JP2013036324A - 道路標識柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】標識柱本体部を交換する際の作業時間を短縮化可能な道路標識柱を提供すること。
【解決手段】設置面Bに固定される基台部1と、この基台部1の上に載置される標識柱本体部2と、この標識柱本体部2を基台部1に固定するための標識柱固定部材3と、を備えた道路標識柱であって、基台部1の外周面に設けられた第1バヨネット爪11と、標識柱固定部材3の内周面に設けられた第2バヨネット爪31と、標識柱固定部材3の内部に形成され、標識柱本体部2が基台部1から離脱することを押える押え部と、を備え、基台部1に、標識柱本体部2を載置した状態で、第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31とが平面視でオーバーラップしない係合開始位置で標識柱固定部材3を装着可能にし、係合開始位置から標識柱固定部材3を係合終了位置まで回転させた時に、第1バヨネット爪11の下側に第2バヨネット爪31が位置するように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、設置面に固定される基台部と、この基台部の上に載置される標識柱本体部と、この標識柱本体部を基台部に固定するための標識柱固定部材と、を備えた道路標識柱に関するものである。
かかる道路標識柱は、道路や歩道に設置され、自動車に侵入を防ぐための標識として使用されている(例えば、下記特許文献1)。かかる道路標識柱を道路や歩道等の設置面に取り付ける場合の一般的な取り付け構造を図6に示す。図6は、左半分が断面図であり、右半分が外観図である。
道路標識柱Aは、設置面Bに固定される基台部100と、この基台部100の上に載置される標識柱本体部101と、この標識柱本体部101を基台部100に固定するための標識柱固定部材102とを備えている。標識柱本体部101の外周部には反射シート103が巻回されて固定されており、道路標識柱Aを認識しやすいようにしている。標識柱本体部101の下部にはフランジ101aが形成され、このフランジ101aを標識柱固定部材102により押えるように固定している。標識柱固定部材102は、基台部100の裏面側からボルト104により締結することで固定される。ボルト104を裏面側から結合しているのは、外観にボルト104が見えないようにするためである。
地中には、アンカー105が埋め込まれており、基台部100の中心に設けられたアンカーボルト106により、道路標識柱Aが設置面Bに固定される。また、道路標識柱Aを設置面Bに固定する方法としては、図6に示す方法以外に、先端を突出させた状態でアンカーボルトを設置面Bに埋設し、基台部100の底面に設けられたナットをアンカーボルトの先端に螺合させる方法がある(ホールインアンカー式)。さらに、アンカーボルトを用いることなく、基台部100の底面を設置面Bに接着剤により接着する方法もある(接着式)。
特開2011−26946号公報
かかる場合において、標識柱本体部101については外部に露出している面積が大きく、車や自転車が衝突するなどして、破損するケースも多い。その場合、標識柱本体部101を新しいものに交換する作業が必要であるが、図6の取り付け構造の場合、標識柱本体部101を外すためには、ボルト104による結合を解除する必要がある。そのためには、道路標識柱の全体をアンカー105から外す必要がある。従って、道路標識柱をアンカーボルト106の軸周りに回転させるための治具も必要であり、メンテナンス作業に手間がかかっていた。同様に、上記ホールインアンカー式の場合、道路標識柱Aの全体をアンカーボルトから外す必要がある。また、上記接着式の場合、道路標識柱Aの全体を設置面Bから引き剥がす必要がある。さらに、基台部100が固定される設置面Bは、低い場所にあるため、交換作業がしにくいという問題もあった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、標識柱本体部を交換する際の作業時間を短縮化可能な道路標識柱を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る道路標識柱は、
設置面に固定される基台部と、この基台部の上に載置される標識柱本体部と、この標識柱本体部を基台部に固定するための標識柱固定部材と、を備えた道路標識柱であって、
前記基台部の外周面に設けられた第1係合突出部と、
前記標識柱固定部材の内周面に設けられた第2係合突出部と、
前記標識柱固定部材の内部に形成され、標識柱本体部が基台部から離脱することを押える押え部と、を備え、
