JP2003315121A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JP2003315121A
JP2003315121A JP2002116294A JP2002116294A JP2003315121A JP 2003315121 A JP2003315121 A JP 2003315121A JP 2002116294 A JP2002116294 A JP 2002116294A JP 2002116294 A JP2002116294 A JP 2002116294A JP 2003315121 A JP2003315121 A JP 2003315121A
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current
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signal
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JP2002116294A
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Shin Suzuki
伸 鈴木
Ichiro Mitsutake
一郎 光武
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Azbil Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/56Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
    • G01F1/58Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 励磁電流を広い範囲で多段切り替えした場合
でも、精度よく計測流量を算出できるようにする。 【解決手段】 励磁電流を広い範囲で多段切り替えした
場合に生ずる誤差、すなわち磁束微分ノイズによる誤差
や磁界−磁束密度特性の非線形性に起因する誤差を補正
する調整係数を励磁電流ごとに予めメモリ5D内へ登録
しておき、計測流量算出手段5Aで計測流量を算出する
際、そのときの励磁電流に対応する調整係数を用いて計
測流量を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電磁流量計に関
し、特に計測された流量の範囲ごとに励磁電流の電流値
を切替制御する機能を有する電磁流量計に関するもので
ある。 【0002】 【従来の技術】励磁電流をコイルに供給して管路内の流
体に磁界を印加し、その管路内に設けた電極から検出し
た信号起電力に基づきその流体の流量を計測する電磁流
量計では、流体に混入している商用電源ノイズ、電極に
対する流体に含まれる異物の衝突により発生するスパイ
ク性ノイズ、流体内の電荷イオンに起因して発生する電
気化学的ノイズ、流速と導電率に依存するノイズなどの
各種ノイズが発生する。このようなノイズの影響を低減
するには、励磁電流の電流値を大きくしてS/N比を改
善する方法が考えられる。 【0003】しかしながら、電磁流量計によっては、使
用できる励磁電流の電流値が制限されるものもある。例
えば、1対の信号線で電源供給および流量信号の伝送を
行う2線式電磁流量計では、得られた計測流量を所定レ
ンジの0〜100%値に変換し、その0〜100%値に
対応する4〜20mAのループ電流値からなる流量信号
に変換して出力している。このとき、2線式電磁流量計
では、そのループ電流を動作電源として用いているた
め、最低4mAで励磁電流を供給するとともに2線式電
磁流量計全体を動作させる必要がある。 【0004】従来、このような2線式電磁流量計では、
動作電源すなわちループ電流に余裕がある場合には、励
磁電流の電流値を大きくしてS/N比を改善するように
したものが提案されている(例えば、特開平8−500
43号公報など参照)。この2線式電磁流量計では、図
