JP2003534426A - タイヤトレッド用組成物及びその製造方法 - Google Patents
タイヤトレッド用組成物及びその製造方法Info
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Abstract
Description
れたヒステリシス特性を有する架橋性又は架橋ゴム組成物、このような架橋性組
成物の製造方法、このタイプのトレッド及びローリング抵抗が低減されたタイヤ
に関する。 燃料経済及び環境保護の必要性が重要になって以来、例えば、アンダーレイヤ
ー、サイドウォール又はトレッドのようなタイヤの構成に含まれる種々の半製品
の製造に使用可能なゴム組成物の形で処理できるように、かつローリング抵抗が
低減されたタイヤを得るために、良い機械特性及びできる限り低いヒステリシス
を有する混合物を製造することが望ましくなってきた。
は星状化剤によってジエンポリマー及びコポリマーの構造を変更することにある
多くの解決法が提案されている。これら解決法の大多数は、このように変更され
たポリマーとカーボンブラックとの間の良い相互関係を得ようという目的で、カ
ーボンブラックについて活性な官能化ポリマーの使用に集中している。 このカーボンブラック製補強フィラーに関連する先行技術を説明するため、米
国特許明細書US-A-3 135 716号が挙げられ、これは改良された特性を有するポリ
マーを得るために、鎖末端におけるリビングジエンポリマーと多官能性有機カッ
プリング剤との反応について述べている。ジエンポリマーのカップリング剤又は
星状化剤としてテトラアルコキシシランの使用を開示している米国特許明細書US
-A-3 244 664も挙げられる。
おいて長い間補強フィラーとして使用されてきた。しかし、この使用には、該組
成物の特有の物理的性質、特に耐摩耗性のレベルが不十分なため、非常に限界が
ある。 このことが、これら欠点を克服するために、以前使用されていた非官能化ポリ
マーに代えて官能化ジエンポリマー、特にテトラエトキシシランのようなアルコ
キシシラン誘導体で官能化されたポリマーを使用することが提案された理由であ
る。例えば、米国特許明細書US-A-5,006,721が挙げられ、これは、少なくとも1
種の非加水分解性アルコキシル基を有するアルコキシシランで官能化されたジエ
ンポリマーを含むゴム組成物について述べており、水蒸気ストリッピングによっ
て重合溶媒を除去するこができる。
あり、これらカップリング反応を最少にするため、一般に過剰なアルコキシシラ
ン及び/又は強力なミキシングを必要とする。 これら反応の他の欠点は、後にする水蒸気ストリッピング操作にあり、重合溶
媒を除去するために必要である。 実際のところ、上記文書US-A-5,066,721に記載されているもののような制限さ
れた系統群に属するアルコキシシランを官能化剤として使用するのでなければ、
一般に、得られた官能化ポリマーはこのストリッピング操作の際、マクロ構造に
変化を受け、その特性がひどく劣化してしまうことが経験上わかる。 結果として、上記のことから、補強フィラーとしてシリカを含むゴム組成物を
得るためにアルコキシシラン官能を含むジエンポリマーを使用することは、これ
ら組成物の物理的性質は改良されるにもかかわらず、十分でないことが明らかに
なった。
が行われてきた理由である。 例として、本出願人名義の仏国特許明細書FR-A-2 740 778が挙げられ、これは
、補強フィラーとして大割合のシリカを含む(例えばシリカとカーボンブラック
のブレンドを含む)ゴム組成物における、鎖末端にシラノール官能又はシラノー
ル末端を有するポリシロキサンブロックを持つジエンポリマーの取り込みについ
て開示している。例えば、ヘキサメチルシクロトリシロキサンのような環状ポリ
シロキサンから成る官能化剤が使用される。得られる官能化ポリマーは、そのマ
クロ構造、ひいてはその物理的性質が変化することなく、溶媒の水蒸気抽出によ
って反応媒体から分離して生成しうる。 また、欧州特許明細書EP-A-877 047も挙げられ、これは、補強フィラーとして
その表面に固定されたシリカを有するカーボンブラックを含むゴム組成物におけ
るシラノール官能を有するこのようなポリマーの取り込みを開示している。 これらポリマーは、ゴム特性、特に架橋状態におけるヒステリシス及び補強特
性を与え、非官能化ジエンポリマーに基づく対照組成物の特性に比して改良され
ており、かつアルコキシシラン官能を含むジエンポリマーに基づく組成物の特性
に少なくとも匹敵することを立証できた。
基とエポキシ基を持つジエンポリマーが、改良された補強特性及び大小の変形で
低減されたヒステリシスロスに帰することを立証している。 シリカ又はシリカで表面修飾されたカーボンブラックにカップリングするため
に活性な官能基を含むこれらポリマーの一つの欠点は、それらを取り込んだゴム
組成物にそれらが与えるヒステリシス及び補強特性における向上は、通常、非官
能化“対照”ポリマーの加工性能に対して損なわれている、非架橋混合物の加工
性能を伴うことである。
マーの鎖に沿った官能化が挙げられる。 鎖に沿った官能化は、N,N,N',N'-テトラメチルエチレンジアミン(TMED)の存
在下、ブチルリチウム又は金属ナトリウムによる直接金属化(それぞれ、米国特
許明細書US-A-3 978 161及びUS-A-3 976 628に記載されているような)、次いで
炭酸ガスによる炭素化反応によって達成することができる このような方法は、一般に該変性ポリマーの鎖を切断してしまうという欠点を
有する。 また、それぞれ式HSCH2CO2CH3及びN2CHCO2CH2CH3の2つの特定試薬を使用して
ジエンポリマーの鎖に沿ってCOOH官能をグラフトした。これら2試薬の使用に関
連する反応メカニズムの説明のため、それぞれ論文“K. Sanui, R.W. Lenz, W.J
. MacKnight, J. Poly. Sci., Polym. Chem. Ed. 12, 1965 (1974)”及び“H. T
anaka, W.J. MacKnight, J. Poly. Sci., Polym. Chem. Ed. 17, 2975 (1979)”
を参考にすることができる。
マーのマクロ構造の重大な変化に帰することである。 この鎖に沿った官能化は、一酸化炭素によって、ヒドロホルミル化後生成され
たアルデヒドの酸化により(米国特許明細書US-A-4 912 145に記載されているよ
うな)、又は該ポリマーの直接ハイドロカルボキシル化(論文“A. Nait Ajjou,
H. Alper, Macromolecules 29, 1784 (1996)”に記載されているような)によ
っても実施できる。 この一酸化炭素による官能化の1つの欠点は、一方で激しい性質の操作条件に
あり、他方で反応媒体中にゲルが頻繁に生成することにある。 無水マレイン酸による官能化は、さらに広く行きわたっている。これにより、
鎖に沿ってCOOH官能の前駆体である無水コハク酸単位を得ることができる。この
ような官能化の実施の例としては、米国特許明細書US-A-4 082 817及びびUS-A-4
082 493を参照することができる。 しかし、この方法の官能化もゲルの形成をもたらす。
ンエラストマーの使用については、特に米国特許明細書US-A-5 494 091によって
開示されている。 この文書は、実際に25〜55phrのポリイソプレンと45〜75phrの(phr:100部の
エラストマーマトリックスについての質量部)、共役ジエンのホモポリマー及び
EPDMターポリマー(エチレン、プロピレン及びジエンの)のような共役ジエンと
モノオレフィンとのコポリマーからなる群に属するジエンポリマーを含み、これ
らポリマーの少なくとも1種の一部が、不飽和カルボン酸の金属塩、例えばジメ
タクリル酸亜鉛との反応で鎖に沿ってグラフトされたCOOH官能を含む、カーボン
ブラックで充填されたゴム組成物を開示している。 このようにして得られる組成物は、タイヤサイドウォール用の内部補強ゴムで
使用するのに十分高い剛性を有するので、良好な条件下でフラットタイヤによる
走行を可能にすると考えられる。
つその鎖に沿ってカルボン酸官能を含む少なくとも1種のジエンエラストマーの
補強無機フィラーを伴って得られる架橋性又は架橋ゴム組成物が、大小の変形に
おけるヒステリシスロスを低減させ、シリカにカップリングするのに活性な官能
基(上述したアルコキシシラン又はシラノール基のような)を含むポリマーに基
づいた公知組成物のヒステリシスロスと同様でありながら、これらシリカで充填
された公知組成物の加工特性に比して改良され、かつ非官能化ポリマーに基づい
たシリカで充填された組成物の加工特性に匹敵する、非架橋状態での加工特性を
有することを発見した。 これら有利な特徴は、本発明の組成物をタイヤトレッドの構成に使用可能にす
る。
とのコポリマーのような特定のジエンエラストマーは、ジエン起源の単位の含量
が少なく、相当する組成物をタイヤトレッドの構成に適さなくするので、本発明
