JPS644632Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS644632Y2 JPS644632Y2 JP1982166155U JP16615582U JPS644632Y2 JP S644632 Y2 JPS644632 Y2 JP S644632Y2 JP 1982166155 U JP1982166155 U JP 1982166155U JP 16615582 U JP16615582 U JP 16615582U JP S644632 Y2 JPS644632 Y2 JP S644632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- brake device
- brake
- swing
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、前一輪の操向輪を有する前車体と後
二輪の駆動輪を有する後車体とを相対的に左右揺
動自在に連結した揺動式三輪車の自立装置に関す
るものである。
二輪の駆動輪を有する後車体とを相対的に左右揺
動自在に連結した揺動式三輪車の自立装置に関す
るものである。
従来技術
前一輪の操向輪を有する前車体と後二輪の駆動
輪を有する後車体とを相対的に左右揺動自在に連
結した従来の揺動式三輪車は、前車体が左右に揺
動するため、信号等により一時停止する場合は、
揺動しないように足を路面について前車体を支
え、また特開昭54−67937号公報にみられるよう
に走行中でも車速が一定速以下に低くなつて、前
車体に揺動の不安定さが生じそうになると、あら
かじめ遠心ガバナを介して前記ブレーキ装置に自
動的にブレーキをかけて、両車体を固定するもの
があつた。なお、該三輪車の駐車は、前車体の左
右揺動をロツクする機構と、後車輪にブレーキを
作用させる機構とを、ハンドル部に設けられたパ
ーキングレバーにより操作して行われていた。
輪を有する後車体とを相対的に左右揺動自在に連
結した従来の揺動式三輪車は、前車体が左右に揺
動するため、信号等により一時停止する場合は、
揺動しないように足を路面について前車体を支
え、また特開昭54−67937号公報にみられるよう
に走行中でも車速が一定速以下に低くなつて、前
車体に揺動の不安定さが生じそうになると、あら
かじめ遠心ガバナを介して前記ブレーキ装置に自
動的にブレーキをかけて、両車体を固定するもの
があつた。なお、該三輪車の駐車は、前車体の左
右揺動をロツクする機構と、後車輪にブレーキを
作用させる機構とを、ハンドル部に設けられたパ
ーキングレバーにより操作して行われていた。
考案が解決しようとする問題点
上記のような走行中両車体の揺動連結部にブレ
ーキをかけるものは、前記したように車速を検知
してブレーキが自動的に作動されるようになつて
いたので、装置が大型化し、複雑な構成となり、
ブレーキ装置を含む連結部の配置がむずかしくな
り、前後車体の構造に影響を与えることがあつ
た。そして、制動時の前車体の姿勢が自動的に定
まり、自由に姿勢制御を行うことができなかつ
た。
ーキをかけるものは、前記したように車速を検知
してブレーキが自動的に作動されるようになつて
いたので、装置が大型化し、複雑な構成となり、
ブレーキ装置を含む連結部の配置がむずかしくな
り、前後車体の構造に影響を与えることがあつ
た。そして、制動時の前車体の姿勢が自動的に定
まり、自由に姿勢制御を行うことができなかつ
た。
問題点を解決するための手段および作用
本考案は上記のような欠点を克服したもので、
前一輪の操向輪を有する前車体と、後二輪の駆動
輪を有する後車体と、該前車体と後車体を左右揺
動自在に連結する連結部とを備える揺動式三輪車
において、前記連結部を構成する前車体に一体関
係に取り付けられたジヨイントケース内に後車体
に一体に装着された揺動軸のブレーキ装置を設け
て前車体と後車体の揺動を規制し、該ブレーキ装
置はブレーキ操作力を増幅するリンク機構からな
る倍力機構を有し、ブレーキ装置上部を前車体に
設けたブレーキ操作子に連結するとともに上記倍
力機構をブレーキ装置上方に設置し車両の減速
時、該ブレーキ操作子を操作して、揺動軸のブレ
ーキ装置を作動させ、前車体の自立を行うことを
特徴とする揺動式三輪車の自立装置であり、所望
のときに直ちにブレーキ装置を作動できるのでそ
の状態で前車体を固定することができ、その状態
から再発進することができる。
前一輪の操向輪を有する前車体と、後二輪の駆動
輪を有する後車体と、該前車体と後車体を左右揺
動自在に連結する連結部とを備える揺動式三輪車
