JP2003301427A - 道路標識柱 - Google Patents

道路標識柱

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JP2003301427A
JP2003301427A JP2002107945A JP2002107945A JP2003301427A JP 2003301427 A JP2003301427 A JP 2003301427A JP 2002107945 A JP2002107945 A JP 2002107945A JP 2002107945 A JP2002107945 A JP 2002107945A JP 2003301427 A JP2003301427 A JP 2003301427A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両等の滑らかな通過移動機能及び外観意匠
機能並びにパーツの共用化に伴う製作及び保守コストの
低減を図りつつ、ポール本体とベースの固定強度を高
め、かつ、その固定部の破損も少なくして耐久性向上が
図れるようにする。 【解決手段】 曲り変形可能な筒状ポール本体1と、ポ
ール本体1内の下端部内に嵌合可能な突出筒部分2A及
び接地環状部分2Bを有するベース2と、ポール本体1
に外嵌可能な筒状部分3A及び外周縁に向けて下り勾配
の傾斜面部分3Bを有するリング3とを独立部品として
製作し、リング状部材5の縮径変形に伴いポール本体1
の下端周壁部1a内周面1dとベース2の突出筒部分2
A外周面2eとの密着面の一部に径方向で相互に噛み合
う噛み合い部を形成してポール本体1とベース2を固定
可能に構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車道のセン
ターライン、車線の合流分岐箇所、歩車道分離箇所等の
道路面に設置して使用される道路標識柱に関する。詳し
くは、車両等が接触や衝突した時の衝撃を吸収して車両
や乗員を保護し得るように曲り変形可能な弾性及び復元
力を有する材料から構成されている筒状のポール本体及
びこのポール本体の下端部に配置されて該ポール本体を
路面に固定設置するためのベースとを具備してなる道路
標識柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の道路標識柱としては、樹脂の射
出成形または押出成形により形成された筒状ポール本体
を型内にセットし、この型内に熱硬化性樹脂を流し込ん
で台を一体成形したものが一般的であるが、このような
一体成形品(道路標識柱)は、脱脂等の下地処理や養生
等が必要で成形に多大な工程、時間を費やすだけでな
く、路面状況や様々な設置環境に対応させるためには多
種類の製品を成形する必要があり、製作コストの上昇は
否めない。その上、車両の衝突等によって一部が破損し
標識柱としての機能が損なわれたとき、製品全体を新た
なものに交換する必要があって、保守管理コストも高く
つくという難点がある。
【0003】このような一体成形品のもつ難点を解消す
るものとして、従来、例えば特許第2919789号公
報に開示されているように、筒状ポール本体とベースと
を独立部品として各別に製作し、筒状のポール本体の下
端部をベースに形成した環状溝内に嵌合させてその嵌合
部の周方向複数箇所にブラインドリベット等を水平方向
に貫通させて加締めることにより、ポール本体とベース
とを締結固定するようにした2パーツ組立式の道路標識
柱、あるいは、ポール本体とベースのほかに、車両等が
ベースやポール本体に直接に接触や衝突することを抑制
するとともに、標識柱接地箇所の景観を維持するために
ベースの接地環状部分よりも大径で外周縁に向けて下り
勾配の傾斜面部分を有しポール本体に外嵌可能とされた
リングの3つのパーツを互いに独立部品として各別に製
作し、それら3つのパーツを組立可能に構成した3パー
ツ組立式の道路標識柱が提案されるに至っている。
【0004】このようなパーツ組立式の道路標識柱は、
