JPH09271141A - 分散型電源システム - Google Patents

分散型電源システム

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JPH09271141A
JPH09271141A JP8076879A JP7687996A JPH09271141A JP H09271141 A JPH09271141 A JP H09271141A JP 8076879 A JP8076879 A JP 8076879A JP 7687996 A JP7687996 A JP 7687996A JP H09271141 A JPH09271141 A JP H09271141A
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power
power supply
voltage
commercial
commercial power
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JP8076879A
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Inventor
Makoto Numakura
良 沼倉
Naoki Nishio
直樹 西尾
Masahiro Toba
正裕 鳥羽
Hiroyasu Shiichi
広康 私市
Eiji Ichikawa
英治 市川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/70Hybrid systems, e.g. uninterruptible or back-up power supplies integrating renewable energies

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連系時でも自立時でも自己の負荷に専用の電
力を供給できる単相3線の商用電力系統との系統連系が
可能な分散型電源システムを得る。 【解決手段】 インバータ4の出力と単相3線の商用電
力系統1との間に第1のリレーの接点5aを設け、接点
5aとインバータ4との間の中性線Nと、一方の電圧線
V間に専用の単相交流出力端子6を設け、この出力端子
6とインバータ4と接点5a間の両電圧線V,U間を第
2のリレーの接点7aを介して接続し、商用電力系統1
の正常時では、接点5aを閉じ、接点7aを開いてイン
バータ4を商用電力系統1に同期運転させ、商用電力系
統1の停電時には、接点5aを開き、接点7aを閉じ
て、両電圧線V,U間の電圧が商用電力系統1の中性線
といずれかの電圧線間の単相交流電圧となるようにイン
バータ4を運転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電やバイ
オガス発電等の分散型の直流電力を交流電力に変換し出
力する電力変換手段を備え、商用電力系統に系統連系さ
せて構成される分散型電源システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】分散型電源システムとしての例えば太陽
光発電システムには、商用電力系統とは独立して構成さ
れる独立型や商用電力系統をバックアップに持たせた切
換え型の他に商用電力系統に系統連系して構成される系
統連系型がある。このうちの系統連系型は、太陽光発電
システムから自己の負荷すべき負荷やその他の負荷に電
力を供給し、余剰電力については商用電力系統に送電で
きるようになっている。
【0003】例えば、特開昭61―154431号公報
には上記した系統連系型の太陽光発電システムが示され
ている。この公報のものでは図17に示すように、商用
電力系統の停電を検出する停電検出器101を備え、停
電等により商用電力系統から電力の供給ができなくなっ
た場合には、開閉器102を駆動させ系統連系を切り離
した後、発振器103からのパルスでインバータ104
を運転させ自己の負荷すべき負荷105へのみ太陽光発
電システムからの電力を供給するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の太
陽光発電システムを例えば家庭用の単相3線式の商用電
力系統に系統連系させた場合、商用電力系統に対する負
荷106にも自己の負荷すべき負荷105にも単相20
0Vが供給されることになり、停電の検出により系統連
系が切り離された場合でも、自己の負荷すべき負荷10
5へは単相200Vを供給しなくてはならない。従っ
て、自己の負荷すべき負荷105として一般的な単相1
00Vの電気機器を接続することができないといった問
題点がある。
【0005】特開平5―308780号公報には、単相
3線式の場合には単相インバータを2台として負荷に電
力を供給し、単相インバータの出力基準を調整して各線
間の負荷のアンバランスを補償する技術が開示されてい
るが、この技術を利用しても各線間のアンバランスは補
償できるものの、自己の負荷に対して専用の出力を供給
することはできない。
【0006】また特開昭61―154431号公報の太
陽光発電システムを単相3線の商用電力系統に系統連系
できる例えば図18に示すような構成とした場合、電圧
線Uと中性線N間は開放状態であり、電圧線Vと中性線
N間に接続された電気機器等の負荷105に電力を供給
することになるので、インバータ104から眺めたイン
ピーダンスは電圧線Uと中性線N間が高く、電圧線Vと
中性線N間が低くなってしまう。従って、インバータ1
04からの交流200Vの出力は平等に分割されず、電
圧線Uと中性線N間で高く、電圧線Vと中性線N間では
低くなり、負荷105に100Vの交流電力を供給でき
なくなる。電圧線Uと中性線N間と、電圧線Vと中性線
N間との双方に負荷105を設けたとしても、両方の負
荷105の消費電力を同一にしない限り電圧線Uと中性
線N間と、電圧線Vと中性線N間とに平等に100Vず
つ振り分けることは困難である。また、この場合では商
用電力系統の停電時には負荷105に電力は供給され
ず、接続された電気機器も停止して使用できなくなって
しまう。
【0007】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、系統
連系時でも系統連系の解除時でも自己の負荷すべき負荷
に対してはそれに専用の出力を供給することができる単
相3線の商用電力系統との系統連系により動作する分散
型電源システムを得ることであり、また、電力消費の少
ない分散型電源システムを得ることであり、商用電力系
統と同一の周波数によって自立運転できる構成が簡素で
故障の少ない分散型電源システムを得ることであり、整
定値を設定する手段が簡素で、整定値の整定が容易な使
いやすい分散型電源システムを得ることであり、マイコ
ンの出力故障やプログラム暴走などの異常に対して、簡