において、前記連結部を構成する前車体に一体関
係に取り付けられたジヨイントケース内に後車体
に一体に装着された揺動軸のブレーキ装置を設け
て前車体と後車体の揺動を規制し、該ブレーキ装
置はブレーキ操作力を増幅するリンク機構からな
る倍力機構を有し、ブレーキ装置上部を前車体に
設けたブレーキ操作子に連結するとともに上記倍
力機構をブレーキ装置上方に設置し車両の減速
時、該ブレーキ操作子を操作して、揺動軸のブレ
ーキ装置を作動させ、前車体の自立を行うことを
特徴とする揺動式三輪車の自立装置であり、所望
のときに直ちにブレーキ装置を作動できるのでそ
の状態で前車体を固定することができ、その状態
から再発進することができる。
実施例
以下図示された本考案の一実施例について説明
する。
する。
1は揺動式自動三輪車で、同三輪車1では、一
個の走行輪3を有する前車体2と、二個の駆動輪
8を有する後車体7とは、連結部9を介して左右
へ揺動自在に連結されている。
個の走行輪3を有する前車体2と、二個の駆動輪
8を有する後車体7とは、連結部9を介して左右
へ揺動自在に連結されている。
また前記連結部9には、前車体2のフレーム4
と一体のブラケツト5に上下傾動軸6を介して前
端が枢支されたジヨイントケース10内に軸受部
12,ナイトハルト機構13及び後述のケーシン
グ19とが設けられ、三輪車1の前後方向へ指向
した揺動軸11が、前記軸受部12およびナイト
ハルト機構13に左右へ揺動自在に枢支されると
ともに同ナイトハルト機構13により弾性的に中
立状態に復帰されるように支持されている。
と一体のブラケツト5に上下傾動軸6を介して前
端が枢支されたジヨイントケース10内に軸受部
12,ナイトハルト機構13及び後述のケーシン
グ19とが設けられ、三輪車1の前後方向へ指向
した揺動軸11が、前記軸受部12およびナイト
ハルト機構13に左右へ揺動自在に枢支されると
ともに同ナイトハルト機構13により弾性的に中
立状態に復帰されるように支持されている。
さらにナイトハルト機構13は、ジヨイントケ
ース10に一体に固着されたアウタ14と、揺動
軸11に一体に嵌着されたインナ15と、同アウ
タ14およびインナ15の中心対称に介装された
ダンパラバー16とよりなり、インナ15の揺動
角が増大するにつれて同インナ15を中立に戻そ
うとする復元力が非直線的に増大するようなばね
特性を前記ナイトハルト機構13は有している。
ース10に一体に固着されたアウタ14と、揺動
軸11に一体に嵌着されたインナ15と、同アウ
タ14およびインナ15の中心対称に介装された
ダンパラバー16とよりなり、インナ15の揺動
角が増大するにつれて同インナ15を中立に戻そ
うとする復元力が非直線的に増大するようなばね
特性を前記ナイトハルト機構13は有している。
さらにまた前記ナイトハルト機構13の後方に
前記揺動軸規制シユー17が配設され、同シユー
17は倍力機構18に接続されている。
前記揺動軸規制シユー17が配設され、同シユー
17は倍力機構18に接続されている。
次にブレーキ装置について述べると、倍力機構
18のケーシング19に左右対称位置にピン20
を介して一対のアーム21の一端が枢支され、同
アーム21の他端にピン22を介して連結バー2
3の一端と揺動軸規制シユー17が枢着され、同
連結バー23の他端に昇降プレート24が枢着さ
れている。
18のケーシング19に左右対称位置にピン20
を介して一対のアーム21の一端が枢支され、同
アーム21の他端にピン22を介して連結バー2
3の一端と揺動軸規制シユー17が枢着され、同
連結バー23の他端に昇降プレート24が枢着さ
れている。
また前記昇降プレート24には上向きにシヤフ
ト25が取付けられ、同シヤフト25は、ケーシ
ング19に固着されたロワカム26に嵌装され、
同ロワカム26と昇降プレート24に圧縮コイル
スプリング27が介装されている。
ト25が取付けられ、同シヤフト25は、ケーシ
ング19に固着されたロワカム26に嵌装され、
同ロワカム26と昇降プレート24に圧縮コイル
スプリング27が介装されている。
さらにシヤフト25の上部にアツパカム28が
スプライン嵌合され、ワツシヤ29を介して同シ
ヤフト25の上端にナツト30が螺着されてお
り、アツパカム28に固着されているレバー31
を一方向へ揺動させると、アツパカム28が旋回
されて、ロワカム26のカム山(周方向に沿つて
形成されている)に乗せられ、アツパカム28,
シヤフト25および昇降プレート24が上昇され
るようになつている。
スプライン嵌合され、ワツシヤ29を介して同シ
ヤフト25の上端にナツト30が螺着されてお
