JP2003341577A - 揺動式車両 - Google Patents
揺動式車両Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
動制御の操作性が良く制動走行中の進路変更も容易で複
雑なシステムを要しない揺動式車両を供する。 【解決手段】 揺動機構11を備えた揺動式車両におい
て、揺動機構11の相対的揺動を規制する揺動規制手段20
と、制動操作手段18の操作により前記前輪4または後輪
5を制動する制動機構30と、制動機構11により車輪が停
止したときに揺動規制手段20を作動して揺動機構11の相
対的揺動を規制する揺動規制制御手段40とを備えた揺動
式車両。
Description
る揺動制御に関する。
と後車体が互いに左右に揺動するようにしてカーブを曲
がる際の旋回走行を安定化させたものがある。
揺動すると自立できなくなり運転者は足を地面に着いて
倒れないように保たなければならないので、両車体が互
いに揺動しないように一体化すれば自立を維持すること
ができる。
は、揺動式3輪車においてパーキングレバーの操作によ
り前車体と後車体の連結部の揺動を規制するようにして
いる。また特公昭61−32196号公報に記載された例は、
ブレーキレバーの操作により後輪ブレーキを作動させる
とともに前車体と後車体の揺動規制装置を同時に作動さ
せるものである。
揺動を電子制御する例(特開昭59−120586号公報)があ
る。同例では減速時に比較的早い車速から揺動を規制し
ている。
の操作で前車体と後車体の連結部の揺動を規制する例
(実公昭63−45361号公報)の場合は、減速停車する際
にはブレーキレバーを操作して停止した後、ブレーキレ
バーから手を離し、別のパーキングレバーを操作して揺
動を規制する必要があり、さらに停止後再発進する場合
は、パーキングレバーを操作する必要がある。このよう
に運転者に複数の操作を順次行うことが要求される。
揺動規制とを同時に行う例(特公昭61−32196号公報)
の場合は、ブレーキ操作による減速走行中における進路
変更等がし難い場合がある。
電子制御する例(特開昭59−120586号公報)では、比較
的早い車速から揺動を規制しているので減速走行中の進
路変更等がし難くなる場合があるとともに、システムの
構成が複雑になり、かつ信頼性を確保する観点からコス
ト高となる。
で、その目的とする処は、制動・停車さらに再発進の際
の制動および揺動制御の操作性が良く制動走行中の進路
変更も容易で複雑なシステムを要しない揺動式車両を供
する点にある。
達成するために、本請求項1記載の発明は、揺動機構を
備えた揺動式車両において、前記揺動機構の相対的揺動
を規制する揺動規制手段と、制動操作手段の操作により
前記前輪または後輪を制動する制動機構と、前記制動機
構により車輪が停止したときに前記揺動規制手段を作動
して前記揺動機構の相対的揺動を規制する揺動規制制御
手段とを備えた揺動式車両とした。
停止すると、揺動規制手段を作動して揺動機構の相対的
揺動を規制するので、制動操作のみで揺動機構の制御も
実行され、制動・停車さらに再発進の際の制動機構およ
び揺動機構の制御の操作性が良い。
制手段による揺動機構の規制を行わないよう制御するの
で、制動走行中の進路変更も容易に行える。
動式車両において、前記揺動規制制御手段は、前記制動
機構の制動操作力の一部を前記揺動規制手段に作用させ
て前記揺動機構の揺動を規制することを特徴とする。
段に作用させて揺動を規制するので、揺動規制手段を作
動する動力源を別途設ける必要がなく構造を簡素化し小
型化を図ることができる。
動式車両において、前記制動機構は、作動部を保持する
機構保持部が車輪の回転方向に所要小角度回動可能に設
けられ、前記揺動規制制御手段は、前記制動機構の制動
操作力の一部が前記機構保持部を車輪の前進回転方向と
反対方向に付勢するよう構成され、制動された車輪が停
止したとき前記制動操作力の一部が前記機構保持部を車
輪の前進回転方向と反対方向に回動することで前記揺動
規制手段を作動して前記揺動機構の揺動を規制すること
を特徴とする。
して停止しようとするので、作動部およびこれを保持す
る機構保持部は車輪の前進回転方向に付勢されており、
この制動トルクは、機構保持部を車輪の前進回転方向と
反対方向に回動しようとする制動操作力の一部より大き
い状態にあるが、停車時に車輪が停止すると制動トルク
が略0となり、制動操作力の一部が働き機構保持部を車
輪の前進回転方向と反対方向に回動し、揺動規制手段を
