JP6554321B2 - 絶縁同期整流型dc/dcコンバータおよびその同期整流コントローラ、それを用いた電源装置、電源アダプタおよび電子機器 - Google Patents

絶縁同期整流型dc/dcコンバータおよびその同期整流コントローラ、それを用いた電源装置、電源アダプタおよび電子機器 Download PDF

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本発明は、DC/DCコンバータに関する。
テレビや冷蔵庫をはじめとするさまざまな家電製品は、外部からの商用交流電力を受けて動作する。ラップトップ型コンピュータ、携帯電話端末やタブレット端末をはじめとする電子機器も、商用交流電力によって動作可能であり、あるいは商用交流電力によって、機器に内蔵の電池を充電可能となっている。こうした家電製品や電子機器(以下、電子機器と総称する)には、商用交流電圧をAC/DC(交流/直流)変換する電源装置(AC/DCコンバータ)が内蔵される。あるいは電子機器の外部の電源アダプタ(ACアダプタ)にAC/DCコンバータが内蔵される場合もある。
図1は、本発明者が検討したAC/DCコンバータ100rの基本構成を示すブロック図である。AC/DCコンバータ100rは主としてフィルタ102、整流回路104、平滑キャパシタ106およびDC/DCコンバータ200rを備える。
商用交流電圧VACは、ヒューズおよび入力キャパシタ(不図示)を介してフィルタ102に入力される。フィルタ102は、商用交流電圧VACのノイズを除去する。整流回路104は、商用交流電圧VACを全波整流するダイオードブリッジ回路である。整流回路104の出力電圧は、平滑キャパシタ106によって平滑化され、直流電圧VINに変換される。
絶縁型のDC/DCコンバータ200rは、入力端子P1に直流電圧VINを受け、それを降圧して、目標値に安定化された出力電圧VOUTを出力端子P2に接続される負荷(不図示)に供給する。
DC/DCコンバータ200rは、1次側コントローラ202、フォトカプラ204、シャントレギュレータ206、出力回路210およびその他の回路部品を備える。出力回路210は、トランスT1、ダイオードD1、出力キャパシタC1、スイッチングトランジスタM1、を含む。出力回路210のトポロジーは、一般的なフライバックコンバータのそれであるため、説明を省略する。
スイッチングトランジスタM1がスイッチングすることにより、入力電圧VINが降圧され、出力電圧VOUTが生成される。そしてコントローラ202は、スイッチングトランジスタM1のスイッチングのデューティ比を調節することにより、出力電圧VOUTを目標値に安定化させる。
DC/DCコンバータ200rの出力電圧VOUTは、抵抗R1、R2により分圧される。シャントレギュレータ206は、分圧された電圧(電圧検出信号)Vと所定の基準電圧VREF(不図示)の誤差を増幅し、誤差に応じた誤差電流IERRを、フォトカプラ204の入力側の発光素子(発光ダイオード)から引き込む(シンク)。
フォトカプラ204の出力側の受光素子(フォトトランジスタ)には、2次側の誤差電流IERRに応じたフィードバック電流IFBが流れる。このフィードバック電流IFBが、抵抗およびキャパシタにより平滑化され、コントローラ202のフィードバック(FB)端子に入力される。コントローラ202は、FB端子の電圧(フィードバック電圧)VFBにもとづいてスイッチングトランジスタM1のデューティ比を調節する。
特開2010−074959号公報
絶縁型DC/DCコンバータでは、1次側のみでなく2次側においても、過電圧状態、温度異常、過電流状態などの異常が発生しうるところ、図1の構成ではそれを検出することができず、2次側に関しては回路保護機能が存在しない。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、2次側の異常を検出し、異常発生時には回路を保護可能なDC/DCコンバータの提供にある。
本発明のある態様は、負荷に電力を供給する絶縁同期整流型DC/DCコンバータの2次側に配置され、DC/DCコンバータの2次側の同期整流トランジスタを制御する同期整流コントローラに関する。絶縁同期整流型DC/DCコンバータは、1次巻線および2次巻線を有するトランスと、トランスの1次巻線と接続されるスイッチングトランジスタと、トランスの2次巻線と接続される同期整流トランジスタと、フィードバック用フォトカプラと、フィードバック用フォトカプラの出力側と接続され、フィードバック用フォトカプラからのフィードバック信号に応じてスイッチングトランジスタをスイッチングする1次側コントローラと、を備える。同期整流コントローラは、同期整流トランジスタをスイッチングする駆動回路と、DC/DCコンバータの2次側の異常を検出する異常検出回路と、異常の発生を外部に通知するためのフェイル端子と、を備え、単一のモジュールにパッケージ化される。
この態様によると、2次側の同期整流コントローラに、異常検出機能を設け、その結果を示すフェイル信号を外部に取り出すことにより、他のICとの協調動作により、回路保護を実現できる。
フェイル端子には、負荷が接続されてもよい。この場合、異常発生の通知を受けた負荷において、動作を停止したり、消費電流を低減させることで、回路を保護できる。
負荷は、マイクロコントローラと、マイクロコントローラの制御下に置かれる少なくともひとつの回路と、を含んでもよい。フェイル端子には、マイクロコントローラが接続されてもよい。
この場合、異常発生の通知を受けたマイクロコントローラが、その制御下にある回路を停止させ、あるいは消費電流を低減させることで、回路を保護できる。
DC/DCコンバータから負荷への出力電圧の供給経路上には遮断・導通が切りかえ可能なロードスイッチが設けられてもよい。フェイル端子には、ロードスイッチの制御端子が接続されてもよい。
この場合、異常発生時にロードスイッチをオフすることで、負荷を保護することができる。
DC/DCコンバータは、その出力側が1次側コントローラと接続されたエラー通知用フォトカプラをさらに備えてもよい。同期整流コントローラのフェイル端子は、異常の発生を1次側コントローラに通知するために、エラー通知用フォトカプラの入力側と接続されてもよい。
この場合、異常発生の通知を受けた1次側コントローラが、スイッチングトランジスタを停止させ、トランスの2次側に供給する電力を低下させることで、回路を保護できる。
