JP4793473B2 - 電磁流量計 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁流量計に関し、特に、2周波励磁方式において、被測定流体の非満水状態を検出する電磁流量計に関するものである。
化学プラントなどで行われる流量制御において、被測定流体の流量測定に用いられる電磁流量計の励磁方式として、高い周波数(第1周波数)の励磁電流成分とこれより低い周波数(第2周波数)の励磁電流成分とを励磁コイルに同時に流して複合磁場を形成する複合励磁方式(以下、「2周波励磁方式」という)が一般に知られている。図8は、2周波励磁方式を行う電磁流量計1の構成図であり、これを用いて電磁流量計1の構成および動作について説明する。
図8において、電磁流量計1は、検出器10、励磁回路20、増幅回路30、A/D(アナログ/デジタル)変換器31、定電流回路40およびCPU(セントラルプロセッシングユニット)50を備える。
また、検出器10は、励磁コイル11および電極12、13を備え、CPU50は、高周波流量演算手段51、低周波流量演算手段52、2周波流量演算手段53、非満水検知手段54および出力手段55を備える。
電極12、13は検出器10内部に設けられ、励磁コイル11は、これから発生する磁場が検出器10内部の被測定流体Rに印加されるように設けられている。
電極12、13の出力は増幅回路30に入力され、増幅回路30は、電極12、13の出力の差動増幅信号をA/D変換器31へ出力する。A/D変換器31は、差動増幅信号を変換したデジタル信号をCPU50へ出力する。
定電流回路40の出力は電極12、13に接続される。例えば、定電流回路40は、2つのダイオード(図示しない)から構成され、各ダイオードのアノードが所定電圧に、カソードが電極12または13に接続される。定電流回路40は、ダイオードの逆方向のリーク電流(以下、「一定電流」という)を電極12、13に流す。
励磁回路20は、CPU50からの励磁制御信号に基づいて励磁コイル11へ励磁電流を流し、励磁コイル11から磁場を発生させる。
CPU50内の高周波流量演算手段51および低周波流量演算手段52は、A/D変換器31からデジタル信号を受け取り、それぞれの励磁周波数に対応した被測定流体Rの流量を演算する。
2周波流量演算手段53は、高周波流量演算手段51および低周波流量演算手段52によって演算された各流量値を受け取り、2周波励磁に対応した被測定流体Rの流量を演算する。
非満水検知手段54は、定電流回路40から電極12、13に一定電流が流されたときの電極12、13の出力を、増幅回路30およびA/D変換器31を介して受け取り、被測定流体Rが検出器10内部において非満水であるか否かを検知する。
出力手段55は、2周波流量演算手段53よって演算された流量値と非満水検知手段54よって検知された検知信号を受け取る。そして、流量値に対応する、または非満水状態を表す電流信号を出力する。
つぎに、電磁流量計1の流量測定および非満水検知動作について説明する。励磁回路20は、CPU50からの励磁制御信号に基づいて、高周波励磁電流と低周波励磁電流とを加算した励磁電流(2周波励磁電流)を励磁コイル11へ流し、励磁コイル11は、励磁電流に対応した磁場を被測定流体Rに印加する。
電極12、13は、高周波励磁電流および低周波励磁電流に対応した磁場によって発生する、流速と磁場に応じた信号(起電力)を検出して出力する。
CPU50は、増幅回路30およびA/D変換器31を介して電極12、13の出力信号を受け取る。
CPU50内の高周波流量演算手段51は、高周波数に同期したタイミングで、受け取った信号に所定演算を行って、高周波励磁に対応した流量eH(第1流量、以下「高周波流量」という)を算出する。さらに、高周波流量演算手段51は、高周波流量eHに低域濾波演算を行って、高周波低域濾波流量FH(第1低域濾波流量)を算出する。
また、低周波流量演算手段52は、低周波数に同期したタイミングで、受け取った信号に所定演算を行って、低周波励磁に対応した流量eL(第2流量、以下「低周波流量」という)を算出する。さらに、低周波流量演算手段52は、低周波流量eLに低域濾波演算を行って、低周波低域濾波流量FL(第2低域濾波流量)を算出する。
2周波流量演算手段53は、高周波数に同期したタイミングで、高周波低域濾波流量FHと低周波低域濾波流量FLとを加算して、2周波励磁に対応した流量eA(第3流量、以下「2周波流量」という)を算出する。