複数種ある路面への設置方法に応じてそれぞれに対応す
る種類のベースを用意し、一方、ベースやポール本体等
のパーツを共用化することによって様々な設置環境や路
面状況に対応するベースを持った道路標識柱を各別に作
る必要がなく、効率的かつ経済的な生産計画を組むこと
が可能であるとともに、使用態様において車両の衝突等
によって一部が破損した場合、その破損箇所を含むパー
ツのみを交換すればよいために、保守コストの低減も図
れるという利点を有している。
【0005】一方、リングを持たない2パーツ組立式の
道路標識柱では、車両等がベースやポール本体、両者の
締結固定部に直接に衝突あるいは接触してそれらを破損
しやすいのに対して、リングを持つ3パーツ組立式の場
合は、リングが有する下り勾配の傾斜面部分の存在によ
り車両等を滑らかに通過移動させる機能があるととも
に、標識柱設置箇所の景観を維持する外観意匠機能もあ
り、同じパーツ組立式でも現在では、3パーツ組立式の
道路標識柱が主流となっている。
【0006】ところで、3パーツ組立式の道路標識柱に
おける3つのパーツの組立固定手段として、従来では、
ポール本体の下端開口内部にベースの突起部分を圧入
嵌合するとともに、リングをポール本体に外嵌させ、そ
れら各内外嵌合部間に接着剤を介在させてポール本体と
ベース及びリングをそれぞれ接着固定する構造、ポー
ル本体とリングとを一体成形した上、その一体成形品と
ベースとをビス止め又は接着剤で固定する構造、ポー
ル本体を型内にセットした後、熱硬化性ウレタンを流し
込んでベース及びリングをポール本体に一体成形する構
造、ポール本体をウレタン等の弾性復元力を有する材
料からその下端部に環状部分を一体形成して筒状に構成
する一方、ベース及びリングをポリプロピレン等の硬質
材料から構成し、この硬質材料製ベースの接地環状部分
とリングの環状部分とポール本体の下端環状部分とを重
なり合わせ、これら重なり合った3つのパーツの環状部
分に複数本のボルトを貫通させて3つのパーツを締付け
固定する構造、のいずれかが採用されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した3パーツ組立
式の道路標識柱のうち、のパーツ同士を圧入嵌合し、
接着剤で固定する組立手段を採用する場合は、接着剤の
塗布が不均一になりやすい等の固定作業のばらつきによ
って所定の固定強度が得られず、初期の組立構造が維持
できないないだけでなく、接着剤を使用することから、
パフやサンドブラスト、プライマー、脱脂等の下地処理
も必要となり、製作コストの上昇を招きやすい。また、
の場合は、ポール本体とリングを一体成形するための
大型の成形機が必要となるだけでなく、最終的には2パ
ーツであるために、ポール本体あるいはリングのいずれ
か一方のみが破損したときでも、一体成形品全体の交換
が必要となり、保守コストの面で好ましくない。特に、
一体成形品(ポール本体+リング)とベースとを単にビ
ス止め又は接着剤で固定するだけでは、十分な固定強度
が得られず、例えばポール本体に車両等が引っ掛かり該
ポール本体が引っ張られたとき、リング部がベースから
簡単に外れてポール本体が倒れてしまい、道路標識とし
ての機能を喪失しやすい。また、の場合は、ポール本
体とリング及びベースの一体成形に際して、熱硬化性ウ
レタンを使用するために、硬化時間が非常に長くなり、
製作面でのコストアップにつながり、かつ、最終的には
2パーツであるために、リングまたはベースあるいはポ
ール本体のいずれかが破損したとき、各部品の交換が必
要となり、3パーツ組立式の場合に得られる保守コスト
の低減という利点を得ることができない。さらに、の
場合は、ポール本体の下端環状部分に複数個のボルト挿
通孔を形成する必要があるために、ポール本体に衝突力
や引張力が繰り返し加わったとき、その孔から下端環状
部分が引き裂かれて破損するなどポール本体の耐久性に
問題がある。
【0008】また、上記した3パーツ組立式のものにお
いて、ポール本体とベースの固定手段として、特許第2