ある態様の同期整流コントローラは、フィードバック用フォトカプラの入力側と接続されるフォトカプラ接続端子と、DC/DCコンバータの出力電圧に応じた電圧検出信号とその目標電圧の誤差を増幅し、誤差に応じた電流をフォトカプラ接続端子を介してフィードバック用フォトカプラの入力側から引き込むエラーアンプと、をさらに備え、単一のモジュールにパッケージ化されてもよい。
この態様では、シャントレギュレータに代えて、同期整流コントローラに内蔵されたエラーアンプによって、フォトカプラの入力側の電流を生成することとした。これにより、エラーアンプの消費電流をシャントレギュレータに比べて大幅に低減することができ、効率を改善できる。
エラーアンプと駆動回路は電源プレーンが独立しており、またそれらのグランドプレーンが独立していてもよい。
これにより、同期整流トランジスタを、トランスの2次巻線の高電位側(出力端子側)に配置することができる。
エラーアンプの電源プレーンには、フォトカプラ接続端子の電圧から生成された内部電源電圧が供給され、エラーアンプのグランドプレーンにはDC/DCコンバータの2次側の接地電位が供給されてもよい。
同期整流トランジスタは、2次巻線の高電位側に挿入されるものであり、トランスは、その2次側に設けられた補助巻線をさらに有してもよい。DC/DCコンバータは、補助巻線を利用して同期整流トランジスタと2次巻線の間のラインの電位を基準とした外部電源電圧を生成するよう構成され、駆動回路のグランドプレーンには、ラインの電位が供給され、駆動回路の電源プレーンには、外部電源電圧が供給されてもよい。
エラーアンプと駆動回路は、別々の半導体チップに集積化されてもよい。これにより、エラーアンプと駆動回路のアイソレーションを高めることができる。
同期整流コントローラは、同期整流トランジスタをさらに備えて単一のモジュールにパッケージ化されてもよい。
DC/DCコンバータはフライバック型であってもよいし、フォワード型であってもよい。
本発明の別の態様は、DC/DCコンバータに関する。DC/DCコンバータは、1次巻線および2次巻線を有するトランスと、トランスの1次巻線と接続されるスイッチングトランジスタと、トランスの2次巻線と接続される同期整流トランジスタと、出力キャパシタと、フォトカプラと、同期整流トランジスタをスイッチングするとともに、出力キャパシタの出力電圧とその目標レベルの誤差に応じた電流を、フォトカプラの入力側に供給する上述のいずれかの同期整流コントローラと、フォトカプラの出力側と接続され、同期整流コントローラが生成した電流に応じたフィードバック信号に応じて、スイッチングトランジスタを駆動する1次側コントローラと、を備える。
本発明の別の態様は、電源装置(AC/DCコンバータ)に関する。電源装置は、商用交流電圧をフィルタリングするフィルタと、フィルタの出力電圧を全波整流するダイオード整流回路と、ダイオード整流回路の出力電圧を平滑化し、直流入力電圧を生成する平滑キャパシタと、直流入力電圧を降圧し、負荷に供給する上述のDC/DCコンバータと、を備える。
本発明の別の態様は、電子機器に関する。電子機器は、負荷と、商用交流電圧をフィルタリングするフィルタと、フィルタの出力電圧を全波整流するダイオード整流回路と、ダイオード整流回路の出力電圧を平滑化し、直流入力電圧を生成する平滑キャパシタと、直流入力電圧を降圧し、負荷に供給する上述のDC/DCコンバータと、を備える。
本発明の別の態様は、ACアダプタに関する。ACアダプタは、商用交流電圧をフィルタリングするフィルタと、フィルタの出力電圧を全波整流するダイオード整流回路と、ダイオード整流回路の出力電圧を平滑化し、直流入力電圧を生成する平滑キャパシタと、直流入力電圧を降圧し、直流出力電圧を生成する上述のDC/DCコンバータと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、絶縁同期整流型DC/DCコンバータにおいて2次側の異常を検出し、異常発生時には回路を保護できる。
本発明者が検討したAC/DCコンバータの基本構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係るAC/DCコンバータの回路図である。 同期整流コントローラを備えるDC/DCコンバータの別の構成例を示す回路図である。 同期整流コントローラを備えるDC/DCコンバータの別の構成例を示す回路図である。 同期整流コントローラの具体的な構成例を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る同期整流コントローラを備えるDC/DCコンバータの回路図である。 図7(a)は、PFMモードにおける図6のDC/DCコンバータの動作波形図であり、図7(b)は、図1のDC/DCコンバータの動作波形図である。 第3の実施の形態に係るAC/DCコンバータの回路図である。 第4の実施の形態に係るDC/DCコンバータの回路図である。 AC/DCコンバータを備えるACアダプタを示す図である。 図11(a)、(b)は、AC/DCコンバータを備える電子機器を示す図である。 第1変形例に係る同期整流コントローラを備えるDC/DCコンバータの回路図である。 第2変形例に係る同期整流コントローラを備えるDC/DCコンバータの回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図2は、第1の実施の形態に係るAC/DCコンバータ100の回路図である。AC/DCコンバータ100は、フィルタ102、整流回路104、絶縁型のDC/DCコンバータ200を備える。
絶縁型のDC/DCコンバータ200は、1次側コントローラ202、フォトカプラ204、シャントレギュレータ206、出力回路210、同期整流コントローラ300を備える。出力回路210は、フライバック同期整流型のトポロジーを有し、トランスT1、1次巻線W1に接続されたスイッチングトランジスタM1、2次巻線W2に接続された同期整流トランジスタM2、出力キャパシタC1を備える。本実施の形態において同期整流トランジスタM2は、トランスT1の2次巻線W2よりも低電位側(接地電位側)に挿入されている。
同期整流コントローラ300は、DC/DCコンバータ200の2次側に配置され、同期整流トランジスタM2をスイッチングする。VD端子には、同期整流トランジスタM2のドレイン電圧Vが入力される。OUT端子には同期整流トランジスタM2のゲートが接続される。なお同期整流トランジスタM2は、同期整流コントローラ300に内蔵されてもよい。電圧検出(VO)端子には、出力電圧VOUTに応じた電圧検出信号Vが入力される。GND端子は、トランスT1の2次側の接地ラインと接続される。