出力手段55は、2周波流量値eAに対応した電流信号(例えば、4〜20mAの範囲内)または電圧信号(例えば、1〜5Vの範囲内)を出力する。
非満水検知手段54における非満水であるかを検知する方法には、以下の2つがある。
(1)まず、定電流回路40から電極12、13に一定電流を流す方法について説明する。被測定流体Rが非満水の場合、一定電流を流すと、電極12、13の出力電圧の差(差電圧)は、満水の場合より大きくなる。
非満水検知手段54は、差電圧と所定の検知電圧と比較して、差電圧が所定の検知電圧より大きければ、非満水であると検知する。なお、このような非満水検知方法は、特許文献1に記載されている。
また、電極12、13の出力に、直流成分を減衰するための交流結合回路(コンデンサなど(図示しない))を接続してもよい。なお、コンデンサの接続については、特許文献2に記載されている。
(2)もう一つの方法として、電極12、13の出力信号に重畳したノイズ成分から検知する方法について説明する。この方法では、定電流回路40を用いなくてよい。
被測定流体Rが非満水の場合、電極12、13の出力信号に重畳したノイズの大きさは、満水の場合より大きくなる。例えば、ノイズには商用電源周波数ノイズのほか、励磁コイル11からの磁場によって生じる誘導ノイズなどがある。
非満水検知手段54は、電極12、13の出力信号に重畳されたノイズの大きさ(電圧)を測定し、ノイズの大きさが所定の検知電圧より大きければ、非満水であると検知する。なお、このような非満水検知方法は、特許文献3、4に記載されている。
つぎに、出力手段55が、非満水検知手段54から非満水検知信号を受け取った場合の動作について説明する。
非満水の場合、電磁流量計1は、正確な流量を測定できない異常状態である。この場合、出力手段55は、非満水であるという異常状態を外部へ知らせるため、電流または電圧信号を正常時の範囲外へ振り切らせる(以下、「バーンアウト」という)、あるいは発光または音による警報信号を出力する。
特開平3−186716号公報 特開平6−174513号公報 特開平3−257327号公報 実開平3−60027号公報
しかし、上述した2つの非満水検知方法では、以下の問題がある。
(1)一定電流を流す方法において、交流結合回路を用いた場合には以下の問題がある。満水から非満水状態、または非満水から満水状態に変化した場合、電極12、13の出力は、急激に大きく変化する。
このため、交流結合回路の出力は、微分的な動作によって安定するまでに時間がかかり、非満水検知手段54は、安定後に満水/非満水の検知をするので、検知までの時間がかかる(例えば、約10分)、という問題がある。
(2)また、ノイズ成分から検知する方法において、例えば、周囲環境によってノイズ発生源のノイズの大きさが小さい場合、非満水であっても、電極12、13の出力信号に重畳したノイズの大きさは、所定の検知電圧より小さくなり、非満水検知手段54は非満水を検知できない、という問題がある。
このとき、出力手段55は、非満水検知信号を受け取らないので、電流または電圧出力をバーンアウトさせずに、2周波流量値eAに対応した電流または電圧信号を出力する。しかし、実際には非満水状態であり、電極12、13の出力信号の揺動は大きいので、電流または電圧出力は、上限値と下限値を繰り返すハンチング現象を生じる、という問題がある。
本発明は、2周波励磁方式を用いた電磁流量計において、被測定流体の非満水状態を正確、迅速に検知し、非満水検知に起因する出力のハンチングを抑制する電磁流量計を提供することである。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、
第1周波数とこれより低い第2周波数の2つの異なった周波数を有する磁場を被測定流体に印加する励磁コイルと、前記第1周波数を有する磁場によって発生する信号に基づいて第1流量を演算し、前記第2周波数を有する磁場によって発生する信号に基づいて第2流量を演算し、前記第1流量を低域濾波して第1低域濾波流量を演算し、前記第2流量を低域濾波して第2低域濾波流量を演算する流量演算手段と、前記被測定流体が非満水であるという異常状態を外部へ知らせる出力手段とを有する電磁流量計において、
前記第1流量または前記第2流量の少なくともいずれか一つに基づいて、前記被測定流体の非満水の異常状態を判定する異常判定手段を備え
前記出力手段は、前記異常判定手段によって異常状態であると判定された場合、異常状態を継続して外部へ知らせ、