り、アツパカム28に固着されているレバー31
を一方向へ揺動させると、アツパカム28が旋回
されて、ロワカム26のカム山(周方向に沿つて
形成されている)に乗せられ、アツパカム28,
シヤフト25および昇降プレート24が上昇され
るようになつている。
さらにまた前車体フレーム4とジヨイントケー
ス10とにリヤクツシヨン32が介装されてお
り、ジヨイントケース10は上下傾動軸6を中心
としてリヤクツシヨン32により弾性的に上下に
傾動しうるようになつている。
ス10とにリヤクツシヨン32が介装されてお
り、ジヨイントケース10は上下傾動軸6を中心
としてリヤクツシヨン32により弾性的に上下に
傾動しうるようになつている。
しかも揺動軸11の後部に後車体7が一体に装
着されている。
着されている。
また前車体2のステツプフロアにブレーキ操作
子であるペダル35が上下に揺動自在に枢着さ
れ、同ペダル35はリンク37およびケーブル3
8を介してレバー31に連結されている。
子であるペダル35が上下に揺動自在に枢着さ
れ、同ペダル35はリンク37およびケーブル3
8を介してレバー31に連結されている。
さらに後車体7においては、エンジン33の動
力はVベルト伝動機構39,遠心クラツチ40,
歯車減速機構41およびデフクラツチ42を介し
て駆動輪8に伝達されるようになつている。
力はVベルト伝動機構39,遠心クラツチ40,
歯車減速機構41およびデフクラツチ42を介し
て駆動輪8に伝達されるようになつている。
さらにまた前記歯車減速機構41にパーキング
ギヤ43が介装され、同パーキングギヤ43にス
トツパ44が係脱自在に設けられている。
ギヤ43が介装され、同パーキングギヤ43にス
トツパ44が係脱自在に設けられている。
また揺動軸11の前端に凹凸に形成されたスイ
ングロツクプレート45が一体に固着され、同ス
イングロツクプレート45の凹部のいずれかにジ
ヨイントケース10に枢着された係止片46が係
止できるようになつている。
ングロツクプレート45が一体に固着され、同ス
イングロツクプレート45の凹部のいずれかにジ
ヨイントケース10に枢着された係止片46が係
止できるようになつている。
さらに前車体2のハンドル47の近くにパーキ
ングレバー48が設けられ、同パーキングレバー
48にパーキングワイヤ49の一端が結着され、
同ワイヤ49は後車体7の方へ延長され、係止片
46およびストツパー44に連結されており、同
パーキングレバー48を操作すると、パーキング
ワイヤ49は前方へ引かれ、係止片46およびス
トツパ44がそれぞれスイングロツクプレート4
5およびパーキングギヤ43に係合され、前車体
2と後車体7とは剛に連結されるとともに駆動輪
8はロツクされるようになつている。
ングレバー48が設けられ、同パーキングレバー
48にパーキングワイヤ49の一端が結着され、
同ワイヤ49は後車体7の方へ延長され、係止片
46およびストツパー44に連結されており、同
パーキングレバー48を操作すると、パーキング
ワイヤ49は前方へ引かれ、係止片46およびス
トツパ44がそれぞれスイングロツクプレート4
5およびパーキングギヤ43に係合され、前車体
2と後車体7とは剛に連結されるとともに駆動輪
8はロツクされるようになつている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、走行に伴なう上下振動はリヤクツシヨン3
2とフロントクツシヨン34とで吸収され、同リ
ヤクツシヨン32の伸縮に応じて前車体2および
後車体7は傾動軸6を中心として上下に回転しう
る。
ので、走行に伴なう上下振動はリヤクツシヨン3
2とフロントクツシヨン34とで吸収され、同リ
ヤクツシヨン32の伸縮に応じて前車体2および
後車体7は傾動軸6を中心として上下に回転しう
る。
また自動三輪車1が低速走行または一時停車し
た場合に、ペダル35を踏込むと、ケーブル38
が前方へ引かれ、レバー31は旋回され、アツパ
カム28もレバー31と一体になつて旋回され、
ロワカム26のカム山によりアツパカム28,シ
ヤフト25および昇降プレート24が上昇され、
ピン20,22,アーム21および連結レバー2
3よりなる倍力機構18を介して揺動規制シユー
17が揺動軸11に向い移動され、同シユー17
は揺動軸11に圧接されブレーキ作用が行われ
る。
た場合に、ペダル35を踏込むと、ケーブル38
が前方へ引かれ、レバー31は旋回され、アツパ
カム28もレバー31と一体になつて旋回され、
ロワカム26のカム山によりアツパカム28,シ
ヤフト25および昇降プレート24が上昇され、
