JP5099183B2 - 起動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング電源装置に設けられ、リモコン待機等の待機時の消費電力を低減するための起動回路に関する。
図4は従来の起動回路を含むスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。図4において、交流電源ACの両端にはコンデンサC0と放電抵抗R0と全波整流回路DBの入力端が接続されている。全波整流回路DBの出力両端には平滑用のコンデンサC1が接続されると共に、トランスTの一次巻線PとMOSFETからなるスイッチ素子Q1と抵抗R2との直列回路が接続されている。一次巻線Pの両端にはコンデンサC2とダイオードD1との直列回路が接続され、コンデンサC2の両端には抵抗R1が接続されている。
トランスTの二次巻線Sの両端にはダイオードD3とコンデンサC4との直列回路が接続され、コンデンサC4の両端には抵抗R3とフォトカプラPCのフォトダイオードとシャントレギュレータZ1との直列回路が接続されるとともに、抵抗R4と抵抗R5との直列回路が接続されている。抵抗R3とフォトカプラPCのフォトダイオードとの直列回路の両端には抵抗R2が接続され、抵抗R4と抵抗R5との接続点と、シャントレギュレータZ1とフォトカプラPCのフォトダイオードとの接続点とにはコンデンサC5が接続されている。
トランスTの補助巻線Cの両端には、ダイオードD2と抵抗R2aとコンデンサC3との直列回路が接続されている。制御回路1aは、起動回路10aを有し、起動回路10aにより起動して、スイッチ素子Q1をオンオフさせるもので、STARTUP端子がコンデンサC1の一方の端子に接続されている。GND端子が全波整流回路DBの他方の出力端に接続され、VCC端子がコンデンサC3と抵抗R2aとの接続点に接続され、FB(フィードバック)端子がフォトカプラPCのフォトトランジスタに接続されている。DRIVE端子がスイッチ素子Q1のゲートに接続され、OCP端子が抵抗R2とスイッチ素子Q1のソースとの接続点に接続されている。
以上のスイッチング電源装置によれば、交流電源ACからの交流電圧は全波整流回路DBで整流されコンデンサC1で平滑されて直流電圧が得られる。この直流電圧は、制御回路1aからの制御信号によりスイッチ素子Q1をオンオフさせることにより、高周波電圧に変換され、トランスTの各巻線に高周波電圧が発生する。
トランスTの二次巻線Sに発生した高周波電圧は、ダイオードD3とコンデンサC4とで整流平滑されて、直流出力電圧が得られる。この直流出力電圧は、フォトカプラPCを介して制御回路1aにフィードバックされ、制御回路1aは、直流出力電圧に基づきスイッチ素子Q1のオンオフのデューティ又は周波数等を制御することにより直流出力電圧を所定電圧に制御する。
次に、図5を参照しながら従来の起動回路を説明する。起動回路10aは、STARTUP端子に抵抗R6の一端と抵抗R7の一端が接続され、抵抗R6の他端はMOSFETからなるスイッチ素子Q2のゲートとツェナーダイオードZD2のカソードとMOSFETからなるスイッチ素子Q3のドレインとに接続されている。ツェナーダイオードZD2のアノードはスイッチ素子Q3のソースと基準電源Vref1の負極とに接続され、制御回路のGND電位に接続されている。
抵抗R7の他端はスイッチ素子Q2のドレインに接続され、スイッチ素子Q2のソースはダイオードD4のアノードに接続され、ダイオードD4のカソードはVCC端子とヒステリシスコンパレータCMP1の非反転入力端子に接続されている。ヒステリシスコンパレータCMP1の反転入力端子は基準電源Vref1の正極に接続されている。ヒステリシスコンパレータCMP1の出力端子はスイッチ素子Q3のゲートと基準電源Vref1とに接続されている。
この起動回路10aによれば、電源起動時には、コンデンサC1の直流電圧がSTARTUP端子に印加されるので、スイッチ素子Q2及びダイオードD4がオンしてVCC端子に電流が供給されて制御回路10aが起動する。通常時には、起動された制御回路10aがスイッチ素子Q1をオンオフさせるので、補助巻線Cに高周波電圧が発生し、高周波電圧はダイオードD2とコンデンサC3とにより整流平滑されて直流電圧がVCC端子に印加される。
