JP7246556B1 - 遠心クラッチ組付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠心クラッチの組付け作業の自動化を図ることができるとともに、ウェイトの重量公差を考慮した組付けを容易に行わせることができる遠心クラッチ組付け装置を提供する。【解決手段】複数のウェイトWを順次搬入可能な第1コンベア1と、第1コンベア1で搬入されたウェイトWの重量を順次計測する計測手段2と、計測手段2で計測されたウェイトWを同一重量毎に区分けして収容する収容手段4と、収容手段4で区分けされた同一重量のウェイトWが所定個数に達したことを条件として、所定個数のウェイトWを収容手段4から搬出するウェイト搬出手段5とを具備したものである。【選択図】図2

Description

本発明は、支持プレート部材に形成された軸部材に対してウェイトが揺動可能に取り付けられた遠心クラッチを組付けるための遠心クラッチ組付け装置に関するものである。
自動二輪車等の車両に配設される遠心クラッチは、通常、支持プレートに形成された軸部材に対してウェイトが揺動可能に取り付けられるとともに、ウェイトを付勢するスプリングを有して構成されている。そして、車両のエンジンが回転して遠心クラッチに遠心力が付与されると、ウェイトがスプリング部材の付勢力に抗して外側に向かって揺動し、ウェイトのクラッチシューがアウタ部材に接触することによりエンジンの回転駆動力をドライブシャフトに伝達可能とされている。
特開2015-203429号公報
しかしながら、上記のような遠心クラッチは、従来、作業者による手作業にて組付けられており、特に複数のウェイトを支持プレートに取り付ける作業に手間がかかるとともに、ウェイトの重量公差を考慮して組付けることが難しいという課題があった。すなわち、遠心クラッチの複数のウェイトは、所定の遠心力に対して同一の揺動動作が必要とされるため、重量公差を考慮して支持プレートに同一重量のウェイトを取り付ける必要があるが、作業者による手作業にて組付ける際、重量公差を考慮した組付けが困難となってしまうのである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、遠心クラッチの組付け作業の自動化を図ることができるとともに、ウェイトの重量公差を考慮した組付けを容易に行わせることができる遠心クラッチ組付け装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、支持プレートに形成された軸部材に対してウェイトが揺動可能に取り付けられた遠心クラッチを組付けるための遠心クラッチ組付け装置であって、複数の前記ウェイトを順次搬入可能なウェイト搬入手段と、前記ウェイト搬入手段で搬入された前記ウェイトの重量を順次計測する計測手段と、前記計測手段で計測された前記ウェイトを同一重量毎に区分けして収容する収容手段と、前記収容手段で区分けされた同一重量の前記ウェイトが所定個数に達したことを条件として、所定個数の前記ウェイトを前記収容手段から搬出するウェイト搬出手段と、前記ウェイト搬入手段で搬入された前記ウェイトを前記計測手段に移送するウェイト移送手段とを具備し、前記ウェイト搬入手段の載置面と前記計測手段の載置面とが略同一高さに設定されるとともに、前記ウェイト移送手段は、前記ウェイト搬入手段の載置面上の前記ウェイトを前記計測手段の載置面上まで摺動させて移送することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠心クラッチ組付け装置において、前記収容手段は、前記ウェイトを同一重量毎に区分けして収容する複数の収容レーンを有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の遠心クラッチ組付け装置において、前記ウェイト搬出手段は、所定個数の前記ウェイトを円環状に並べた状態で搬出することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の遠心クラッチ組付け装置において、前記ウェイト搬出手段で搬出されて円環状に並べられた状態の前記ウェイトにスプリングを組付けるスプリング組付け部と、前記スプリング組付け部で前記スプリングが組付けられた前記ウェイトを前記支持プレートに形成された軸部材に組付けるウェイト組付け部とを具備したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複数のウェイトを順次搬入可能なウェイト搬入手段と、ウェイト搬入手段で搬入されたウェイトの重量を順次計測する計測手段と、計測手段で計測されたウェイトを同一重量毎に区分けして収容する収容手段と、収容手段で区分けされた同一重量のウェイトが所定個数に達したことを条件として、所定個数のウェイトを収容手段から搬出するウェイト搬出手段とを具備したので、遠心クラッチの組付け作業の自動化を図ることができるとともに、ウェイトの重量公差を考慮した組付けを容易に行わせることができる。