ピン20,22,アーム21および連結レバー2
3よりなる倍力機構18を介して揺動規制シユー
17が揺動軸11に向い移動され、同シユー17
は揺動軸11に圧接されブレーキ作用が行われ
る。
この場合、カム26,28と倍力機構18によ
り、レバー31に加えられ操作力に比べて極めて
大きな押圧力がシユー17より揺動軸11に加え
られるので、揺動軸11とケーシング19および
ジヨイントケース10とは相互に剛に結合され、
二輪の駆動輪8にて安定的に支持された後車体7
に対して前車体2が固定され、確固と自立状態を
保持することができる。
り、レバー31に加えられ操作力に比べて極めて
大きな押圧力がシユー17より揺動軸11に加え
られるので、揺動軸11とケーシング19および
ジヨイントケース10とは相互に剛に結合され、
二輪の駆動輪8にて安定的に支持された後車体7
に対して前車体2が固定され、確固と自立状態を
保持することができる。
またカム26,28および倍力機構18により
揺動軸11に加えられるシユー17の押圧力が、
レバー31に加えられる操作力に比べて著しく増
大されるため、揺動軸11の径を小さくすること
ができ、ジヨイントケース10を小さくして最低
地上高Hを高くすることができる。
揺動軸11に加えられるシユー17の押圧力が、
レバー31に加えられる操作力に比べて著しく増
大されるため、揺動軸11の径を小さくすること
ができ、ジヨイントケース10を小さくして最低
地上高Hを高くすることができる。
さらに操作子をブレーキ装置の上部に連結し、
倍力機構18は揺動軸11の上方に配設されてい
るため、ジヨイントケース10の下面を下方へ突
出させないように形成できる。
倍力機構18は揺動軸11の上方に配設されてい
るため、ジヨイントケース10の下面を下方へ突
出させないように形成できる。
さらにまた長時間駐車する場合には、パーキン
グレバー48を後上方へ引上げると、パーキング
ワイヤ49が引張られ、スイングロツクプレート
45の凹部のいずれかに係止片46が係止されて
前車体2は後車体7に剛に連結されるとともにパ
ーキングギヤ43にストツパー44が係合されて
駆動輪8はロツクされる。
グレバー48を後上方へ引上げると、パーキング
ワイヤ49が引張られ、スイングロツクプレート
45の凹部のいずれかに係止片46が係止されて
前車体2は後車体7に剛に連結されるとともにパ
ーキングギヤ43にストツパー44が係合されて
駆動輪8はロツクされる。
この場合、パーキングレバー48は後上方へ引
上げた状態を保持できるようになつているため、
パーキングレバー48より手を離して下車して
も、前記パーキング状態は維持されうる。
上げた状態を保持できるようになつているため、
パーキングレバー48より手を離して下車して
も、前記パーキング状態は維持されうる。
しかしながらスイングロツクプレート45の凹
部に係止片46を係合させるようになつているた
め、前車体2を中立状態でロツクしても、バツク
ラツシユの分だけ、前車体2は左右いずれかに傾
き、その結果、再発進時に前車体2を中立状態に
直ちに復帰させることが困難である。
部に係止片46を係合させるようになつているた
め、前車体2を中立状態でロツクしても、バツク
ラツシユの分だけ、前車体2は左右いずれかに傾
き、その結果、再発進時に前車体2を中立状態に
直ちに復帰させることが困難である。
しかるに、一時停車の場合には、パーキングレ
バー48を操作せず、ペダル36を踏込めば、前
車体2はそのままの状態で直ちに後車体7に固定
でき、バツクラツシユに相当するがたがないの
で、再発振時に前車体2のバランスを容易に取る
ことができる。
バー48を操作せず、ペダル36を踏込めば、前
車体2はそのままの状態で直ちに後車体7に固定
でき、バツクラツシユに相当するがたがないの
で、再発振時に前車体2のバランスを容易に取る
ことができる。
考案の効果
本考案は前記のような構成とすることにより、
所望のときに直ちにブレーキ装置を作動すること
ができその状態で前後車体を固定することがで
き、その状態から再発進することができる。そし
てこのブレーキ装置にリンク機構からなる倍力機
構を用いたことによりペダルの操作力に比べて極
めて大きな押圧力をプレーキシユーに加えること
ができ前車体は確固とした自立状態を保持するこ
とができる。
所望のときに直ちにブレーキ装置を作動すること
ができその状態で前後車体を固定することがで
き、その状態から再発進することができる。そし
てこのブレーキ装置にリンク機構からなる倍力機
構を用いたことによりペダルの操作力に比べて極
めて大きな押圧力をプレーキシユーに加えること
