JP6296820B2 - 柱状標示体 - Google Patents
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前記標示部の前後の厚みの大きさは、幅方向の中央部分が側部より大きくなされていることを特徴とする柱状標示体が本出願人によって開示されており、ここでは扁平筒状の標示部を備える柱体と、ベースとを着脱自在に取り付ける構成が示されている。
すなわち、本発明に係る柱状標示体は、一の標示が形成された標示面と、前記一の標示が形成されていない面とを外側面に備える柱体と、該柱体が上方から装着されて該柱体を立設支持するベースとを備え、
前記柱体の下端には、円周形状の外周面と、該外周面に形成されて径方向外方へ突出する突部が設けられ、
前記ベースは柱体の下端の前記外周面を支持する支持面を有し、
該支持面には複数の第一凹部と、該各第一凹部から周方向へそれぞれ伸びる第二凹部とが形成されており、
前記各第一凹部は前記柱体の突部が上方から挿入可能に形成され、前記各第二凹部は前記第一凹部に挿入された前記突部が進入可能に形成されており、
前記各第二凹部のいずれにも前記突部が進入可能であると共に、
該突部が進入した第二凹部に接続する前記第一凹部へ差込部材が差し込まれていることを特徴とするものである。
また、柱体をベースへ取り付ける際に、その突部をベースの第一凹部に挿入させ、更に柱体を軸線周りに所定角度回転させて、柱体の突部を第二凹部へ進入させることで、柱体の突部が第二凹部に配置されてベースに係止されるので、柱体の上方への移動が阻止される。
そして前記突部を進入させた第二凹部に接続する前記ベースの第一凹部に差込部材を差し込むので、前記柱体に上記と逆方向へ回転する力が加えられても、前記突部の前記第一凹部への進入が差込部材により阻止され、前記柱体が前記ベースから抜けることがなく安定的に取り付けることができる。
また、前記各第二凹部のいずれにも前記突部を進入可能に形成するので、前記突部を進入させる第二凹部を変更することで、前記柱体の標示面を向ける方向を変更できるので、状況や目的に応じて前記標示面の方向を変更し、形成した前記一の標示をその方向へ標示させることができる。
また、前記突部を第二凹部へ進入させた前記柱体の前記切欠部を前記突部が進入した第二凹部に接続する前記第一凹部の開口の上方に配置させると共に、前記切欠部の下方に位置する第一凹部に前記差込部材を差し込めば、この差込部材によって前記柱体の回転を阻止させて柱体のベースからの脱抜を防止できると共に、差し込んだ第一凹部内側への砂やごみなどの侵入を防止することができるので、好ましい。
図面において、Fは柱状標示体であり、1は柱体であり、2はベースである。
本実施形態の柱状標示体Fは、柱体1をベース2の上方へ突出させるように立設させて形成させている。
前記柱体1は、ベース2の上方から着脱自在に取り付けている。
前記標示部11は、扁平円形状の断面に形成しており、左右の幅の大きさを前後の厚みよりも大きな扁平円に形成させている。
この標示部11は、その外側面において、前面側を標示面11a、後面側を標示面11bに設けており、標示部11の側部や、前記基部13よりも曲率半径を大きく形成させているため、文字や数字、図形などの標示を行う場合に、その内容をより認識しやすく標示させることができる。
前記柱体1は、標示部11の前面側の標示面11aに、「右折禁止」の文字を印刷した標示シートS1を貼着して標示を設けている。
また、前記標示面11bには、標示を設けていない。
また、夜間の視認性を向上させるために再帰反射性を有する部材を用いるのが好ましく、標示シートS1に光の再帰反射性を有するシートを用いる方法が挙げられる。例えば、再帰反射性の標示シートS1を標示の外形に切り出して前記標示部11の標示面11a、11bに貼着させる方法や、再帰反射性の標示シートS1の表面に標示を印刷させて前記標示部11の標示面11a、11bに貼着させる方法や、その他の方法を用いて設けることができる。
また、柱体1の上端には、光の再帰反射性を備えた反射シートS2を貼着させて、柱体1の視認性を向上させている。
前記柱体1は、可撓性を備えるように、熱可塑性ポリウレタン樹脂で形成させているが、これに限るものではない。例えば、ブタジエンスチレンゴム、ネオプレン、ブタジエンアクリロニトリルゴム、クロロプレン重合体、ブチルゴム、エチレンプロピレンターポリマー、ポリイソブチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、シリコン樹脂、スチレン−ブタジエン系やポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系等のエラストマーなどの各種合成ゴムや合成樹脂等を選択、または組み合わせて材料とし、前記柱体1を可撓性を備えるように形成することができる。また、合成樹脂や金属や他の材料を用いて可撓性を備えないように形成してもよい。
