JP2009121867A - 電磁流量計 - Google Patents

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    • G01F1/56Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
    • G01F1/58Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters
    • G01F1/60Circuits therefor

Abstract

【課題】瞬間的な電源電圧の変動に対し、同期パルス信号の周波数の変動を生じ難くし、正確な流量計測を可能とする。
【解決手段】商用電源の周波数に同期したパルス信号(同期パルス信号)を生成する交流同期回路10におけるコンパレータをヒステリシス機能を有するコンパレータ7’とする。コンパレータ7’に第1の閾値Vth1と第1の閾値Vth1よりも低い第2の閾値Vth2とを設定する。コンパレータ7’は、分圧回路6からの分圧交流信号のレベルと第1の閾値Vth1とを比較し、分圧交流信号のレベルが第1の閾値Vth1を上回った場合に同期パルス信号のレベルを「L」レベルから「H」レベルへと反転させ、分圧交流信号のレベルが第2の閾値Vth2を下回った場合に同期パルス信号のレベルを「H」レベルから「L」レベルへと反転させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、商用電源の周波数に同期したパルス信号を基準として定められるタイミングで、励磁コイルへ供給する励磁電流の方向の切り替えおよび信号電極間に生じる流量信号のサンプリングを行う電磁流量計に関するものである。
従来より、この種の電磁流量計は、測定管内を流れる流体の流れ方向に対して直交する方向に磁界を作る励磁コイルと、この励磁コイルが作る磁界と直交する方向に対向して測定管内に設けられた信号電極とを有し、励磁コイルが作る磁界により測定管内を流れる流体に発生する起電力を流量信号として信号電極より取り出すようにしている。
図8に従来の電磁流量計の要部を示す。同図において、1は測定管であり、非磁性金属製パイプ(例えば、非磁性ステンレス製のパイプ)2と、この非磁性金属製パイプ2の内側に形成された絶縁性の樹脂によるライニング3とから構成される。4,4は測定管1の内周面に対向して設けられた信号電極である。
なお、図8には示されていないが、測定管1内を流れる流体の流れ方向に対して直交する方向に磁界を作る励磁コイルが設けられており、この励磁コイルが作る磁界と直交する方向に、対向して信号電極4,4が設けられている。
この電磁流量計は、例えば特許文献1に示されているように、商用電源の周波数に同期したパルス信号を生成する交流同期回路を備え、この交流同期回路が生成するパルス信号を基準として定められるタイミングで、励磁コイルへ供給する励磁電流の方向の切り替えおよび信号電極間に生じる流量信号のサンプリングを行う。
図9に特許文献1に示された電磁流量計における交流同期回路を含む回路構成を示す。同図において、5は電源回路、6は分圧回路、7はコンパレータ、8は偶数倍分周回路、9はタイミング回路であり、電源回路5と分圧回路6とコンパレータ7とで交流同期回路10が構成されている。この回路構成において、コンパレータ7には、唯一の閾値Vthが設定されている。以下、交流同期回路10が生成する商用電源の周波数に同期したパルス信号を同期パルス信号と呼ぶ。
図10に図9における各部の信号波形を示す。図9に示した回路構成において、商用電源から入力される交流信号は電源回路5を介して分圧回路6へ送られ、分圧回路6によって分圧されて分圧交流信号(図10(a))とされ、コンパレータ7に入へ送られる。コンパレータ7は、分圧回路6からの分圧交流信号のレベルを監視し、分圧交流信号のレベルが閾値Vthを上回った場合にその出力を「L」レベルから「H」レベルへと反転し、分圧交流信号のレベルが閾値Vthを下回った場合にその出力を「H」レベルから「L」レベルへと反転する。これにより、コンパレータ7からの出力信号として、図10(b)に示されるような同期パルス信号が得られる。
この同期パルス信号の一方は、タイミング回路9に直接出力されるとともに、他方は偶数倍分周回路8で偶数倍に分周されてタイミング回路9へ出力される。この結果、タイミング回路9の端子Xから、図10(c)に示すように、偶数倍分周回路8からの分周された同期パルス信号がそのまま第1のタイミング信号として出力され、この第1のタイミング信号によって励磁コイルへの励磁電流の方向の切り替えが行われる。また、タイミング回路9の端子Yから図10(d)に示すような信号が第2のタイミング信号として出力され、タイミング回路9の端子Zから図10(e)に示すような信号が第3のタイミング信号として出力され、この第2および第3のタイミングの信号によって信号電極4,4間に生じる流量信号のサンプリングが行われる。
