JP2003324909A - モータの組立装置 - Google Patents

モータの組立装置

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JP2003324909A
JP2003324909A JP2002129584A JP2002129584A JP2003324909A JP 2003324909 A JP2003324909 A JP 2003324909A JP 2002129584 A JP2002129584 A JP 2002129584A JP 2002129584 A JP2002129584 A JP 2002129584A JP 2003324909 A JP2003324909 A JP 2003324909A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立工程の多くを自動化して、生産性および
品質の安定性がよく、低コストなモータを大量生産する
ことができるモータの組立装置を提供する。 【解決手段】 搬送レーン300上に、上流側から順に
仮入れステージ400、ステータ圧入ステージ420、
与圧バネ挿入ステージ440、ロータ挿入ステージ50
0、絶縁シート挿入ステージ560、ベアリング受け挿
入ステージ600、第2ブラケット載置ステージ62
0、シーミングステージ640からなる組立ステージを
有し、さらにその下流側にレア検査ステージ700、特
性検査ステージ720、ラベル貼付ステージ740、防
錆処理ステージ760、梱包ステージ780からなる製
品検査ステージを設けてモータを自動生産する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの自動組立
技術に関し、さらに詳しく言えば、例えばエアコンのフ
ァンモータなどに用いられる比較的小型のモータを人手
による作業を極力少なくして効率よく低コストにて組立
可能とするモータの組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エアコンなどのファンを駆動するモータ
は、例えば回転磁界を発生するステータやその内側に配
置されるロータ、そのロータ出力軸用のベアリングなど
多数のモータ内装部品と、それらモータ内装部品を内部
に収納するブラケットとから基本的に構成されている。
【0003】従来の組立ラインでは、作業者がコンベア
上を流れる搬送パレットで上記の各種部品を順次組み立
てていき、ステータ圧入とブラケットかしめの各ステー
ジ以外はほとんど全て人手によってモータを組み立てる
ようにしている。
【0004】したがって、一応作業マニュアルを作成し
て作業者に教育を行うものの、どうしても作業者によっ
て作業にバラツキが生ずる。そのためしばしば生産計画
に狂いが生ずるばかりでなく、組立ミスによる部品破損
などにより歩留まりが悪く、品質が安定していなかっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、可能な限りの作業工程を自動化し、生産性およ
び品質の安定性を高めつつ、低コストにてモータを組立
可能とすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、回転磁界を発生するステータと、上記
ステータのステータコア内に同軸的に配置されるロータ
と、上記ロータの出力軸の両端側に取り付けられる一対
のベアリングと、一方の上記ベアリングに沿って配置さ
れる与圧バネおよび他方の上記ベアリングに沿って配置
されるベアリング受けと、上記ステータの両面を絶縁す
る一対の絶縁シートとを少なくとも含むモータ内装部品
と、実質的に上記モータ内装部品を内部に収納する第1
ブラケットと、上記第1ブラケットに対して蓋として被
せられる第2ブラケットとを備えるモータを、所定の搬
送レーン上を移動して所定の組立ステージに運搬される
搬送パレット上で組み立てるモータの組立装置におい
て、上記搬送パレットには、上記第1ブラケットを収納
するカップホルダーが設けられており、上記カップホル
ダーに上記第1ブラケットを取り付け、その第1ブラケ
ット内に一方の上記絶縁シートと上記ステータとを仮入
れした状態で上記ステータを上記第1ブラケット内に圧
入するステータ圧入ステージと、上記与圧バネを上記ス
テーターコア内を通して上記第1ブラケット底部に配置
する与圧バネ挿入ステージと、上記与圧バネに上記一方
のベアリングが接触するように上記ロータを上記ステー
タコア内に挿入するロータ挿入ステージと、圧入された
上記ステータ上に他方の上記絶縁シートを挿入する絶縁
シート挿入ステージと、上記他方のベアリングに向けて
上記ベアリング受けを挿入するベアリング受け挿入ステ
ージと、上記第2ブラケットを上記モータ内装部品が挿
入された上記第1ブラケットに載置する第2ブラケット
載置ステージと、上記第2ブラケットを上記第1ブラケ
ットに一体的に固定するシーミングステージとを備えて
いることを特徴としている。
【0007】本発明のより好ましい態様によれば、上記
搬送レーンは、所定間隔をもって平行に配置されたチェ
ーンなどのフリーレール手段を有し、上記フリーレール
手段によって上記搬送パレットが上記各ステージへ移動
するとともに、上記搬送パレットと上記搬送レーンとの
間には、上記搬送パレットが上記各ステージの所定位置
への到来を感知する搬送パレット感知手段と、上記感知
手段により駆動され、上記搬送パレットを上記各ステー
ジの所定位置に停止させる搬送パレット停止手段とが設
けられている。
【0008】上記組立ステージには、上記シーミングス
テージの後に、組み立てられた上記モータの導通試験な
どを行う検査ステージ、組み立てられた上記モータに製
品情報などを記載したラベルを貼着するラベル貼着ステ
ージ、または上記出力軸に対して防錆処理を施す防錆処
理ステージがさらに設けられていることが好ましい。
【0009】これによれば、一連の組立工程が自動化さ
れるばかりでなく、各組立ステージ毎に搬送パレットが
高精度で固定されるため、組立精度が低下することな
く、効率がよく生産することで、モータ単価を安くする
ことができる。
【0010】より具体的な態様として、上記与圧バネ挿
入ステージと上記ロータ挿入ステージとの間には、上記
与圧バネの有無を含めてその個数を検知する与圧バネ検
知手段と、上記与圧バネ検知手段が異常ありと検知した
場合に、その異常を外部に発信する信号発生手段とを有
する与圧バネ検査ステージがさらに設けられていること
が好ましい。
【0011】上記ロータ挿入ステージには、上記ロータ
の挿入前に上記出力軸に取り付けられた上記各ベアリン
グにグリースを塗布するグリース塗布ステージがさらに
設けられており、グリースの塗布に当たっては、上記ロ
ータの上記出力軸を垂直に立てた状態で上記各ベアリン
グにグリースを塗布することが好ましい。
【0012】上記グリース塗布ステージのより具体的な
態様として、上記グリース塗布ステージは、上記ベアリ
ングの各々に対してその周方向から接触する少なくとも
3つの塗布ローラを備え、上記各塗布ローラのうち、い
ずれか1つはグリースを供給するグリースポンプに接続
され、いずれか1つは各塗布ローラ間に上記各ベアリン
グを導入するために所定の移動手段を介して移動可能に
設けられている。
【0013】より具体的な態様として、上記各塗布ロー
ラのうち、上記出力軸の上部側に設けられている上記ベ
アリングを塗布する側の上記各塗布ローラには、グリー
スが上記ロータに付着しないようにするためのグリース
回収部が設けられていることが好ましい。
【0014】上記ステータには、モータ駆動用回路を有
する回路基板および同回路基板に接続されたコネクタケ
ーブルが設けられており、上記第1ブラケットおよび上
記カップホルダーには、上記コネクタケーブルを外部に
引き出す切欠部がそれぞれ設けられており、上記ステー
タ圧入ステージには、上記各切欠部同士を互いに位置決
めするブラケット位置決め手段が設けられている。
【0015】より具体的な態様としては、上記搬送パレ
ットには、上記コネクタケーブルが接続されるコネクタ
端子と、同コネクタ端子に電気的に導通し、上記検査ス
テージにて検査用プローブが接触する電極台が設けられ
ている。これによれば、組み立てられたモータをいちい
