JP2000046606A - 電磁流量計の電源回路 - Google Patents

電磁流量計の電源回路

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JP2000046606A
JP2000046606A JP10213911A JP21391198A JP2000046606A JP 2000046606 A JP2000046606 A JP 2000046606A JP 10213911 A JP10213911 A JP 10213911A JP 21391198 A JP21391198 A JP 21391198A JP 2000046606 A JP2000046606 A JP 2000046606A
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power supply
cycle
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circuit
flag
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JP10213911A
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English (en)
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Takashi Torimaru
尚 鳥丸
Norihiro Shukutani
憲弘 宿谷
Koen Cho
紅艶 張
Hirofumi Nakanishi
弘文 中西
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の商用周波数検出回路の出力を巧みに利用
して停電を検出することができ、停電の場合には速やか
に所定のパラメータ保存を行い得るようにした電源回路
を実現する。 【解決手段】電磁流量計に使用され、商用電源を整流し
て直流電源を得るように構成された電源回路において、
前記商用電源の周期に対応した周期のパルス信号を出力
する商用周波数検出回路の出力を受け、前記パルス信号
の周期が所定の周期範囲に一致しているかどうかを調
べ、一致している場合は商用電源の供給が正常であると
判断し、一致しない場合は停電と判断した後所定のパラ
メータを保存するようにした処理手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁流量計の電源
回路に関し、電力供給の停止を検出する手段の改良に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁流量計においては、停電により電源
からの電力供給が停止したとき、動作中のパラメータ
(例えば、流量の最終積算値やアラームヒストリ等)を
EEPROM等の記憶素子に保存するようにしている場合が多
い。
【0003】従来は次のようにしてパラメータ保存を行
っている。すなわち、電源の1次側あるいは2次側の電
圧を常時監視し、監視電圧が低下するとアラーム信号を
発生させる。このアラーム信号によりプロセッサ(CP
U)がパラメータ保存のプログラムを起動し、所定のパ
ラメータを保存する。
【0004】図4はその一例を示す従来の電源回路の構
成図である。商用電源1の出力がブリッジ整流回路2に
より整流され、その整流出力は抵抗R1とコンデンサC
1からなる平滑回路3を経てスイッチングレギュレータ
4に入力される。スイッチングレギュレータ4は入力の
直流電圧を更に安定化して図示しない各部に供給する。
【0005】停電検出回路5は平滑回路3の出力を監視
するもので、抵抗R2、ツェナーダイオードD1、フォ
トカプラPC1の直列接続で構成され、平滑回路3の出
力がツェナー電圧より低くなるとフォトカプラーPC1
の発光ダイオードPD1が消灯し、出力トランジスタQ
1がオンからオフの状態に変わるように構成されてい
る。なお、フォトカプラーPC1は一次側と二次側を絶
縁するために用いている。
【0006】CPU7はこの出力信号を基に電力供給状
態を監視し、電力停止のときはパラメータの保存処理を
実行する。なおこの場合、商用電源からの給電停止後
も、平滑回路3のコンデンサC1およびスイッチングレ
ギュレータ4の出力コンデンサ(図示せず)に蓄えられ
た電荷が残っている間はCPU7の動作電圧が確保さ
れ、パラメータ保存プログラムを起動してパラメータを
保存することができる。
【0007】他方、電磁流量計の電源回路には、商用電
源からの誘導ノイズを除去するため、商用電源周波数を
ピックアップするための商用周波数検出回路6が備えら
れている。この商用周波数検出回路6は、電圧レベル検
出器61と、一次側と二次側を絶縁するフォトカプラ6
2より構成され、商用電源電圧波形を2値化波形に変換