特開平4−340423号公報(特公平7−9374号公報)
しかしながら、上述した従来の電磁流量計では、商用電源から入力される交流信号に瞬間的な電源電圧の変動が生じ、例えば、図11(a)に符号Pzで示すように、コンパレータ7への分圧交流信号のレベルが瞬間的に閾値Vthを挾んで上下に変化した場合、これを分圧交流信号の1波形と判断してしまい、余計な個数のパルスが発生し(図11(b)参照)、同期パルス信号の周波数が変動してしまうことがあった。この場合、同期パルス信号を基準として定められる第1〜第3のタイミング信号も変動してしまい、励磁コイルへ供給する励磁電流の方向の切り替えタイミングや信号電極4,4間に生じる流量信号のサンプリングのタイミングがずれ、正確な流量計測ができなくなってしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、瞬間的な電源電圧の変動に対し、同期パルス信号の周波数の変動を生じ難くし、正確な流量計測を可能とする電磁流量計を提供することにある。
このような目的を達成するために、第1発明(請求項1に係る発明)は、測定管内を流れる流体の流れ方向に対して直交する方向に磁界を作る励磁コイルと、この励磁コイルが作る磁界と直交する方向に対向して測定管内に設けられた信号電極と、商用電源の周波数に同期したパルス信号を生成する交流同期回路とを備え、交流同期回路が生成するパルス信号を基準として定められるタイミングで、励磁コイルへ供給する励磁電流の方向の切り替えおよび信号電極間に生じる流量信号のサンプリングを行う電磁流量計において、交流同期回路に、商用電源から入力される交流信号を分圧し分圧交流信号とする分圧回路と、この分圧回路からの分圧交流信号のレベルを監視し、分圧交流信号のレベルが予め定められている第1の閾値を上回った場合にパルス信号(同期パルス信号)のレベルを第1のレベルから第2のレベルへと反転させ、分圧交流信号のレベルが第1の閾値よりも低い第2の閾値を下回った場合にパルス信号(同期パルス信号)のレベルを第2のレベルから第1のレベルへと反転させるコンパレータとを設けたものである。
この発明によれば、交流同期回路のコンパレータにおいて、分圧交流信号のレベルと第1の閾値とが比較され、分圧交流信号のレベルが第1の閾値を上回った場合に同期パルス信号のレベルが第1のレベルから第2のレベルへと反転され、分圧交流信号のレベルが第1の閾値よりも低い第2の閾値を下回った場合に同期パルス信号のレベルが第2のレベルから第1のレベルへと反転される。
これにより、分圧交流信号のレベルが第1の閾値を上回って同期パルス信号のレベルが第1のレベルから第2のレベルへと反転された以降は、分圧交流信号のレベルが第1の閾値よりも低い第2の閾値を下回らなければ同期パルス信号のレベルは第2のレベルから第1のレベルへと反転せず、また、分圧交流信号のレベルが第2の閾値を下回って同期パルス信号のレベルが第2のレベルから第1のレベルへと反転された以降は、分圧交流信号のレベルが第2の閾値よりも高い第1の閾値を上回らなければ同期パルス信号のレベルは第1のレベルから第2のレベルへと反転せず、第1の閾値と第2の閾値との差を大きくすることによって、多少の電源電圧の変動では同期パルス信号のレベルが切り替わらないようにすることができる。
第1発明では、分圧回路からの分圧交流信号のレベルをコンパレータで比較するようにしたが、分圧回路からの分圧交流信号を全波整流して全波整流信号とする全波整流回路を設け、この全波整流回路からの全波整流信号のレベルをコンパレータで比較するようにしてもよい(第2発明(請求項2に係る発明))。この場合、コンパレータにおいて、全波整流信号のレベルを監視し、全波整流信号のレベルが第1の閾値を上回った場合にパルス信号(同期パルス信号)のレベルを第1のレベルから第2のレベルへと反転させ、全波整流信号のレベルが第1の閾値よりも低い第2の閾値を下回った場合にパルス信号(同期パルス信号)のレベルを第2のレベルから第1のレベルへと反転させるようにする。
