JPH0768436A - 部品組付け装置 - Google Patents

部品組付け装置

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Publication number
JPH0768436A
JPH0768436A JP22139893A JP22139893A JPH0768436A JP H0768436 A JPH0768436 A JP H0768436A JP 22139893 A JP22139893 A JP 22139893A JP 22139893 A JP22139893 A JP 22139893A JP H0768436 A JPH0768436 A JP H0768436A
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JP
Japan
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coil spring
assembling
tension coil
main body
component
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Application number
JP22139893A
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English (en)
Inventor
Shingo Sawahara
真吾 澤原
Hideki Matsuzawa
秀樹 松澤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 供給ライン10から供給される本体部品11
は、移載装置18でインデックステーブル12の上の保
持パレット16に移載される。本体部品には、インデッ
クステーブル12が引張コイルバネ組付け装置21に保
持パレット16を順次に位置決めする。引張コイルバネ
組付け装置21では、引張コイルバネをチャッキング部
によって一旦保持してから組み付ける。チャッキング部
には、保持した引張コイルバネの有無を検出するセンサ
が設けられている。このセンサから引張コイルバネ無し
の信号を得るとシステムコントローラは、引張コイルバ
ネの組み込みが行えなかったと判断した本体部品に対し
て不良品と判断せずに、インデックステーブル12に乗
っけたまま1周して再度引張コイルバネを組み付けるよ
うに引張コイルバネ組付け装置21を制御する。 【効果】 引張コイルバネ等の部品の組み付けミスによ
って発生する製品の不良を減少させることができ、組立
効率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品例えば引張コイル
バネ等を本体部品又は組付準備装置に組み付ける部品組
付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本体部品に部品を自動的に組み付ける自
動組付け装置にはさまざまなものがある。なかでも引張
コイルバネを組み付ける自動組付け装置としては、特開
昭61−100328号公報、特開平2−109643
号公報、同2−180533号公報、同2−19022
7号公報等で提案されている。
【0003】特開平2−109643号公報記載の装置
では、バネにより付勢される部品を組立体外にある組付
準備装置に供給して、これを位置決めし、次に引張コイ
ルバネのフックの一端を部品のフックに係合する部分
に、他の一端を組付準備装置の治具のフック係合部に係
合するように引張コイルバネを供給し、次に治具のフッ
ク係合部を外力により動かし引張コイルバネを伸長し
て、部品及び引張コイルバネを同時に本体部品に組込む
ようにしている。また、特開昭61−100328号公
報記載の装置では、フックの相互の向きが平行になるよ
うに位置決めを行った後に組み付けを行うようにしてい
る。
【0004】ところで、前述した特開昭61−1003
28号公報記載の装置では、フック相互の向きが平行に
製造された引張コイルバネに対しては確実に位置決めす
ることができるが、フック相互の向きが捩じれた位置関
係にあって平行に製造されていない引張コイルバネに対
