JP2003518469A - 対象物の束の周りに柔軟な紐をかける装置と方法 - Google Patents
対象物の束の周りに柔軟な紐をかける装置と方法Info
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Abstract
Description
239号、第4,1312,266号、第4,196,663号、第4,201
,127号、第3,447,448号、第4,387,631号、第4,473
,005号、第4,724,659号、第5,379,576号、第5,414
,980号、第5,613,432号および第5,809,873号明細書に開
示するような多くの高速自動紐かけ機械が開発されている。これらの特許の装置
により開示されているように、コンベヤベルトが主に束を高速で紐かけ部に送り
、そこで自動的に紐をかけ、その後、コンベヤベルトは紐かけした束を装置から
離れるように移動させる。
装置を用いている。その後、二次締付装置が紐の張力を大きくもしくは高める。
ついで、封止ヘッドは、大体加熱ナイフ機構を使用して、この紐を封止して束ね
作業を終える。
図示され説明されているような従来技術による紐かけ機械100である。この紐
かけ機械100には、ハウジングまたはフレーム110に全て組み込まれている
次の主要部材がある。即ち、紐分配装置112、滞留装置114、送り締付ユニ
ット116、移動路118、封止ヘッド122および制御システム124である
。加えて、幾つかの装置にもDorneyらに出された米国特許第3,552,
305号に開示されているタイプのような二次締付ユニット120(図示せず)
がある。この機械の基本動作には送りサイクルと紐かけサイクルがある。送りサ
イクルでは、送り締付モータにより分配装置に組み込まれている紐コイルから紐
を引き出し、滞留装置114、送り締付ユニット116、封止ヘッド122と移
動路118を経由してこの紐を搬送する。この紐が移動路118を回って封止ヘ
ッド122に戻ると、紐かけサイクルが始まる。
の紐かけ機械の封止ヘッド122は紐の自由端を掴み、それを確実に保持する。
次に、一次締付シーケンスで移動路ガイドが自動的に開き、送り締付モータによ
り紐が束に引き回されるに従い、紐は移動路118から引き出される。
力を加える。この二次締付シーケンスが終わると、封止ヘッド122は紐の供給
側を掴む。その時、ヒーターの刃で紐の重なった部分を加熱し、加圧盤で互いに
押圧し、紐カッター140で供給部から切り離す。
せ、供給シーケンスを始める。この封止ヘッド122は回転を続け、供給シーケ
ンスを続けながら封止部を冷やすことができる。紐かけサイクルの終わりでは、
封止された紐が外され、紐かけ機械100は送りサイクルを繰り返す状態になっ
ている。
が、動作上の難点が幾つかある。例えば、従来技術の送り締付ユニット116は
、一般的に、複雑な一連の紐ガイドを備える。これらの紐ガイドを通して紐を送
等なければならず、幾つか曲がりを受け、分配装置112と封止ヘッド122の
間で向きを変える。既存の紐かけ機械は移動路に達する前に大抵全部で360度
以上紐の向きを変える。紐の通路で何回か曲がって向きを変えると紐にねじれを
与え、次に供給を困難にし得る。紐が送り締付ユニット116の中で詰まれば、
複雑に続く紐ガイドからの紐通路を空にするプロセスは時間を費やし、機械の休
止時間を必要とする。
0の駆動アセンブリが大抵一つまたはそれ以上の変速機構に特徴のある複雑な設
計である点にある。これらの変速機構はしばしば複雑であり、駆動力を90度の
角度を経由して移動させなければならない。一般に、駆動アセンブリを作製する
経費は設計の複雑さと共に増加し、紐かけ機械の最終経費に加わってくる。
に合わせることのできる多様性を装置に与え、また動作信号を監視してそれによ
り制御信号を送る制御システムを採用するようにして、付加的な利益を提供する
ことにある。
り、(1)送り駆動ローラと送りピンチローラを含む送りセット、(2)一次締
付駆動ローラと一次締付ピンチローラを含む一次締付セット、および(3)二次
締付駆動ローラと二次締付ピンチローラを含む二次締付セットであり、その場合
、送りピンチローラ、二次締付ピンチローラ、、または二次締付ピンチローラの
少なくとも一つが、ソレノイドに供給されるピンチ信号に基づき各駆動ローラに
対してピンチローラに付勢力を制御可能に与えるソレノイドに結合していて、ピ
ンチ信号には全ピンチ力を与える第一パルス幅変調部と弱いピンチ力を与える第
二パルス幅変調部がある。
置信号を監視し、スリップ条件が求まった時に一次締付動作を終える。次いで、
この制御システムは二次締付動作を始める。この二次締付動作は所定の時間持続
し、次いでこの制御システムは紐を束の周りに止める連動動作を始める。
紐の曲がりを少なめる単純な紐通路を提供するように構成されているので、摩擦
とそれによる送りの困難さを低減する。この代わりに、送り締付ユニットの駆動
ホイールを束から反対の紐の側面に配置し、束からの破片の有害な効果を減らす
ことができる。他の局面では、送り締付ユニットにこの送り締付ユニットを経由
する紐通路を形成する内部ガイドと外部ガイドがある。この内部および外部ガイ
ドは詰まった時に紐通路を空にするため紐通路に簡単にアクセスできるように構
成されている。
通する複数の組込穴のあり、突出する複数の組込柱を有する第一側壁と、組込柱
に揃えることができ、スライド可能に係合する複数の組込開口を有する第二側壁
と、組込開口に近接して位置決めされた複数のピンホルダーと、組込穴とピンホ
ルダーに着脱可能で調節可能に係合可能な複数の組込ピンとがある。第一および
第二の側壁は両者の間にチャンバをほぼ形成し、その中に紐を貯めることができ
る。残っているピンを除去し、第二側壁を所望位置に移動させ、残ったピンを望
む穴の中で交換して、種々の幅の紐を入れるためチャンバの幅を容易にしかも早
く調節できる。
る複数の部分がある。各部分には少なくとも一つの支持部材に取り付ける裏板と