柱体1の下端には、略円筒形状に形成した台部4を固定している。
具体的には、円筒形状に形成した柱体1の基部13の下端を、台部4の上面に台部4と同心円状に形成した環状溝41へ挿入させ、融着させて固定している。
具体的には、補強筒3の下端を、台部4の上面の環状溝41の内側に同心円状に形成した環状溝42に挿入し、融着させて固定している。
補強筒3の材質は、車両等の踏みつけに対する復元性、耐久性等を考慮すると、ブタジエンスチレンゴム、ネオプレン、ブタジエンアクリロニトリルゴム、クロロプレン重合体、ブチルゴム、エチレンプロピレンターポリマー、ポリイソブチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、エチレン酢酸ビニル共重合体、シリコン樹脂、スチレン−ブタジエン系やポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系等のエラストマーなどの各種合成ゴムや合成樹脂等を用いることができ、前記補強筒3は熱可塑性ポリウレタンを用いて形成している。
補強筒3を柱体1の内部に内装させて設けることで、柱状標示柱Fの上を車両が通過するなどして柱体1が折れ曲がるなど変形するときに、柱体1にかかる応力を補強筒3に分散させることができ、柱体1の疲労による損傷を低減させることができる。
また、折れ曲がった柱体1が復元する際に、補強筒3が柱体1を内側から支え、元の状態へより強力に復元するようになされる。
尚、折れ曲がりなどの変形に対して、柱体1のみで十分な復元がなされる場合は、補強筒3を設けなくても良い。
支持凹部21の内周面は、挿入させた台部4の外周面43を支持可能な支持面23に形成させており、ベース2の支持凹部21に台部4を挿入させた柱体1は、ベース2の支持面23にその下端を支持されて立設される。
また、柱体1とベース2とは、差込部材6を用いて固定させるように設けている。
図6、7に示すように、柱体1下端の台部4の外周面43には、径の外側方向へ突出する矩形形状の突部45を、台部4の下端に形成している。
前記台部4には、周方向へ等間隔に8個の突部45を形成しており、各突部45はそれぞれ同じ形状に形成している。
前記蓋部44は、その下面を全体に亘り平面に形成させて、前記台部4の周方向に沿って全周に亘り傘状に形成させており、外側方向への突出の大きさを前記突部45より大きく形成している。
前記切欠部46は、蓋部44の突出部分を縁側から矩形形状に切り欠いたような形状に形成させており、前記突部45の形成位置から周方向にずれた位置に形成させている。具体的には、平面視において、前記突部45より周方向における左回り方向へずれた位置に前記切欠部46を形成させており、前記切欠部46の右回り方向側の側端46aが、前記突部45の左回り方向側の側端45aの真上に位置するように形成させている。
前記支持凹部21の支持面23には、前記上面24から下方へ向けて上下方向の溝形状に形成させた第一凹部25を設けており、この第一凹部25は支持面23の周方向へそれぞれ等間隔に8個形成させている。
前記各第一凹部25は、その溝幅の大きさを前記柱体1下端の台部4の突部45の横方向の大きさに対応して形成させ、その溝の窪みの大きさを、前記突部45の突出の大きさに対応して形成させている。
具体的には、各第一凹部25は前記突部45を上下方向に挿通可能な大きさに設けており、前記柱体1の台部4を支持凹部21へ挿入させたときに、台部4の下端に形成された各突部45が前記各第一凹部25内を通るように設けている。各第一凹部25はそれぞれ同じ形状に形成させており、前記8個の各突部45のいずれをも挿入可能に形成している。
各第二凹部26は、平面視において各第一凹部25から右周り方向へ伸びるように形成させている。
図9に示すように、上下方向に伸びる第一凹部25と、この下端から周方向へ伸びる第二凹部26とを組み合わせてL字形状の溝部を支持面23に形成させるように設けている。
前記各第二凹部26は、その溝の窪みの大きさを前記各突部45の突出の大きさと同じ、即ち前記各第一凹部25と同じに形成させ、上下方向の溝幅の大きさを前記各突部45の上下方向の大きさに対応して形成させ、その横方向の溝の大きさを前記各突部45の横方向の大きさに対応して形成させている。