ち搬送パレットから取り外すことなく検査することがで
きる。
【0016】より具体的な態様として、上記ステータ圧
入ステージは、上記ステータを圧入する圧入ピストン
と、その圧入時に上記コネクタケーブルを弾性的に押圧
する押圧ピストンとが設けられていることが好ましい。
これによれば、コネクタケーブルが正常な位置で圧入さ
れるため、ステータに生じる誤差を最小限に抑えること
ができる。
【0017】上記シーミングステージは、少なくとも2
基のシーミングダイスを有し、上記各シーミングダイス
にて上記第1ブラケットの端縁を2回に分けてシーミン
グ加工するとともに、上記各シーミングダイス内部に
は、シーミング時に上記第2ブラケットの浮上を防止す
る浮上防止手段がさらに設けられていることが好まし
い。これによれば、第2ブラケットの浮き上がりが防止
され、より高精度でシーミングを行うことができる。
【0018】上記ラベル貼着ステージは、所定のラベル
印刷手段により印刷されたラベルを上記第1ブラケット
の側面に対して直交する軸線方向から仮着する仮着アー
ムと、上記仮着アームを挟んで左右対称に設置され、上
記ラベルのラベル面と上記直交軸との交点を中心として
互いに交差する方向に進退し、上記第1ブラケット側面
に沿って移動して上記仮着状態にあるラベルを上記第1
ブラケットに貼着する一対の貼着アームとを備えてい
る。
【0019】これによれば、仮着アームにてラベルを貼
り付け、各貼着アームが左右斜め方向から相互に移動し
てラベルを固定することにより、円弧面であるブラケッ
ト側面に対して確実にラベルを貼り付けることができ
る。
【0020】より具体的な態様として、上記各貼着アー
ムには、上記第1ブラケット側面に沿って移動する貼着
ローラが設けられているとともに、上記各貼着ローラが
上記第1ブラケット側面に沿って適当な押圧力で移動可
能な付勢手段が設けられていることが好ましい。
【0021】防錆処理ステージは、内部に防錆処理剤が
含有される塗布部を有し、所定の駆動手段にて回転駆動
される防錆処理部を含み、上記防錆処理部には、その回
転軸線から偏心した位置に上記出力軸の挿入孔が設けら
れていることにより、挿入孔内に出力軸を挿入し、防錆
処理部を回転させると、偏心された挿入孔が出力軸に当
たって防錆処理剤をまんべんなく塗布することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明のモータの組立装置
の具体的な実施形態について図面を参照しながら説明す
る。図1(a)は本発明の組立装置によって組み立てら
れるモータの分解斜視図、図1(b)はその組立状態の
斜視図であり、図2および図3は、本発明の組立装置の
構成を模式的に示した平面図および側面図である。
【0023】この組立装置によって組み立てられるモー
タ1は、回転磁界を発生するステータ2と、出力軸32
を有し、同ステータ2のステータコア21内に同軸的に
挿入されるロータ3と、その出力軸32にロータ本体3
1を挟んで両側に取り付けられる一対のベアリング3
3,34と、一方のベアリング33に沿って配置される
与圧バネ4および他方のベアリング34に沿って配置さ
れるベアリング受け5と、ステータ2の両面を絶縁する
一対の絶縁シート6,6とを備えている。
【0024】ステータ2は、図示しないコイルが巻回さ
れたステータコア21を備えている。ステータコア21
には、コイルを通電制御するためのモータ駆動用回路を
有する回路基板22が設けられており、回路基板22に
はコネクタケーブル23が接続されている。
【0025】ロータ3は、ステータコア21内に同軸的
に挿入されるロータ本体31と、同ロータ本体31に同
軸的に設けられた出力軸32とを有し、この出力軸32
にはロータ31を挟んで上下にベアリング33,34が
一体的に取り付けられている。
【0026】一方のベアリング33(図1では下側)に
当接する与圧バネ4は、この実施形態において金属製の
いわゆる波目ワッシャーからなり、中央に出力軸32の
後端側が挿通される透孔41が設けられている。
【0027】他方のベアリング34(図1では上側)に
接触するベアリング受け5は、例えばゴムなどの弾性変
形可能なリング体からなり、中央には出力軸32が挿通
される透孔51が開口されている。
【0028】絶縁シート6,6は、例えば合成樹脂製の
絶縁フィルムからなり、ステータ2の両面に沿って接触
するようにドーナツ状に形成されている。
【0029】これら各モータ内装部品は、実質的にこれ
らを内部に収納する第1ブラケット7と、第1ブラケッ
ト7に対して蓋として被せられる第2ブラケット8とか
らなる外被によって保護されている。第1ブラケット7
の側面には、定格電圧やシリアルナンバーなどの製品情
報が記載されたラベル9が貼着されている。
【0030】第1ブラケット7は、例えば金属板をプレ
ス成形した有底の円筒体からなり、内部にステータ2の
外径とほぼ同じもしくは若干小径に形成された内径を有
する収納部71が設けられている。
【0031】収納部71の底部には、与圧バネ4および
下側のベアリング33が収納されるベアリング収納部7
2が設けられており、これに伴い、第1ブラケット7の
外部底面は凸状に張り出されている。ベアリング収納部
72の中央には、出力軸32を引き出す引出孔75(図
7参照)が設けられている。
【0032】第1ブラケット7の側端面には、回路基板
22に接続されるコネクタケーブル23を外部に引き出
すための切欠部73がコ字状に切り欠かれている。第1
ブラケット7の端縁は、後にシーミングステージによっ
てかしめ加工されるため他の部分よりも薄肉に形成され
ており、これにより、内周縁には第2ブラケット8の外
周縁を受け入れる段差部74が形成されている。
【0033】第2ブラケット8は、例えば金属板をプレ
ス成形した円盤体からなり、上記第1ブラケット7の内
径とほぼ同径の外径を備えている。第2ブラケット8の
中央には、ベアリング受け5および上側のベアリング3
4が収納されるベアリング収納部81が設けられてお
り、これに伴って、第2ブラケット8の中央部は外側に
向かってボス状に張り出されている。
【0034】第2ブラケット8のベアリング収納部81
の中央には、ロータ3の出力軸32が引き出される引出
孔82が設けられている。
【0035】次に、図2および図3を参照して本発明の
モータの組立装置の構成について説明する。この組立装
置100は、各組立ステージを経て上記各種モータ内装
部品および各ブラケット7,8が組み付けられる搬送パ
レット200と、搬送パレット200を各組立ステージ
に搬送する搬送レーン300とを備えている。
【0036】図4および図5に示すように、搬送パレッ
ト200は、ベースとなる例えば金属製の平板材からな
るパレットベース210と、同パレットベース210の
上部中央に突設されたカップホルダー220と、ステー
タ2のコネクタケーブル23が接続されるコネクタ端子
230と、同コネクタ端子230に電気的に接続された
接触台240と、各ステージ毎に設置された近接センサ
390により検出される被検出体250と、搬送レーン
300上の他の搬送パレット200に接触した際に衝撃
を吸収するショックアブソーバ260およびそのクッシ
ョン270とが設けられている。
【0037】パレットベース210の四隅には、搬送レ
ーン300のガイドレール370,370に沿って移動
するガイドローラ211〜214が回転可能に取り付け
られている。
【0038】パレットベース210にはさらに、後述す
るパレット停止手段280のガイドボス283,284
が挿入されるガイド孔218,219がカップホルダー
220を挟んで対称位置に設けられている。
【0039】カップホルダー220は、第1ブラケット
7を収納可能な収納凹部221を有するカップ状に形成
されており、収納凹部221底面には第1ブラケット7
のベアリング収納部72を収納するようさらに一段低く
形成されている。
【0040】なお、実際にはカップホルダー220はパ
レットベース210に対して着脱可能であり、この実施
形態では、パレットベース210背面からボルト付けさ
れている。
【0041】カップホルダー220上端のパレット進行
方向側(図4矢印方向)には、ステータ2のコネクタケ
ーブル23を外部に引き出すための切欠部222がコ字
状に設けられている。
