JP2011026946A - 道路標識柱 - Google Patents

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薫 塩見
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Abstract

【課題】短時間で効率的、低コストにて製造可能であり、衝撃にも強い道路標識柱を提供する。
【解決手段】外表面に反射シート14が設けられる弾性変形可能な樹脂製の中心柱10と、この中心柱10の下部に設けられる基台部20とを備えた道路標識柱1であって、基台部20は、設置面に固定される円板状部材21と、その円板状部材21の上面側に固定される環状部材22とを有し、中心柱10の下部は、下部外周面に設けられた樹脂製のリング部材12によって、環状部材22の内周縁に係止される。
【選択図】図2

Description

本発明は、主に道路に設置され、自動車の進入を防ぐための標識として機能する道路標識柱に関するものである。
道路標識柱(以下、標識柱と称することもある)は、上下車道の中央分離線や、車道と自転車道及び歩行者専用道路との境界線標示用、公園や街路等の車止め仕切り等の標示用として使用されるものである。そのため、標識柱を大きな剛性を有する材料で形成すると、自動車が追突した場合,その衝撃で標識柱が破損したり、破片が飛散したりする等の危険性がある。また、自動車側も運転者が危害を受けるなどの危険性がある。さらに、標識柱に人がぶつかった場合にも、人に対して危害を与えてしまう可能性がある。
係る問題を解決し、衝突により大きく撓むように構成した標識柱が公知である(特許文献1、2)。特許文献1に開示された標識柱は、金属パイプの上にコイルスプリングを接合した内層体と、該内層体の外側を被覆するエラストマーとから構成されているものである。該標識柱は、金属パイプの下部を地中に埋め込むことで、地面に設置されるものであり、上方部は柔軟でソフトな接触感を有しており、中間部はコイルスプリングとエラストマーとの複合体に特有の屈曲復元性を有する。よって、外力を受けるとすぐに撓むが、初期の形状を長期にわたり維持することができるように形成されたものである。
特許文献2に開示された道路標識柱は、特許文献1に開示された標識柱がコイルスプリングを使用しているために反発弾性が大きく、緊急車両が乗り越えられないという問題を解決することを目的としたものであり、外表面に反射部が設けられる弾性変形可能な外部支柱と、この外部支柱の下部に設けられるベースとを備えており、外部支柱は、中空に形成され、この中空領域に、前記ベース側から上方に伸びる弾性変形可能な内部支柱を設けたことを特徴とする道路標識柱である。
しかしながら、特許文献2に開示された道路標識柱は、ベースが反応硬化性樹脂原料により成形されると共に、外部支柱、内部支柱並びに地面固定用のアンカーボルトと一体化されることにより製造されるものであり、生産効率が悪く、製造に時間がかかると共にコスト的にも高くつくものであった。
また、下記特許文献3には、短時間で効率的、低コストにて製造可能な道路標識柱を提供する目的で、中心柱と、この中心柱の下部に設けられる基台部とを備えた道路標識柱であって、基台部は、設置面に固定される円板状部材と、前記中心柱の下部外周面を保持する環状部材とからなり、前記円板状部材と前記環状部材との結合時に、前記中心柱の下端面が前記基台部に保持される道路標識柱が記載されている。
特許文献3に記載された道路標識柱は、中心柱の下部が、内周面側と外周面側の大小2つのリング部材により挟持固定され、前記外周面側のリング部材にて基台部の環状部材に係止されることにより、中心柱の下端面が基台部に保持される構成である。しかし、具体的には、大小2つのリング部材のうち内周面側のリング部材を拡径して、2つのリング部材で樹脂製の中心柱の下部を加締めており、車が中心柱に衝突した際等には、リング部材は金属製のために衝撃を吸収しにくく、衝撃により変形しやすいといった問題があることが判明した。また、2つのリング部材で中心柱の下部を加締める構成のため、リングの形状自体や加締め圧力にバラつきが発生しやすく、製品品質が安定せず、さらに、中心柱は樹脂製のため、長期使用によっては圧縮永久歪みが生じ、加締め圧力が低下し、中心柱の基台部からの引抜き力が低下するという問題も新たに判明した。
実公平6−45450号公報 特開2004−250997号公報 特開2009−13629号公報
本発明は、上記公知技術の問題点に鑑みて、短時間で効率的、低コストにて製造可能であり、衝撃にも強い道路標識柱を提供することを目的とする。さらに、本発明は、中心柱の基台部からの引抜き力が長期間の使用によっても低下しない道路標識柱を提供することも目的とする。
上記課題を解決するため本発明に係る道路標識柱は、
外表面に反射部が設けられる弾性変形可能な樹脂製の中心柱と、この中心柱の下部に設けられる基台部とを備えた道路標識柱であって、
前記基台部は、設置面に固定される円板状部材と、その円板状部材の上面側に固定される環状部材とを有し、