前記異常判定手段によって異常状態であると判定されない場合、前記第1低域濾波流量前記第2低域濾波流量との差が所定値より大きければ前記出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることを解除せず、小さければ前記出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることを解除する異常解除手段と、
前記異常判定手段によって異常状態であると判定されず、かつ前記異常解除手段によって前記出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることが解除されないで第2所定時間が経過した後、前記第1低域濾波流量および前記第2低域濾波流量に値を設定する低域濾波流量設定手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記低域濾波流量設定手段は、前記第1低域濾波流量に前記第1流量の値を、前記第2低域濾波流量に前記第2流量の値を設定することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の発明において、
前記異常解除手段は、前記第1低域濾波流量と前記第2低域濾波流量との差が前記所定値より小さくなり、第1所定時間が経過した後に前記出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることを解除する、
ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、
前記異常解除手段は、前記所定値を変更できることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、
前記異常判定手段は、前記第1流量または前記第2流量の少なくともいずれか一つが所定範囲外の場合、前記異常状態であると判定することを特徴とする。
本発明によれば、2周波励磁方式を用いた電磁流量計において、第1流量または第2流量の少なくともいずれか一つに基づいて被測定流体の非満水の異常状態を判定し、異常状態と判定されない場合、第1低域濾波流量第2低域濾波流量との差が所定値より大きければ出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることを解除せず、小さければ出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることを解除する。また、異常判定手段によって異常状態であると判定されず、かつ異常解除手段によって出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることが解除されないで第2所定時間が経過した後、第1低域濾波流量および前記第2低域濾波流量に値を設定する。これによって、被測定流体の非満水の異常状態を正確、迅速に検知し、非満水検知に起因する出力のハンチングを抑制することができる。
本発明を適用した電磁流量計の構成図の例である。 被測定流体の満水/非満水状態における、図1の電磁流量計の動作タイミングチャートの例である。 図1の電磁流量計の異常判定処理(a)及び異常解除処理(b)の動作フローチャートの例である。 本発明を適用した電磁流量計の構成図の他の例である。 図4の電磁流量計の異常解除処理の動作フローチャートの例である。 本発明を適用した電磁流量計の構成図の他の例である。 図6の電磁流量計の異常解除処理の動作フローチャートの例である。 背景技術で示した電磁流量計の構成図の例である。
[第1の実施例]
図1は、本実施例を適用した電磁流量計100の構成図であり、これを用いて説明する。なお、図1において、図8と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図1において、所定値設定手段120を備えるとともに、CPU110は、非満水検知手段54(図8参照)に代えて、異常判定手段111および異常解除手段112を備える点が、図8と相違する。
異常判定手段111は、高周波流量演算手段51および低周波流量演算手段52から各流量値を受け取り、非満水の異常状態か否かを判定する。
異常解除手段112は、異常判定手段111から判定結果、高周波流量演算手段51および低周波流量演算手段52から各流量値を受け取り、これらの値に応じて異常状態の解除を行う。