この場合、高圧のスイッチ素子Q2のオンオフはコンパレータCMP1のヒステリシス特性により安定化させている。例えば、VCC=10V以下で、スイッチ素子Q2がオンし、VCC=17V以上で、スイッチ素子Q2がオフする。電源起動時にSTARTUP端子に例えば340Vが印加されて、ツェナーダイオードZD2が降伏して、スイッチ素子Q2がオンしてVCC電圧が17Vとなる。なお、ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧は例えば28Vである。
すると、コンパレータCMP1からのHレベルによりスイッチ素子Q3がオンして、スイッチ素子Q2のソース電位よりもゲート電位が低くなるため、スイッチ素子Q2がオフする。
制御回路1aの電流によりVCC端子の電圧が17Vから10Vに下がる間に、トランスTの補助巻線Cが設定電圧(20V等)まで立ち上がるように設定する。スイッチ素子Q2がオフした後の定常時には、トランスTの補助巻線Cから制御回路1aの電源を得る。
特開2001−95261号公報 特開2006−204028号公報
上述した図4に示すスイッチング電源装置においては、通常、交流電源ACに接続されているACプラグのACライン間には、EMI(電磁波妨害)フィルタ用のコンデンサC0の容量にもよるが、2MΩ程度の放電抵抗R0が接続されている。ACライン間にコンデンサC0が挿入された場合、ACコンセントからACプラグを抜いた瞬間に、コンデンサC0に蓄積された電荷を放電抵抗R0に放電させて、感電を防止している。
一般的には、ACプラグをACコンセントから抜いてから1秒以内に手を触れても感電しない程度の電圧に放電するように設定している。この放電対策は法規制やガイドライン、各電気機器メーカーで安全設計の内部規制により定められている。
ACプラグのACライン間に放電抵抗R0として2MΩを接続した場合、2MΩによる消費電力は常時損失しており、ACが100V、240Vである時に、定常的に約5mW、約30mW程度の損失が発生している。特に機器の待機時に、放電抵抗R0による消費電力が占める割合が多くなり、消費電力が増加してしまう問題があった。
特に、液晶テレビジョン(LCD−TV)等の家電製品では、リモコン待機時のセット全体の消費電力を下げる方向で規制や各種ガイドラインが設定されている。規制は将来的に厳しくなる方向であり、放電抵抗による消費電力についても無視できなくなりつつある。
また、待機電力を削減し、アクロスザラインコンデンサの放電時定数を所定値にする直流電源装置が、特許文献1、特許文献2に開示されている。特許文献1は、アクロスザラインコンデンサと並列に放電回路が接続されて構成されている。
しかし、特許文献1では、特許文献1の図1に示すように、放電抵抗制御用トランジスタ10,12のベース電流となる抵抗3、コンデンサ4の時定数回路には常に電流が流れ、待機時に電力を消費してしまう。
特許文献2では、特許文献の図1に示すように、アクロスザラインコンデンサC5の他に、定常時にトランジスタQ3をオンさせるための信号を得るために、コンデンサC1,C2が必要となる。このため、部品実装上の面積が必要となり、放電回路のみのために余分な面積が必要となる。また、直流電源装置がACラインに接続されるため、安全規格上、選定すべき部品の仕様も限定され、設計上の制約がある。
本発明は、ACプラグのACライン間に接続される放電抵抗をなくすことにより、待機時の消費電力を低減することができる起動回路を提供することを課題とする。
本発明に係る起動回路は、上記課題を解決するために、交流電源の交流電圧を整流平滑した電圧を制御回路によりオンオフさせてトランスの一次巻線と二次巻線とに高周波電圧を発生させ二次巻線の高周波電圧を整流平滑して直流出力電圧を得るスイッチング電源装置に設けられ、電源起動時に前記交流電圧を整流した整流電圧により前記制御回路を起動する起動回路であって、前記整流電圧が所定電圧以下を検出する検出回路と、前記整流電圧が所定電圧以下から所定時間を計測するタイと、前記タイで計測する所定時間内に前記整流電圧が規定電圧以下になっていない場合には、前記整流電圧を放電させる放電回路とを備えることを特徴とする。
なお、前記タイの(所定時間を)計測開始するタイミングは、前記整流電圧が所定電圧以下の期間のいずれの時間でも良い(to〜to´)。
本発明によれば、整流電圧が所定電圧以下を検出すると、タイは整流電圧が所定電圧以下から所定時間を計測し、タイで計測された所定時間内に整流電圧が規定電圧以下になっていない場合には、交流電源が断となったと判断し、放電回路は整流電圧を放電させるので、ACプラグのACライン間に接続される放電抵抗をなくすことができ、これによって、待機時の消費電力を低減することができる。