の組成物に使用できないことがわかるだろう。 さらに好ましくは、本発明の組成物の前記ジエンエラストマーは、“高度に不
飽和の”ジエンエラストマー、すなわち、50%より高い含量のジエン起源(共役
ジエン)の単位を有するジエンエラストマーである。 本発明の組成物に使用可能なジエンエラストマーとしては、以下のものを使用
できる: −4〜12個の炭素原子を有する共役ジエンモノマーの重合によって得られるホ
モポリマー: −一緒に共役される1種以上のジエン又は8〜20個の炭素原子を有する1種以
上のビニル−芳香族化合物との共重合によって得られるコポリマー。
ことを条件として、アニオン重合的又は他のいずれの方法によっても製造できる
ことがわかるだろう。例えば、鎖に沿ってCOOH官能を有するポリマーを与えるこ
とで知られ、かつ特に研究“エマルジョン重合とエマルジョンポリマー”, P. A
. LOVELL and M. S. EL-AASSER, John Wiley and Sons (1997), pp. 558-561に
記載されている(そこで引用されている参照文献も参照せよ)エマルジョン中で
行われるラジカル重合による合成を挙げることができる。 好適な共役ジエンは、特に、1,3-ブタジエン、2-メチル-1,3-ブタジエン、例
えば2,3-ジメチル-1,3-ブタジエン、2,3-ジエチル-1,3-ブタジエン、2-メチル-3
-エチル-1,3-ブタジエン、2-メチル-3-イソプロピル-1,3-ブタジエン、アリール
-1,3-ブタジエン、1,3-ペンタジエン及び2,4-ヘキサジエンのような2,3-ジ(C1〜
C5アルキル)-1,3-ブタジエンである。 好適なビニル−芳香族化合物は、例えば、スチレン、オルト−、メタ−及びパ
ラ−メチルスチレン、市販混合物“ビニルトルエン”、パラ−tert.ブチルスチ
レン、メトキシスチレン、クロロスチレン、ビニルメシチレン、ジビニルベンゼ
ン及びビニルナフタレンである。
ニル−芳香族単位を含有しうる。このエラストマーは、いずれのミクロ構造をも
有することができ、使用する重合条件、特に変性剤及び/又はランダム化剤の存
否及び使用する変性剤及び/又はランダム化剤の量の相関である。このエラスト
マーは、例えばブロック、統計的、配列的又は小配列的エラストマーでよく、か
つ分散系又は溶液中で調製することができる。それらは、カップリング及び/又
は星状化又は官能化剤で、カップリング及び/又は星状化又は代わりに官能化す
ることができる。
くのシス-1,4-[結合]含量を有するもの、合成ポリイソプレン、ブタジエンスチ
レンコポリマー、特にスチレン含量が5質量%〜50質量%、さらに詳しくは20%
〜40%、該ブタジエン部分の1,2-結合の含量が4%〜65%、かつトランス-1,4結
合の含量が20%〜80%のもの、ブタジエン−イソプレンコポリマー、特に5質量
%〜90質量%のイソプレン含量と、40℃〜-80℃のガラス転移温度(Tg)を有す
るもの、イソプレン−スチレンコポリマー、特に5質量%〜50質量%のスチレン
含量と、-25℃〜-50℃のTgを有するものが好ましい。
質量%〜50質量%、さらに詳しくは10質量%〜40質量%のスチレン含量と、15質
量%〜60質量%、さらに詳しくは20質量%〜50質量%のイソプレン含量と、5質
量%〜50質量%、さらに詳しくは20質量%〜40質量%のブタジエン含量と、該ブ
タジエン部分の4%〜85%の1,2-単位含量と、該ブタジエン部分の6%〜80%の
トランス1,4-単位含量と、該イソプレン部分の5%〜70%の1,2-プラス3,4-単位
含量と、該イソプレン部分の10%〜50%のトランス1,4-単位含量とを有するもの
であり、かつさらに一般的にはいずれのブタジエン−スチレン−イソプレンコポ
リマーも、-20℃〜-70℃のTgを有する。 特に好ましくは、本発明の組成物のジエンエラストマーは、ポリブタジエン(
BR)、合成イソプレン(IR)、ブタジエン−スチレンコポリマー(SBR)、ブタ
ジエン−イソプレンコポリマー(BIR)、イソプレン−スチレンコポリマー(SIR
)、ブタジエン−スチレン−イソプレンコポリマー(SBIR)、又はこれら化合物
の2種以上の混合物から成る、高度に不飽和のジエンエラストマーの群から選択
される。
チレンコポリマー及びブタジエン−スチレン−イソプレンコポリマーから成る系
統群に属する。 本発明の実施形態の有利な実施例によって使用されるジエンエラストマーは、
20質量%〜30質量%のスチレン含量と、ブタジエン部分の15%〜65%のビニル結
合含量と、15%〜75%のトランス1,4-結合含量と、-20℃〜-55℃のTgを有する、
溶液中で調製されるブタジエン−スチレンコポリマーである。 本発明の実施形態の別の有利な実施例によって使用されるジエンエラストマー
は、エマルジョン中で調製されるブタジエン−スチレンコポリマーであり、それ
は、好ましくは乳化剤の総量が3.5phr(phr:100部のエラストマーについての質
量部)未満である。
、又は非アニオン開始剤からも得られる上記ジエンエラストマーが考慮される。
しかし、好ましくはリチウムのようなアルカリ金属、又はバリウムのようなアル
カリ土類金属を含有するアニオン開始剤が使用される。 好適な有機リチウム開始剤は、特に1個以上の炭素−リチウム結合を含むもの
である。例えば、エチルリチウム、n-ブチルリチウム(nBuLi)、イソブチルリ
チウム、及び1-4ジリチウムブタンのようなジリチウムポリメチレンのような脂
肪族有機リチウムが挙げられる。 ピロリジン又はヘキサメチレンイミンのような非環式又は環式二級アミンから
得られるリチウムアミドも使用できる。 例えばチタンの化合物のような遷移金属の化合物によって、又はネオジムのよ
うな希土類によって重合開始されるジエンエラストマーも本発明の範囲内と考え
られる。 本技術の当業者には公知なように、重合は、好ましくは不活性溶媒の存在下で
行われ、例えばペンタン、ヘキサン、イソ−オクタン、シクロヘキサン、メチル
シクロヘキサン、シクロペンタンのような脂肪族若しくは脂環式炭化水素、又は
ベンゼン、トルエン若しくはキシレンのような芳香族炭化水素でよい。この重合
は、連続的又は非連続的に行うことができる。重合は、通常20℃〜120℃、好ま
しくは30℃〜100℃の温度で行われる。
能化は、出願人名義の仏国特許出願番号99 05746に記載されている方法を用いて
有利に行うことができ、この出願は、一般的に少なくとも1個の二重結合を含む
いずれかのポリマー、例えばイソプレン、ブタジエン、イソブチレン、ビニル−
芳香族化合物のようなモノマーから得られるポリマー又はエチレン、プロピレン
及びジエンのターポリマーの官能化に関する。 この方法は、基本的に以下の工程に存する: −出発ポリマーを、不活性な炭化水素溶媒中、前記出発ポリマーにアルミニウ
ム由来物質を添加することによって、その鎖に沿ってハイドロアルミネーション
又はカルボアルミネーション反応を受けさせる第1工程、 −この反応の生成物に、前記アルミニウム由来物質と反応させることを意図し
た少なくとも1種の求電子物質を添加する第2工程、 −その後第2工程の官能化反応を停止し、かつその鎖に沿って官能化されたポ
リマーを回収する第3工程。
ション反応、それぞれ反応Al-H + C=C --> H-C-C-Al 又は Al-C + C=C --> C-C-
C-Alに従い、前記出発ポリマーの二重結合にAl-H又はAl-C結合を付加することと
なる反応を実施するため、特に前記アルミニウム由来物質としてアルキルアルミ
ニウム又はアルミネートを使用できる。 好ましくは、ジイソブチルアルミニウムハイドライドが用いられる。 この第1工程は、有利には、出発ポリマー1000g当たりのアルミニウム由来物
質のモル数が0.05〜5モル、好ましくは0.05〜0.5モルであるように、不活性炭
化水素溶媒中で行われる。 特に、トルエン、キシレン、ヘプタン、又は代わりにシクロヘキサンを不活性
炭化水素溶媒として使用することができる。 好ましくは、この第1工程は、20℃〜100℃、さらに好ましくは50℃〜70℃の
温度で実施される。
特に二酸化炭素を用いて、鎖に沿ったカルボン酸官能を有するポリマーを得る。
無水コハク酸のような環式無水物も使用できる。 この第2工程は、有利にはアルミニウム由来物質のモル数に対する求電子物質
のモル数のモル比が3以上であるように実施される。 好ましくは、この第2工程は、20℃〜100℃、さらに好ましくは50℃〜70℃の
温度で行われる。
液化する効力を有する金属錯化剤が添加される。この錯化剤は、好ましくは錯化
反応の際に少なくとも1個のプロトンを遊離可能な金属キレートで形成される。 好ましくは、前記キレートとしてアセチルラクトンが用いられる。ベンゾイル
アセトン又は8-ヒドロキシキノリンも使用できる。 この錯化剤のモル数のアルミニウム由来物質のモル数に対するモル比は、3以
上である。 求電子物質として二酸化炭素を用いてカルボン酸官能化後に前記錯化剤を添加
する場合、該反応媒体に高プロトン性酸、例えば塩酸を添加して前記停止を終了
