JP5522474B2 - 電磁流量計 - Google Patents

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Description

本発明は、電極に直流電流を流し、前記電極に発生する直流電位に基づいて管路の空検出を実行する直流成分信号処理部と、前記電極に交流電流を流し、前記電極に発生する交流信号をコンデンサを介して入力し付着物検出を実行する交流成分信号処理部とを具備する電磁流量計に関するものである。
図4は、従来の電磁流量計の構成例を示す機能ブロック図である。空・付着検出は、測定管路10に設けられた一対の対向電極10A、10Bとコモン間の等価抵抗RA、RBに電流(付着検出は交流電流、空検出は直流電流)を流し、RA、RBに発生する電圧を電極10A,10Bで検出し、この検出電圧が所定の閾値を超えたときに警報する。空・付着検出機能を備えた電磁流量計としては、特許文献1に技術開示がある。
以下、電極10A側の空・付着検出の機能構成を説明する。電極10B側も同一の機能構成をとるので、以降説明を省略する。電極10Aには、空・付着検出信号発生部20より付着検出のための交流電流、空検出のための直流電流が与えられる。
電極10Aに発生する付着に関する交流信号は、交流結合部30を介して交流成分信号処理部40に入力され付着検出を実現している。電極10Aに発生する管路の空に関する直流信号は、直流成分処理部50に入力され空検出を実現している。
図5は、交流結合部の構成例を示す回路図である。直流カット用のコンデンサCと抵抗Rの直列回路構成である。交流結合部30は、交流成分信号処理部40に存在するオペアンプのダイナミックレンジの範囲によって信号に重畳して入力される直流電位による飽和を防止するためである。
電源投入時のコンデンサCの電荷はゼロ状態であり、このコンデンサCは空検出のための直流電流で充電されるので、このコンデンサが満充電され電流の流入が停止するまでの期間は電極10Aから管路内に空検出用の電流が流れないので、直流成分処理部50での空検出の処理ができない。
コンデンサの充電時間T[s]は定電流Iに対して、C:コンデンサ[F],V:コンデンサ間電圧[V],I:定電流 [A]とするとき、T=CV/Iで表記することができる。例えば、C=1μ[F],V=1[V],I=1n[A]とした場合は、T=1000[s]となる。つまり、15分ほどのコンデンサ充電時間が必要となり、この期間は空検出の処理ができない。
図6は、従来手法による管路空の検出手順を示すフローチャートである。ステップS1で処理をスタートし、ステップS2で電極電位を測定し、ステップS3のチェックで電極電位が閾値である空判定基準値以上であればステップS4で空状態と判定し、空判定基準値に満たない場合にはステップS5で正常状態と判定する。
上述したように、交流結合部30のコンデンサCへの空検出用の直流電流による充電時間があるため、管路が空状態であっても電極電位の測定値が空状態と判定する電圧値に達するまで相当の時間を要する。
特開2003−97986号公報
従来構成の電磁流量計では、交流結合部にコンデンサを持つ場合、このコンデンサの充電時間の影響により、直流成分信号処理部における判定処理時間が数分から数十分かかることがある。
本発明の目的は、交流結合部にコンデンサが存在する場合でも、このコンデンサが満充電される時間までに、電極電位が所定の閾値を超えるか否かを推定し、管路空の判定時間を大幅に短縮することができる電磁流計を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明は次の通りの構成になっている。
(1)電極に直流電流を流し、前記電極に発生する直流電位に基づいて管路の空検出を実行する直流成分信号処理部と、前記電極に交流電流を流し、前記電極に発生する交流信号をコンデンサを介して入力し付着物検出を実行する交流成分信号処理部とを具備する電磁流量計において、
前記直流成分信号処理部は、
前記コンデンサの電荷がゼロのスタート時点以降に所定の時間間隔で少なくとも2回測定される前記電極の直流電位に基づいて、前記直流電位の増加傾向を推定する電極電位推定手段と、
前記コンデンサが満充電される時間までに、推定された前記直流電位が所定の閾値を超えるか否かを判定する管路空検出手段と、
を備えることを特徴とする電磁流量計。
(2)前記コンデンサは、前記直流電流により充電されることを特徴とする(1)に記載の電磁流量計。
(3)前記電極電位推定手段は、所定の時間を隔てて測定された2点の電極電位を結ぶ直線近似により前記直流電位の増加傾向を推定することを特徴とする(1)または(2)に記載の電磁流量計。
(4)前記電極電位推定手段は、所定の時間間隔で測定された3点以上の電極電位に基づく多次関数近似により前記直流電位の増加傾向を推定することを特徴とする(1)または(2)に記載の電磁流量計。