即ち、前記柱体1の台部4を支持凹部21へ挿入させた後、柱体1を平面視右回り方向へ回転させたときに、前記各突部45が前記各第一凹部25内から各第二凹部26内へ進入して収納されるように、前記各第二凹部26を形成している。
図10に示すように、各突部45を各第一凹部25へそれぞれ挿入させて、前記柱体1の台部4を支持凹部21へ差し込んだ後、柱体1を平面視の右回り方向へ回転させれば、図11に示すように各突部45は各第二凹部26内へ進入する。
詳細には、前記第二凹部26の横方向の大きさは、前記突部45の横方向の大きさに対応して形成されているので、前記各突部45がその横方向の大きさ分だけ移動するように柱体1を回転させれば、前記各突部45はそれぞれ第二凹部26内に進入してその内側に収納される。
このように各突部45をそれぞれ第二凹部26内に収納させることで、台部4が支持凹部21から上方向へ抜けることがなくなり、柱体1がベース2へ取り付けられる。
また逆に、図11の柱体1を平面視の左回り方向へ回転させれば、各突部45が逆戻ってそれぞれ第一凹部25へ進入するので、柱体1を上方向へ引き抜き、ベース2から取り外すことができる。
柱状標示体Fの使用過程で、前記開口から第一凹部25へ砂やごみなどが侵入すると、これらによって第一凹部25や台部4の外周面43などが損傷したり、ベース2から柱体を取り外す際の障害となる恐れがあるが、蓋部44が各第一凹部25の開口を塞ぐことで、これらの問題の発生を抑制させている。
また、前記蓋部44は、前記切欠部46の形成位置を除く前記台部4の全周に亘って形成させているので、前記ベース2の支持面23と柱体1の台部4の外周面43との隙間を上方向へ開口させず、この隙間への砂やごみなどの侵入を抑制させている。
また、前記ベース2の上面24と、蓋部44の下面とは、それぞれ全体に亘って平面に形成させているので、ベース2へ挿入させた柱体1を回転させるとき、蓋部44とベース2の上面24との接触が障害となるような不具合が生じない。
即ち、前記切欠部蓋部44は、前記突部45の真上より平面視の左回り方向へずれた位置に形成させており、図10に示すように各突部45をそれぞれ第一凹部25へ差し込んだ後、柱体1を平面視の右回り方向へ回転させれば、図11に示すように切欠部46が移動して第一凹部25の真上に配置されるように設けている。
そして、前記切欠部46は、横方向の大きさを前記突部45と同じに形成させているので、前記突部45に対応する横幅と窪みの大きさに形成させた第一凹部25が、真上に位置する切欠部46を通じて上方へ開口する。
差込部材6は、上下に長い略長方形状に形成させたピン本体61と、このピン本体61の前面61aの上端から前方へ突出する板形状の係止突部62を形成させている。
尚、係止突部62の横幅の大きさは、ピン本体61の横幅の大きさと同じ大きさに形成している。
即ち、前記ピン本体61は、第一凹部25の内部に収納可能な大きさに形成させている。
また、ピン本体61の後面61bは、ベース2の支持面23に対応する曲面形状に形成させており、ピン本体61を第一凹部25内に収納させたときに、ピン本体61の後面61bが円形に窪む支持凹部21内へ突出しないように設けている。
柱体1の下端をベース2へ挿入させ、回転操作させたとき、柱体1の蓋部44に形成した切欠部46の真下に位置する第一凹部25は上方へ開口する状態となされる。
そして、図12に示すように、この第一凹部25へ上方から前記差込部材6を差し込むことで、前記突部45がこの差込部材6に係止されて、前記突部45が前記第一凹部25へ逆戻るような柱体1の回転が防止され、ベース2へ柱体1が安定的に取り付けられる。
また、第一凹部25内の内部に収納された差込部材6によって、切欠部46の真下に位置する前記第一凹部25の開口が塞がれるので、この第一凹部25内への砂やゴミなどの侵入が防止できる。
そして、差込部材6を第一凹部25から取り外せば、柱体1を逆方向へ回転させることができる状態となり、各突部45をそれぞれ第二凹部26から第一凹部25へ進入させて、柱体1をベース2から取り外すことができる。
ベース2に取り付けた差込部材6を取り外す際には、係止突部62とベース2との間に工具などを差し入れて、差込部材6を上方へ容易に抜き取ることができる。
差込部材6がビス止めされることで、柱体1の回転が規制されてベース2から抜けて外れることが防止され、ベース2へ安定的に取り付けられる。
また、ビスBを螺脱させて取り外せば、差込部材6をベース2から取り外して、柱体1をベース2から取り外すことができる。