10に示すように、計測された流量(%値)を3つの流
量範囲I〜IIIに分割し、それぞれの流量範囲I,II,I
IIで、励磁電流Iexとしてそれぞれ4mA,8mA,
12mAの各電流値を用いている。これにより、常に4
mAの励磁電流を用いる場合と比較して、流量範囲II,
IIIで大きな電流値を用いて計測でき良好なS/N比が
得られる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電磁流量計では、流量範囲ごとに励磁電流の
電流値を切替制御しているため、励磁電流の電流値の変
化に伴って計測誤差が発生するという問題点があった。
例えば、図11に示すように、矩形波状の交流の励磁電
流をコイルへ印加した場合、コイルの特性に応じて実際
に流れる励磁電流Iexに伴い発生する磁束密度Bの波
形に遅れが生じ、検出電極から得られる信号起電力すな
わち交流流量信号に磁束微分ノイズが発生する。通常、
このような磁束微分ノイズの影響を抑制するため、交流
流量信号をサンプリングするサンプリング期間を、その
パルス状波形のうち磁束微分ノイズの影響が少ない後端
部分に設けてある。しかしながら、励磁電流の電流値を
増加させた場合は、その磁束微分ノイズが大きくなって
(図11中、波線表示参照)、流量ゼロの場合でもサン
プリング期間において電圧差Δeが発生し、計測流量の
誤差として現れる。 【0006】また、電磁流量計では、検出電極で得られ
た信号起電力を用いて計測流量を算出する場合、e=k
・B・v・Dの式を用いて流量vを求めている。ここ
で、eは信号起電力、kは定数、Bは磁束密度、Dは管
路口径である。このとき、磁束密度Bは磁界Hに比例
し、磁界Hは励磁電流に比例するものと見なして、磁束
密度Bを励磁電流Iexで近似している。これに対し
て、一般にコイルは磁界−磁束密度特性として非線形な
特性を有しており、磁界Hが余り大きく変化しなけれ
ば、磁界−磁束密度特性を線形近似しても大きな誤差は
生じない。例えば、図12に示すように、磁界H1で磁
束密度がB1の場合、磁界H1以下の範囲における磁束
密度は、B=a1・H1(但し、a1=B1/H1)で
近似しても、大きな誤差はない。 【0007】しかしながら、励磁電流の切り替え範囲を
広げて大きな励磁電流を用いることにより、磁界が大き
く変化する場合は、磁界−磁束密度特性を線形近似でき
なくなり、誤差が大きくなる。例えば、磁界H2で磁束
密度がB2の場合、上記と同様にして線形近似すると、
磁界H2以下の磁束密度は、B=a2・H2(但し、a
2=B2/H2)となるため、磁界H1において近似磁
束密度B’=a2・H1と実際の磁束密度B1とに誤差
ΔBが生じ、結果として計測流量に誤差が生じる。本発
明はこのような課題を解決するためのものであり、励磁
電流を広い範囲で多段切り替えした場合でも、精度よく
計測流量を算出できる電磁流量計を提供することを目的
としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明にかかる電磁流量計は、交流の励磁電
流をコイルに供給して管路内の流体に磁界を印加し、そ
の流体から検出した信号起電力に基づき演算処理部で計
測流量を算出する電磁流量計において、演算処理部は、
励磁電流の電流値として予め用意されている複数の電流
値のいずれかを、算出した計測流量に応じて切替選択す
る励磁電流切替制御手段と、信号起電力から計測流量を
算出する際、励磁電流の各電流値ごとに予め設定されて
いる調整係数のうち、当該信号起電力が得られた際の励
磁電流の電流値に対応する調整係数に基づき、当該信号
起電力から算出した計測流量を補正する計測流量算出手
段とを備えるようにしたものである。 【0009】好ましくは、調整係数として、励磁電流の
各電流値ごとに異なったレベルで信号起電力に発生する
磁束微分ノイズを補正するためのゼロ調整係数を用いて
もよい。好ましくは、調整係数として、励磁電流の各電
流値ごとに異なったレベルで磁界−磁束密度特性の非線
形性により発生する、コイルの実際の磁束密度と計測流
量算出用の標準磁束密度との誤差を補正するための励磁