さらに、ウェイト搬入手段の載置面と計測手段の載置面とが略同一高さに設定されるとともに、ウェイト移送手段は、ウェイト搬入手段の載置面上のウェイトを計測手段の載置面上まで摺動させて移送するので、ウェイトの重量計測時、計測手段の載置面に対する衝撃を低減させることができ、順次重量を計測する際のタクトタイムを短縮させることができる。
請求項2の発明によれば、収容手段は、ウェイトを同一重量毎に区分けして収容する複数の収容レーンを有するので、同一重量のウェイトを容易且つ円滑に搬出させることができる。
請求項3の発明によれば、ウェイト搬出手段は、所定個数のウェイトを円環状に並べた状態で搬出するので、後工程であるスプリングの組付け作業を容易に行わせることができる。
請求項4の発明によれば、ウェイト搬出手段で搬出されて円環状に並べられた状態のウェイトにスプリングを組付けるスプリング組付け部と、スプリング組付け部でスプリングが組付けられたウェイトを支持プレートに形成された軸部材に組付けるウェイト組付け部とを具備したので、ウェイトに対するスプリングの組付け工程及び支持プレートに対するウェイトの組付け工程の自動化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る遠心クラッチ組付け装置の全体概略を示す模式図 同遠心クラッチ組付け装置のウェイト選別部を示す模式図 同ウェイト選別部における計測手段及びウェイト搬入部の位置関係を示す平面模式図 同ウェイト選別部における計測手段及びウェイト搬入部の位置関係を示す側面模式図 同ウェイト選別部における計測手段及びウェイト搬入部の位置関係を示す側面模式図 同遠心クラッチ組付け装置のスプリング組付け部を示す模式図 同スプリング組付け部におけるウェイト載置手段及びスプリング組付け用ターンテーブルを示す斜視図 同スプリング組付け部における回転部材を示す平面図 同スプリング組付け部におけるスプリングの供給位置を示す斜視図 同スプリング組付け部におけるスプリングの組付け位置を示す斜視図 同スプリング組付け部におけるウェイトの載置状態(スプリングの組付け前)を示す斜視図 同スプリング組付け部におけるウェイトの載置状態(スプリングの組付け後)を示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置のスプリング組付け部とウェイト組付け部との間の移送装置を示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置の支持プレート組付け部、ウェイト組付け部及びサイドプレート組付け部を示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置の支持プレート組付け部を示す斜視図 同支持プレート組付け部における保持手段及び軸部材供給手段を示す斜視図 同支持プレート組付け部における保持手段、軸部材供給手段及び負圧発生手段を示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置のウェイト組付け部を示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置のサイドプレート組付け部を示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置の支持プレート組付け部で支持プレートに組付けられた軸部材およびダンパを示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置で組付けられる遠心クラッチ(サイドプレート側)を示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置で組付けられる遠心クラッチ(支持プレート側)を示す斜視図 同遠心クラッチ組付け装置で組付けられる遠心クラッチを示す分解斜視図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る遠心クラッチ組付け装置は、図21~23に示すように、支持プレートFに形成された軸部材Lに対してウェイトWが揺動可能に取り付けられた遠心クラッチを組付けるための装置であり、図1に示すように、ウェイト選別部Aと、スプリング組付け部Bと、支持プレート組付け部Cと、ウェイト組付け部Dと、サイドプレート組付け部Eとを具備している。
本実施形態に適用される遠心クラッチは、図21~23に示すように、複数(本実施形態においては3本)の軸部材Lが取り付けられた支持プレートFと、支持プレートFの各軸部材Lに挿通して取り付けられた複数(本実施形態においては3個)のウェイトWと、隣り合うウェイトWを連結して組付けられたスプリングSと、支持プレートFの凸部Fbに組付けられたダンパbと、軸部材Lの突端部側に組付けられるサイドプレートGと、軸部材Lに取り付けられたウェイトWを抜け止めするためのEリングeとを具備している。