する。 高プロトン性酸のモル数のアルミニウム由来物質のモル数に対するモル比は、
3以上である。 エマルジョン中で調製されたスチレン−ブタジエンコポリマーのようなジエン
エラストマーのカルボン酸官能化のためには、官能化剤として不飽和脂肪族モノ
カルボン酸若しくはジカルボン酸、例えばアクリル酸、マレイン酸若しくはフマ
ル酸、又は代わりにケイ皮酸のような炭素環式カルボン酸を使用できる。
又はこれらジエンエラストマーの数種の混合物を含有しうる。 鎖に沿ってCOOH官能を有する本発明のジエンエラストマーは、それ自体本発明
の組成物に使用でき、或いは天然ゴム若しくは天然ゴムと合成エラストマーに基
づいたブレンド、又は代わりにカップリング及び/又は星状化又はCOOH官能以外
で鎖に沿って部分的若しくは全体的に官能化可能な別のジエンエラストマーのよ
うなタイヤに従来使用されているいずれの他のエラストマーとのブレンドにも使
用することができる。 本発明のゴム組成物の特性は、本発明の組成物中の前記従来型エラストマーの
割合が低くなるほど、すべて大きく改善されることが分かるだろう。有利には、
この或いはこれら従来型エラストマーは、適用できるならば、本発明の組成物中
に、鎖に沿ってCOOH官能を有する本発明のジエンエラストマー100質量部につき
、1〜70質量部の量で存在しうる。
に対して“白色”フィラー又は時には“透明”フィラーと呼ばれることもあるが
、その色及びその起源(天然又は合成)がなんであろうと、無機又は鉱物フィラ
ーを意味するものと理解すべきであり、この無機フィラーは、それ自体で、中間
カップリング剤以外の他の如何なる手段なしで、タイヤ製造を意図したゴム組成
物を補強でき、すなわち、その補強機能において従来のタイヤグレードのカーボ
ンブラックと置き換えることができる。
の質量部)以上の量で本発明の組成物中に存在する。 この補強無機フィラーは、前記補強フィラー中のその質量分率が50%より高い
ように、本発明の組成物の補強フィラー中に大割合で存在することもまた好まし
い。 有利には、前記補強無機フィラーの全部又は少なくとも大割合がシリカ(SiO2)
である。用いられるシリカは、本技術の当業者に公知のいずれの補強シリカでも
よく、特に、高度に分散性の沈降シリカが好ましい場合でさえ、BET表面積及び
比CTAB表面積が両方とも450m2/g未満の沈降又は熱分解法シリカを使用できる。
ciety”,vol. 60,ページ309,1938年2月に記載され、かつ規格AFNOR-NFT-45007
(1987年11月)に準拠するBrunauer, Emmet及びTellerの方法に従い、公知の様式
で決定され;CTAB比表面積は、1987年11月の同一規格AFNOR-NFT-45007に準拠し
て決定される外部表面積である。 “高分散性シリカ”は、エラストマーマトリックス中で脱凝集しかつ分散する
かなりの能力を有するシリカを意味するものであり、薄切片について電子若しく
は光学顕微鏡によって公知の方法で観察することができる。このような好ましい
高分散性シリカの非限定的な例としては、AkzoからのシリカPerkasil KS 430、D
egussaからのシリカBV 3380、RhodiaからのシリカZeosil 1165 MP及び1115 MP、
PPGからのシリカHi-Sil 2000、HuberからのシリカZeopol 8741又は8745、及び例
えば、出願EP-A-0 735 088に記載されているアルミナ“ドープド”シリカのよう
な処理された沈降シリカが挙げられる。
代わりにボール形状であれ重要でない。当然、“補強無機フィラー”は、異なる
補強無機フィラー、特に上述したような高分散性シリカの混合物を意味すること
も理解される。 本発明のゴム組成物の補強フィラーは、ブレンド(混合物)中に、上述の補強
無機フィラー若しくは複数のフィラーに加え、小割合で(すなわち、50%未満の
質量分率で)カーボンブラックを含有しうることがわかるだろう。好適なカーボ
ンブラックは、いずれのカーボンブラックでもえり、特に、慣習的にタイヤ、特
にタイヤトレッドに使用されているタイプHAF、ISAF及びSAFのカーボンブラック
である。このようなカーボンブラックの非限定的例としては、カーボンブラック
N115、N134、N234、N339、N347及びN375が挙げられる。 例えば、ブラック/シリカブレンド又は部分的若しくは全体的にシリカで覆わ
れたブラックは補強フィラーを形成するのに好適である。また、これは非限定的
であるが、国際特許明細書WO-A-96/37547に記載されており、商品名“CRX 2000
”でCABOTによって販売されているフィラーのようなシリカで修飾されたカーボ
ンブラックを含む補強無機フィラーも好適である。
アルミナ(式Al2O3の)、又は代わりに -国際特許明細書WO-A-99/28376に記載されているもののような水酸化アルミニ
ウム。 補強フィラーが補強無機フィラーとカーボンブラックのみを含有する場合、前
記補強フィラー中のこのカーボンブラックの質量分率は、好ましくは30%以下に
選択される。 しかし、本発明の組成物の上記特性は、該組成物が含む補強フィラー中に含ま
れる補強無機フィラーの質量分率が高いほど、すべて良く改善され、かつ前記特
性は、補前記組成物が補強フィラーとして補強無機フィラー、例えばシリカのみ
を含有するときに最高であることが経験から分かる。従って、この後者の場合が
、本発明のゴム組成物の好ましい実施例を構成する。
ーマトリックス結合剤(カップリング剤とも呼ばれる)を含み、その機能は前記
無機フィラーとマトリックスとの間の十分な化学的及び/又は物理的結合(又は
カップリング)を確実にしながら、前記マトリックス内におけるこの無機フィラ
ーの分散を促進することである。 “カップリング剤”は、さらに正確には、問題のフィラーとエラストマーとの
間の十分な化学的及び/又は物理的結合を確立しながら、該エラストマーマトリ
ックス内におけるこのフィラーの分散を促進できる薬剤を意味するものと理解さ
れる。このようなカップリング剤は、少なくとも二官能性であり、例えば簡略一
般式“Y-T-X”を有し、式中: −Yは、物理的及び/又は化学的に無機フィラーと結合できる官能基(“Y”
官能)を表し、このような結合は、例えば、カップリング剤のケイ素原子と無機
フィラーのヒドロキシル(OH)表面基(例えば、シリカの場合の表面シラノール
)との間で確立され; −Xは、例えば、イオウ原子によって、物理的及び/又は化学的にエラストマ
ーと結合できる官能基(“X”官能)を表し; −Tは、YとXの連結を可能にする基を表す。
を含むが、エラストマーについて活性であるX官能を持たない、問題のフィラー
を覆うための単なる薬剤と混同してはならない。 可変な有効性のこのようなカップリング剤は、非常に多くの文書で記述されて
おり、かつ当業者には周知である。実際に、タイヤ製造に使用できるジエンゴム
組成物中で、シリカのような補強無機フィラーとジエンエラストマーとの間の有
効な結合又はカップリングを確実にすることが分かっているか或いは確実にする
であろういずれの公知のカップリング剤、例えばオルガノシロキサン、特に多硫
化アルコキシシラン若しくはメルカプトシラン、又は代わりに上述したX及びY
官能を有するポリオルガノシロキサンのようなカップリング剤も使用できる。 特にシリカ/エラストマーカップリング剤は、多くの文書に記述されており、
多硫化アルコキシシランのような二官能性アルコキシシランが最もよく知られて
いる。
コキシシランが使用され、例えば特許US-A-3 842 111, US-A-3 873 489, US-A-3
978 103, US-A-3 997 581, US-A-4 002 594, US-A-4 072 701, US-A-4 129 585
,又はより最近の特許US-A-5 580 919, US-A-5 583 245, US-A-5 650 457, US-A-
5 663 358, US-A-5 663 395, US-A-5 663 396, US-A-5 674 932, US-A-5 675 01
4, US-A-5 684 171, US-A-5 684 172, US-A-5 696 197, US-A-5 708 053, US-A-
5 892 085, EP-A-1 043 357に記載されているようなものが使用され、これら特
許はこのような公知化合物について詳述している。
する対称多硫化アルコキシシランであり: (I) Z-A-Sn-A-Z、式中: - nは、2〜8(好ましくは2〜5)の整数であり; - Aは、二価の炭化水素基であり(好ましくはC1-C18 アルキレン基又はC6-C12ア
リーレン基、さらに好ましくはC1-C10アルキレン、特にC1-C4アルキレン、特に
プロピレン); - Zは、下式の1つに相当し:
はC1-C6アルキル基、シクロヘキシル又はフェニル、特にC1-C4アルキル基、さら
に具体的にはメチル及び/又はエチル)。 - 基R2は、置換され又は置換されておらず、かつ同一又は異なってよく、C1-C18 アルコキシル基又はC5-C18シクロアルコキシル基を表す(好ましくはC1-C8アルコ
