JP3584613B2 - 分散電源システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商用電源と系統連系する分散電源システムであり特に太陽電池を用いた分散電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の分散電源システムとしての太陽光発電システムは、種々のものが採用されているが、社団法人日本電気協会より発行されている、分散型電源系統連系技術指針(以下、指針と称する)などにその技術的な指針が示されている。なお、この指針は、連系する太陽光発電システムなどの分散電源システムが原因で、商用電源による供給電力が、品質、保護協調、保安、信頼性の面で低下することなく、円滑な連系を行なうための技術指針である。そして、分散電源装置としての太陽電池から出力される直流電力を交流に変換し、インバータ回路出力と商用電源との系統連系を制御する解列開閉器を介して分電盤に設けられた分岐回路に交流電源を出力する、系統連系インバータを用いたものがある。
【0003】
しかし、上記の系統連系インバータによるものは、商用電源との系統連系を実現する構成が簡単である反面、商用電源の停電時の分散電源の自立運転において、自立運転用コンセントから電源を得るための接続配線が煩雑になるといった問題があった。そこで、図2に示すような、太陽電池2と、太陽電池2から入力される直流電力を交流に変換して出力するインバータ3と、インバータ3の出力と商用電力系統9からの商用電源とが入力されるとともにこの商用電源とインバータ出力との系統連系を制御するための系統連系保護部8によって制御される解列開閉器80が主幹ブレーカである主幹漏電ブレーカ6の負荷側に分岐ブレーカ70と並列に配設された分電盤4と、を備える太陽光発電システム1が考案されている。この太陽光発電システム1は、本出願人によって案出され、特開平8−016145として出願されたものである。
【0004】
そして、上記の太陽光発電システム1の解列開閉器80の商用電力系統9の側に、系統連系保護部8によって制御される第2解列開閉器81と、この第2解列開閉器81にて開閉される非常用分岐回路11と、を設けてインバータ3の自立運転の時に非常用分岐回路11に向けての配電を行う。
【0005】
上記の太陽光発電システム1は、太陽電池2から直流電力が出力されると、まず、インバータ3にて交流電力に変換され、商用電源系統に接続された状態すなわち連系された状態おいて、分岐ブレーカ70及び非常用負荷分岐ブレーカ71を介して分岐回路10及び非常用分岐回路11に接続された負荷及び非常用負荷に、商用電力系統からの電力とともに太陽電池2の出力した電力が配電される。そして、系統連系保護部8により、分電盤4の内部の分散電源と商用電力系統との接続点近傍に設置された電圧センサPT及び電流センサCTにより検出された検出値によって、異常(電圧上昇、電圧低下、周波数上昇及び周波数低下)か否かが所定の電圧範囲及び所定の電圧周波数範囲を基準に判定される。そして、異常と判定された場合に解列開閉器80が、解列(解列開閉器を開放すること)される。また、系統連系保護部8によって、商用電力系統9の停電の発生が検出された場合、第2解列開閉器81のみが解列される。その結果、太陽電池2の出力した電力のみが、非常用分岐ブレーカ71を介し非常用分岐回路11に接続された非常用負荷としての照明器具あるいは電気配線用コンセントに配電される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の太陽光発電システム1は、インバータ3の出力の開閉を、離れた位置に設置されたインバータ3まで行くことなく、分電盤4の設置場所にて行うことが出来るもので、さらに商用電力系統9の商用電源の停電時などにインバータ3の自立運転による非常用電源の供給に最適なものである。しかし、解列開閉器80、第2解列開閉器81の操作を行う系統連系保護部8の駆動電源を太陽電池2からインバータ3を介して直流によって供給するものである。従って、太陽光発電システムの設置に際してその配線が煩雑になると供に使用時において電磁ノイズに対し安定性を欠くもので、CPUを用いた系統連系保護部8の制御回路に対して問題のあるものであった。
【0007】
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、分電盤内に配設された系統連系保護部の駆動電源部への配線を簡略化するとともに電磁ノイズに対する安定性の優れた分散電源システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の分散電源システムは、直流電源と、該直流電源から入力される直流電力を交流に変換して出力するインバータと、該インバータ出力と商用電力系統からの商用電源とが入力されるとともにこの商用電源とインバータ出力との系統連系を制御するための系統連系保護部によって制御される解列開閉器が主幹ブレーカの負荷側に分岐ブレーカと並列に配設された分電盤と、を備える分散電源システムにおいて、前記系統連系保護部は、前記商用電源から電源入力される駆動電源部を有することとしている。これにより、系統連系保護部が、商用電源から電源入力される駆動電源部によって電源供給されるものとなる。
