2のサブ回路71および73
のうち1つを選択するのに特に用いられる第2のXアドレスデコーダであっても
よい。これに代えて、信号ymsbはxアドレスの最下位ビットを切離してもよ
い。なぜなら、このビット上の0は偶数番号の行を示し、1は奇数番号の行を示
すからである。この場合、Xアドレス自体が基準セル47を制御する。
【0044】 Xデコーダ81がメインXアドレスデコーダの一部ならば、Xデコード回路8
1はXデコーダと直列のXプレデコーダを含み、それらはともにメインメモリア
レイ13内の単一のワード線を選択する。この場合、Xデコード回路81はまた
、制御線ymsb上に信号を発する。この現在好ましい実施例では、Xアドレス
バス83が偶数番号の行を示すと、制御線ymsb上に論理ローが置かれ、第2
のサブ回路71が選択される。これに対して、Xアドレスバス83が奇数番号の
行を示すと、制御線ymsb上に論理ハイが置かれ、第1のサブ回路73が選択
される。Xデコード回路81は、そのXプレデコーダの状態の後およびそのXデ
コーダの前にアドレス指定されているのが奇数番号の行なのかまたは偶数番号の
行なのかを典型的に知るので、選択されたワード線の正確なアドレスが完全にデ
コードされる前に信号ymsbを発し得る。これにより、基準セル47内の適切
なサブコンポーネントを、ターゲットメモリセルの読出を開始する前に既に選択
することが可能になる。
【0045】 このように、この基準セル47は、メインメモリアレイ内の、ターゲットとさ
れたメモリセルのレイアウトの変化をより正確に追従することができる。上述の
ように、図6のように小型のアーキテクチャに配置された2トランジスタメモリ
セルの読出電位は、選択されるのが偶数番号の行なのかまたは奇数番号の行なの
かに依存して、同様に変動する。読出電位のこの変動をよりしっかりとフォロー
し、それにより基準電圧Vrefのエラーマージンを減じるためには、第1のサブ
コンポーネント73は奇数番号の行内のターゲットメモリセルのレイアウトに一
致し、第2のサブコンポーネント71は偶数番号の行内のターゲットとされたメ
モリセルのレイアウトに一致する。さらに、基準トランジスタ75および85の
コントロールゲートおよびフローティングゲートは、図2に示されたのと同様の
態様でそれぞれの結合アーム95および101で共に短絡される。基準トランジ
スタ75および85のコントロールゲート91および99にそれぞれ与えられた
正確な値が制御線Vrefsaによって与えられる。
【0046】 図8を参照して、図7の基準セルのレイアウト表示が示される。前述のように
、基準セル47は、第1の選択デバイス87のコントロールゲート72およびイ
ンバータ79に結合される制御線ysmbに応答する。インバータ79の出力は
第2の選択デバイス77のコントロールゲート104に接続される。制御線ym
sbは、各読出動作の間に第1 73および第2 71のサブコンポーネントの
うちどちらを活性化するかを選択する。第1のサブコンポーネント73は第1の
選択デバイス87および第1の基準トランジスタ85を含む。第1の選択デバイ
ス87は、チャネル領域にわたりポリシリコンコントロールゲート72で分離さ
れた、ドレイン領域80およびソース領域82によって規定される。第1の選択
デバイス87のソース領域82は、第1の基準トランジスタ85のドレインとし
て機能する。第1の基準トランジスタ85のソース100は、バイア102によ
ってルーティング金属線76および接地に結合される。ドレイン82とソース1
00との間のチャネル領域は、第2のポリシリコン層poly−2形成ゲート9
9下の第1のポリシリコン層poly−1形成ゲート97を被せられる。上述の
ように、poly−1ゲート97およびpoly−2ゲート99は結合アーム1
01によって共に結合される。この例では、結合アーム101は、第1のpol
y層97を第2のpoly層99に結合するバイアとして実現される。
【0047】 同様に、第2のサブコンポーネント71は第2の選択デバイス77および第2
の基準トランジスタ75を含む。第2の選択デバイス77は、チャネル領域にわ
たってポリシリコンコントロールゲート104で分離される、ドレイン領域80
およびソース領域78によって規定される。このように、領域80は第1および
第2の両選択デバイス77および87のドレイン領域を形成する。第2の選択デ
バイス77のソース領域78は、第2の基準トランジスタ75のドレインとして