素な構成で適切に対処できる分散型電源システムを得る
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1に係る分散型電源システムは、単相3線の商
用電力系統に接続され、直流電力を交流電力に変換し出
力する電力変換手段と、この電力変換手段に商用電力系
統の系統周波数と系統電圧に同期した交流電力を発生さ
せる制御手段とを備えた分散型電源システムに対して、
その電力変換手段の出力と商用電力系統との間に両者間
を開閉する第1の接続手段を設け、この第1の接続手段
と電力変換手段との間の単相3線のうちの中性線と、い
ずれか一方の電圧線間に専用の単相交流出力端子を設
け、この単相交流出力端子と、電力変換手段と第1の接
続手段間の単相3線の両電圧線間を第2の接続手段を介
して接続し、商用電力系統の系統周波数及び系統電圧
が、正常な商用電力系統がとり得る範囲内においては、
第1の接続手段を閉じて電力変換手段を商用電力系統に
同期して運転させるとともに、第2の接続手段を開放さ
せて単相3線の中性線といずれかの電圧線間から単相交
流出力電圧を単相交流出力端子に出力させ、商用電力系
統の系統周波数又は系統電圧が所定値以下に低下したと
きまたは所定値以上に上昇したときには、第1の接続手
段を開放させて単相3線の両電圧線間の電圧が商用電力
系統の中性線といずれかの電圧線間の単相交流電圧とな
るように電力変換手段を運転させるとともに、この単相
交流電圧を第2の接続手段を閉じて単相交流出力端子に
出力させるようにしたものである。
【0009】前記課題を達成するために請求項2に係る
分散型電源システムは、商用電力系統に接続され、直流
電力を交流電力に変換し出力する電力変換手段と、この
電力変換手段を駆動手段を介して制御する制御手段とを
備えた分散型電源システムに対して、その制御手段に供
給する制御用電圧と駆動手段に供給する駆動用電圧とを
電力変換手段側の直流電力から得る第1の電源回路と、
制御手段に供給する制御用電圧を商用電力系統の交流電
力から得る第2の電源回路とを設け、電力変換手段側の
直流電力の電力量を算出する直流電力算出手段と、この
直流電力算出手段により得られる電力量が十分であるか
不十分であるかを判断する電力量判断手段を設け、この
電力量判断手段の出力に応じて第1の電源回路と第2の
電源回路を電源切換手段により切り換えるようにしたも
のである。
【0010】前記課題を達成するために請求項3に係る
分散型電源システムは、商用電力系統に接続され、直流
電力を交流電力に変換し出力する電力変換手段と、この
電力変換手段に商用電力系統の系統周波数と系統電圧に
同期した交流電力を発生させる制御手段と、この制御手
段に接続され商用電力系統の系統周波数に対する周波数
の上昇及び低下の整定値を設定する設定手段とを備え、
商用電力系統から電力変換手段側を切り離すことにより
電力変換手段側が自立運転できるように構成した分散型
電源システムに対して、その設定手段を整定値による設
定の可能な記録装置により構成し、自立運転時には電力
変換手段の出力電圧が設定手段において設定された整定
値に基づく商用周波数の単相交流電圧となるように電力
変換手段を運転させるようにしたものである。
【0011】前記課題を達成するために請求項4に係る
分散型電源システムは、商用電力系統に接続手段により
接続され、直流電力を交流電力に変換し出力する電力変
換手段と、商用電力系統の系統周波数と系統電圧を検出
する検出手段と、この検出手段により検出した系統周波
数や系統電圧が異常判定用の整定値を越えた場合に、商
用電力系統との接続を解除する連系保護機能を有する制
御手段を備えた分散型電源システムに対して、その制御
手段に不揮発性メモリを設け、この不揮発性メモリに異
常判定用の整定値を記憶させたものである。
【0012】前記課題を達成するために請求項5に係る
分散型電源システムは、商用電力系統に接続手段により
接続され、直流電力を交流電力に変換し出力する電力変
換手段と、商用電力系統の系統周波数と系統電圧を検出
する検出手段と、この検出手段により検出した系統周波
数や系統電圧が異常判定用の整定値を越えた場合に、商
用電力系統との接続を解除する連系保護機能を有する制
御手段を備えた分散型電源システムに対して、その制御
手段に不揮発性メモリを設け、この不揮発性メモリに運
転時間や積算電力量等の運転データを記録させるように
したものである。
【0013】前記課題を達成するために請求項6に係る
分散型電源システムは、商用電力系統に接続手段により
接続され、直流電力を交流電力に変換し出力する電力変
換手段と、商用電力系統の系統周波数と系統電圧を検出
する検出手段と、この検出手段により検出した系統周波
数や系統電圧が異常判定用の整定値を越えた場合に、商
用電力系統との接続を解除する連系保護機能を有する制
御手段を備えた分散型電源システムに対して、その電力
変換手段側の直流電力を入力とする第1の電源回路と、
商用電力系統側の電力を入力とする第2の電源回路とを
設け、これら第1の電源回路と第2の電源回路のいずれ
かの出力により動作するように構成し、第1の電源回路
と第2の電源回路の各出力状態を監視して、双方の出力
状態がともに低下し停電状態になる直前に、制御手段に
設けた不揮発性メモリに運転時間や積算電力量等の運転
データを保存させるようにしたものである。
【0014】前記課題を達成するために請求項7に係る
分散型電源システムは、商用電力系統に接続手段により
接続され、直流電力を交流電力に変換し出力する電力変
換手段と、商用電力系統の系統周波数と系統電圧を検出
する検出手段と、この検出手段により検出した系統周波
数や系統電圧が異常判定用の整定値を越えた場合に、商
用電力系統との接続を解除する連系保護機能を有する制
御手段を備えた分散型電源システムに対して、その制御
手段にマイコンを組込むとともに、接続手段をこのマイ
コンから出力されるパルスにより駆動するパルス駆動回
路によって制御し、マイコンの出力異常時にはパルス駆
動回路により接続手段の接続を解除するようにしたもの
である。
【0015】前記課題を達成するために請求項8に係る
分散型電源システムは、商用電力系統に接続され、直流
電力を交流電力に変換し出力する電力変換手段と、この
電力変換手段に商用電力系統の系統周波数と系統電圧に
同期した交流電力を発生させるマイコンを有する制御手
段とを備えた分散型電源システムに対して、その電力変
換手段の出力と商用電力系統とを接続する第1の接続手
段を設け、この第1の接続手段と電力変換手段との間に
電力変換手段の出力を専用の出力端子に接続する第2の
接続手段を設け、第1の接続手段と第2の接続手段をマ
イコンから出力されるパルスにより駆動するパルス駆動
回路によって制御し、商用電力系統が正常な場合には第
1の接続手段を接続するとともに第2の接続手段の接続
を解除し、商用電力系統の停電時には第1の接続手段を