キシル基又はC5-C8シクロアルコキシル基、さらに好ましくはC1-C4アルコキシル
、特にメトキシル及び/又はエトキシル)。
能な混合物の場合、“n”の平均値は、好ましくは2〜5の範囲内の分数である
ことが分かるだろう。 多硫化アルコキシシランとして、さらに具体的には、例えばビス(3-トリメト
キシシリルプロピル)又はビス(3-トリエトキシシリルプロピル)のポリスルフィ
ドのようなビス-(アルコキシル(C1-C4)-アルキル(C1-C4)シリルアルキル(C1-C4)
)のポリスルフィド(特にジスルフィド、トリスルフィド又はテトラスルフィド)
が挙げられる。これら化合物の中で、好ましくは、式[(C2H5O)3Si(CH2)3S2]2の
ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、略してTESPT、式[(C2H5 O)3Si(CH2)3S]2のビス(トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、略してTES
PDが使用される。TESPDは、例えばDegussaにより、商品名Si266又はSi75(後者の
場合、ジスルフィド(75質量%)とポリスルフィドとの混合物の形態)で、又は代
わりにWitcoにより、商品名Silquest A1589で販売されている。TESPTは、例えば
Degussaにより、商品名Si69(又は、それがカーボンブラック上に50質量%担持さ
れている場合はX50S)で、又は代わりにOsi Specialtiesにより、商品名Silquest
A1289(両者の場合、nの平均値が4に近いポリスルフィドの市販混合物)で販売
されている。
前記補強無機フィラーに加え、可塑剤、顔料、酸化防止剤、抗オゾンワックス、
イオウ及び/又はペルオキシド及び/又はビスマレイミドのいずれかに基づいた
架橋系、一酸化亜鉛とステアリン酸を含む架橋活性化剤、エキステンダー油、ア
ルコキシシラン、ポリオール又はアミンのようなシリカを覆う1種以上の薬剤を
も含む。 特に、これら組成物は、カルボン酸官能を有するジエンエラストマーがパラフ
ィン、芳香族又はナフテン油を用いて増量され、エキステンダー油の量は0と50
phrの間でよい。
機械的作業で、かつ最大温度130℃〜200℃の第1段階、次いで前記第1段階の温
度未満の温度で行われ、かつその間に前記架橋系が取り込まれる機械的作業とい
う第2段階にあり、前記第1段階は、以下の工程を含む: −酸化防止剤を除き、前記第1段階の前記構成成分が一緒に混合される第1工
程、及び −該酸化防止剤が取り込まれ、前記第1工程の構成成分と共に混合される第2
工程。 さらに、前記第2工程の際に、その後の架橋を活性化するため、慣習的に一酸
化亜鉛が添加される。
込むと、熱機械的作業の第2工程時に一酸化亜鉛を取り込む従来技術に比し、上
記定義に対応する架橋状態において、本発明の組成物の低変形におけるヒステリ
シスロスをさらに最少にすることができ、その上、本発明のこの組成物に、公知
の官能性エラストマーに基づいた組成物の加工特性と比較してもなお改良され、
かつ熱機械的作業の第2工程の際に一酸化亜鉛を取り込んで得られる本発明の組
成物の加工特性に匹敵する、非架橋状態における加工特性を与えることを発見し
た。 出願人は、さらに予想外に、熱機械的作業の第1工程時に一酸化マグネシウム
を取り込むと、上記定義に対応する架橋状態において、本発明の組成物の高低変
形におけるヒステリシスロスをさらに最少にすることができ、その上、本発明の
この組成物に、非官能性エラストマーに基づいた組成物の加工特性と同様の、非
架橋状態における加工特性を与えることを発見した。
むような、又は代わりにこの組成物で形成されるようなタイヤ用トレッドでもあ
る。 本発明のゴム組成物を特徴づける架橋状態における低減されたヒステリシスの
ため、前記組成物を含むトレッドのタイヤは、有利にローリング抵抗が低減され
ることがわかるだろう。 本発明のタイヤは、このトレッドを含むようなタイヤである。 本発明の上記特徴、及びその他のことは、本発明の実施形態のいくつかの実施
例についての以下の説明を読めば、さらに理解されるだろう。これら実施例は説
明のために与えられており、限定するものではない。 ポリマーについて、示される粘度はトルエン中25℃で1g/lの濃度で測定され
る固有粘度である。 以下の実験法は、特に、得られたポリマーを特徴づけるために使用した。
料についての分子量分布を決定した。その特徴が欧州特許明細書EP-A-692 493の
実施例1に記述されている基準生成物から出発すると、この方法により、ある試
料について、浸透圧計測で決定される値と異なり、相対値を有する数平均分子量
(Mn)、及び質量平均分子量(Mw)も評価できる。それらからこの試料の多分散
指標(Ip=Mw/Mn)を推論した。 この方法により、巨大分子は、多孔性固定相で充填されたカラム内で、膨張し
たときのそれぞれのサイズに従って物理的に分離される。この分離を行う前に、
ポリマーの試料は、約1g/lの濃度でテトラヒドロフランに可溶化される。 上記分離に、商品名“WATERS”及びモデル“150C”で販売されているクロマト
グラフを用いた。溶出溶媒はテトラヒドロフランであり、流速は1ml/分、系の
温度は35℃、かつ分析の持続時間は30分である。1セットの2つの“WATERS”カ
ラム、タイプ“STYRAGEL HT6E”を用いる。 ポリマー試料の溶液の注入体積は100μlである。検出器は、“WATERS”示差屈
折計、モデル番号“R401”である。クロマトグラフィーデータを処理するソフト
ウェア、商標名“WATERS MILLENIUM”も使用する。
能単位の数を計算する目的で、COOH官能と反応することが分かっている試薬であ
る過剰のジアゾメタンでエステル化後に1H NMR法を用いた計量法を使用した。 さらに正確には、この方法は、1H NMRによるCOOH官能の量への間接的かつ定量
的アクセスを提供するため、ジアゾメタンを用いて、エラストマーに固定されて
いるCOH官能からメチルエステル官能を得ることから成る。 (i)まず、以下のようにジアゾメタンが調製される: それは、氷を融解する温度でジエチルエーテルの存在下、N-メチル-N-ニトロ
ソパラトルエンスルホンアミドに対するアルコール性水酸化カリウム溶液の作用
によって得られる。該試薬を含有するエーテル相が単純蒸留で回収される。 そして、以下の方法でエステル化反応が行われる。 (ii)特有の様式で洗浄かつ乾燥されたエラストマーの試料がトルエンに可溶化
され、分析によってそれを特徴づけできるようにする。 (iii)この特有の製法は、酸性化合物(ストッパー、酸化防止剤、触媒残渣、
特にイソバレリアン酸のような副生物)の如何なる痕跡をも除去するため、トル
エン中で3回の連続した溶解操作でエラストマーを処理し、各操作の後にアセト
ンと水で生成され、かつ塩酸でpH=2に酸性にされた混合物中で凝固操作をす
ることから成る。このように処理したエラストマーをオーブン内50℃で真空中か
つ窒素雰囲気下で乾燥する。 (iv)そこに、ジアゾメタンを含有するエーテル溶液を、COOH官能に対して試薬
が過剰になるように添加する。このように処理したポリマーを引き続きメタノー
ル中で凝固させ、トルエンとメタノールに2回再溶解させ、凝固させる。ポリマ
ーをデシケーター内周囲温度で、ベーンポンプの手段によって高真空下で乾燥す
る。 (v)1H NMR分析は、以下の様式で行われる。 このようにエステル化されたポリマーの試料を二硫化炭素に可溶化させる。名
称BRUKER AC200で市販されている分光器を用いて1H NMRシグナルを分析する。CO
OCH3の3個のメチルプロトンの特徴的なシグナルが、官能性ポリマー中のCOOH官
能の最初の割合への定量的アクセスを与える。
表中ムーニーと示される。 −300%(ME 300)、100%(ME 100)及び10%(ME 10)での伸び弾性率:規格ISO 3
7に準拠して得られる測定値。 スコット破断指標:20℃で測定され、 MPaで測定される破断負荷(BL)、 %での破断点伸び(EB) −ヒステリシスロス(HL):60℃における跳ね返りの%で測定される。測定さ
れるロスの変形は約40%である。 −ショアA硬度:規格DIN 53505に準拠して得られる測定値。 動的剪断特性: これらは、変形の関数としての測定値であり:0.15%〜50%のp−p変形によ
って10ヘルツで行われる。表れる非線形性は、0.15%〜50%変形間の剪断弾性率
のMPaでの差である。ヒステリシスは、規格ASTM D2231-71(1977に再承認)に準
拠した23℃におけるtan δ max.の測定値によって表される。
中に、167gのスチレン、476gのブタジエン及び2000ppmのテトラヒドロフラン(
THF)を注入することによって、スチレン/ブタジエンコポリマーが調製される。
不純物をn-BuLiで中和し、0.0038モルのn-BuLiと0.0011モルのtert.ブチル化ナ