また、第1発明において、交流同期回路に、コンパレータへの分圧交流信号に含まれる商用電源の周波数よりも高い周波数の信号を除去するローパスフィルタを設けるようにしてもよい。また、第2発明において、交流同期回路に、コンパレータへの全波整流信号に含まれる商用電源の周波数よりも高い周波数の信号を除去するローパスフィルタを設けるようにしてもよい。これにより、コンパレータに入る前に、商用電源の周波数よりも高い周波数の信号(高周波のノイズ)がローパスフィルタで除去される。
本発明によれば、交流同期回路のコンパレータにおいて、分圧交流信号(全波整流信号)のレベルを監視し、分圧交流信号(全波整流信号)のレベルが第1の閾値を上回った場合に同期パルス信号のレベルを第1のレベルから第2のレベルへと反転し、分圧交流信号(全波整流信号)のレベルが第1の閾値よりも低い第2の閾値を下回った場合に同期パルス信号のレベルを第2のレベルから第1のレベルへと反転するようにしたので、第1の閾値と第2の閾値との差を大きくすることによって、多少の電源電圧の変動では同期パルス信号のレベルが切り替わらないようにすることができ、瞬間的な電源電圧の変動に対し、同期パルス信号の周波数の変動を生じ難くし、正確な流量計測を行うようにすることが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1はこの発明に係る電磁流量計における交流同期回路を含む回路構成の一例(実施の形態1)を示す図である。同図において、図9と同一符号は図9を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示し、その説明は省略する。この実施の形態1では、コンパレータをヒステリシス機能を有するコンパレータ7’とし、コンパレータ7’に第1の閾値Vth1と第1の閾値Vth1よりも低い第2の閾値Vth2とを設定している。
図2に図1における各部の信号波形を示す。図1に示した回路構成において、商用電源から入力される交流信号は電源回路5を介して分圧回路6へ送られ、分圧回路6によって分圧されて分圧交流信号(図1(a))とされ、コンパレータ7’に送られる。コンパレータ7’は、分圧回路6からの分圧交流信号のレベルと第1の閾値Vth1とを比較し、分圧交流信号のレベルが第1の閾値Vth1を上回った場合に同期パルス信号のレベルを「L」レベルから「H」レベルへと反転させ、分圧交流信号のレベルが第2の閾値Vth2を下回った場合に同期パルス信号のレベルを「H」レベルから「L」レベルへと反転させる。これにより、コンパレータ7’からの出力信号として、図2(b)に示されるような同期パルス信号が得られる。
この同期パルス信号の一方は、タイミング回路9に直接出力されるとともに、他方は偶数倍分周回路8で偶数倍に分周されてタイミング回路9へ出力される。この結果、タイミング回路9の端子Xから、図2(c)に示すように、偶数倍分周回路8からの分周された同期パルス信号がそのまま第1のタイミング信号として出力され、この第1のタイミング信号によって励磁コイルへの励磁電流の方向の切り替えが行われる。また、タイミング回路9の端子Yから図2(d)に示すような信号が第2のタイミング信号として出力され、タイミング回路9の端子Zから図2(e)に示すような信号が第3のタイミング信号として出力され、この第2および第3のタイミングの信号によって信号電極間に生じる流量信号のサンプリングが行われる。
この実施の形態1では、分圧交流信号のレベルが第1の閾値Vth1を上回って同期パルス信号のレベルが「L」レベルから「H」レベルへと反転された以降は、分圧交流信号のレベルが第1の閾値Vth1よりも低い第2の閾値Vth2を下回らなければ同期パルス信号のレベルは「H」レベルから「L」レベルへと反転せず、また、分圧交流信号のレベルが第2の閾値Vth2を下回って同期パルス信号のレベルが「H」レベルから「L」レベルへと反転された以降は、分圧交流信号のレベルが第2の閾値Vth2よりも高い第1の閾値Vth1を上回らなければ同期パルス信号のレベルは「L」レベルから「H」レベルへと反転せず、第1の閾値Vth1と第2の閾値Vth2との差ΔVth(ΔVth=Vth1−Vth2)を大きくすることによって、多少の電源電圧の変動では同期パルス信号のレベルが切り替わらないようにすることができる。
すなわち、第1の閾値Vth1と第2の閾値Vth2との差ΔVthによってコンパレータ7’の動作にヒステリシスが設けられ、この差ΔVthを大きくすることによって、1波形と誤判断してしまうことのない電源電圧の変動幅を大きくすることが可能となる。これにより、例えば、図2(a)に符号Pzで示すように、瞬間的な電源電圧の変動が生じても、同期パルス信号の周波数の変動が生じ難くなり、正確な流量計測を行うようにすることが可能となる。