【0009】
また、前記駆動電源部を、前記インバータ出力からも電源入力されるものとしている。これにより、駆動電源部がインバータ出力からも電源入力される。
【0010】
また、前記駆動電源部は、前記商用電源からの入力電圧が所定の値よりも小さく、前記インバータからの入力電圧が所定の以上のときに前記商用電源からの電源供給を停止する第1制御手段と、前記商用電源からの入力電圧が前記所定の以上のときに前記インバータからの電源供給を停止する第2制御手段と、を有することとしている。これにより、駆動電源部が第1制御手段によって商用電源からの入力電圧が所定の値よりも小さくインバータからの入力電圧が所定の以上のときに商用電源からの電源供給を停止され、第2制御手段によって商用電源からの入力電圧が所定の以上のときにインバータからの電源供給を停止される。
【0011】
また、請求項記載の分散電源システムは、請求項記載の系統連系保護部を、前記駆動電源部からの出力信号によって分散電源の運転あるいは商用電源の入力があることを検出するものとしている。これにより、系統連系保護部は、駆動電源部からの出力信号によって分散電源の運転あるいは商用電源の入力があることを検出する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の分散電源システムの実施の形態を図1に基づいて説明する。
【0013】
図1は、太陽光発電システムの構成図である。この分散電源システムである太陽光発電システム1は、太陽電池2による直流電力を交流に変換し商用電力系統の商用電源9と系統連系して使用されるもので、太陽電池2と、インバータ3と、分電盤4とを備えている。
【0014】
インバータ3は、直流電源である太陽電池2から出力される直流電力を交流に変換し出力するもので、後述する分電盤4に内蔵されている系統連系保護部8によってその電力変換の動作が制御される。
【0015】
分電盤4は、インバータ3の出力と商用電力系統9からの商用電源とが入力されて系統連系し、分岐回路10、非常用分岐回路11に配電するもので、電流制限用ブレーカ5と、主幹漏電ブレーカ6と、負荷分岐ブレーカ70、70…及び非常用分岐ブレーカ71と、系統連系保護部8と、解列開閉器80と、第2解列開閉器81と、電流センサ82と、系統連系保護部8の駆動電源である駆動電源部83、蓄電部89とを有している。
【0016】
電流制限用ブレーカ5は、分岐回路10、非常用分岐回路11に接続された負荷及び非常用負荷によって使用される電力を、電力会社との契約電流以下に制限するためのものである。漏電ブレーカ6は、分岐回路に接続された負荷を含む回路全体の漏電を検出してを電路を遮断する。負荷分岐ブレーカ70及び非常用負荷分岐ブレーカ71は、負荷に所定の値を越えて電流が流れたのを検知し分岐回路を遮断する。そして、分岐回路10及び非常用分岐回路11に接続された各負荷あるいは非常用負荷には、負荷分岐ブレーカ70及び非常用負荷分岐ブレーカ71を介し、電源が供給される。
【0017】
系統連系保護部8は、太陽電池2により発電し出力された直流電力がインバータ3によって交流に変換され、商用電力系統に接続された状態すなわち連系された状態おいて、異常時及び商用系統の停電時に解列するための操作出力を、解列開閉器80、第2解列開閉器81に出力するものである。この系統連系保護部8は、インバータ3による交流出力と商用電力系統からの交流電源との接続点近傍に配設された電流センサ82及び駆動電源部83からの出力信号が入力される。
【0018】
上記の異常とは、連系時においての、電圧上昇、電圧低下、周波数上昇、周波数低下である。前述の指針においては、異常時若しくは商用電力系統に停電がある場合にこれらを検出し、分散電源システムを商用電力系統から直ちに切り離す旨を規定している。系統連系保護部8は、太陽光発電システムの設置時に、図示しない入力手段によって正常であると判定する条件値が入力される。そして、電流センサ82及び駆動電源部83からの出力信号から、例えば電流及び電圧の大きさの変化を検出し、商用電力系統の停電の発生を検知する。そして、インバータ3の異常が検知されたときは解列開閉器80を、商用電源の停電が検知されたときは解列開閉器81をそれぞれ解列する。
【0019】
電流センサ82は、連系時に、系統連系保護部8に向け、インバータ3から分岐回路10に向けて流れる交流電流の信号を送出するもので、変流器等によって形成される。
【0020】