トリウムをランダム化剤として添加する。重合は55℃で行う。 第2段階において、90%転化率で、0.006モルのメタノールを反応器中に注入
する。ポリマー溶液を15分間55℃で撹拌する。0.8phrの2,2'-メチレンビス(4-メ
チル-6-tert.ブチルフェノール)と、0.2phrのN-(1,3-ジメチルブチル)-N'-p-フ
ェニレンジアミンの添加によってポリマーの酸化を防止し、水蒸気ストリッピン
グで回収し、オープンミル上100℃で乾燥する。
続的かつ溶液中における調製(S-SBR B): 第1段階で、S-SBR Aの調製について述べたのと同一条件下で操作される。 第2段階において、90%転化率で、反応器から一定分量を取り、メタノールを
添加して反応を停止し、ポリマーの粘度を測定すると、1.4dl/gである。0.0013
モルのヘキサメチルシクロトリシロキサン(D3)を反応器の残りの内容物中に注
入する。ポリマー溶液を15分間55℃で撹拌する。0.8phrの2,2'-メチレンビス(4-
メチル-6-tert.ブチルフェノール)と、0.2phrのN-(1,3-ジメチルブチル)-N'-p-
フェニレンジアミンの添加によってポリマーの酸化を防止し、水蒸気ストリッピ
ングで回収し、オープンミル上100℃で乾燥する。
再溶解によるポリマー試料の精製後に1H NMRで測定される。この官能化鎖の量は
、この方法により、ポリマー1キログラム当たりのミリ当量(meq/kg)で表され
る。1H NMRスペクトルは、-Si(CH3)2-OH基に相当する0と-0.1ppmにおける遮断
を特徴とする。S-SBR Bでは、1H NMR分析は、4.5meq/kgという官能の量を与え、
ポリマーの分子量Mnを斟酌すると、約70%の官能化鎖に相当する。
(Mn)を浸透圧計測によって正確に決定した。 上述のSEC法も使用してこれらポリマー試料についての分子量分布を決定した
。 浸透圧計測によって決定した数平均分子量がMn=18,000g/モルであり、SEC法
で決定した多分散指標がIp=1.09である同一の出発スチレン/ブタジエンコポリ
マーの脱酸素溶液を用いて3種の官能性コポリマーS-SBR C、S-SBR D及びS-SBR
Eをそれぞれ調製した。 この出発コポリマーのスチレン、1,4-シス結合、1,4-トランス結合及び1,2-結
合の割合は、それぞれ25%、28%、32%及び40%である。 さらに、この出発溶液は、0.2phrの酸化防止剤N-1,3-ジメチルブチル-N'-フェ
ニル-p-フェニレンジアミン及び0.2phrの酸化防止剤2,2'-メチレン-ビス(4-メチ
ル-6-t.ブチルフェノール)を含有する。
で、7リットルの前記脱酸素溶液を含有する10リットル反応器中に、必要モル量
のジイソブチルアルミニウムハイドライド(HDiBA)のトルエン溶液、トルエン中
の該ポリマー溶液の質量分率は10%である溶液が導入される。 この反応媒体を10分間撹拌し続け、十分に均質化する。撹拌を停止し、静的条
件下、65℃で64時間ハイドロアルミネーションを行う。 3種の官能性エラストマーS-SBR C、S-SBR D及びS-SBR Eを調製するために、
比“HDiBAのモル数/ポリマーのkg”の値を変えたことがわかるだろう(この比
は、S-SBR C、S-SBR D及びS-SBR Eについてそれぞれ0.05モル/kg、0.1モル/kg及
び0.2モル/kgである)。
ことによって官能化を行う。この官能化は、エラストマーS-SBR C、S-SBR D及び
S-SBR Eの調製では、同一の操作条件下で遂行される。 まずアセチルアセトン/アルミニウムのモル比12のアセチルアセトンで、それ
から塩酸/アルミニウムのモル比7.5の塩酸で反応を停止する。 得られたエラストマー溶液を、2,2'-メチレン-ビス(4-メチル-6-t.ブチルフェ
ノール)から成る0.3phrの酸化防止剤で処理し、酸性媒体中(pH=2)、好ま
しくは水蒸気と共にストリッピングを行う。 塩酸/アルミニウムのモル比が5になるように、エラストマーを濃塩酸水溶液
と共にトルエンに再溶解させる。 そして、残留イソバレリアン酸、すなわちHDiBAに含まれるイソブチル基のカ
ルボキシル化の副生物を完全に除去できるように、酸性媒体中で2回目のストリ
ッピングを行う。 このように処理したエラストマーをオープンミル上100℃で排出し、かつ真空
中60℃で(不活性窒素雰囲気)18時間乾燥する。
する官能単位の数は、これら2種の計算について2種の異なった方法を用いて計
算した。 −第1の方法は、酸定量法によるカルボン酸官能の計測と計算から成り、一方
でポリマーのkg当たりのこれらCOOH官能の量、及び他方で180,000g/モルのMn(
浸透圧計測によって決定)を基準とする鎖ごとの単位数を計算する。 この酸定量法による計測は、このように調製されたエラストマーの試料をトル
エンとオルトジクロロベンゼンの混合物に溶解することによって行った。ピリジ
ンの存在下、イソプロパノール中水酸化テトラブチルアンモニウムの溶液でCOOH
官能を中和する。
にある。 得られた結果を下表1に示し、前記出発スチレン−ブタジエンコポリマー及び
ハイドロアルミナイズ及び官能化された3種のコポリマーS-SBR C、S-SBR D及び
S-SBR Eを示す。 COOH官能の量及び鎖ごとのCOOH単位数は、下表1に示される上述の2方法の一
方又は他方によって決定した。
SBR C、S-SBR D及びS-SBR Eは、出発ポリマーのマクロ構造と事実上同一のマク
ロ構造を有することがわかるだろう。
拌しながら5℃で重合操作を行う。 使用する水は脱イオンし、窒素流中を通して泡立て、如何なる溶解酸素をも除
去する。 5.45gのn-ドデシルアミン、1.59gの酢酸及び543.5mlの水から成る乳化溶液
を、予め窒素を通して泡立てた750mlのスタイニービン中に導入する。この乳化
溶液を60℃に加熱し、n-ドデシルアミンが完全に溶解するまで撹拌する。 そして、このビンに6.5mlの100g/l KCl溶液、6.5mlの100g/l AlCl3溶液及び23
mlの1モル塩酸溶液を添加する。 この原料溶液45mlを250mlのスタイニービンに入れ、5℃に冷却する。そこに
、13gの液体ブタジエンと12gのスチレンを添加する。安定なエマルジョンが生
成するまで、全体をタンク内5℃で撹拌する。最後に、31.25g/l n-ドデシルメ
ルカプタンと14.25g/l パラメタンハイドロペルオキシドの溶液2mlを添加し、
撹拌しながら5℃で重合を開始させる。
物を数分間撹拌する。そして150mlのトルエンと、80%の製品名“AO2246”及び2
0%のN-(1,3-ジメチルブチル)-N'-フェニル-p-フェニレンジアミン(一般に“6PP
D”と呼ばれる)を含む酸化防止剤混合物1phrとを添加する。この溶液を再び撹
拌する。それを最後にストリッピングし、ポリマーを30〜50℃で乾燥する。 以下に示される特性を有する15gのポリマーが得られる。
。
添加すること以外は、上記セクションD/の通りである。 18時間後、0.025gのヒドロキノンを添加して反応を停止させる。前記セクシ
ョンD/と同様にポリマーを回収する。 以下に示される特性を有する15gのポリマーが得られる。 さらに、このようにして得られたE-SBR Gは、乳化剤の総量が3phr未満である(
可溶化及びストリッピングによって得られるポリマーの処理は、E-SBR G中の乳
化剤の最終量を減じる効果を有するので)。
撹拌しながら5℃で重合操作を行う。 使用する水は脱イオンし、窒素流中を通して泡立て、如何なる溶解酸素をも除
去する。 37.19gのn-ドデシルアミン、10.95gの酢酸及び540mlの水から成る乳化溶液
を、窒素を通して泡立てた750mlのスタイニービン中に導入する。この乳化溶液
を60℃に加熱し、n-ドデシルアミンが完全に溶解するまで撹拌する。 10lの反応器に3lの水を加え、30分間窒素を通して泡立てる。すべてのソー
プ溶液、50g/l KClの溶液90ml、100g/l AlCl3の溶液90ml、14g/l FeCl2の溶液11
4ml及び塩酸の1モル溶液177mlを反応器中に導入する。 反応器を12℃に冷却し、そこに1164gのブタジエンと1006gのスチレンを添加
する。反応器の温度を5℃に下げる。5分の撹拌後、2.55gのパラメタンハイド
ロオキシドと10.52gのメルカプタンの両方を68gのスチレンで希釈して添加す
る。
トマーにつき15g)、別の7lのトルエン及び80%の製品“AO2246”と20%の“
6PPD”で構成される酸化防止剤の混合物1phrを添加する。得られた溶液をスト
リッピングし、乾燥する。最終転化率は74%である。 このポリマーをトルエン中に可溶化し、名称“EXAPOL”でBRITISH PETROLEUM
によって販売されている芳香族油27.5phrで増量する。最後にポリマーをオーブ
ン内で真空中40〜50℃の温度で乾燥する。 得られたポリマーの特性を以下に示す。
中における調製(E-SBR I): 重合の手順は、5.78gのメタクリル酸を乳化溶液に添加すること以外、セクシ