前記中心柱の下部は、下部外周面に設けられた樹脂製のリング部材によって、前記環状部材の内周縁に係止されることを特徴とする。
この構成による道路標識柱の作用効果を説明する。道路標識柱は、中心柱と、中心柱の下部に設けられる基台部とを備えている。中心柱の外表面には、夜間の視認性を高めるための反射部が設けられている。樹脂製の中心柱は、衝突時に撓むように弾性変形可能となっている。基台部は、円板状部材と環状部材を有しており、円板状部材は設置面に固定され、環状部材は円板状部材の上面側に固定される。中心柱の下部は、下部外周面に設けられた樹脂製のリング部材によって、環状部材の内周縁に係止されており、中心柱は、環状部材、すなわち円板状部材と環状部材とが一体となった基台部から抜けないようになっている。本発明に係る道路標識柱は、従来公知の道路標識柱のように基台部を反応硬化性樹脂原料により成形すると共に、中心柱やアンカーボルトと一体化して製造するものではなく、別々に成形した中心柱、円板状部材、環状部材などの各部材をネジ等を用いて組み立てることにより製造することができる。また、リング部材は樹脂製のため、金属製に比べて柔軟に衝撃に対応することができる。よって、本発明によれば、短時間で効率的、低コストにて製造可能であり、衝撃にも強い道路標識柱を提供することができる。
本発明の道路標識柱において、前記リング部材は、前記下部外周面に一体成形されていることが好ましい。
樹脂製のリング部材を樹脂製の中心柱の下部外周面に一体成形することで、道路標識柱を容易に製造することができるだけでなく、上記特許文献3のような長期使用による加締め圧力の低下が生じることもなく、中心柱の基台部からの引抜き力が長期間の使用によっても低下しない。また、加締め圧力のバラつきも生じないため品質を安定させることができる。さらに、別に作製したリング部材を中心柱の下部外周面に接着する場合等に比べ、経年劣化によって接着が剥がれ、中心柱が基台部から抜けてしまうといったおそれはない。
本発明の道路標識柱において、前記リング部材は、前記下部外周面に接着されていることが好ましい。
リング部材は、接着剤等を用いて中心柱の下部外周面に容易に接着することができるため、本発明に係る道路標識柱は、短時間で効率的、低コストにて製造することができる。
本発明の道路標識柱において、前記円板状部材は、前記中心柱の下部内周面と嵌合する凸部を上面に備えていることが好ましい。
この構成によれば、円板状部材の凸部が中心柱の下部内周面に密着するため、中心柱の下部が内側に変形することによりリング部材が環状部材から抜けやすくなるのを防止することができる。そのため、中心柱が基台部からより一層抜けにくくなる。
本発明の道路標識柱において、前記中心柱及びリング部材は熱可塑性エラストマーにより形成されることが好ましい。
中心柱を熱可塑性エラストマーにより形成することで、外力に対して容易に弾性変形することができると共に、長期にわたり復元性を維持することができる。また、中心柱はリング部材によって環状部材に係止されているが、リング部材を熱可塑性エラストマーにより形成することで、車が中心柱に衝突した際にもリング部材が衝撃を吸収しやすく、中心柱が環状部材から抜けにくい。
道路標識柱の外観構成を示す図 第1実施形態の道路標識柱の下部の縦断面図 道路標識柱の組立工程を示す図 道路標識柱の下部の縦断面図 第2実施形態の道路標識柱の下部の縦断面図
<道路標識柱の構成(第1実施形態)>
図1は、本発明の道路標識柱の好適な実施形態を例示した外観構成図である。道路標識柱1は、円柱状の中心柱10、略円錐台状の基台部20から構成されており、中心柱10は基台部20の中央部に立設されている。中心柱10の上部には、反射シート14(反射部に相当)が巻回装着されており、夜間の視認性を高めている。中心柱10の断面形状は特に限定されるものではないが、全方向からの視認性と製造の簡便性より円柱状であることが好ましい。
図2は、図1に例示した道路標識柱1の下部の縦断面図であり、中心柱10を基台部20に組み付けた状態を示した図である。中心柱10の内部は中空に形成される。また、中心柱10は、熱可塑性エラストマーにより形成され、容易に弾性変形することができる。基台部20は、円板状部材21と環状部材22とから構成されており、複数本の固定ボルト30により固定して一体化することにより形成されている。中心柱10は、外径が80〜150mmが好ましく、120mmが特に好ましい。中心柱10の高さは900mm前後が好ましく、肉厚は5mm前後が好ましい。基台部20は、外径は200mm前後、高さは40mm前後が好ましい。
中心柱10の下部の外周面には、リング部材12が接着されている。中心柱10の外径とリング部材12の内径は略同一であり、中心柱10の外周面とリング部材12の内周面とは嵌合状態にある。