調整係数を用いてもよい。好ましくは、調整係数とし
て、励磁電流の各電流値ごとに異なったレベルで信号起
電力に発生する磁束微分ノイズを補正するためのゼロ調
整係数と、励磁電流の各電流値ごとに異なったレベルで
磁界−磁束密度特性の非線形性により発生する、コイル
の実際の磁束密度と計測流量算出用の標準磁束密度との
誤差を補正するための励磁調整係数とを用いてもよい。 【0010】好ましくは、ゼロ調整係数として、各電流
値の励磁電流をそれぞれ供給して得られた流量ゼロの際
の信号起電力から算出した計測流量を用いてもよい。好
ましくは、その励磁調整係数として、各電流値の励磁電
流をそれぞれ供給して実測された管路内の磁束密度と当
該電流値に対応する標準磁束密度との磁束密度比を用い
てもよい。 【0011】好ましくは、励磁調整係数として、各電流
値の励磁電流をそれぞれ供給して実際に流体を流した際
の信号起電力から算出した計測流量とそのとき別途計測
して得られた流量との流量比を用いてもよく、各電流値
の励磁電流をそれぞれ供給して既知の一定流量で流体を
流した際の信号起電力から算出された計測流量と一定流
量との流量比を用いてもよい。 【0012】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形
態にかかる電磁流量計の構成を示すブロック図である。
この電磁流量計において、検出器10Bは、所定の励磁
電流に基づいて管内の流体に磁界を印加し、流体に発生
した信号起電力を検出信号として検出出力する。変換器
10Aは、検出器10Bに対して所定の交流励磁電流を
出力するとともに、検出器10Bからの検出信号を信号
処理することにより管路9内の流量を算出出力する。 【0013】検出器10Bにおいて、検出電極9A,9
Bは被測定流体が流れる管路9の内壁に対向して配置さ
れ、流体に発生した信号起電力を検出する電極、励磁コ
イル9Cは変換器10Aからの励磁電流に基づいて励磁
され、管路9内の流体に磁界を印加するコイルである。
変換器10Aにおいて、スイッチング部8は、所定クロ
ックに基づいてサンプリング信号8A,8Bおよび励磁
信号8Cを生成出力する回路部、励磁部7はスイッチン
グ部8からの励磁信号8Cに基づいて交流矩形波で所定
周波数の励磁電流を、励磁電流制御信号7Aで指定され
た電流値で出力する回路部である。 【0014】初段増幅部1は、検出器10Bの検出電極
9A,9Bから得られた検出信号に混入するパルス状ノ
イズや低周波ノイズをハイパスフィルタで減衰させた
後、AC増幅回路によりその検出信号を交流増幅し、流
量に応じて振幅が変化する交流流量信号11として出力
する回路部である。サンプルホールド部2は、スイッチ
ング部8からのサンプリング信号8A,8Bに基づい
て、初段増幅部1からの交流流量信号11をサンプリン
グし、流量に応じて直流電位が変化する直流流量信号1
2として出力する回路部である。 【0015】なお、サンプリング期間は、初段増幅部1
からの交流流量信号11のうちコイル9Cによる磁束微
分ノイズの影響が少ない波形後短部(斜線ハッチング部
分)に設けられており、サンプルホールド部2では、こ
のサンプリング期間だけスイッチ2A,2Bをそれぞれ
短絡して交流流量信号11を積分し、直流流量信号12
として出力する。また、交流流量信号11が正側の場合
には、スイッチング信号8Aに基づいてスイッチ2Aの
みが短絡され、交流流量信号11が負側の場合には、そ
の交流流量信号11がインバータ2Cで反転された後、
スイッチング信号8Bに基づいてスイッチ2Bのみが短
絡される。 【0016】A/D変換部3は、サンプルホールド部2
からの直流流量信号12をA/D変換しデジタル流量信
号13に変換して出力する回路部である。演算処理部5
は、A/D変換部3からのデジタル流量信号13に対し
て所定の演算処理を実行することにより所望の流量を算
出するとともに、そのときの励磁電流値に応じた調整係
数に基づき算出した流量を補正し、計測流量15として
出力する回路部である。また演算処理部5では、算出し
た計測流量に基づき励磁電流の電流値の切替制御も行