支持プレートFは、周方向に亘って複数(本実施形態においては3つ)の挿通孔Fa及び凸部Fbがそれぞれ形成された金属製の環状部材から成り、各挿通孔Faに軸部材Lが挿通されてかしめにて固定されるとともに、各凸部Fbにダンパbが取り付けられるようになっている。軸部材Lは、所定位置にフランジLaが形成された軸状部材から成るとともに、ダンパbは、筒状に形成されたゴム材や弾性体から成る。
ウェイトWは、所定の重量に設定された金属製部材から成り、外周面に形成されたクラッチシューWaと、軸部材Lが挿通される挿通孔Wbと、スプリングSの端部Saが挿通される組付け凹部Wcとが形成されている。かかるウェイトWは、複数(本実施形態においては3つ)が円環状に並べられ、それぞれの挿通孔Wbに挿通された軸部材Lを中心として揺動可能に組付けられる。
スプリングSは、コイルスプリングから成り、一方の端部Sa及び他方の端部Saが隣接するウェイトWの組付け凹部Wcにそれぞれ挿通されて組付けられ、遠心力が生じてウェイトWが外側に揺動する際、初期位置に向かって付勢力を付与するとともに、遠心力が低下すると、その付勢力によってウェイトWを内側に揺動させ得るようになっている。また、ウェイトWが初期位置にあるとき、ダンパbと当接した状態とされており、ウェイトWが外側に揺動する際、揺動を規制するとともに、内側に揺動する際、当接して緩衝し得るようになっている。
サイドプレートGは、支持プレートFと対向して組付けられた金属製の環状部材から成り、軸部材Lの突端側を挿通し得る挿通孔Gaが形成されている。そして、支持プレートFとサイドプレートGとの間にウェイトWが軸部材Lに対して揺動自在に組付けられるとともに、軸部材Lの突端側にEリングeが取り付けられて抜け止めが図られるようになっている。
しかるに、上記の遠心クラッチが車両に搭載され、エンジンが回転して遠心力が付与されると、ウェイトWがスプリングSの付勢力に抗して外側に揺動してクラッチシューWaが図示しないアウタ部材に接触し、エンジンの駆動力がドライブシャフトに伝達可能とされる。また、エンジンの回転が低下して遠心力が低下すると、スプリングSの付勢力によりウェイトWが内側に揺動し、クラッチシューWaがアウタ部材から離間するとドライブシャフトに伝達されるエンジンの駆動力が遮断されることとなる。
上記の遠心クラッチは、本実施形態に係る遠心クラッチ組付け装置にて順次組付けられることとなる。本遠心クラッチ組付け装置は、図1に示すように、ウェイトWを選別するウェイト選別部A、ウェイトWにスプリングSを組付けるスプリング組付け部Bと、支持プレートFに軸部材Lを組付ける支持プレート組付け部Cと、ウェイトWを支持プレートFに組付けるウェイト組付け部Dと、サイドプレートGを組付けるサイドプレート組付け部Eとを具備している。
ウェイト選別部Aは、図2に示すように、ウェイト搬入手段としての第1コンベア1と、第1コンベア1の終端側に配設された計測手段2と、始端側が計測手段2と隣接しつつ第1コンベア1と略平行に配設された第2コンベア3と、複数(本実施形態においては10本)の収容レーン4aを有した収容手段4と、収容手段4の各収容レーン4aに収容されたウェイトWを搬出可能なウェイト搬出手段5と、制御部Jとを具備している。
第1コンベア1(ウェイト搬入手段)は、ウェイトWを順次搬入可能なローラコンベアから成り、図2中左側を始端としてウェイトWが搬入されるとともに、その搬入されたウェイトWを同図中右側の終端まで搬送し、計測手段2に対して搬送可能とされている。計測手段2は、第1コンベア1で搬入されたウェイトWの重量を順次計測する重量計測器から成るもので、図3に示すように、第1コンベア1の終端部と第2コンベア3の始端部との間に配設されている。
かかる計測手段2は、図2、3に示すように、重量の計測時にウェイトWを載置する載置面2aを有するとともに、当該載置面2aは、第1コンベア1におけるウェイトWを載置する載置面1a及び第2コンベア3におけるウェイトWを載置する載置面3aと略同一高さに設定されている。また、本実施形態においては、同図に示すように、第1コンベア1(ウェイト搬入手段)で搬入されたウェイトWを計測手段2の載置面2a上に移送するウェイト移送手段6を具備している。
かかるウェイト移送手段6は、第1コンベア1の終端部と計測手段2の載置面2a上との間を移動可能とされるとともに、ウェイトWを収容して搬送し得る収容凹部6aが形成されている。そして、ウェイトWが第1コンベア1の終端部に達すると、ウェイト移送手段6が下降して収容凹部6a内にウェイトWを収容させる(図4参照)とともに、第1コンベア1の終端部から計測手段2まで平行移動する(図5参照)ことにより、ウェイトWを第1コンベア1の載置面1a上から計測手段2の載置面2aまで摺動させる。
