JP6236295B2 - Ac/dcコンバータの保護回路、電源アダプタおよび電子機器 - Google Patents

Ac/dcコンバータの保護回路、電源アダプタおよび電子機器 Download PDF

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本発明は、AC/DCコンバータに関する。
テレビや冷蔵庫、エアコンをはじめとするさまざまな家電製品は、外部からの商用交流電力を受けて動作する。ラップトップ型コンピュータ、携帯電話端末やタブレット端末をはじめとする電子機器も、商用交流電力によって動作可能であり、あるいは商用交流電力によって、機器に内蔵の電池を充電可能となっている。こうした家電製品や電子機器(以下、電子機器と総称する)には、商用交流電圧をAC/DC(交流/直流)変換する電源装置(インバータ、AC/DCコンバータともいう)が内蔵され、あるいはインバータは、電子機器の外部の電源アダプタ(ACアダプタ)に内蔵される。
図1は、AC/DCコンバータ100rの基本構成を示すブロック図である。AC/DCコンバータ100rは主としてヒューズ102、フィルタ104、整流ブリッジ回路106、平滑キャパシタ108およびDC/DCコンバータ110を備える。
商用交流電圧VACは、ヒューズ102を介してフィルタ104に入力される。フィルタ104は、商用交流電圧VACのノイズを除去する。整流ブリッジ回路106は、商用交流電圧VACを全波整流するダイオードブリッジ回路である。整流ブリッジ回路106の出力電圧は、平滑キャパシタ108によって平滑化され、直流電圧VDCに変換される。
絶縁型のDC/DCコンバータ(フライバックコンバータ)110は、直流電圧VINを降圧して、目標値に安定化された出力電圧VOUTを、出力端子DC+、DC−間に接続される負荷(不図示)に供給する。
DC/DCコンバータ110は、スイッチングトランジスタM1、整流ダイオードD1、出力キャパシタC1、制御回路112、フィードバック回路114を備える。DC/DCコンバータ110の出力電圧VOUTは、フィードバック回路114を介して制御回路112にフィードバックされる。制御回路112は、出力電圧VOUTが所定の目標値に近づくようにデューティ比が調節されるパルス信号を生成し、パルス信号にもとづいてスイッチングトランジスタM1をスイッチングする。
特開2003−164145号公報
こうしたAC/DCコンバータ100rは、さまざまな国や地域で使用されるところ、電力事情が悪い国や地域では、コンセント(アウトレット)から異常高電圧が入力されるおそれがある。商用交流電圧VACが定格より大きくなると、トランスT1やスイッチングトランジスタM1などの回路素子に過電圧が印加されることになり、回路素子の信頼性に影響を及ぼすおそれがある。そこで、電力事情が悪い国や地域で使用されることが想定されるAC/DCコンバータ100rを設計する際には、トランスT1やスイッチングトランジスタM1として、高耐圧素子を選択する必要があった。
しかしながら高耐圧素子は、コストが高いのみでなく、デバイス特性が低耐圧素子に比べて劣るため、AC/DCコンバータ100r全体の効率が低下するという問題があった。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、効率の低下を抑制しつつ異常状態に対する信頼性を高めたAC/DCコンバータおよびその保護回路の提供にある。
本発明のある態様は、AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータとともに使用される保護回路に関する。AC/DCコンバータは、AC入力電圧を整流する第1整流回路と、第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、第1グランドプレーンと、第2グランドプレーンと、を備える。保護回路は、第1グランドプレーンと第2グランドプレーンの間を接続する機械式リレーと、AC入力電圧を整流する第2整流回路と、第2整流回路の出力電圧を受け、機械式リレーのオン、オフを制御する駆動回路と、を備える。第1整流回路、機械式リレーおよび駆動回路の基準電圧は、第1グランドプレーンからとられ、DC/DCコンバータの基準電圧は、第2グランドプレーンからとられる。
この態様によると、過電圧入力などの異常発生時に、機械式リレーをオフすることにより、DC/DCコンバータに過電圧が印加され、および/または大電流が流れるのを防止できるため、DC/DCコンバータを、低耐圧素子(あるいは電流容量が小さい素子)を用いて構成することができ、これによりコストを削減し、効率の低下を抑制しつつ、異常高電圧に対する信頼性を高めることができる。
また、機械式リレーがオフして、電流ループが遮断された状態においても、第1整流回路、機械式リレー、駆動回路の基準電圧は安定であるため、機械式リレーの状態を正しく制御し続けることができる。
平滑キャパシタは、第2グランドプレーン側に設けられてもよい。
この場合、機械式リレーがオフした後に、DC/DCコンバータに供給される電圧が急峻にドロップするのを抑制し、時間とともに緩やかに低下させることができる。
駆動回路は、AC入力電圧の振幅が所定の正常範囲を逸脱したときに、機械式リレーをオフしてもよい。
この場合、過電圧あるいは過電圧から回路を好適に保護できる。
駆動回路は、機械式リレーをオフした後、AC入力電圧の振幅が正常範囲に含まれる状態が、所定の解除時間持続すると、機械式リレーをオンしてもよい。
これにより、AC入力電圧が正常に戻ったときに、AC/DCコンバータの動作を好適に再開させることができる。
駆動回路は、AC入力電圧の振幅が正常範囲を逸脱した状態が、所定の検出時間持続すると、機械式リレーをオフしてもよい。
この場合、極短時間の電圧変動やスパイク状のノイズによって、保護回路が誤動作するのを防止できる。
駆動回路は、第2整流回路の出力電圧を分圧して検出電圧を生成する検出電圧生成部と、検出電圧が所定のしきい値電圧より高いときに所定レベルとなる異常検出信号を生成する異常判定部と、異常検出信号にもとづいて機械式リレーのオン、オフを切りかえる駆動部と、を含んでもよい。
駆動回路は、第2整流回路の出力電圧にもとづいて内部電源電圧を生成する内部電源をさらに含んでもよい。
この場合、内部電源回路の入力部分のみを高耐圧素子で構成すれば足りる。
機械式リレーは、コイルを有する電磁式リレーであってもよい。駆動部は、ソースがコイルの一端に接続された第1トランジスタと、第1トランジスタのドレインと平滑キャパシタの間に設けられた第1抵抗と、第1トランジスタのゲートと平滑キャパシタの間に設けられた第2抵抗と、ドレインが第1トランジスタのゲートと接続され、ソースが第2グランドプレーンと接続された第2トランジスタと、異常検出信号にもとづいて第2トランジスタのゲート電圧を制御するプリドライバと、を含んでもよい。