う。出力部6は演算処理部5から出力された計測流量1
5を所定の流量信号(ループ電流)16に変換して出力
する回路部である。 【0017】演算処理部5には、計測流量算出手段5
A、励磁電流制御手段5B、調整係数設定手段5Cおよ
びメモリ5Dが設けられている。計測流量算出手段5A
では、A/D変換部3から出力されたデジタル流量信号
13に基づき所望の流量を算出するとともに、メモリ5
Dに設定されている調整係数のうちそのときの励磁電流
値に応じた調整係数を用いて上記流量を補正する。励磁
電流制御手段5Bでは、励磁電流制御信号7Aを用いて
現在の流量に応じた励磁電流値を選択して励磁部7へ指
示する。調整係数設定手段5Cは、励磁電流制御手段5
Bで切り替えられる各励磁電流ごとに流量を補正するた
めの調整係数を算出してメモリ5Dへ予め設定する。メ
モリ5Dは、計測流量算出手段5Aで流量を補正するの
に用いる調整係数など演算処理部5での処理に用いる各
種情報を記憶する。 【0018】演算処理部5のうち、計測流量算出手段5
A、励磁電流制御手段5Bおよび調整係数設定手段5C
の各機能手段は、CPUなどのマイクロプロセッサやそ
の周辺回路からなるハードウェア資源と、上記マイクロ
プロセッサで実行されるソフトウェアとが協働すること
により実現されている。 【0019】次に、図2および図3を参照して、本実施
の形態にかるる電磁流量計の動作について説明する。図
2は本実施の形態にかる電磁流量計の励磁電流切替方法
を示す説明図である。図3は流量算出に用いる調整係数
を示す説明図である。本実施の形態では、演算処理部5
の計測流量算出手段5Aで算出された計測流量に基づい
て励磁電流を多段階ここでは5段階に切り替えている。
図2では横軸に計測流量がループ電流範囲4〜20mA
に対する%値で表示され、縦軸に各計測流量における励
磁電流およびループ電流が表示されている。 【0020】具体的には、計測流量(%値)を5つの流
量範囲I〜Vに分割し、それぞれの流量範囲I,II,II
I,IV,Vで、励磁電流としてそれぞれI1(4m
A),I2,I3,I4,I5の各電流値を用いてい
る。これにより、常にI1=4mAの励磁電流を用いる
場合と比較して、流量範囲II〜Vで大きな電流値を用い
て計測でき良好なS/N比が得られる。 【0021】このとき、前述したように、交流矩形波状
の励磁電流をコイル9へ印加した場合、コイル9の特性
に応じて実際に流れる励磁電流波形および磁束密度に遅
れが生じ、検出電極9A,9Bから得られる信号起電力
すなわち交流流量信号に磁束微分ノイズが発生する。本
実施の形態では、図3に示すように、流量ゼロにおける
計測流量をゼロ調整係数Vz(1)〜Vz(5)とし
て、各励磁電流値I1〜I5ごとに予めメモリ5D内に
登録しておき、計測流量算出手段5Aで計測流量を算出
する際、そのときの励磁電流Iiに対応するゼロ調整係
数Vz(i)を用いて補正している。 【0022】磁束微分ノイズによる誤差は、前述の図1
1で述べたように信号起電力に対して加算された形で重
畳する。したがって、それぞれの励磁電流で発生する磁
束微分ノイズによる誤差分の流量を、その信号起電力か
ら算出された計測流量vから減算すればよい。すなわ
ち、励磁電流Iiにおけるゼロ調整係数をVz(i)と
すると、補正後の計測流量Vは、V=v−Vz(i)で
算出される。 【0023】また、励磁電流を多段切替した場合、前述
の図12で述べたように磁界−磁束密度特性の非線形性
に起因する誤差も発生する。本実施の形態では、図3に
示すように、磁界−磁束密度特性の非線形に起因する磁
束密度の誤差を示す磁束密度比あるいは流量比を励磁調
整係数A(1)〜A(5)として、各励磁電流値I1〜
I5ごとに予めメモリ5D内に登録しておき、計測流量
算出手段5Aで計測流量を算出する際、そのときの励磁
電流Iiに対応する励磁調整係数A(i)を用いて補正
している。 【0024】磁界−磁束密度特性の非線形性は、各励磁
電流Iiに対して計測流量算出時に用いる標準的な磁束
密度Bi’と実際に管路内に生ずる磁束密度Biとの誤
差となって現れる。ここで、計測流量vは、磁束密度と