919789号公報にみられるように、ポール本体の下
端部をベース側の環状溝内に嵌合させてその嵌合部の周
方向複数箇所を水平方向に貫通するブラインドリベット
等の加締めにより締結固定する構造を採用することも考
えられるが、この場合は、組立にあたって、ブラインド
リベット等の多数の締結具、工具及び多大な締結作業手
間を要するだけでなく、組立後の使用態様においてポー
ル本体に車両等が衝突したとき、ブラインドリベット等
による締結固定部に応力が集中して破損変形しやすく、
その結果、固定強度の低下やガタを生じやすくなり、長
期間に亘りポール本体を直立姿勢のままで安定よく固定
保持することができないという問題がある。
【0009】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、3パーツ組立式による利点、すなわち、車両等の滑
らかな通過移動機能及び外観意匠機能並びにパーツの共
用化に伴う製作及び保守コストの低減効果を確保しつ
つ、ポール本体とベースとの固定強度を高めるととも
に、車両等の衝突時における破損変形も低減して耐久性
の著しい向上を図ることができる道路標識柱を提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る道路標識柱は、他物の接触あるいは衝
突によって曲り変形可能な筒状のポール本体と、ポール
本体内の下端部に嵌合可能な突出筒部分及び路面への接
地環状部分を有するベースと、ポール本体に外嵌可能な
筒状部分及びベースの接地環状部分よりも大径で外周縁
に向けて下り勾配の傾斜面部分及びベースの接地環状部
分よりも外周位置で路面に接地する接地環状部分を有す
るリングとを具備してなる道路標識柱であって、上記ポ
ール本体、ベース及びリングは互いに独立部品として製
作され、上記ベースの突出筒部分にポール本体の下端周
壁部を嵌合させた状態で、その外周に配置されたリング
状部材の縮径変形に伴いポール本体の下端周壁部を縮径
させて該周壁部の内周面をベースの突出筒部分の外周面
に密着させるとともに、これら密着面の少なくとも一部
に径方向で相互に噛み合う噛み合い部を形成することに
より、ポール本体とベースとが固定可能に構成されてい
る一方、上記リングは、その筒状部分の内径が縮径後の
ポール本体の外径と同径または略同径に形成されている
とともに、ベースの接地環状部分の下側から筒状部分に
ねじ込まれるねじ部材を介してベースに締結可能に構成
されていることを特徴とするものである。
【0011】上記構成の本発明によれば、ポール本体、
ベースのほかに、ベースの接地環状部分よりも大径で外
周縁に向けて下り勾配の傾斜面部分を有するリングを備
えており、標識柱に車両等が極近接したとき、当該車両
等の車輪をリングの傾斜面部分に沿いその外周縁側に滑
り案内させて通過移動させる衝突回避機能及び標識柱設
置箇所の景観を維持する外観意匠機能を発揮させること
が可能であるのはもとより、ポール本体、ベース及びリ
ングが互いに独立部品である3パーツ組立式に構成され
ているので、様々な設置環境や路面状況に対応してそれ
ぞれに対応するベースを持った複数種類の道路標識柱を
各別に作る必要がなく、ポール本体、ベース及びリング
からなるパーツの共用化が図れて効率的かつ経済的な生
産計画を立てることが可能であるとともに、使用態様で
車両の衝突や踏み付け等によって一部が破損した場合、
その破損箇所を含むパーツ(ポール本体、ベースまたは
リング)のみの交換でよく、保守コストの低減も図れ
る。
【0012】また、ポール本体とリングを一体成形する
ための大型の成形機も、ポール本体とリング及びベース
を熱硬化性ウレタンで一体成形するための硬化時間も不
要であり、製作面でコストダウンが図れる。そのうえ、
単一部品であるリング状部材を縮径変形させるだけでベ
ース側の突出筒部分とポール本体側の下端周壁部との内
外周面を隙間なく全面密着させるとともに、それら密着
面の少なくとも一部に径方向で相互に噛み合う噛み合い