しては、これを位置決めすることができない。このた
め、特開平2−180533号公報、同2−19022
7号公報記載の装置では、捩じれた位置関係にある引張
コイルバネの一対のフックを吸引又は押圧によって水平
に矯正し、組付けの安定性及び確実性を向上させてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような装置においても、引張コイルバネのように形状
が不安定な部品を組み付ける場合には、必ず組み付け不
良が発生する。というのは、例えば平行に製造されてい
ない引張コイルバネのなかでも一対のフックが互い90
°捩じれた位置関係にある引張コイルバネの場合、一対
のフックを押圧によって矯正すればいずれか一方のフッ
クが潰れてしまう。また吸引による場合にはバネの弾性
力が強すぎて矯正できない恐れがある。このような場
合、いずれも引張コイルバネをフック受けに組み付ける
ことができず、検査工程で不良品としてはじかれてしま
う問題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、引張コイルバネ等の部品の組み付けミスによって発
生する製品の不良を減少させるようにした部品組付け装
置を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、部品供給装置から供給された部品をチャッ
キング手段によって一旦保持してから本体部品に組み付
ける部品組付け手段と、前記本体部品を部品組付け手段
の組み付け位置に搬送する搬送手段と、この搬送手段か
ら得られる搬送完了信号を受けて部品組付け手段に組付
け開始信号を送るとともに、部品組付け手段から得られ
る組付け完了信号を受けて搬送手段に搬送開始信号を送
る制御手段と、前記チャッキング手段に保持された部品
の有無を検出し、これに応じた信号を前記制御手段に送
出するセンサ手段とを備え、前記制御手段は、部品無し
の信号をセンサから得た場合、部品組付け手段と搬送手
段とを制御して再度部品の組み付けを行わせるようにし
たものである。
【0008】
【実施例】部品組付けシステムは、図1に示すように、
供給ライン10から供給される本体部品11にインデッ
クステーブル12の上で複数の部品を組み付けた後製品
13として良品搬送ライン14に排出するものであり、
検査後不良品として認識したものに対しては不良品搬送
ライン15に排出する。
【0009】インデックステーブル12は、上面に所定
角度をもって12個の保持パレット16が配置されてお
り、各本体部品保持パレット16を各ステーションに設
置された供給用移載装置18、第1組立装置19、第2
組立装置20、引張コイルバネ組付け装置21、第3組
立装置22、第4組立装置23、第5組立装置24、第
6組立装置25、第7組立装置26、検査装置27、不
良品排出用移載装置28、及び良品排出用移載装置29
に順に位置決めしながら間欠的に回転する。
【0010】供給用移載装置18は、供給ライン10か
ら供給された本体部品を保持パレット16に移載する。
第1〜第7組立装置19〜20,22〜26は、保持パ
レット16で保持された本体部品11に7種類の部品を
組み付ける。検査装置27は、製品13の機能検査を行
う。不良品排出用移載装置28は、不合格の製品13を
不良品排出ライン15に移載する。良品排出用移載装置
29は、合格の製品13を良品排出ライン14に移載す
る。
【0011】引張コイルバネ組付け装置21は、本体部
品11に設けられたフック受け11a,11bにフック
相互の向きが平行に製造された引張コイルバネ34を組
み付ける装置であり、その構成は図2に示すように振動
ボールフィーダ30、第1チャッキング部31、組付け
準備部32、及び第2チャッキング部33とからなる。
振動ボールフィーダ30は、引張コイルバネ34を整列
供給するものであり、振動によってトラック35の上を
滑走してきた引張コイルバネ34を1個ずつ受け部36
に供給する。受け部36は、シリンダ37の作動によっ
て振動ボールフィーダ30から引張コイルバネ34が供
給される供給位置と第1チャッキング部31に引張コイ
ルバネ34を受け渡す払出し位置との間で移動する。
【0012】第1及び第2チャッキング部31,33
は、振動ボールフィーダ30とインデックステーブル1