解除するとともに第2の接続手段を接続し、かつマイコ
ンの出力異常時にはパルス駆動回路により第1の接続手
段と第2の接続手段の双方の接続を解除するようにした
ものである。
【0016】前記課題を達成するために請求項9に係る
分散型電源システムは、請求項7又は請求項8のいずれ
かにかかる前記手段における駆動回路がマイコンからの
パルス信号によりマイコンと接続手段の間の信号を遮断
して接続を解除するようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 発明の実施の形態1.図1〜図4はこの実施の形態1の
分散型電源システムを示したものである。この分散型電
源システムは、太陽光発電手段やバイオガス発電手段等
から得られ直流電力を交流電力に変換し、商用電力系統
と系統連系して相互に電力の授受を行なうようにしたも
のである。
【0018】系統連系する商用電力系統1は、二本の電
圧線U,Vと一本の中性線Nによる単相3線式である。
この商用電力系統1に系統連系させる分散型電源システ
ムは、基本的には図1に示すように、太陽電池2等が出
力する直流電力を交流電力に変換し出力する電力変換手
段と制御手段3と接続手段とを備えている。
【0019】電力変換手段はインバータ4と、このイン
バータ4の出力に含まれる高調波を減衰させる交流フィ
ルタ等から構成され、その出力と商用電力系統1との間
に両者間を電気的に開閉して商用電力系統1との接続・
切り離しを行なう接続手段としての第1のリレーの3極
の接点5aが接続されている。この第1のリレーの接点
5aとインバータ4との間の単相3線のうちの中性線N
と、いずれか一方の電圧線U,V間には自己の負荷すべ
き負荷を接続する専用の単相交流出力端子6が設けられ
ている。この単相交流出力端子6と、インバータ4と第
1のリレーの接点5a間の単相3線の両電圧線U,V間
は第2の接続手段としての第2のリレーの2極の接点7
aを介して接続されている。
【0020】制御手段3は、図2に示すようにインバー
タ4の運転の制御を行なうインバータ制御回路8と、第
1のリレー及び第2のリレーの制御並びに運転状態の設
定を行なう運転制御回路9と、商用電力系統1の停電を
検出する単独運転検出回路10とから構成されている。
制御手段3における制御に必要な電源は、第1の電源回
路11と第2の電源回路12とのOR出力として供給さ
れる。第1の電源回路11は、太陽電池2等からの直流
電力から制御手段3に対する電源を作り、第2の電源回
路12は、商用電力系統1からの交流電力から制御手段
3に対する電源を作る。インバータ制御回路8は、運転
制御回路9からの指令により商用電力系統1との連系運
転の時は、商用電力系統1の単相3線の電圧線U,V間
の系統周波数と系統電圧を検出して、その系統周波数と
系統電圧に同期した交流電力を出力させるようにインバ
ータ4を制御し、商用電力系統1の停電時には運転制御
回路9の指令により商用周波数の単相交流電圧(100
V)を出力させるようにインバータ4を制御する。運転
制御回路9は、単独運転検出回路10の出力により第1
のリレー及び第2のリレーのON/OFFを行ない、ま
た、インバータ4の運転状態の指令をインバータ制御回
路8に行なう。
【0021】単独運転検出回路10は、分散型電源系統
連系技術指針(JEAG9701―1993)により定
められている次のような手段により商用電力系統1の停
電を検出する。 OVR―商用電力系統の電圧が整定値より高くなったこ
とを検出する過電圧検出。 UVR―商用電力系統の電圧が整定値より低くなったこ
とを検出する不足電圧検出。 OFR―商用電力系統の周波数が整定値より高くなった
ことを検出する周波数上昇検出。 UFR―商用電力系統の周波数が整定値より低くなった
ことを検出する周波数低下検出。 受動的方式による単独運転検出。能動的方式による単独
運転検出。
【0022】この分散型電源システムは、通常において
は商用電力系統1と連系運転され、太陽電池2等が出力
する直流電力を交流電力に変換し出力する。即ち、単独
運転検出回路10の出力が、正常な商用電力系統1がと
り得る範囲内に系統周波数及び系統電圧がある時には、
運転制御回路9は、第1のリレーをONさせてその接点
5aを閉じさせ、第2のリレーをOFFさせてその接点
7aを開放し、インバータ制御回路8によりインバータ
4を商用電力系統1に同期させて運転させる(図3,4
参照)。これによりインバータ4は商用電力系統1の電
圧線U,V間の交流200Vと同期した出力を出す。中
性線Nと一方の電圧線V間に設けられた単相交流出力端
子6には、家電品のような電気機器が自己の負荷すべき
負荷として接続され電力が供給される。商用電力系統1
に接続された負荷13にも電力が供給される。
【0023】インバータ4からの出力電力が単相交流出
力端子6の出力電力より大きい場合には余剰電力が生じ
る。この余剰電力は商用電力系統1へ返される。また、
インバータ4からの出力電力が単相交流出力端子6の出
力電力より小さい場合には電力不足が生じる。この不足
電力は商用電力系統1から供給される。商用電力系統1
の容量は十分大きいので、単相交流出力端子6の出力電
力にかかわらずインバータ4から眺めた電圧線Uと中性
線Nとの間と、電圧線Vと中性線Nとの間のインピーダ
ンスはほぼ等しく、インバータ4から出力される交流2
00Vの電力は、電圧線Uと中性線N間に100V、電
圧線Vと中性線N間に100Vと平等に分割される。従
って、単相交流出力端子6からは100Vの交流電力が
得られる。
【0024】単独運転検出回路10が商用電力系統1の
停電を検出した場合、停電復旧作業に支障が生じないよ
うに系統連系が解除される。商用電力系統1が停電する
と第2の電源回路12の出力はなくなるが、第1の電源
回路11の出力はあるので制御手段3への電源は確保さ
れている。商用電力系統1の停電により運転制御回路9
は第1のリレーをOFFさせてその接点5aを開放さ
せ、第2のリレーをONさせてその接点7aを閉じさ
せ、インバータ制御回路8によりインバータ4を商用周
波数の単相交流電圧(100V)の出力となるように運
転させる。第1のリレーのOFFにより商用電力系統1
との連系が解除され、第2のリレーのONにより単相交
流出力端子6は電圧線U,Vと繋り、インバータ4は電
圧線U,V間に交流100Vを出力する。即ち、停電時
にも単相交流出力端子6に接続された自己の負荷すべき
負荷に専用出力回線により連系運転時と同様に100V
の交流電力が供給され、単相交流出力端子6に接続され
た電気機器はそのまま使用できる。系統電圧が正常に戻
り、整定された復帰時間を経過すれば再び商用電力系統
1との連系運転が行なわれる。
【0025】このように、この分散型電源システムによ
れば連系運転時にも停電時にも同じ単相交流出力を単相
交流出力端子6に出力でき、単相交流出力端子6に接続
した負荷をそのまま利用できるので、システムとしての