部を形成してポール本体とベースとの固定強度を高める
ことが可能であり、これによって、ビスやブライドリベ
ット等の多数の締結具の使用する場合に比べて、固定作
業手間を少なくして組立(製作)コストの低減が図れる
だけでなく、ポール本体に車両等が衝突したとき、全面
密着面という広い面積で衝突力を受け止めビスやブライ
ンドリベット等による締結固定部への応力集中による破
損変形、それに伴う固定強度の低下やガタの発生を抑制
し、かつ、その全面密着面に径方向での噛み合い部が存
在することによりベースからのポール本体の抜け出しも
強力に阻止するといった具合に、長期間に亘り高い固定
強度を安定よく維持して標識柱全体の耐久性の著しい向
上が図れる。
【0013】上記構成の道路標識柱において、請求項2
に記載のように、上記ベースに、路面に埋設されるアン
カー部材にねじ込むことにより該ベースを路面に固定す
るための締結用ボルトの頭部及び路面下に埋込み固定さ
れて路面上に突出するアンカー式ねじ部材にねじ込んで
該ベースを路面に固定するためのナットを嵌合保持可能
な凹部と上記各ねじ部材のねじ部分が挿通する貫通孔と
が同芯状態に形成するとともに、上記リングの接地環状
部分にベースを路面に接着固定するための接着剤の流し
込み用凹入スペースを形成するという構成を採用するこ
とにより、単一のベースを、ボルト固定設置形式、ねじ
込み固定設置形式及び接着固定形式用のベースに共通使
用することが可能となり、複数種の路面設置方法に対応
させるためのベースの種類も削減して生産効率の一層の
向上を図ることができる。
【0014】上記構成の道路標識柱における噛み合い部
としては、請求項3に記載のように、標識柱の長手方向
に沿い、かつ、周方向には連続する鋸歯状の凹凸部から
構成されたもの、あるいは、請求項4に記載のように、
ベースの突出筒部分の外周面で標識柱の長手方向の下半
部分に形成された環状凹部とリング状部材の縮径変形に
伴い該環状凹部内に入り込むように縮径変形されるポー
ル本体の下端周壁変形部分とから構成されたもののいず
れであってもよい。このうち、後者の構成を採用する場
合は、縮径変形されたリング状部材の外周面とポール本
体の外周面との間に段差を発生しない、あるいは、段差
を非常に小さくすることができるので、ポール本体に外
嵌させたリングをベースに締結したとき、該リングの筒
状部分の内周面をポール本体の下端周壁部の外周面に密
着させて該下端周壁部をリングの筒状部分とベースの突
出筒部分とにより内外両側から挟持固定することが可能
となり、ポール本体とベースとの固定強度を一層強固か
つ安定のよいものにすることができる。
【0015】なお、本発明に係る道路標識柱において、
上記ポール本体は他物の接触あるいは衝突によって曲り
変形可能な弾性及び復元力を有する材料、例えばウレタ
ン樹脂、塩化ビニル樹脂、EVA(エチレン酢酸ビニル
共重合体)樹脂等をブロー成形や射出成形で成形するこ
とが好ましく、上記ベースは硬質材料、例えばポリプロ
ピレン、ABS樹脂等から、また、リングは硬質材料、
例えばポリプロピレン樹脂等から成形することが好まし
く、このような構成材料の選定によって、各パーツそれ
ぞれの役割を確実に達成させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係る道路標識柱
の実施例を示す分解外観図、図2は分解縦断面図であ
り、この実施例の道路標識柱Aは、筒状のポール本体1
と、ベース2と、リング3と、キャップ4とを備え、そ
れら構成要素1〜4が互いに独立部品として製作され、
それら4つの構成要素部品1,2,3,4が組立可能に
構成されている。
【0017】上記ポール本体1は、全長に亘って同径で
上下両端が開口されるようにウレタン樹脂等の射出成形
または押出成形により円筒状の形態に一体成形されてお
り、使用態様で車両等の他物が接触あるいは衝突したと
き、その上半部分が曲り変形して衝撃を吸収し、かつ、
接触あるいは衝突力の解除に伴い起立姿勢に弾性復元可
能に構成されている。この筒状ポール本体1の下端周壁