2との間にさし渡されたリードスキュリュウ38に一定
の間隔を保ってスライド移動自在に取り付けられてい
る。このリードスキュリュウ38は図示していないモー
タの駆動によって回動する。この回動によって第1チャ
ッキング部31は、受け部36から組付け準備部32に
引張コイルバネ34を供給する。
【0013】供給は、昇降自在に設けられた吸着ヘッド
39によって行われる。この吸着ヘッド39は、先端に
引張コイルバネ34のコイル部が嵌入される凹部40が
形成されている。この凹部40の中央には、ホース41
を介して図示していない吸引ポンプに接続された吸着穴
42が設けられている。引張コイルバネ34は、吸引ポ
ンプの吸引力により、フック相互の向きが水平となるよ
うに矯正した状態で吸着ヘッド39に吸着される。
【0014】組付け準備部32は、固定台43に設けら
れた固定ピン44と、シリンダ45の作動によってスラ
イド移動する移動台46に設けられた摺動ピン47と、
固定台43に固定されたエアーノズル48とから構成さ
れている。固定ピン44と摺動ピン47とは、突出した
位置とこれから退避した位置との間で移動自在となって
おり、通常はバネ49により突出位置に向けて付勢され
ている。
【0015】固定ピン44と摺動ピン47とは、第1チ
ャッキング部31によって引張コイルバネ34が供給さ
れる時には自由長さとなった引張コイルバネ34のフッ
クが引っ掛かる間隔を保っており、第1チャッキング部
31によって引張コイルバネ34が供給された後にはシ
リンダ45の作動により引張コイルバネ34を所定長に
伸長した位置まで摺動ピン47をスライド移動させた間
隔となる。エアーノズル48は、ホース50を介して図
示していないコンプレッサからのエアーを伸長された引
張コイルバネ34に向けて吹き付ける。
【0016】第2チャッキング部33は、組付け準備部
32からインデックステーブ12の上の本体部品11の
フック受け11a,11bに引張コイルバネ34を組み
付けるものであり、これには引張コイルバネ34を伸長
した状態のまま保持する保持ヘッド51が昇降自在に設
けられている。この保持ヘッド51の先端には、伸長し
た引張コイルバネ34を保持した組付け準備部32の各
ピン44,47と同じ間隔を保って設けられた2つの固
定ピン52,53が取り付けられている。これらの固定
ピン52,53は、突出した位置とこれから退避した位
置との間で移動自在となっており、通常はバネ54によ
り突出位置に向けて付勢されている。
【0017】これらのバネ54は、組付け準備部32の
バネ49よりも強い弾性力を持ったものが用いられてい
る。このため、第2チャッキング部33が下降したとき
にこれの固定ピン52,53が、組付け準備部32の固
定ピン44と摺動ピン47とを押し下げて引張コイルバ
ネ34が組付け準備部32から第2チャッキング部33
に供給される。
【0018】固定ピン52,53との間の保持ヘッド5
1には、保持される引張コイルバネ34の在席を検出す
るセンサ55が設けられている。このセンサ55として
は、例えば反射型のフォトセンサや近接スイッチ等を用
いるのが望ましい。このセンサ55から得られた信号
は、後述する引張コイルバネ組付装置制御部63に送出
される。
【0019】引張コイルバネ組付け装置21のステーシ
ョンに位置決めされたインデックステーブル12の本体
部品11は、これらのフック受け11a,11bが治具
等によ引張コイルバネ34を伸長した間隔で位置決めさ
れている。これにより第2チャッキング部33が下降し
たときに、フック受け11a,11bが第2チャッキン
グ部33の固定ピン52,53のそれぞれが押し下げら
れ、引張コイルバネ34が第2チャッキング部33から
本体部品11に組み付けられる。
【0020】供給用移載装置18、第1組立装置19、
第2組立装置20、引張コイルバネ組付け装置21、第
3組立装置22、第4組立装置23、第5組立装置2
4、第6組立装置25、第7組立装置26、検査装置2
7、不良品排出用移載装置28、良品排出用移載装置2
9及びインデックステーブル12の各装置は、個々の制
御部で制御されている。これらの各制御部60〜72
は、図3に示すようにシステムコントローラ73によっ
て統括的に制御されている。このシステムコントローラ