前記基台部に、前記標識柱本体部を載置した状態で、前記第1係合突出部と前記第2係合突出部とが平面視でオーバーラップしない係合開始位置で前記標識柱固定部材を装着可能にし、前記係合開始位置から前記標識柱固定部材を係合終了位置まで回転させた時に、前記第1係合突出部の下側に前記第2係合突出部が位置するように構成したことを特徴とするものである。
この構成による道路標識柱の作用・効果を説明する。道路標識柱の標識柱本体部は、標識柱固定部材により基台部に固定される。標識柱固定部材の内部に押え部が設けられており、標識柱固定部材を基台部に係合させることで、標識柱本体部が離脱しないように基台部に固定することができる。標識柱固定部材と基台部は、係合開始位置に標識柱固定部材をセットし、その状態から標識柱固定部材を係合終了位置まで回転させることで両者を係合することができる。係合終了位置においては、基台部の第1係合突出部の下側に標識柱固定部材の第2係合突出部が位置する。従って、標識柱固定部材は上方に移動できないように基台部に係合される。これにより、標識柱本体部も上方に離脱できないように標識柱固定部材により固定される。
一方、標識柱本体部を交換する時は、標識柱固定部材を逆方向に回転させることで、第1係合突出部と第2係合突出部の係合状態を解除させる。これにより、標識柱固定部材は基台部から外すことができ、標識柱本体部を取り外すことができる。この場合、基台部は、設置面に固定したままでよい。その結果、標識柱本体部を交換する際の作業時間を短縮化可能な道路標識柱を提供することができる。
本発明において、前記係合終了位置に、前記第2係合突出部がそれ以上回転しないように規制する規制部を設けたことが好ましい。
この構成によると、標識柱固定部材を回転して規制部に当接した位置が係合終了位置になる。従って、単純に規制部に当接するまで回転すればよいことになるので、作業性が容易になる。
本発明に係る前記係合終了位置において、前記標識柱固定部材を前記基台部に対してネジにより結合するように構成したことが好ましい。
かかる構成により、より強固に標識柱固定部材を基台部に対して結合することができる。また、基台部の表側から結合することになるので、標識柱本体部を交換する時に、基台部を設置面から取り外さなくてもよい。
本発明に係る前記ネジは水平方向から結合するように構成されていることが好ましい。水平方向から結合することで、外観にネジが目立たないようにすることができる。
本発明において、前記基台部には、前記標識柱本体部の内面を嵌合させるための突出円筒面が形成され、かつ、前記基台部と前記標識柱本体部の回転方向における装着位置を設定するための位置決め機構が設けられていることが好ましい。
基台部に突出円筒面を形成することで、標識柱本体部を基台部に嵌合させる。これにより、標識柱本体部の軸中心の位置決めを行うことができる。また、基台部と標識柱本体部の回転方向における位置決め機構も設けられている。これにより、基台部と標識柱本体部をネジで結合する時に、ネジ穴の位置合わせを容易に行うことができる。
本発明において、前記第1係合突出部と前記第2係合突出部の少なくとも一方は、前記標識柱固定部材の回転軸に対して非回転対称となる形状又は位置に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、標識柱固定部材の回転方向において、基台部と標識柱固定部材の相対位置が一義的に定まる。これにより、例えば、標識柱固定部材を基台部に対してネジにより結合する際、両者の位置合わせを容易に行うことができる。
道路標識柱の全体を示す一部断面図 主要部の拡大断面図 主要部品の斜視図 バヨネット爪の位置関係を示す図 別実施形態の構成を示す図 従来技術を示す図 第1バヨネット爪と第2バヨネット爪の別実施形態を示す図 第1バヨネット爪と第2バヨネット爪の別実施形態を示す図 第1バヨネット爪と第2バヨネット爪の別実施形態を示す図
本発明に係る道路標識柱の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、道路標識柱の全体を示す一部断面図、図2は、主要部の拡大断面図、図3は、主要部品の斜視図である。道路標識柱Aは、道路や歩道などに設置され、上下車道の中央分離線や、車道と自転車道及び歩行者専用道路との境界線標示用、公園や街路等の車止め仕切り等の標示用として使用されるものである。
<道路標識柱の構成>
図1において、道路標識柱Aは、設置面Bに固定される基台部1と、この基台部1の上に載置される標識柱本体部2と、この標識柱本体部2を基台部1に固定するための標識柱固定部材3と、を備えている。標識柱本体部2は、外周面に複数個所、反射シート4が貼り付けられている。反射シート4を設けることで、夜間、遠くからでも道路標識柱Aの存在を認識しやすくなる。