機能する。第2の基準トランジスタ75のソース106は、第2のバイア108
によってルーティング金属線76および接地に結合される。したがって、第1お
よび第2の両基準デバイス75および85のソース領域は、金属ルーティング線
76によって共に結合される。ドレイン78とソース106との間のチャネル領
域はpoly−2ゲート91下のpoly−1ゲート95を被せられる。前述の
ように、poly−1ゲート95とpoly−2ゲート91とは、バイアとして
実現される結合アーム95によって共に結合される。結合アーム95および10
1は金属ルーティング線74によって共に接続され、またそれらは基準電圧線Vrefsa にも結合される。出力基準線refinはバイア48で取出され、これは
部分的ビット線88だけでなくドレイン領域80も結合する。部分的ビット線8
8と隣接して2つのさらなる部分的ビット線92および94が置かれる。これは
、メインメモリアレイ内で互いに隣接する多数のターゲットメモリセルを有する
ことと関連する容量をシミュレートするのを助ける。
【0048】 図9を参照して、制御線Vrefsaの電圧値は基準電圧生成回路111によって
制御される。これは、Vccと接地との間で直列のプルアップ分岐およびプルダ
ウン分岐からなる。プルアップ分岐は2つのPMOSトランジスタ113および
115を含み、プルダウン分岐は少なくとも1つのNMOSトランジスタ117
を含む。PMOSトランジスタ113および115のコントロールゲートは接地
に接続され、NMOSトランジスタ117のコントロールゲートはダイオード構
成中のそのドレインに接続される。これは、Vccから接地へトランジスタ11
3、115および117を通して電流を生成する。Vrefsaの値はプルダウン分
岐にわたる電圧降下に依存し、これは、トランジスタ113、115および11
7を通る電流に依存する。所望により、NMOSトランジスタ117は、メタル
オプションで製造段階で接続可能な多数のオプションのNMOSトランジスタと
、多数の予め規定されたNMOSトランジスタとの組合せであってもよい。これ
により、プルダウン分岐を通る電流およびそれによりVrefsaに対する電圧が、
発生の間に特定の値に結線(hardwired)されるようになる。
【0049】 この実施例では、プルダウン分岐は、複合プルダウン分岐にデジタルに挿入さ
れるかまたはそれから除去され得る、さらなるオプションのNMOSトランジス
タを含む。NMOSトランジスタn1からn3の各々はダイオード接続され、そ
れぞれの制御スイッチトランジスタC1からC3によって選択的に接地に結合さ
れる。制御スイッチトランジスタC1からC3の各々は電圧制御線VC1からV
C3に応答する。制御線VC1からVC3の適切な活性化により、さらなるNM
OSトランジスタn1からn3のいずれをプルダウン分岐に挿入してもよく、Vrefsa の値がそれに従って調節され得る。これにより、発生の後ですらVrefsa
繰返しの調節が可能になる。このように、Vrefsaの値をメモリICの寿命にわ
たって調節して、メモリアレイおよび基準セルに対するエージングの影響を補償
し得る。VC1からVC3の値は、メインメモリアレイの予め規定された区域内
に記憶され得る。
【0050】 図10を参照して、この発明に従いかつ図2のセンス回路17を置換えるのに
好適なセンス回路121の第2の実施例が示される。簡潔さのために、関心のあ
る新たな要素のみが示される。図面からは、y選択回路、センスアンプイネーブ
ル回路、出力ドライバおよび既に上述されたまたは当業者の範囲内にあると考え
られる他の回路要素は省略される。図10では、メインメモリアレイの一部であ
ると理解されるターゲットメモリセル123が読出のためにセンス回路121に
適用される。以前の図2の場合のように、ターゲットメモリセル123は、その
対応するワード線125での読出電圧の印加によって選択される。ターゲットメ
モリセル123の電流供給の大きさは、制御電位Vrefsaに応答する、基準セル
131からの基準電流と比較される。ターゲットメモリセル123および基準セ
ル131の構成は、図2から図9を参照して上述された構成のいずれのものであ
ってもよい。同様に、制御電位線Vrefsaの大きさを、図9を参照して示された
のと同様の態様で生成してもよい。
【0051】 図10では、ターゲットメモリセル123の読出電流の大きさは、第1の相互
コンダクタンス増幅器137を用いてVsense線135上の電圧表示に変換され