【0042】また、カップホルダー220の上端のパレ
ット進行方向に対し垂直方向(図4では、上下方向)に
は、組立後のモータ1を取り出す際のきっかけを与える
取出部223,224が同じくコ字状に設けられてい
る。
【0043】コネクタ端子230は、この実施形態では
パレットベース210の正面向かって左下に取り付けら
れており、コネクタ端子230には、ステータ2に接続
されたコネクタケーブル23の電源供給用端子が接続さ
れる電源端子231と、制御用端子が接続される制御端
子232とが設けられている。
【0044】コネクタ端子230には、各端子231,
232に接続されたフラットケーブル233が引き出さ
れており、フラットケーブル233の他端側が接触台2
40に接続されている。なお、端子部は電源用、制御用
だけに限られず、モータ1のスペックに応じて各種端子
が設けられてよい。
【0045】接触台240は、この実施形態ではパレッ
トベース210の正面向かって左上に取り付けられてお
り、その側面にはレア検査ステージ700にて検査用プ
ローブ712が接触する接触端子241が外部に露出し
た状態で設けられている。
【0046】被検出体250は、パレットベース210
の正面向かって右上に設けられており、各ステージ毎に
設けられた近接センサ390、この実施形態においては
リードスイッチを駆動する磁性体から構成されている。
被検出体250は、これ以外に近接センサ390がフォ
トカプラの場合には、リフレクターなどがある。
【0047】ショックアブソーバ260およびクッショ
ン270は、それぞれ搬送パレット200の進行方向の
前端と後端に設けられている。この実施形態において、
ショックアブソーバ260内部には、圧縮バネなどが内
蔵されたサスペンション機構が設けられており、隣接す
る搬送パレット200に接触したときの衝撃を吸収す
る。
【0048】ショックアブソーバ260が当接するクッ
ション270は、例えばゴムなどの弾性体からなり、同
じく接触による衝撃を吸収、緩和してモータ1に負荷が
加わらないようにしている。なお、ショックアブソーバ
260およびクッション270の具体的な構成は任意で
ある。
【0049】再び図2および図3を参照して、搬送レー
ン300は、搬送パレット200を各ステージに運搬す
る送りレーン310と、仕事を終え空になった搬送パレ
ット200を再び送りレーン310の始端側に搬送する
戻りレーン320と、仕事を終えた搬送パレット200
を戻りレーン320に移動させるパレット返却エレベー
タ330と、戻りレーン320を帰ってきた搬送パレッ
ト200を再び送りレーン310に移動させるパレット
供給エレベータ340とを備えており、この実施形態に
おいて、送りレーン310および戻りレーン320は上
下2段に平行配置されている。
【0050】図5に示すように、送りレーン310およ
び戻りレーン320は、一定間隔をもって平行配置され
た一対のガイドレール370,370と、このガイドレ
ール370,370に沿って移動する一対のチェーンベ
ルト380,380とを備え、チェーンベルト380,
380は、図示しない駆動手段によって互いに同じ方向
に移動している。
【0051】パレット返却エレベータ330には、垂直
昇降式のエレベータ手段350が設けられており、送り
レーン310の終端側に搬送パレット200が流れてく
ると、図示しない駆動手段によってその搬送パレット2
00をエレベータ手段350に積み込み、戻りレーン3
20と同一平面位置まで下降し、戻りレーン320の始
端側に送り出す。
【0052】パレット供給エレベータ340にも同様な
垂直昇降式のエレベータ手段360が設けられている。
このエレベータ手段360は、戻りレーン320の終端
側に搬送パレット200が流れ着くと、図示しない駆動
手段によってその搬送パレット200を積み込み、送り
レーン310と同一平面位置まで上昇し、送りレーン3
10の始端側に搬送パレット200を送り出す。
【0053】この実施形態において、搬送パレット20
0は送りレーン310および戻りレーン320にそれぞ
れ多数流されており、各搬送パレット200は、チェー
ンベルト380,380上を非固定状態で移動する、い
わゆるフリーレール方式で移動している。
【0054】なお、この実施形態において、搬送パレッ
ト200はチェーンベルト380,380によるフリー
レール方式で移動するが、これ以外に、例えばワイヤー
駆動やベルト駆動、リニア駆動などフリーレール方式で
移動可能なものであれば、その構成は特に限定されな
い。
【0055】次に、再び図2および図3を参照して、搬
送レーン300上には、上流側から順に仮入れステージ
400、ステータ圧入ステージ420、与圧バネ挿入ス
テージ440、ロータ挿入ステージ500、絶縁シート
挿入ステージ560、ベアリング受け挿入ステージ60
0、第2ブラケット載置ステージ620、シーミングス
テージ640からなる組立ステージを有し、さらにその
下流側には、レア検査ステージ700、特性検査ステー
ジ720、ラベル貼付ステージ740、防錆処理ステー
ジ760、梱包ステージ780からなる製品検査ステー
ジが設けられている。
【0056】各ステージの説明を始める前に、これら各
ステージには、図5に示すように搬送パレット200の
被検出体250と協働して、搬送パレット200の各ス
テージの所定位置への到来を感知するパレット感知手段
(近接センサ390)と、同近接センサ390によって
駆動されるパレット停止手段280とが設けられてい
る。
【0057】近接センサ390は、例えばリードスイッ
チなどの非接触式センサからなり、被検出体250が所
定位置に到来してきたときにON/OFFする。この実
施形態において、近接センサ390はガイドレール37
0に隣接して設けられているが、被検出体250の取付
位置に応じて任意に変更可能である。
【0058】パレット停止手段280は、各ガイドレー
ル370,370間を通って昇降する昇降ベース281
と、一端が昇降ベース281に固定され、他端が近接セ
ンサ390によって駆動される図示しない昇降手段に接
続された昇降軸282とを備えている。
【0059】昇降ベース281は、搬送パレット200
底面に沿って当接可能な例えば金属板などの平板材から
なり、その上面側には、搬送パレット200に形成され
たガイド孔217,218に向けて差し込まれるガイド
ボス283,284が突設されている。
【0060】この実施形態において、ガイドボス28
3,284は円錐状突起からなり、搬送パレット200
との間に、多少のズレが生じていても、確実に定位置に
搬送パレット200を保持できるようになっている。
【0061】このパレット停止手段280は、各ステー
ジにて作業者もしくは装置がOFF指令を出すことによ
り昇降手段が下降し、これにより、搬送パレット200
のロックが解除され、再びチェーンベルト380上を流
れ始める。
【0062】以下に、図5〜図16を参照して、各ステ
ージの具体的な構成と、各ステージの作業手順について
順を追って説明する。
【0063】仮入れステージ400は、図5に示すよう
にパレット供給エレベータ330から供給された空の搬
送パレット200のカップホルダー220に、第1ブラ
ケット7、一方の絶縁シート6、ステータ2の順に仮入
れして、次のステータ圧入ステージ420に備える前準
備工程である。
【0064】この実施形態において、仮入れステージ4
00には、仮入れ作業を行う作業員401が配置され、
第1ブラケット7、絶縁シート6およびステータ2の供
給箱を載せ置くための作業台402,403が作業員4
01を挟んで左右両側に設けられている。
【0065】この実施形態において、作業台402,4
03は単なるローラコンベアから構成されているが、例
えばこれら部品の生産ステージから直接運搬するように
してもよい。また、作業員401は、自動化されたロボ
ットで構成してもよい。
【0066】仮入れステージ400には、第1ブラケッ
ト7およびステータ2をカップホルダー220内の正規
の位置に位置決めするための位置決め手段410が設け
られている。
【0067】位置決め手段410は、一端が図示しない
アクチュエータに接続され、所定方向に回転可能に支持
された位置決めレバー411と、同位置決めレバー41
1の先端側に取り付けられ、カップホルダー220に当