作動して揺動機構の揺動を規制することができる。
制動とともに車輪停止時の揺動機構の規制制御も行うこ
とができるので、操作性が良い。停車後の再発進も制動
操作手段を解放操作するだけで、揺動機構の規制は解除
された状態で走行に入ることができる。揺動規制制御手
段は電子制御方式を採らずに機械制御とし簡素で廉価な
システムを提供することができる。
求項3記載の揺動式車両において、前記制動機構の制動
操作力は、油圧によるものであることを特徴とする。
るので、制動が良好であるとともに、コンパクトな構成
で揺動規制制御を行うことができる。
動式車両において、前記制動機構が、作動部であるキャ
リパピストンを機構保持部であるキャリパブラケットが
保持し、前記キャリパピストンが作動して車輪と一体の
ディスクプレートを挟んで制動する油圧式ディスクブレ
ーキ機構であることを特徴とする。
輪の前進回転方向と反対方向に付勢するようにし、減速
停止時に揺動規制手段を作動して揺動機構の揺動を規制
することができる。このように油圧式ディスクブレーキ
機構に本揺動規制手段を容易に組み込むことができる。
ついて図1ないし図4に基づき説明する。本実施の形態
は、揺動式自動3輪車1に係り、車体が1個の操向前輪
4を有する前車体2と2個の駆動後輪5,5を左右に有
する後車体3に分割されている。
びた車体フレーム7が水平後方へ屈曲してステップ部7
aを形成し、さらに後部で斜め上方へ立ち上がって上端
にシート部7bを形成している。
突設された連結ブラケット8にピボット軸9を介してジ
ョイントケース10が前端を枢支されて上下に揺動自在に
設けられている。
イトハルト機構13が設けられ、他方の後車体3から前方
へ突出する揺動軸14がジョイントケース10に後方から挿
入されて軸受12に揺動(回動)自在に支持されナイトハ
ルト機構13に係合され、該ジョイントケース10内の軸受
12とナイトハルト機構13および揺動軸14とにより構成さ
れる揺動機構11により前車体2と後車体3が連結され
る。
左右に揺動自在に連結されるとともにナイトハルト機構
13により両者は弾性的に中立状態に復帰するように付勢
される。
間には緩衝器15が介装されて後車体3の上下の揺動を緩
衝している。後車体3には内燃機関16が搭載されて減速
機構16aを介して後輪5,5が駆動される。
機構20が設けられている。図2に示すように揺動軸14の
前端にはスイングロックプレート21が一体に固着されて
おり、同スイングロックプレート21は外周縁が前方に延
出していてその一部所要部分に係止溝21aが5つ程形成
されている。
22に枢着された係止部材23がその係止突起23aを係止溝
21aに係止可能に配設されており、係止部材23はリンク
部材24を介してピン25に枢着されたアーム部材26の一端
26bと連結されている。アーム部材26の他端26aは揺動
固定ケーブル27に係合している。なお揺動固定ケーブル
27は、図示されないが付勢手段により図2において右方
に付勢されている。
スイングロックプレート21に係止していないフリーの状
態において、揺動固定ケーブル27が引かれると、2点鎖
線で示すようにアーム部材26が回動し、リンク部材24を
介して係止部材23が揺動して係止突起23aをスイングロ
ックプレート21の係止溝21aに係止して揺動軸14の揺動
をロックすることができる。すなわち前車体2と後車体
3との相対的な左右への揺動が禁止され固定される。
機構は油圧式ディスクブレーキ機構30であり、前輪4を
軸支するフロントフォーク19にブレーキキャリパ32が取
り付けられ、油圧により駆動するキャリパピストン32a
がパッド32bを介して前輪4と一体に回転するディスク
プレート31を挟み制動する。
持されたステアリングシャフトの上部において左右に展
開したハンドル17,17の一方に沿ってフロントブレーキ
レバー18が設けられており、同フロントブレーキレバー
18の操作によりマスタシリンダ(図示せず)のピストン
を押して油圧をブレーキキャリパ32に供給しキャリパピ
ストン32aを作動してブレーキを掛ける構成である。
ト41に一体に固着され、キャリパブラケット41は、下端
部41aがフロントフォーク19の下端の前車軸4aに枢着
されて前車軸4aを中心に揺動自在に支持されるととも
に、上端部41bがフロントフォーク19との間に介装され
た引張りスプリング42を介して弾性的に支持されてい
る。
カンダリシリンダ43が固着されており、このセカンダリ
シリンダ43に摺動自在に嵌挿されたピストンロッド43a