リング部材12は、熱可塑性エラストマーにより形成される。リング部材12、および上述の中心柱10を構成する熱可塑性エラストマー(TPE)としては、公知の熱可塑性エラストマーは特に限定なく使用できる。具体的にはポリエステル系TPE、ポリウレタン系TPE(TPU)、ポリオレフィン系TPE(TPO)、ポリスチレン系TPE(TPS)、ポリアミド系TPE(TPAE)、アイオノマー系TPE、ジエン系TPE、ポリ塩化ビニル系TPE(TPVC)、ポリ塩化ビニル/ポリウレタンポリマーアロイ系TPE、熱可塑性樹脂とゴムとの混合物等が例示される。またこれらの熱可塑性エラストマーにゴムを混合ないし微粒子状で分散した熱可塑性エラストマーも使用可能である。これらのTPEは単独で使用可能であり、必要に応じて2種以上を混合使用してもよい。なお、上記のように、リング部材12を構成する熱可塑性エラストマーとしては特に限定されないが、衝撃吸収性の観点からポリウレタン系TPE(TPU)が好ましい。
中心柱10に使用する熱可塑性エラストマーは、硬度がJIS−A硬度にて98以下であることが好ましく、95以下であることがより好ましい。硬度が高すぎると繰返しの屈曲により破損する場合が生じる。また、リング部材12に使用する熱可塑性エラストマーは、硬度がJIS−D硬度にて75以下であることが好ましく、68前後であることがより好ましい。この硬度によれば、衝撃吸収性を維持しながら、リングの変形を抑制することができる。熱可塑性エラストマーの硬度は、通常JIS−A硬度にて50以上である。
また、中心柱10とリング部材12の接着には、例えばウレタン系接着剤が用いられる。
基台部20を構成する円板状部材21は、路面等の設置面と反対側の上部に、中心柱10の下端部10aが当接するように構成される。円板状部材21の中心には、道路標識柱1を路面等に固定するためのアンカーボルト40を装着するボルト穴21aを備えている。
基台部20を構成する環状部材22は、中央に中心柱10の外周面と略同形状の貫通孔22aを有し、円板状部材21との固定のための固定ボルト30の固定ナット部22bを備えている。環状部材22には、リング部材12と嵌合するリング状の凹部22cが設けられており、凹部22cは、水平方向の係止部22dと垂直方向の嵌合面22eとから構成されている。リング部材12の上部が、係止部22dに係止することで、中心柱10は環状部材22から抜けないように構成されている。
基台部20を構成する円板状部材21および環状部材22は、例えば熱可塑性樹脂により形成されており、公知の熱可塑性樹脂を限定なく使用可能である。具体的にはPET、PBT、ポリプロピレンテレフタレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールとテレフタル酸のポリエステル等のポリアルキレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレンナフタレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールとナフタレンジカルボン酸とのポリエステル等のポリアルキレンナフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリウレタン樹脂、PFA等のフッ素系樹脂、ABS樹脂等並びにこれらの樹脂から選択される樹脂のブレンド樹脂、ポリマーアロイ等が例示される。
本発明の道路標識柱1においては、図2に示されているように、中心柱10の内部に、中空の内部支柱11が配設されていることが好ましい。中心柱10が長い場合において車両の踏みつけによって折れ曲がった場合、上部の重量が大きくて元の形状に復帰できない場合があるが、内部支柱11は、このような場合に中心柱10の原形状復元性を確保する作用を有する。中心柱10の長さが700mm以上の場合に内部支柱11を配設することが好ましい。内部支柱11は中心柱10と同様に円柱状であり、長さは200mm前後であることが好ましい。内部支柱11は下端が円板状部材21に接着されていることが好ましいが、接着せずに円板状部材21に嵌合するだけでもよい。また、内部支柱11に使用する熱可塑性エラストマーも、中心柱10と同様に、硬度がJIS−A硬度にて98以下であることが好ましく、95以下であることがより好ましい。
以上のように、道路標識柱1は、内部が中空であって、弾性変形可能な熱可塑性エラストマーからなる中心柱10と内部支柱11により構成され、道路標識柱1の根元部から弾性変形することができる。そして、内部支柱11を設けることで、より大きな復元力を備えることができる。また、根元部から変形できるので、非常時において緊急車両が道路標識柱を乗り越えることができる。
<道路標識柱の製造及び設置>
本発明の道路標識柱1の製造方法及び設置方法について簡単に説明する。中心柱10は、熱可塑性エラストマーの射出成形により製造されるか、または押出成形により連続チューブ状に押し出した後に所定長さに裁断することによって製造される。内部支柱11もまた、熱可塑性エラストマーの押出成形により製造される。基台部20は、円板状部材21、環状部材22のいずれも熱可塑性樹脂の射出成形により製造される。また、中心柱10の外径と略同等の内径を有するリング部材12は、熱可塑性エラストマーの射出成形または押出成形により製造される。製造されたリング部材12は、中心柱10の下部外周面に接着される。