ができ前車体は確固とした自立状態を保持するこ
とができる。
この押圧力の増大は揺動軸の径を小さくするこ
とができ、その結果ジヨイントケースを小さくで
き、地上との間隔を長くすることができる。さら
にブレーキ操作子をブレーキ装置の上部に連結す
るとともに倍力機構がブレーキ装置上方に設置さ
れていることにより、ジヨイントケースの下面を
下方へ突出させないように形成できる。またブレ
ーキ装置を用いて固定したので、突片と凹部によ
る係合固定のようながたがなく自立状態を確固と
して保持できる。
とができ、その結果ジヨイントケースを小さくで
き、地上との間隔を長くすることができる。さら
にブレーキ操作子をブレーキ装置の上部に連結す
るとともに倍力機構がブレーキ装置上方に設置さ
れていることにより、ジヨイントケースの下面を
下方へ突出させないように形成できる。またブレ
ーキ装置を用いて固定したので、突片と凹部によ
る係合固定のようながたがなく自立状態を確固と
して保持できる。
第1図は本考案に係る自立装置の一実施例を備
えた揺動式三輪車の側面図、第2図はその要部平
面図、第3図は第2図の−線に沿つて截断し
た横断正面図、第4図は第2図の−線に沿つ
て截断した横断正面図である。 1……揺動式三輪車、2……前車体、3……走
行輪、4……前車体フレーム、5……ブラケツ
ト、6……上下傾動軸、7……後車体、8……駆
動輪、9……連結部、10……ジヨイントケー
ス、11……揺動軸、12……軸受部、13……
ナイトハルト機構、14……アウタ、15……イ
ンナ、16……ダンパラバー、17……揺動軸規
制シユー、18……倍力機構、19……ケーシン
グ、20……ピン、21……アーム、22……ピ
ン、23……連結バー、24……昇降プレート、
25……シヤフト、26……ロワカム、27……
圧縮コイルスプリング、28……アツパカム、2
9……ワツシヤ、30……ナツト、31……レバ
ー、32……リヤクツシヨン、33……エンジ
ン、34……フロントクツシヨン、35……ペダ
ル、37……リンク、38……ケーブル、39…
…Vベルト伝動機構、40……遠心クラツチ、4
1……歯車減速機構、42……デフクラツチ、4
3……パーキングギヤ、44……ストツパー、4
5……スイングロツクプレート、46……係止
片、47……ハンドル、48……パーキングレバ
ー、49……パーキングワイヤ。
えた揺動式三輪車の側面図、第2図はその要部平
面図、第3図は第2図の−線に沿つて截断し
た横断正面図、第4図は第2図の−線に沿つ
て截断した横断正面図である。 1……揺動式三輪車、2……前車体、3……走
行輪、4……前車体フレーム、5……ブラケツ
ト、6……上下傾動軸、7……後車体、8……駆
動輪、9……連結部、10……ジヨイントケー
ス、11……揺動軸、12……軸受部、13……
ナイトハルト機構、14……アウタ、15……イ
ンナ、16……ダンパラバー、17……揺動軸規
制シユー、18……倍力機構、19……ケーシン
グ、20……ピン、21……アーム、22……ピ
ン、23……連結バー、24……昇降プレート、
25……シヤフト、26……ロワカム、27……
圧縮コイルスプリング、28……アツパカム、2
9……ワツシヤ、30……ナツト、31……レバ
ー、32……リヤクツシヨン、33……エンジ
ン、34……フロントクツシヨン、35……ペダ
ル、37……リンク、38……ケーブル、39…
…Vベルト伝動機構、40……遠心クラツチ、4
1……歯車減速機構、42……デフクラツチ、4
3……パーキングギヤ、44……ストツパー、4
5……スイングロツクプレート、46……係止
片、47……ハンドル、48……パーキングレバ
ー、49……パーキングワイヤ。
Claims (1)
- 前一輪の操向輪を有する前車体と、後二輪の駆
動輪を有する後車体と、該前車体と後車体を左右
揺動自在に連結する連結部とを備える揺動式三輪
車において、前記連結部を構成する前車体に一体
関係に取り付けられたジヨイントケース内に後車
体に一体に装着された揺動軸のブレーキ装置を設
けて前車体と後車体の揺動を規制し、該ブレーキ
装置はブレーキ操作力を増幅するリンク機構から
なる倍力機構を有し、ブレーキ装置上部を前車体
に設けたブレーキ操作子に連結するとともに上記
倍力機構をブレーキ装置上方に設置し車両の減速
時、該ブレーキ操作子を操作して、揺動軸のブレ
ーキ装置を作動させ、前車体の自立を行うことを