反比例していることから、標準の磁束密度Bi’と各励
磁電流における実際の磁束密度Biとの比、すなわちA
(i)=Bi/Bi’を、標準の磁束密度Bi’を用い
て算出した計測流量へ積算すればよい。すなわち、励磁
電流Iiにおける励磁調整係数をA(i)とすると、補
正後の計測流量Vは、V=v・A(i)で算出される。
なお、磁束密度比に代えて、既知の流量とその計測流量
との流量比を励磁調整係数A(i)として用いてもよ
い。 【0025】さらに、これら磁束微分ノイズによる誤差
と磁界−磁束密度特性の非線形性に起因する誤差の両方
を補正する場合には、ゼロ調整係数Vz(i)と励磁調
整係数A(i)の両方を用いることにより、補正後の計
測流量Vは、V=v・A(i)−Vz(i)で算出され
る。 【0026】このように、磁束微分ノイズによる誤差や
磁界−磁束密度特性の非線形性に起因する誤差を補正す
る調整係数を励磁電流ごとに予めメモリ5D内へ登録し
ておき、計測流量算出手段5Aで計測流量を算出する
際、そのときの励磁電流に対応する調整係数を用いて計
測流量を補正するようにしたので、励磁電流を広い範囲
で切り替えた場合でも、精度よく計測流量を算出でき
る。 【0027】次に、図4および図5を参照して、ゼロ調
整係数の設定方法について説明する。図4はゼロ調整係
数設定処理を示すフローチャートである。図5はゼロ調
整係数を示す説明図である。演算処理部5の調整係数設
定手段5Cでは、図4のゼロ調整係数設定処理に基づい
て、予め各励磁電流におけるゼロ調整係数を算出し、メ
モリ5Dへ設定登録する。まず、当該電磁流量計の管路
9に張水しておく(ステップ100)。このとき、流量
をゼロとする。次に、各励磁電流のうち未処理の励磁電
流Ikを励磁電流選択手段5Bで選択し(ステップ10
1)、励磁部7から励磁コイル9Cに対して励磁電流I
kを供給する(ステップ102)。 【0028】これに応じて、電極9A,9Bに生じた信
号起電力を初段増幅器1で増幅し、その交流流量信号1
1をサンプルホールド部2で通常の流量計測時と同様に
サンプリングする。そして、得られた直流流量信号12
をA/D変換部3を介して計測流量算出手段5Aに取り
込み、流量ゼロ時における計測流量を算出する(ステッ
プ103)。このようにして、選択した励磁電流におけ
る流量ゼロ時の計測流量を複数回算出し、平均値算出な
どの統計処理を行う(ステップ104)。これにより、
図5に示すように、磁束微分ノイズによる誤差流量が算
出され、得られた誤差流量を当該励磁電流Ikにおける
ゼロ調整係数Vz(k)として、メモリ5Dへ格納する
(ステップ105)。 【0029】その後、すべての励磁電流について、ゼロ
調整係数の設定処理が終了していない場合は(ステップ
106:NO)、ステップ101へ戻って未処理の励磁
電流に関する処理を実行し、すべての励磁電流について
ゼロ調整係数の設定処理が終了した時点で(ステップ1
06:YES)、一連のゼロ調整係数設定処理を終了す
る。これにより、図5に示すように、励磁電流の大きさ
により異なる磁束微分ノイズによる誤差が、各励磁電流
ごとに個別に設定される。 【0030】このように、管路9に張水するとともに流
量をゼロとした状態で、通常の流量計測時と同様の処理
動作で測定した計測流量をゼロ調整係数として設定する
ようにしたので、特別な装置や高度な処理を必要とする
ことなく、容易にゼロ調整係数を設定できる。また、実
際の電磁流量計すなわち変換器10Aと検出器10Bと
を用いて変換器10Aの調整係数設定手段5Cでゼロ調
整係数を設定できることから、装置間のばらつきによる
誤差も少なく、高精度でゼロ調整係数を設定できる。な
お、磁束微分ノイズについて装置間のばらつきが少ない
場合は、複数の電磁流量計から得られたゼロ調整係数を
統計処理し、得られた代表的なゼロ調整係数を各電磁流
量計のメモリ5Dへ設定するようにしてもよい。これに
より、各変換器10Aに調整係数設定手段5Cを設ける
必要がなくなる。 【0031】次に、図6および図7を参照して、励磁調
整係数の設定方法について説明する。図6は励磁調整係