部1aの内周面1bは平滑面に形成されている。
【0018】上記キャップ4は、例えばウレタン樹脂等
の射出成形により円筒状形態の下部4aとドーム状形態
の上部4bとが一体形成されて、上記ポール本体1の上
端開口部内に嵌合し、接着剤を用いて固定可能に構成さ
れている。
【0019】上記ベース2は、ポール本体1の下端開口
部内に嵌合可能な突出筒部分2A及び路面に安定接地す
る偏平な接地環状部分2Bとを有しポリプロピレン、A
BS樹脂等の硬質材料から全体円環形状に成形されてお
り、このベース2の中央部には路面に埋設されるアンカ
ー部材にねじ込むことにより該ベース2を路面に固定す
るための締結用六角頭付きボルト(後述する)の六角頭
部及び路面下に埋込み固定されて路面上に突出するアン
カー式ねじ部材(後述する)にねじ込むことにより該ベ
ース2を路面に固定するためのナット(後述する)を嵌
合保持可能な六角形状の嵌合用凹部2aと上記ボルト及
びアンカー式ねじ部材のねじ部分を挿通させる貫通孔2
bとが同芯状態に形成されているとともに、接地環状部
分2Bには、上記リング3とベース2とを円周方向の複
数箇所で締付け固定するねじ込み用ビス(後述する)の
貫通孔2cが形成されている。また、上記突出筒部分2
Aの外周面2eでその下半部分全域には標識柱Aの長手
方向に沿う鋸歯状の凹凸部2dが形成されている。
【0020】上記リング3は、上記ポール本体1の外径
d1と同径の内径d2の内孔3aを形成してポール本体
1に外嵌可能とされた筒状部分3Aと上記ベース2の接
地環状部分2Bよりも大径で外周縁に向けて下り勾配の
截頭円錐形状の傾斜面部分3Bと上記ベース2の接地環
状部分2Bよりも外周位置で路面に接地する接地環状部
分3Cとを有し、これら各部分3A,3B,3Cがポリ
プロピレン樹脂等の硬質材料から一体成形されており、
略截頭略円錐形状の傾斜面部分3Bの外周寄り箇所には
路面への固定用孔3bが形成されているとともに、筒状
部分3Aには上記ビスのねじ込み用有底孔3cが形成さ
れている。また、このリング3の傾斜面部分3Bの下部
には、ベース2を路面に接着固定するための接着剤の流
し込み用凹入スペース7が形成されている。
【0021】上記のような4つの部品1,2,3,4を
備えた道路標識柱においては、ベース2を路面に固定し
た上、上端開口部内にキャップ4を嵌合し接着固定した
ポール本体1の下端周壁部1aをベース2の突出筒部分
2Aに嵌合させる。この状態で、ポール本体1の下端周
壁部1aの外側に、図3及び図4に示すように、ベース
2の突出筒部分2Aの高さ寸法Hのほぼ2分の1程度の
高さ寸法hを持ち、アルミニウム等の塑性変形可能な金
属材料から製作されたリング状部材5を嵌合配置し、こ
のリング状部材5の全周に図3及び図4中の矢印で示す
ような径内方への押圧力Pを加えて該リング状部材5を
縮径変形させ、これに伴いポール本体1の下端周壁部1
aを縮径させて図5に明示するように、該縮径変形され
た下端周壁部1aの内周面1b部分をベース2の突出筒
部分2の外周面2eに形成の鋸歯状凹凸部2dに噛み合
うように変形させることにより、ポール本体1とベース
2とを固定する。
【0022】続いて、ポール本体1にリング3を外嵌さ
せ、このリング3をその筒状部分3Aの下面がベース2
の接地環状部分2Bの上面に当接するまでポール本体1
の下端側に移動させた後、図6に示すように、ベース2
の接地環状部分2Bに形成されている貫通孔2cからリ
ング3の筒状部分3Aに形成されている有底孔3cに向
けてビス8をねじ込んでベース2とリング3を締付け固
定することにより、各部品1,2,3,4を組立てて車
道のセンターライン、車線の合流分岐箇所、歩車道分離
箇所等の道路面の所定間隔を置いた複数箇所に道路標識
柱Aを設置し、車両の運転者等にセンターラインや合流
分岐等の存在を視認させて道路標識としての機能を発揮
させる。そして、設置使用態様で車両等が誤ってポール
本体1に接触あるいは衝突した際は、ポール本体1が曲
り変形して衝撃を吸収することによって車両や運転者等