同期整流コントローラ300は、駆動回路302および異常検出回路360を備え、単一のモジュールにパッケージ化される。駆動回路302は、同期整流トランジスタM2をスイッチングする。より具体的には駆動回路302は、パルス信号S1を生成するパルス発生器304と、パルス信号S1にもとづいて同期整流トランジスタM2をスイッチングするドライバ306と、を備える。
パルス発生器304の構成およびパルス信号S1の生成方法は特に限定されないが、たとえばパルス発生器304は、少なくとも同期整流トランジスタM2の両端間電圧、つまりドレインソース間電圧VDSにもとづいてパルス信号S1を生成する。より具体的にはパルス発生器304は、ドレインソース間電圧VDSと、2つの負のしきい値電圧VTH1、VTH2にもとづいてパルス信号S1を生成する。2つのしきい値は、VTH1<VTH2<0となるよう定められる。たとえばVTH1=−50mV、VTH2=−10mVである。パルス発生器304は、ドレインソース電圧VDSが負の第1しきい値VTH1より低くなると、パルス信号S1を、同期整流トランジスタM2のオンを指示するレベル(オンレベル、たとえばハイレベル)とし、その後、ドレインソース間電圧VDSがVTH2より高くなると、同期整流トランジスタM2のオフを指示するレベル(オフレベル、たとえばローレベル)とする。
異常検出回路360は、DC/DCコンバータ200の2次側の異常を検出する。異常は、過電圧状態、温度異常状態、過電流状態などが例示されるが、特に限定されない。また各異常を検出する方法も限定されない。たとえば過電圧状態は、DC/DCコンバータ200の出力ラインや任意のノードの電位を監視し、しきい値電圧と比較することにより検出できる。温度異常状態は、サーミスタなどを利用して検出することができる。過電流状態は、同期整流トランジスタM2の両端間の電圧をしきい値電圧と比較することにより検出したり、あるいは、同期整流トランジスタM2と直列にセンス抵抗を挿入し、センス抵抗の電圧降下をしきい値電圧と比較することにより検出できる。
同期整流コントローラ300には、異常検出回路360が検出した異常の発生を、外部に通知するためのフェイル(FAIL)端子が設けられる。FAIL端子はいわゆるオープンドレイン(オープンコレクタ)形式であり、FAIL端子に接続された出力トランジスタ362のオン、オフに応じて、異常の有無を通知してもよい。
以上がDC/DCコンバータ200の構成である。続いてその効果を説明する。
同期整流トランジスタM2は、そのバックゲートとドレイン間に寄生ダイオード(ボディダイオード)を有する。したがって、異常発生時に同期整流トランジスタM2をオフしただけでは、DC/DCコンバータ200はダイオード整流方式で動作し続けることとなり、回路保護にはならない。そこで2次側の同期整流コントローラ300に、異常検出機能を内蔵し、その結果を示すフェイル信号S2を同期整流コントローラ300から外部に取り出せるようにFAIL端子を設けることにより、他のICとの協調動作により、回路保護を実現できる。
図2においてFAIL端子は、DC/DCコンバータ200の負荷500と接続される。これにより、異常発生の通知S2を受けた負荷500において、動作を停止したり、消費電流を低減させることで、回路を保護できる。
たとえば負荷500は、マイクロコントローラ502と、マイクロコントローラ502の制御下に置かれる少なくともひとつの回路504と、を含む。FAIL端子には、マイクロコントローラ502が接続される。マイクロコントローラ502は、異常発生の通知S2を受けると、その制御下にある回路504を停止させ、あるいは消費電流を低減させることで、回路を保護できる。
図3は、同期整流コントローラ300を備えるDC/DCコンバータ200の別の構成例を示す回路図である。DC/DCコンバータ200は、フィードバック用のフォトカプラ204に加えて、エラー通知用フォトカプラ208を備える。エラー通知用フォトカプラ208の入力側の発光素子は、FAIL端子に接続され、出力側の受光素子は、1次側コントローラ202のフェイル端子(FAIL)と接続される。
同期整流コントローラ300のFAIL端子から出力されるフェイル信号S2は、エラー通知用フォトカプラ208を介して、1次側のコントローラ202に送信される。異常発生の通知を受けた1次側コントローラ202は、スイッチングトランジスタM1を停止させ、あるいは、スイッチングトランジスタM1のスイッチングのデューティ比を低下させることにより、トランスT1の2次側に供給する電力を低下させることで、回路を保護できる。
図4は、同期整流コントローラ300を備えるDC/DCコンバータ200のさらに別の構成例を示す回路図である。DC/DCコンバータ200から負荷500への出力電圧VOUTの供給経路上には、遮断・導通が切りかえ可能なロードスイッチ108が設けられる。たとえばロードスイッチ108は図4に示すように出力端子P2と負荷500の間に挿入されてもよいし、抵抗R1と出力ラインの接続ノードと出力端子P2の間に設けられてもよい。ロードスイッチ108はたとえばMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を含み、その制御端子(ゲート)はFAIL端子と接続される。
同期整流コントローラ300のFAIL端子から出力されるフェイル信号S2は、ロードスイッチ108の制御端子に入力される。異常発生の通知を受けたロードスイッチ108はオフとなり、DC/DCコンバータ200から負荷500への電力供給が停止する。これにより回路を保護できる。
図5は、同期整流コントローラ300の具体的な構成例を示す回路図である。
トランスT1の1次側には、スイッチングトランジスタM1と直列にセンス抵抗Rsが設けられる。コントローラ202は、センス抵抗Rsの電圧降下にもとづいて1次側電流をモニタする。1次側電流は、電流モード制御に利用され、あるいは過電流保護に利用される。コントローラ202の構成は特に限定されず、ピーク電流モード、平均電流モード、オフ時間固定モードなどのパルス変調器を含んでもよい。
またトランスT1の補助巻線W3には、整流ダイオードD3、平滑キャパシタC3が接続される。平滑キャパシタC3に生ずる電圧は、コントローラ202の電源電圧として利用される。
続いて同期整流コントローラ300について説明する。同期整流コントローラ300は同期整流トランジスタM2を内蔵する。同期整流コントローラ300は、2つの半導体チップ(ダイ)SC1、SC2を含む。半導体チップSC1は高耐圧プロセスで製造され、同期整流トランジスタM2が集積化される。半導体チップSC2には、駆動回路302および異常検出回路360、トランジスタ362が集積化される。