異常判定部、第2トランジスタおよびプリドライバはひとつの半導体チップに一体集積化されてもよい。
「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。制御回路を1つのIC(Integrated Circuit)として集積化することにより、回路面積を削減することができるとともに、回路素子の特性を均一に保つことができる。
本発明の別の態様は、AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータを備える電子機器あるいは電源アダプタに関する。AC/DCコンバータは、AC入力電圧を整流する第1整流回路と、第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、第1グランドプレーンと、第2グランドプレーンと、を備えてもよい。電子機器あるいは電源アダプタはさらに、上述のいずれかの保護回路を備えてもよい。
本発明の別の態様も、保護回路に関する。AC/DCコンバータは、AC入力電圧の第1極性の成分が入力される第1ACラインと、AC入力電圧の第2極性の成分が入力される第2ACラインと、第1、第2ACラインと接続され、AC入力電圧を整流する第1整流回路と、第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、第1整流回路、平滑キャパシタ、DC/DCコンバータに基準電圧を供給する第1グランドプレーンと、を備える。保護回路は、第1、第2ACラインと接続され、AC入力電圧を整流する第2整流回路と、第1ACラインまたは第2ACライン上に設けられた機械式リレーと、第2整流回路の出力電圧を受け、機械式リレーのオン、オフを制御する駆動回路と、第1グランドプレーンと絶縁されており、第2整流回路、機械式リレー、駆動回路に基準電圧を供給する第2グランドプレーンと、を備える。
この態様によると、過電圧入力などの異常発生時に、機械式リレーをオフすることにより、DC/DCコンバータに過電圧が印加され、および/または大電流が流れるのを防止できるため、DC/DCコンバータを、低耐圧素子(あるいは電流容量が小さい素子)を用いて構成することができ、これによりコストを削減し、効率の低下を抑制しつつ、異常高電圧に対する信頼性を高めることができる。
また、機械式リレーがオフして、電流ループが遮断された状態においても、第1整流回路、機械式リレー、駆動回路の基準電圧は安定であるため、機械式リレーの状態を正しく制御し続けることができる。
駆動回路は、AC入力電圧の振幅が所定の正常範囲を逸脱したときに、機械式リレーをオフしてもよい。
この場合、過電圧あるいは過電圧から回路を好適に保護できる。
駆動回路は、機械式リレーをオフした後、AC入力電圧の振幅が正常範囲に含まれる状態が、所定の解除時間持続すると、機械式リレーをオンしてもよい。
これにより、AC入力電圧が正常に戻ったときに、AC/DCコンバータの動作を好適に再開させることができる。
駆動回路は、AC入力電圧の振幅が正常範囲を逸脱した状態が、所定の検出時間持続すると、機械式リレーをオフしてもよい。
この場合、極短時間の電圧変動やスパイク状のノイズによって、保護回路が誤動作するのを防止できる。
駆動回路は、第2整流回路の出力電圧を分圧して検出電圧を生成する検出電圧生成部と、検出電圧が所定のしきい値電圧より高いときに所定レベルとなる異常検出信号を生成する異常判定部と、異常検出信号にもとづいて機械式リレーのオン、オフを切りかえる駆動部と、を含んでもよい。
駆動回路は、第2整流回路の出力電圧にもとづいて内部電源電圧を生成する内部電源をさらに含んでもよい。
この場合、内部電源回路の入力部分のみを高耐圧素子で構成すれば足りる。
機械式リレーは、コイルを有する電磁式リレーであり、駆動部は、第2整流回路の出力電圧を平滑化する平滑回路と、ソースがコイルの一端に接続された第1トランジスタと、第1トランジスタのドレインと平滑回路の出力の間に設けられた第1抵抗と、第1トランジスタのゲートと平滑回路の出力の間に設けられた第2抵抗と、ドレインが第1トランジスタのゲートと接続され、ソースが第2グランドプレーンと接続された第2トランジスタと、異常検出信号にもとづいて第2トランジスタのゲート電圧を制御するプリドライバと、を含んでもよい。
異常判定部、第2トランジスタおよびプリドライバは、ひとつの半導体チップに一体集積化されてもよい。
本発明の別の態様は、AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータを備える電子機器または電源アダプタに関する。AC/DCコンバータは、AC入力電圧の第1極性の成分が入力される第1ACラインと、AC入力電圧の第2極性の成分が入力される第2ACラインと、第1、第2ACラインと接続され、AC入力電圧を整流する第1整流回路と、第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、第1整流回路、平滑キャパシタ、DC/DCコンバータに基準電圧を供給する第1グランドプレーンと、を備えてもよい。電子機器または電源アダプタはさらに、上述のいずれかの保護回路を備えてもよい。
本発明のさらに別の態様は、リレー制御回路である。このリレー制御回路は、AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータ、過電圧保護のための機械式リレー、機械式リレーのコイルと直列に設けられた第1トランジスタ、とともに使用される。リレー制御回路は、AC入力電圧を整流、平滑化した電圧が入力される高電圧入力端子と、AC入力電圧を整流、平滑化、分圧した検出電圧が入力される交流検出端子と、高電圧入力端子の電圧を降圧し、内部電源電圧を生成する内部電源と、検出電圧を所定のしきい値電圧と比較し、検出電圧が所定の正常範囲を逸脱すると所定レベルとなる異常検出信号を生成する異常判定部と、第1トランジスタのゲートと接続されるリレー出力端子と、外部のグランドプレーンから基準電圧を受ける接地端子と、リレー出力端子と接地端子の間に設けられた第2トランジスタと、異常検出信号にもとづいて第2トランジスタのゲート電圧を制御するプリドライバと、を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化される。