73は、各装置12,18〜29の動作タイミングを正
確にとらえるために、本部品11の進行を認識する検出
器(図示なし)から得られる信号や各制御部60〜72
から得られる作業完了信号、及び受渡し完了信号等を利
用して本体部品11の移動を予測するトラッキング制御
を行っている。
【0021】また、システムコントローラ73には、引
張コイルバネ組付け装置制御部63から引張コイルバネ
34の在席信号が入力される。そして、引張コイルバネ
34の在席が無い信号センサ55から得た場合、この引
張コイルバネ34を組み付ける対象となる本体部品11
に対して不良品として排出せずに再度新たな引張コイル
バネ34の組み付けを行わせるように、各制御部60〜
72を制御する。このときの制御は、インデックステー
ブル12に乗っけたまま1周させて組み付けるようにす
る。
【0022】このように構成された部品組付けシステム
の作用を説明する。供給ライン10で搬送された本体部
品11は、1個ずつ供給用移載装置18によってインデ
ックステーブル12の保持パレット16に移載される。
移載された本体部品11は、保持パレット16で位置決
めした状態で保持される。
【0023】次に、本体部品11は、インデックステー
ブル12の回転により第1組立装置19のステーション
に位置決めされる。ここで、第1組立装置19によって
第1の部品が組立られる。同様にこの本体部品11は第
2組立装置20によって第2の部品が組み付けられた後
に、引張コイルバネ組付け装置21のステーションに位
置決めされる。
【0024】制御部63は、システムコントローラ73
から組付け開始信号を得ると、振動ボールフィーダ30
を作動させ、引張コイルバネ34をトラックで移動させ
る。そして、移動した引張コイルバネ34の先端が供給
位置にある受け部36の左端部に当接すると、図示しな
いマイクロスイッチにより、振動ボールフィーダ30の
作動を停止する。
【0025】振動ボールフィーダ30を停止した後、制
御部63は、シリンダ37を作動させ、受け部36を図
3に示す払出し位置にスライド移動させる。制御部63
は、受け部36が払出し位置に移動完了したことを図示
していない検出器によって検知し、この検知後に上方に
位置する第1チャッキング部31の吸着ヘッド39を下
降させ、この吸着ヘッド39で受け部36の引張コイル
バネ34を吸着するように制御する。これにより、吸着
ヘッド39は、フックの相互を平行に保った状態で引張
コイルバネ34を保持する。
【0026】しかる後に、吸着ヘッド39は、引張コイ
ルバネ34を吸着保持しながら上昇する。吸着ヘッド3
9の先端が所定の位置まで上昇するとリードスクリュウ
38の回転により第1チャッキング部31を組付け準備
部32の上方まで移動させる。そして、第1チャッキン
グ部31が組付け準備部32の上方に達するとその回転
を停止し、吸着ヘッド39を下降させる。
【0027】吸着ヘッド39の下降は、その先端が組付
け準備部32の固定及び摺動ピン44,47に当接する
と停止し、これと同時に吸引を停止する。これにより、
引張コイルバネ34は、図5に示すようにフックが固定
及び摺動ピン44,47に引っ掛かかる。この後吸着ヘ
ッド39を所定の位置まで上昇させる。この上昇が行わ
れた時点で、制御部63は、シリンダ45を作動して摺
動ピン47を移動させ、図6に示すように引張コイルバ
ネ34を所定長さに伸長した後、エアーノズル48を作
動させてエアーを引張コイルバネ34に吹き付ける。こ
のとき、引張コイルバネ34は、それ自身の弾性により
確りと固定及び摺動ピン44,47に引っ掛かっている
から吹き飛ばされることはない。なお、上昇した後の第
1チャッキング部31はリードスクリュウ38の逆回転
により受け部12の上方に移動される。
【0028】第1チャッキング部31が受け部12の上
方に移動した際には、第2チャッキング部33が組付け
準備部32の上方に位置している。そして、前述したよ
うに吸着ヘッド39の下降を行うと同時に、第2チャッ
キング部33の保持ヘッド51の下降も行う。保持ヘッ
ド51の下降は、図7に示すように、固定ピン52,5
3が組付け準備部32の固定及び摺動ピン44,47を
押し下げた時点で完了する。
【0029】固定ピン52,53は、これを付勢するバ