このように、本実施形態に係るウェイト移送手段6は、第1コンベア1の載置面1a上のウェイトWを計測手段2の載置面2a上まで摺動させて移送することができ、計測手段2にて重量を計測することができるよう構成されている。また、計測手段2で重量が計測されたウェイトWは、図4、5に示すように、第1コンベア1の終端部から計測手段2まで平行移動するウェイト移送手段6に押圧され、第2コンベア3の始端部まで摺動することとなる。
第2コンベア3は、計測手段2で重量が計測されたウェイトWを順次搬送可能なローラコンベアから成り、図2中右側を始端として左側の終端に向かってウェイトWを順次搬送するとともに、所定の重量のウェイトWを選択的に押し出して排出すための複数の押出手段gが複数配設されている。かかる押出手段gは、収容手段4の収容レーン4aに対応して配設されるとともに、制御部Jの制御により選択的に作動するよう構成されている。
制御部Jは、ストレージ及びマイコン等を有したコンピュータ等から成り、計測手段2と接続されて、計測手段2で計測されたウェイトWの重量に関わる信号を受信するとともに、そのウェイトWの重量に関わる信号に応じて任意の押出手段gを選択的に作動させることにより、同一重量のウェイトWを同一の収容レーン4aに押し出して収容させ得るようになっている。
例えば、ウェイトWにおける許容重量の上限値と下限値との間を一定値毎に区分けし、各区分けの範囲内の重量を有するウェイトWが同一重量のウェイトWであると予め設定する。なお、本実施形態においては、許容重量の上限値と下限値とを10等分して区分けし、各区分けの範囲内の重量を有したウェイトWが同一重量のウェイトWであると判別されるよう制御部Jにて設定されている。
そして、計測手段2で重量が計測されたウェイトWは、第2コンベア3で順次搬送される過程において、同一重量のものが同一の収容レーン4aに押し出されて収容されるよう制御部Jによる制御にて押出手段gが選択的に作動することとなる。なお、許容重量から外れたウェイトWは、収容手段4より上流側に位置する押出手段gにより搬送路mに押し出されて収容手段4による収容が回避されるようになっている。
収容手段4は、計測手段2で計測されたウェイトWを同一重量毎に区分けして収容するもので、ウェイトWを同一重量毎に区分けして収容する複数(本実施形態におては10本)の収容レーン4aを有して構成されている。各収容レーン4aは、他の収容レーン4aとは別個独立してウェイトWを搬送可能なローラコンベアから成り、押出手段gで選択的に押し出されたウェイトWをウェイト搬出手段5に向かって搬送可能とされている。
ウェイト搬出手段5は、各収容レーン4aの終端側(図2中下部側)に配設されるとともに、収容手段4で区分けされた同一重量のウェイトW(すなわち、各収容レーン4aに収容されたウェイトW)が所定個数(本実施形態においては、遠心クラッチに取り付けられる個数である3個)に達したことを条件として、所定個数のウェイトWを収容手段4からスプリング組付け部Bに搬出するものである。本実施形態に係るウェイト搬出手段5は、図11に示すように、所定個数(3個)のウェイトWを円環状に並べた状態で搬出するよう構成されている。
スプリング組付け部Bは、ウェイト搬出手段5で搬出されて円環状に並べられた状態のウェイトWにスプリングSを組付ける装置から成り、図6に示すように、ウェイト載置手段7と、スプリング組付け用ターンテーブル8と、スプリング組付け手段9とを具備して構成されている。ウェイト載置手段7は、図7に示すように、3つのウェイトWをそれぞれ別個に載置する載置部7aと、載置部7aを互いに離間又は近接させるモータ等の駆動源7bとを具備するとともに、スプリング組付け用ターンテーブル8において同一円周上に複数(本実施形態においては4つ)設けられている。
スプリング組付け用ターンテーブル8は、図示しないモータ等により回転中心部8aを中心として回転可能とされており、その回転によって、ウェイト載置手段7を、載置位置P1、移動位置P2、組付け位置P3、搬出位置P4の間で順次搬送可能とされている。載置位置P1は、ウェイト搬出手段5にて搬送されたウェイトWを載置部7aにそれぞれ載置させる位置であり、移動位置P2は、駆動源7bを駆動することにより載置部7aを移動して互いに近接させる位置である。
しかるに、移動位置P2において載置部7aを互いに近接(縮径方向の移動)させることにより、図11に示すように、円環状に並んだウェイトWがさらに近接した状態となり、自然長の状態のスプリングSの端部Saが隣接するウェイトWの組付け凹部Wcにそれぞれ挿通され得る配置(図12参照)とされる。そして、載置部7a及びウェイトWが組付け位置P3に移動すると、スプリング組付け手段9によりスプリングSが組付けられる。