本発明のさらに別の態様は、電源回路である。この電源回路は、AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータと、保護回路と、を備える。AC/DCコンバータは、AC入力電圧を整流する第1整流回路と、第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、を備える。保護回路は、AC/DCコンバータの直流電流ループまたは交流電流ループ上に設けられた機械式リレーと、AC入力電圧を整流する第2整流回路と、第2整流回路の出力電圧を受け、機械式リレーのオン、オフを制御する駆動回路と、を備える。電源回路は、機械式リレーがオフして、直流電流ループまたは交流電流ループが遮断されたときに、機械式リレー、第2整流回路、駆動回路に基準電圧を供給する第1グランドプレーンと、DC/DCコンバータに基準電圧を供給する第2グランドプレーンが絶縁されるとともに、第1グランドプレーンがフローティング状態とならないように構成される。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、効率の低下を抑制しつつ異常状態に対する信頼性を高めることができる。
インバータの基本構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る保護回路を備えるAC/DCコンバータを示す回路図である。 図2のAC/DCコンバータの具体的な構成を示す回路図である。 リレー制御回路の構成例を示す回路図である。 図5は、第1の実施の形態に係るAC/DCコンバータの動作波形図(タイムチャート)である。 第2の実施の形態に係る保護回路を備えるAC/DCコンバータを示す回路図である。 図6の保護回路の具体的な構成を示す回路図である。 図8(a)、(b)は、第2の変形例に係るリレー制御回路を示す回路図である。 AC/DCコンバータを備えるACアダプタを示す図である。 図10(a)、(b)は、AC/DCコンバータを備える電子機器を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態に係る保護回路200を備えるAC/DCコンバータ100を示す回路図である。AC/DCコンバータ100は、図1のAC/DCコンバータ100rに加えて、保護回路200をさらに備える。
保護回路200は、AC/DCコンバータ100とともに使用され、AC/DCコンバータ100を構成する回路部品を、過電圧等の異常状態から保護する。
AC/DCコンバータ100は、ヒューズ102、フィルタ104、第1整流回路106、平滑キャパシタ108、DC/DCコンバータ110、第1グランドプレーン120、第2グランドプレーン122を備える
第1整流回路106は、整流ブリッジ回路であり、AC入力電圧VACを全波整流する。平滑キャパシタ108は、第1整流回路106の出力端子対の間に接続される。
DC/DCコンバータ110は、平滑キャパシタ108に生ずるDC中間電圧VDCを昇圧もしくは降圧し、DC出力電圧VOUTを生成する。DC/DCコンバータ110の構成は特に限定されない。
保護回路200は、機械式リレー201、第2整流回路202、駆動回路204を備える。機械式リレー201は、第1グランドプレーン120と第2グランドプレーン122の間を接続する。図中、第1グランドプレーン120と第2グランドプレーン122は、異なる回路シンボルで表すこととする。
第2整流回路202は、AC入力電圧VACを整流する。本実施の形態において、第2整流回路202は、単相全波整流回路である。第2整流回路202は、フィルタ104を経た後のAC入力電圧VAC’を整流してもよい。また、部品点数の増加をいとわない場合、第2整流回路202はブリッジ整流回路であってもよい。
駆動回路204は、第2整流回路202の出力電圧(整流電圧ともいう)VRECTを受け、機械式リレー201のオン、オフを制御する。具体的には、整流電圧VRECTは、駆動回路204における異常の有無の判定に利用され、また駆動回路204の電源としても利用される。機械式リレー201はコイルL1を有する電磁式リレーであり、駆動回路204は、コイルL1に供給される駆動電流IL1を制御することにより、機械式リレー201のオン、オフを切りかえる。
第1整流回路106、機械式リレー201および駆動回路204の基準電圧VGND1は、第1グランドプレーンからとられる。またDC/DCコンバータ110の基準電圧VGND2は、第2グランドプレーン122からとられる。また本実施の形態において、平滑キャパシタ108は、第2グランドプレーン122側に設けられる。
たとえば駆動回路204は、AC入力電圧VACの振幅が所定の正常範囲V〜Vから逸脱したとき、機械式リレー201をオフする。また駆動回路204は、AC入力電圧VACの振幅が所定の正常範囲V〜V内に戻ると、機械式リレー201をオンする。
以上がAC/DCコンバータ100の全体構成である。
続いて保護回路200のさらに具体的な構成例を説明する。図3は、図2のAC/DCコンバータ100の具体的な構成を示す回路図である。
たとえばフィードバック回路114は、シャントレギュレータおよびフォトカプラを含み、出力電圧VOUTが目標値に近づくように電圧レベルが調節されるフィードバック電圧VFBを生成する。抵抗Rは、スイッチングトランジスタM1と直列に設けられる。抵抗Rには、スイッチングトランジスタM1のオン時間にトランスT1の1次巻線W1に流れる電流に比例した電圧降下(検出電圧)VCSが発生する。補助巻線W3には、スイッチングトランジスタM1のオフ時間において2次巻線W2に流れる電流に応じた電圧VZTが発生する。制御回路112は、フィードバック電圧VFB、検出電圧VCS、VZTにもとづいて、スイッチングトランジスタM1をスイッチングする。なおDC/DCコンバータ110の構成、制御方式は特に限定されず、ピーク電流モード、平均電流モード、電圧モードなど、さまざまな方式が利用でき、また自励式、他励式であるとを問わない。
駆動回路204は、検出電圧生成部206、異常判定部208、駆動部210、内部電源212を備える。異常判定部208、内部電源212および駆動部210の一部は、ひとつの半導体基板(以下、リレー制御回路220という)に集積化されている。
検出電圧生成部206は、第2整流回路202の出力電圧VRECTを分圧して検出電圧VDETを生成する。リレー制御回路220は、高電圧入力(VHIN)端子、交流検出(ACDET)端子、接地(GND)端子、タイマー(TIMER)端子、検出出力(DET_OUT)端子、リレー出力(RL_OUT)端子、電源(VCC)端子を有する。VHIN端子には、外部の抵抗R21を介して、整流電圧VRECTが入力される。ACDET端子には、検出電圧VDETが入力される。GND端子は、第1グランドプレーン120と接続され、基準電圧VGND1が供給される。TIMER端子には、後述する解除時間設定用のキャパシタC12が外付けされる。DET_OUT端子は、異常判定の有無を外部に通知するために設けられる。たとえばDET_OUT端子には、フォトカプラ222が外付けされる。