数設定処理を示すフローチャートである。図7は励磁調
整係数を示す説明図である。演算処理部5の調整係数設
定手段5Cでは、図6の励磁調整係数設定処理に基づい
て、予め各励磁電流における励磁調整係数を算出し、メ
モリ5Dへ登録する。まず、当該電磁流量計の管路9内
を空の状態にする(ステップ110)。次に、各励磁電
流のうち未処理の励磁電流Ikを励磁電流選択手段5B
で選択し(ステップ111)、励磁部7から励磁コイル
9Cに対して励磁電流Ikを供給する(ステップ11
2)。 【0032】ここで、別体の磁場測定器を用いて、当該
電磁流量計の管路9内に生じている磁束密度を測定し、
その測定結果をデータとして調整係数設定手段5Cへ入
力する(ステップ113)。調整係数設定手段5Cで
は、このようにして外部から入力された複数の測定結果
すなわち励磁電流Ikにおける複数の磁束密度につい
て、平均値算出などの統計処理を行う(ステップ11
4)。これにより、励磁電流Ikにおける磁界−磁束密
度特性の非線形性を含む実際の磁束密度Bkが得られ
る。 【0033】このとき、実際の磁束密度Bkと流量算出
に用いる標準的な磁束密度Bk’との関係は、図7に示
すように、差分磁束密度ΔBkを用いて、Bk=Bk’
−ΔBkと表される。本実施の形態では、これを励磁調
整係数A(k)を用いて、Bk=A(k)・Bk’と表
し、標準的な磁束密度Bk’を用いて算出した計測流量
に対する乗算のみで補正するようにしている。したがっ
て、実際の磁束密度Bkと当該励磁電流の際の流量算出
に用いる標準的な磁束密度Bk’との磁束密度比すなわ
ちBk/Bk’を求め(ステップ115)、これを当該
励磁電流Ikにおける励磁調整係数A(k)として、メ
モリ5Dへ格納する(ステップ116)。 【0034】その後、すべての励磁電流について、励磁
調整係数の設定処理が終了していない場合は(ステップ
117:NO)、ステップ111へ戻って未処理の励磁
電流に関する処理を実行し、すべての励磁電流について
励磁調整係数の設定処理が終了した時点で(ステップ1
17:YES)、一連の励磁調整係数設定処理を終了す
る。これにより、図7に示すように、励磁電流により異
なる磁界−磁束密度特性71について、各励磁電流ごと
に最も小さい誤差で磁束密度を近似する励磁調整係数A
(k)が得られる。 【0035】このように、管路9内が空の状態で、各励
磁電流ごとに実際に管路9で生じる磁束密度Bkを測定
し、当該励磁電流の際の流量算出に用いる標準的な磁束
密度Bk’との比を励磁調整係数として設定するように
したので、高度な処理を必要とすることなく容易に励磁
調整係数を設定できる。また、実際の電磁流量計すなわ
ち変換器10Aと検出器10Bとを用いて変換器10A
の調整係数設定手段5Cで励磁調整係数を設定できるこ
とから装置間のばらつきによる誤差も少なく、高精度で
励磁調整係数を設定できる。なお、磁界−磁束密度特性
について装置間のばらつきが少ない場合は、複数の電磁
流量計から得られた励磁調整係数を統計処理し、得られ
た代表的な励磁調整係数を各電磁流量計のメモリ5Dへ
設定するようにしてもよい。これにより、各変換器10
Aに調整係数設定手段5Cを設ける必要がなくなる。 【0036】次に、図8を参照して、励磁調整係数の他
の設定方法について説明する。図8は他の励磁調整係数
設定処理を示すフローチャートである。演算処理部5の
調整係数設定手段5Cでは、図8の励磁調整係数設定処
理に基づいて、予め各励磁電流における励磁調整係数を
算出し、メモリ5Dへ登録する。まず、当該電磁流量計
の管路9に張水しておく(ステップ120)。次に、各
励磁電流のうち未処理の励磁電流Ikを励磁電流選択手
段5Bで選択し(ステップ121)、励磁部7から励磁
コイル9Cに対して励磁電流Ikを供給する(ステップ
122)。 【0037】ここで、管路9に対して実流を開始し(ス
テップ123)、通常の計測動作を行って計測流量算出
手段5Aで計測流量を算出する(ステップ124)。こ
れと並行して、管路9に流された実流量を別体の秤によ
り測定し、その測定結果をデータとして調整係数設定手