柔軟性が増し、太陽電池2等の電力を無駄なく利用する
ことができる。商用電力系統1が停電した場合、電圧又
は周波数又はそれらの双方が上昇又は低下するため、ど
ちらか一方の異常を検出して停電を検出することにより
単独運転の検出が高い信頼性をもって行なわれ得る。
【0026】発明の実施の形態2.図5〜図7によって
示すこの実施の形態2の分散型電源システムは、電力変
換手段や商用電力系統との系統連系にかかる基本的な構
成は実施の形態1で示したものと同じである。従って、
実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1
のものと同じ符号を用いそれらの説明は省略する。
【0027】太陽電池2等の直流電力の出力が弱い場合
には系統連系型の分散型電源システムとしては停止状態
になり、インバータ4のスイッチング素子は駆動してい
ない。実施の形態1で示したものではこのような状態で
も制御手段3の電源は第2の電源回路12により供給さ
れ制御動作に必要な電源が供給され、電気回路が繋って
いるため余分な電力が消費されるといった問題点を含ん
でいる。この実施の形態2はこの問題点を解消する工夫
をしたものである。
【0028】即ち、この分散型電源システムは制御手段
3に対する電源の供給系統に特徴を持っており、図5に
示すように制御手段3に供給する制御用電圧+5Vと、
インバータ制御回路8の出力によりインバータ4のスイ
ッチング素子を駆動する駆動手段としてのゲートドライ
ブ回路14に供給する駆動用電圧±12Vとをインバー
タ4の入力側の直流電力からそれぞれ得る第1の電源回
路11が備えられている。この第1の電源回路11とは
別に、制御手段3に供給する制御用電圧+5Vのみを商
用電力系統1の交流電力から得る第2の電源回路12も
備えられている。
【0029】太陽電池2等の出力である直流電力は、電
力量を算出する直流電力算出回路15により算出され
る。直流電力算出回路15は太陽電池2等の出力側から
直流電流値と直流電圧値とを取り入れ、直流電力量を算
出して電力量判断手段16に出力する。電力量判断手段
16は入力した直流電力量が定格出力電力に対してどの
位の電力量であるかを演算し、例えば、直流電力量が定
格出力電力の40%以下である場合には、電力量不足と
判断しこれを不十分である信号として出力する。また、
直流電力量が定格出力電力の40%を越えている場合に
は、電力量十分と判断しこれを十分である信号として出
力する。
【0030】電力量判断手段16の出力は、第1の電源
回路11と第2の電源回路12との入力側に挿入された
電源切換手段としての電源切換装置17に入力される。
電源切換装置17は、電力量判断手段16が十分の信号
を出力している時には、第1の電源回路11の入力側を
繋ぎ、第2の電源回路12の入力側を商用電力系統1か
ら切り離す。また、電力量判断手段16が不十分の信号
を出力している時には、第1の電源回路11の入力側を
切り離し、第2の電源回路12の入力側を商用電力系統
1に繋ぐ。
【0031】即ち、直流電力量が十分な量の場合には、
制御手段3の動作に必要な制御用電圧+5Vと、ゲート
ドライブ回路14に供給する駆動用電圧±12Vの全て
が第1の電源回路11により供給されることになり、直
流電力量が不十分な量の場合には、制御用電圧+5Vの
みが第2の電源回路12により供給されることになる。
直流電力量が不十分な場合には系統連系型の分散型電源
システムとしては停止状態であり、インバータ4のスイ
ッチング素子は駆動していないので、ゲートドライブ回
路14への駆動用電圧±12Vは不要であり、第2の電
源回路12からは制御に必要な制御用電圧+5Vだけが
供給されているだけであるため、電力の余分な消費が抑
止されることになり、そのための回路構成も簡素であり
コストもあまりかからない。直流電力量が不十分な場合
でも制御に必要な制御用電圧+5Vを制御手段3に供給
する理由は、系統連系型の分散型電源システムとしては
停止状態であっても、積算電力や動作環境データを保持
する制御手段3に組込まれているマイコン等を動作させ
ておく必要があるからである。
【0032】なお、電力量判断手段16の判断基準を一
例として定格出力電力の40%として説明したが、この
種の分散型電源システムでは一般的には、電力量判断手
段16の判断基準を定格出力電力の3%〜40%にとっ
て運転させる場合が多い。
【0033】発明の実施の形態3.図8〜図10により
示すこの実施の形態3の分散型電源システムは電力変換
手段や商用電力系統1との系統連系にかかる基本的な構
成は実施の形態1で示したものと同じである。従って、
実施の形態1のものと同じ部分については実施の形態1
のものと同じ符号を用いそれらの説明は省略する。
【0034】実施の形態1のものでは、商用電力系統1
の停電を検出した時には、運転制御回路9がインバータ
4を商用周波数の単相交流電圧(100V)の出力とな
るように運転させるが、運転制御回路9には予めこの指
令値を記憶させておく必要がある。商用電力系統1の停
電した時も、連系運転時と同じ出力で運転させるもので
も、連系時に商用電力系統1の系統周波数を記憶させて
おく必要がある。いずれにしろ不揮発性メモリなどの記
憶媒体が必要であり、記憶媒体が故障してしまうとイン
バータ4の出力が変動してしまうといった問題点を含ん
でいる。この実施の形態3はこうした問題点を解消する
工夫を施したものである。
【0035】図8に示すようにこの実施の形態3の分散
型電源システムは、実施の形態1で説明したUFR整定
値、OFR整定値を図9のような機械的な割り振りによ
って設定できる記録装置によって行なうようにし、自立
運転時には記録装置に設定された整定値を参照すること
により運転周波数を決定するようにしたものである。記
録装置としては図9に示すようなプログラムコード設定
用のデジタルロータリースイッチ18が採用されてい
る。デジタルロータリースイッチ18のコードポジショ
ンの例えば0〜4に50Hzを、5〜9に60Hzをそ
れぞれ割り当てる。このように明確な整定値によって運
転周波数を決定できるので、商用電力系統1と同一の周
波数での自立運転が可能となる。
【0036】この実施の形態3のものでは、単独運転検
出回路10が商用電力系統1の停電を検出した場合、制
御手段3の運転制御回路9は第1のリレーをOFFさせ
てその接点5aを開放させ、第2のリレーをONさせて
その接点7aを閉じさせ、デジタルロータリースイッチ
18を参照して運転周波数を決定し、インバータ制御回
路8によりインバータ4を50Hz又は60Hzの商用
周波数の出力となるように運転させる。運転周波数の決
定を例えば、UFR整定値により行なうとすると、参照
したデータがデジタルロータリースイッチ18のコード
ポジションの0〜4であれば、周波数下限整定値が50
Hz未満となり、図10に示す処理フローに従って、運
転周波数を50Hzと決定することができる。また、参