内部電源212は、VHIN端子の整流電圧VRECTを受け、それを降圧して、内部電源電圧VCCを生成する。内部電源212の出力端子には、VCC端子を介してキャパシタC11が外付けされる。内部電源電圧VCCは、リレー制御回路220内の異常判定部208、プリドライバ214等に供給される。
異常判定部208は、検出電圧VDETを所定のしきい値電圧VTHと比較し、AC入力電圧VDETが所定の正常範囲を逸脱するとネゲート(ローレベル)される異常検出信号S1を生成する。
異常判定部208は、機械式リレー201をオフした後、AC入力電圧VACの振幅が所定の正常範囲に含まれる状態が、所定の解除時間τRESET持続すると、異常検出信号S1をアサート(たとえばハイレベル)する。解除時間τRESETは、TIMER端子に接続されるキャパシタC12の容量値に応じて設定可能としてもよい。たとえば異常判定部208は、AC入力電圧VACの振幅が所定の正常範囲に含まれる期間、キャパシタC12を定電流で充電するよう構成される。そしてTIMER端子の電圧VTIMERが、解除時間τRESETに応じたしきい値電圧に達すると、異常検出信号S1をアサートしてもよい。
インバータ224は、異常検出信号S1を反転し、DET_OUT端子から出力する。異常検出信号S1は、外部のプロセッサや、DC/DCコンバータ110の制御回路112等に入力されてもよい。
駆動部210は、異常検出信号S1にもとづいて機械式リレー201のオン、オフを切りかえる。たとえば駆動部210は、第1トランジスタM11、第2トランジスタM12、第1抵抗R11、第2抵抗R12、プリドライバ214を含む。
第1トランジスタM11はコイルL1と直列に設けられており、そのソースは、コイルL1の一端に接続される。第1抵抗R11は、第1トランジスタM11のドレインと平滑キャパシタ108の間に設けられる。第2抵抗R12は、第1トランジスタM11のゲートと平滑キャパシタ108の間に設けられる。第2トランジスタM12のドレインは、RL_OUT端子を介して第1トランジスタM11のゲートと接続され、そのソースは第2グランドプレーン122と接続される。プリドライバ214は、異常検出信号S1にもとづいて第2トランジスタM12のゲート電圧を制御する。
たとえば機械式リレー201がノーマリオンであってもよい。この場合、プリドライバ214は、異常検出信号S1がネゲート(ローレベル)されると、第2トランジスタM12のゲート電圧をローレベルとして第2トランジスタM12をオフする。これにより異常時に、第1トランジスタM11がオンとなり、コイルL1に電流IL1が供給され、機械式リレー201がオフする。
反対に異常検出信号S1がアサート(ハイレベル)されると、第2トランジスタM12のゲート電圧をハイレベルとして第2トランジスタM12をオンする。これにより正常時に、第1トランジスタM11がオフとなり、コイルL1の電流IL1がゼロとなり、機械式リレー201がオンする。
図4は、リレー制御回路220の構成例を示す回路図である。
内部電源212は、スタータ回路230、クランプ回路234を含む。スタータ回路230は、VHIN端子とVCC端子の間に設けられ、AC/DCコンバータ100の起動時において、整流電圧VRECTによりVCC端子に接続された出力キャパシタC11を充電する経路を含む。好ましくは、スタータ回路230は、700V〜800V程度の耐圧を有する高耐圧トランジスタのトランジスタM21と、トランジスタM21のオン、オフを制御するゲート制御回路232と、を含む。たとえばNMOSトランジスタM21はデプレッション型であり、ソースおよびバックゲートが共通に接続されてもよい。高耐圧トランジスタ素子のデバイス構造は公知の技術を用いればよいため、説明は省略する。
スタータ回路230による充電によって、VCC端子の電圧VCCは非常に高くなる場合がある。クランプ回路234は、VCC端子の電圧VCCを所定の上限電圧(たとえば12V)以下にクランプし、駆動回路20をはじめとする内部回路に供給する。
異常判定部208は、比較回路240、判定ロジック部250を備える。比較回路240は、検出電圧VDETが所定の正常範囲VTHL〜VTHHから逸脱したときにアサート(ハイレベル)される判定信号S2を生成する。比較回路240は、第1コンパレータ242、第2コンパレータ244、ORゲート246を含む。第1コンパレータ242、第2コンパレータ244はそれぞれ、検出電圧VDETをしきい値V、Vと比較する。ORゲート246は、コンパレータ242、244の出力S2H、S2Lの論理和である判定信号S2を生成する。
判定信号S2のチャタリングを防止するために、コンパレータ242、244はヒステリシスコンパレータであってもよい。
過電圧異常のみを判定する場合、第2コンパレータ244は省略でき、低電圧異常のみを判定する場合、第1コンパレータ242は省略できる。
判定ロジック部250は、判定信号S2がアサート(ハイレベル)されると、異常検出信号S1をネゲート(ローレベル)する。また判定ロジック部250は、判定信号S2がアサート(ハイレベル)された状態が、解除時間τRESET持続すると、異常検出信号S1をアサート(ハイレベル)する。
たとえば判定ロジック部250は、インバータ252、タイマー254、ANDゲート256を含む。インバータ252は、判定信号S2を反転する。
タイマー254は、判定信号S2がネゲートされると、TIMER端子に定電流を供給し、キャパシタC12を充電する。これにより、TIMER端子の電圧VTIMERは、判定信号S2がネゲートされる期間、上昇していく。そしてタイマー254は、電圧VTIMERがしきい値VRESETに達すると、解除信号S3をアサート(ハイレベル)とする。TIMER端子の電圧VTIMERは、判定信号S2がアサートされるたびに0Vにリセットされる。
ANDゲート256は、解除信号S3とインバータ252の出力#S2の論理積をとり、異常検出信号S1として出力する。
続いて、AC/DCコンバータ100の動作を説明する。
図5は、第1の実施の形態に係るAC/DCコンバータ100の動作波形図(タイムチャート)である。この例では、時刻t0〜t2の2サイクルの間、AC入力電圧VACは正常であり、時刻t2〜t3の2サイクルの間、AC入力電圧VACは異常であり、時刻t3以降、正常となっている。
時刻t0に、差し込みプラグがコンセント(アウトレット)に挿入され、AC入力電圧VACの供給がスタートする。その後まもなくして、VCC端子のキャパシタC11が充電され、駆動回路204(リレー制御回路220)が動作可能となる。