る。同様に、基準セル131からの基準電流は、第2の相互コンダクタンス増幅
器141によりVref線139上の表示電圧値に変換される。Vsense線135お
よびVref線139の表示電圧電位は次に、差動増幅器143によって比較され
、その結果がセンスアンプ出力線sa_out145上に置かれる。線145上
のsa_out出力は典型的に増幅されかつラッチされることを理解されたい。
【0052】 第1の相互コンダクタンス増幅器137は、共通の調整電圧増幅器150を共
有する2つの調整カスコード増幅器の複合物である。共通の調整電圧増幅器15
0は、Vccと接地との間に直列結合された補償トランジスタ153と可変電流
源151とからなる。調整増幅器50ならびにトランジスタ165および163
が第1の調整カスコード増幅器を構成し、調整増幅器50およびトランジスタ1
55が第2の調整カスコード増幅器を構成する。第1および第2の調整カスコー
ド増幅器が共に、第1の複合相互コンダクタンス増幅器137を形成する。
【0053】 ターゲットメモリセル125が生成する電流は、電流の増幅された電圧表示を
ともに生成する第1および第2の調整カスコード増幅器の両者を通って流れる。
カスコード回路が用いられるのは、それらが典型的に、高い出力インピーダンス
および大幅に低いフィードバック容量を与え、その結果、DC利得がより大きな
増幅器をもたらすからである。単純な未調整カスコードの代わりに調整カスコー
ドを用いることにより、さらに高い出力インピーダンスおよびより大きな出力電
圧揺れを達成することができる。これにより、ターゲットメモリセル123から
の読出電流のより高い増幅が可能になり、基準セル131からの基準電流により
、差動増幅器143が2つの電圧電位を区別するのがより容易になる。
【0054】 さらに、高度に集積化されたメモリでは、より低い電圧においてすら顕著なチ
ャネル長変調および搬送波増倍を呈することが可能な最小サイズのトランジスタ
を用いることがしばしば必要である。これは、その最小サイズトランジスタが高
電圧トランジスタと非常に近接していることが多い不揮発性メモリにおいては特
に関心事である。チャネル長変調はトランジスタの振舞いを変え、センスアンプ
の臨界的な平衡を覆すことがある。調整カスコード回路は、最小サイズトランジ
スタを備える場合ですら、小さな回路面積、良好な周波数応答、高いDC利得を
達成可能であり、チャネル変調のエラーを緩和できることがわかっている。
【0055】 第1の相互コンダクタンス増幅器137内の第1の調整カスコード増幅器は、
第1の出力NMOSトランジスタ163、調整電圧増幅器150、一定電流源1
57およびメモリセル123自体を含む。留意すべきなのは、典型的なカスコー
ドアーキテクチャに対して、調整電圧増幅器150の電流源151は一定電流源
ではなく、むしろそれは第1の調整カスコード内のNMOSトランジスタ163
のソース電極によって制御されることである。本質的に、第1の調整カスコード
は自己調整カスコードである。
【0056】 動作においては、ターゲットメモリトランジスタ123はワード線125上の
読出電圧を、第1の出力NMOSトランジスタ163のドレイン−ソース経路を
通って一部Vsense線135に流れるドレイン電流に変換し、これが差動増幅器
143に印加される。一定電流源157は、NMOSダイオード接続されたトラ
ンジスタ165を通して出力NMOSトランジスタ163のドレインに供給する
。高い出力抵抗を得るため、すなわちターゲットメモリセル123のチャネル長
変調を抑制するためには、それぞれのドレイン−ソース電圧を安定して保たなけ
ればならない。これは、調整電圧増幅器150(従属電流源151およびトラン
ジスタ153)と、電圧フォロアとしての第1の出力NMOSトランジスタ16
3とからなるフィードバックループによって達成される。したがって、ターゲッ
トメモリセル123のドレイン−ソース電圧は固定値に調整される。
【0057】 第1の出力トランジスタ163のソース、すなわちターゲットメモリセル12
3のドレインでの電位をさらに安定させるため、トランジスタ163のソースは
、可変電流源151を制御するように結合される。好ましくは、可変電流源15
1の電流の大きさは、第1の出力トランジスタ163のソースでの電位に反比例
するようにされる。これは、たとえば、可変電流源151をPMOSトランジス
タとして実現することにより行なうことができる。このように、出力トランジス