段5Cへ入力する(ステップ125)。調整係数設定手
段5Cでは、このようにして外部から入力された複数の
測定結果すなわち励磁電流Ikにおける複数の実流量に
ついて、平均値算出などの統計処理を行う(ステップ1
26)。これにより、磁界−磁束密度特性の非線形性に
よる誤差を含まない実流量Vが得られ、この実流量Vと
計測流量算出手段5Aで算出された計測流量vとの流量
比すなわちV/vを求め(ステップ127)、これを当
該励磁電流Ikにおける励磁調整係数A(k)として、
メモリ5Dへ格納する(ステップ128)。 【0038】その後、すべての励磁電流について、励磁
調整係数の設定処理が終了していない場合は(ステップ
129:NO)、ステップ121へ戻って未処理の励磁
電流に関する処理を実行し、すべての励磁電流について
励磁調整係数の設定処理が終了した時点で(ステップ1
29:YES)、一連の励磁調整係数設定処理を終了す
る。これにより、励磁電流により異なる磁界−磁束密度
特性の非線形性による誤差について、各励磁電流ごとに
補正する励磁調整係数A(k)が得られる。 【0039】このように、管路9に対して実流試験を行
って得られた実流値と、電磁流量計の計測により得られ
た計測流量との比を励磁調整係数として設定するように
したので、高度な処理を必要とすることなく磁界−磁束
密度特性の非線形性による誤差を精度よく補正できる励
磁調整係数を設定できる。また、実際の電磁流量計すな
わち変換器10Aと検出器10Bとを用いて調整係数設
定手段5Cで励磁調整係数を設定できることから装置間
のばらつきによる誤差も少なく、高精度で励磁調整係数
を設定できる。なお、磁界−磁束密度特性について装置
間のばらつきが少ない場合は、複数の電磁流量計から得
られた励磁調整係数を統計処理し、得られた代表的な励
磁調整係数を各電磁流量計のメモリ5Dへ設定するよう
にしてもよい。これにより、各変換器10Aに調整係数
設定手段5Cを設ける必要がなくなる。 【0040】次に、図9を参照して、励磁調整係数の他
の設定方法について説明する。図9は他の励磁調整係数
設定処理を示すフローチャートである。演算処理部5の
調整係数設定手段5Cでは、図9の励磁調整係数設定処
理に基づいて、予め各励磁電流における励磁調整係数を
算出し、メモリ5Dへ登録する。まず、当該電磁流量計
の管路9に流量を一定(既知)にして実流を開始する
(ステップ130)。次に、各励磁電流のうち未処理の
励磁電流Ikを励磁電流選択手段5Bで選択し(ステッ
プ131)、励磁部7から励磁コイル9Cに対して励磁
電流Ikを供給する(ステップ132)。 【0041】ここで、通常の計測動作を行って計測流量
算出手段5Aで計測流量を算出する(ステップ13
3)。調整係数設定手段5Cでは、このようにして計測
流量算出手段5Aで計測された複数の計測流量値につい
て、平均値算出などの統計処理を行う(ステップ13
4)。これにより、磁界−磁束密度特性の非線形性によ
る誤差を含む計測流量vが得られ、この計測流量vと実
際に管路9へ流した一定流量値Vとの流量比すなわちV
/vを求め(ステップ135)、これを当該励磁電流I
kにおける励磁調整係数A(k)として、メモリ5Dへ
格納する(ステップ136)。 【0042】その後、すべての励磁電流について、励磁
調整係数の設定処理が終了していない場合は(ステップ
137:NO)、ステップ131へ戻って未処理の励磁
電流に関する処理を実行し、すべての励磁電流について
励磁調整係数の設定処理が終了した時点で(ステップ1
37:YES)、一連の励磁調整係数設定処理を終了す
る。これにより、励磁電流により異なる磁界−磁束密度
特性の非線形性による誤差について、各励磁電流ごとに
補正する励磁調整係数A(k)が得られる。 【0043】このように、管路9に対して実流試験を行
ったときの一定流量と、電磁流量計の計測により得られ
た計測流量との比を励磁調整係数として設定するように
したので、高度な処理を必要とすることなく磁界−磁束
密度特性の非線形性による誤差を精度よく補正できる励
磁調整係数を設定できる。また、実際の電磁流量計すな