駆動回路204が動作可能となると、AC入力電圧VACの振幅は正常であるため、RL_OUT端子が直ちにローレベルとなり、第1トランジスタM11がオフし、機械式リレー201がオンする。機械式リレー201がオンすることにより、平滑キャパシタ108に直流電圧VDCが生成され、DC/DCコンバータ110によりDC出力電圧VOUTが生成される。
時刻t2に、検出電圧VDETがしきい値Vを超えると、異常検出信号S1がネゲート(ローレベル)され、RL_OUT端子がハイレベルとなる。これにより、機械式リレー201がオフする。
時刻t3に、AC入力電圧VACの振幅が正常に戻った後、解除時間τRESETが経過すると、RL_OUT端子がローレベルとなり、機械式リレー201が再びオンする。
以上がAC/DCコンバータ100の動作である。
このAC/DCコンバータ100によると、過電圧入力などの異常発生時に、機械式リレー201をオフすることにより、DC/DCコンバータ110に過電圧が印加され、および/または大電流が流れるのを防止できる。
より詳しくは、機械式リレー201がオフすることにより、第2グランドプレーン122が第1グランドプレーン120と完全に切り離されるため、DC/DCコンバータ110を経由する電流ループが存在しなくなる。したがってDC/DCコンバータ110を低耐圧素子(あるいは電流容量が小さい素子)を用いて構成することができ、コストを削減し、効率の低下を抑制しつつ、異常高電圧に対する信頼性を高めることができる。
また機械式リレー201がオフした状態においても、第1整流回路106、機械式リレー201、駆動回路204の基準電圧VGND1は安定であるため、異常の有無の判定を継続しながら、機械式リレー201の状態を正しく制御し続けることができる。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態に係る保護回路300を備えるAC/DCコンバータ100aを示す回路図である。AC/DCコンバータ100aは、図1のAC/DCコンバータ100rに加えて、保護回路300をさらに備える。第1の実施の形態と第2の実施の形態では、保護回路300を設ける箇所が異なっている。
第1ACライン130、第2ACライン132にはそれぞれ、フィルタ104を介してAC入力電圧VACの第1極性、第2極性の成分VAC+、VAC−が入力される。
第1整流回路106は、第1ACライン130、第2ACライン132と接続され、AC入力電圧VACを整流する。
平滑キャパシタ108は、第1整流回路106の出力端子対の間に接続される。DC/DCコンバータ110は、平滑キャパシタ108に生ずるDC中間電圧VDCを昇圧もしくは降圧し、DC出力電圧VOUTを生成する。
第1グランドプレーン134は、第1整流回路106、平滑キャパシタ108、DC/DCコンバータ110に基準電圧VGND1を供給する。
保護回路300は、機械式リレー301、第2整流回路302、駆動回路304、第2グランドプレーン136を備える。
第2整流回路302は、第1ACライン130、第2ACライン132と接続され、AC入力電圧VACを整流する。第2整流回路302は、交流電圧VACを全波整流するダイオードブリッジ回路である。
機械式リレー301は、第2ACライン132上に設けられる。なお機械式リレー301は第1ACライン130上に設けてもよい。
駆動回路304は、第2整流回路302の出力電圧(整流電圧ともいう)VRECTを受け、機械式リレー301のオン、オフを制御する。
第2グランドプレーン136は、第1グランドプレーン134とは独立に設けられており、それらは互いに絶縁されている。第2グランドプレーン136は、第2整流回路302、機械式リレー301、駆動回路304に基準電圧VGND2を供給する。
駆動回路304は、AC入力電圧VACの振幅が所定の正常範囲V〜Vを逸脱したときに、機械式リレー301をオフする。
図7は、図6の保護回路300aの具体的な構成を示す回路図である。
駆動回路304は、検出回路308、駆動部310を備える。
検出回路308は、第2整流回路302の出力電圧VRECTを分圧して検出電圧VDETを生成し、リレー制御回路220のACDET端子に入力する。
リレー制御回路220の構成は図3のそれと同じであり、異常判定部208、内部電源212、プリドライバ214、第2トランジスタM12を含む。
駆動部310は、リレー制御回路220の内部のプリドライバ214、第2トランジスタM12に加えて、第1抵抗R11、第2抵抗R12、第1トランジスタM11、ツェナーダイオードZD1、平滑回路306を含む。
平滑回路306は、第2整流回路302の出力電圧VRECTを平滑化し、直流電圧VDC2を生成する。第1トランジスタM11のソースは、コイルL1の一端に接続される。第1抵抗R11は、第1トランジスタM11のドレインと平滑回路306の出力の間に設けられる。第2抵抗R12は、第1トランジスタM11のゲートと平滑回路306の出力の間に設けられる。
以上が第2の実施の形態に係るAC/DCコンバータ100aの構成である。
このAC/DCコンバータ100aによっても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
第1、第2の実施の形態に開示されるAC/DCコンバータ100は、以下の技術的思想として把握することも可能である。
AC/DCコンバータ100および保護回路200(300)は、電源回路を形成する。AC/DCコンバータ100は、AC入力電圧VACを整流する第1整流回路106と、第1整流回路106の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタ108と、平滑キャパシタ108に生ずるDC中間電圧VDCを昇圧もしくは降圧し、DC出力電圧VOUTを生成するDC/DCコンバータ110と、を備える。保護回路200(300)は、AC/DCコンバータ100の直流電流ループ(交流電流ループ)上に設けられた機械式リレー201(301)と、AC入力電圧VACを整流する第2整流回路202(302)と、第2整流回路202(302)の出力電圧VRECTを受け、機械式リレー201(301)のオン、オフを制御する駆動回路204(304)と、を備える。この電源回路は、機械式リレー201(301)がオフして、直流電流ループ(交流電流ループ)が遮断されたときに、機械式リレー201(301)、第2整流回路202(302)、駆動回路204(304)に基準電圧VGND1(VGND2)を供給する第1グランドプレーン120(136)と、DC/DCコンバータ110に基準電圧VGND2(VGND1)供給する第2グランドプレーン122(134)が絶縁されるとともに、第1グランドプレーン120(136)がフローティング状態とならないように構成される。