するものである。
【0008】電圧レベル検出器61では、抵抗R3、ツ
ェナーダイオードD2および抵抗R4からなる直列回路
(抵抗R4の他端はコモンラインGNDに接続される)
に商用電源電圧が印加されると共に、ツェナーダイオー
ドD2と抵抗R4の共通接続点がトランジスタQ2のベ
ースに接続されており、商用電源電圧がツェナー電圧を
越えるとトランジスタQ2はオン状態となるように構成
されている。なお、トランジスタQ2のベースに高周波
信号成分が混入しないように抵抗R4にはコンデンサC
2が並列接続されている。
【0009】トランジスタQ2のエミッタはコモンライ
ンに接続され、コレクタは抵抗R5を介してフォトカプ
ラ62の発光ダイオードPD2のカソードに接続されて
いる。また、発光ダイオードのアノードにはスイッチン
グレギュレータ4から供給される電源電圧が印加されて
いる。
【0010】このような構成の商用周波数検出回路6に
よれば、図5の(a)に示す波形の電圧が電圧レベル検
出器61の抵抗R3に印加され、ツェナー電圧Vzをス
レッショルドレベルとしてトランジスタQ2のコレクタ
電圧波形は同図(b)のようになる。
【0011】これにより、フォトカプラPC2の出力は
図5の(c)に示すパルス波形となり、そのパルスの立
ち下がりでCPU7に割り込みがかかるようになってい
る。CPU7はこの割り込みの時間間隔を測定して商用
電源の周波数を求める。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方式では専用の停電検出回路5が必要であ
り、したがって、電源回路の小型化の要求に反して、停
電検出回路分だけプリント基板のサイズも大きくなり、
高価格化の要因にもなるという課題があった。
【0013】本発明の目的は、上記課題を解決するもの
で、従来の商用周波数検出回路の出力を巧みに利用して
停電を検出することができ、停電の場合には速やかに所
定のパラメータ保存を行い得るようにした電源回路を実
現することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明では、電磁流量計に使用さ
れ、商用電源を整流して直流電源を得るように構成され
た電源回路において、前記商用電源の周期に対応した周
期のパルス信号を出力する商用周波数検出回路の出力を
受け、前記パルス信号の周期が所定の周期範囲に一致し
ているかどうかを調べ、一致している場合は商用電源の
供給が正常であると判断し、一致しない場合は停電と判
断した後所定のパラメータを保存するようにした処理手
段を備えたことを特徴とする。
【0015】このような構成によれば、商用周波数検出
回路の出力のみで停電を検出すると共に停電時の処理と
してのパラメータ保存を行うことができ、従来必要とし
ていた専用の停電検出回路は不要となり、電源回路の小
型化、低価格化を実現することができる効果がある。
【0016】この場合、請求項2に記載のように、停電
のチェックは商用電源の1周期ごとまたは半周期ごとに
行う。更に、請求項3に記載のように停電との判断が連
続する複数回にわたって同じであった場合にはじめてパ
ラメータ保存を行うようにすれば、1周期程度の瞬断で
はパラメータの保存を行わないように防止することがで
き、ノイズによる誤動作も防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明に係る電磁流量計の電源回路の
一実施例を示す構成図である。図4と異なるところは、
停電検出回路がない点と、商用周波数検出回路6への入
力が整流回路2の出力(全波整流信号)である点と、C
PUの機能が従来例のCPUの機能と異なる点である。
【0018】CPU7aは、従来と商用周波数検出回路
6の出力を基に、従来と同様の商用電源の周波数検出
と、停電検出とを行う。
【0019】次にこのような構成における動作を説明す
る。図2は各部の波形図、図3は動作フローを示す図で
ある。商用周波数検出回路6へは図2の(a)に示す整
流回路2の全波整流出力が与えられ、ドランジスタQ2
のコレクタ電圧は同図(b)のように電源1の半分の周
期(T/2)で繰り返す波形となる。これによりフォト
カプラPC2の出力(出力端は抵抗R6で2次側電源に
プルアップされている)は図2の(c)に示す電圧波形
(矩形波)となり、CPU7aに割り込み信号として入
力される。
【0020】CPU7aは、割り込みがあるごとに専用
のフラグFlagを”1”にセットする。一方CPU7a
は、内部タイマー(図示せず)を設けて、定期的に(タ
イマーのカウントアップ値がT1に達したときに)前記
Flagを見て”1”か”0”かをチェックする。
【0021】なお、時間T1としては、商用電源周波数
範囲が47〜63Hzであるとすれば、T1>(1/
2)(1/47)における所望の時間である。
【0022】前記Flagが”1”のときは電源が正常に供