、この裏板に近接し、この裏板から間隔を離した開位置と裏板に近接する閉位置
の間を移動可能に少なくとも一つの支持部材に回転可能に取り付けらた溝付きカ
バーと、溝付きカバーに係合し、この溝付きカバーに予備付勢力を加えて溝付き
カバーを閉位置に向ける予備付勢部材とがある、この予備付勢力は紐材料の締付
力がこの予備付勢力より勝り、溝付きカバーを開位置に作動させて締付サイクル
の間に紐材料を案内通路から外す程度に十分小さい。送りサイクルの間には、紐
材料は溝付きカバーの外面に近接力を加え、溝付きカバーを閉位置にする。別の
局面では、溝付きカバーは案内通路内の紐材料の通路にほぼ平行な案内ピンに回
動可能に組み付けてある。
った第一切断刃および第二エッジに沿った第二切断刃を有するカッターとがあり
、このカッターは第一切断刃と第二切断刃の少なくとも一方が紐材料と係合可能
であるように加圧盤に着脱可能にしかも種々の状態で係合する。別の局面では、
第一エッジと第二エッジの少なくとも一方がカッターの隣接するエッジに対して
一定の傾き角度で傾いている。
は明らかになる。
。
施形態の特定の詳細が以下の記載および図2〜25に示され、このような実施形
態の完全な理解を与える。しかし、当業者は、本発明がさらなる実施形態を有し
、以下の説明に記載される若干の詳細なしでも本発明を実施できることを理解す
る。
紐かけ機械200には、七つの主要副組立体を備える。つまり、フレーム210
、制御システム220、分配装置250、滞留装置300、送り締付ユニット3
50、封止ヘッド400、駆動組立体500、および移動路450である。この
副組立体はモジュール構造であり、この構造により副組立体は多重フレーム構造
内で使用できる。
で、両側部があり、テープ状の材料の条片として示され、そのように言われる。
この態様は本発明の方法と装置の説明を単純化する目的ためにのみ本明細書中で
採用されている。しかし、本明細書中で開示される幾つかの方法および装置は種
々のタイプの紐材料に同じように適用でき、図面に示す平坦で、両側部があり、
テープ状の材料にだけ適用できるものではないと解すべきである。従って、本明
細書中で使用される場合、用語「紐」および「紐材料」は対象物を束ねるために
使用される全てのタイプの材料を含むと解すべきである。
の部品を詳しく説明する。簡単に言えば、紐かけ機械200の動作は、分配装置
250(図17〜18)にある紐コイル204から紐202を引き出すこと、お
よび紐202の自由端206を滞留装置300(図14〜16)、送り締付ユニ
ット350(図10〜13)、封止ヘッド400(図3〜5)を経由して移動路
450(図19〜20)の回りに送ることを含む。紐202を移動路450の回
りに送った後に、自由端206を封止ヘッド400に戻す。この時点で、紐20
2は紐かけサイクルを開始する位置にある。
止ヘッドカム402が回転を始め、左の把持器404により紐202の自由端2
06を金敷406に挟み込む。封止ヘッド400内で紐202を把持した後、送
り締付ユニット350(図10〜13)は紐202を移動路450から引き戻す
。紐202を移動路450から引くに従い、送り締付モータ361(図10)に
より紐かけ部208(図2)内にある対象物(図示せず)の束の周りで紐202
を引き締める。紐202が束の周りできつくなると、一次締付ピンチホイール3
52(図10)が回転を止める。近接センサ354(図11)は一次締付ピンチ
ホイール352(図12)の回転がなくなっていることを検出し、二次締付プロ
セスを開始させる。
せるサイクロイドカムとして動作し、カム追従圧力角度を最小にしてカムの寿命
を延ばす。本明細書中で使用される場合、用語サイクロイドカムは、その最初と
終わりで大きさがゼロの正弦波状の加速機能を取り入れ、この機能を組み込み追
従体の速度と変位を得ることにより発生するサイクロイド変位のカムを意味する
。
を加える。そして、封止ヘッド400は十分回転して紐202を右把持体408
で把持する。紐202を右把持体408で把持した後、紐202の自由端206
の張力を緩めて、カッター414(図3と6)により束の周りの紐202をコイ
ル204から切り離す。次いで、紐202の重なった二つの端部の間にヒーター
の刃410(図3)を挿入し、加圧盤412(図3)で紐を刃410に軽く加圧
することにより二つの端部を加熱する。次いで、加圧盤412を少し下ろし、ヒ
ーターの刃410を紐の端部の間から離す。次に、加圧盤412は接着と冷却の
ために両端を金敷406(図3)に対して押圧する。封止ヘッドカム402が回
転を続けるうちに、加圧盤412は少し下がり、金敷406が開き封止した紐を
外す。紐が外れると、金敷406が閉じ、紐かけサイクルは紐202を封止ヘッ
ド400を経由して移動路450の周りに送り、封止ヘッド400に戻し、最後
に送り停止スイッチ416(図3)を作動させて終わる。
は操作員がスイッチを働かせている間に単一の紐または多数の紐に適用する。自
動モードは移動する束によりスイッチを作動させる時に単一の紐または多数の紐
に適用する。自動モードは他の自動機と組み合わせてコンベヤラインに使用され
る。
カバー板216で構成されている。フレーム210は紐かけ機械200の他の副
組立体の全てに対して構造的な支えを与える。この図では、紐202は移動路4
50の回りを一般に時計回りとは逆の紐送り方向209に送られる。
種々の入出力装置に関連して動作し、紐かけ機械200の主要な副組立体を制御
するプログラム可能な論理コントローラ222(図3)を備え得る。入力装置は
、例えばモメンタリおよび持続プッシュボタン、選択スイッチ、トグルスイッチ
、リミットスイッチおよび誘導近接センサーを備え得る。出力装置は、例えば固
体および多目的のリレー、ソレノイド、表示灯を備え得る。入力装置はコントロ
ーラ222により走査され、そのオンオフ状態は制御プログラム224により更
新される。このコントローラ222は制御プログラム224を実行し、それに応
じて出力装置の状態を更新する。コントローラ222の他の制御機能は以下に更
に詳しく説明する。