したがって、第1、第2の実施の形態で説明した構成に限定されず、この技術的思想として把握しうるさまざまな変形例も、本発明の範囲に含まれる。
また、第1の実施の形態において図3および図4に示したリレー制御回路220は、第2の実施の形態にも利用可能であることに留意されたい。すなわち、リレー制御回路220は、第1、第2の実施の形態で共通に利用可能であるため、ユーザが、リレー制御回路220の用途を選択することができる。
以上、本発明について、第1、第2の実施の形態をもとに説明した。これら実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1の変形例)
機械式リレー201はノーマリオフであってもよい。この場合、プリドライバ214は、異常検出信号S1がネゲート(ローレベル)されると、第2トランジスタM12のゲート電圧をハイレベルとして第2トランジスタM12をオンする。これにより異常時に、第1トランジスタM11がオフとなり、コイルL1の電流が遮断され、機械式リレー201がオフする。
反対に異常検出信号S1がアサート(ハイレベル)されると、第2トランジスタM12のゲート電圧をローレベルとして第2トランジスタM12をオフする。これにより正常時に、第1トランジスタM11がオンとなり、コイルL1に電流IL1がゼロとなり、機械式リレー201がオンする。
(第2の変形例)
第1、第2の実施の形態では、リレー制御回路220に、VHIN端子とACDET端子を設ける場合を説明したが、本発明はそれには限定されない。
図8(a)、(b)は、第2の変形例に係るリレー制御回路220を示す回路図である。図8(a)のリレー制御回路220aは、ACDET端子および検出電圧生成部206に代えて、NMOSトランジスタM13、抵抗R31、R32を備える。
NMOSトランジスタM13は、高耐圧トランジスタであり、デプレッション型で構成される。
NMOSトランジスタM13のドレインはVHIN端子と接続され、そのゲートは、そのソースと接続される。またNMOSトランジスタM13のバックゲートもソースと接続される。
第1抵抗R31および第2抵抗R32は、NMOSトランジスタM13のソースと接地の間に設けられる。第1抵抗R31および第2抵抗R32によって、NMOSトランジスタM13のソース電圧Vsが分圧される。第1抵抗R31および第2抵抗R32の接続ノードN1に生ずる電圧が、検出電圧VDETとなる。
この変形例において、AC入力電圧VACの振幅が正常範囲に含まれるとき、NMOSトランジスタM13が線形領域で動作するように、回路の動作点が定められる。この動作点は、具体的には、NMOSトランジスタMN1のサイズ、第1抵抗R31および第2抵抗R32の抵抗値に応じて設定可能である。
AC入力電圧VACの振幅が正常範囲に含まれるとき、NMOSトランジスタM13は線形領域で動作する。線形領域において、ドレイン電流Idは、AC入力電圧VACの振幅に応じて変化する。
NMOSトランジスタM13が飽和領域に入ると、ドレイン電流Idはほぼ一定値IMAXをとる。したがって交流電圧VACの振幅が、線形領域と飽和領域の境界に対応する電圧(以下、クランプ電圧VCLという)を超えると、第1抵抗R31と第2抵抗R32の両端間の電圧、言い換えればNMOSトランジスタM13のソース電圧Vsは、VMAX=(R31+R32)×IMAX付近にてクランプされ、したがって、検出電圧VDETも、ある一定レベルにてクランプされる。
リレー制御回路220aによれば、検出電圧VDETにもとづいて、AC入力電圧VACの振幅の範囲を判定することができる。
図8(b)のリレー制御回路220bは、ACDET端子および検出電圧生成部206に代えて、NMOSトランジスタM13、M14、M15、抵抗R33を備える。NMOSトランジスタM13は、高耐圧のデプレッションMOSFETである。
トランジスタM14、M15は、NMOSトランジスタM13のドレイン電流Idを所定係数倍(×K)して折り返すカレントミラー回路を形成する。変換抵抗R33は、カレントミラー回路の出力電流K×Idの経路上に設けられる。検出電圧VDETは、VCC−K×Id×R31となる。
リレー制御回路220bの動作点は、NMOSトランジスタM13が飽和領域で動作するように定められる。この場合、NMOSトランジスタM13のドレイン電流Idは、交流電圧VACの振幅に応じて変化し、したがって検出電圧VDETも、AC入力電圧VACの振幅に応じて変化する。
リレー制御回路220bによれば、検出電圧VDETにもとづいて、AC入力電圧VACの振幅の範囲を判定することができる。
(第3の変形例)
第1、第2の実施の形態では、AC入力電圧VACの振幅が正常範囲を逸脱すると直ちに機械式リレー201、301をオフしたが、本発明はそれには限定されない。たとえば駆動回路204、304は、AC入力電圧VACの振幅が正常範囲を逸脱した状態が、所定の検出時間TDET持続すると、機械式リレー201(301)をオフしてもよい。検出時間TDETは、AC入力電圧の数サイクルに対応する時間であってもよい。またリレー制御回路220に、タイマー用(DET_TIMER)端子を追加し、DET_TIMER端子に接続するキャパシタの容量に応じて、検出時間TDETを設定可能としてもよい。
この変形例によれば、極短時間の電圧変動やスパイク状のノイズによって、保護回路が誤動作するのを防止できる。
(第4の変形例)
各信号のアサート、ネゲートと、ハイレベル、ローレベルの割り当ての組み合わせは任意である。
(用途)
最後に、第1あるいは第2の実施の形態で説明したAC/DCコンバータ100の用途を説明する。AC/DCコンバータ100は、ACアダプタや電子機器の電源ブロックに好適に利用される。
図9は、AC/DCコンバータ100を備えるACアダプタ800を示す図である。ACアダプタ800は、プラグ802、筐体804、コネクタ806を備える。プラグ802は、図示しないコンセントから商用交流電圧VACを受ける。AC/DCコンバータ100は、筐体804内に実装される。AC/DCコンバータ100により生成された直流出力電圧VOUTは、コネクタ806から電子機器810に供給される。電子機器810は、ノートPC、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、携帯オーディオプレイヤなどが例示される。
図10(a)、(b)は、AC/DCコンバータ100を備える電子機器900を示す図である。図10(a)、(b)の電子機器900はディスプレイ装置であるが、電子機器900の種類は特に限定されず、オーディオ機器、冷蔵庫、エアコン、洗濯機、掃除機など、電源装置を内蔵する機器であればよい。