基台部1は、上部に突出円筒面10を備えている。この突出円筒面10には、標識柱本体部2の下部の内壁面20が嵌合する。これにより、基台部1の垂直方向の中心位置に標識柱本体部2を安定した状態で位置決めすることができる。基台部1の突出円筒面10の下部には大径円筒部12が一体的に形成されており、この大径円筒部12の外周面に4か所、第1バヨネット爪11(第1係合突出部に相当)が設けられている。大径円筒部12の一番底部には、第1バヨネット爪11よりも大径に設定されたフランジ部13が形成されており、このフランジ部13と第1バヨネット爪11の間に係合溝17が形成される。突出円筒面10の側面には、後述するナットが形成される。
図2に示すように、基台部1の内部には、アンカーボルト6を結合するためのボルト穴15と、アンカーボルト6の六角頭が収容される六角凹部16が形成されている。設置面Bの内部には予めアンカー5が打ち込まれており、アンカーボルト6により、道路標識柱Aの全体を設置面Bに固定することができる(図1参照)。
標識柱固定部材3は、リング状に形成される本体部30と、この本体部30の底部に一体形成される第2バヨネット爪31(第2係合突出部に相当)を備えている。第2バヨネット爪31は、第1バヨネット爪11と同様に、外表面に4か所形成されている。また、第2バヨネット爪31の端部には、突出部31a(規制部に相当)が形成されており、第2バヨネット爪31が所定以上回転方向に移動しないように規制する。図4(b)は、第1バヨネット爪11の端部11aと、突出部31aが当接して、移動が規制された状態を示す。図4(b)は、第1バヨネット爪11の下側に第2バヨネット爪31が入り込んだ状態であり、第1バヨネット爪11とフランジ部13の間の係合溝17に第2バヨネット爪31が挿入された状態である。
なお、上記実施形態では、規制部(突出部31a)が第2バヨネット爪31に設けられているが、基台部1の側に規制部として機能する部分を設けてもよい。
図2にも示すように、第2バヨネット爪31の上部にも係合溝32が形成され、この係合溝32に第1バヨネット爪11が挿入される状態になる。更に、標識柱固定部材3の内面には、押え部として機能するリング状の凹溝33が形成される。一方、標識柱本体部2には、フランジ部21と、このフランジ部21の外周部においてリング突出部22が一体形成される。このリング突出部22が、前述の凹溝33(押え部に相当)に嵌入されるようになっており、これにより、標識柱本体部2の上方への離脱を押えて、安定した状態で標識柱本体部2を基台部1に対して固定することができる。
標識柱本体部2を基台部1に確実に固定するためにボルト7による結合が行われる。図2に示すように、ボルト7は、水平方向から1か所のみで締結する。標識柱固定部材3には、水平方向から座ぐり穴34が形成される。この座ぐり穴34に対応する位置に、基台部1にはナット14が設けられ、標識柱本体部2には貫通孔21が形成される。ナット14は、金属製の部材を基台部1の中にインサートすることで形成することができる。
標識柱本体部2は、好ましくは、熱可塑性エラストマー(TPE)により形成される。熱可塑性エラストマーとしては、公知の熱可塑性エラストマーは特に限定なく使用できる。具体的にはポリエステル系TPE、ポリウレタン系TPE(TPU)、ポリオレフィン系TPE(TPO)、ポリスチレン系TPE(TPS)、ポリアミド系TPE(TPAE)、アイオノマー系TPE、ジエン系TPE、ポリ塩化ビニル系TPE(TPVC)、ポリ塩化ビニル/ポリウレタンポリマーアロイ系TPE、熱可塑性樹脂とゴムとの混合物等が例示される。またこれらの熱可塑性エラストマーにゴムを混合ないし微粒子状で分散した熱可塑性エラストマーも使用可能である。これらのTPEは単独で使用可能であり、必要に応じて2種以上を混合使用してもよい。
標識柱本体部2に使用する熱可塑性エラストマーは、硬度がJIS−A硬度にて98以下であることが好ましく、95以下であることがより好ましい。硬度が高すぎると繰返しの屈曲により破損する場合が生じる。
基台部1および標識柱固定部材3は、例えば熱可塑性樹脂により形成されており、公知の熱可塑性樹脂を限定なく使用可能である。具体的にはPET、PBT、ポリプロピレンテレフタレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールとテレフタル酸のポリエステル等のポリアルキレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート、ポリプロピレンナフタレート、1,4−シクロヘキサンジメタノールとナフタレンジカルボン酸とのポリエステル等のポリアルキレンナフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリウレタン樹脂、PFA等のフッ素系樹脂、ABS樹脂等並びにこれらの樹脂から選択される樹脂のブレンド樹脂、ポリマーアロイ等が例示される。