なお、閾値Vth1,Vth2は、同期パルス信号の生成に支障を与えないことを条件として定め、閾値Vth1,Vth2との差ΔVthは、その条件下において、可能な限り大きな値として定めることが望ましい。
〔実施の形態2〕
図3はこの発明に係る電磁流量計における交流同期回路を含む回路構成の他の例(実施の形態2)を示す図である。この実施の形態2では、分圧回路6とコンパレータ7’との間に全波整流回路11を設け、この全波整流回路11で全波整流した分圧交流信号を全波整流信号としてコンパレータ7’へ送るようにしている。
図4に図3における各部の信号波形を示す。図3に示した回路構成において、商用電源から入力される交流信号は電源回路5を介して分圧回路6へ送られ、分圧回路6によって分圧されて分圧交流信号(図4(a))とされ、全波整流回路11へ送られる。全波整流回路11は、分圧回路6からの分圧交流信号を全波整流し、この全波整流した分圧交流信号を全波整流信号(図4(b))としてコンパレータ7’へ送る。
コンパレータ7’は、全波整流回路11からの全波整流信号のレベルと第1の閾値Vth1とを比較し、全波整流信号のレベルが第1の閾値Vth1を上回った場合に同期パルス信号のレベルを「L」レベルから「H」レベルへと反転させ、全波整流信号のレベルが第2の閾値Vth2を下回った場合に同期パルス信号のレベルを「H」レベルから「L」レベルへと反転させる。これにより、コンパレータ7’からの出力信号として、図4(c)に示されるような同期パルス信号が得られる。
この同期パルス信号の一方は、タイミング回路9に直接出力されるとともに、他方は偶数倍分周回路8で偶数倍に分周されてタイミング回路9へ出力される。この結果、タイミング回路9の端子Xから、図4(d)に示すように、偶数倍分周回路8からの分周された同期パルス信号がそのまま第1のタイミング信号として出力され、この第1のタイミング信号によって励磁コイルへの励磁電流の方向の切り替えが行われる。また、タイミング回路9の端子Yから図4(e)に示すような信号が第2のタイミング信号として出力され、タイミング回路9の端子Zから図4(d)に示すような信号が第3のタイミング信号として出力され、この第2および第3のタイミングの信号によって信号電極間に生じる流量信号のサンプリングが行われる。
この実施の形態2では、全波整流信号のレベルが第1の閾値Vth1を上回って同期パルス信号のレベルが「L」レベルから「H」レベルへと反転された以降は、全波整流信号のレベルが第1の閾値Vth1よりも低い第2の閾値Vth2を下回らなければ同期パルス信号のレベルは「H」レベルから「L」レベルへと反転せず、また、全波整流信号のレベルが第2の閾値Vth2を下回って同期パルス信号のレベルが「H」レベルから「L」レベルへと反転された以降は、全波整流信号のレベルが第2の閾値Vth2よりも高い第1の閾値Vth1を上回らなければ同期パルス信号のレベルは「L」レベルから「H」レベルへと反転せず、第1の閾値Vth1と第2の閾値Vth2との差ΔVth(ΔVth=Vth1−Vth2)を大きくすることによって、多少の電源電圧の変動では同期パルス信号のレベルが切り替わらないようにすることができる。これにより、図4(a),(b)に符号Pzで示すように、瞬間的な電源電圧の変動が生じても、同期パルス信号の周波数の変動が生じ難くなり、正確な流量計測を行うようにすることが可能となる。
〔実施の形態3〕
図5はこの発明に係る電磁流量計における交流同期回路を含む回路構成の別の例(実施の形態3)を示す図である。この実施の形態3では、実施の形態1の構成において、分圧回路6とコンパレータ7’との間にローパスフィルタ12を設け、コンパレータ7’への分圧交流信号に含まれる商用電源の周波数よりも高い周波数の信号を除去するようにしている。これにより、コンパレータ7’に入る前に、商用電源の周波数よりも高い周波数の信号(高周波のノイズ)がローパスフィルタ12で除去され、高周波のノイズに対しても強くなり、さらに正確な流量計測を行うことができるようになる。
〔実施の形態4〕
図6はこの発明に係る電磁流量計における交流同期回路を含む回路構成の別の例(実施の形態4)を示す図である。この実施の形態4では、実施の形態2の構成において、分圧回路6と全波整流回路11との間にローパスフィルタ12を設け、コンパレータ7’への全波整流信号に含まれる高周波のノイズを除去するようにしている。なお、図7に示すように、分圧回路6と全波整流回路11との間ではなく、全波整流回路11とコンパレータ7’との間にローパスフィルタ12を設け、コンパレータ7’への全波整流信号に含まれる高周波のノイズを除去するようにしてもよい。