スプリング組付け手段9は、組付け位置P3に位置するウェイト載置手段7の載置部7aに載置されたウェイトWに対してスプリングSを組付けるもので、図6に示すように、回転中心部10aを中心として回転可能な移動部材10と、移動部材10の両端にそれぞれ取り付けられた収容部11と、スプリングSを供給するスプリング供給手段12と、スプリングSをウェイトWに押し込む押し込み手段13とを具備している。
移動部材10は、図示しないモータ等の駆動によって回転中心部10aを中心として回転可能なもので、図8に示すように、両端部にそれぞれ収容部11が形成されている。各収容部11は、回転中心部11bを中心として回転可能とされるとともに、複数(本実施形態においては3つ)の収容孔11aが同心円状に形成されている。この収容孔11aは、自然長の状態のスプリングSに対応させた形状の孔から成り、スプリング供給手段12で供給されたスプリングSを自然長の状態のスプリングSを収容して保持可能とされている。
そして、移動部材10が回転中心部10aを中心として回転すると、自然長の状態のスプリングSを収容部11に受け入れる一方の位置P5(図6、9参照)と、収容部11に収容された自然長の状態のスプリングSをウェイトWに組付ける他方の位置P6(図6、10参照)との間を収容部11が交互に移動可能とされている。なお、自然長の状態のスプリングSとは、圧縮及び伸長されない状態のスプリングSを指している。
スプリング供給手段12は、一方の位置P5の近傍に配設され、図9に示すように、スプリングSを1本ずつ切り分けて供給するとともに、回転中心部11bを中心として回転する収容部11における収容孔11aに対してスプリングSを順次挿通して収容させるものである。なお、収容孔11aに収容されたスプリングSは、自然長が維持されるとともに、端部Saが下方を向いた状態とされている。
押し込み手段13は、他方の位置P6の近傍に配設され、スプリングSを収容した収容部11がウェイト載置手段7に載置されたウェイトW(すなわち、組付け位置P3にあるウェイト載置手段7に載置されたウェイトW)の上方に位置するとき、自然長の状態を維持しつつスプリングSをウェイトWに押し込むことにより当該ウェイトWに組付けるものである。
具体的には、押し込み手段13は、図10に示すように、収容孔11aに対応した複数の押し込み部13aを具備しており、当該押し込み部13aが下降することにより、収容孔11a内のスプリングSを下方に押し込んで落下させ、図12に示すように、スプリングSの端部SaがウェイトWの組付け凹部Wcに差し込まれて組付けられるようになっている。
押し込み手段13でスプリングSが組付けられたウェイトW及びそのウェイトWを載置したウェイト載置手段7は、スプリング組付け用ターンテーブル8の更なる回転によって搬出位置P4に至り、スプリングSが組付けられたウェイトWが移送装置14によって搬出されることとなる。この移送装置14は、図13に示すように、スプリングSが組付けられた3つのウェイトWを挟持する挟持部14aと、摺動レール14cに沿ってスライドすることによりウェイトWを挟持した挟持部14aをウェイト組付け部Dまで移動させる移動体14bとを具備している。
支持プレート組付け部Cは、支持プレートFに軸部材L及びダンパbを組付ける組付け装置から成り、図14、15に示すように、中心位置を軸に回転可能な軸部材組付け用ターンテーブル15と、軸部材L、ダンパb及び支持プレートFを保持し得る保持手段16とを具備して構成されている。保持手段16は、軸部材L、ダンパb及び支持プレートFを載置する治具から成り、図15、16に示すように、軸部材Lを挿通して保持する複数(本実施形態においては3つ)の保持孔16aと、ダンパbを保持する複数(本実施形態においては3つ)の凹部16bとが形成されている。
軸部材組付け用ターンテーブル15は、円周方向に亘って複数の保持手段16が形成された円板状部材から成り、図示しないモータ等で回転することによって、軸部材供給位置Pa1と、ダンパ供給位置Pa2と、支持プレート組付け位置Pa3と、かしめ位置Pa4と、検査位置Pa5と、搬出位置Pa6との間で保持手段16を順次移動可能とされている。軸部材供給位置Pa1は、軸部材供給手段17により軸部材Lが供給されて保持手段16にて保持させる位置であり、当該軸部材供給位置Pa1には、軸部材Lを保持手段16に供給可能な軸部材供給手段17が配設されている。
本実施形態に係る軸部材供給手段17は、図15~17に示すように、軸部材Lを吸着しつつ保持手段16の保持孔16aに移送する吸着移送手段17aと、保持手段16の保持孔16aに負圧を付与可能な負圧発生手段18とを具備している。吸着移送手段17aは、図16に示すように、軸部材Lの上端部に形成されたフランジLaを吸着可能な吸着パッド等から成り、支持部17bにて支持されている。