<道路標識柱の設置>
次に、本発明に係る道路標識柱Aの設置手順について説明する。基台部1の六角凹部16にアンカーボルト6の六角頭を圧入し、基台部1にアンカーボルト6を予め固定しておく。基台部1の上に標識柱本体部2を載置する。標識柱本体部2の内壁面20を基台部1の突出円筒面10に嵌合させるように載置させる。このとき、標識柱本体部2の貫通孔21と基台部1のナット14の位置があうように嵌合させる。
次に、標識柱本体部2の上側から標識柱固定部材3を挿入していく。図2に示すように、標識柱本体部2は下部に行くほど大径のテーパ状に形成されているので、挿入はスムーズに行うことができる。一番下まで標識柱固定部材3を挿入した時、第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31が互いに干渉しないように、図4(a)に示すような位置関係になるように挿入する。図4(a)は、平面視(上方から見たとき)で第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31がオーバーラップしない係合開始位置である。
次に、標識柱固定部材3を図4の時計方向に回転させていくと、第2バヨネット爪31が第1バヨネット爪11の下部、すなわち、係合溝17に侵入していく。なお、回転方向については、時計方向と反時計方向のいずれであってもよい。回転させるのは、第2バヨネット爪31の突出部31aが第1バヨネット爪11の端部11aに当接するまでであり、これを図4(b)に示す。この位置は、係合終了位置であり、標識柱固定部材3の装着が完了した状態である。また、この係合終了位置では、図2に示すように、座ぐり穴34の位置が、貫通孔21及びナット14の位置に向かい合う位置になっている。次に、ボルト7により標識柱固定部材3を基台部1に対して締結させる。
以上のように組み立てられた道路標識柱Aの底部からはアンカーボルト6が突出している。このアンカーボルト6にアンカー5を螺合させ、道路標識柱Aとアンカー5を一体とする。予め、設置面Bにアンカー5よりも大きな穴を開けておき、アンカー5を接着剤により設置面Bに固定することで、道路標識柱Aの設置面Bへの設置が完了する。
なお、本発明は、上記の設置手順に限定されるものではない。例えば、予め、設置面Bにアンカー5を埋め込んでおき、このアンカー5にアンカーボルト6を挿入し、道路標識柱Aの全体を回転させていくことで、道路標識柱Aをアンカー5に固定することができる。なお、道路標識柱Aを回転させる時には、不図示の治具等を用いて行うことができる。
さらに、本発明は、上記の組み立て手順に限定されるものではない。例えば、先に基台部1のみをアンカーボルト6により設置面Bに固定しておき、その後、標識柱本体部2を標識柱固定部材3により基台部1に固定するような手順を採用してもよい。
<標識柱本体部の交換時>
次に、メンテナンスのため標識柱本体部2を交換する時の手順を説明する。まず、ボルト7を緩めて取り外す。次に、標識柱固定部材3を組み立てる時とは逆方向に回転させて、バヨネット爪11,13による係合状態を解除する。これにより、標識柱固定部材3を基台部1から外すことができ、同時に標識柱本体部2も外すことができる。このとき、基台部1は設置面Bに固定したまま行うことができる。従って、標識柱本体部2の交換作業を簡素化することができ、短時間で作業を行うことができる。
<別実施形態>
図5は、基台部1と標識柱本体部2の別実施形態を示す。この実施形態では、基台部1に位置決めボス35が設けられ、標識柱本体部2に位置決め穴22(位置決めボス35と合わせて位置決め機構に相当する)が設けられる。これにより、標識柱本体部2を基台部1の上に載置する時に、標識柱本体部2の回転方向における装着位置を設定することができる。これにより、ナット14と貫通孔21の位置を容易に合わせることができる。
本実施形態では、バヨネット爪11,31の個数は4つであったが、これに限定されるものではなく、2つあるいは3つ、5つ以上であってもよい。
本実施形態では、ボルト7を使用して結合する構成例を説明したが、ボルト7の個数は1つに限定されるものではなく、2つ以上であってもよい。作業性の点から、1つが好ましい。また、ボルト7は使用しなくてもよい。バヨネット爪11,31により標識柱本体部2が容易に離脱しないように構成できるからである。より確実性を高めるためにボルト7が使用される。