る入出力装置は24Vの直流電源を用いて電力を受け得る。このコントローラ2
22、電源、リレーおよびフューズは制御パネル(図示せず)内に含まれ得る。
モメンタリおよび持続プッシュボタン、選択スイッチならびにトグルスイッチは
制御ペンダントもしくは制御パネルのカバーに配置され得る。リミットスイッチ
、誘導近接スイッチおよびソレノイドは、代表的には、使用時点には紐かけ機械
200内に配置され得る。少なくとも一つの表示灯は移動路450の上部に取り
付けられ、点灯して紐のない状態を表示し、点滅して紐の誤供給状態を表示し得
る。
コントローラ222はシンガポールのTriangle Research I
nternational Pte Ltd社で作製されたT100MD161
6+ PLCである。この装置には16個のNPN型のデジタル出力があり、そ
のうちの4個がNPN Darlington Power Transist
orタイプであり、12個がNチャンネル出力MOSFETタイプである。この
出力の二つはプログラムソフトウェヤ内で定めた周波数とデューティー比のパル
ス幅変調(PWM)信号を発生することができる。10ビットのアナログ・デジ
タル変換器の4つの入力チャンネルも含まれる。この入力チャンネルの二つは0
〜1Vフルスケールの×5増幅受信アナログ信号の演算増幅器でバッファーされ
ている。残りの二つのチャンネルはバッファーされず、0〜5Vフルスケールの
アナログ信号を受信する。このユニットにはアナログ入力の電圧基準として使用
される5V(±1%の精度)に調整された安定化直流電源がある。0〜20mA
の電流ループ信号を利用する単一チャンネル8ビット・デジタル・アナログ出力
もまたこのPLCに備わっている。
ードおよび監視のためのRS232Cポート、二線RS485回路網ポート、診
断表示駆動器として将来使用し得るための14ピンLCDディスプレーポートお
よび延長ポートを含む通信ポートがある。PLC自体はEEPROMおよびRA
M記憶器バックアップの両方を有するカスタムCPUで制御される。コントロー
ラ222をプログラムするために使用されるコントロールプログラム224は、
例えばTriangle Research International P
re Ltdから入手できるTrilogiプログラムソフトウエアを含み、ラ
ダーロジックおよびTベイシックタイプのコード(www.tri.com.s
g/index.htmでより完全に記載されている)を含む。
4および図5は、図3の封止ヘッド400のそれぞれ平面図と背面図である。図
6は、図3の封止ヘッド400の加圧盤412およびカッター414の等測投影
図である。封止ヘッド400は、モータで駆動される主シャフト418と、把持
、封止および切断の機能を行う一連のカム402を備える。これ等のカム402
は三つの摺動部材422および三つの回転アーム424(図5)を駆動する。一
方の摺動部材422は右把持部408に結合し、他方の摺動部材422は左把持
部404に結合し、そして三番目の摺動部材422は加圧盤412に結合する。
これ等の摺動部材422は把持、封止および切断の機能を行い、回転アーム42
4は紐かけサイクルの間に要求されるように、内部スライド420、金敷406
、とヒーターの刃410を紐通路の内外に移動させる。
。この図に示すように、加圧盤412には一対の組込突起411があり、カッタ
ー414には組込窪み413がある。バネ415は、カッター414および加圧
盤412の間に配置され、このバネ415の一端は加圧盤412にある封止穴4
17内に一部配置される。カッター414の両端には切断エッジ419があり、
運転寿命を長くするためカッター414を加圧盤412の上に逆に置くことがで
きる。図22に示される実施形態において、切断エッジ419は角度αで傾いて
いる。切断エッジの角度αを広い範囲で使用できるが、約9度以下の範囲の切断
エッジ角度が好ましい。
して嵌るまでカッター414と加圧盤412の間で圧縮される。カッター414
にはカッター414を加圧盤412の上で可逆的に組み込めるようにするこのカ
ッター414の各端部の近くにある一対の組立窪み412があることに注目する
。次に、カッター414および加圧盤412は、バネ415の圧縮を維持するこ
れらの部品からの圧力で左と右の把持部404、408の間に確実に位置決めさ
れる。次に、このカッター414および加圧盤412は、第三摺動部材422に
係合する。この係合は、紐202を切断するために必要な鋏作用を与える。
ター414を加圧盤412に摺動できるように嵌めて加圧盤412に取外可能お
よび交換可能に組み込める点にある。これにより、カッター414を交換または
保守のために従来技術の装置より容易に取り外すことができる。カッター414
の可逆性はまた、部品の有効寿命を実質上二倍にする。
および9は、図7の主駆動組立体500のそれぞれ平面図と側面図である。この
主駆動組立体500には、封止ヘッド駆動ベルト508および駆動ホイールベル
ト510を駆動する主駆動モータ502がある。この封止ヘッド駆動ベルト50
8および駆動ホイールベルト510は好ましくは「歯状」ベルトである。封止ヘ
ッド駆動ベルト508は、バネクラッチ504に直結している。駆動ホイールベ
ルト510は一対の駆動プーリー512の上でほぼ90度の角度で回転して駆動
ホイールクラッチ356に結合している。図7に示すように、主駆動モータ50
2、バネクラッチ504および駆動ホイールクラッチ356は、例えば導電性の
導線223によるように、コントローラ222に作動可能に結合する。
リー512上で約90度の角度で回転して駆動ホイールベルト510により駆動
される点にある。この配置は、一般に「ミュール駆動」と言われるものであり、
従来技術の紐かけ機械の駆動システム内に一般に見られる90度変速機を除去す
る。従って、主駆動組立体500を製造する複雑さや経費を減らし、信頼性と保
守性を改善する。
であり、駆動ホイールクラッチ356は電磁クラッチである。あるいは、他のバ