接する当接子412とを備え、当接子412には、カッ
プホルダー220および第1ブラケット7の各切欠部2
22、73に係合する係合凸部413が設けられてい
る。
【0068】この位置決め手段410は、上述した近接
センサ(図5では390)と協働して駆動され、搬送パ
レット200が仮入れステージ400に搬送されて来た
のとほぼ同時に位置決めレバー411がカップホルダー
220に向けて移動し、係合凸部413が切欠部222
に係合する。このとき、搬送レーン300の下部からパ
レット停止手段280も同時的に上昇し、搬送パレット
200を固定する。
【0069】この仮入れステージ400において、作業
者401は、第1ブラケット7をその切欠部73が係合
凸部413に係合するようにカップホルダー220内に
差し入れた後、ステータ2を第1ブラケット7内に仮入
れする。このとき、コネクタケーブル23を切欠部73
を介して外部に引き出すとともに、各端子をコネクタ端
子230に差し込む(図6参照)。
【0070】なお、1枚目の絶縁シート6は、あらかじ
め第1ブラケット7内に挿入しておいてもよいし、カッ
プホルダー220に第1ブラケット7を入れた後で、挿
入してもよく、挿入の順序は特に限定されない。
【0071】仮入れ終了後、作業者401は、図示しな
い作業完了ボタンを押すことにより、位置決めレバー4
11およびパレット停止手段280が搬送パレット20
0の拘束を解除する。これにより、搬送パレット200
は次のステータ圧入ステージ420に向けて移動を開始
する。
【0072】ステータ圧入ステージ420は、図6に示
すように安全カバー内に設置されたステータ圧入装置4
21を備えている。ステータ圧入装置421は、例えば
空気圧および/または油圧などにより駆動される駆動部
422と、同駆動部422からの駆動力を伝達するシャ
フト423と、ステータ2に接触して、ステータ2を第
1ブラケット7内に圧入する圧入部424とを備えてい
る。
【0073】圧入部424は、内部が中空な円筒体から
なり、その周縁がステータ2上に設けられた回路基板2
2に接触することなく、ステータ本体の周縁にのみ接触
するように精密加工されている。この圧入部424に
は、圧入時にステータ2に加わる浮力によって、コネク
タケーブル23が所定位置からずれないようにするため
の押圧部425が設けられている。
【0074】押圧部425は、例えばゴムなどの弾性変
形可能なブロック体からなり、圧入部424側面のカッ
プホルダー220の切欠部222に相対する位置に一体
的に設けられている。これによれば、圧入時にコネクタ
ケーブル23の接続部分を弾性的に押さえ付けるため、
コネクタケーブル23が浮き上がりにより、ステータ2
が傾くことなく、確実に定位置で圧入することができ
る。
【0075】この実施形態において、押圧部425は、
弾性変形可能なブロック体によって構成されているが、
これ以外に、例えば所定のバネ手段からなるサスペンシ
ョン機能を内蔵する押圧ピストンとしてもよく、コネク
タケーブル23を適度な押圧力で押圧可能なものであれ
ば、適宜選択して使用することができる。
【0076】このステータ圧入ステージ420にも、搬
送パレット200の到来を検知する近接センサ390
(図示しない)および搬送パレット200を固定するパ
レット停止手段280が設けられており、所定位置に搬
送パレット200が到来すると、パレット停止手段28
0が上昇し、搬送パレット200の移動を拘束する。
【0077】搬送パレット200が固定されると、図示
しない制御手段からの命令により駆動部422が駆動さ
れ、圧入部424を一定速度で下降させる。圧入部42
4は、ステータ2の外周面に当接すると、ステータ2を
伴ってさらに下降し、内蔵するストッパー手段によって
所定の位置にて停止する。
【0078】このとき、圧入部424に設けられた押圧
部425は、コネクタケーブル23の端部を押圧するた
め、コネクタケーブル23を浮き上がらすことなく、ス
テータ2を所定位置まで確実に圧入することができる。
圧入部424は、その状態のまま一定時間保持された後
に除荷され、再び初期位置まで上昇する。
【0079】搬送パレット200は、圧入部424が上
昇し、他に異常が無いかどうかを制御部が判断した後に
パレット停止手段28に固定解除命令が送出されること
により、拘束が解除され、搬送レーン300によって次
の与圧バネ挿入ステージ440に搬送される。
【0080】与圧バネ挿入ステージ440は、図7に示
すように安全カバー(図示しない)内に設置された与圧
バネ挿入装置450と、その与圧バネ4が正しい数挿入
されたかどうかを検知する与圧バネ検知装置460(与
圧バネ検知手段)とを備えている。
【0081】与圧バネ挿入装置450は、図示しない駆
動手段に接続され、上下に昇降する昇降部451と、同
昇降部451の先端側(図7では下端側)に一体的に取
り付けられ、与圧バネ(この実施形態では波目ワッシャ
ー)4を吸着しながら第1ブラケット7内に配置する吸
着アーム452と、一端が吸着アーム453に接続さ
れ、他端側が図示しない吸引装置に接続された吸引パイ
プ453とを備えている。
【0082】与圧バネ挿入装置450には、隣接して与
圧バネ4を収納するストッカー(図示しない)が設けら
れており、昇降部451は、このストッカーから与圧バ
ネ4を取り出して、第1ブラケット7内に送り届けるロ
ボットアームである。
【0083】この実施形態において、与圧バネ挿入装置
450は、空気吸引式の吸着手段によって与圧バネ4を
吸着しているが、例えば磁力など電気的な磁着方式やマ
ジックハンドなどの機械的な保持方式を採用してもよ
い。
【0084】与圧バネ検知装置460は、図示しない制
御装置の命令によって駆動する駆動部461と、同駆動
部461の下端側から出没可能に設けられた検査ロッド
462と、同駆動部461の上端側に取り付けられ。検
査ロッド461の移動距離を測定する測定部463とを
備えている。
【0085】この実施形態において、与圧バネ検知装置
460は、第1ブラケット7底部に挿入された与圧バネ
4に対して検査ロッド461を押し付け、検査ロッド4
61の移動距離によって、与圧バネ4の有無もしくは過
剰供給を検知する。なお、与圧バネ検知装置460とし
ては、これ以外にレーザー光を使って距離を測定する方
法や重さで検知するようにしてもよい。
【0086】これら与圧バネ挿入ステージ440には、
与圧バネ挿入装置450と与圧バネ検知装置460のそ
れぞれに搬送パレット200を所定位置に固定するため
のパレット停止手段280が設置されている。
【0087】前のステータ圧入ステージ420から流れ
てくると、搬送パレット200は、まず与圧バネ挿入ス
テージ440で停止される。停止確認後、制御部より命
令が下されると、昇降部451はストッカーから取り出
した与圧バネ4を吸着した状態で下降して行き、ステー
タコア21を通って第1ブラケット7底部のベアリング
収納部72内に与圧バネ4を配置する。
【0088】与圧バネ4が配置されると、昇降部451
は再びステータコア21を通って上昇し、初期位置に戻
る。これと同時にパレット停止手段280は解除され、
搬送パレット200は次の与圧バネ検知装置460に移
動する。その後、昇降部451は、次に来る搬送パレッ
ト200に備えてストッカーに与圧バネ4を取りに行
き、再び初期位置で待機する。
【0089】搬送パレット200が、与圧バネ検知装置
460まで到来すると、与圧バネ検知装置460にある
パレット停止手段280が作動して、搬送パレット20
0を停止する。停止確認後、制御部より命令が下される
と、駆動部461は検査ロッド461を突き当たり位置
まで下降させ、再び上昇される。
【0090】このとき、測定部463は、検査ロッド4
62の移動距離を測定し、あらかじめインプットされた
与圧バネ4の1枚厚に相当する移動距離と照らし合わ
せ、許容範囲内であれば、パレット停止手段280を解
除して、搬送パレット200の停止状態を解除する。
【0091】異常あり、すなわち与圧バネ4がない場
合、もしくは例えば与圧バネ4が2枚ありと検知した場
合には、所定の信号発生手段に命令を下し、その異常を
作業者などに知らせる。この間、作業は一時停止され、
作業者が手動で与圧バネ4を挿入もしくは回収した後