中心柱10と基台部20との組立方法について、図3を用いて説明する。まず、図3(a)のように、中心柱10を環状部材22の下面側から挿入していく。中心柱10を環状部材22に挿入していくと、図3(b)のように、リング部材12の上部が環状部材22の係止部22dに係止する状態となる。これにより、中心柱10は、環状部材22から抜けることはない。また、中心柱10のリング部材12が環状部材22の凹部22cと嵌合されるので、中心柱10の下部が環状部材22に保持される。なお、リング部材12の外径を、環状部材22の嵌合面22eより少し大きくすることで、リング部材12を環状部材22に圧入するようにしてもよい。
最後に、図3(b)のように、ボルト穴21aにアンカーボルト40を装着した円板状部材21を、下方より複数本の固定ボルト30により環状部材22と固定することで道路標識柱1は完成する。なお、アンカーボルト40は、円板状部材21のボルト穴21aに接着等により固定されている。このように、各部材をあらかじめ製造しておき、組み立てることで、短時間で効率的、低コストにて道路標識柱1を製造することができる。
また、注型して一体成形を行なうと製品ごとのバラつきが大きくなりやすく不良品率が高くなってしまうが、本発明に係る道路標識柱は、別々に成形した各部材をネジ等を用いて組み立てることにより製造するので、製品ごとのバラつきは小さい。さらには、樹脂と金属を注型して一体成形した道路標識柱に比べ、本発明に係る道路標識柱は、分解しやすくリサイクルも容易となっている。
次に、道路標識柱1の設置について、図4を用いて説明する。まず、地中にアンカー41を埋め込む。アンカー41には雌ねじが形成されている。そこで、道路標識柱1の下部に一体化されているアンカーボルト40を螺合させることで、道路標識柱1を地面や路面に設置することができる。この設置作業にあたり、道路標識柱1を回転させる必要があり、この作業を容易にするため治具(不図示)を使用する。基台部20には、図4のように孔22fが設けられている。孔22fは、固定ボルト30と干渉しない位置であって、アンカーボルト40を挟んで対向する位置に1つずつ設けられる。この孔22fに治具の先端を装着し、治具を用いて、道路標識柱1を回転するようにして設置することで設置作業を容易に行うことができる。また、メンテナンス等のために道路標識柱1を外すときも同様の手順で行うことができる。
<別実施形態>
図2に示すように、中心柱10の下部内周面に樹脂性パイプ15を圧入してもよい。樹脂性パイプ15は、中心柱10の補強の役割とスペーサーの役割を果たすものである。
<道路標識柱の構成(第2実施形態)>
上記の実施形態では、リング部材12は、中心柱10と別の部材となっており、中心柱10の下部の外周面に接着されているが、図5に示すように中心柱10と樹脂で一体成形されてもよい。また、この第2実施形態では、中心柱10の補強の役割とスペーサーの役割を果たす樹脂製パイプ15を設ける代わりに、円板状部材21の上面に、中心柱10の下部内周面と嵌合する形状をした凸部21bを形成している。この実施形態では、凸部21bは、中心に内部支柱11を配設するために環状となっている。円板状部材21の凸部21bが中心柱10の内周面側に密着するため、中心柱10の下部が内側に変形し、リング部材12が環状部材22から抜けやすくなるのを防止することができる。
1 道路標識柱
10 中心柱
10a 下端部
12 リング部材
14 反射シート
20 基台部
21 円板状部材
21a ボルト穴
22 環状部材
22a 貫通孔
22b 固定ナット部
22c 凹部
22d 係止部
22e 嵌合面
22f 孔
30 固定ボルト
40 アンカーボルト
41 アンカー

Claims (5)

  1. 外表面に反射部が設けられる弾性変形可能な樹脂製の中心柱と、この中心柱の下部に設けられる基台部とを備えた道路標識柱であって、
    前記基台部は、設置面に固定される円板状部材と、その円板状部材の上面側に固定される環状部材とを有し、
    前記中心柱の下部は、下部外周面に設けられた樹脂製のリング部材によって、前記環状部材の内周縁に係止されることを特徴とする道路標識柱。
  2. 前記リング部材は、前記下部外周面に一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の道路標識柱。
  3. 前記リング部材は、前記下部外周面に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の道路標識柱。
  4. 前記円板状部材は、前記中心柱の下部内周面と嵌合する凸部を上面に備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の道路標識柱。
  5. 前記中心柱及びリング部材は熱可塑性エラストマーにより形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の道路標識柱。
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