特徴とする揺動式三輪車の自立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982166155U JPS5970885U (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | 揺動式三輪車の自立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982166155U JPS5970885U (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | 揺動式三輪車の自立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5970885U JPS5970885U (ja) | 1984-05-14 |
JPS644632Y2 true JPS644632Y2 (ja) | 1989-02-06 |
Family
ID=30363829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982166155U Granted JPS5970885U (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | 揺動式三輪車の自立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5970885U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5703130B2 (ja) * | 2011-05-26 | 2015-04-15 | 本田技研工業株式会社 | 揺動式車両 |
CN115230854A (zh) * | 2022-08-31 | 2022-10-25 | 航科汽车底盘系统(镇江)有限公司 | 一种电动三轮车底盘摇摆联动机构及其安装方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5131434A (ja) * | 1974-07-05 | 1976-03-17 | Anvar |
-
1982
- 1982-11-04 JP JP1982166155U patent/JPS5970885U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5131434A (ja) * | 1974-07-05 | 1976-03-17 | Anvar |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5970885U (ja) | 1984-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6918318B2 (en) | Brake pedal assembly with variable ratio | |
JP2000313318A (ja) | 鞍乗型四輪車両のブレーキシステム | |
JPS644632Y2 (ja) | ||
JP2004131027A (ja) | 揺動機構を有する車両の揺動ロック装置 | |
KR20030029989A (ko) | 페달 장착 구조 및 장착 방법 | |
JP2959235B2 (ja) | ペダル装置 | |
JPH0137989Y2 (ja) | ||
JP4132986B2 (ja) | 揺動式車両 | |
US3354743A (en) | Vehicle driving controls | |
US11654964B2 (en) | Vehicle | |
JP2020149325A (ja) | ダンプトラック | |
JP2002178896A (ja) | ゴルフカートのブレーキ制御装置 | |
KR0116893Y1 (ko) | 자동차의 페달각도 조절장치 | |
JPH0637024Y2 (ja) | 車両の制動装置 | |
JP3373908B2 (ja) | 作業機のペダル操作構造 | |
JPS598926Y2 (ja) | 移動車におけるブレ−キ操作装置 | |
US6983671B2 (en) | Cantilever-style pedal assembly | |
JPH0231335Y2 (ja) | ||
JPH032447Y2 (ja) | ||
JPS5931465Y2 (ja) | トラクタ | |
JPH0133409Y2 (ja) | ||
JP2569346Y2 (ja) | 車両の操作具取付装置 | |
JP2535244Y2 (ja) | トラクタのペダル装置 | |
JPS6221475Y2 (ja) | ||
KR19990027952U (ko) | 자동차용 액셀레이터 플레이트 |