に、作業は復帰される。なお、異常ありと認めた搬送パ
レット200を搬送レーン300から自動的に取り出す
NG品排出手段をさらに設けてもよい。
【0092】正常に与圧バネ4が挿入された搬送パレッ
ト200は、次のロータ挿入ステージ500に搬送され
る。ロータ挿入ステージ500は、ロータ3の挿入前
に、ロータ3を垂直に立てた状態でベアリング33,3
4にグリースを塗布するグリース塗布装置520と、グ
リースが塗布されたロータ3を第1ブラケット7内に挿
入するロータ挿入装置540とを備えている。
【0093】図8(a)の側面図および同図(b)の平
面図に示すように、グリース塗布装置520は、モータ
などの駆動手段を有する基部521と、同基部521上
に所定間隔、この実施形態ではロータ3の出力軸32を
中心に120°間隔で3カ所立設され、上記駆動手段に
よって互いに同方向に回転する回転軸522〜524
と、各回転軸522〜524に固定され、各ベアリング
33,34の周方向に接触する位置に設けられた上下一
対の塗布ローラ525〜527とを備えている。
【0094】基部521には、出力軸32の端部(図8
(a)では下端側)を支持する支持凸部528が設けら
れている。また、各回転軸522〜524のベアリング
34に対する塗布ローラ525〜527の直下には、滴
下したグリースがロータ本体31に付着しないようにす
るためのグリース受け529がそれぞれに設けられてい
る。
【0095】塗布ローラ525〜527は、例えばシリ
コンゴムなどの柔軟な合成樹脂製ローラからなり、その
周面が両端から中央にかけてV字状に形成されている。
塗布ローラ525〜527のうち、塗布ローラ527に
は、グリースを供給する例えばグリースポンプなどのグ
リース供給手段530が設けられている。
【0096】また、塗布ローラ526を支持する回転軸
523は、塗布ローラ525〜527間にロータ3を出
入りさせるため、所定の移動手段によってスライド可能
に支持されている。
【0097】この実施形態において、塗布ローラ525
〜527は、それぞれ120°間隔で3カ所設けられて
いるが、これ以外に4カ所であってもよいし、可能であ
れば1点で塗布してもよい。
【0098】ロータ挿入装置540は、図9に示すよう
に制御手段により駆動される駆動部541と、駆動部5
41の下端側に取り付けられロータ3の出力軸32を保
持するチャック部542とを備えている。
【0099】チャック部542は、一方が移動可能、他
方が固定とされた1対のチャックメンバー543,54
4を有し、移動側のチャックメンバー543をスライド
させることにより、ロータ3の出力軸32を挟み込んで
チャッキングする。
【0100】ロータ3は、あらかじめベアリング33,
34が別の場所で組み付けられた状態で専用の収納箱に
収納されており、図示しない搬送手段によって収納箱か
らグリース塗布装置520まで運ばれる。
【0101】搬送手段によって、ロータ3がグリース塗
布装置520に運ばれると、各塗布ローラ525〜52
7は所定の回転方向に回転して、グリースをベアリング
33,34に転着する。グリースが塗布されたロータ3
は、ロータ塗布装置540のチャック部542が到来す
るまでそのままの状態で保持される。
【0102】搬送パレット200が、ロータ挿入ステー
ジ500の所定位置に到来すると、今までの各ステージ
と同じく搬送パレット200はパレット停止手段280
によって停止される。この状態で制御部より命令が出さ
れると、駆動部541はグリース塗布装置520に垂直
に支持された状態にあるロータ3にチャック部542を
搬送し、出力軸32を掴んでグリース塗布装置520か
ら取り出す。
【0103】取り出されたロータ3は、そのまま搬送パ
レット200の直上まで搬送された後にステータコア2
1に向けて下降し、同ステータコア21内に同軸的に挿
入される。このとき、ベアリング33が第1ブラケット
7のベアリング収納部72内に入ることで、ロータ3は
第1ブラケット7に直立した状態で支持される。
【0104】ロータ3の挿入が完了すると、制御部はパ
レット停止手段280の停止状態を解除する。これによ
り、搬送パレット200は次の絶縁シート挿入ステージ
560に搬送される。
【0105】絶縁シート挿入ステージ560は、図10
に示すように図示しない安全カバー内に設置された絶縁
シート挿入装置570を備えている。絶縁シート挿入装
置570は、図示しない駆動手段に接続され、上下に昇
降する昇降部571と、同昇降部571の先端側(図1
0では下端側)に一体的に取り付けられ、絶縁シート6
を吸着しながらステータ2上部に配置する吸着アーム5
72とを備えている。
【0106】絶縁シート挿入装置570には、隣接して
絶縁シート6を収納するストッカー(図示しない)が設
けられており、昇降部571は、このストッカーから絶
縁シート6を取り出して、ステータ2に送り届けるロボ
ットアームである。この実施形態において、絶縁シート
挿入装置570は、空気吸引式の吸着手段によって絶縁
シート6を吸着しているが、これ以外の保持方式を採用
してもよい。
【0107】前のロータ挿入ステージ500から流れて
きた搬送パレット200は、絶縁シート挿入ステージ5
60に設けられたパレット停止手段280によって停止
される。停止確認後、制御部より命令が下されると、昇
降部571はストッカーからあらかじめ取り出しておい
た絶縁シート6を吸着した状態で下降して行き、ステー
タ2の回路基板22側(図10では上面側)に送り届け
る。
【0108】絶縁シート6がステータ2に送り届けられ
ると、昇降部571は再び上昇し、初期位置に戻る。こ
れと同時にパレット停止手段280は解除され、搬送パ
レット200は次のベアリング受け挿入ステージ600
に向けて移動を開始する。その後、昇降部451は、次
に来る搬送パレット200に備えてストッカーに絶縁シ
ート6を取りに行き、再び初期位置で待機する。
【0109】ベアリング受け挿入ステージ600は、図
11に示すように図示しない安全カバー内に設置された
ベアリング受け挿入装置610を備えている。ベアリン
グ受け挿入装置610は、図示しない駆動手段に接続さ
れ、上下にする昇降部611と、同昇降部611の先端
側(図11では下端側)に一体的に取り付けられ、ベア
リング受け5を吸着しながらベアリング34上部に送り
届ける吸着アーム612とを備え、その基本的な構成
は、上述した与圧バネ挿入装置450と同じである。
【0110】ベアリング受け挿入装置610には、隣接
してベアリング受け5を収納するストッカー(図示しな
い)が設けられており、昇降部611は、このストッカ
ーからベアリング受け5を取り出して、ベアリング34
に送り届けるロボットアームである。この実施形態にお
いて、ベアリング受け挿入装置610は、空気吸引式の
吸着手段によってベアリング受け5を吸着しているが、
これ以外の保持方式を採用してもよい。
【0111】前の絶縁シート挿入ステージ560から流
れてきた搬送パレット200は、ベアリング受け挿入ス
テージ600に設けられたパレット停止手段280によ
って停止される。停止確認後、制御部より命令が下され
ると、昇降部611はストッカーからあらかじめ取り出
しておいたベアリング受け5を吸着した状態で下降して
行き、出力軸32を通ってベアリング34に送り届け
る。
【0112】ベアリング受け5がステータ2に送り届け
られると、昇降部611は再び上昇し、初期位置に戻
る。これと同時にパレット停止手段280は解除され、
搬送パレット200は次の第2ブラケット載置ステージ
620に向けて移動を開始する。その後、昇降部611
は、次に来る搬送パレット200に備えてストッカーに
ベアリング受け5を取りに行き、再び初期位置で待機す
る。
【0113】第2ブラケット載置ステージ620は、図
12に示すように安全カバー(図示しない)内に設置さ
れた第2ブラケット載置装置630を備えている。第2
ブラケット載置装置630は、制御手段により駆動され
る駆動部631と、駆動部631の下端側に取り付けら
れ第2ブラケット8を保持するチャック部632とを備
えている。
【0114】この実施形態においても、第2ブラケット
載置装置630には、隣接して第2ブラケット8を収納
するストッカー(図示しない)が設けられており、駆動
部631は、このストッカーから第2ブラケット8を取