タ163のソースでの電位が立下がると、可変電流源151の電流の大きさが増
大し、出力トランジスタ163のコントロールゲートでの電位を立上がらせる。
これは次に、より硬いトランジスタ(harder transistor)163をターンオン
し、そのソースでの電位を上昇させて電位を戻させる。同様に、出力トランジス
タ163のソースでの電位が立上がると、可変電流源151の大きさが減じられ
、出力トランジスタ163のコントロールゲートでの電位を低下させかつ、供給
する電流を少なくしてそのソースでの電位を下降させる。
【0058】 このように、この自己調整カスコード増幅器は、2つのメカニズムを用いてノ
ード152での電圧変動を最小化する。まずそれは、調整トランジスタ153と
出力トランジスタ163との間のフィードバックメカニズムを用い、第2に、可
変電流源151と出力トランジスタ163との間のフィードバックメカニズムを
用いる。これは第1の出力トランジスタ163のドレインでの電位を安定させる
のを助けるが、ターゲットメモリセル123を通る電流は、依然として出力トラ
ンジスタ163のドレインでの表示電位に変換される。なぜなら、第1の出力ト
ランジスタ163のソース−ドレイン電位は依然として変動することを許される
からである。
【0059】 第2の調整カスコードは、上述の第1の調整カスコードと同様の態様で機能す
る。これは、第2の出力NMOSトランジスタ155、調整電圧増幅器150、
一定電流源157およびターゲットメモリセル123それ自体を含む。動作にお
いては、ターゲットメモリトランジスタ123は、ワード線125上の読出電圧
を、第2の出力NMOSトランジスタ155のドレイン−ソース経路を通って中
間出力ノード159へ一部流れるドレイン電流に変換する。一定電流源157は
中間出力ノード159に供給し、中間出力ノード159の電圧電位は、NMOS
トランジスタ155を通る電流の量によって確立される。高い出力抵抗を得るた
め、すなわちターゲットメモリセル123のチャネル長変調を抑制するには、そ
れぞれのドレイン−ソース電圧を安定して保つ。これは、電圧フォロアとしての
第2の出力NMOSトランジスタ155および調整電圧増幅器150からなるフ
ィードバックループによって達成される。したがって、ターゲットメモリセル1
23のドレイン−ソース電圧は、同じ固定値に調整される。
【0060】 相互コンダクタンス増幅器137の出力は、ダイオード接続されたトランジス
タ161を介して第2の出力NMOSトランジスタ155のドレインに結合され
る、第1の出力NMOSトランジスタ163のドレインでとられる。したがって
、Vsense線135の電位は第1および第2の調整カスコード増幅器の両者の直
接制御下にあり、それらのそれぞれの出力はダイオードを介して共に結合される
。これにより、Vsense線135の電位がより迅速に安定値に到達し、それによ
りセンス回路121の読出速度を向上させることが可能になる。
【0061】 基準セル131の電流は、第2の複合相互コンダクタンス増幅器141を用い
てVref線139で表示電圧電位に変換される。センス回路121をより十分に
平衡化するには、第2の複合相互コンダクタンス増幅器は、上述のように、第1
の複合相互コンダクタンス増幅器137と同じ構造を有しかつ、同様の態様で機
能する。さらに、前記第1 137および第2 141の複合相互コンダクタン
ス増幅器の両者は同じ一定電流源147によって供給される。
【0062】 Vsense線135およびVref線139の電位が差動増幅器143に印加される
。差動増幅器143は、直列接続されたNMOSトランジスタ173およびPM
OSトランジスタ171からなる第1の分岐を含みかつ、直列接続されたNMO
Sトランジスタ177およびPMOSトランジスタ175からなる第2の分岐を
含む。第1および第2の分岐はVccと電流ドレイン179との間に並列接続さ
れる。PMOSトランジスタ171のドレインは、PMOSトランジスタ171
および175のコントロールゲートに接続される。Vsense線135はNMOS
トランジスタ173のコントロールゲートに結合され、Vref線139はNMO
Sトランジスタ177のコントロールゲートに結合される。PMOSトランジス
タ177のドレインは差動増幅器143の線145上の出力sa_outである
【図面の簡単な説明】
【図1】 シングルエンドセンスアンプおよび基準セルの先行技術の図であ
る。