本発明の実施例1の起動回路を含むスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 本発明の実施例1の起動回路の動作を説明するための各部の動作波形図である。 本発明の実施例2の起動回路の構成を示す回路図である。 従来の起動回路を含むスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。 図4に示す従来の起動回路の構成を示す回路図である。
以下、本発明の起動回路の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)は本発明の実施例1の起動回路を含むスイッチング電源装置の構成を示す回路図、図1(b)は起動回路の構成を示す回路図である。図1に示すスイッチング電源装置は、起動回路10を有する制御回路1を有する。コンデンサC0の一端にダイオードD5のアノードが接続され、ダイオードD5のカソードが制御回路1のSTARTUP端子に接続され、コンデンサC0の他端にダイオードD6のアノードが接続され、ダイオードD6のカソードが制御回路1のSTARTUP端子に接続されている。
図1に示すその他の構成は、図4に示す構成と同一であるので、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
制御回路1の各端子は、図4に示す制御回路1aの各端子と同じであり、図4に示す起動回路10aに対して起動回路10のみが異なるので、この起動回路10を図1(b)を用いて説明する。
起動回路10は、集積回路(IC)からなり、STARTUP端子に抵抗R6の一端と抵抗R7の一端が接続され、抵抗R6の他端は直列に接続されたツェナーダイオードZD3〜ZD6とMOSFETからなるスイッチ素子Q2のゲートとに接続されている。
抵抗R6は高抵抗のバイアス抵抗であり、例えば200MΩである。なお、抵抗R6の代わりに、1〜20uA程度の定電流回路でも良い。ツェナーダイオードZD3〜ZD6の各々は、降伏電圧が例えば7Vであり、直列接続された4つのツェナーダイオードZD3〜ZD6により合計の降伏電圧は28Vである。
ツェナーダイオードZD3のアノードとツェナーダイオードZD4のカソードとはMOSFETからなるスイッチ素子Q4のドレインに接続されている。スイッチ素子Q4のソースは抵抗R8の一端とMOSFETからなるスイッチ素子Q6のゲートとに接続されている。
スイッチ素子Q4のゲートはMOSFETからなるスイッチ素子Q5のドレインとヒステリシスコンパレータCMP1の出力端子とに接続されている。スイッチ素子Q5のソースは抵抗R8の他端とスイッチ素子Q6のソースとツェナーダイオードZD6のアノードとMOSFETからなるスイッチ素子Q7のソースと基準電源Vref1の負極とに接続され、制御回路1のGND電位に接続されている。
スイッチ素子Q5のゲートはタイマ20の出力端子とスイッチ素子Q7のゲートとに接続されている。スイッチ素子Q6のドレインは抵抗R9の一端とタイマ20のリセット端子とに接続され、抵抗R9の他端は電源Regに接続されている。
抵抗R7の他端はスイッチ素子Q2のドレインに接続され、スイッチ素子Q2のソースは抵抗R10の一端とダイオードD4のアノードに接続され、ダイオードD4のカソードはVCC端子とヒステリシスコンパレータCMP1の非反転入力端子に接続されている。ヒステリシスコンパレータCMP1の反転入力端子は基準電源Vref1の正極に接続されている。ヒステリシスコンパレータCMP1の出力端子はスイッチ素子Q4のゲートと基準電源Vref1とに接続されている。抵抗R10の他端はスイッチ素子Q7のドレインに接続されている。
なお、スイッチ素子Q4,Q6、抵抗R6,R8,R9、ツェナーダイオードZD3は、本発明の検出回路を構成する。抵抗R10とスイッチ素子Q7とは、本発明の放電回路を構成する。
次にこのように構成された実施例1の起動回路の動作を図1(b)の起動回路図及び図2の起動回路の各部の波形図を参照しながら詳細に説明する。
なお、タイマ時間T1は、リセット信号の周期T2よりも大きく設定されている。リセット信号の周期T2は、STARTUP端子に入力される全波整流電圧の周期から作られている。