り出して、第1ブラケット7に送り届けるロボットアー
ムである。
【0115】チャック部632は、駆動部631内に内
蔵された駆動手段によって互いに接近および離反する方
向にスライド可能な一対のチャックメンバー633,6
34を有し、各チャックメンバー633,634は、そ
の先端で第2ブラケット8のベアリング収納部81を挟
み込むことにより、第2ブラケット8を吊り持ちする。
【0116】この実施形態において、チャック部632
は、第2ブラケット8を挟んで保持する機械方式を採用
しているが、これ以外に電磁石のような磁着手段でって
もよいし、空気を使って吸い込む吸着手段であってもよ
い。
【0117】ベアリング受け挿入ステージ600から流
れてきた搬送パレット200は、第2ブラケット載置ス
テージ620に設けられたパレット停止手段280によ
って停止される。停止確認後、制御部より命令が下され
ると、駆動部631はストッカーからあらかじめ取り出
しておいた第2ブラケット8をチャックした状態のまま
下降して行き、出力軸32を通って第1ブラケット7に
送り届ける。
【0118】第2ブラケット8が第1ブラケット7に送
り届けられると、駆動部部631は再び上昇し、初期位
置に戻る。これと同時にパレット停止手段280は解除
され、搬送パレット200は次のシーミングステージ6
40に向けて移動を開始する。その後、駆動部631
は、次に来る搬送パレット200に備えてストッカーに
第2ブラケット8を取りに行き、再び初期位置で待機す
る。
【0119】シーミングステージ640は、図13に示
すように保護カバー(図示しない)内に並設された2基
のシーミング装置650、660を備えている。なお、
これらシーミング装置650、660は、いずれも同じ
構成であるため、一方のシーミング装置650(以下、
第1シーミング装置650とする)についてのみ説明を
し、他方のシーミング装置660(以下、第2シーミン
グ装置660とする)についての説明は省略する。
【0120】第1シーミング装置650は、例えば油圧
などの駆動手段によって上下に昇降する駆動部651
と、同駆動部651の先端(図13では下端側)に取り
付けられた金型652とを備えている。この実施形態に
おいて、駆動手段は油圧と空気圧を併用した駆動手段に
よって駆動されているが、これ以外の駆動手段を採用し
てもよい。
【0121】金型652は、カップホルダー220の内
周面に沿って嵌合可能な内部が中空な円筒体からなり、
その先端側には、第1ブラケット7の先端部を第2ブラ
ケット8に向けて内側に折り曲げるための型面653が
曲面状に形成されている。この第1シーミング装置65
0には、シーミング時に第2ブラケット8が浮き上がら
ないようにするためのブラケット押圧手段670が設け
られている。
【0122】ブラケット押圧手段670は、モータなど
の駆動手段を内蔵する駆動部671と、同駆動部671
によって駆動され、金型652を貫通して上下に昇降す
るシャフト672と、同シャフト672の先端(図13
では下端)に一体的に取り付けられた押圧部673とを
備えている。
【0123】押圧部673は、ゴムなどの弾性変形可能
な円盤体からなり、中央に第2ブラケット8のベアリン
グ収納部81を逃がす逃げ孔674を有するドーナツ状
に形成されている。なお、この実施形態において、ブラ
ケット押圧手段670は、駆動部671によって機械的
に駆動されているが、例えばシャフト672にサスペン
ション機構を設けて、第2ブラケット8を常に下側に押
圧するようにしてもよい。
【0124】このシーミングステージ640において
は、第1ブラケット7の端部74は各シーミング装置6
50,660を使って2回に分けてかしめ加工される。
第2ブラケット載置ステージ620から搬送されてきた
搬送パレット200は、まず最初の第1シーミング装置
650に設けられたパレット停止手段280によって停
止される。
【0125】搬送パレット200の停止確認後、制御部
より第1シーミング装置650に命令が下されると、駆
動部651は徐々に金型652をカップホルダー220
に向けてインプットされた設定位置、すなわち第1ブラ
ケット7の端部74を20°折り曲げる位置まで下降す
る。設定位置まで下降した金型652は、その状態を約
10秒間ホールドした後に除荷され、再び初期位置まで
上昇する。
【0126】1回目のかしめ加工が第1シーミング装置
650により終了すると、パレット停止手段280が解
除され、次の第2シーミング装置660に搬送パレット
200が搬送され、再びパレット停止手段280によっ
て停止される。
【0127】2回目のかしめ加工も一連の動作は同じで
あるが、この2回目のかしめ加工においては、金型65
2は第1ブラケット7の端部74を加工状態からさらに
20°(初期状態から40°)折り曲げる位置まで下降
するように設定されている。
【0128】各シーミング装置650,660による2
回のかしめ工程を経てモータ1の組立工程は全て完了す
るが、搬送パレット200はさらに搬送レーン300を
移動しながら上述したレア検査ステージ700、特性検
査ステージ720、ラベル貼付ステージ740、防錆処
理ステージ760、梱包ステージ780からなる製品検
査ステージにモータ1を搬送する。
【0129】レア検査ステージ700は、図14に示す
ように組み立てられたモータ1の導通試験を行うレア検
査装置710を備えている。レア検査装置710は、例
えばモータなどの図示しない駆動手段によって搬送パレ
ット200の接触台240に向けて移動可能に支持され
た駆動部711と、駆動部711の先端側に取り付けら
れ、接触台240の接触部241に接触する検査用プロ
ーブ712と、一端が検査用プローブ712に接続さ
れ、他端側が図示しない検査測定器に接続される接続ケ
ーブル713とを備えている。
【0130】この実施形態において、検査用プローブ7
12および接続ケーブル713は、それぞれ3本設けら
れているが、その数や形状は検査の内容によって適宜変
更可能である。
【0131】レア検査ステージ700に搬送パレット2
00が到達すると、レア検査ステージ700にも設けら
れたパレット停止手段280によって搬送パレット20
0が停止される。搬送パレット200が停止されると、
駆動部711が自動的に接触台240に向けて移動開始
し、検査用プローブ712を接触台240に接触させ、
レア検査が開始される。
【0132】レア検査は、主にモータ1の導通試験を行
い、モータ1に不良がないかどうかを検査する。この実
施形態においては導通試験のみを行っているが、これ以
外に抵抗値測定や回路基板計測などを行ってもよく、そ
の検査項目は特に限定されない。
【0133】このレア検査ステージ700には、レア検
査装置710にてNG(異常あり)と判断されたモータ
1を搬送レーン300から除去するNG品排出装置70
1がさらに設けられている。このNG品排出装置701
には、NG品と判断されたモータ1を搬送パレット20
0から排除する専用の排除手段が設けられており、この
実施形態において、NG品排出装置701は上述した第
2ブラケット載置装置とほぼ同じ構成を備えるロボット
アームから構成されている。なお、NG品排出後の空パ
レットは、残りの各ステージで作業されることなく、搬
送レーン300を移動する。
【0134】レア検査ステージ700でOK(異常な
し)と判断されると、制御部はパレット停止手段280
を解除し、搬送パレット200を次の特性検査ステージ
720に送り出す。図2に示すように、特性検査ステー
ジ720は、周囲が防音壁で囲まれた防音室730内に
設けられており、防音室730内には、モータ駆動装置
731と、モータ1の駆動音を検査する検査員732と
が配置されている。
【0135】特性検査ステージ720内に搬送された搬
送パレット200は、再度パレット停止手段280によ
って停止され、上述したレア検査装置710とほぼ同じ
構成のモータ駆動装置731によってモータ1が自動運
転される。検査員732は、モータ1の作動音に異音が
含まれていないかどうかを判断する。
【0136】OKであれば、検査員732は所定の検査
終了ボタンを押すことでパレット停止手段280が解除
され、次の工程へと搬送パレット200が搬送される。
NGの場合には、作業員732がそのモータを回収す