ネ54が固定及び摺動ピン44,47を付勢するバネ4
7よりも弾性力が強いため、組付け準備部32の固定及
び摺動ピン44,47をバネ47の付勢に抗して押し下
げる。このとき、固定台43及び移動台46とに固定さ
れたストッパ75,76が引張コイルバネ34を保持ヘ
ッド51の固定ピン52,53へ向けて移動させる。こ
れにより、引張コイルバネ34が組付け準備部32から
第2チャッキング部33へ供給される。
【0030】しかる後に、保持ヘッド51が上方に移動
し、リードスクリュウ38の回転により第2チャッキン
グ部33がインデックステーブル12に保持された本体
部品11の上方に移動し、その後、保持ヘッド51の下
降が行われる。この保持ヘッド51の下降は、本体部品
11のフック受け11a,11bによって固定ピン5
2,53が押し上げられるまで行われる。このとき、保
持ヘッド51に固定したストッパ77,78によって引
張コイルバネ34は固定ピン52,53からフック受け
11a,11bに移動される。これにより、引張コイル
バネ34は、第2チャッキング部33から本体部品11
に組付けられる。
【0031】制御部63は、引張コイルバネ34が第2
チャッキング部33から本体部品11に組付けられるま
での間、センサ53を介して引張コイルバネ34の在席
を検出しており、引張コイルバネ34の組み付けが完了
した時点で送出する組付け完了信号とともに、引張コイ
ルバネ34の在席の有りの信号をシステムコントローラ
73に送出する。
【0032】システムコントローラ73は、引張コイル
バネ34の在席の有りの信号を受けると、引張コイルバ
ネ組付け装置63のステーションに停止している本体部
品11に対して、これに引張コイルバネ34が組付けら
れたと判断する。その後、インデックステーブルを回転
させてこの本体部品11を順次に第3から第7組立装置
22〜26、及び検査装置27のステーションに位置決
めさせ、各ステーションに位置決めした後に第3から第
7組立装置22〜26、及び検査装置27を作動させ
る。その後、検査装置27の検査結果が合格である場合
には、次の不良品排出用移載装置28を作動させずに、
その次の良品排出用移載装置29を作動させ、検査合格
となった本体部品11を良品搬送ライン14に製品13
として排出する。
【0033】ところで、一対のフックが互い90°捩じ
れた位置関係にある引張コイルバネ34aの場合、引張
コイルバネ組付装置21では、引張コイルバネ34aを
本体部品11に組み付けられない。これは、図9に示す
ように、この引張コイルバネ34aを吸着ヘッド39で
フック相互の向きを平行にした状態で吸着保持すること
ができない。このため、組付け準備部32に供給する際
には、一方のフックが固定及び摺動ピン44,47の何
れか一方にしか引っ掛からず、その後、摺動ピン47が
移動したときには図10に示すように引張コイルバネ3
4aが伸長されない状態となってしまう。このままの状
態にしておくとトラブルを生じさせてしまうが、摺動ピ
ン47を移動させた後にエアーノズル48から噴出され
るエアーによってこの引張コイルバネ34aが吹き飛ば
されるから、問題はない。
【0034】その後、保持ヘッド51は前述したと同様
な動作を行う。しかしながら、制御部63は、センサ5
3を介して引張コイルバネ34の在席を検知できないた
め、引張コイルバネ34の在席の無しの信号をシステム
コントローラ73に送出する。
【0035】システムコントローラ73は、引張コイル
バネ34の在席の無しの信号を受けると、引張コイルバ
ネ組付け装置63のステーションに停止している本体部
品11に対して、これに引張コイルバネ34が組付けら
れていないと判断し、再度この本体部品11に引張コイ
ルバネ34を組み付けるように制御する。
【0036】この制御を簡単に説明すると、図11に示
すようになる。すなわち、符号80で示した本体部品1
1が引張コイルバネ34が取り付けられていないと判断
された作業である。この作業で引張コイルバネ34が取
り付けられていない本体部品11に対してはインデック
ステーブル12の上で1周させ、これらの間の第3組立
装置22から第2組立装置20までの作業も行わないよ
うに制御する。
【0037】この本体部品11が引張コイルバネ組付け
装置21に戻ってくると、同図の符号81で示したよう