【図2】 この発明の第1の実施例に従う感知機構を用いるフラッシュメモ
リ構造の図である。
【図3】 センス線および基準線上の電圧電位のプロットの図である。
【図4】 図3で示されたものよりも厳しい許容レベルを有する、センス線
および基準線上の電圧電位のプロットの図である。
【図5】 この発明に従うEEPROMメインメモリアレイの第1のサンプ
ルレイアウト図である。
【図6】 この発明に従うEEPROMメインメモリアレイの第2のサンプ
ルレイアウト図である。
【図7】 この発明の第2の実施例に従う基準セルの図である。
【図8】 この発明に従う基準に対する制御電圧発生器の図である。
【図9】 この発明の第2の実施例に従う基準セルのレイアウト図である。
【図10】 この発明に従うセンスアンプの詳細図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/788 29/792 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EC,EE,ES,FI,GB, GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,I N,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD, MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ペイン,ジェイムス・イー アメリカ合衆国、95005 カリフォルニア 州、ボルダー・クリーク、クロウズ・ネス ト・ドライブ、214 (72)発明者 パサック,ジャグディッシュ アメリカ合衆国、94022 カリフォルニア 州、ロス・アルトス・ヒルズ、ロブレダ・ ロード、12998 Fターム(参考) 5B025 AA01 AD05 AE08 5F083 EP02 EP22 EP33 ER21 ER22 ER25 GA01 LA03 LA04 LA10 5F101 BA01 BB02 BD22 BE01 BE02 BE07 BE08

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センスアンプと共に用いるための基準電圧発生器であって、 前記センスアンプに結合された基準電圧出力ノードと、 制御された電圧電位を受けるための電圧入力ノードと、 第1のドレイン領域、第1のソース領域、第1のコントロールゲート、第1の
    ポリシリコンゲート、第1のチャネル領域、第1のトンネリング酸化物および第
    1のゲート酸化物を有する第1のMOS基準セルとを含み、前記第1のドレイン
    領域および前記第1のソース領域は、前記第1のチャネル領域の対向する側上に
    あり、前記第1のポリシリコンゲートは前記第1のトンネリング酸化物によって
    前記第1のチャネル領域から分離され、前記第1のゲート酸化物は前記第1のコ
    ントロールゲートと前記第1のポリシリコンゲートとの間に介在され、前記第1
    のドレイン領域は前記基準電圧出力ノードに結合され、前記第1のソース領域は
    第1の基準電流レールに結合され、前記電圧入力ノードは前記第1のコントロー
    ルゲートと前記第1のポリシリコンゲートとの両者に結合され、前記制御された
    電圧電位は前記第1のMOS基準セルをアクチュエートする働きをし、さらに 前記第1のコントロールゲートを前記第1のポリシリコンゲートに接続するバ
    イアを含む、基準電圧発生器。
  2. 【請求項2】 第1の選択スイッチをさらに有し、前記第1の選択スイッチ
    は、前記基準電圧出力ノードから前記第1のドレイン領域を選択的に分離しかつ
    前記第1のドレイン領域を前記基準電圧出力ノードに選択的に結合する、請求項
    1に記載の基準電圧発生器。
  3. 【請求項3】 前記第1の選択スイッチはMOSトランジスタである、請求
    項2に記載の基準電圧発生器。
  4. 【請求項4】 前記センスアンプは各読出動作の間にターゲットデータメモ
    リセルに結合され、前記ターゲットデータメモリセルはデータメモリセルの行お
    よび列のメモリアレイの一部であり、前記センスアンプは、前記ターゲットデー
    タメモリセルからの第1の電流測定値を前記基準電圧出力ノードからの第2の電
    流測定値と比較し、前記第1の電流測定値が前記第2の電流測定値よりも大きい