まず、交流電源ACが入力されている時には、交流電圧は、ダイオードD5とダイオードD6とで全波整流されて、STARTUP端子に全波整流電圧が印加される。すると、STARTUP端子の電圧がツェナーダイオードZD3〜ZD6の電圧よりも大きいと降伏して、スイッチ素子Q2がオンして、VCC端子に電流が供給されて制御回路1が起動する。また、R6→ZD3→Q4→R8の経路でスイッチ素子Q4がオンして電流が流れる。抵抗R8の電圧降下により、スイッチ素子Q6がオンし、スイッチ素子Q6のドレインはLレベルとなるので、タイマ20にリセット信号は出力されない。
次に、STARTUP端子の電圧がボトム(例えば時刻t0)になると、電圧が低いため、ツェナーダイオードZD3が降伏しない(カットオフする)ので、スイッチ素子Q4のドレイン・ソース電流がなくなる。このため、スイッチ素子Q6のゲートが抵抗R8を介してGNDに接続されるため、スイッチ素子Q6もオフする。このため、スイッチ素子Q6のドレインはHレベルとなるので、タイマ20にリセット信号が入力されてタイマ20がリセットされる。さらに、時刻to´になり、リセット信号がなくなると、タイマ20は時間の計測を開始する。
次に、時刻t1において、交流電源ACが断(ACコンセント断)とされると、起動回路10がオフしているので、起動回路10のインピーダンスは高抵抗値であるため、消費電力はほぼゼロに等しく、STARTUP端子電圧の低下は見られない(Aの期間)。そして、タイマ時間T1が経過した時刻t2において、STARTUP端子の電圧が規定電圧であるボトムに達していない時には、タイマ20からタイマ出力としてHレベルがスイッチ素子Q5とスイッチ素子Q7に出力される。
このとき、スイッチ素子Q5がオンするため、スイッチ素子Q4はオフし、スイッチ素子Q2がオンする。さらに、スイッチ素子Q7がオンすると、スイッチ素子Q2がオンしているため、STARTUP端子の電圧は抵抗R7と放電抵抗R10を介して放電される。このため、交流電源AC間のコンデンサC0を放電することができる。
なお、スイッチ素子Q7と抵抗R10がなくても、STARTUP端子からVcc端子へ充電することで、コンデンサC0を放電することもできるため、スイッチ素子Q7、抵抗R10は必須ではない。
なお、タイマ時間T1が経過する前に、STARTUP端子の電圧が規定電圧であるボトムに達したときには、タイマ20がリセットされる。
このように、待機時を含む通常時には、交流電源AC間の放電抵抗をなくすことができ、これにより、待機時の消費電力を低減することができる。また、ACコンセントが抜かれて交流電源ACが断となったときには、STARTUP端子を介して交流電源AC間のコンデンサC0を放電することができる。従って、従来の交流電源AC間の放電抵抗と同様に動作し、感電を防止することができる。
また、従来の回路では、EMI対策としてAC間のコンデンサ容量を大きくした場合、放電するまでの最大時間が規制により決まっているため、場合によっては、放電抵抗を小さくする必要があり、待機時の消費電力の増大を招く場合があった。
実施例1の回路では、交流電源ACが断となったときにコンデンサC0をアクティブに放電することができる。従って、従来回路よりも大きなACプラグのACライン間のコンデンサC0を接続することができるので、EMI対策が容易になる。また、タイマや他の構成部品はICで製作しやすいので、従来特許より安価となる。
また、タイマ20は図示しない制御回路1に内蔵されている発振器と、カウンタとの組み合わせで構成することにより、部品点数及び消費電力を増やさずに済ませることもできる。
図3は本発明の実施例2の起動回路の構成を示す回路図である。図3に示す実施例2の起動回路は、タイマ20をリセットするタイミングをSTARTUP端子電圧から得ることを特徴とする。
起動回路11は、STARTUP端子に抵抗R6の一端と抵抗R7の一端と抵抗R11の一端とが接続され、抵抗R6の他端はツェナーダイオードZD7のカソードに接続されている。ここで、ツェナーダイオードZD7のツェナー電圧は、例えば28Vである。
抵抗R7の他端はスイッチ素子Q2のドレインに接続され、スイッチ素子Q2のソースは抵抗R10の一端とダイオードD4のアノードに接続され、ダイオードD4のカソードはVCC端子とヒステリシスコンパレータCMP1の非反転入力端子に接続されている。ヒステリシスコンパレータCMP1の反転入力端子は基準電源Vref1の正極に接続されている。