給されていると判断され、Flagが”0”のときは停電と
判断される。Flagが”0”のときは変数nを1増加し、
nがm(mは例えば3)より小さいときは内部タイマー
をクリアして内部タイマーのカウントをから再実行す
る。nがmに等しくなると、換言すれば、Flagが”0”
の状態が連続してm回続けば、パラメータ保存のプログ
ラムを実行して所定のパラメータを保存する。
【0023】また、前記処理中、所定の時間T1に達し
たときにFlagが”1”である場合は、Flagを”0”とす
ると共に、内部タイマーをクリアし、nを0にして、内
部タイマーのカウントをから再実行する。
【0024】このように本発明は、専用の停電検出回路
を設けることなく商用周波数検出回路6の出力を巧みに
利用して停電検出を行うことができる。
【0025】なお、商用周波数検出回路6への入力は図
1に示すように整流回路2の出力に限らない。図4に示
すように、電源1の信号を直接入力してもよい。この場
合、T1としては上記実施例での時間の2倍にする必要
がある。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
ような効果がある。請求項1に記載の発明によれば、商
用周波数検出回路の出力のみで停電を検出すると共に停
電時の処理としてのパラメータ保存を行うことができ、
従来必要としていた専用の停電検出回路は不要となり、
電源回路の小型化、低価格化を実現することができる効
果がある。
【0027】また、請求項3に記載のように、停電との
判断が連続する複数回にわたって同じであった場合には
じめてパラメータ保存を行うようにすると、瞬断などの
場合に無用なパラメータ保存を行わないようにすること
ができ、ノイズによる誤動作も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁流量計の電源回路の一実施例
を示す構成図である。
【図2】各部の波形図である。
【図3】動作フローを示す図である。
【図4】従来の電磁流量計の電源回路の一例を示す構成
図である。
【図5】図4の構成における各部の波形図である。
【符号の説明】
1 商用電源 2 整流回路 3 平滑回路 4 スイッチングレギュレータ 6 商用周波数検出回路 7a CPU 61 電圧レベル検出器 62 フォトカプラ R1,R3,R4,R6 抵抗 C1,C2 コンデンサ D2 ツェナーダイオード Q2 トランジスタ PC2 フォトカプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 弘文 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 Fターム(参考) 2F035 CA05 CB05 CB10 2G029 AA09 AB01 AD01 5H410 CC03 DD02 EB25 EB32 EB40 FF03 FF10 FF22 LL04 LL18

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁流量計に使用され、商用電源を整流し
    て直流電源を得るように構成された電源回路であって、 前記商用電源の周期に対応した周期のパルス信号を出力
    する商用周波数検出回路の出力を受け、前記パルス信号
    の周期が所定の周期範囲に一致しているかどうかを調
    べ、一致している場合は商用電源の供給が正常であると
    判断し、一致しない場合は停電と判断した後所定のパラ
    メータを保存するようにした処理手段を備えたことを特
    徴とする電磁流量計の電源回路。
  2. 【請求項2】前記処理手段は、パルス信号の周期が所定
    の周期範囲に一致しているかどうかを商用電源の1周期
    ごとまたは半周期ごとに調べるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の電磁流量計の電源回路。
  3. 【請求項3】前記処理手段は、停電との判断が連続する
    複数回にわたって同じであったときにはじめて所定のパ
    ラメータ保存を行うようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の電磁流量計の電源回路。
JP10213911A 1998-07-29 1998-07-29 電磁流量計の電源回路 Withdrawn JP2000046606A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8068998B2 (en) 2007-11-13 2011-11-29 Yamatake Corporation Electromagnetic flowmeter

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