所定値設定手段120は、ユーザーなどから入力された所定値を、異常解除手段112で用いる所定値に設定する。
つぎに、電磁流量計100の異常判定及び異常解除処理動作について、図2、3を用いて説明する。
まず、図2を用いて説明する。図2は、満水/非満水状態における、電磁流量計100の流量値、解除フラグ、タイマー、出力などの動作タイミングチャート図である。
図2(a)は被測定流体Rの満水/非満水状態、(b)は低周波流量値eL、(c)は高周波流量値eH、(d)は低周波低域濾波流量値FL、(e)は高周波低域濾波流量値FH、(f)は解除フラグ(図3で説明)、(g)はタイマー(図3で説明)、(h)は異常または正常状態を表す異常/正常状態(図3で説明)、(i)は出力手段55の電流または電圧出力(以下、「電流出力」という)を示す。
図2(a)において、被測定流体Rの状態は、時間t1までは満水、t1からt2までは非満水、t2以降は満水である。
図2(b)(c)において、低周波流量値eL(b)と高周波流量値eH(c)とは、同じ縦軸に記載している。
時間t1までは、低周波流量値eL(b)と高周波流量値eH(c)とは、ほぼ同じ値である。時間t1からt2までは、低周波流量値eL(b)と高周波流量値eH(c)とも、上昇し、一定となり、下降する。なお、低周波流量値eL(b)は、高周波流量値eH(c)より大きく、上昇時にその差は拡大している。
時間t2以降は、低周波流量値eL(b)と高周波流量値eH(c)とは、ほぼ同じ値に戻る。
図2(d)(e)において、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)とは、同じ縦軸に記載している。
時間t1までは、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)とは、ほぼ同じ値である。時間t1からt2までは、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)とも、上昇し、一定となり、下降する。なお、低周波低域濾波流量値FL(d)は、高周波低域濾波流量値FH(e)より大きく、上昇時にその差は拡大している。
また、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)は、それぞれ、低周波流量値eL(b)と高周波流量値eH(c)を低域濾波(例えば、ローパスフィルタ)演算したものである。
このため、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)の上昇および下降時の勾配は、低周波流量値eL(b)と高周波流量値eH(c)の勾配より緩やかである。これに伴い、時間t2より後のt3において、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)とは、ほぼ同じ値に戻る。
図2(f)〜(i)の説明は、以下に、図2(a)〜(e)の動作を踏まえ、図3の説明を交えながら行う。
なお、時間t1までの図2(f)〜(i)の状態はつぎの通りである。解除フラグ(f)はクリア(値「0」)、タイマー(g)は一定時間(第1所定時間)経過状態、異常/正常状態(h)は正常状態、電流出力(i)は2周波流量値eAに対応した電流値である。
続けて図3の説明を行う。図3(a)は異常判定処理の動作フローチャート図、(b)は異常解除処理の動作フローチャート図である。
図3(a)のステップS100において、低周波流量演算手段52は、低周波流量eLおよび低周波低域濾波流量FLを演算する。高周波流量演算手段51は、高周波流量eHおよび高周波低域濾波流量FHを演算する。
ステップS110において、異常判定手段111は、低周波流量値eLと正常範囲(所定範囲)とを比較する。低周波流量値eLが正常範囲外の場合(ステップS110の「No」)、ステップS120に移行し、解除フラグをクリアして、異常状態と判定する。
続けて、図3(b)の異常解除処理のステップS200が行われる。異常解除手段112は、解除フラグがセットされているか否かを判断し、解除フラグはクリアされているので(ステップS200の「No」)、異常解除処理は終了する。
このため、図2において、時間t1より少し後で低周波流量値eL(b)が正常範囲外となるため、この時、解除フラグ(f)はクリアを継続、タイマー(g)は一定時間経過状態を継続、異常/正常状態(h)は異常状態、電流出力(i)は異常状態であるためバーンアウトする。そして、この状態が、時間t2より少し前まで継続する。