駆動回路302は、パルス発生器304、ドライバ306に加えて、UVLO回路320、内部レギュレータ322を含む。UVLO(低電圧ロックアウト)回路320は、VCC端子の電圧がしきい値(3V)より低くなると、駆動回路302を停止する。内部レギュレータ322は、VCC端子の電圧をレギュレートし、その他の回路に供給する。
パルス発生器304は、ブランキング回路330、セットコンパレータ332、リセットコンパレータ334、ANDゲート336、ORゲート338、フリップフロップ340、ブランキング回路342を含む。
同期整流トランジスタM2のドレイン端子と、セットコンパレータ332、リセットコンパレータ334の入力端子(−)の間には、図示しない高耐圧クランプ回路が挿入される。セットコンパレータ332は、同期整流トランジスタM2のドレインソース間電圧VDSを第1しきい値電圧VTH1(=−50mV)と比較する。VDS<VTH1となりセットコンパレータ332の出力(セットパルス)がアサート(ハイレベル)されると、フリップフロップ340の出力(パルス信号)S1がオンレベル(ハイレベル)に遷移する。
リセットコンパレータ334は、同期整流トランジスタM2のドレインソース間電圧VDSを第2しきい値電圧VTH2(=−10mV)と比較する。VDS>VTH2となりリセットコンパレータ334の出力(リセットパルス)がネゲート(ローレベル)されると、フリップフロップ340がリセットされ、その出力S1がオフレベル(ローレベル)に遷移する。
ブランキング回路330、ブランキング回路342はそれぞれ、同期整流トランジスタM2のドレイン電圧Vがノイズにより変動する期間、セットコンパレータ332からのセットパルス、リセットコンパレータ334からのリセットパルスをマスクするために利用される。それぞれのブランキング(マスク)時間は、T_BLANK1端子、T_BLANK2端子に外付けされる抵抗R11、R12により設定可能である。ANDゲート336は、セットパルスとブランキング回路330の出力の論理積をとることにより、セットパルスをマスクする。同様に、ORゲート338は、リセットパルスとブランキング回路342の出力の論理和をとることにより、リセットパルスをマスクする。
同期整流コントローラ300のFAIL端子は、図2に示すように負荷500と接続され、あるいは図3に示すようにエラー通知用フォトカプラ208と接続される。
異常検出回路360は、OVP(Over Voltage Protection)コンパレータ364、温度保護コンパレータ366、ORゲート368、タイマ370、フリップフロップ372を含む。OVP端子には、出力電圧VOUTに応じた電圧検出信号V'が入力される。V'は、図示しない抵抗ペアにより出力電圧VOUTを分圧することにより生成される。OVPコンパレータ364は、OVP端子の電圧V'を、所定のしきい値と比較し、過電圧状態を検出するとその出力をアサートする。
NTC端子には、負温度係数(Negative Temperature Coefficient)を有するサーミスタ220が接続される。サーミスタ220は、発熱素子たとえば同期整流トランジスタM2の近傍に配置される。温度保護コンパレータ366は、サーミスタ220に生ずる電圧を所定のしきい値と比較し、過電圧状態を検出するとその出力をアサートする。ORゲート368は、OVPコンパレータ364、温度保護コンパレータ366それぞれの出力の論理和を生成する。タイマ370は、ORゲート368の出力がアサートされた時間が、所定の判定時間以上持続すると、つまり何からの異常状態が判定時間以上持続すると、フリップフロップ372にトリガを与える。トリガが与えられたフリップフロップ372の出力はハイレベルに遷移し、トランジスタ362がオンとなる。
なお異常検出回路360の構成は、図5のそれには限定されずOVPコンパレータ364、温度保護コンパレータ366の一方のみを備えてもよいし、そのほかの異常検出手段を備えてもよい。また保護の形式は、タイマーラッチ型に限られず、自動復帰方式などその他の方式であってもよい。
(第2の実施の形態)
図6は、第2の実施の形態に係る同期整流コントローラ300aを備えるDC/DCコンバータ200aの回路図である。
同期整流コントローラ300aは、図2の同期整流コントローラ300加えて、エラーアンプ310と、フォトカプラ接続端子(PC)端子を備える。PC端子には、フォトカプラ204の入力側の発光素子(発光ダイオード)のカソードが接続される。
エラーアンプ310は、DC/DCコンバータ200aの出力電圧VOUTに応じた電圧検出信号Vとその目標電圧VREFの誤差を増幅し、誤差に応じた電流IERRを、PC端子を介してフォトカプラ204から引き込む(シンク)。エラーアンプ310は、オープンコレクタあるいはオープンドレイン形式の出力段を有しており、出力段のトランジスタ312のコレクタ(あるいはドレイン)はPC端子と接続される。差動アンプ314は、電圧検出信号Vと基準電圧VREFの誤差に応じて、トランジスタ312のベース電流あるいはゲート電圧を制御する。本実施の形態では、トランジスタ312のコレクタとPC端子の間のダイオードD2は、回路保護あるいは電圧のレベルシフトを目的として挿入されるが、別の実施の形態において省略してもよい。
以上が同期整流コントローラ300aを備えるDC/DCコンバータ200aの構成である。続いてその動作を説明する。
電圧検出信号Vが基準電圧VREFより高くなると出力トランジスタ312が引き込む電流IERRは増大し、フォトカプラ204の出力側の受光素子(フォトトランジスタ)の電流IFBも増大する。このときフィードバック電圧VFBは低下し、したがってスイッチングトランジスタM1のデューティ比(オン時間)は低下し、電圧検出信号Vが基準電圧VREFに近づく方向(低下)にフィードバックがかかる。反対に電圧検出信号Vが基準電圧VREFより低くなると出力トランジスタ412が引き込む電流IERRは減少し、受光素子の電流IFBも減少する。このときフィードバック電圧VFBは増大し、したがってスイッチングトランジスタM1のデューティ比が増大し、電圧検出信号Vが基準電圧VREFに近づく方向(上昇)にフィードバックがかかる。このようにしてDC/DCコンバータ200の出力電圧VOUTはその目標レベルに安定化される。
DC/DCコンバータ200によれば、以下の効果を得ることができる。
この同期整流コントローラ300では、エラーアンプ310を駆動回路302と同一の半導体チップに集積化することにより、図1のシャントレギュレータ206に比べて、エラーアンプ310の消費電流を大幅に低減できる。