本発明に係る電磁流量計における交流同期回路を含む回路構成の一例(実施の形態1)を示す図である。 図1に示した回路構成における各部の信号波形を示す図である。 本発明に係る電磁流量計における交流同期回路を含む回路構成の他の例(実施の形態2)を示す図である。 図3に示した回路構成における各部の信号波形を示す図である。 図1に示した回路構成において分圧回路とコンパレータとの間にローパスフィルタを設けた例を示す図である。 図3に示した回路構成において分圧回路と全波整流回路との間にローパスフィルタを設けた例を示す図である。 図3に示した回路構成において全波整流回路とコンパレータとの間にローパスフィルタを設けた例を示す図である。 従来の電磁流量計の要部を示す図である。 特許文献1に示された電磁流量計における交流同期回路を含む回路構成を示す図である。 図9に示した回路構成における各部の信号波形を示す図である。 図9に示した回路構成において商用電源から入力される交流信号に瞬間的な電源電圧の変動が生じた場合のコンパレータへの分圧交流信号およびコンパレータからの出力信号(同期パルス信号)の波形を示す図である。
符号の説明
1…測定管、2…非磁性金属製パイプ、3…ライニング、4…信号電極、5…電源回路、6…分圧回路、7’…コンパレータ、8…偶数倍分周回路、9…タイミング回路、10…交流同期回路、11…全波整流回路、12…ローパスフィルタ。

Claims (4)

  1. 測定管内を流れる流体の流れ方向に対して直交する方向に磁界を作る励磁コイルと、この励磁コイルが作る磁界と直交する方向に対向して前記測定管内に設けられた信号電極と、商用電源の周波数に同期したパルス信号を生成する交流同期回路とを備え、前記交流同期回路が生成するパルス信号を基準として定められるタイミングで、前記励磁コイルへ供給する励磁電流の方向の切り替えおよび前記信号電極間に生じる流量信号のサンプリングを行う電磁流量計において、
    前記交流同期回路は、
    前記商用電源から入力される交流信号を分圧し分圧交流信号とする分圧回路と、
    この分圧回路からの分圧交流信号のレベルを監視し、前記分圧交流信号のレベルが予め定められている第1の閾値を上回った場合に前記パルス信号のレベルを第1のレベルから第2のレベルへと反転させ、前記分圧交流信号のレベルが前記第1の閾値よりも低い第2の閾値を下回った場合に前記パルス信号のレベルを前記第2のレベルから前記第1のレベルへと反転させるコンパレータと
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
  2. 測定管内を流れる流体の流れ方向に対して直交する方向に磁界を作る励磁コイルと、この励磁コイルが作る磁界と直交する方向に対向して前記測定管に設けられた信号電極と、商用電源の周波数に同期したパルス信号を生成する交流同期回路とを備え、前記交流同期回路が生成するパルス信号を基準として定められるタイミングで、前記励磁コイルへ供給する励磁電流の方向の切り替えおよび前記信号電極間に生じる流量信号のサンプリングを行う電磁流量計において、
    前記交流同期回路は、
    前記商用電源から入力される交流信号を分圧し分圧交流信号とする分圧回路と、
    この分圧回路からの分圧交流信号を全波整流し全波整流信号とする全波整流回路と、
    この全波整流回路からの全波整流信号のレベルを監視し、前記全波整流信号のレベルが予め定められている第1の閾値を上回った場合に前記パルス信号のレベルを第1のレベルから第2のレベルへと反転させ、前記全波整流信号のレベルが前記第1の閾値よりも低い第2の閾値を下回った場合に前記パルス信号のレベルを前記第2のレベルから前記第1のレベルへと反転させるコンパレータと
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
  3. 請求項1に記載された電磁流量計において、
    前記交流同期回路は、
    前記コンパレータへの分圧交流信号に含まれる前記商用電源の周波数よりも高い周波数の信号を除去するローパスフィルタ
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
  4. 請求項2に記載された電磁流量計において、
    前記交流同期回路は、
    前記コンパレータへの全波整流信号に含まれる前記商用電源の周波数よりも高い周波数の信号を除去するローパスフィルタ
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
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