    のに応答して第1の出力論理状態を与え、前記第1の電流測定値が第2の電流測
    定値よりも小さいのに応答して第2の出力論理状態を与える働きをし、 前記第1の選択スイッチは、前記ターゲットデータメモリセルが前記メモリア
    レイの偶数番号の行内にあるのに応答して前記基準電圧出力ノードから前記第1
    のMOS基準セルを分離する働きをさらにしかつ、前記ターゲットデータメモリ
    セルが前記メモリアレイの奇数番号の行内にあるのに応答して前記第1の基準セ
    ルを前記基準電圧出力ノードに結合する働きをする、請求項2に記載の基準電圧
    発生器。
  5. 【請求項5】 前記基準電圧発生器は、第2のドレイン領域、第2のソース
    領域、第2のコントロールゲート、第2のポリシリコンゲート、第2のチャネル
    領域、第2のトンネリング酸化物および第2のゲート酸化物を有する第2のMO
    S基準セルをさらに含み、前記第2のドレイン領域および前記第2のソース領域
    は前記第2のチャネル領域の対向する側上にあり、前記第2のポリシリコンゲー
    トは前記第2のトンネリング酸化物によって前記第2のチャネル領域から分離さ
    れ、前記第2のゲート酸化物は前記第2のコントロールゲートと前記第2のポリ
    シリコンゲートとの間に介在され、前記第2のドレイン領域は前記基準電圧出力
    ノードに選択的に結合され、前記第2のソース領域は前記基準電力レールに結合
    され、前記電圧入力ノードは前記第2のコントロールゲートと前記第2のポリシ
    リコンゲートとの両者に接続され、前記制御された電圧電位は前記第2のMOS
    基準セルをアクチュエートする働きをし、 前記第2のMOS基準セルは、前記第1の選択トランジスタが前記出力ノード
    から前記第1のMOS基準セルを分離しているときに前記出力ノードに結合され
    る、請求項4に記載の基準電圧発生器。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2のチャネル領域は単一の基板上に同一線
    上の態様に形成される、請求項5に記載の基準電圧発生器。
  7. 【請求項7】 第2の選択スイッチ、インバータおよびセル選択制御入力線
    をさらに含み、 前記第2の選択スイッチは、前記第2のドレイン領域と前記基準電圧出力ノー
    ドとの間に結合され、 前記インバータはインバータ入力およびインバータ出力を有し、前記セル選択
    制御線は、前記第1のスイッチの制御入力および前記インバータ入力に結合され
    、前記インバータ出力は前記第2のスイッチの制御入力に結合され、前記選択制
    御入力線は、1度に前記第1および第2のスイッチのうち1つだけを閉じるよう
    に働き、請求項5に記載の基準電圧発生器。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2の選択スイッチはMOSトランジスタで
    あり、前記選択制御入力線は前記第1の選択スイッチのコントロールゲートに直
    接に結合され、前記インバータ出力は前記第2の選択スイッチのコントロールゲ
    ートに結合される、請求項7に記載の基準電圧発生器。
  9. 【請求項9】 前記ターゲットデータメモリセルがいつ前記メモリアレイ内
    の奇数番号の行内にあるかを判断しかつ、前記ターゲットメモリセルがいつ前記
    メモリアレイ内の偶数番号の行内にあるかを判断するための行検出回路をさらに
    有し、前記第1の選択スイッチは前記行検出回路に応答する、請求項4に記載の
    基準電圧発生器。
  10. 【請求項10】 前記行検出回路は、前記メモリアレイ内のデータメモリセ
    ルの行を選択するように結合されたxデコーダである、請求項9に記載の基準電
    圧発生器。
  11. 【請求項11】 前記行検出回路は、前記基準電圧発生器がxアドレスバス
    の直接制御下にあるように前記メモリアレイ内の行を選択する働きをするxアド
    レスバスの最下位ビットである、請求項9に記載の基準電圧発生器。
  12. 【請求項12】 第1の行デコーダおよび第2の行デコーダをさらに有し、
    前記第1の行デコーダは、行アドレスバスを受けかつ前記メモリアレイ内の対応
    する単一の行を選択するためのxデコーダであり、前記第2の行デコーダは、前
    記行アドレスバス内の行アドレス線を観察するための部分デコーダであり、前記