る。ここまでの検査工程を経たモータ1は完成品として
判断され、次のラベル貼付ステージ740でラベル9が
貼り付けられる。
【0137】ラベル貼付ステージ740は、図15に示
すように安全カバー(図示しない)内に設置されたラベ
ル貼付装置750を備えている。ラベル貼付装置750
は、所定のラベル印刷手段により印刷されたラベル9を
第1ブラケット7の側面に対して直交する軸線方向から
仮着する仮着アーム751と、仮着アーム751を挟ん
で左右対称に設置され、ラベル9のラベル面91と直交
軸線との交点を中心として互いに交差する方向に移動す
る一対の貼着アーム753,754とを備えている。な
お、ラベル9の裏面(被貼付面)には、粘着材(もしく
は接着材)が塗布されている。
【0138】仮着アーム751は、図示しない駆動手段
によって駆動され、先端にラベル9を吸着する吸着部7
52が設けられており、印刷されたラベル9を吸着部7
52によって吸着保持しながら、上記ラベル印刷装置か
ら第1ブラケット7の側面に仮着する。
【0139】貼着アーム753,754は、それぞれ仮
着アーム751を挟んで左右対称に設けられており、図
示しない駆動手段によって仮着されたラベル9の中心に
向けて斜め方向に進退する。この貼着アーム753,7
54の先端には、第1ブラケット7の側面に沿って転動
する貼着ローラ756,757が回転可能に設けられて
いる。
【0140】各貼着アーム753,754には、さらに
貼着ローラ756,757を第1ブラケット7の側面に
常に押圧した状態で転動させるための付勢手段が設けら
れており、この実施形態において、付勢手段は引張バネ
758,759から構成されている。
【0141】このラベル貼付ステージ740に搬送パレ
ット200が到来すると、制御手段はまずパレット停止
手段280を駆動させ、搬送パレット200をラベル貼
付ステージ740の所定位置に停止する。停止が確認さ
れると、制御部はラベル印刷装置によって印刷されたラ
ベル9を仮着アーム751に取りに行かせ、そのラベル
9を第1ブラケット7の側面に仮着させる。
【0142】次に、一方の貼着アーム753が仮着され
たラベル9の中心を目掛けて斜め手前方向から進出し、
ラベル9の中央から進行方向の端部を第1ブラケット7
の側面に貼り付ける。次に、他方の貼着アーム754が
仮着されたラベル9の中心を目掛けて斜め手前方向から
進出し、残り半分のラベル9を第1ブラケット7の側面
に貼り付ける。これにより、ラベル9が第1ブラケット
7の側面に全て貼付られる。
【0143】貼着アーム754の貼付作業が終了後、パ
レット停止手段280が解除され、搬送パレット200
は次の防錆処理ステージ760に搬送される。防錆処理
ステージ760は、図16に示すように安全カバー(図
示しない)内に設置され、モータ1の出力軸32に防錆
処理剤を塗布する防錆処理装置770を備えている。
【0144】防錆処理装置770は、図示しない駆動手
段によって上下昇降する駆動部771と、同駆動部77
1内に設けられた例えばモータなどの回転駆動手段(図
示しない)によって回転駆動可能に支持された防錆処理
部772とを備えており、防錆処理部772には、モー
タ1の出力軸32が挿入される挿入孔773が防錆処理
部772の回転軸線に対して偏心して設けられている。
【0145】この実施形態において、防錆処理部772
は、内部が中空な例えば金属製の容器内に、防錆処理剤
を含浸させたフェルトなどの塗布部を収納したものから
なるが、これ以外に例えば噴霧手段によって霧化された
防錆処理剤からなる霧化雰囲気内に出力軸32を挿入し
てもよく、防錆処理が可能であれば、その態様は任意で
ある。
【0146】この防錆処理ステージ760に搬送パレッ
ト200が到来すると、まず最初に防錆処理ステージ7
60に設けられたパレット停止手段280によって搬送
パレット200が停止される。
【0147】搬送パレット200が停止されると、駆動
部771は防錆処理部772を下降させてその挿入孔7
73内に出力軸32を挿入する。出力軸32が防錆処理
部772内に完全に挿入されると、駆動部771内に設
けられた回転駆動手段によって防錆処理部772が回転
する。このとき、挿入孔773は偏心されているため、
防錆処理剤を出力軸32にまんべんなく塗布することが
できる。
【0148】防錆処理ステージ760を終えた搬送パレ
ット200は、最後に梱包ステージ780に搬送され、
梱包ステージ780に配置された作業員781によっ
て、モータ1が取り出され、図示しない完成品収納箱内
に納められる。以上、一連の動作によって、モータ1の
組立は全て終了する。
【0149】なお、梱包ステージ780を経て空になっ
た搬送パレット200は、そのまま搬送レーン300の
終端まで流れ着き、終端に設けられたパレット返却エレ
ベータ330によって戻りレーン320に移送され、戻
りレーン320、パレット供給エレベータ340を経て
再び送りレーン310の始端に搬送される。
【0150】また、各ステージには組立対象物の有無を
検知する組立対象物検知手段が設けられており、これに
より、仮に空の搬送パレット200(すなわちカップホ
ルダー220内に組立対象物がない状態)が搬送レーン
300を移動して、各ステージに搬送されてきた場合に
は、同組立対象物検知手段によって検知され、対象物な
しと認められた場合には、各ステージは、各々の作業を
行うことなく、順次搬送パレット200を搬送レーン3
00の下流側に搬送させるようになっている。
【0151】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータの組立作業の自動化できるばかりでなく、生産性
および品質の安定性がよく、低コストなモータを大量生
産することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の組立装置によって組み立てられるモー
タの分解斜視図およびその組立状態の斜視図。
【図2】本発明の一実施形態に係る組立装置の平面図。
【図3】上記実施形態の組立装置の側面図。
【図4】本発明の組立装置に用いる搬送パレットの平面
図。
【図5】仮入れステージの構成を説明する説明図。
【図6】ステータ圧入ステージの構成を説明する説明
図。
【図7】与圧バネ挿入ステージの構成を説明する説明
図。
【図8】グリース塗布装置を説明する説明図およびその
塗布ローラの構成を模式的に示した模式図。
【図9】ロータ挿入ステージの構成を説明する説明図。
【図10】絶縁シート挿入ステージの構成を説明する説
明図。
【図11】ベアリング受け挿入ステージの構成を説明す
る説明図。
【図12】第2ブラケット載置ステージの構成を説明す
る説明図。
【図13】シーミングステージの構成を説明する説明
図。
【図14】レア検査ステージの構成を説明する説明図。
【図15】ラベル貼付ステージの構成を説明する説明
図。
【図16】防錆処理ステージの構成を説明する説明図。
【符号の説明】
1 モータ 2 ステータ 3 ロータ 4 与圧バネ 5 ベアリング受け 6 絶縁シート 7 第1ブラケット 8 第2ブラケット 9 ラベル 100 組立装置 200 搬送パレット 210 パレットベース 220 カップホルダー 230 コネクタ端子 240 接触台 250 被検出体 260 ショックアブソーバ 270 クッション 280 パレット停止手段 300 搬送レーン 310 送りレーン 320 戻りレーン 330 パレット返却エレベータ 340 パレット供給エレベータ 400 仮入れステージ 420 ステータ圧入ステージ 440 与圧バネ挿入ステージ 500 ロータ挿入ステージ 650 絶縁シート挿入ステージ 600 ベアリング受け挿入ステージ 620 第2ブラケット載置ステージ 640 シーミングステージ 700 レア検査ステージ 720 特性検査ステージ 740 ラベル貼付ステージ 760 防錆処理ステージ 780 梱包ステージ
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Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転磁界を発生するステータと、上記ス
    テータのステータコア内に同軸的に配置されるロータ
    と、上記ロータの出力軸の両端側に取り付けられる一対