ョンF/の通りである。 9時間30分後に重合を停止させ、転化率は70%である。上記セクションF/と
異なり、ストリッピングに進む前に、得られたポリマーに27.5phrの前記芳香族
油“EXAROL”を添加し、ストリッピング水のpHはpH=2に維持する。 ポリマーをオーブン内窒素下30℃で乾燥し、この形態でゴム特性試験に用いる
(以下のセクションII/参照)。 乾燥ポリマーの特徴は下表に示される。 油で増量されたポリマーのムーニー粘度ML(1+4)は48である。
可溶化及びストリッピングによって得られるポリマーの処理は、E-SBR G中の乳
化剤の最終量を減じる効果を有するので)。
用に、セクションIの5種のエラストマー(S-SBR A、S-SBR B、S-SBR C、S-SBR
D及びS-SBR E)を使用した。 これら組成物A、B、C、D及びEは、それぞれ以下の配合を有する(phr:1
00部のエラストマーについての質量部で表される): エラストマー 100 シリカ(1) 80 芳香族油(“ENERFLEX 65”) 40 結合剤(2) 6.4 ZnO 2.5 ステアリン酸 1.5 酸化防止剤(3) 1.9 抗オゾンワックス“C32ST” 1.5 イオウ 1.1 スルフェンアミド(4) 2 ジフェニルグアニジン 1.5 (1)=Rhodia製シリカ“Zeosil 1165MP”、 (2)=Degussaからの結合剤“Si69”、 (3)=N-(1,3-ジメチルブチル)-N'-フェニル-p-フェニレンジアミン、及
び (4)=N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド。
られる2工程によって、それから第2の仕上げ段階において、機械的作業によっ
て製造される。 70%充填で容量が400cm3かつ約90℃の初期温度の“バンバリー”型の実験室内
部ミキサー中に、連続的にエラストマー、補強フィラーの3分の2、カップリン
グ剤、ジフェニルグアニジン及びステアリン酸が導入され、約1分後に、残りの
補強フィラー、芳香族油及び抗オゾンワックス“C32ST”が導入される。 第1熱機械的作業工程は、約160℃の最大滴下温度に達するまで4〜5分間行
なわれる。エラストマーブロックが回収、冷却される。
最大滴下温度に達するまで、3〜4分間熱機械的作業の第2工程が行われる。 上記第1段階の熱機械的作業は、このようにして行われ、この第1段階時のブ
レードの平均速度は45rpmに特定される。 このようにして得られた混合物が回収、冷却され、外部ミキサー(均質仕上げ
機)内でイオウ及びスルフェンアミドが30℃で添加され、すべてが3〜4分間混
合される(上述した第2段階の機械的作業)。 このようにして得られた組成物は、それらの物理的又は機械的性質を測定する
ためにシート(2〜3mm厚の)若しくはゴムの薄フィルムの形態で、又は所望の
寸法に裁断し、及び/又は組立て後、例えばタイヤ用、特にトレッド用半製品と
して直接使用できるプロファイルド要素の形態でカレンダー加工される。 架橋は、150℃で40分間行われる。 結果は下表2に示される。
れぞれS-SBR B、S-SBR C、S-SBR D及びS-SBR Eに基づく)についての比ME300/ME
100が組成物Aの比ME300/ME100よりも高く、他方で、ヒステリシス特性(高低の
変形における)は前記組成物Aの特性に比して大きく向上していることがわかる
だろう。 本発明の組成物C、D及びEが、ヘキサメチルシクロトリシロキサンとの反応
で官能化されたエラストマーに基づく組成物Bの値より明らかに小さいムーニー
“混合物”の値を有することもわかるだろう。これらムーニー値は、本発明の組
成物の加工性能の指標であり、公知の官能性エラストマーに基づいた組成物の値
に比して向上している。
、非官能性エラストマーS-SBR Aに基づく組成物Aの値に近い(本発明の組成物
Eのムーニー値は組成物AとBの値の間である)。 他言すれば、鎖に沿ってCOOH官能を含むエラストマーS-SBR C、S-SBR D及びS-
SBR E、さらに特にS-SBR Dは、シリカで充填された組成物に、公知の官能性エラ
ストマーによってこのような組成物に与えられるのと事実上同一の架橋状態にお
けるゴム特性を与え、なおさらに非官能性エラストマーによって与えられる加工
性能に近い加工性能を有する。
は、さらにカルボン酸を含むという点で区別される、乗用車トレッドタイプのゴ
ム組成物A'を調製した。 本発明の上記組成物Dの特性と組成物A'の特性の比較を試みた。 組成物AとDのそれぞれは、以下の配合を有する(phr:100部のエラストマー
についての質量部で表される): エラストマー 100 シリカ(1) 80 芳香族油(“ENERFLEX 65”) 40 結合剤(2) 6.4 ZnO 2.5 ステアリン酸 1.5 酸化防止剤(3) 1.9 抗オゾンワックス“C32ST” 1.5 イオウ 1.1 スルフェンアミド(4) 2 ジフェニルグアニジン 1.5 (1)=Rhodia製シリカ“Zeosil 1165MP”、 (2)=Degussaからの結合剤“Si69”、 (3)=N-(1,3-ジメチルブチル)-N'-フェニル-p-フェニレンジアミン、及
び (4)=N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド。
つそれは、S-SBR Aとオレイン酸の最初の共同咀嚼が生じうるように、他の添加
剤の添加前に取り込まれる。S-SBR Aに添加されるオレイン酸の量は0.62phrであ
り、本発明のS-SBR Dによる類推によって、エラストマー鎖に固定される4単位
の化学量論に相当する(組成物A'は組成物A及びDについて上述した配合を有
し、さらに0.62phrのオレイン酸を有する)。
られる2工程によって、それから第2の仕上げ段階で、機械的作業によって製造
される。 70%充填で容量が400cm3かつ約90℃の初期温度の“バンバリー”型の実験室内
部ミキサー中に、連続的にエラストマー、補強フィラーの3分の2、カップリン
グ剤、ジフェニルグアニジン及びステアリン酸が導入され、約1分後に、残りの
補強フィラー、芳香族油及び抗オゾンワックス“C32ST”が導入される。 第1熱機械的作業工程は、約160℃の最大滴下温度に達するまで4〜5分間行
なわれる。エラストマーブロックが回収、冷却される。
最大滴下温度に達するまで、3〜4分間熱機械的作業の第2工程が行われる。 上記第1段階の熱機械的作業はこのようにして行われ、この第1段階のブレー
ドの平均速度は45rpmに特定される。 このようにして得られた混合物が回収、冷却され、外部ミキサー(均質仕上げ
機)内でイオウ及びスルフェンアミドが30℃で添加され、すべてが3〜4分間混
合される(機械的作業)。 このようにして得られた組成物は、それらの物理的又は機械的性質を測定する
ためにシート(2〜3mm厚の)若しくはゴムの薄フィルムの形態で、又は所望の
寸法に裁断し、及び/又は組立て後、例えばタイヤ用、特にトレッド用半製品と
して直接使用できるプロファイルド要素の形態でカレンダー加工される。 架橋は、150℃で40分間行われる。 結果は下表3に示される。
/ME100が組成物Aの比ME300/ME100に非常に近く、他方で、組成物A'のヒステリ
シス特性は、組成物Aの特性に比して実質的に向上していないことがわかるだろ
う。 この結果にかんがみ、鎖に沿ってCOOH官能を含むエラストマーS-SBR Dは、シ
リカで充填された組成物に、カルボン酸を含む組成物A'についての同組合せの
特徴に比して全体的に改良されている一組合せの特徴“低変形での加工性能/特
性”を与えることがわかるだろう。
のためにS-SBR B(ヘキサメチルシクロトリシロキサンとの反応で官能化)とセ
クションIのS-SBR D(鎖に沿って4個のCOOH単位を含む)を用い、これら組成
物B'及びD'は、それぞれセクションII.A/で上述した組成物B及びDとは、そ
のそれぞれの調製方法によってのみ区別される(これら組成物B'及びD'は、そ
れぞれ上記セクションII.A/及びII.B/におけるのと同一成分及び配合を有する
)。
けられる2工程によって、それから第2の仕上げ段階で、機械的作業によって製
造される。 70%充填で容量が400cm3かつ約90℃の初期温度の“バンバリー”型の実験室内
部ミキサー中に、連続的にエラストマー、補強フィラーの3分の2、カップリン
グ剤、ジフェニルグアニジン及びステアリン酸が導入され、約1分後に、残りの
補強フィラー、芳香族油及び抗オゾンワックス“C32ST”が導入される。 第1熱機械的作業工程は、約160℃の最大滴下温度に達するまで4〜5分間行
なわれる。エラストマーブロックが回収、冷却される。
最大滴下温度に達するまで、3〜4分間熱機械的作業の第2工程が行われる。 上記第1段階の熱機械的作業はこのようにして行われ、この第1段階のブレー
ドの平均速度は85rpmに特定される(セクションII.A/の実施例とは異なる)。 このようにして得られた混合物が回収、冷却され、外部ミキサー(均質仕上げ