図7、図8、及び図9は、第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31の別実施形態を示す。前述の実施形態では、同じ形状の4つの第1バヨネット爪11が基台部1の外周面に等間隔で設けられ、同じ形状の4つの第2バヨネット爪31が標識柱固定部材3の底部に等間隔で設けられている例を示したが、第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31の形状と配置はこれに限定されない。本発明では、第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31の少なくとも一方は、標識柱固定部材3の回転軸に対して非回転対称となる形状又は位置に設けられていることが好ましい。これにより、標識柱固定部材3の回転方向において、基台部1と標識柱固定部材3の相対位置が一義的に定まる。
図7の例では、4つの第1バヨネット爪11のうち1つだけが他の3つよりも回転方向に長く、4つの第2バヨネット爪31のうち1つだけが他の3つよりも回転方向に短くなっている。図8の例では、4つの第1バヨネット爪11のうち1つだけが他の3つよりも回転方向に長くなっている。この例では、図7の例と異なり、4つの第2バヨネット爪31はすべて同じ形状となっているが、代わりに標識柱固定部材3の底部に突起31bが設けられ、第1バヨネット爪11の位置決めを行うことができるようになっている。図9の例では、第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31をそれぞれ3つ設けている。第1バヨネット爪11は、1つが他の2つよりも回転方向に長くなっている。また、3つの第2バヨネット爪31はすべて同じ形状であるが、等間隔で設けられていない。これらの例の他、第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31の厚みを変化させることで、第1バヨネット爪11と第2バヨネット爪31の形状を標識柱固定部材3の回転軸に対して非回転対称となるように構成してもよい。
A 道路標識柱
B 設置面
1 基台部
2 標識柱本体部
3 標識柱固定部材
7 ボルト
10 突出円筒面
11 第1バヨネット爪
11a 端部
31 第2バヨネット爪
31a 突出部
33 凹部

Claims (6)

  1. 設置面に固定される基台部と、
    この基台部の上に載置される標識柱本体部と、
    この標識柱本体部を基台部に固定するための標識柱固定部材と、を備えた道路標識柱であって、
    前記基台部の外周面に設けられた第1係合突出部と、
    前記標識柱固定部材の内周面に設けられた第2係合突出部と、
    前記標識柱固定部材の内部に形成され、標識柱本体部が基台部から離脱することを押える押え部と、を備え、
    前記基台部に、前記標識柱本体部を載置した状態で、前記第1係合突出部と前記第2係合突出部とが平面視でオーバーラップしない係合開始位置で前記標識柱固定部材を装着可能にし、前記係合開始位置から前記標識柱固定部材を係合終了位置まで回転させた時に、前記第1係合突出部の下側に前記第2係合突出部が位置するように構成したことを特徴とする道路標識柱。
  2. 前記係合終了位置に、前記第2係合突出部がそれ以上回転しないように規制する規制部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の道路標識柱。
  3. 前記係合終了位置において、前記標識柱固定部材を前記基台部に対してネジにより結合するように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の道路標識柱。
  4. 前記ネジは水平方向から結合するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の道路標識柱。
  5. 前記基台部には、前記標識柱本体部の内面を嵌合させるための突出円筒面が形成され、かつ、前記基台部と前記標識柱本体部の回転方向における装着位置を設定するための位置決め機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の道路標識柱。
  6. 前記第1係合突出部と前記第2係合突出部の少なくとも一方は、前記標識柱固定部材の回転軸に対して非回転対称となる形状又は位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の道路標識柱。
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