具体的には、図1のDC/DCコンバータ200rにおいて、市販されるシャントレギュレータ206を用いた場合、その消費電流は700μA程度であり、その内訳は、150μAがフォトカプラ204の入力側の発光素子に流れる電流であり、残りの550μAがシャントレギュレータ206の動作電流IDDであるものとする。動作電流IDDは発光素子およびそれと並列な抵抗を介して供給され、損失となっている。
これに対して、図6のエラーアンプ310は、その出力電流IERRが150μAとシャントレギュレータ206と同じであったとしても、そのときの動作電流IDDを50μA程度まで低減することができ、DC/DCコンバータ200aの、特に軽負荷状態における効率を改善できる。
ここで同期整流コントローラ300aの電源(VCC)端子は、たとえばDC/DCコンバータ200aの出力ラインと接続され、同期整流コントローラ300aは出力電圧VOUTを電源電圧(たとえば24V)として動作する。そうすると、エラーアンプ310の消費電力は、24×200μA=4.8mWとなる。一方、同じ条件での図1のシャントレギュレータ206の消費電力は、24V×700μA=16.8mWとなるため、図6のDC/DCコンバータ200aによれば、10mW以上も消費電力を低減できる。
加えて同期整流コントローラ300aによれば、以下の効果を得られる。
軽負荷時において、効率を高めるためにDC/DCコンバータ200aを間欠動作(PFMモードとも称される)させる場合がある。図7(a)は、PFMモードにおける図6のDC/DCコンバータ200aの動作波形図である。図7(b)には、比較のために図1のDC/DCコンバータ200rの動作波形図を示す。
PFMモードでは1次側のスイッチングトランジスタM1をある時間TON、オンした後に、オフする。そして出力電圧VOUTが基準レベル付近のしきい値に低下すると、スイッチングトランジスタM1を再度ターンオンする。
スイッチングトランジスタM1のオフ時間TOFFは、出力キャパシタC1の容量C、出力電圧VOUTのリップルΔV、出力キャパシタC1からの放電電流Iを用いて以下の式で与えられる。
OFF=C・ΔV/I
またDC/DCコンバータのスイッチング周期tは、以下の式で与えられる。
t=(TON+TOFF)=TON+C・ΔV/I
ここでIは出力キャパシタC1からの放電電流であり、軽負荷時にはシャントレギュレータ206あるいはエラーアンプ310の消費電流と等しい。いま出力キャパシタC1の容量を100μF、リップルΔV=100mV、TON≒0とすれば、図1のDC/DCコンバータ200rのスイッチング周期t、図6のDC/DCコンバータ200aのスイッチング周期tはそれぞれ以下で与えられる。
≒100μA×100mV/700μA=14.28ms
≒100μA×100mV/200μA=50ms
つまり図6のDC/DCコンバータ200aによれば、図1のDC/DCコンバータ200rに比べて軽負荷時における1次側のスイッチング周波数を1/3以下に減らすことができる。これによりコントローラ202がスイッチングトランジスタM1のゲートを充放電するのに使用されるスイッチング損失を1/3以下に減らすことができる。
さらに駆動回路302とエラーアンプ310をパッケージ化することにより、DC/DCコンバータ200あるいはAC/DCコンバータ100の設計を簡易化することができる。
(第3の実施の形態)
図8は、第3の実施の形態に係るAC/DCコンバータ100dの回路図である。出力回路210dの同期整流トランジスタM2は、トランスT1の2次巻線W2の高電位側に設けられる。
同期整流コントローラ300dは、駆動回路302dおよび異常検出回路360を含む。それぞれの基本構成および動作は図2と同様であるが、本実施の形態では、駆動回路302dと異常検出回路360は、電源プレーンが独立であり、またグランドプレーンも独立に構成される。駆動回路302dと異常検出回路360は、別々の半導体チップ(ダイ)に集積化され、単一のモジュールにパッケージ化される。なお、プロセスデザインルールが、同一ダイ内に、独立した(アイソレートされた)2個の電源プレーン、2個のグランドプレーンを許容する場合、駆動回路302dと異常検出回路360を単一のチップに集積化してもよい。
駆動回路302dのグランドプレーンは、GND1端子を介して、同期整流トランジスタM2のソースと接続される。VD端子は、同期整流トランジスタM2のドレインと接続される。
トランスT1の補助巻線W4、ダイオードD4、キャパシタC4は、同期整流トランジスタM2のソースを基準として、外部電源電圧VCC1を生成する。外部電源電圧VCC1は、同期整流コントローラ300dの電源端子VCCを介して駆動回路302dの電源プレーンに供給される。
一方、異常検出回路360およびトランジスタ362のグランドプレーンは、GND2端子を介して、2次側のグランドと接続される。また異常検出回路360およびトランジスタ362の電源プレーンには、駆動回路302dとは別の内部電源電圧VCC2が供給される。
この構成によれば、第1の実施の形態と同様に、2次側の消費電流を低減することができる。また軽負荷時における1次側のスイッチング損失を低減できる。
また第2の実施の形態では、駆動回路302d、異常検出回路360のグランドプレーン、電源プレーンそれぞれを独立させた。これにより、同期整流トランジスタM2をハイサイド側に挿入するアプリケーションにおいても、駆動回路302dにより、同期整流トランジスタM2をそのソース電圧をグランドプレーンとして駆動しつつ、異常検出回路360、トランジスタ362によりフェイル信号S2を、トランス2次側の接地電位を基準として生成することができる。
(第4の実施の形態)
図9は、第4の実施の形態に係るDC/DCコンバータ200eの回路図である。同期整流コントローラ300eは、3つの半導体チップSC3、SC4、SC5を含む。半導体チップSC3は、高耐圧プロセスで製造され、ゲートに所定のバイアス電圧Vが印加されたFETであるトランジスタM10を含み、同期整流トランジスタM2のドレイン電圧Vをクランプする。トランジスタM10によりクランプされたドレイン電圧V’は、セットコンパレータ332、リセットコンパレータ334に入力される。半導体チップSC4は図8の駆動回路302dに対応し、図5と同様の構成を有するパルス発生器304およびドライバ306を含む。