を保護し、また、車両等がポール本体1から離反する
と、ポール本体1が起立姿勢に弾性復元して所定の標識
機能を回復することになる。
【0023】このように使用される道路標識柱の路面へ
の固定設置方法には、大別して、ベース2を路面に六角
頭9a付きボルト9を用いて固定設置する方法(以下、
ボルト固定設置方法という)と、ベース2を予め路面下
に埋込み固定されて路面上に突出するアンカー式ねじ部
材17にねじ込むことにより該ベース2を路面に固定設
置するねじ込み固定設置方法と、ベース2を路面に接着
剤を用いて固定設置する方法(以下、接着固定設置方法
という)とがあり、以下、これらの固定設置方法につい
て詳しく説明する。
【0024】ボルト固定設置方法:図7及び図8に示す
ように、ベース2の嵌合用凹部2aに六角頭部9a付き
ボルト9の頭部9aを嵌合させるとともに、貫通孔2b
を通してベース2の下方へ突出させたねじ部分9bにナ
ット11を螺合し締付けることにより、まずボルト9を
ベース2に固定する。次に、上述のようにして道路標識
柱Aの組立てを完成した後、路面Rに掘削形成された穴
内に挿入され、かつ、エポキシ樹脂系接着剤等の接着剤
12によって路床部に埋設されたアンカー部材13に上
記ボルト9のねじ部分9bをねじ込むことによって、道
路標識柱Aを路面Rに鉛直起立姿勢に固定設置する。
【0025】ねじ込み固定設置方法:図9及び図10に
示すように、ベース2の嵌合用凹部2aにナット14を
嵌合させて廻止めするとともに、このナット14をプレ
ート15及びビス16を介してベース2に固定する。次
に、上述のようにした道路標識柱Aの組立てを完了した
後、路面R下に予め埋込み固定されて路面Rより上方へ
突出しているアンカー式ねじ部材17に上記ナット14
をねじ込むことによって、道路標識柱Aを路面Rに鉛直
起立姿勢に固定設置する。
【0026】接着固定設置方法:図11及び図12に示
すように、上述のようにして組立てを完了した後の道路
標識柱Aにおけるベース2の接地環状部分2Bの下面全
域または路面上に接着剤18を塗布する。このとき、塗
布した接着剤18の一部がリング3の凹入スペース7内
に流れ込むことになり、この状態で道路標識柱A全体を
上から路面Rに押圧することによって、接着剤18を介
して道路標識柱Aを路面Rに接着して該道路標識柱Aを
鉛直起立姿勢に固定設置する。この接着固定方法の場
合、ベース2と接着剤18との接着性が悪くとも、接着
剤18の一部が凹入スペース7内に流れ込むために、道
路標識柱Aを路面Rから剥がれることのないように強力
に接着固定することが可能である。
【0027】なお、ポール本体1とベース2との固定構
造として、上記実施例では、リング状部材5の縮径変形
に伴うポール本体1の下端周壁部1aの縮径により、ポ
ール本体1の下端周壁部1aの内周面1bがベース2の
突出筒部分2の外周面2eに形成した鋸歯状凹凸部2d
に噛み合うように変形して径方向の噛み合い部を形成さ
せる構造を採用したが、これに代えて、図13に明示す
るように、ベース2の突出筒部分2の外周面2eで標識
柱Aの長手方向の下半部分に環状凹部6を形成してお
き、リング状部材5の縮径変形に伴い縮径変形されるポ
ール本体1の下端周壁部1aの下半部分1a’を上記環
状凹部6内に入り込ませて径方向で相互に噛み合う噛み
合い部を形成させる構造を採用してもよい。
【0028】この図13に示すような噛み合い部構造を
採用する場合は、縮径変形後のリング状部材5の外周面
とポール本体1の外周面との間に段差を発生しない、あ
るいは、段差を非常に小さくすることができるので、ポ
ール本体1に外嵌させたリング3をベース2に締結した
とき、該リング3の筒状部分3Aの内周面をポール本体
1の下端周壁部1a,1a’の外周面に密着させて該下
端周壁部1a,1a’がリング3の筒状部分3Aとベー
ス2の突出筒部分2Aとにより内外両側から挟持固定さ
れることになり、ポール本体1とベース2との固定強度