ネクラッチ504および駆動ホイールクラッチ356の実施形態を使用すること
もできる。このバネクラッチ504はサイクルの各段階の間に封止ヘッドカム4
02を適切な回転度で止め、このカム402を各サイクルの終わりで初期位置に
止める。上に述べたように、駆動ホイールクラッチ356は電磁駆動ホイールク
ラッチ356の内部にあるコイルに供給される電圧によって決定されるトルクで
滑る。駆動ホイールクラッチ356の滑りは紐202に適用される二次張力の値
を決める。
フト418(図3)の一端の上に組み込まれるバネクラッチ504(図7と図8
)の手段により封止ヘッド400を駆動する。主シャフト418の回転は、キー
付きカム402(図3と5)を回転させ、必要な把持、封止および切断の機能を
実行する。回転の第一期間の間では、主シャフト418はバネクラッチ504上
の最初の三つのストップ個所へ回転して、カッターと把持部の組立体426が紐
202を把持し、内側スライド420を紐通路の外に移動させる。次いで、主駆
動モータ502は、以下により全体的に詳しく説明するように、紐を束の周りに
締め付ける。紐の締め付けが完全である場合、コントローラ222はバネクラッ
チ504を振幅させて、カム402を回転の第二期間で回転させる。
ど先頭で締め付けられた紐を把持し、次いで紐の張力を緩める。張力を緩めると
、加圧盤412およびカッター414(図6と図22)は立ち上がって紐202
を切断し、この紐をヒーターの刃410に対して押圧する。カム402は、紐2
02がヒーターの刃410の上で溶けるのにともない、ドウェル部分を経由して
回転を続ける。所定の溶融時間が過ぎると、加圧盤412およびカッター414
は少し引っ込み、ヒーターの刃410を引き戻す。
止のため紐202の溶融した両端を互いに押圧する。封止ヘッドの主シャフト4
18はクラッチトリガー428がバネクラッチ504を外すまで、回転の第三期
間の間、回転を続ける。封止ヘッド400はコントローラ222がバネクラッチ
504の中にあるバネクラッチソレノイド506(図示せず)を再び励磁するま
で、所定の時間の間、この位置を維持する。カム402が引き続き回転すると、
加圧盤412を解放し、左と右の把持部404、408を初期位置に落下させる
。次に、一方のカム402は金敷406を回転させて一対のストリッパー430
を過ぎて紐のラインから外す。金敷406が回転すると、ストリッパー430は
紐を金敷406の外に追いやる。紐202が封止ヘッド400から出ると、金敷
406が閉じてカム402が初期位置に達する。この初期位置では、送り停止ス
イッチ416(図3)がコントローラ222に信号を送り、別の送りシーケンス
を始めるので、バネクラッチ504は第三で最後の停止個所に達する。
である。図11と図12は、図10の送り締付ユニット350のそれぞれ第二等
測投影図と部分正面図である。図12で最もよく分かるように、送り締付ユニッ
ト350には三組のホイールがある。つまり、(1)一次締付駆動ホイール36
0および一次締付ピンチホイール352を有する一次締付の組、(2)二次締付
駆動ホイール362および二次締付ピンチホイール364を有する二次締付の組
、ならびに(3)送り駆動ホイール366および送りピンチホイール368を有
する供給の組である。
各々の間で挟む。送り駆動ホイール、一次締付ピンチホイールおよび二次締付ピ
ンチホイール366、360、362は、それぞれ送りピンチソレノイド370
a、一次締付ピンチソレノイド370bおよび二次締付ピンチソレノイド370
cにより紐202に対して係合する。駆動ホイールクラッチ356は主駆動モー
タ502から駆動ホイールベルト510により駆動される。一次締付駆動ホイー
ルおよび送り駆動ホイール360、366は、送り締付モータ361に組み込ま
れている二次駆動ベルト372により駆動される。二次締付駆動ホイール362
は、主駆動モータ502から駆動ホイールベルト510により駆動される駆動ホ
イールクラッチ356により駆動される。図10と図11に示されるように、送
り締付ユニット361、およびソレノイド370a、370b、370cは導電
性導線223によりコントローラ222に動作可能に結合している。
る従来技術の紐かけ機械とは異なり、単純化された紐通路(図12)は、紐かけ
機械200は今まで達成できたものよりもより真っ直ぐな通路で紐を送ることを
可能にする。この通路は送り締付ユニットから紐かけ機械の反対側にある供給分
配装置250で始まる。この位置はさらに紐を曲がりの少ない通路での移動を可
能にする。図12に示すように、駆動ホイール360、366と362は、ほぼ
三角形の向きに位置決めされ、紐202は、約20度から約40度の範囲にある
角度を有するほぼ「V字型」の紐通路を移動する。紐の曲がりが小さいのでシス
テム全体で摩擦が少なくなり、紐送りの信頼性が向上する。曲がりが小さいと紐
が永久変形して送りを困難にする傾向も低減する。従って、本発明の送り締付ユ
ニット350は送りを困難にする紐の縺れを有利に低減または除去する。従来技
術の紐かけ機械は、移動路に達する前に代表的には紐を全部で360度以上回転
させるが、送り締付ユニット350は、紐の回転量を大きく低減する。例えば、
添付図面に示す実施形態において、紐が最初に分配装置250から紐かけ機械を
横切って封止ヘッド400に供給されると、この紐は約180度と約220度の
間で回転する。
び複数の外部ガイド376は紐202を封止ヘッド400に揃うように保持する
。図23は図10の送り締付ユニット350の一対の内側および外側ガイド37
4、376の拡大部分分解等測投影図である。図23で最も良く分かるように、
各「L字形」内部ガイド374は、およそL字型の横断面を有し、それに合った
「L字形」の外側ガイド376に結合して紐202が通る紐チャンネル380を
形成する。図23Aは内部ガイド374および外側ガイド376の横断面図であ
り、紐材料202をガイドするため内側ガイドおよび外側ガイドにより形成され
たガイドチャンバーを示す。
により送り締付ユニット350の裏板382(図10)から突き出た複数の案内