この支持部17bは、複数(本実施形態においては3つ)の吸着移送手段17aを支持するとともに、摺動レール17cに沿って移動可能とされている。また、支持部17bは、図示しない駆動源の駆動によって、軸部材Lを複数収容したストック部(不図示)と、軸部材供給位置Pa1との間を移動可能とされており、ストック部にて吸着移送手段17aで軸部材Lを吸着させた後、軸部材供給位置Pa1まで搬送可能とされている。すなわち、軸部材Lは、そのフランジLaが吸着移送手段17aにて吸着されつつ軸部材供給位置Pa1まで搬送され、保持手段16における保持孔16aの上方の位置に至るようになっている。
負圧発生手段18は、保持手段16の保持孔16aに負圧を付与可能な陰圧ポンプ等から成るもので、図15~17に示すように、ホースhを介して形成されたチャンバ部19と連結されている。チャンバ部19は、内部が空洞とされた筒状部材から成るとともに、その内部空間と連通した複数(本実施形態におては3本)の連結管19aが突出形成されている。そして、軸部材供給位置Pa1に保持手段16が位置すると、保持孔16aの下部に連結管19aが連なるよう設定されている。
これにより、軸部材供給位置Pa1に保持手段16が位置するとともに、吸着移送手段17aにて吸着された軸部材Lが保持孔16a上に搬送されると、負圧発生手段18の作動によってチャンバ部19及び連結管19aを介して保持孔16aに負圧が付与されることとなる。したがって、吸着により上端部が比較的緩く支持された軸部材Lは、保持孔16aに付与された負圧にて吸引され、図16に示すように、保持孔16aに挿通して保持されることとなる。なお、吸着移送手段17aは、負圧発生手段18とは異なる別個の負圧発生手段と接続されて付与された負圧にて軸部材Lを吸着するもの、又は負圧発生手段18に接続されて付与された負圧にて軸部材Lを吸着するものとしてもよい。
ダンパ供給位置Pa2は、円環状のダンパbを供給して保持手段16の凹部16bに嵌入させる供給装置(不図示)が配設されている。支持プレート組付け位置Pa3は、支持プレートFを保持手段16に供給する供給装置(不図示)が配設されており、当該装置にて支持プレートFが保持手段16に供給することにより、図20に示すように、支持プレートFの挿通孔Faに対して保持孔16aに保持された軸部材Lを挿通させつつ支持プレートFの凸部Fbに対して凹部16bに嵌入されたダンパbを嵌合させるようになっている。
なお、かしめ位置Pa4には、挿通孔Faに挿通された軸部材Lの上端部を支持プレートFにかしめて固定するかしめ装置(不図示)が配設されており、検査位置Pa5には、かしめの良否を検査する検査装置(不図示)が配設されている。このように、軸部材Lがかしめ固定された支持プレートFは、搬出位置Pa6に至り、反転搬出手段20にて搬出されることとなる。
かかる反転搬出手段20は、図14に示すように、支持プレート組付け部Cの搬出位置Pa6とウェイト組付け部Dの搬入位置Pb1との間に配設されるとともに、支持プレートFを挟持する一対の挟持アーム20aを具備している。そして、搬出位置Pa6に軸部材Lが固定された支持プレートFが至ると、図15に示すように、その支持プレートFを挟持アーム20aにて挟持するとともに、回転軸20bを中心に挟持アーム20aが回転することにより、図18に示すように、挟持アーム20aで挟持した支持プレートFを上下反転させてウェイト組付け部Dの搬入位置Pb1まで搬出するようになっている。
ウェイト組付け部Dは、図13で示すように、スプリング組付け部Bと隣接した位置に配設されるとともに、図14に示すように、支持プレート組付け部Cと隣接した位置に配設された組付け装置から成り、中心位置を軸に回転可能なウェイト組付け用ターンテーブル21と、ウェイト組付け用ターンテーブル21の周方向に亘って複数取り付けられた治具22とを具備して構成されている。
ウェイト組付け用ターンテーブル21は、支持プレート組付け部Cから搬出された支持プレートF(軸部材Lが固定された支持プレートF)を搬入する搬入位置Pb1と、スプリング組付け部Bから搬出されたウェイトWを搬入して支持プレートFに組付ける組付け位置Pb2と、複数のウェイトWの位置を調整する調整位置Pb3と、ウェイトWが組付けられた支持プレートFを搬出する搬出位置Pb4との間で治具22を順次移動可能とされている。
搬入位置Pb1は、支持プレート組付け部Cにて軸部材L及びダンパbが取り付けられて反転搬出手段20にて上下反転して搬出された支持プレートFを搬入する位置であり、その搬入された支持プレートFは、ウェイト組付け用ターンテーブル21の回転によって組付け位置Pb2に至るようになっている。すなわち、搬入位置Pb1に搬入された支持プレートFは、図20で示すように、軸部材Lの突端が上方を向いた状態で治具22上に保持され、組付け位置Pb2に搬送されることとなる。
組付け位置Pb2は、スプリング組付け部BにてスプリングSが組付けられて搬出されたウェイトWを搬入するとともに、その搬入過程において、ウェイトWの挿通孔Wbにそれぞれ軸部材Lを挿通させてウェイトWを揺動可能に組付けるよう構成されている。調整位置Pb3は、治具22上に載置された3つのウェイトWの相対位置を調整可能とされ、例えばダンパbとの干渉を避けて載置されたウェイトWをダンパbと当接した初期位置まで移動させることができる。