    のベアリングと、一方の上記ベアリングに沿って配置さ
    れる与圧バネおよび他方の上記ベアリングに沿って配置
    されるベアリング受けと、上記ステータの両面を絶縁す
    る一対の絶縁シートとを少なくとも含むモータ内装部品
    と、実質的に上記モータ内装部品を内部に収納する第1
    ブラケットと、上記第1ブラケットに対して蓋として被
    せられる第2ブラケットとを備えるモータを、所定の搬
    送レーン上を移動して所定の組立ステージに運搬される
    搬送パレット上で組み立てるモータの組立装置におい
    て、 上記搬送パレットには、上記第1ブラケットを収納する
    カップホルダーが設けられており、 上記カップホルダーに上記第1ブラケットを取り付け、
    その第1ブラケット内に一方の上記絶縁シートと上記ス
    テータとを仮入れした状態で上記ステータを上記第1ブ
    ラケット内に圧入するステータ圧入ステージと、 上記与圧バネを上記ステーターコア内を通して上記第1
    ブラケット底部に配置する与圧バネ挿入ステージと、 上記与圧バネに上記一方のベアリングが接触するように
    上記ロータを上記ステータコア内に挿入するロータ挿入
    ステージと、 圧入された上記ステータ上に他方の上記絶縁シートを挿
    入する絶縁シート挿入ステージと、 上記他方のベアリングに向けて上記ベアリング受けを挿
    入するベアリング受け挿入ステージと、 上記第2ブラケットを上記モータ内装部品が挿入された
    上記第1ブラケットに載置する第2ブラケット載置ステ
    ージと、 上記第2ブラケットを上記第1ブラケットに一体的に固
    定するシーミングステージとを備えていることを特徴と
    するモータの組立装置。
  2. 【請求項2】 上記搬送レーンは、所定間隔をもって平
    行に配置されたチェーンなどのフリーレール手段を有
    し、上記フリーレール手段によって上記搬送パレットが
    上記各ステージへ移動するとともに、上記搬送パレット
    と上記搬送レーンとの間には、上記搬送パレットが上記
    各ステージの所定位置への到来を感知する搬送パレット
    感知手段と、上記感知手段により駆動され、上記搬送パ
    レットを上記各ステージの所定位置に停止させる搬送パ
    レット停止手段とが設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載のモータの組立装置。
  3. 【請求項3】 上記シーミングステージの後に、組み立
    てられた上記モータの導通試験などを行う検査ステージ
    がさらに設けられている請求項1、または2に記載のモ
    ータの組立装置。
  4. 【請求項4】 上記シーミングステージの後に、組み立
    てられた上記モータに製品情報などを記載したラベルを
    貼着するラベル貼着ステージがさらに設けられている請
    求項1、2または3に記載のモータの組立装置。
  5. 【請求項5】 上記シーミングステージの後に、上記出
    力軸に対して防錆処理を施す防錆処理ステージがさらに
    設けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    のモータの組立装置。
  6. 【請求項6】 上記与圧バネ挿入ステージと上記ロータ
    挿入ステージとの間には、上記与圧バネの有無を含めて
    その個数を検知する与圧バネ検知手段と、上記与圧バネ
    検知手段が異常ありと検知した場合に、その異常を外部
    に発信する信号発生手段とを有する与圧バネ検査ステー
    ジがさらに設けられている請求項1ないし5のいずれか
    1項に記載のモータの組立装置。
  7. 【請求項7】 上記ロータ挿入ステージには、上記ロー
    タの挿入前に上記出力軸に取り付けられた上記各ベアリ
    ングにグリースを塗布するグリース塗布ステージがさら
    に設けられている請求項1ないし6のいずれか1項に記
    載のモータの組立装置。
  8. 【請求項8】 上記グリース塗布ステージでは、上記ロ
    ータの上記出力軸を垂直に立てた状態で上記各ベアリン
    グにグリースを塗布する請求項7に記載のモータの組立
    装置。
  9. 【請求項9】 上記グリース塗布ステージは、上記ベア
    リングの各々に対してその周方向から接触する少なくと
    も3つの塗布ローラを備え、上記各塗布ローラのうち、
    いずれか1つはグリースを供給するグリースポンプに接
    続され、いずれか1つは各塗布ローラ間に上記各ベアリ
    ングを導入するために所定の移動手段を介して移動可能
    に設けられている請求項7または8に記載のモータの組
    立装置。
  10. 【請求項10】 上記各塗布ローラのうち、上記出力軸
    の上部側に設けられている上記ベアリングを塗布する側
    の上記各塗布ローラには、グリースが上記ロータに付着
    しないようにするためのグリース回収部が設けられてい
    る請求項9に記載のモータの組立装置。
  11. 【請求項11】 上記ステータには、モータ駆動用回路
    を有する回路基板および同回路基板に接続されたコネク
    タケーブルが設けられており、上記第1ブラケットおよ
    び上記カップホルダーには、上記コネクタケーブルを外
    部に引き出す切欠部がそれぞれ設けられており、上記ス
    テータ圧入ステージには、上記各切欠部同士を互いに位
    置決めするブラケット位置決め手段が設けられている請
    求項1ないし10のいずれか1項に記載のモータの組立
    装置。
  12. 【請求項12】 上記搬送パレットには、上記コネクタ
    ケーブルが接続されるコネクタ端子と、同コネクタ端子
    に電気的に導通し、上記検査ステージにて検査用プロー
    ブが接触する電極台が設けられている請求項11に記載
    のモータの組立装置。
  13. 【請求項13】 上記ステータ圧入ステージは、上記ス
    テータを圧入する圧入ピストンと、その圧入時に上記コ
    ネクタケーブルを弾性的に押圧する押圧ピストンとが設
    けられている請求項11または12に記載のモータの組
    立装置。
  14. 【請求項14】 上記シーミングステージは、少なくと
    も2基のシーミングダイスを有し、上記各シーミングダ
    イスにて上記第1ブラケットの端縁を2回に分けてシー
    ミング加工するとともに、上記各シーミングダイス内部
    には、シーミング時に上記第2ブラケットの浮上を防止
    する浮上防止手段がさらに設けられている請求項1ない
    し13のいずれか1項に記載のモータの組立装置。
  15. 【請求項15】 上記ラベル貼着ステージは、所定のラ
    ベル印刷手段により印刷されたラベルを上記第1ブラケ
    ットの側面に対して直交する軸線方向から仮着する仮着
    アームと、上記仮着アームを挟んで左右対称に設置さ
    れ、上記ラベルのラベル面と上記直交軸との交点を中心
    として互いに交差する方向に進退し、上記第1ブラケッ
    ト側面に沿って移動して上記仮着状態にあるラベルを上
    記第1ブラケットに貼着する一対の貼着アームとを備え
    ている請求項3ないし14のいずれか1項に記載のモー
    タの組立装置。
  16. 【請求項16】 上記各貼着アームには、上記第1ブラ
    ケット側面に沿って転動する貼着ローラが設けられてい
    るとともに、上記各貼着ローラが上記第1ブラケット側
    面に沿って適当な押圧力で移動可能な付勢手段が設けら
    れている請求項15に記載のモータの組立装置。
  17. 【請求項17】 防錆処理ステージは、内部に防錆処理
    剤が含有される塗布部を有し、所定の駆動手段にて回転
    駆動される防錆処理部を含み、上記防錆処理部には、そ
    の回転軸線から偏心した位置に上記出力軸の挿入孔が設
    けられている請求項4ないし16のいずれか1項に記載
    のモータの組立装置。
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