ピン378の上の位置に止められている。しかし、種々の他の止め装置が使用さ
れ得る。図10では、一方の外側ガイド376は一次締付ピンチおよび駆動ホイ
ール352、360に隣接する紐通路から除去され、「L字形」の内部ガイド3
74の一つの図を提供する。
6、368の間に挟まれる。1つの実施形態において、送り駆動ホイールおよび
ピンチホイール366、368により適用される送り力はパルス幅変調ソレノイ
ド370aで二段階に調節される。つまり、全送り力を与える第一段階および送
りピンチソレノイド370aのパルス幅変調を変えて減らした送り力を与える第
二段階に調節される。ソレノイド370aで紐202に加わる把持力は供給する
電圧と共に変わるので、パルス幅変調された電圧信号をソレノイド370aに送
ると、ソレノイド370aにより加えられる力を可変できる。ソレノイド370
aにより加えられる力が減ると、送り駆動力の値の低減と共に紐202は送り駆
動ホイール366の上をより容易に滑る。この目的に適切な市販のソレノイドと
して、Ledex(登録商標)Actuation Product of V
andalia,Ohioから入手できるソレノイドが挙げられる。
とをに注意すべきである。一般に、パルス周波数の増加と共に、ソレノイドによ
り加えられる把持力の調節可能性が改善される。例えば、Ledex(登録商標
)Actuation Productから入手できる上記のソレノイドを用い
る場合、8000 Hzのパスル周波数がうまく使用される。
を経由し、移動路450の周りに送り、封止ヘッド400に戻す。紐202の自
由端206が封止シール400に達すると、自由端206の到達は送り停止スイ
ッチ416により検出される。このスイッチは送り停止信号をコントローラ22
2に伝達する。次に、コントローラ222は送りピンチ信号を送りピンチホイー
ル368に送って送りピンチホイール368を紐202から外して、送りシーケ
ンスが完了する。
次締付ピンチホイール352の間に挟まれる。第一締付段階では、一次締付ソレ
ノイド370bは一次締付ピンチホイール352を一次締付駆動ホイール360
に対して全挟持力で係合して一次締付ソレノイドが嵌り、紐202が移動路45
0から離れて引っ張られることを保証する。次いで、一次締付ソレノイド370
bのパルス幅変調を変えることにより第二の一次締付段階の間の挟持力を減らす
。一次締付シーケンスの間に紐202を束の周りにきつく引き出すと、一次締付
ピンチホイール352は紐が一次締付駆動ホイール360の上で滑るために回転
を止める。
制御するためパルス幅変調を使用すると、操作員に従来技術の機械的な単一力調
節システムで可能であるよりももっと広い調節範囲を有利に与える。二段力動作
は、操作員により要求されるように紐202を早く加速させたり簡単に止めるこ
とができるのを含めて、紐202の動きの制御性を改善する。
よび近接センサ354の等角投影図である。この近接センサ354はコントロー
ラ222と動作結合している。この近接センサ354はホイール352の切欠の
通過を監視すること等により、一次締付の間に一次締付ピンチホイール352を
監視して一次締付ピンチホイール352の失速を検出する。この近接センサ35
4は信号をコントローラ222に送る。近接センサ354からの信号は一次締付
ピンチホイール352が一次締付駆動ホイール360上で紐202が滑るため回
っていないことを示すので、コントローラ222は二次締付シーケンスを開始す
る。
ール362の間に挟むことにより始まる。その時、二次締付駆動ホイール362
は駆動ホイールクラッチ356が滑り始めるまで駆動ホイールクラッチ356で
駆動される。駆動ホイールクラッチ356が滑る点まで紐202を締め付けた後
、コントローラ222は所定時間を経過させて上に説明したように紐を切断して
封止する。次いで、送りシーケンスを繰り返し得る。
レノイド370a、370b、370cで動作することにある。二段パルス幅変
調(PWM)された信号を用いて、紐かけ機械200が動作している間、使用者
によりこれらのソレノイドを調節可能に制御できる。第一段階の間には、ソレノ
イドは一定デューティーサイクルのPWM信号で駆動される。第二段階の間では
、これらのソレノイドは、例えばポテンシオメータにより利用者が調節できるデ
ューティーサイクルのPWM信号を使用して制御される。ソレノイドの受ける平
均電圧はデューティーサイクルで決まるので、デューティーサイクルを変えると
ソレノイドが引く力の値を変える。ピンチホイール352、364、368は紐
かけ機械200の動作中に調節可能に制御され、ピンチホイール352、364
、368の機械的な再調節の集中作業やそれに付随する紐かけ機械の休止期間を
排除できる。
図15と16は、図14の滞留装置300のそれぞれ正面図と頂部立面図である
。図24は線分24−24から見た図15の滞留装置300の断面図である。こ
の滞留装置300には、急速に送るため紐を保管するおよび締付過程で引き戻し
た紐202を一時的に保管するチャンバ306をほぼ取り囲む第一および第二の
側壁302、304がある。第二の側壁304は異なった大きさの紐202を入
れるため第一の側壁302から突出するシャフト312の中にある一連の穴31
0に保持ピン308を置くことにより増分毎に調節できる。保持ピン308が嵌
りシャフト312上の第二の側壁304の位置を固定するピンホルダー309が
第二の側壁304に取り付けられている。
れている。一対の端面壁320は第一と第二の側壁302、304の間に垂直に
延びている。上壁322は第一と第二の側壁302、304の間に水平に延びて
いて、この上壁322には紐202を送り込み、滞留装置ユニット300から引
き出す上入口316がある。「L字形」の壁324はチャンバ306の底に沿っ
て第一と第二の側壁302、304の間に延びている。この壁324は第一の側
壁302に回動可能に取り付けられている。
を駆動して紐202を滞留装置駆動ホイール332と滞留装置ピンチホイール3