このように、所定位置にウェイトWが組付けられた支持プレートFは、搬出位置Pb4に至り、搬出手段23にて搬出されることとなる。かかる搬出手段23は、図14、18に示すように、ウェイトWに応じた位置に形成された複数の挟持アーム23aを有しており、ウェイト組付け部Dの搬出位置Pb4にある支持プレートF及びウェイトWを挟持アーム23aで挟持してサイドプレート組付け部Eの搬入位置Pc1に搬送可能とされている。
サイドプレート組付け部Eは、サイドプレートGを組付けて遠心クラッチを得るための最終工程の組付け装置から成り、図14に示すように、ウェイト組付け部Dと隣接した位置に配設されるとともに、中心位置を軸に回転可能なサイドプレート組付け用ターンテーブル24と、押圧手段25と、搬出コンベア26と、サイドプレート組付け用ターンテーブル24の周方向に亘って複数取り付けられた治具27とを具備して構成されている。
サイドプレート組付け用ターンテーブル24は、図19に示すように、ウェイト組付け部Dから搬出された支持プレートF(ウェイトWが組付けられた支持プレートF)を搬入する搬入位置Pc1と、サイドプレートGを供給して組付ける組付け位置Pc2と、Eリングeを取り付けてサイドプレートGを抜け止めする抜け止め位置Pc3と、Eリングeの取付状態を検査する検査位置Pc4と、製品としての遠心クラッチを搬出する搬出位置Pc5との間で治具27を順次移動可能とされている。
搬入位置Pc1は、ウェイト組付け部DにてウェイトWが取り付けられて搬出手段23にて搬出された支持プレートFを搬入する位置であり、その搬入された支持プレートFは、サイドプレート組付け用ターンテーブル24の回転によって組付け位置Pc2に至るようになっている。組付け位置Pc2は、サイドプレートGを供給するとともに、そのサイドプレートGの挿通孔Gaに対して支持プレートFに固定された軸部材Lを挿通して組付けるようになっている。
抜け止め位置Pc3は、挿通孔Gaに挿通された軸部材Lのそれぞれの突端側にEリングeをはめ込むことにより、サイドプレートGの抜け止めを図る抜け止め装置(不図示)が配設されている。かかる抜け止め装置にてサイドプレートGがEリングeにて抜け止めされることにより、製品である遠心クラッチを得ることができる。そして、抜け止め位置Pc3にてEリングeが取り付けられて支持プレートF及びサイドプレートGの間にウェイトWが取り付けられた遠心クラッチは、サイドプレート組付け用ターンテーブル24の回転によって検査位置Pc4に至り、Eリングeの取付状態(取付の有無、取付の向き及び表裏の当否等)が検査される。
検査位置Pc4にて検査された遠心クラッチは、サイドプレート組付け用ターンテーブル24の更なる回転によって搬出位置Pc5に至るとともに、押圧手段25が作動することにより、搬出位置Pc5の遠心クラッチが搬出コンベア26に押圧されて順次搬出されることとなる。上記した一連の工程を経ることにより、最終製品である遠心クラッチを自動的に組付けることができる。
本実施形態に係るクラッチ組付け装置によれば、ウェイト選別部AによるウェイトWの自動的な選別、スプリング組付け部BによるスプリングSの自動的な組付け、支持プレート組付け部Cによる支持プレートFに対する軸部材Lの自動的な組付け、ウェイト組付け部Dによる支持プレートFの軸部材Lに対するウェイトWの自動的な組付け、サイドプレート組付け部EによるサイドプレートGの自動的な組付けを行わせることができ、遠心クラッチを自動的に製造することができる。
特に、本実施形態によれば、複数のウェイトWを順次搬入可能な第1コンベア1(ウェイト搬入手段)と、第1コンベア1で搬入されたウェイトWの重量を順次計測する計測手段2と、計測手段2で計測されたウェイトWを同一重量毎に区分けして収容する収容手段4と、収容手段4で区分けされた同一重量のウェイトWが所定個数に達したことを条件として、所定個数のウェイトWを収容手段4から搬出するウェイト搬出手段5とを具備したので、遠心クラッチの組付け作業の自動化を図ることができるとともに、ウェイトWの重量公差を考慮した組付けを容易に行わせることができる。
また、本実施形態に係る収容手段4は、ウェイトWを同一重量毎に区分けして収容する複数の収容レーン4aを有するので、同一重量のウェイトWを容易且つ円滑に搬出させることができる。さらに、本実施形態に係るウェイト搬出手段5は、所定個数のウェイトWを円環状に並べた状態で搬出するので、後工程であるスプリングの組付け作業を容易に行わせることができる。
またさらに、ウェイト搬出手段5で搬出されて円環状に並べられた状態のウェイトWにスプリングSを組付けるスプリング組付け部Bと、スプリング組付け部BでスプリングSが組付けられたウェイトWを支持プレートFに形成された軸部材Lに組付けるウェイト組付け部Dとを具備したので、ウェイトWに対するスプリングSの組付け工程及び支持プレートFに対するウェイトWの組付け工程の自動化を図ることができる。