に、前述したと同様に引張コイルバネ34の組み付け作
業を行い、ここで組付けられたと判断された場合、この
本体部品11に対しては、第3ないし第7組立装置22
〜26を順次に作動させ、組み付けを行った後に、検査
装置27を作動させ、この検査装置27の検査結果に基
づいて不良品排出用移載装置28又は良品排出用移載装
置29の何れか一方を作動させる。
【0038】本実施例の部品組付けシステムは、インデ
ックステーブル12を用いているため、引張コイルバネ
34の在席無しの信号をセンサ55から得た場合、その
本体部品11に対してインデックステーブル12を1周
回して再度引張コイルバネ34を組み付けるようにして
いるが、本発明ではこれに限らず、例えばフリーフロー
ラインを用いた部品組付けシステムの場合には、その場
で再度引張コイルバネ34を組み付けるようにしてもよ
い。
【0039】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明では、制
御手段が、部品無しの信号をセンサから得た場合、部品
組付け手段と搬送手段とを制御して再度部品の組み付け
を行わせるようにしたから、引張コイルバネ等の部品の
組み付けミスによって発生する製品の不良を減少させる
ことができ、組立効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品組付け装置の概略を示す説明図で
ある。
【図2】引張コイルバネ組付け装置の概略を示す説明図
である。
【図3】部品組付け装置の電気的概略を示すブロック図
である。
【図4】引張コイルバネ組付け装置の受け部の動作を示
す説明図である。
【図5】引張コイルバネ組付け装置の吸着ヘッドの動作
を示す説明図である。
【図6】引張コイルバネ組付け装置の組付け準備部の動
作を示す説明図である。
【図7】組付け準備部から第2チャッキング部へ引張コ
イルバネを受け渡す際の動作を示す説明図である。
【図8】第2チャッキング部から本体部品へ引張コイル
バネを受け渡す際の動作を示す説明図である。
【図9】フック相互の向きが90°捩じられた引張コイ
ルバネを第1チャッキング部31から組付け準備部に受
け渡した状態を示す説明図である。
【図10】フック相互の向きが90°捩じられた引張コ
イルバネを組付け準備部からエアーで吹き飛ばした状態
を示す説明図である。
【図11】インデックステーブルの上の本体部品に対し
てシステムコントローラが制御する各装置の作業を示し
た図である。
【符号の説明】
10 供給ライン 11 本体部品 12 インデックステーブル。 14 良品排出ライン 15 不良品排出ライン 16 保持パレット 21 引張コイルバネ組付け装置 30 振動ボールフィーダ 31 第1チャッキング部 32 組付け準備部 33 第2チャッキング部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給装置から供給された部品をチャ
    ッキング手段によって一旦保持してから本体部品に組み
    付ける部品組付け手段と、前記本体部品を部品組付け手
    段の組み付け位置に搬送する搬送手段と、この搬送手段
    から得られる搬送完了信号を受けて部品組付け手段に組
    付け開始信号を送るとともに、部品組付け手段から得ら
    れる組付け完了信号を受けて搬送手段に搬送開始信号を
    送る制御手段と、前記チャッキング手段に保持された部
    品の有無を検出し、これに応じた信号を前記制御手段に
    送出するセンサ手段とを備え、前記制御手段は、部品無
    しの信号をセンサから得た場合、部品組付け手段と搬送
    手段とを制御して再度部品の組み付けを行わせることを
    特徴とする部品組付け装置。
JP22139893A 1993-09-06 1993-09-06 部品組付け装置 Pending JPH0768436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22139893A JPH0768436A (ja) 1993-09-06 1993-09-06 部品組付け装置

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