を一層強固かつ安定のよいものにすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上要するに、本発明によれば、ポール
本体、ベース及びリングを互いに独立部品に製作した3
パーツ組立式に構成することにより、リングの存在によ
る衝突回避機能及び標識柱設置箇所の景観を維持する外
観意匠機能を発揮させることができるのみならず、様々
な設置環境や路面状況に対応する複数種類のベースを備
えた道路標識柱を各別に作る必要がなく、パーツの共用
化による効率的かつ経済的な生産計画を組むことができ
るとともに、使用態様で車両の衝突や踏み付け等による
破損が生じた場合、その破損箇所を含むパーツのみの交
換で復元できて保守コストの低減も図ることができる。
また、大型の成形機もホール本体とリング及びベースを
一体成形する場合のような長い硬化時間も不要であるた
め、製作面で著しいコストダウンを図ることができる。
【0030】しかも、単一部品であるリング状部材を縮
径変形させるだけで、ベース側の突出筒部分とポール本
体側の下端周壁部との内外周面を隙間なく全面密着させ
るとともに、その密着面の少なくとも一部に径方向で相
互に噛み合う噛み合い部を形成させてポール本体とベー
スを、ガタつきや引抜けのないように極めて確実かつ強
固に固定することができる。したがって、ビスやブライ
ドリベット等の多数の締結具の使用する場合に比べて、
固定作業手間が少なくて組立(製作)コストの低減を図
り得るだけでなく、ポール本体に車両等が衝突したと
き、その衝突力を広い面積で受け止めてブラインドリベ
ット等による固定部への応力集中による破損変形、それ
に伴う固定強度の低下やガタの発生、さらにはベースか
らのポール本体の抜け出しを強力に阻止し、長期間に亘
る設置使用後も常に高い固定強度を安定よく維持して標
識柱全体の耐久性を著しく向上することができるという
効果を奏する。
【0031】特に、請求項2に記載の構成を採用するこ
とによって、単一のベースを、ボルト固定設置形式、ね
じ込み固定設置形式及び接着固定形式用のベースに共通
使用することが可能となり、複数種の路面設置方法に対
応させるためのベースの種類も削減して生産効率の一層
の向上を図ることができる。
【0032】また、請求項4に記載の構成を採用するこ
とによって、ポール本体とベースとの固定強度を一層強
固かつ安定のよいものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る道路標識柱の実施例を示す分解外
観図である。
【図2】同上実施例の道路標識柱の構成を示す分解縦断
面図である。
【図3】同上道路標識柱において、ポール本体をベース
に固定する作業の途中状態を説明する縦断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】同上道路標識柱におけるポール本体とベースと
の固定部構造を示す要部の拡大縦断面図である。
【図6】同上道路標識柱の組立固定完了状態を示す縦断
面図である。
【図7】同上道路標識柱を路面に固定設置する方法のう
ち、ボルト固定設置方法を示す要部の拡大縦断面図であ
る。
【図8】図7の底面図である。
【図9】同上道路標識柱を路面に固定設置する方法のう
ち、ねじ込み固定設置方法を示す要部の拡大縦断面図で
ある。
【図10】図9の底面図である。
【図11】同上道路標識柱を路面に固定設置する方法の
うち、接着固定設置方法を示す要部の拡大縦断面図であ
る。
【図12】図11の底面図である。
【図13】同上道路標識柱におけるポール本体とベース