わち変換器10Aと検出器10Bとを用いて調整係数設
定手段5Cで励磁調整係数を設定できることから装置間
のばらつきによる誤差も少なく、高精度で励磁調整係数
を設定できる。なお、磁界−磁束密度特性について装置
間のばらつきが少ない場合は、複数の電磁流量計から得
られた励磁調整係数を統計処理し、得られた代表的な励
磁調整係数を各電磁流量計のメモリ5Dへ設定するよう
にしてもよい。これにより、各変換器10Aに調整係数
設定手段5Cを設ける必要がなくなる。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように、本発明は、演算処
理部の励磁電流切替制御手段で、励磁電流の電流値とし
て予め用意されている複数の電流値のいずれかを、算出
した計測流量に応じて切替選択するものとし、計測流量
算出手段では、信号起電力から計測流量を算出する際、
励磁電流の各電流値ごとに予め設定されている調整係数
のうち、当該信号起電力が得られた際の励磁電流の電流
値に対応する調整係数に基づき、当該信号起電力から算
出した計測流量を補正するようにしたので、励磁電流を
広い範囲で多段切り替えした場合でも、精度よく計測流
量を算出できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の一実施の形態にかかる電磁流量計の
構成を示すブロック図である。 【図2】 図1の電磁流量計の励磁電流切替方法を示す
説明図である。 【図3】 流量算出に用いる調整係数を示す説明図であ
る。 【図4】 ゼロ調整係数設定処理を示すフローチャート
である。 【図5】 ゼロ調整係数を示す説明図である。 【図6】 励磁調整係数設定処理を示すフローチャート
である。 【図7】 励磁調整係数を示す説明図である。 【図8】 他の励磁調整係数設定処理を示すフローチャ
ートである。 【図9】 他の励磁調整係数設定処理を示すフローチャ
ートである。 【図10】 従来の電磁流量計の励磁電流切替方法を示
す説明図である。 【図11】 磁束微分ノイズによる誤差を示す説明図で
ある。 【図12】 磁界−磁束密度特性の非線形性による誤差
を示す信号波形図である。 【符号の説明】 10A…変換器、1…初段増幅器、2…サンプルホール
ド部、2A,2B…スイッチ、2C…インバータ、3…
A/D変換部、5…演算処理部、5A…計測流量算出手
段、5B…励磁電流制御手段、5C…調整係数設定手
段、5D…メモリ、6…出力部、7…励磁部、7A…励
磁電流制御信号、8…スイッチング部、8A,8B…サ
ンプリング信号、8C…励磁信号、10B…検出器、9
…管路、9A,9B…検出電極、9C…励磁コイル、1
1…交流流量信号、12…直流流量信号、13…デジタ
ル流量信号、15…計測流量、16…流量信号、Vz…
ゼロ調整係数、A…励磁調整係数。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F030 CD11 CD13 CE05 2F035 BD04 CA04 CA06 CB03 CB06 CB09

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 交流の励磁電流をコイルに供給して管路
    内の流体に磁界を印加し、その流体から検出した信号起
    電力に基づき演算処理部で計測流量を算出する電磁流量
    計において、 前記演算処理部は、前記励磁電流の電流値として予め用
    意されている複数の電流値のいずれかを、算出した前記
    計測流量に応じて切替選択する励磁電流切替制御手段
    と、 前記信号起電力から計測流量を算出する際、前記励磁電
    流の各電流値ごとに予め設定されている調整係数のう
    ち、当該信号起電力が得られた際の前記励磁電流の電流
    値に対応する調整係数に基づき、当該信号起電力から算
    出した計測流量を補正する計測流量算出手段とを備える
    ことを特徴とする電磁流量計。
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