なお、図3(a)のステップS110において、高周波流量値eHと正常範囲とを比較し、高周波流量値eHが正常範囲外の場合、ステップS120へ移行してもよい。また、低周波流量値eLおよび高周波流量値eHを、それぞれ正常範囲と比較し、両方とも正常範囲外の場合、ステップS120へ移行してもよい。
以下では、説明を簡単にするため、ステップS110での比較は、低周波流量値eLと正常範囲とを比較するものとして説明する。なお、例えば、正常範囲は、電磁流量計100が精度内に測定できる流量の範囲である。
つぎに、図2の時間t2より少し後において、低周波流量値eL(b)は正常範囲内となるため、図3(a)の異常判定処理は異常状態と判定せず、ステップS130に移行する(ステップS110の「Yes」)。
ステップS130において、ステップS120の異常状態からステップS130に移行した時点で、異常判定手段111は、解除フラグをセット(値「1」)する。
続けて、図3(b)の異常解除処理のステップS200が行われる。解除フラグはセットされているので(ステップS200の「Yes」)、ステップS210に移行する。
ステップS210において、異常解除手段112は、低周波低域濾波流量値FLと高周波低域濾波流量値FHとの差の絶対値を比較値(所定値)と比較し、差の絶対値が比較値より大きいまたは以上であれば(ステップS210の「No」)、ステップS220に移行する。
ステップS220において、異常解除手段112は、タイマーの値を初期値(例えば、値「0」)に設定して、異常解除処理は終了する。
このため、図2において、時間t2より少し後において、低周波流量値eL(b)が正常範囲内となり、低周波低域濾波流量値FLと高周波低域濾波流量値FHとの差の絶対値は比較値より大きいので、解除フラグ(f)はセット、タイマー(g)は初期値、異常/正常状態(h)は異常状態を継続、電流出力(i)はバーンアウトを継続する。そして、この状態が、時間t3まで継続する。
なお、被測定流体が流れ出して時間t2において満水となるが、時間t2からt3の間では被測定流体の流れおよび満水状態が安定していないことがある。このような場合、時間t2において直ちに異常状態を解除して正常状態としたならば、満水状態の不安定性のため、正常状態と異常状態が繰り返して電流出力がハンチングすることがある。このようなハンチングを抑制するため、以下に説明する動作を行う。
時間t3において、図2の低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)との差が比較値より小さくなるので、図3(b)の異常解除処理はステップS230に移行する(ステップS210の「Yes」)。
ステップS230において、異常解除手段112は、タイマーの値をカウントし、値を増加させる。
ステップS240において、異常解除手段112は、タイマーが一定時間(第1所定時間)経過したかを判断する。例えば、タイマーの値を所定の閾値と比較し、タイマーの値が閾値より小さいまたは以下であれば、一定時間は経過しておらず(ステップS240の「No」)、異常解除処理は終了する。
このため、図2において、時間t3からt4の間では、タイマー(g)の値は所定の閾値より小さいので、解除フラグ(f)はセットを継続、タイマー(g)はカウント中、異常/正常状態(h)は異常状態を継続、電流出力(i)はバーンアウトを継続する。
時間t4において、タイマー(g)の値は所定の閾値より大きいまたは以上になり、一定時間を経過したので、図3(b)の異常解除処理はステップS250に移行する(ステップS240の「Yes」)。
ステップS250において、異常解除手段112は、異常状態を解除し、解除フラグをクリアして、異常解除処理は終了する。
このため、図2において、時間t4以降では、タイマー(g)の値は所定の閾値より大きくなり一定時間を経過したので、解除フラグ(f)はクリア、タイマー(g)は一定時間経過状態、異常/正常状態(h)は正常状態(異常解除)、電流出力(i)は2周波流量値eAに対応した電流値である。
なお、例えば、一定時間(第1所定時間)は、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)との差が比較値より小さくなってから、被測定流体の流れおよび満水状態が十分安定するまでの時間とすればよい。
以上で、異常判定および異常解除処理動作についての説明を終える。