半導体チップSC5には、異常検出回路360、トランジスタ362に加えて、エラーアンプ310e、UVLO回路350、内部レギュレータ352、が形成される。UVLO回路350は、PC端子(SH_OUTピン)の電圧を所定のしきい値電圧(1.4V)と比較し、低電圧状態において半導体チップSC5上の回路を停止する。また内部レギュレータ352は、PC端子の電圧を受け、それを安定化して得られる内部電源電圧VCC2をエラーアンプ310eおよび異常検出回路360に供給する。本実施の形態において、ダイオードD2は、PC端子の電圧をトランジスタ312の状態にかかわらず、ツェナー電圧Vzを下限としてクランプする機能を果たし、これにより所定レベルの内部電源電圧VCC2が確実に生成されて半導体チップSC5内の安定動作が保証される。
以上が第4の実施の形態に係る同期整流コントローラ300eの構成である。
この同期整流コントローラ300eによれば、第1の実施の形態と同様に、2次側の消費電流を低減することができる。また軽負荷時における1次側のスイッチング損失を低減できる。
また第4の実施の形態では、駆動回路302e、エラーアンプ310dのグランドプレーン、電源プレーンそれぞれを独立させた。これにより、同期整流トランジスタM2をハイサイド側に挿入するアプリケーションにおいても、駆動回路302eにより、同期整流トランジスタM2をそのソース電圧をグランドプレーンとして駆動しつつ、エラーアンプ310eにより、フォトカプラ204をトランス2次側の接地電位をグランドプレーンとして駆動することができる。
続いて、DC/DCコンバータ200の用途を説明する。
図10は、AC/DCコンバータ100を備えるACアダプタ800を示す図である。ACアダプタ800は、プラグ802、筐体804、コネクタ806を備える。プラグ802は、図示しないコンセントから商用交流電圧VACを受ける。AC/DCコンバータ100は、筐体804内に実装される。AC/DCコンバータ100により生成された直流出力電圧VOUTは、コネクタ806から電子機器810に供給される。電子機器810は、ノートPC、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話、携帯オーディオプレイヤなどが例示される。
図11(a)、(b)は、AC/DCコンバータ100を備える電子機器900を示す図である。図11(a)、(b)の電子機器900はディスプレイ装置であるが、電子機器900の種類は特に限定されず、オーディオ機器、冷蔵庫、洗濯機、掃除機など、電源装置を内蔵する機器であればよい。
プラグ902、図示しないコンセントから商用交流電圧VACを受ける。AC/DCコンバータ100は、筐体804内に実装される。AC/DCコンバータ100により生成された直流出力電圧VOUTは、同じ筐体904内に搭載される、マイコン、DSP(Digital Signal Processor)、電源回路、照明機器、アナログ回路、デジタル回路などの負荷に供給される。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
図12は、第1変形例に係る同期整流コントローラ300bを備えるDC/DCコンバータ200bの回路図である。図6の相違点を説明する。第1抵抗R1および第2抵抗R2は、エラーアンプ310と同一の半導体チップに集積化され、同期整流コントローラ300bに内蔵されている。第1抵抗R1および第2抵抗R2は、VO端子とエラーアンプ310が集積化される半導体チップのグランドプレーン(接地ライン)の間に直列に設けられる。
第1抵抗R1および第2抵抗R2は、ペア性を有するように、半導体チップ上に近接して形成され、それらは同一のデバイス構造を有する。これにより第1抵抗R1、第2抵抗R2の抵抗値は、プロセスばらつきや温度変動に対して、同じ傾向で変動し、それらの比精度が高められる。
好ましくは第1抵抗R1および第2抵抗R2の少なくとも一方は、レーザトリミングなどのトリミング手段により、抵抗値が調節可能とすることが望ましい。
以上が同期整流コントローラ300bの構成である。この同期整流コントローラ300bによれば、図6において外付けのチップ部品であった第1抵抗R1、第2抵抗R2が不要となるため、コストを削減し、また実装面積を小さくできる。
また図12のDC/DCコンバータ200bは以下の利点を有する。DC/DCコンバータ200bの出力電圧VOUTは、以下の目標電圧に安定化される。
OUT=VREF×(1+R1/R2)
図6のように第1抵抗R1、第2抵抗R2をチップ部品で構成すると、DC/DCコンバータ200bを搭載する電子機器を量産する場合に、第1抵抗R1、第2抵抗R2それぞれの抵抗値のばらつきにより、(1+R1/R2)がばらつき、ひいては出力電圧VOUTがばらつくこととなる。
これに対して、第1抵抗R1、第2抵抗R2を半導体チップに集積化し、それらのペア性を確保することにより、比精度が高められるため、プロセスばらつきや温度変動に対して、右辺の(1+R1/R2)は一定に保たれる。これにより、出力電圧VOUTの安定性を高めることができる。
加えて、第1抵抗R1、第2抵抗R2の少なくとも一方を、抵抗値を調節可能に構成することで、同期整流コントローラ300のパッケージを行う前に、R1/R2の値を高精度で目標値に近づけることができる。
(第2変形例)
図13は、第2変形例に係る同期整流コントローラ300fを備えるDC/DCコンバータ200fの回路図である。同期整流コントローラ300fは、図9の同期整流コントローラ300eの半導体チップSC5に第1抵抗R1、第2抵抗R2を集積化したものである。図13の同期整流コントローラ300fによれば、第1変形例と同様の効果を得ることができる。
(第3変形例)
図6、図9、図12、図13において、エラーアンプ310の出力トランジスタ312を、PNPバイポーラトランジスタあるいはPチャンネルMOSFETで構成してもよい。この場合、差動アンプ314の反転入力端子と非反転入力端子を入れ替えればよい。
(第4変形例)
実施の形態では、フライバックコンバータを説明したが、本発明はフォワードコンバータにも適用可能である。この場合にはトランスT1の2次側に、複数の同期整流用のトランジスタが配置されることとなる。同期整流コントローラは、複数の同期整流トランジスタをスイッチングするよう構成された駆動回路302と、エラーアンプ310が、単一のパッケージにモジュール化される。あるいは、図2や図6の同期整流コントローラを複数個、利用することで、フォワードコンバータに対応することもできる。またコンバータは疑似共振型であってもよい。
(第5変形例)