は、その基端部がフロントフォーク19に一体に突設され
た支持ブラケット44にピン45を介して枢着されている。
パ32に供給される油圧の一部が供給されるようになって
おり、この油圧によりピストンロッド43aを押出し方向
に付勢するので、車体側に枢着されたピストンロッド43
aのため揺動可能なセカンダリシリンダ43をキャリパブ
ラケット41とともに引張りスプリング42に抗して図3に
おいて時計回りに付勢する。
dが形成されていて、支持ブラケット44に突設されたス
トッパピン46が同長孔43dに挿入されていて、キャリパ
ブラケット41の揺動範囲を所要の小角度に規制してい
る。
部41eに前記揺動固定ケーブル27が結着されている。揺
動固定ケーブル27はケーブルホルダー28からケーブルア
ウタ29内に摺動自在に嵌挿されて前記揺動固定機構20に
回送されてアーム部材26に連結される(図2参照)。
ンダリシリンダ43等により揺動固定制御機構40が構成さ
れている。この揺動固定制御機構40を分かり易く模式図
として図示したのが、図4である。
プリング42によりキャリパブラケット41が反時計回りに
付勢されてストッパピン46に当接した実線で示した状態
にある。
ー18が握られてマスタシリンダによりブレーキホース33
を介して油圧がブレーキキャリパ32に供給されると、キ
ャリパピストン32aが作動しパッド32bを介してディス
クプレート31を挟むようにして制動し減速する。
は、ブレーキキャリパ32を支持するキャリパブラケット
41を反時計回りに付勢し、ストッパピン46に当接した実
線で示す状態を維持する。
給されて車体側に枢着されたピストンロッド43aのため
キャリパブラケット41を時計回りに付勢するが、制動ト
ルクの方が大きく、キャリパブラケット41はストッパピ
ン46に当接した実線で示す状態を維持することになる。
ともにディスクプレート31が停止すると、ブレーキキャ
リパ32による制動トルクは減少して略0となり、セカン
ダリシリンダ43による付勢力が勝り、前輪4を若干逆回
転するようにして図4に2点鎖線で示すようにキャリパ
ブラケット41を時計回りに揺動して揺動固定ケーブル27
を引っ張ることになる。
記したように揺動固定機構20が作動して係止部材23が揺
動して係止突起23aをスイングロックプレート21の係止
溝21aに係止して揺動軸14の揺動をロックし、前車体2
と後車体3との相対的な左右への揺動が禁止され固定さ
れる。
ている間は、前車輪4がブレーキキャリパ32により制動
状態にあり揺動機構11もロック状態が維持され前車体2
と後車体3との相対的な左右への揺動が禁止される。
キレバー18を放すと、ブレーキキャリパ32による制動が
解かれるとともにセカンダリシリンダ43への油圧も下が
り、キャリパブラケット41は引張りスプリング42により
図3および図4において反時計回りに揺動してストッパ
ピン46に当接し、揺動固定ケーブル27は引き込まれて揺
動機構11のロックも解除され、前車体2と後車体3との
相対的な左右への揺動が自由となる。
時停車する場合に通常走行から制動,停車,揺動機構11
のロック,制動解除,揺動機構11のロック解除の一連の
工程後再発進する前記各工程をフロントブレーキレバー
18のみを操作して簡単に実行することができ操作性が極
めて良い。
18を握って減速制動し、停車するまでは揺動機構11のロ
ックはなされず制動走行中の進路変更も容易に行え、停
車すると揺動機構11がロックされて前車体2と後車体3
との相対的な左右への揺動が禁止されて一体化して運転
者が一々足を地面に着かずに車体を自立することがで
き、フロントブレーキレバー18を放すと、揺動機構11の
ロックが解除されて前車体2と後車体3との相対的な左
右への揺動を自由にした状態で発進することができる。
力である油圧の一部を揺動固定制御機構40に作用させて
揺動機構11をロックするので、揺動固定制御機構40を作
動する動力源を別途設ける必要がなく構造を簡素化し小
型化を図ることができる。このように揺動固定制御機構
40は電子制御方式を採らずに機械制御として簡素で廉価
なシステムを提供するとともに、揺動固定制御機構40を
コンパクトに構成することができる。
の制動を行うときに揺動機構11のロックが自動的になさ
れるので、下り坂を走行中に停止する場合は、制動力を
多く必要とする分揺動機構11のロックにも油圧入力が増
加するが、機能上相違するところはなく同じ効果を奏す
ることができる。
ントブレーキレバー18を握っていれば、前輪4が制動さ