本実施例によれば、異常判定手段111は、低周波流量eLまたは高周波流量eHの少なくともいずれか一つが正常範囲外であれば異常状態と判定する。そして、正常範囲内であって異常状態と判定されない場合、異常解除手段112は、低周波低域濾波流量FLと高周波低域濾波流量FHとの差が比較値より小さくなって一定時間経過後に、異常状態を解除する。これによって、被測定流体の非満水の異常状態を正確に検知し、出力のハンチングを抑制することができる。また、背景技術で説明した、交流結合回路を用いて一定電流を流す方法より、迅速に非満水の異常状態を検知できる。
瞬間的にノイズが混入して、低周波流量eLおよび高周波流量eHが変動(突変)しても、低域濾波演算によって低周波低域濾波流量FLと高周波低域濾波流量FHの変動を抑制できる。このため、低周波低域濾波流量FLと高周波低域濾波流量FHと用いて異常状態を解除することによって、ノイズによる誤動作を防止できる。
また、図3(b)のステップS210において、低周波低域濾波流量値FLと高周波低域濾波流量値FHとの差が比較値より小さくなった場合(ステップS210の「Yes」)、一定時間の経過を待たずに(すなわち、ステップS230、240を行わない)、ステップS250において異常状態を解除してもよい。
これによって、図2の時間t3において異常状態を解除して、より迅速に正常状態にすることができる。
また、所定値設定手段120によって、異常解除手段112で用いる比較値(所定値)を変更してもよい。これによって、ユーザーなどは、被測定流体の流れ状態などに応じて、より効果的な非満水の検知を行える値に変更することができる。例えば、比較値は、流量スパンの割合(%)に相当する値を設定することができる。
[第2の実施例]
図2において、非満水時に、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)との差が非常に大きい場合、または低域濾波演算に用いる時定数が非常に大きい場合、低周波低域濾波流量値FL(d)と高周波低域濾波流量値FH(e)との差が比較値より小さくなるまでの時間がかかることがある。
すなわち、時間t2からt3までの時間が長くなり、これによって、時間t4において異常状態が解除されるまでの時間が長くなる。本実施例は、この時間を極力短じかくするためのものである。
低周波低域濾波流量値FLと高周波低域濾波流量値FHとの差が非常に大きい場合に対する実施例について、図4を用いて説明する。図4は、本実施例を適用した電磁流量計200の構成図であり、図1と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図4において、CPU210は、CPU110(図1参照)内の構成要素に加えて、低域濾波流量設定手段220を備えている点が、図1と相違する。
低域濾波流量設定手段220は、異常解除手段112から処理結果を受け取り、高周波流量演算手段51の高周波低域濾波流量FH、および低周波流量演算手段52の低周波低域濾波流量FLに値を設定する。
低域濾波流量設定手段220の動作について、図5を用いて説明する。図5は、低域濾波流量設定手段220の動作を含む、異常解除処理の動作フローチャート図であり、図3(b)と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図5のステップS210において、低周波低域濾波流量値FLと高周波低域濾波流量値FHとの差の絶対値が比較値より大きく(ステップS210の「No」)、異常状態が解除されないで、ステップS220に移行する処理から説明する。図2においては、時間t2の時点からの説明となる。
異常解除手段112は、タイマーの値を初期値に設定(ステップS220)した後、ステップS300において、ステップS220の処理を実行した回数をカウンタでカウントし、値を増加させる。
ステップS310において、低域濾波流量設定手段220は、このカウント値を受け取り、この値が所定の閾値より大きいか否かを判断する。閾値より小さいまたは以下であれば(ステップS310の「No」)、異常解除処理は終了する。
閾値より大きいまたは以上であれば(ステップS310の「Yes」)、ステップS320へ移行する。すなわち、ステップS310の処理によって、第2所定時間経過後にステップS320へ移行する。なお、カウンタではなく、第1の実施例とは別のタイマーを用いて、第2所定時間の経過を判断してもよい。