34の間に送る。滞留装置送りスイッチ336(図14)は滞留装置駆動および
ピンチホイール332、334の近くに置かれ、紐202の存在を検知し、制御
信号を滞留装置モータ330に送る。チャンバ306に紐202が充満すると、
壁324は紐202の重さで下に押され、壁324が回動して表示器スイッチ3
26と接触する(図15)。その時、表示器スイッチ326は信号をコントロー
ラ222に送り、以下にもっと詳しく説明するように、滞留装置モータ330を
止める。
上入口316を覆う。紐202を滞留装置モータ330で紐かけ機械に送ると、
転換ソレノイド318(図14)は紐転換器314をチャンバ306の上入口3
16の上に引き、紐202を直接送り締付ユニット350に向け移動路450の
周りに向ける。
れるためチャンバ306と上入口316の幅wを容易にしかも早く調節できるよ
うに有利にしている。硬く貼り付き単一のチャンバ大きさを形成する滞留装置の
壁を有する従来技術の装置とは異なり、本発明の滞留装置300には飛び飛びに
置かれている複数の穴310を有し一般に使用される種々の紐寸法に合わせるこ
とのできるシャフト312がある。従って、保持ピン308を移し変えて、第一
の側壁302に対する第二の側壁304の位置を早くしかも容易に可変でき、第
二の側壁304を所望の位置に置き換え、保持ピン308を望む穴310の中に
置き換えることができる。この時、ピンホルダー309は保持ピン308に対し
て係合し、第二の側壁304の位置をシャフト312の上に止める。この組込配
置により第一および第二の側壁302、304の間のスペーサーのような余分な
部品なしに滞留装置を調節できる。
8は図17の分配装置250の平面図である。この分配装置250にはフレーム
210から外側に内部ハブ254と外部ハブ256の間に延びる組込シャフト2
52がある。バネブレーキ258はこの組込シャフト252とフレーム210に
動作結合している。このブレーキ258は作動すると、組込シャフト252を回
転させる。心棒260は組込シャフト252に回動可能に組み込まれ、内部ハブ
254と外部ハブ256を支えている。紐202は紐コイル204から第一プー
リー262と第二プーリー264を回り、紐排出スイッチ266の上に進む。
し、分配装置ブレーキ258が緩み、紐コイル204が自由回転し、紐202を
チャンバ306に送り込める。この実施形態では、ブレーキ258に電力を供給
した時にのみブレーキ258が緩み紐コイル204を回転させる。紐コイル20
4が消耗すると、紐排出スイッチ266はもはや作動しなく、紐コイル204が
補給されるまで紐かけ機械200を止める。ブレーキ回路を使用して滞留装置モ
ータ330が紐の自由端206を滞留装置300の中に引き込むことを防止する
。紐の残っている緩い部分は新しい紐コイルが装填される前に滞留装置300か
ら引き出される。外部ハブを止めるナット268と外部ハブ256を外し、次い
で紐コイルの芯(図示せず)を心棒260から外して、空の紐コイル204を交
換する。次に、新しい紐コイル204を時計方向に巻いた紐と共に心棒260に
置く。最後に、外部ハブ256と外部ハブを止めるナット268を交換してナッ
トを固く締める。
第一プーリー262の周りに通し、紐排出スイッチ266を経由し、第二プーリ
ー264の周りと、滞留装置駆動ホイール332と滞留装置ピンチホイール33
4の間に通す。紐202は滞留装置ホイール332、334の間にあるので、滞
留装置スイッチ336が動作して滞留装置送りソレノイドを動作させる。従って
紐を滞留装置の上に送り移動路の中に送れる。
、壁324は下向きに動き、表示器スイッチ326を動作させ、滞留装置ユニッ
ト300が満杯であることを表示する。この信号に応答して、コントローラ22
2は滞留装置モータ328と分配装置ブレーキ330を止め、滞留装置を満たす
シーケンスを維持する。分配装置ブレーキ330が止まる時と滞留装置モータ3
28が止まって紐コイル204の弛みをとる時の間には時間の遅れが生じる。
は線分20−20から見た図19の移動路450の直線部分452の部分断面図
である。図21は、図19の移動路450の角部分454の等角投影図である。
図25は図19の移動路450の直線部分452の部分分解等角投影図である。
送り期間中には、紐202が封止ヘッド400から出ると、紐は移動路450の
周りに完全に押し付けられ、封止ヘッド400に戻る。移動路450は紐202
を紐かけ部208の周りに向ける。
と20に示すように、直線部分454の各々は、直線部分454の各端部に案内
支持部455を有する。真っ直ぐな溝付きカバー456と真っ直ぐな裏板457
は真っ直ぐな支持部455に結合して送り期間中に紐202を留める案内通路4
62の一部を形成する。真っ直ぐな溝付きカバー456には、案内通路462の
内周上に真っ直ぐな内面472と、案内通路462の外周上に真っ直ぐな外面4
74がある。
部454にはキー溝が付けてあり外側円弧458の立ち上がった「T」部分45
9に合っている。外側円弧458は移動路450の他の部品に対するフレームを
形成する。紐200が束の周りに締め付けられると、真っ直ぐおよび角部の溝付
きカバー456、463が開き、紐202を案内通路462から引き出して空に
できる。図20は本発明をより完全に理解するのに助けとなるように溝付きカバ
ー456の開位置を仮想的に示す。紐202が案内通路462をきれいにすると
、真っ直ぐおよび角部の溝付きカバー456、463はバネ461で閉ざされ、
紐202を再び送れるようになる。角部分454の案内通路462のV字形は紐
の除去が移動路450の直線部分452よりはむしろ角部分454で始まること
を確実にするようにする。紐202(図20を参照)が移動路450から除去さ
れると、角部分454の案内通路462のV字形は、移動路のカバー450が角
部分454で開くことを開始させる。紐202が角部分454で移動路450か
ら離れ始めると、V字形の案内通路462は紐に僅かな撚りを与えて、移動路4