照したデータがコードポジションの5〜9であれば、周
波数下限整定値が60Hz未満となり、運転周波数を6
0Hzと決定することができる。従って、不揮発性メモ
リ等の記憶媒体を用いることなく簡素な構成で系統周波
数と同一の運転周波数で自立運転を行なわせることがで
き、故障によるトラブルも減少させうる。これ以外の構
成及び機能は実施の形態1のものと同じである。
【0037】発明の実施の形態4.この実施の形態4の
分散型電源システムは電力変換手段や商用電力系統との
系統連系にかかる基本的な構成は実施の形態1で示した
ものと同じである。従って、実施の形態1のものと同じ
部分については実施の形態1のものと同じ符号を用いそ
れらの説明は省略する。
【0038】図11〜図14により示すこの実施の形態
4の分散型電源システムは、実施の形態1で示した連系
保護機能を有する制御手段3における運転制御回路9の
マイコン19に不揮発性メモリとしてのNVRAM20
を接続し、このNVRAM20に異常判定用の整定値を
記憶させたものである。整定値の項目は、OVR・UV
R・OFR・UFRや運転データに関するものや故障内
容に関するものなど多種類にわたり、これらをデジタル
ロータリースイッチやディップスイッチ等の機械的な記
録装置により設定するにはかなりの個数の記録装置が必
要になり、システムの構成が複雑化するうえ、設定する
際の間違いも起こりやすくなる。実施の形態4のものは
こうした問題の解決を図ったものである。
【0039】NVRAM20は、CMOSスタティクR
AMと、そのバックアップとしての不揮発性の電気的書
き換えの可能のメモリであるEEPROMが一対一で組
み込まれているCMOS不揮発性メモリである。図11
に示すように運転制御回路9のマイコン19にはこのN
VRAM20の他に操作部21と表示部22が接続され
ている。操作部21にはモード切換スイッチ23、整定
項目選択キー24、DOWNキー25、UPキー26な
どが備えられている。モード切換スイッチ23は運転モ
ード・整定値入力モードを切換えるもので、整定値入力
モードに切換えると、図12に示すフロー1に従って、
マイコン19は#3において表示部22に整定用メッセ
ージ(整定項目名や現在の整定値等)を表示する。整定
作業者はこの整定用メッセージに従って操作部21を操
作して整定値を設定することができる。例えば、整定項
目選択キー24により整定項目を選択すると、整定項目
選択キー24を押す毎に表示部22に整定項目が順送さ
れる。整定値の大小はDOWNキー25とUPキー26
の操作により行なう。この段階では整定値はマイコン1
9のRAMに入力される。なお、標準的な整定項目の整
定値は工場出荷時に設定されているので、必要な項目に
ついて整定値を変更すれば良い。
【0040】整定値の入力が済めば、モード切換スイッ
チ23により運転モードに切換える。この運転モードの
切換えにより整定値はマイコン19のRAMの内容がN
VRAM20内のEEPROMに転送される(図12の
#5)。NVRAM20のメモリ容量は充分に多くない
ので、書き込まれる整定値は例えば120Vとか1.0
sとかの実際の値ではなく、5とか13といった整定値
コードである。
【0041】商用電力系統1に停電のような系統異常が
生じたときは、制御手段3の連系保護機能が働く。即
ち、マイコン19は通常運転モードで起動されたとき、
NVRAM20から整定コードを読み込む(図12の#
7)。読み込まれた整定コードは図14のフロー3に示
すようにマイコン19のROM内のテーブルにより実際
の整定値に変換される(図14の#1)。この後、商用
電力系統1の系統周波数及び系統電圧の信号を単独運転
検出回路10からマイコン19に取り込む(図14の#
2)。以降OVRの場合で説明すると、商用電力系統1
の系統電圧がOVRレベルの整定値を越えているかどう
かを判定する(図14の#3)。越えていればさらにO
VR検出時間の整定値以上継続したかどうかを判定する
(図14の#4)。継続したなら系統異常と判断して第
1のリレーをOFFし、復帰タイマーをリセット(スタ
ート)させる(図14の#5,6)。系統電圧が正常に
戻ってから復帰時間(この復帰時間も整定されている)
だけ経過したなら、商用電力系統1が正常復帰したと判
断し、第1のリレーを再びONさせる(図14の#7,
8)。
【0042】運転データの記録は図13に示すフロー2
に従って行なわれる。インバータ4の出力電圧及び出力
電流を検出し、それによりインバータ4の出力電力を計
算してマイコン19内のRAMにメモリ(更新)する。
運転時の時間をカウントし、マイコン19内のRAMに
メモリ(更新)する。異常発生時にはその異常の種類を
示すエラーコードをマイコン19内のRAMにメモリす
る。上記運転データはマイコン19のプログラムの一周
期毎にNVRAM20内のRAMに転送する。これによ
りNVRAM20内のRAMの内容が更新される。そし
て、一定時間経過毎にNVRAM20のRAMの内容を
NVRAM20内のEEPROMに保存する。これは、
NVRAM20のEEPROMへの書き込み回数に制限
があるため、頻繁に書き込むことができないからであ
る。
【0043】制御手段3における制御に必要な電源は、
太陽電池2等の直流電力による第1の電源回路11と商
用電力系統1からの交流電力による第2の電源回路12
とのOR出力として供給されており、NVRAM20や
マイコン19にもこの電源が供給されている。前述のよ
うにNVRAM20のEEPROMへは最新のデータを
リアルタイムで転送することができないため、第1の電
源回路11による出力も第2の電源回路12による出力
もともになくなると、NVRAM20のRAMの内容が
消失してしまい、EEPROMにはデータが古い状態で
残り、データにずれが生じてしまう。これを回避するた
めに、マイコン19は、図13のフロー2の#6,7に
よって、電源の余裕がまだあるうちに#8においてNV
RAM20のEEPROMへのデータの保存を行なう。
【0044】第1の電源回路11には図11に示すよう
に当該電源回路11の入力を監視する入力監視部27が
組込まれ、第2の電源回路12にも同様に当該電源回路
12の入力を監視する入力監視部28が組込まれてい
る。これらの各入力監視部27,28を介してマイコン
19は、太陽電池2側と商用電力系統1の双方の状態を
常時監視している。そして、例えば第1の電源回路11
がDC200Vの太陽電池2の出力からDC5Vの直流
電源を生成するものであるとすると、その入力が例えば
10Vまで低下した場合は、太陽電池2の出力がOFF
になる直前であると判断する。しかし、さらに入力がD
C5V以下にまで落ちて、完全に第1の電源回路11が
OFFするまでにはまだ時間的に余裕がある。第1の電
源回路11も第2の電源回路12もともに上記したよう
なOFFになる直前の状態になったとき、マイコン19