ステップS320において、低域濾波流量設定手段220は、高周波低域濾波流量FHに現在の高周波流量eHを、低周波低域濾波流量FLに現在の低周波流量eLを設定する。
現在の高周波流量eHと低周波流量eLとは、ほぼ同じ値であるため、設定後の低周波低域濾波流量値FLと高周波低域濾波流量値FHとの差の絶対値は比較値より小さくなる。このため、これ以降に行われるステップS210の処理はYesとなり、一定時間(第1所定時間)経過後、ステップS250において異常状態が解除される。
この動作を図2で説明する。図2の時間t2からt3aまでの時間を第2所定時間とすると、時間t3aにおいて、タイマー(g)のカウントが始まる。すなわち、時間t3がt3aに早まることになる。
そして、時間t4aにおいて、タイマー(g)が一定時間(第1所定時間)経過し、解除フラグ(f)はクリア、異常/正常状態(h)は正常状態(異常解除)、電流出力(i)は2周波流量値eAに対応した電流値となる。すなわち、時間t4がt4aに早まることになる。
本実施例によれば、低域濾波流量設定手段220は、異常状態が解除されないで第2所定時間経過した後、高周波低域濾波流量FHに現在の高周波流量eHを、低周波低域濾波流量FLに現在の低周波流量eLを設定する。これによって、異常状態が解除されるまでの時間を短くして、より迅速に正常状態にすることができる。
つぎに、低域濾波演算に用いる時定数が非常に大きい場合に対する実施例について、図6を用いて説明する。図6は、本実施例を適用した電磁流量計300の構成図であり、図1と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図6において、CPU310は、CPU110(図1参照)内の構成要素に加えて、時定数変更手段320を備えている点が、図1と相違する。
時定数変更手段320は、異常解除手段112から処理結果を受け取り、高周波流量演算手段51の高周波低域濾波流量演算に用いる時定数、および低周波流量演算手段52の低周波低域濾波流量演算に用いる時定数を変更する。
時定数変更手段320の動作について、図7を用いて説明する。図7は、時定数変更手段320の動作を含む、異常解除処理の動作フローチャート図であり、図3(b)と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図7のステップS210において、低周波低域濾波流量値FLと高周波低域濾波流量値FHとの差の絶対値が比較値より大きく(ステップS210の「No」)、異常状態が解除されないで、ステップS220に移行する処理から説明する。図2においては、時間t2の時点からの説明となる。
異常解除手段112は、タイマーの値を初期値に設定(ステップS220)した後、ステップS300において、ステップS220の処理を実行した回数をカウンタでカウントし、値を増加させる。
ステップS310において、時定数変更手段320は、このカウント値を受け取り、この値が所定の閾値より大きいか否かを判断する。閾値より小さいまたは以下であれば(ステップS310の「No」)、異常解除処理は終了する。
閾値より大きいまたは以上であれば(ステップS310の「Yes」)、ステップS400へ移行する。すなわち、ステップS310の処理によって、第3所定時間経過後にステップS400へ移行する。なお、カウンタではなく、第1の実施例とは別のタイマーを用いて、第3所定時間の経過を判断してもよい。
ステップS400において、時定数変更手段320は、高周波低域濾波流量演算および低周波低域濾波流量演算に用いる時定数を小さくする。
これによって、低周波低域濾波流量値FLと高周波低域濾波流量値FHは、迅速に同じ値に近づき(収束し)、その差は比較値より小さくなる。このため、これ以降に行われるステップS210の処理はYesとなり、一定時間(第1所定時間)経過後、ステップS250において異常状態が解除される。
この動作を図2で説明すると、上述した低域濾波流量設定手段220の動作と同様に、時間t3がt3aに、時間t4がt4aに早まることになる。
なお、第2所定時間および第3所定時間は、時間t3をt3aに、時間t4をt4aに早めることによって、正常状態への復帰(異常解除)を第1の実施例より早くする時間であればよい。
本実施例によれば、時定数変更手段320は、異常状態が解除されないで第3所定時間経過した後、高周波低域濾波流量演算および低周波低域濾波流量演算に用いる時定数を小さくする。これによって、異常状態が解除されるまでの時間を短くして、より迅速に正常状態にすることができる。