駆動電源部83は、系統連系保護部8に電源を供給するもので、このものにおいては、その電源入力が商用電源9とインバータ3との両方からなされる。そして、電源トランスである第1トランス84、第2トランス85と、整流部86、86と、インバータ3からの入力電圧が所定の大きさ以上のときに商用電源9からの電源供給を停止する第1制御手段87と、商用電源9からの入力電圧が所定の大きさ以上のときにインバータ3からの電源供給を停止する第2制御手段88と、を有している。この駆動電源部83は、商用電源9からの入力が第1トランス84、インバータ3からの入力が第2トランス85を介して分電盤4の内部配線によってそれぞれ入力される。また、第1トランス84の出力側から系統連系保護部8及び第2制御手段88、第2トランス85の出力側から系統連系保護部8及び第1制御手段87に向けて、それぞれ交流電圧信号が入力される。整流部86、86は、交流電圧を直流に変換して第1制御手段87、第2制御手段88にそれぞれ出力するもので、ダイオードブリッジ等によって形成される。
【0021】
第1制御手段87は、インバータ3からの入力電圧が所定の大きさ以上のときに、整流部86を介して入力される商用電源9から系統連系保護部8に向けてのの電源供給を停止するもので、トランジスタ等によって形成される。また、第2制御手段88は、商用電源9からの入力電圧が所定の大きさ以上のときに、整流部86を介して入力されるインバータ3から系統連系保護部8に向けての電源供給を停止するもので、トランジスタ等によって形成される。そして、第1制御手段87、第2制御手段88のそれぞれの出力どうしが接続され、蓄電部89が並列に接続されて系統連系保護部8に入力される。
【0022】
駆動電源部83は、連系時においては、図示しない電圧検出回路によって商用電源9からの入力電圧が所定の値より大きいことが検出され、第2制御手段88によってインバータ3からの電源供給が停止される。そして、系統連系保護部8は、商用電源9からの電源供給のみによって解列開閉器80、第2解列開閉器81を駆動してそれらの接点回路を閉路し連系を維持する。従って、インバータ3からの出力は、第2制御手段88によって商用電源9に向けて回り込むことが防止される。また、異常時においても商用電源9からの入力電圧が所定の値より大きいことが検出され、系統連系保護部8は、商用電源9からの電源供給のみによって第2解列開閉器81を駆動してその接点回路を閉路するとともに、解列開閉器80を駆動してその接点回路を開路する。その結果、非常用分岐回路11の電源は維持されて連系が停止される。
【0023】
また、駆動電源部83は、停電時においては、図示しない電圧検出回路によって、商用電源9からの入力電圧が所定の値より小さいことが検出されるとともにインバータ3からの入力電圧が所定の値より大きいことが検出され、第1制御手段87によって駆動電源部83と商用電源9との接続が開路される。そして、系統連系保護部8は、インバータ3からの電源供給のみによって解列開閉器80を駆動してその接点回路を閉路し、非常用分岐回路11の電源が維持される。従って、インバータ3からの出力は、第1制御手段87によって商用電源9に向けて回り込むことが防止される。
【0024】
蓄電部89は、駆動電源部83の瞬時停電等に対する電源バックアップを行うもので、電解コンデンサ等によって形成される。この蓄電部89によって、系統連系保護部8が従来例のものと同等の瞬時停電に対する安定性を有するものとなる。
【0025】
次に、上記の構成による太陽光発電システムの動作について説明する。太陽電池2から直流電力が出力されると、まず、インバータ装置3にて交流電力に変換されて出力される。そして、商用電力系統9に接続された状態すなわち連系された状態おいて、系統連系保護部8は、商用電源9からの電源供給のみによって解列開閉器80、第2解列開閉器81を駆動してそれらの接点回路を継続して閉路し、負荷分岐ブレーカ70及び非常用分岐ブレーカ71を介して分岐回路10及び非常用分岐回路11に、商用電力系統9からの電力とともに太陽電池2の出力した電力が配電される。そして、駆動電源部83からの出力信号により系統連系保護装置8によって、所定の電圧範囲及び所定の電圧周波数範囲を基準に異常(電圧上昇、電圧低下、周波数上昇及び周波数低下)か否かが判定される。そして、異常と判定された場合、解列開閉器80が解列される。また、系統連系保護装置8によって、商用電源の停電の発生が検出された場合、系統連系保護装置8は第2解列開閉装置81のみが解列される。その結果、太陽電池2の出力した電力のみが、非常用分岐ブレーカ71を介し非常用分岐回路11に配電される。
【0026】