れるとともにその制動トルクがキャリパブラケット41を
図3よび図4において時計回りに揺動して揺動固定ケー
ブル27を引くことになり、揺動機構11はロックされ、自
立可能な状態を維持して操作し易い。なおリヤブレーキ
レバーは通常どおり後輪に制動を掛けることができる。
圧式ディスクブレーキ機構30に適用したが、油圧式ドラ
ムブレーキ機構にも適用でき、その例を図5に示す。油
圧式ドラムブレーキ機構50に前記揺動固定制御機構40を
適用した構成であり、図5はその模式図である。なお前
記揺動固定機構20および揺動機構11はそのまま利用す
る。
一端を支持された半リング状の1対のブレーキシュー5
2,53がブレーキパネル51に配設され、ブレーキパネル5
1に固定されたホイールシリンダ54がブレーキシュー5
2,53の他端間に挟まれて配置されている。
ム(図示せず)がブレーキシュー52,53の外周に設けら
れている。ホイールシリンダ54は、油圧で1対のピスト
ン54a,54bを互いに離れる方向に押圧しブレーキシュ
ー52,53を広げてドラムの内周面に当接し、その摩擦力
により制動する。
の一部が揺動固定制御機構40(前記実施の形態と同じ符
号を用いる)のセカンダリシリンダ43に供給される。ブ
レーキパネル51は、前記キャリパブラケット41に相当
し、ストッパピン46に当接して前車軸55を中心に所要小
角度揺動可能に設けられている。なお本実施の形態では
前記引張りスプリング42に相当する圧縮スプリング56が
ブレーキパネル51とストッパピン46との間に介装されて
同じ働きをする。
り、ブレーキレバーが操作されると、ホイールシリンダ
54に油圧が供給されてブレーキシュー52,53を広げて減
速制動がなされ、制動トルクが大きいので実線で示す状
態が維持される。
リシリンダ43よる付勢力が勝り、前輪を若干逆回転する
ようにして図5に2点鎖線で示すようにブレーキパネル
51を時計回りに揺動して揺動固定ケーブル27を引っ張る
ことになり、揺動固定機構20を作動して揺動機構11をロ
ックする。
態と同じように作用するので、同じ効果を奏することが
できる。
た別の実施の形態について図6および図7に図示し説明
する。なお前記揺動固定機構20および揺動機構11はその
まま利用するものとする。
輪(図示せず)が軸支されており、前輪と一体にドラム
(図示せず)が回転し、同ドラム内に設けれたブレーキ
シュー(図示せず)が広がることで制動が行われる。
回動可能に軸支され、同ブレーキパネル66に嵌挿された
カム軸67の作動カムの回動が前記ブレーキシューを広げ
る作用をする。このカム軸67にブレーキアーム68の基端
部が嵌着されている。
突出したケーブルホルダー60aにブレーキケーブル69の
ケーブルアウタ70の端部が固定され、図示されないフロ
ントブレーキレバーに一端を結着されたブレーキケーブ
ル69がケーブルアウタ70に案内されてケーブルホルダー
60aに固定された端部から突出して前記ブレーキアーム
68の先端に結着されている。
ーク60の下端から後方へ突出したパネルストッパ60bを
挟むように適当な間隔を存してトルク受部76,77がブレ
ーキパネル66に突設されており、上方のトルク受部77と
パネルストッパ60bとの間に圧縮スプリング78が介装さ
れている。
突出したケーブルホルダー60cに揺動固定ケーブル79の
ケーブルアウタ80の端部が固定され、図示されない揺動
固定機構の入力部(前記実施の形態におけるアーム部材
26等)に一端を結着された揺動固定ケーブル79がケーブ
ルアウタ80に案内されてケーブルホルダー60cに固定さ
れた端部から突出して前記トルク受部77に結着されてい
る。
レーキパネル66を図6において反時計回り(前進回転方
向)に付勢してトルク受部76がパネルストッパ60bに当
接した図5に実線で示す状態にあり、ブレーキレバーが
操作されると、ブレーキケーブル69が引かれてブレーキ
アーム68が揺動して(図6の2点鎖線、図7の実線で示
す状態)カム軸67を回動しブレーキシューを広げて減速
制動がなされ、制動トルクが大きいのでブレーキパネル
66は実線で示す状態を維持する。
クは略0となり、ブレーキケーブル69を引く制動操作力
の一部が勝り、図7に2点鎖線で示すようにブレーキパ
ネル66を時計回りに回動し、揺動固定ケーブル79を引っ
張ることになり、揺動固定機構20を作動して揺動機構11
をロックする。
と同じように作用するので、同じ効果を奏することがで
きる。油圧を用いない完全な機械式ドラムブレーキ機構