他の実施例として、上述した一定電流を流す方法またはノイズ成分から検知する方法と、第1または第2の実施例とを併用することによって、更なる非満水状態の検知が可能となるとともに、定電流回路40が不要となりコストダウンとなる。
なお、高周波流量演算手段51、低周波流量演算手段52、2周波流量演算手段53、異常判定手段111、異常解除手段112、低域濾波流量設定手段220および時定数変更手段320は、CPU110、210、310内に設けて所定のプログラムに従って実行されるが、CPU110、210、310とは独立に、例えば、論理回路によって実現してもよい。
また、第1の実施例のタイマーおよび第2の実施例のカウンタと別タイマーは、CPU110、210、310内に設けても、独立に設けてもよい。解除フラグは、記憶手段(図示しない)に記憶され、読み書きされてもよい。
なお、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲で、さらに多くの変更および変形を含む。また、前述した各手段の組み合わせ以外の組み合わせを含むことができる。
51 高周波流量演算手段
52 低周波流量演算手段
53 2周波流量演算手段
55 出力手段
100、200、300 電磁流量計
110、210、310 CPU
111 異常判定手段
112 異常解除手段
120 所定値設定手段
220 低域濾波流量設定手段
320 時定数変更手段

Claims (5)

  1. 第1周波数とこれより低い第2周波数の2つの異なった周波数を有する磁場を被測定流体に印加する励磁コイルと、前記第1周波数を有する磁場によって発生する信号に基づいて第1流量を演算し、前記第2周波数を有する磁場によって発生する信号に基づいて第2流量を演算し、前記第1流量を低域濾波して第1低域濾波流量を演算し、前記第2流量を低域濾波して第2低域濾波流量を演算する流量演算手段と、前記被測定流体が非満水であるという異常状態を外部へ知らせる出力手段とを有する電磁流量計において、
    前記第1流量または前記第2流量の少なくともいずれか一つに基づいて、前記被測定流体の非満水の異常状態を判定する異常判定手段を備え
    前記出力手段は、前記異常判定手段によって異常状態であると判定された場合、異常状態を継続して外部へ知らせ、
    前記異常判定手段によって異常状態であると判定されない場合、前記第1低域濾波流量前記第2低域濾波流量との差が所定値より大きければ前記出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることを解除せず、小さければ前記出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることを解除する異常解除手段と、
    前記異常判定手段によって異常状態であると判定されず、かつ前記異常解除手段によって前記出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることが解除されないで第2所定時間が経過した後、前記第1低域濾波流量および前記第2低域濾波流量に値を設定する低域濾波流量設定手段とを備えた、
    ことを特徴とする電磁流量計。
  2. 前記低域濾波流量設定手段は、前記第1低域濾波流量に前記第1流量の値を、前記第2低域濾波流量に前記第2流量の値を設定することを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
  3. 前記異常解除手段は、前記第1低域濾波流量と前記第2低域濾波流量との差が前記所定値より小さくなり、第1所定時間が経過した後に前記出力手段が継続して異常状態を外部へ知らせていることを解除する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電磁流量計。
  4. 前記異常解除手段は、前記所定値を変更できることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁流量計。
  5. 前記異常判定手段は、前記第1流量または前記第2流量の少なくともいずれか一つが所定範囲外の場合、前記異常状態であると判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電磁流量計。
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