機)内でイオウ及びスルフェンアミドが30℃で添加され、すべてが3〜4分間混
合される(機械的作業)。 このようにして得られた組成物は、それらの物理的又は機械的性質を測定する
ためにシート(2〜3mm厚の)若しくはゴムの薄フィルムの形態で、又は所望の
寸法に裁断し、及び/又は組立て後、例えばタイヤ用、特にトレッド用半製品と
して直接使用できるプロファイルド要素の形態でカレンダー加工される。 架橋は、150℃で40分間行われる。 架橋性組成物B'及びD'を得るため、すべての一酸化亜鉛(ZnO)は、慣習的
に熱機械的作業の第2工程で導入されることがわかるだろう。
にも使用し、この組成物D''は、すべての一酸化亜鉛の導入が、従来様式の熱機
械的作業の第2工程時ではなく、熱機械的作業の第1工程時に行われるという点
でのみ上記組成物D'と区別される(この組成物D''も上記セクションII.A/及
びII.B/と同一の配合を有する)。 一方で、本発明の組成物D'とD''の特性を相互に比較し、他方で、組成物B'
の特性との比較を試みた。 結果は下表4に示される。
についての比ME300/ME100が本発明の他の組成物D'の比ME300/ME100よりも高く
、他方で、組成物D''の低変形におけるヒステリシス特性は、組成物D'の特性
に比し、かつ組成物B'(ヘキサメチルシクロトリシロキサンとの反応で官能化
されたエラストマーに基づく)の特性に比しても改良されていることがわかるだ
ろう。 本発明の組成物D''が、組成物B'の値より明らかに小さいムーニー“混合物
”の値を有することもわかるだろう。このムーニー値は、本発明の組成物D''の
加工性能の指標であり、公知の官能性エラストマーに基づいた組成物の性能と比
較して常に向上している。
填され、かつ熱機械的作業の第1工程時にZnOを導入して得られる組成物D''に
、公知の官能性エラストマーによってこのような組成物に与えられる特性に比し
て改良された低変形におけるヒステリシス特性を与え、なおさらに組成物D''は
、やはりシリカで充填されたエラストマーS-SBR Dに基づいているが、熱機械的
作業の第2工程時にZnOの慣習的な導入によって得られる組成物D'の特性と比較
して同一、又は改良さえされた加工性能を有する。
D'''の特性を、上記セクションで試験した組成物A、B'及びD'の特性と比較
した(熱機械的作業の第2工程時にZnOが導入されるB'及びD'については上記
セクションC/を参照せよ)。 組成物D'''は、組成物D'についての上記セクションC/に記載の方法に従っ
て製造され、この組成物D'''は、さらに熱機械的作業の第1工程の真っ先に(
すなわち内部ミキサー内t=0で)一度に1.33phrの量の酸化マグネシウム(MgO
)が添加されるという事実を特徴とする。 結果は表5に示される。
械的作業の第1工程時にMgOが添加されたS-SBR Dに基づく)についての比ME300/
ME100が、組成物B'の比ME300/ME100と実質的に同一であり、かつ他方で、ヒス
テリシス特性(60℃でのロス及び23℃でのtgδmax)は、組成物Aの特性に比し
て大きく改良されていることがわかるだろう。D'''は、組成物D'の高低変形に
おけるヒステリシス特性に比し改良され、低変形については組成物B'と比較し
ても改良された特性を得ることができることもわかる。
官能性S-SBRに基づく組成物Aの値に実質的に近い混合物のムーニー粘度の値を
有するようである。結果として、この組成物D'''は、従来の官能性エラストマ
ーに基づいた組成物の加工性能と比較して明らかに改良された加工性能を有する
。 他言すれば、本発明の組成物D'''は、従来の官能性エラストマーに基づいた
組成物の特性に比して改良された低変形におけるヒステリシス特性を有し、その
上、MgO無しの組成物D'の特性に比して高変形におけるヒステリシス特性(60℃
でのロス)をかなり向上させる。この組成物D'''は、さらに非官能性エラスト
マーに基づいた“対照”組成物Aの加工性能に近い加工性能を有する。
物D''''の特性を、上記セクションで試験した組成物A、B'、D'及びD'''の
特性と比較した。 組成物D''''は、組成物D'''についてセクションD/で述べた方法に従って製
造され、この組成物D''''は、上述の1.33phrの酸化マグネシウム(MgO)が、内
部ミキサー内の温度が120℃に達した時にだけ(すなわち、このMgOの添加がt=
0分で行われる組成物D'''と違って2〜3分後に)、熱機械的作業の第1工程
の際内部ミキサーに一度に添加されるという事実によってのみで、前記組成物D
'''と異なることが特定される。 結果は表6に示される。
態及び架橋状態における特性を得ることができることがわかるだろう。結果とし
て、熱機械的作業の第1工程の際におけるMgOの導入時期は、前記組成物D'''で
得られるムーニー粘度、比ME300/ME100及びヒステリシス特性を変えない。 他言すれば、組成物D''''は、組成物A、B'及びD'のヒステリシス特性に比
して大きく改良されたヒステリシス特性(23℃でのtgδmax)と共に、公知の官
能性エラストマーに基づいた組成物B'の加工性能と比較して明らかに改良され
た加工性能を得ることを可能にする。 さらに、本発明の組成物D'''及びD''''は、組成物A又はD'の特性に比して
改良された高変形におけるヒステリシス特性を有する。
性を比較した。組成物Fは上記セクションI.D/の非官能性E-SBR Fに基づき、
組成物Gは、鎖に沿ってカルボン酸官能を含むE-SBR Gに基づいている(上記セ
クションI.E/参照)。 これら2種の各組成物F及びGに用いる配合は、上記セクションII.A/で述べ
た配合である。
冷却段階で分けられる2工程によって、それから第2の仕上げ段階で、機械的作
業によって製造される。 70%充填で容量が400cm3かつ約90℃の初期温度の“バンバリー”型の実験室内
部ミキサー中に、連続的にエラストマー、補強フィラーの3分の2、カップリン
グ剤、ジフェニルグアニジン及びステアリン酸が導入され、約1分後に、残りの
補強フィラー、芳香族油及び抗オゾンワックス“C32ST”が導入される。 第1熱機械的作業工程は、約160℃の最大滴下温度に達するまで4〜5分間行
なわれる。エラストマーブロックが回収、冷却される。
最大滴下温度に達するまで、3〜4分間熱機械的作業の第2工程が行われる。 上記第1段階の熱機械的作業はこのようにして行われ、この第1段階時のブレ
ードの平均速度は85rpmに特定される。 このようにして得られた混合物が回収、冷却され、外部ミキサー(均質仕上げ
機)内でイオウ及びスルフェンアミドが30℃で添加され、すべてが3〜4分間混
合される(機械的作業)。 このようにして得られた組成物は、それらの物理的又は機械的性質を測定する
ためにシート(2〜3mm厚の)若しくはゴムの薄フィルムの形態で、又は所望の
寸法に裁断し、及び/又は組立て後、例えばタイヤ用、特にトレッド用半製品と
して直接使用できるプロファイルド要素の形態でカレンダー加工される。 架橋は、150℃で40分間行われる。 この場合架橋性組成物F及びGを得るため、すべての一酸化亜鉛(ZnO)が、
慣習的に熱機械的作業の第2工程時に導入されることがわかるだろう。 結果は下表7に示される。
てカルボン酸官能を有するE-SBR Gに基づく)についての比ME300/ME100が、組成
物F(非官能性E-SBR Fに基づく)の比ME300/ME100よりも高く、他方で、ヒステ
リシス特性(60℃でのロス及び23℃でのtan(δ)max)は組成物Fの特性と比較して
改良されていることがわかるだろう。 また、この組成物Gは、組成物Fと同様の混合物のムーニー粘度、すなわち前
記組成物Fに近い加工性能を有することもわかる。 他言すれば、鎖に沿ってCOOH官能を含むエラストマーS-SBR Gは、エマルジョ
ン中で調製された非官能性エラストマーに基づいた“対照”組成物の特性に比し
て改良された架橋状態におけるゴム特性を有し、なおさらにこのような“対照”
組成物に近い加工性能を有する組成物を得ることを可能にする。
'の特性を相互に比較する。組成物F及びGは上記セクションで定義しており、
新組成物G'も鎖に沿ってアクリル酸官能を有するエラストマーE-SBR Gに基づき
、かつすべてのZnOが熱機械的作業の第1工程の際、かつ120℃の温度で内部ミキ
サー中に導入されるという事実によってのみ組成物Gと異なる。 結果は、表8に示される。
械的作業の第1工程時にZnOが添加される組成物G'の比ME300/ME100が、“対照
”組成物Fの比ME300/ME100よりも高く、他方で、ヒステリシス特性(60℃でのロ
ス及び23℃でのtan(δ)max)は前記組成物Fの特性と比較して非常に改良されて
いることがわかるだろう。また、組成物G'は、組成物Gの特性と比較して改良
された低変形におけるヒステリシス特性を有することもわかる。 さらに、本発明のこの組成物G'は、組成物F(エマルジョン中で調製された
非官能性エラストマーに基づく)と実質的に同一の混合物のムーニー粘度、すな