プラグ902、図示しないコンセントから商用交流電圧VACを受ける。AC/DCコンバータ100は、筐体804内に実装される。AC/DCコンバータ100により生成された直流出力電圧VOUTは、同じ筐体904内に搭載される、マイコン、DSP(Digital Signal Processor)、電源回路、照明機器、アナログ回路、デジタル回路などの負荷に供給される。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…AC/DCコンバータ、102…ヒューズ、104…フィルタ、106…第1整流回路、108…平滑キャパシタ、110…DC/DCコンバータ、112…制御回路、114…フィードバック回路、120…第1グランドプレーン、122…第2グランドプレーン、130…第1ACライン、132…第2ACライン、134…第1グランドプレーン、136…第2グランドプレーン、M1…スイッチングトランジスタ、T1…トランス、W1…1次巻線、W2…2次巻線、D1…整流ダイオード、C1…出力キャパシタ、200…保護回路、201…機械式リレー、202…第2整流回路、204…駆動回路、206…検出電圧生成部、208…異常判定部、210…駆動部、212…内部電源、214…プリドライバ、M11…第1トランジスタ、M12…第2トランジスタ、R11…第1抵抗、R12…第2抵抗、220…リレー制御回路、222…フォトカプラ、224…インバータ、230…スタータ回路、232…ゲート制御回路、234…クランプ回路、240…比較回路、242…第1コンパレータ、244…第2コンパレータ、246…ORゲート、250…判定ロジック部、252…インバータ、254…タイマー、256…ANDゲート、S1…異常検出信号、S2…判定信号、300…保護回路、301…機械式リレー、302…第2整流回路、304…駆動回路、306…平滑回路、308…検出回路、310…駆動部、800…ACアダプタ、802…プラグ、804…筐体、806…コネクタ、810,900…電子機器、902…プラグ、904…筐体。

Claims (17)

  1. AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータとともに使用される保護回路であって、
    前記AC/DCコンバータは、
    前記AC入力電圧を整流する第1整流回路と、
    前記第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、
    前記平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、前記DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、
    第1グランドプレーンと、
    第2グランドプレーンと、
    を備え、
    前記保護回路は、
    前記第1グランドプレーンと前記第2グランドプレーンの間を接続する機械式リレーと、
    前記AC入力電圧を整流する第2整流回路と、
    前記第2整流回路の出力電圧を受け、前記機械式リレーのオン、オフを制御する駆動回路と、
    を備え、
    前記第1整流回路、前記機械式リレーおよび前記駆動回路の基準電圧は、前記第1グランドプレーンからとられ、前記DC/DCコンバータの基準電圧は、前記第2グランドプレーンからとられ、
    前記駆動回路は、前記AC入力電圧の振幅が所定の正常範囲を逸脱したときに、前記機械式リレーをオフし、
    前記駆動回路は、
    前記第2整流回路の出力電圧を分圧して検出電圧を生成する検出電圧生成部と、
    前記検出電圧が所定のしきい値電圧より高いときに所定レベルとなる異常検出信号を生成する異常判定部と、
    前記異常検出信号にもとづいて前記機械式リレーのオン、オフを切りかえる駆動部と、
    を含むことを特徴とする保護回路。
  2. 前記平滑キャパシタは、前記第2グランドプレーン側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の保護回路。
  3. 前記駆動回路は、前記機械式リレーをオフした後、前記AC入力電圧の振幅が前記正常範囲に含まれる状態が、所定の解除時間持続すると、前記機械式リレーをオンすることを特徴とする請求項1または2に記載の保護回路。
  4. 前記駆動回路は、前記第2整流回路の出力電圧にもとづいて内部電源電圧を生成する内部電源をさらに含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の保護回路。
  5. 前記機械式リレーは、コイルを有する電磁式リレーであり、
    前記駆動部は、
    ソースが前記コイルの一端に接続された第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタのドレインと前記平滑キャパシタの間に設けられた第1抵抗と、
    前記第1トランジスタのゲートと前記平滑キャパシタの間に設けられた第2抵抗と、
    ドレインが前記第1トランジスタのゲートと接続され、ソースが前記第2グランドプレーンと接続された第2トランジスタと、
    前記異常検出信号にもとづいて前記第2トランジスタのゲート電圧を制御するプリドライバと、
    を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の保護回路。
  6. 前記異常判定部、前記第2トランジスタおよび前記プリドライバはひとつの半導体チップに一体集積化されることを特徴とする請求項に記載の保護回路。
  7. AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータを備える電子機器であって、
    前記AC/DCコンバータは、
    前記AC入力電圧を整流する第1整流回路と、
    前記第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、
    前記平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、前記DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、
    第1グランドプレーンと、
    第2グランドプレーンと、
    を備え、
    前記電子機器はさらに、請求項1からのいずれかに記載の保護回路を備えることを特徴とする電子機器。
  8. AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータを備える電源アダプタであって、