本発明によれば、交流結合部のコンデンサの充電中に管路の空検出を早期に予測することが可能であり、空検出の処理時間を大幅に短縮することができる。
本発明を適用した電磁流量計の一実施例を示す機能ブロック図である。 本発明の動作を説明するコンデンサの充電特性図である。 本発明による管路空の検出手順を示すフローチャートである。 従来の電磁流量計の構成例を示す機能ブロック図である。 交流結合部の構成例を示す回路図である。 従来手法による管路空の検出手順を示すフローチャートである。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明を適用した電磁流量計の一実施例を示す機能ブロック図である。図4で説明した従来構成と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
図1において、本発明が適用された特徴部は、従来構成における直流成分信号処理部50に相当する直流成分信号処理部100を設けた構成にある。直流成分信号処理部100は、電極電位増加推定手段101と、管路空検出手段102を備える。
図2は、本発明の動作を説明するコンデンサの充電特性図である。時間X軸のスタート時刻t0からt1までがコンデンサCの充電時間である。Y軸のVmaxは充電電圧の最大電圧、Vempは空状態と判定する基準値(閾値)である。
充電特性F1は、時刻t1での最大充電電圧は基準値Vemp以下であり、従来の判定手法では時刻t1の時点で正常と判定される。充電特性F2は、時刻t1より前で基準値Vempを超えているので、従来の判定手法では時刻t1の時点で空と判定される。
電極電位増加推定手段101は、スタート時刻t0直後において所定の時間間隔で電極の直流電位を少なくとも2回測定し、測定値の増加量に基づいて充電特性を推定し、時刻t1での最終到達電極電位を推定計算する。
管路空検出手段102は、電極電位増加推定手段101による計算値が基準値Vemp以上であれば空と判定してアラームALを外部出力する。電極電位増加推定手段101による計算値が基準値Vempに満たない場合には正常と判定する。
このように、本発明によればコンデンサCが充電し終わるまでに、充電特性を推定して測定を行い、最終到達電極電位を計算することで空の検出処理を早期に実現することが可能となる。
最も少ない測定回数は2回であり、所定の時間を隔てて測定された2点の電極電位を結ぶ直線近似により電極電位の増加傾向を推定する。尚、所定の時間間隔で測定された3点以上の電極電位に基づく多次関数近似により電極電位の増加傾向を高精度で推定することも可能である。
図3は、本発明による管路空の検出手順を示すフローチャートである。ステップS1で処理をスタートし、ステップS2乃至S4で所定の待ち時間を介してX回電極電位を測定し、ステップS5でX回の測定値に基づいて最終到達電位を計算する。
ステップS6のチェックで電極電位計算値が閾値である空判定基準値以上であればステップS7で空状態と判定し、空判定基準値に満たない場合にはステップS8で正常状態と判定する。
10 測定管路
10A、10B 電極
RA、RB 空・付着抵抗
20 空・付着検出信号発生部
30 交流結合部
40 交流成分信号処理部
100 直流成分信号処理部
101 電極電位増加推定手段
102 管路空検出手段

Claims (4)

  1. 電極に直流電流を流し、前記電極に発生する直流電位に基づいて管路の空検出を実行する直流成分信号処理部と、前記電極に交流電流を流し、前記電極に発生する交流信号をコンデンサを介して入力し付着物検出を実行する交流成分信号処理部とを具備する電磁流量計において、
    前記直流成分信号処理部は、
    前記コンデンサの電荷がゼロのスタート時点以降に所定の時間間隔で少なくとも2回測定される前記電極の直流電位に基づいて、前記直流電位の増加傾向を推定する電極電位推定手段と、
    前記コンデンサが満充電される時間までに、推定された前記直流電位が所定の閾値を超えるか否かを判定する管路空検出手段と、
    を備えることを特徴とする電磁流量計。
  2. 前記コンデンサは、前記直流電流により充電されることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
  3. 前記電極電位推定手段は、所定の時間を隔てて測定された2点の電極電位を結ぶ直線近似により前記直流電位の増加傾向を推定することを特徴とする請求項1または2に記載の電磁流量計。
  4. 前記電極電位推定手段は、所定の時間間隔で測定された3点以上の電極電位に基づく多次関数近似により前記直流電位の増加傾向を推定することを特徴とする請求項1または2に記載の電磁流量計。
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