わち前記組成物Fに近い加工性能を有すると思われる。 他言すれば、この組成物G'は、組成物F及びGで得られる特性に比して改良
された低変形におけるヒステリシス特性を有し、さらに前記“対照”組成物Fの
加工性能に近い加工性能を有する。
性を比較した。組成物Hは上記セクションI.F/の非官能性E-SBR Hに基づき、か
つ油で増量されており、組成物Iは、鎖に沿ってメタクリル酸官能を含むE-SBR
Iに基づいている(上記セクションI.G/参照)。 これら各組成物H及びIに用いた配合は、以下の通りである(phrで): 油で増量されたエラストマー 127.5 シリカ(1) 80 芳香族油“ENERFLEX 65” 10 結合剤(2) 6.4 ZnO 2.5 ステアリン酸 1.5 酸化防止剤(3) 1.9 抗オゾンワックス“C32ST” 1.5 イオウ 1.1 スルフェンアミド(4) 2 ジフェニルグアニジン 1.5 (1)=シリカ Zeosil 1165(RP) (2)=結合剤:Si69 Degussa (3)=N-(1,3-ジメチルブチル)-N'-フェニル-p-フェニレンジアミン (4)=N-シクロヘキシル-2-ベンゾチアジルスルフェンアミド。 各組成物H、Iは、上記セクションII.F/で述べた方法で製造される(特に熱
機械的作業の第2工程時の慣習的なZnOの導入を伴う)。 結果は、表9に示される。
リル酸官能を有するエラストマーに基づく)のヒステリシス特性(60℃でのロス
及び23℃でのtan(δ)max)が、“対照”組成物H(エマルジョン中で調製された
非官能性エラストマーに基づく)の特性に比して改良されていることがわかるだ
ろう。 また、本発明のこの組成物Iは、“対照”組成物Hと実質的に同一の混合物の
ムーニー粘度、すなわち前記組成物Hに近い加工性能を有すると思われる。 他言すれば、E-SBR Iは、エマルジョン中で調製された非官能性エラストマー
に基づく“対照”組成物の特性に比して改良された架橋状態におけるゴム特性を
有し、さらに該“対照”組成物の加工性能に近い加工性能を有する組成物を得る
ことを可能にする。
'の特性を相互に比較する。組成物H及びIは上で定義されており、新組成物I'
は、すべてのZnOが熱機械的作業の第1工程時に添加されるという点だけが組成
物Iと異なる。 結果は、表10に示される。
性(60℃でのロス及び23℃でのtan(δ)max)が組成物Hの特性に比して改良され
ていることがわかるだろう。また、組成物I'は、組成物Iと比較して改良され
た低変形におけるヒステリシス特性を得ることができることもわかる。 さらに、組成物I'は、エマルジョン中で調製された非官能性エラストマーに
基づく前記“対照”組成物Hと実質的に同一の混合物のムーニー粘度を有すると
思われる。 他言すれば、組成物I'は、組成物H及びIで得られる特性に比して改良され
た低変形におけるヒステリシス特性を有し、さらに前記“対照”組成物Hの加工
性能に近い加工性能を有する。
Claims (20)
- 【請求項1】 タイヤトレッドの構成に使用可能な架橋性又は架橋ゴム組成
物であって、以下の成分: −共役ジエン由来の単位のモル比が30%より高く、かつその鎖に沿ってカルボ
ン酸官能を含む少なくとも1種のジエンエラストマー、及び −補強フィラーを含み、 前記補強フィラーが補強無機フィラーを含むことを特徴とする架橋性又は架橋
ゴム組成物。 - 【請求項2】 前記補強無機フィラーが、前記ゴム組成物中に、40phr(phr
:100部のジエンエラストマーについての質量部)以上の量で存在する、請求項
1に記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項3】 前記補強無機フィラーが、前記補強フィラー中の前記補強無
機フィラーの質量分率が50%より高くなるように、前記補強フィラー中に大割合
で存在する、請求項1又は2に記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項4】 前記補強無機フィラーがシリカを含む、請求項1〜3のいず
れか1項に記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項5】 前記補強無機フィラーが、シリカで表面修飾されたカーボン
ブラックを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の架橋性又は架橋ゴム組成
物。 - 【請求項6】 補強無機フィラー/ジエンエラストマー結合剤を含む、請求
項1〜5のいずれか1項に記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項7】 前記ジエンエラストマーが、100,000g/モルより多い分子量
を有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項8】 前記ジエンエラストマーが、ポリブタジエン、ブタジエン/
スチレンコポリマー及びブタジエン/スチレン/イソプレンコポリマーからなる
系統群に属する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の架橋性又は架橋ゴム組成
物。 - 【請求項9】 前記ジエンエラストマーが溶液中で調製される、請求項8に
記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項10】 前記ジエンエラストマーがエマルジョン中で調製される、
請求項8に記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項11】 前記ジエンエラストマーが、パラフィン、芳香族又はナフ
テン油によって、0〜50phrのエキステンダー油の量で増量される、請求項9又
は10に記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項12】 前記ジエンエラストマーが、エマルジョン中で調製された
ブタジエン/スチレンコポリマーである、請求項10又は11に記載の架橋性又
は架橋ゴム組成物。 - 【請求項13】 前記ジエンエラストマーが、総量3.5phr(phr:100部のエ
ラストマーについての質量部)未満の乳化剤を含む、請求項12に記載の架橋性
又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項14】 前記ジエンエラストマーが、その鎖に沿って、アクリル酸
官能のような不飽和脂肪族カルボン酸タイプの官能を含む、請求項10〜13の
いずれか1項に記載の架橋性又は架橋ゴム組成物。 - 【請求項15】 前記ジエンエラストマーを大割合として含むエラストマー
マトリックスを含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の架橋性又は架橋ゴ
ム組成物。 - 【請求項16】 請求項1〜15のいずれか1項に記載の架橋性ゴム組成物
の製造方法であって、前記方法は、基本的に、架橋系を除く前記組成物の構成成
分の、最大温度130℃〜200℃における熱機械的作業という第1段階、次いで前記
第1段階の温度未満の温度で行われ、かつその間に前記架橋系が取り込まれる機
械的作業という第2段階から成り、前記第1段階は以下の工程: −酸化防止剤を除き、前記第1段階の前記構成成分が一緒に混合される第1工
程、及び −該酸化防止剤が取り込まれ、かつ前記第1工程の構成成分と共に混合される
第2工程を含み、 前記第1段階の際に、後の架橋を活性化するために一酸化亜鉛が添加され、 すべての前記一酸化亜鉛を、前記第1段階の熱機械的作業の前記第1工程時に
取り込むことを特徴とする方法。 - 【請求項17】 請求項1〜15のいずれか1項に記載の架橋性ゴム組成物
の製造方法であって、前記方法は、基本的に、架橋系を除く前記組成物の構成成
分の、最大温度130℃〜200℃における熱機械的作業という第1段階、次いで前記
第1段階の温度未満の温度で行われ、かつその間に前記架橋系が取り込まれる機
械的作業という第2段階から成り、前記第1段階は以下の工程: −酸化防止剤を除き、前記第1段階の前記構成成分が一緒に混合される第1工
程、及び −該酸化防止剤が取り込まれ、かつ前記第1工程の構成成分と共に混合される
第2工程を含み、 前記第1段階の際に、後の架橋を活性化するために一酸化亜鉛が添加され、 前記第1段階の熱機械的作業の前記第1工程の際に、一酸化マグネシウムを取
り込むことを特徴とする方法。 - 【請求項18】 請求項1〜17のいずれか1項に記載の架橋性又は架橋ゴ
ム組成物を含むことを特徴とするタイヤ用トレッド。 - 【請求項19】 前記架橋性又は架橋ゴム組成物で形成されることを特徴と
する請求項18に記載のタイヤトレッド。 - 【請求項20】 請求項18又は19に記載のトレッドを含むことを特徴と
する、ローリング抵抗が低減されたタイヤ。
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