スイッチングトランジスタや同期整流トランジスタの少なくとも一方は、バイポーラトランジスタやIGBTであってもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…AC/DCコンバータ、102…フィルタ、104…整流回路、106…平滑キャパシタ、108…ロードスイッチ、200…DC/DCコンバータ、202…コントローラ、204…フォトカプラ、206…シャントレギュレータ、210…出力回路、M1…スイッチングトランジスタ、M2…同期整流トランジスタ、C1…出力キャパシタ、T1…トランス、W1…1次巻線、W2…2次巻線、R1…第1抵抗、R2…第2抵抗、300…同期整流コントローラ、302…駆動回路、304…パルス発生器、306…ドライバ、310…エラーアンプ、312…出力トランジスタ、314…差動アンプ、320…UVLO回路、322…内部レギュレータ、330…ブランキング回路、332…セットコンパレータ、334…リセットコンパレータ、336…ANDゲート、338…ORゲート、340…フリップフロップ、342…ブランキング回路、350…UVLO回路、352…内部レギュレータ、360…異常検出回路、362…トランジスタ、500…負荷、502…マイクロコントローラ、504…回路、800…ACアダプタ、802…プラグ、804…筐体、806…コネクタ、810,900…電子機器、902…プラグ、904…筐体。

Claims (20)

  1. 負荷に電力を供給する絶縁同期整流型DC/DCコンバータの2次側に配置され、前記DC/DCコンバータの2次側の同期整流トランジスタを制御する同期整流コントローラであって、
    前記絶縁同期整流型DC/DCコンバータは、
    1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
    前記トランスの1次巻線と接続されるスイッチングトランジスタと、
    前記トランスの2次巻線と接続される前記同期整流トランジスタと、
    フィードバック用フォトカプラと、
    前記フィードバック用フォトカプラの出力側と接続され、前記フィードバック用フォトカプラからのフィードバック信号に応じて前記スイッチングトランジスタをスイッチングする1次側コントローラと、
    を備え、
    前記同期整流コントローラは、
    前記同期整流トランジスタをスイッチングする駆動回路と、
    前記DC/DCコンバータの2次側の異常を検出する異常検出回路と、
    異常の発生を外部に通知するためのフェイル端子と、
    を備え、
    単一のモジュールにパッケージ化され、
    前記フェイル端子には、前記負荷が接続されることを特徴とする同期整流コントローラ。
  2. 前記負荷は、
    マイクロコントローラと、
    前記マイクロコントローラの制御下に置かれる少なくともひとつの回路と、
    を含み、
    前記フェイル端子には、前記マイクロコントローラが接続されることを特徴とする請求項に記載の同期整流コントローラ。
  3. 前記DC/DCコンバータは、その出力側が前記1次側コントローラと接続されたエラー通知用フォトカプラをさらに備え、
    前記同期整流コントローラの前記フェイル端子は、前記異常の発生を前記1次側コントローラに通知するために、前記エラー通知用フォトカプラの入力側と接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の同期整流コントローラ。
  4. 前記異常検出回路と前記駆動回路は電源プレーンが独立しており、またそれらのグランドプレーンが独立していることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  5. 負荷に電力を供給する絶縁同期整流型DC/DCコンバータの2次側に配置され、前記DC/DCコンバータの2次側の同期整流トランジスタを制御する同期整流コントローラであって、
    前記絶縁同期整流型DC/DCコンバータは、
    1次巻線、2次巻線および2次側に設けられた補助巻線を有するトランスと、
    前記トランスの1次巻線と接続されるスイッチングトランジスタと、
    前記トランスの2次巻線と接続される前記同期整流トランジスタと、
    フィードバック用フォトカプラと、
    前記フィードバック用フォトカプラの出力側と接続され、前記フィードバック用フォトカプラからのフィードバック信号に応じて前記スイッチングトランジスタをスイッチングする1次側コントローラと、
    を備え、
    前記同期整流コントローラは、
    前記同期整流トランジスタをスイッチングする駆動回路と、
    前記DC/DCコンバータの2次側の異常を検出する異常検出回路と、
    異常の発生を外部に通知するためのフェイル端子と、
    を備え、
    単一のモジュールにパッケージ化され、
    前記異常検出回路と前記駆動回路は電源プレーンが独立しており、またそれらのグランドプレーンが独立しており、
    前記同期整流トランジスタは、前記2次巻線の高電位側に挿入されるものであり、
    前記DC/DCコンバータは、前記補助巻線を利用して前記同期整流トランジスタと前記2次巻線の間のラインの電位を基準とした外部電源電圧を生成するよう構成され、
    前記駆動回路の前記グランドプレーンには、前記ラインの電位が供給され、前記駆動回路の前記電源プレーンには、前記外部電源電圧が供給されることを特徴とする同期整流コントローラ。
  6. 前記フィードバック用フォトカプラの入力側と接続されるフォトカプラ接続端子と、
    前記DC/DCコンバータの出力電圧に応じた電圧検出信号とその目標電圧の誤差を増幅し、誤差に応じた電流を前記フォトカプラ接続端子を介して前記フィードバック用フォトカプラの入力側から引き込むエラーアンプと、
    をさらに備え、単一のモジュールにパッケージ化されることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  7. 前記エラーアンプの電源プレーン、グランドプレーンはそれぞれ、前記異常検出回路と共通であることを特徴とする請求項に記載の同期整流コントローラ。
  8. 負荷に電力を供給する絶縁同期整流型DC/DCコンバータの2次側に配置され、前記DC/DCコンバータの2次側の同期整流トランジスタを制御する同期整流コントローラであって、
    前記絶縁同期整流型DC/DCコンバータは、
    1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
    前記トランスの1次巻線と接続されるスイッチングトランジスタと、
    前記トランスの2次巻線と接続される前記同期整流トランジスタと、
    フィードバック用フォトカプラと、