との固定部構造の変形例を示す要部の拡大縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ポール本体 1a 下端周壁部分 1a’ 下端周壁変形部分 1b 内周面 1d 鋸歯状凹凸部(噛み合い部の一方) 2 ベース 2A 突出筒部分 2B 接地環状部分 2a 嵌合用凹部 2b ねじ部分挿通用貫通孔 2d 鋸歯状凹凸部(噛み合い部の他方) 2e 外周面 3 リング 3A 筒状部分 3B 傾斜面部分 3C 接地環状部分 3a 内孔 4 キャップ 5 リング状部材 7 接着剤流れ込み用凹入スペース 9 六角頭付ボルト 10 ナット 13 アンカー部材 17 アンカー式ねじ部材 18 接着剤 A 道路標識柱 R 路面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相川 幸司 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 (72)発明者 谷川 克彦 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 東洋ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 2D064 AA11 AA22 BA05 CA03 DA17 DB03 DB07 HA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他物の接触あるいは衝突によって曲り変
    形可能な筒状のポール本体と、ポール本体内の下端部に
    嵌合可能な突出筒部分及び路面への接地環状部分を有す
    るベースと、ポール本体に外嵌可能な筒状部分及びベー
    スの接地環状部分よりも大径で外周縁に向けて下り勾配
    の傾斜面部分及びベースの接地環状部分よりも外周位置
    で路面に接地する接地環状部分を有するリングとを具備
    してなる道路標識柱であって、 上記ポール本体、ベース及びリングは互いに独立部品と
    して製作され、 上記ベースの突出筒部分にポール本体の下端周壁部を嵌
    合させた状態で、その外周に配置されたリング状部材の
    縮径変形に伴いポール本体の下端周壁部を縮径させて該
    周壁部の内周面をベースの突出筒部分の外周面に密着さ
    せるとともに、これら密着面の少なくとも一部に径方向
    で相互に噛み合う噛み合い部を形成することにより、ポ
    ール本体とベースとが固定可能に構成されている一方、 上記リングは、その筒状部分の内径が縮径後のポール本
    体の外径と同径または略同径に形成されているととも
    に、ベースの接地環状部分の下側から筒状部分にねじ込
    まれるねじ部材を介してベースに締結可能に構成されて
    いることを特徴とする道路標識柱。
  2. 【請求項2】 上記ベースには、路面に埋設されるアン
    カー部材にねじ込むことにより該ベースを路面に固定す
    るための締結用ボルトの頭部及び路面下に埋込み固定さ
    れて路面上に突出するアンカー式ねじ部材にねじ込んで
    該ベースを路面に固定するためのナットを嵌合保持可能
    な凹部と上記各ねじ部材のねじ部分が挿通する貫通孔と
    が同芯状態に形成されているとともに、上記リングに
    は、ベースを路面に接着固定するための接着剤の流し込
    み用凹入スペースが形成されている請求項1に記載の道
    路標識柱。
  3. 【請求項3】 上記噛み合い部が、標識柱の長手方向に
    沿い、かつ、周方向には連続する鋸歯状の凹凸部から構
    成されている請求項1または2に記載の道路標識柱。
  4. 【請求項4】 上記噛み合い部が、ベースの突出筒部分
    の外周面で標識柱の長手方向の下半部分に形成された環
    状凹部とリング状部材の縮径変形に伴い該環状凹部内に
    入り込むように縮径変形されるポール本体の下端周壁変
    形部分とから構成されている請求項1または2に記載の
    道路標識柱。
  5. 【請求項5】 ポール本体が他物の接触あるいは衝突に
    よって曲り変形可能な弾性及び復元力を有する材料から
    構成されているとともに、上記ベース及びリングが硬質
    材料から構成されている請求項1ないし4のいずれかに
    記載の道路標識柱。
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