    前記AC/DCコンバータは、
    前記AC入力電圧を整流する第1整流回路と、
    前記第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、
    前記平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、前記DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、
    第1グランドプレーンと、
    第2グランドプレーンと、
    を備え、
    前記電源アダプタはさらに、請求項1からのいずれかに記載の保護回路を備えることを特徴とする電源アダプタ。
  9. AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータとともに使用される保護回路であって、
    前記AC/DCコンバータは、
    前記AC入力電圧の第1極性の成分が入力される第1ACラインと、
    前記AC入力電圧の第2極性の成分が入力される第2ACラインと、
    前記第1、第2ACラインと接続され、前記AC入力電圧を整流する第1整流回路と、
    前記第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、
    前記平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、前記DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、
    前記第1整流回路、前記平滑キャパシタ、前記DC/DCコンバータに基準電圧供給する第1グランドプレーンと、
    を備え、
    前記保護回路は、
    前記第1、第2ACラインと接続され、前記AC入力電圧を整流する第2整流回路と、
    前記第1ACラインの経路上に設けられた機械式リレーと、
    前記第2整流回路の出力電圧を受け、前記機械式リレーのオン、オフを制御する駆動回路と、
    前記第1グランドプレーンと絶縁されており、前記第2整流回路、前記機械式リレー、前記駆動回路に基準電圧を供給する第2グランドプレーンと、
    を備えることを特徴とする保護回路。
  10. 前記駆動回路は、前記AC入力電圧の振幅が所定の正常範囲を逸脱したときに、前記機械式リレーをオフすることを特徴とする請求項に記載の保護回路。
  11. 前記駆動回路は、前記機械式リレーをオフした後、前記AC入力電圧の振幅が前記正常範囲に含まれる状態が、所定の解除時間持続すると、前記機械式リレーをオンすることを特徴とする請求項10に記載の保護回路。
  12. 前記駆動回路は、
    前記第2整流回路の出力電圧を分圧して検出電圧を生成する検出電圧生成部と、
    前記検出電圧が所定のしきい値電圧より高いときに所定レベルとなる異常検出信号を生成する異常判定部と、
    前記異常検出信号にもとづいて前記機械式リレーのオン、オフを切りかえる駆動部と、
    を含むことを特徴とする請求項10または11に記載の保護回路。
  13. 前記駆動回路は、前記第2整流回路の出力電圧にもとづいて内部電源電圧を生成する内部電源をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の保護回路。
  14. 前記機械式リレーは、コイルを有する電磁式リレーであり、
    前記駆動部は、
    前記第2整流回路の出力電圧を平滑化する平滑回路と、
    ソースが前記コイルの一端に接続された第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタのドレインと前記平滑回路の出力の間に設けられた第1抵抗と、
    前記第1トランジスタのゲートと前記平滑回路の出力の間に設けられた第2抵抗と、
    ドレインが前記第1トランジスタのゲートと接続され、ソースが前記第2グランドプレーンと接続された第2トランジスタと、
    前記異常検出信号にもとづいて前記第2トランジスタのゲート電圧を制御するプリドライバと、
    を含むことを特徴とする請求項12または13に記載の保護回路。
  15. 前記異常判定部、前記第2トランジスタおよび前記プリドライバは、ひとつの半導体チップに一体集積化されることを特徴とする請求項14に記載の保護回路。
  16. AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータを備える電子機器であって、
    前記AC/DCコンバータは、
    前記AC入力電圧の第1極性の成分が入力される第1ACラインと、
    前記AC入力電圧の第2極性の成分が入力される第2ACラインと、
    前記第1、第2ACラインと接続され、前記AC入力電圧を整流する第1整流回路と、
    前記第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、
    前記平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、前記DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、
    前記第1整流回路、前記平滑キャパシタ、前記DC/DCコンバータに基準電圧を供給する第1グランドプレーンと、
    を備え、
    前記電子機器はさらに、請求項9から15のいずれかに記載の保護回路を備えることを特徴とする電子機器。
  17. AC入力電圧をDC出力電圧に変換するAC/DCコンバータを備える電源アダプタであって、
    前記AC/DCコンバータは、
    前記AC入力電圧の第1極性の成分が入力される第1ACラインと、
    前記AC入力電圧の第2極性の成分が入力される第2ACラインと、
    前記第1、第2ACラインと接続され、前記AC入力電圧を整流する第1整流回路と、
    前記第1整流回路の出力端子対の間に接続された平滑キャパシタと、
    前記平滑キャパシタに生ずるDC中間電圧を昇圧もしくは降圧し、前記DC出力電圧を生成するDC/DCコンバータと、
    前記第1整流回路、前記平滑キャパシタ、前記DC/DCコンバータに基準電圧を供給する第1グランドプレーンと、
    を備え、
    前記電源アダプタはさらに、請求項9から15のいずれかに記載の保護回路を備えることを特徴とする電源アダプタ。
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