加えて、第1コンベア1(ウェイト搬入手段)の載置面1aと計測手段2の載置面2aとが略同一高さに設定されるとともに、ウェイト移送手段6は、第1コンベア1の載置面1a上のウェイトWを計測手段2の載置面2a上まで摺動させて移送するので、ウェイトWの重量計測時、計測手段2の載置面2aに対する衝撃を低減させることができ、順次重量を計測する際のタクトタイムを短縮させることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば第1コンベア及び第2コンベア3は、ローラコンベアに代えて他の汎用的な搬送手段を用いるようにしてもよく、或いは収容手段4によるウェイトWの収容を他の形態のもの(例えば、収容レーン4aの数が異なるもの等)としてもよい。
また、本実施形態においては、ウェイトWの自動的な選別の他、スプリング組付け部BによるスプリングSの自動的な組付け、支持プレート組付け部Cによる支持プレートFに対する軸部材Lの自動的な組付け、ウェイト組付け部Dによる支持プレートFの軸部材Lに対するウェイトWの自動的な組付け、サイドプレート組付け部EによるサイドプレートGの自動的な組付けを行っているが、何れかの作業を手作業としてもよい。
本発明と同趣旨の遠心クラッチ組付け装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 第1コンベア(ウェイト搬入手段)
2 計測手段
3 第2コンベア
4 収容手段
4a 収容レーン
5 ウェイト搬出手段
6 ウェイト移送手段
7 ウェイト載置手段
7a 載置部
7b 駆動源
8 スプリング組付け用ターンテーブル
8a 回転中心部
9 スプリング組付け手段
10 移動部材
10a 回転中心部
11 収容部
11a 収容孔
11b 回転中心部
12 スプリング供給手段
13 押し込み手段
13a 押し込み部
14 移送装置
14a 挟持部
14b 移動体
14c 摺動レール
15 軸部材組付け用ターンテーブル
16 保持手段
16a 保持孔
16b 凹部
17 軸部材供給手段
17a 吸着移送手段
17b 支持部
17c 摺動レール
18 負圧発生手段
19 チャンバ部
20 反転搬出手段
20a 挟持アーム
20b 回転軸
21 ウェイト組付け用ターンテーブル
22 治具
23 搬出手段
23a 挟持アーム
24 サイドプレート組付け用ターンテーブル
25 押圧手段
26 搬出コンベア
27 治具
A ウェイト選別部
B スプリング組付け部
C 支持プレート組付け部
D ウェイト組付け部
E サイドプレート組付け部
W ウェイト
Wa クラッチシュー
Wb 挿通孔
Wc 組付け凹部
S スプリング
L 軸部材
F 支持プレート
Fa 挿通孔
Fb 凸部
G サイドプレート
e Eリング
b ダンパ
J 制御部

Claims (4)

  1. 支持プレートに形成された軸部材に対してウェイトが揺動可能に取り付けられた遠心クラッチを組付けるための遠心クラッチ組付け装置であって、
    複数の前記ウェイトを順次搬入可能なウェイト搬入手段と、
    前記ウェイト搬入手段で搬入された前記ウェイトの重量を順次計測する計測手段と、
    前記計測手段で計測された前記ウェイトを同一重量毎に区分けして収容する収容手段と、
    前記収容手段で区分けされた同一重量の前記ウェイトが所定個数に達したことを条件として、所定個数の前記ウェイトを前記収容手段から搬出するウェイト搬出手段と、
    前記ウェイト搬入手段で搬入された前記ウェイトを前記計測手段に移送するウェイト移送手段と、
    を具備し、前記ウェイト搬入手段の載置面と前記計測手段の載置面とが略同一高さに設定されるとともに、前記ウェイト移送手段は、前記ウェイト搬入手段の載置面上の前記ウェイトを前記計測手段の載置面上まで摺動させて移送することを特徴とする遠心クラッチ組付け装置。
  2. 前記収容手段は、前記ウェイトを同一重量毎に区分けして収容する複数の収容レーンを有することを特徴とする請求項1記載の遠心クラッチ組付け装置。
  3. 前記ウェイト搬出手段は、所定個数の前記ウェイトを円環状に並べた状態で搬出することを特徴とする請求項1記載の遠心クラッチ組付け装置。
  4. 前記ウェイト搬出手段で搬出されて円環状に並べられた状態の前記ウェイトにスプリングを組付けるスプリング組付け部と、
    前記スプリング組付け部で前記スプリングが組付けられた前記ウェイトを前記支持プレートに形成された軸部材に組付けるウェイト組付け部と、
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の遠心クラッチ組付け装置。
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