    前記フィードバック用フォトカプラの出力側と接続され、前記フィードバック用フォトカプラからのフィードバック信号に応じて前記スイッチングトランジスタをスイッチングする1次側コントローラと、
    を備え、
    前記同期整流コントローラは、
    前記同期整流トランジスタをスイッチングする駆動回路と、
    前記DC/DCコンバータの2次側の異常を検出する異常検出回路と、
    異常の発生を外部に通知するためのフェイル端子と、
    前記フィードバック用フォトカプラの入力側と接続されるフォトカプラ接続端子と、
    前記DC/DCコンバータの出力電圧に応じた電圧検出信号とその目標電圧の誤差を増幅し、誤差に応じた電流を前記フォトカプラ接続端子を介して前記フィードバック用フォトカプラの入力側から引き込むエラーアンプと、
    を備え、
    単一のモジュールにパッケージ化され、
    前記エラーアンプの電源プレーン、グランドプレーンはそれぞれ、前記異常検出回路と共通であり、
    前記エラーアンプおよび前記異常検出回路の共通の前記電源プレーンには、前記フォトカプラ接続端子の電圧から生成された内部電源電圧が供給され、前記エラーアンプおよび前記異常検出回路の共通の前記グランドプレーンには前記DC/DCコンバータの2次側の接地電位が供給されることを特徴とする同期整流コントローラ。
  9. 前記エラーアンプは、
    前記電圧検出信号とその目標電圧の誤差を増幅する差動アンプと、
    そのベース/ゲートに前記差動アンプの出力信号が入力され、そのエミッタ/ソースが接地され、そのコレクタ/ドレインが前記フォトカプラ接続端子と接続される出力トランジスタと、
    を含むことを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  10. 前記DC/DCコンバータの出力電圧を受ける電圧検出端子と、
    前記エラーアンプと同一の半導体チップに集積化され、前記電圧検出端子とグランドプレーンの間に直列に設けられた第1抵抗および第2抵抗と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  11. 前記同期整流トランジスタは、前記2次巻線の高電位側に挿入されるものであり、
    前記トランスは、その2次側に設けられた補助巻線をさらに有し、
    前記DC/DCコンバータは、前記補助巻線を利用して前記同期整流トランジスタと前記2次巻線の間のラインの電位を基準とした外部電源電圧を生成するよう構成され、
    前記駆動回路の前記グランドプレーンには、前記ラインの電位が供給され、前記駆動回路の前記電源プレーンには、前記外部電源電圧が供給されることを特徴とする請求項に記載の同期整流コントローラ。
  12. 前記エラーアンプと前記駆動回路は、別々の半導体チップに集積化されることを特徴とする請求項6から10のいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  13. 前記同期整流トランジスタをさらに備えて単一のモジュールにパッケージ化されることを特徴とする請求項から10のいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  14. 前記異常検出回路は、前記DC/DCコンバータの2次側の過電圧状態、過熱状態の少なくとも一方を検出可能に構成されることを特徴とする請求項1から13のいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  15. 前記DC/DCコンバータはフライバック型であることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  16. 前記DC/DCコンバータはフォワード型であることを特徴とする請求項1から14のいずれかに記載の同期整流コントローラ。
  17. 1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
    前記トランスの前記1次巻線と接続されるスイッチングトランジスタと、
    前記トランスの前記2次巻線と接続される同期整流トランジスタと、
    出力キャパシタと、
    フォトカプラと、
    前記同期整流トランジスタをスイッチングするとともに、前記出力キャパシタの出力電圧とその目標レベルの誤差に応じた電流を、前記フォトカプラの入力側に供給する請求項1から16のいずれかに記載の同期整流コントローラと、
    前記フォトカプラの出力側と接続され、前記同期整流コントローラが生成した前記電流に応じたフィードバック信号に応じて、前記スイッチングトランジスタを駆動する1次側コントローラと、
    を備えることを特徴とする絶縁同期整流型DC/DCコンバータ。
  18. 商用交流電圧をフィルタリングするフィルタと、
    前記フィルタの出力電圧を全波整流するダイオード整流回路と、
    前記ダイオード整流回路の出力電圧を平滑化し、直流入力電圧を生成する平滑キャパシタと、
    前記直流入力電圧を降圧し、負荷に供給する請求項17に記載のDC/DCコンバータと、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  19. 負荷と、
    商用交流電圧をフィルタリングするフィルタと、
    前記フィルタの出力電圧を全波整流するダイオード整流回路と、
    前記ダイオード整流回路の出力電圧を平滑化し、直流入力電圧を生成する平滑キャパシタと、
    前記直流入力電圧を降圧し、前記負荷に供給する請求項17に記載のDC/DCコンバータと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  20. 商用交流電圧をフィルタリングするフィルタと、
    前記フィルタの出力電圧を全波整流するダイオード整流回路と、
    前記ダイオード整流回路の出力電圧を平滑化し、直流入力電圧を生成する平滑キャパシタと、
    前記直流入力電圧を降圧し、直流出力電圧を生成する請求項17に記載のDC/DCコンバータと、
    を備えることを特徴とする電源アダプタ。
JP2015103095A 2014-09-05 2015-05-20 絶縁同期整流型dc/dcコンバータおよびその同期整流コントローラ、それを用いた電源装置、電源アダプタおよび電子機器 Active JP6554321B2 (ja)

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