はNVRAM20のRAMからNVRAM20のEEP
ROMへのデータの転送を実行しデータの保存を行な
う。このとき、マイコン19のRAMからNVRAM2
0のRAMへのデータの転送は、マイコン19のプログ
ラムの一周期毎に行なっているので、第1の電源回路1
1と第2の電源回路12がともにOFFする直前になっ
て実行することは、上述のようにNVRAM20のRA
MからNVRAM20のEEPROMへのデータの転送
だけでよい。
【0045】NVRAM20には外部からNVRAM2
0のRAMと通信する場合は、例えば200nsと高速
であるが、NVRAM20のRAMとNVRAM20内
のEEPROMとのやりとり(書き込みや読み出し)
は、例えば10msと低速である特徴がある。従って、
マイコン19は、通常はNVRAM20のRAMとの間
でデータのやりとりをし、第1の電源回路11と第2の
電源回路12がともにOFFするような緊急時のみNV
RAM20のEEPROMにデータを保存する方が都合
がいい。なお、NVRAM20のEEPROMも、NV
RAM20でなく単なるEEPROMでも書き込み回数
には例えば10000といった制限があるので、NVR
AM20でなく単なるEEPROMで不揮発性メモリを
構成しても、基本的な機能は達成することができる。
【0046】発明の実施の形態5.図15,16に示す
ように、この実施の形態5の分散型電源システムも電力
変換手段や商用電力系統1との系統連系にかかる基本的
な構成は実施の形態1で示したものと同じである。従っ
て、実施の形態1のものと同じ部分については実施の形
態1のものと同じ符号を用いそれらの説明は省略する。
【0047】この実施の形態5の分散型電源システム
は、実施の形態1で示した制御手段3における運転制御
回路9のマイコン19の出力故障やプログラム暴走など
の異常事態に対処できる機能を持たせたものである。マ
イコン19は例えばプログラム内のある閉ループから抜
け出せなくなったり、1バイトから数バイトで構成され
ている命令の区切りがずれてしまい、全く別な意味の命
令として解釈してしまうと、いわゆる暴走することにな
る。その原因としては、ノイズや温度といった外乱の
他、ソフトウェアのミスやマイコンディバイス上の欠陥
などを挙げることができる。また、マイコン19自体の
故障によるポート出力の固定や、マイコン19を動作さ
せるクロックの停止によるポート出力の固定も起きうる
ものである。
【0048】運転制御回路9のマイコン19には、図1
5に示すようにその出力ポートP2,P3に第1のリレ
ー5と第2のリレー7を動作させるリレー駆動回路29
が接続され、出力ポートP1にはパルス駆動回路30が
接続されている。リレー駆動回路29はマイコン19の
出力を増幅し各リレー5,7をそれぞれ駆動するトラン
ジスタアレー31で構成されている。このトランジスタ
アレー31の二個のNPNトランジスタの出力側にはそ
れぞれ第1のリレー5と第2のリレー7が接続されて、
そのGND端子にパルス駆動回路30が接続されてい
る。パルス駆動回路30は、マイコン19の出力ポート
P1から出力されるパルスによりON/OFFするNP
NトランジスタQ1と、このNPNトランジスタQ1に
より動作する抵抗R1,R2、コンデンサC1,C2、
ダイオードD1,D2からなる充放電回路と、充放電回
路に接続された二段のトランジスタQ2,Q3とから構
成され、トランジスタQ3にリレー駆動回路29が接続
されている。
【0049】マイコン19の出力ポートP1のパルスに
より、NPNトランジスタQ1はON/OFFを繰り返
す。NPNトランジスタQ1がOFFの時には、電圧V
ccにより抵抗R1、コンデンサC1、ダイオードD2
を経てコンデンサC2が充電される。コンデンサC2へ
の充電電流は、コンデンサC1が充電されてしまえば流
れなくなるが、NPNトランジスタQ1がONすると、
コンデンサC1、抵抗R2、トランジスタQ1、ダイオ
ードD1のループでコンデンサC1の電荷が放電される
ので、次にNPNトランジスタQ1がOFFした時には
再びコンデンサC2へ充電電流が流れる。従って、コン
デンサC2は常時充電され続けることになり、これによ
りトランジスタQ2,Q3はON状態に維持される。ト
ランジスタQ2,Q3がON状態であれば、リレー駆動
回路29はマイコン19の出力により第1のリレー5と
第2のリレー7をそれぞれ駆動させることができる。
【0050】図16のフローにより示すように、マイコ
ン19はプログラムの一周期毎に必ず通るメインループ
内のところで、一定時間毎に出力ポートP1を反転させ
て出力ポートP1からパルスを出力する(図16の#
2,3,4)。続いて、連系運転かどうかが判定され、
連系運転であれば出力ポートP2をONし、出力ポート
P3をOFFして連系運転処理を行なう(図16の#
5,6,7)。連系運転でなければ、自立運転かどうか
が図15の#8で判定され、自立運転であれば出力ポー
トP2をOFFし、出力ポートP3をONし、自立運転
処理を行なう(図16の#9,10)。ここで、自立運
転でなければ、出力ポートP2,P3をともにOFF
し、出力ポートP1からのパルスのOFF指令を出し、
運転停止処理を行なう(図16の#11,12)。
【0051】マイコン19の出力ポートP1の故障やマ
イコン19の暴走により出力ポートP1がHiレベルで
固定された場合には、パルス駆動回路30のNPNトラ
ンジスタQ1はON状態のままになり、コンデンサC1
のNPNトランジスタQ1側が低電位となってコンデン
サC2への充電ができなくなるので、トランジスタQ
2,Q3はOFFとなり、第1のリレー5も第2のリレ
ー7もともに開放される。出力ポートP1の故障やマイ
コン19の暴走により出力ポートP1がLoレベルで固
定された場合には、NPNトランジスタQ1はOFF状
態のままになり、コンデンサC1の電荷が放電されない
のでコンデンサC2への充電電流は流れなくなり、トラ
ンジスタQ2,Q3はOFFとなり、やはり第1のリレ
ー5も第2のリレー7も開放される。従って、マイコン
19の出力ポートP1の故障やマイコン19の暴走に対
して、第1のリレー5と第2のリレー7の開放により適
切に対応することができる。正常な運転状態で第1のリ
レー5と第2のリレー7を開放させたいときには、出力
ポートP1からのパルスを停止させればよい。
【0052】第1のリレー5や第2のリレー7の他に、
他の部分における重要なリレー類が数個あってこれらを
全てパルス駆動回路30で制御したい場合には、トラン
ジスタアレー31で複数個のリレー類を駆動するように
し、そのトランジスタアレー31のGND端子をパルス
駆動回路30の最終段のトランジスタQ3に接続すれば
よい。トランジスタアレー31のベース端子にはマイコ
ン19の出力ポートを接続し、それぞれのリレー類のO
N/OFFの指令を与えるようにする。これにより、複
数個のリレー類に対してもパルス駆動回路30は一つだ