50の直線部分452で真っ直ぐな溝付き456(図20を参照)の開放を始め
る。
する角部溝付きカバー463と角部裏板465がある。角部溝付きカバー463
と角部裏板465は両者の間に案内通路462の一部を形成する。角部溝付きカ
バー453の各々には、案内通路462の内周上の角部内面476と案内通路4
62の外周上の角部外面478とがある。この実施形態では、角部溝付きカバー
463を回転により開けて紐202を案内通路462から外す四本棒結合アセン
ブリ469を用いて、角部溝付きカバー463と角部裏板465を案内支持部4
55に結合させている。角部溝付きカバー463を回転可能に組み込む代わりの
実施形態が考えられるが、図21に示す実施形態では、四本棒結合アセンブリ4
69の内側の棒468(一本を示す)には広げた開口470があり、水平から約
45度傾いた向きの回転軸の周りに角部溝付きカバー463が回動可能に開く。
裏板457は複数のバネ461によりバネ付勢されている。真っ直ぐな溝付きカ
バー456と真っ直ぐな裏板457は、案内通路462の紐202の通路にほぼ
平行なピボットピン467でヒンジ係合している。このピボットピン467はそ
れぞれ真っ直ぐな溝付きカバー456と真っ直ぐな裏板457の対応する開口4
67aと467bを貫通して挿入され、ピボットピン467の長手軸で決まる軸
の周りに回転する。これらのピボットピン467はスナップオン保持器もしくは
他の通常の保持器部材により位置を保持している。
、バネ保持ピン466により真っ直ぐな溝付きカバー456に結合している。一
例示的な実施形態では、バネ保持ピン466はピボットピン467と同じで、ス
ナップオン保持器により真っ直ぐな溝付きカバー456の対応する開口466a
内に保持される。バネ461はこうしてバネ保持ピン466により近位端部で真
っ直ぐな溝付きカバー456に結合し、遠位端部の往々丸いコッタと呼ばれる拡
大されたものにより開口461a内に保持されている。この配置により、真っ直
ぐな溝付きカバー456は回転で開き、紐200(図20を参照)を離し、バネ
461により真っ直ぐな溝付きカバーに働くバネ力により自動的に閉まる。真っ
直ぐな溝付きカバー456の寸法は種々のものを採用できるが、図20と25に
示す実施形態では、案内通路462は約5mmから約 15 mmで変化する紐
の寸法を受入れできるように寸法にしてある。
げることのできる真っ直ぐな部分と角部分452、454がモジュール構造にな
っていることにある。真っ直ぐな部分と角部分452、454には外側円弧45
8の立ち上がった部分459に合うようにキー溝が付けてあるので、これらの部
品は簡単に組立られる一緒に滑る円弧システムを形成し、機動450の寸法を種
々の組み合わせの長さと高さに対して簡単に変更できる。従って、紐かけ部20
8の大きさは束の種々の寸法に対して早くしかも効果的に変更できる。
平行に回転させ、角部溝付きカバー463を四本棒結合アセンブリ469の上で
回転させることにより、締付期間に締め付けて紐202により加わる力のみを用
いて個々の真っ直ぐな角部カバー452、454の各々が開くことのできる点に
ある。締付サイクルの間には、紐202は真っ直ぐな内面472と角部内面47
6に対して牽引され、真っ直ぐな溝付きカバー456と角部溝付きカバー463
を上に説明したように回転可能に開ける。従って、移動路450は締付期間中に
紐を外すため移動路を開く複雑な液圧または空圧の作動システムを必要としない
。これは経費を節減し、移動路と紐かけ機械の保守を簡単にする。
サイクルの期間中に紐により真っ直ぐな溝付きカバー456と角部溝付きカバー
463に加わる力が送り期間中に移動路を閉ざしておく助けになっている点にあ
る。送りサイクルの間には、紐202は真っ直ぐな外面474と角部外面478
の上で外向きに押して、真っ直ぐな溝付きカバー456と角部溝付きカバー46
3を閉位置にするモーメント(即ち、力のベクトル)を発生させる。本発明のこ
の局面は紐の誤送給を低減し、移動路を閉めるのに複雑な液圧または空圧作動シ
ステムの必要性をなくし、送り移動路の間にトラックを閉めたままにする。
全ての実施形態の徹底的な説明ではない。実際、当業者は上に説明した実施形態
の或る要素を種々に組み合わせることができ、あるいは無くして他の実施形態を
形成することができる、およびそのような他の実施形態が本発明の範囲と開示内
にあることを認識する。上に説明した実施形態を従来技術の方法と全部または一
部組み合わせて本発明の範囲と開示内の付加的な実施形態を形成し得ることは当
業者には明らかである。
明したが、等価な種々の改良は当業者には認識されるように本発明の範囲内で可
能である。本発明の本明細書中に提示した開示は対象物の束に紐をかける他の方
法と装置に適用でき、上で説明し図面に示した対象物の束に紐をかける方法と装
置だけに適用できるものではない。一般に、上記の特許請求の範囲で、使用した
用語は、本発明を明細書に開示されている特定の実施形態に限定されるとは解釈
されるべきではない。従って、本発明は上記の開示で限定されるものではなく、
その代わりに本発明の範囲は上記の特許請求Lの範囲により定めるべきである。
る。
部分等角投影図である。
る。
分分解等角投影図である。
と外側のガイドの断面図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 1つ以上の対象物を紐材料で束ねるための装置であって、以
下: 該紐材料を取り外し可能に受け入れそしてガイドするための移動路組立体であっ
て、該移動路組立体は支持部材に取り付けられている裏板を有し、そして以下: 該支持部材に軸回転可能に取り付けられている溝付きカバーであって、該裏板か
ら空間をあけた開位置とほぼ裏板の閉位置との間を移動可能である溝付きカバー
、 により特徴付けられる、移動路組立体;および、 該溝付きカバーと係合し、該溝付きカバーに対して付勢力を与え、該溝付きカバ
ーを該閉位置の方へ推進する付勢部材であって、該移動路組立体が、該紐材料を
受け入れる大きさのガイド通路を有し、ここで、該付勢力は、該紐材料における