以上説明した太陽光発電システム1によると、系統連系保護部8が、商用電源から電源入力される駆動電源部83によって電源供給されるものとなるので、分電盤4の内部に配設された系統連系保護部8の駆動電源部83への配線が分電盤内部から成されて、インバータ3から給電されるものと比べて簡略化されるとともに、交流電源から給電されることによって電磁ノイズに対する安定性の優れたものとなる。また、駆動電源部83がインバータ3の出力からも電源入力されるので、商用電源の停電時においても系統連系保護部8への電源供給が可能となる。また、駆動電源部83が第1制御手段87によってインバータ3からの入力電圧が所定の大きさ以上のときに商用電源からの電源供給を停止され、第2制御手段88によって商用電源からの入力電圧が所定の大きさ以上のときにインバータ3からの電源供給を停止されるので、駆動電源部83を介してインバータ3の出力の商用電力系統9への回り込みが防止される。そして、蓄電部89のコンデンサが小さい容量のものでも瞬時停電における安定性が確保され、コンデンサの小型化が可能となる。また、系統連系保護部8は、駆動電源部83からの出力信号によって分散電源の運転あるいは商用電源の入力があることを検出するので、電圧センサをそれぞれ設けることなく分散電源の運転あるいは商用電源の入力の検知が可能となり、コスト低減が可能となる。
【0027】
なお、上記の実施の形態の説明において、分電盤を非常用分岐回路を有するものとして説明したが、本発明はそのものに限定するものでなく、非常用分岐回路の無いものであっても良い。また、駆動電源部を、商用電源とインバータ出力の両方から入力されるものとして説明したが、本発明はそのものに限定するものでなく、商用電源からのみであっても良い。また、系統連系保護部を、駆動電源部からの出力信号によって分散電源の運転あるいは商用電源の入力があることを検出するものとして説明したが、本発明は、そのものに限定するものでなく、それぞれ個別に電圧センサを有するものであっても良い。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の分散電源システムは、系統連系保護部が、商用電源から電源入力される駆動電源部によって電源供給されるものとなるので、分電盤の内部に配設された系統連系保護部の駆動電源部への配線が分電盤内部から成されて簡略化されるとともに、電磁ノイズに対する安定性の優れたものとなる。
【0029】
また、請求項1記載の分散電源システムは、駆動電源部がインバータ出力からも電源入力されるので、商用電源の停電時においても系統連系保護部への電源供給が可能となる。
【0030】
また、請求項1記載の分散電源システムは、駆動電源部が第1制御手段によって商用電源からの入力電圧が所定の値よりも小さくインバータからの入力電圧が所定の以上のときに商用電源からの電源供給を停止され、第2制御手段によって商用電源からの入力電圧が所定の以上のときにインバータからの電源供給を停止されるので、駆動電源部を介してインバータ出力の商用電力系統への回り込みが防止される。
【0031】
また、請求項記載の分散電源システムは、請求項記載のものの効果に加え、系統連系保護部は、駆動電源部からの出力信号によって分散電源の運転あるいは商用電源の入力があることを検出するので、電圧センサをそれぞれ設けることなく分散電源の運転あるいは商用電源の入力の検知が可能となりコスト低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽光発電システムの実施の形態を示す構成図である。
【図2】従来例の太陽光発電システムを示す構成図である。
【符号の説明】
1 太陽光発電システム(分散電源システム)
2 太陽電池(直流電源)
3 インバータ
4 分電盤
6 主幹漏電ブレーカ(主幹ブレーカ)
70 分岐ブレーカ
8 系統連系保護部
80 解列開閉器
81 第2解列開閉器
83 駆動電源部
87 第1制御手段
88 第2制御手段
9 商用電力系統

Claims (2)

  1. 直流電源と、該直流電源から入力される直流電力を交流に変換して出力するインバータと、該インバータ出力と商用電力系統からの商用電源とが入力されるとともにこの商用電源とインバータ出力との系統連系を制御するための系統連系保護部によって制御される解列開閉器が主幹ブレーカの負荷側に分岐ブレーカと並列に配設された分電盤と、を備える分散電源システムであって、
    前記系統連系保護部は、前記商用電源又は前記インバータ出力から電源入力される駆動電源部を有することを特徴とする分散電源システムにおいて、
    前記駆動電源部は、前記商用電源からの入力電圧が所定の値よりも小さく、前記インバータからの入力電圧が前記所定の値以上のときに前記商用電源からの電源供給を停止する第1制御手段と、前記商用電源からの入力電圧が前記所定の値以上のときに前記インバータからの電源供給を停止する第2制御手段と、を有することを特徴とする分散電源システム。
  2. 前記系統連系保護部を、前記駆動電源部からの出力信号によって分散電源の運転あるいは商用電源の入力があることを検出するものとすることを特徴とする請求項記載の分散電源システム。
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