けで済み、マイコン19のプログラムによるパルス出力
部も共通に使用できるので、安全対策を安価で簡単に講
ずることができる。
【0053】連系又は自立運転を行ないたい時、マイコ
ン19中の常に使用するメインループにフローが通ると
ころで、一定時間毎にマイコン19の出力ポートP1の
出力を反転させる。この反転によりパルス駆動回路30
の出力は常にON状態(もし出力ポートP1の出力がな
ければOFF)となり、このパルス駆動回路30の出力
のONが、接続手段である第1のリレー5と第2のリレ
ー7を駆動するためのトランジスタアレー31の回路を
駆動可能に設定する。この設定状態で第1のリレー5と
第2のリレー7を動作させるマイコンの出力ポートP
2,P3からの指令がトランジスタアレー31を通して
第1のリレー5と第2のリレー7を動作させる。もしマ
イコンの故障で出力ポートP1の反転信号が存在しなけ
れば、パルス駆動回路30がON出力をせず、リレー駆
動回路29が動作しなくなり、第1のリレー5と第2の
リレー7も動作せず、連系運転ではインバータ4と商用
電力系統1が切り離され、自立運転ではインバータ4と
単相交流出力端子6が切り離され、常に停止状態を得る
方向となるので、装置の安全性を確保できる。
【0054】
【発明の効果】以上実施の形態による説明からも明らか
なように、請求項1の発明によれば系統連系時でも系統
連系の解除時でも自己の負荷すべき負荷に対してはそれ
に専用の出力を供給することができ、自己の負荷すべき
負荷を停電時にもそのまま使用できる分散型電源システ
ムが得られる。
【0055】請求項2の発明によれば、電力変換手段が
停止状態にある時の電力消費を簡素な構成により低減で
き、電力を節約することができる分散型電源システムが
得られる。
【0056】請求項3の発明によれば、商用電力系統と
同一の周波数によって自立運転できる構成が簡素で故障
の少ない分散型電源システムが得られる。
【0057】請求項4〜6の発明によれば、整定値を設
定する手段を単一に構成でき、整定値を整定する際の間
違いも少なくなる、使いやすい分散型電源システムが得
られる。
【0058】請求項7及び請求項8の発明によれば、マ
イコンの出力故障やプログラム暴走などの異常に対し
て、簡素な構成で適切に対処できる分散型電源システム
が得られる。
【0059】請求項9の発明によれば、請求項7又は請
求項8のいずれかにかかる前記効果とともに安全性を確
保できる分散型電源システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1を示す分散型電源システム
の構成図である。
【図2】発明の実施の形態1を示す分散型電源システム
の回路構成図である。
【図3】発明の実施の形態1の制御手段による処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【図4】発明の実施の形態1の動作を示す動作説明図で
ある。
【図5】発明の実施の形態2を示す分散型電源システム
の構成図である。
【図6】発明の実施の形態2の制御手段による処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【図7】発明の実施の形態2の動作を示す動作説明図で
ある。
【図8】発明の実施の形態3を示す分散型電源システム
の構成図である。
【図9】発明の実施の形態3のデジタルロータリースイ
ッチを示す正面図である。
【図10】発明の実施の形態3の制御手段による処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図11】発明の実施の形態4を示す分散型電源システ
ムの構成図である。
【図12】発明の実施の形態4の制御手段による処理フ
ロー1を示すフローチャートである。
【図13】発明の実施の形態4の制御手段による処理フ
ロー2を示すフローチャートである。
【図14】発明の実施の形態4の制御手段による処理フ
ロー3を示すフローチャートである。
【図15】発明の実施の形態5を示す分散型電源システ
ムの構成図である。
【図16】発明の実施の形態5の制御手段による処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図17】従来の分散型電源システムの構成図である。
【図18】従来の分散型電源システムの構成図である。
【符号の説明】
1 商用電力系統 2 太陽電池 3 制御手段 4 インバータ 5 第1のリレー 5a 第1のリレーの接点 6 単相交流出力端子 7 第2のリレー 7a 第2のリレーの接点 8 インバータ制御回路 9 運転制御回路 10 単独運転検出回路 11 第1の電源回路 12 第2の電源回路 14 ゲートドライブ回路 15 直流電力算出回路 16 電力量判断手段 17 電源切換装置 18 デジタルロータリースイッチ 19 マイコン 20 NVRAM 27 入力監視部 28 入力監視部 29 リレー駆動回路 30 パルス駆動回路 31 トランジスタアレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 私市 広康 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 市川 英治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相3線の商用電力系統に接続され、直
    流電力を交流電力に変換し出力する電力変換手段と、こ
    の電力変換手段に上記商用電力系統の系統周波数と系統
    電圧に同期した交流電力を発生させる制御手段とを備え
    た分散型電源システムであって、上記電力変換手段の出
    力と上記商用電力系統との間に両者間を開閉する第1の
    接続手段を設け、この第1の接続手段と上記電力変換手
    段との間の上記単相3線のうちの中性線と、いずれか一
    方の電圧線間に専用の単相交流出力端子を設け、この単
    相交流出力端子と、上記電力変換手段と上記第1の接続
    手段間の単相3線の両電圧線間を第2の接続手段を介し
    て接続し、上記商用電力系統の系統周波数及び系統電圧
    が、正常な商用電力系統がとり得る範囲内においては、
    上記第1の接続手段を閉じて上記電力変換手段を商用電
    力系統に同期して運転させるとともに、上記第2の接続
    手段を開放させて上記単相3線の中性線といずれかの電
    圧線間から単相交流出力電圧を上記単相交流出力端子に
    出力させ、上記商用電力系統の系統周波数又は系統電圧
    が所定値以下に低下したとき又は所定値以上に上昇した
    ときには、上記第1の接続手段を開放させて上記単相3
    線の両電圧線間の電圧が商用電力系統の中性線といずれ
    かの電圧線間の単相交流電圧となるように上記電力変換
    手段を運転させるとともに、この単相交流電圧を上記第