65に適用可能であり、制動機構はもとより揺動固定制御
機構の構造がより簡素化され小型化および低コスト化を
図るとともに信頼性の高い制御ができる。
イングロックプレート21が係止部材23と係止して前車体
2と後車体3の相対的揺動を固定する揺動固定機構20で
あったが、ドラムブレーキ機構と同じ構造で揺動固定ケ
ーブルが引かれるとカムが回動してブレーキシューを広
げ揺動軸と一体のドラムを摩擦力により固定するような
機械的摩擦力によるものや、油圧によるもの、あるいは
電磁力によるもの、その他種々の揺動固定機構に容易に
適用することができる。
て互いに左右に揺動可能に連結された車両のみならず、
揺動機構が車体と動力源の間にあるものや、車体と車輪
懸架部との間などにあり、よって揺動固定機構も種々の
位置にある車両についても適用できるものであり、また
揺動機構を持つ二輪車や前輪が2個で後輪が1個の3輪
車および4輪以上の自動車にも適用される。
の概略構造を示す側面図である。
る。
御機構を示す側面図である。
構に適用した揺動固定制御機構の模式図である。
キ機構に適用した揺動固定制御機構の模式図である。
前輪、5…後輪、6…ヘッドパイプ、7…車体フレー
ム、8…連結ブラケット、9…ピボット軸、10…ジョイ
ントケース、11…揺動機構、12…軸受、13…ナイトハル
ト機構、14…揺動軸、15…緩衝器、16…内燃機関、17…
ハンドル、18…フロントブレーキレバー、19…フロント
フォーク、20…揺動固定機構、21…スイングロックプレ
ート、22…ピン、23…係止部材、24…リンク部材、25…
ピン、26…アーム部材、27…揺動固定ケーブル、28…ケ
ーブルホルダー、29…ケーブルアウタ、30…油圧式ディ
スクブレーキ機構、31…ディスクプレート、32…ブレー
キキャリパ、33…ブレーキホース、40…揺動固定制御機
構、41…キャリパブラケット、42…引張りスプリング、
43…セカンダリシリンダ、44…支持ブラケット、45…ピ
ン、46…ストッパピン、50…油圧式ドラムブレーキ機
構、51…ブレーキパネル、52,53…ブレーキシュー、54
…ホイールシリンダ、55…前車軸、56…圧縮スプリン
グ、60…フロントフォーク、61…前車軸、65…機械式ド
ラムブレーキ機構、66…ブレーキパネル、67…カム軸、
68…ブレーキアーム、69…ブレーキケーブル、70…ケー
ブルアウタ、75…揺動固定制御機構、76,77…トルク受
部、78…圧縮スプリング、79…揺動固定ケーブル、80…
ケーブルアウタ。
Claims (5)
- 【請求項1】 揺動機構を備えた揺動式車両において、 前記揺動機構の相対的揺動を規制する揺動規制手段と、 制動操作手段の操作により前記前輪または後輪を制動す
る制動機構と、 前記制動機構により車輪が停止したときに前記揺動規制
手段を作動して前記揺動機構の相対的揺動を規制する揺
動規制制御手段とを備えたことを特徴とする揺動式車
両。 - 【請求項2】 前記揺動規制制御手段は、前記制動機構
の制動操作力の一部を前記揺動規制手段に作用させて揺
動を規制することを特徴とする請求項1記載の揺動式車
両。 - 【請求項3】 前記制動機構は、作動部を保持する機構
保持部が車輪の回転方向に所要小角度回動可能に設けら
れ、 前記揺動規制制御手段は、前記制動機構の制動操作力の
一部が前記機構保持部を車輪の前進回転方向と反対方向
に付勢するよう構成され、制動された車輪が停止したと
き前記制動操作力の一部が前記機構保持部を車輪の前進
回転方向と反対方向に回動することで前記揺動規制手段
を作動して前記揺動機構の揺動を規制することを特徴と
する請求項2記載の揺動式車両。 - 【請求項4】 前記制動機構の制動操作力は、油圧によ
るものであることを特徴とする請求項2または請求項3
記載の揺動式車両。 - 【請求項5】 前記制動機構が、作動部であるキャリパ
ピストンを機構保持部であるキャリパブラケットが保持
し、前記キャリパピストンが作動して車輪と一体のディ
スクプレートを挟んで制動する油圧式ディスクブレーキ
機構であることを特徴とする請求項4記載の揺動式車
両。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002157843A JP4132986B2 (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 揺動式車両 |
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