ヒステリシスコンパレータCMP1の出力端子は、MOSFETからなるスイッチ素子Q8のゲートとMOSFETからなるスイッチ素子Q9のドレインと基準電源Vref1とに接続されている。抵抗R10の他端はスイッチ素子Q7のドレインに接続されている。
抵抗R11の他端は、コンパレータCMP2の非反転入力端子と抵抗R12の一端とに接続され、コンパレータCMP2の反転入力端子には基準電源Vref2の正極が接続され、コンパレータCMP2の出力端子にはインバータ21を介してタイマ20のリセット端子が接続されている。
タイマ20の出力端子はスイッチ素子Q9のゲートとスイッチ素子Q7のゲートが接続されている。抵抗R12の他端と基準電源Vref2の負極とスイッチ素子Q7,Q8,Q9のソースと基準電源Vref1の負極とがGNDに接続されている。
なお、抵抗R11,R12、コンパレータCMP2、基準電源Vref2、インバータ21は、本発明の検出回路を構成する。抵抗R10とスイッチ素子Q7とは、本発明の放電回路を構成する。
次にこのように構成された実施例2の起動回路の動作を説明する。まず、電源起動時及び通常時の動作は、図5に示す従来の起動回路の動作と同様であるので、その説明は省略する。
ここでは、交流電源ACが断となったときの動作を図2を用いて説明する。まず、STARTUP端子の電圧が山部で大きいと、コンパレータCMP2の非反転入力端子の電位は反転入力端子の電位よりも大きくなるので、コンパレータCMP2はHレベルをインバータ21に出力する。このため、インバータ21からLレベルがタイマ20に出力されるので、タイマ20はリセットされない。
次に、STARTUP端子の電圧が時刻toにおいてボトムになると、コンパレータCMP2の非反転入力端子の電位は反転入力端子の電位よりも小さくなるので、コンパレータCMP2はLレベルを出力する。このため、インバータ21からHレベルがタイマ20に出力されるので、タイマ20はリセットされ、時刻to´になり、リセット信号がなくなると、時間の計測が開始される。
次に、時刻t1において、交流電源ACが断になったとする。そして、タイマ時間T1が経過した時刻t2において、STARTUP端子の電圧が規定電圧であるボトムに達していない時には、タイマ20からタイマ出力としてHレベルがスイッチ素子Q7とスイッチ素子Q9に出力される。
このとき、スイッチ素子Q9がオンするため、スイッチ素子Q8はオフし、スイッチ素子Q2がオンする。さらに、スイッチ素子Q7がオンすると、スイッチ素子Q2がオンしているため、STARTUP端子の電圧は抵抗R7と放電抵抗R10を介して放電される。このため、交流電源AC間のコンデンサを放電することができる。
従って、実施例2の起動回路によっても、実施例1の起動回路の効果と同様な効果が得られる。
本発明に係る起動回路は、スイッチング電源装置に利用可能である。
1,1a 制御回路
10,10a 起動回路
20 タイマ
21 インバータ
DB 全波整流回路
C0〜C5 コンデンサ
R1〜R12 抵抗
Q1〜Q9 スイッチ素子
D1〜D6 ダイオード
ZD2〜ZD7 ツェナーダイオード
PC フォトカプラ
T トランス
CMP1,CMP2 コンパレータ
Vref1,Vref2 基準電源
Z1 シャントレギュレータ

Claims (3)

  1. 交流電源の交流電圧を整流平滑した電圧を制御回路によりオンオフさせてトランスの一次巻線と二次巻線とに高周波電圧を発生させ二次巻線の高周波電圧を整流平滑して直流出力電圧を得るスイッチング電源装置に設けられ、電源起動時に前記交流電圧を整流した整流電圧により前記制御回路を起動する起動回路であって、
    前記整流電圧が所定電圧以下を検出する検出回路と、
    前記整流電圧が所定電圧以下から所定時間を計測するタイと、
    前記タイで計測する所定時間内に前記整流電圧が規定電圧以下になっていない場合には、前記整流電圧を放電させる放電回路と、
    を備えることを特徴とする起動回路。
  2. 前記放電回路は、放電抵抗とスイッチ素子とからなる直列回路を備え、前記タイマからのタイマ出力により前記スイッチ素子をオンさせて前記整流電圧を前記放電抵抗を介して放電させることを特徴とする請求項1記載の起動回路。
  3. 前記検出回路は、前記整流電圧と前記所定電圧とを比較する比較回路を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の起動回路。
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