    2の接続手段を閉じて上記単相交流出力端子に出力させ
    るようにしたことを特徴とする分散型電源システム。
  2. 【請求項2】 商用電力系統に接続され、直流電力を交
    流電力に変換し出力する電力変換手段と、この電力変換
    手段を駆動手段を介して制御する制御手段とを備えた分
    散型電源システムであって、上記制御手段に供給する制
    御用電圧と上記駆動手段に供給する駆動用電圧とを上記
    電力変換手段側の直流電力から得る第1の電源回路と、
    上記制御手段に供給する制御用電圧を上記商用電力系統
    の交流電力から得る第2の電源回路とを設けるととも
    に、上記電力変換手段側の直流電力の電力量を算出する
    直流電力算出手段と、この直流電力算出手段により得ら
    れる電力量が十分であるか不十分であるかを判断する電
    力量判断手段を設け、この電力量判断手段の出力に応じ
    て上記第1の電源回路と第2の電源回路を電源切換手段
    により切り換えるようにしたことを特徴とする分散型電
    源システム。
  3. 【請求項3】 商用電力系統に接続され、直流電力を交
    流電力に変換し出力する電力変換手段と、この電力変換
    手段に上記商用電力系統の系統周波数と系統電圧に同期
    した交流電力を発生させる制御手段と、この制御手段に
    接続され上記商用電力系統の系統周波数に対する周波数
    の上昇及び低下の整定値を設定する設定手段とを備え、
    上記商用電力系統から上記電力変換手段側を切り離すこ
    とにより上記電力変換手段側が自立運転できるように構
    成した分散型電源システムであって、上記設定手段を整
    定値による設定の可能な記録装置により構成し、自立運
    転時には上記電力変換手段の出力電圧が上記設定手段に
    おいて設定された整定値に基づく商用周波数の単相交流
    電圧となるように上記電力変換手段を運転させるように
    したことを特徴とする分散型電源システム。
  4. 【請求項4】 商用電力系統に接続手段により接続さ
    れ、直流電力を交流電力に変換し出力する電力変換手段
    と、上記商用電力系統の系統周波数と系統電圧を検出す
    る検出手段と、この検出手段により検出した系統周波数
    や系統電圧が異常判定用の整定値を越えた場合に、商用
    電力系統との接続を解除する連系保護機能を有する制御
    手段を備えた分散型電源システムであって、その制御手
    段に不揮発性メモリを設け、この不揮発性メモリに前記
    異常判定用の整定値を記憶させたことを特徴とする分散
    型電源システム。
  5. 【請求項5】 商用電力系統に接続手段により接続さ
    れ、直流電力を交流電力に変換し出力する電力変換手段
    と、上記商用電力系統の系統周波数と系統電圧を検出す
    る検出手段と、この検出手段により検出した系統周波数
    や系統電圧が異常判定用の整定値を越えた場合に、商用
    電力系統との接続を解除する連系保護機能を有する制御
    手段を備えた分散型電源システムであって、その制御手
    段に不揮発性メモリを設け、この不揮発性メモリに運転
    時間や積算電力量等の運転データを記録させるようにし
    たことを特徴とする分散型電源システム。
  6. 【請求項6】 商用電力系統に接続手段により接続さ
    れ、直流電力を交流電力に変換し出力する電力変換手段
    と、上記商用電力系統の系統周波数と系統電圧を検出す
    る検出手段と、この検出手段により検出した系統周波数
    や系統電圧が異常判定用の整定値を越えた場合に、商用
    電力系統との接続を解除する連系保護機能を有する制御
    手段を備えた分散型電源システムであって、上記電力変
    換手段側の直流電力を入力とする第1の電源回路と、前
    記商用電力系統側の電力を入力とする第2の電源回路と
    を設け、これら第1の電源回路と第2の電源回路のいず
    れかの出力により動作するように構成するとともに、上
    記第1の電源回路と第2の電源回路の各出力状態を監視
    して、双方の出力状態がともに低下し停電状態になる直
    前に、上記制御手段に設けた不揮発性メモリに運転時間
    や積算電力量等の運転データを保存させるようにしたこ
    とを特徴とする分散型電源システム。
  7. 【請求項7】 商用電力系統に接続手段により接続さ
    れ、直流電力を交流電力に変換し出力する電力変換手段
    と、上記商用電力系統の系統周波数と系統電圧を検出す
    る検出手段と、この検出手段により検出した系統周波数
    や系統電圧が異常判定用の整定値を越えた場合に、商用
    電力系統との接続を解除する連系保護機能を有する制御
    手段を備えた分散型電源システムであって、上記制御手
    段にマイコンを組込むとともに、上記接続手段をこのマ
    イコンから出力されるパルスにより駆動するパルス駆動
    回路によって制御し、マイコンの出力異常時には上記パ
    ルス駆動回路により上記接続手段の接続を解除するよう
    にしたことを特徴とする分散型電源システム。
  8. 【請求項8】 商用電力系統に接続され、直流電力を交
    流電力に変換し出力する電力変換手段と、この電力変換
    手段に上記商用電力系統の系統周波数と系統電圧に同期
    した交流電力を発生させるマイコンを有する制御手段と
    を備えた分散型電源システムであって、上記電力変換手
    段の出力と上記商用電力系統とを接続する第1の接続手
    段を設け、この第1の接続手段と上記電力変換手段との
    間に電力変換手段の出力を専用の出力端子に接続する第
    2の接続手段を設け、上記第1の接続手段と第2の接続
    手段を上記マイコンから出力されるパルスにより駆動す
    るパルス駆動回路により制御し、商用電力系統が正常な
    場合には上記第1の接続手段を接続するとともに第2の
    接続手段の接続を解除し、商用電力系統の停電時には上
    記第1の接続手段を解除するとともに第2の接続手段を
    接続し、かつマイコンの出力異常時にはパルス駆動回路
    により上記第1の接続手段と第2の接続手段の双方の接
    続を解除するようにしたことを特徴とする分散型電源シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8のいずれかに記載
    の分散型電源システムであって、マイコンからのパルス
    信号により駆動回路がマイコンと接続手段の間の信号を
    遮断して接続を解除することを特徴とする分散型電源シ
    ステム。
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