    行アドレス線は、前記対応する単一の行がいつ偶数番号の行であり、それがいつ
    前記メモリアレイ内の奇数番号の行であるかを判断する働きをし、前記行検出回
    路は前記第2の行デコーダである、請求項9に記載の基準電圧発生器。
  13. 【請求項13】 前記電圧入力ノードは、少なくとも1つのプルアップ経路
    およびプルダウン経路を含む電圧制御回路から前記制御された電圧電位を受ける
    ように結合され、 前記プルアップ経路は、前記電圧入力ノードを第2の基準電力レールに結合す
    る常にオンのプルアップデバイスを含み、 前記プルダウン経路は、少なくとも第1および第2のプルダウン回路を並列に
    含み、前記第1のプルダウン回路は、前記電圧入力ノードを前記第1の基準電力
    レールに結合する常にオンのプルダウンデバイスを有し、前記第2のプルダウン
    回路は、前記制御入力ノードと前記第1の基準電力レールとの間に直列に少なく
    とも1つの抵抗素子および少なくとも1つのスイッチを含み、前記スイッチは、
    第1のスイッチ制御線に応答して前記抵抗素子を前記第1の基準電力レールに選
    択的に結合する、請求項1に記載の基準電圧発生器。
  14. 【請求項14】 前記第2のプルダウン回路は抵抗素子およびスイッチの複
    数の対を含み、前記対の各々内の各抵抗素子およびスイッチは、前記電圧入力ノ
    ードと前記第1の基準電力レールとの間に直列接続され、前記対の各々内の各ス
    イッチは、それぞれのスイッチ制御線によって制御されて、前記対を前記第2の
    プルダウン経路に選択的に挿入しおよびそれから選択的に除去する、請求項13
    に記載の基準電圧発生器。
  15. 【請求項15】 前記それぞれのスイッチ制御線はユーザの直接制御下にあ
    り、前記電圧入力ノードの電圧電位をマニュアルでセットする、請求項13に記
    載の基準電圧発生器。
  16. 【請求項16】 前記第1のスイッチ制御線の論理状態は不揮発性メモリセ
    ルに記憶される、請求項13に記載の基準電圧発生器。
  17. 【請求項17】 前記不揮発性メモリセルは前記メモリアレイの一部である
    、請求項16に記載の基準電圧発生器。
  18. 【請求項18】 前記センスアンプは相互コンダクタンス増幅器回路および
    差動増幅器を含み、 前記相互コンダクタンス増幅器回路は、第1の中間ノード、第2の中間ノード
    、増幅された出力ノード、第1のNMOSトランジスタ、第2のNMOSトラン
    ジスタ、第3のNMOSトランジスタ、ダイオード、可変電流源および一定電流
    源を含み、 前記第1の中間ノードは前記基準出力ノードに結合され、前記一定電流源は基
    準高電力レールと前記第2の中間ノードとの間に結合され、前記第1のNMOS
    トランジスタのドレインは前記第2の中間ノードに結合され、前記第1のNMO
    Sトランジスタのソースは前記第1の中間ノードに結合され、前記可変電流源は
    前記基準高電力レールと前記第1のNMOSトランジスタのコントロールゲート
    との間に結合され、前記第2のNMOSトランジスタは、前記第1のNMOSト
    ランジスタのコントロールゲートに結合されたドレインと、基準接地に結合され
    たソースと、前記第1の中間ノードに結合されたコントロールゲートとを有し、
    前記ダイオードは、前記第2の中間ノードと前記増幅された出力ノードとの間に
    結合され、前記第3のNMOSトランジスタは、前記増幅された出力ノードに結
    合されたドレインと、前記第1の中間ノードに結合されたソースと、前記第1の
    NMOSトランジスタのコントロールゲートに結合されたコントロールゲートと
    を有し、前記第3のNMOSトランジスタのソースは前記可変電流源の電流の大
    きさを制御するように結合され、前記増幅された出力ノードは、前記差動増幅器
    の入力に結合される、請求項1に記載の基準電圧発生器。
  19. 【請求項19】 前記可変電流源はPMOSトランジスタである、請求項1
    8に記載の基準電圧発生器。
  20. 【請求項20】 前記ダイオードは、ダイオード接続されたNMOSトラン
    ジスタである、請求項18に記載の基準電圧発生器。
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