締付力が該付勢力に打ち勝ち、該溝付きカバーを該開位置の方へ動かし、該紐材
料を該ガイド通路から取り外すことを可能にする程度に十分に小さい付勢部材、 を備える、装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の移動路組立体であって、ここで、前記移動
路部分が複数の移動路部分を備え、それぞれの移動路部分が溝付きカバーおよび
付勢部材を有する、移動路組立体。 - 【請求項3】 請求項2に記載の移動路組立体であって、ここで、複数の前
記移動路部分が、複数の直線部分および複数の角部分を備える、移動路組立体。 - 【請求項4】 請求項3に記載の移動路組立体であって、ここで、前記角部
分のガイド通路がV字を形成し、該角部分での前記溝付きカバーの初期開口を可
能にする、移動路組立体。 - 【請求項5】 請求項3〜4のいずれか1項に記載の移動路であって、ここ
で、少なくとも1つの前記直線移動路部分のカバーがピボットピンを用いて前記
支持部材に軸回転可能に取り付けられ、該ピボットピンが、前記溝を通じた前記
紐材料の移動方向にほぼ並行な長手軸を有し、それにより該カバーが前記ガイド
通路を通じた該紐材料の移動方向に実質的に並行である回転軸上で軸回転するの
を可能にする、移動路。 - 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載の移動路組立体であって
、ここで少なくとも1つの前記角移動路部分のカバーが、4本棒結合体を用いて
前記支持部材に軸回転可能に取り付けられている、移動路組立体。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の移動路組立体であって
、ここで、前記溝付きカバーが、ピボットピンを用いて少なくとも1つの前記支
持部材に軸回転可能に取りつけられており、該ピボットピンが前記ガイド通路に
ほぼ平行な長手軸を有する、移動路組立体。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の移動路組立体であって
、ここで、前記溝付きカバーが、内部表面および外部表面を有する溝を備え、前
記紐材料が締付サイクル時に該内部表面に対する締付力を与え、そして送りサイ
クル時に該外部表面に対して閉鎖する力を与える、移動路組立体。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の移動路組立体であって
、ここで、前記ガイド通路が前記溝付きカバーにより形成される、移動路組立体
。 - 【請求項10】 少なくとも1つの外部支持体をさらに備える請求項1〜9
のいずれか1項に記載の移動路組立体であって、ここで少なくとも1つの該支持
部材が、該外部支持体の立ちあがった部分でスライド可能に係合する、移動路組
立体。 - 【請求項11】 紐材料を取り外し可能に受け入れそしてガイドするための
移動路組立体を用いて、1つ以上の対象物を該紐材料で束ねるための方法であっ
て、以下: 該移動路組立体の周りに該紐材料を受け入れそしてガイドする工程; 開位置と閉位置の間で溝付きカバーを軸回転する工程; 該溝付きカバーに対して付勢力を与え、該溝付きカバーを閉位置の方へ推進し、
該紐材料を受け入れる大きさのガイド通路内で該紐材料を保持する工程;および
、 締付力を該紐材料に適用する工程であって、該締付力が、該付勢力に打ち勝つの
に十分であり、該溝付きカバーを該開位置の方へ動かし、該ガイド通路から該紐
材料を取り外すことを可能にする工程、 を包含する、方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載の方法であって、ここで、前記移動路組
立体が複数の移動路部分を備え、前記紐材料を受け入れそしてガイドする工程が
それぞれの該移動路部分内で該紐材料を受け入れそしてガイドする工程を包含し
、軸回転する工程がそれぞれの該移動路部分上でカバー部材を軸回転する工程を
包含し、付勢力を与える工程がそれぞれの該移動路部分の溝付きカバーに対して
付勢力を与える工程を包含し、そして該紐材料に該締付力を適用する工程が該付
勢力に打ち勝ちそれぞれの該移動路部分の該溝付きカバーを動かす工程を包含す
る、方法。 - 【請求項13】 請求項12に記載の方法であって、ここで、該複数の移動
路部分が、複数の直線部分および複数の角部分を備え、そして前記紐材料を締付
ける工程により、該直線部分の該溝付きカバーより前に該角部分の該溝付きカバ
ーが開く、方法。 - 【請求項14】 請求項13に記載の方法であって、ここで、前記複数の移
動路部分が、複数の直線部分および複数の角部分を備え、そして少なくとも1つ
の直線移動路部分の該カバーを軸回転する工程が、前記ガイド通路を通じた前記
紐材料の移動方向に実質的に並行な回転軸上で該カバーを軸回転する工程を包含
する、方法。 - 【請求項15】 請求項13〜14のいずれか1項に記載の方法であって、
ここで、少なくとも1つの角移動路部分の前記カバーが、4本棒結合体を用いて
前記支持部材に旋回転可能に取り付けられており、そして該カバーを軸回転する
工程が、水平方向からほぼ45度である回転軸の周りを軸回転する工程を包含す
る、方法 - 【請求項16】 請求項11〜15のいずれか1項に記載の方法であって、
ここで、前記溝付きカバーが、内部表面および外部表面を有する溝を備え、締付
工程が締付サイクル時に該内部表面に対する前記締付力を与える工程を包含し、
そして該方法は送りサイクル時に該外部表面に対して閉鎖する力を与える工程を
さらに包含する、方法。 - 【請求項17】 請求項11〜16のいずれか1項に記載の方法であって、
ここで、前記ガイド通路が前記溝付きカバーにより形成され、そして前記紐材料
を受け入れそしてガイドする工程が、該溝付きカバーを通じて該紐材料を受け入
れそしてガイドする工程を包含する、方法。
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