このため、柱体1は、一つの突部45を前記ベース2のどの第一凹部25へも挿入させることができると共に、その第一凹部に接続する第二凹部26へ進入させて収納させることができる。
具体的には、図1、2に示す柱状標示体Fは、図2の平面図において、柱体1の切欠部46を図中下方に配置させるようにベース2へ取り付けているが、切欠部46を図中上方に配置させるようにベース2へ取り付けることも可能であり、図中左右方向や図中斜め方向に配置させるように取り付けることも可能である。
即ち、図1〜12に示す前記柱状標示体Fは、ベース2に8個の第一凹部25を形成しているので、45度の角度の間隔で柱体1の向きを調整して、ベース2へ取り付けることができる。
例えば、図1〜12に示す柱状標示体Fは、図2の平面図において、標示部11の前面側の標示面11aに設けた「右折禁止」標示を図中下方へ向けて標示させ、標示を設けていない後面側の標示面11bを図中上方へ向けているが、この柱体1をベース2から取り外し、180度回転させてベース2へ取り付けることで、前記「右折禁止」標示を図中上方へ向けて標示させ、図中下方へは標示面11bを向けて何も標示させないようにすることができる。
前記柱状標示体Fは、このように、設置場所の状況や目的に応じて、標示部11の標示の向きを変更して表すことができる。
前記柱状標示体Fの標示部11には、標示面11a、11bを設けて、前記標示面11aのみに標示を形成させているが、標示面11bに異なる標示を形成させてもよい。
例えば、前面側の標示面11aに「進入禁止」の標示を設け、後面側の標示面11bに「走路」の標示を設けて通路の縁に設置させれば、前記標示面11bを向けた方向からのみ車両を走行させる一方通行の標示を行うことができる。そして、前記標示面11bを逆方向へ向けるように柱体1を回転させてベース2へ取り付ければ、前記通路の一方通行の向きを変更させる場合にも容易に対応できる。
また、標示面11a、11bにそれぞれ同じ標示を形成させた柱状標示体Fを設置させてもよい。前記標示面11a、11bを向けた標示方向へそれぞれ標示させた状態から、柱体1を90度回転させれば、前記標示方向へは標示が形成されていない標示面11aと標示面11bとが接続する縁部分が向けられるので、前記標示方向となされていた側からは前記標示面11a、11bを視認しにくくすることができる。
例えば、前記突部45は、ベース2に複数形成した第一凹部25のいずれにも挿入可能で、且つ、複数形成した第二凹部26へ進入させて収納可能に形成させれば、前記第一凹部25および第二凹部26よりも少ない個数に形成してもよく、突部45を1個のみ形成させてもよい。
しかしながら、前記柱体1の突部45を複数形成させて、それぞれ各第二凹部26へ収納させてベース2へ係合させて取り付ければ、各突部45とベース2との係合により、前記柱体1をより安定してベース2へ取り付けることができるので、柱体1の突部45はより多数に形成するのが好ましく、ベース2の第一凹部25および第二凹部26と同数に形成するのが好ましい。
例えば、柱体1の標示部11を三角柱形状や四角柱形状に形成させ、その面にそれぞれ標示面を形成させるように設けてもよい。
また、柱体1に標示面を1個だけ設けて一の標示を形成させ、他の側面には標示を設けないように構成してもよい。
11 標示部
12 中間部
13 基部
2 ベース
21 支持凹部
23 支持面
24 上面
25 第一凹部
26 第二凹部
3 補強筒
4 台部
41 環状溝
42 環状溝
43 外周面
44 蓋部
45 突部
46 切欠部
6 差込部材
61 ピン本体
62 係止突部
63 貫通孔
B ビス
F 柱状標示体
S1 標示シート
S2 反射シート
Claims (3)
- 一の標示が形成された標示面と、前記一の標示が形成されていない面とを外側面に備える柱体と、該柱体が上方から装着されて該柱体を立設支持するベースとを備え、
前記柱体の下端には、円周形状の外周面と、該外周面に形成されて径方向外方へ突出する突部が設けられ、
前記ベースは柱体の下端の前記外周面を支持する支持面を有し、
該支持面には複数の第一凹部と、該各第一凹部から周方向へそれぞれ伸びる第二凹部とが形成されており、
前記各第一凹部は前記柱体の突部が上方から挿入可能に形成され、前記各第二凹部は前記第一凹部に挿入された前記突部が進入可能に形成されており、
前記各第二凹部のいずれにも前記突部が進入可能であると共に、
該突部が進入した第二凹部に接続する前記第一凹部へ差込部材が差し込まれていることを特徴とする柱状標示体。 - 前記突部が複数設けられ、
全ての前記突部が前記各第二凹部のいずれにも進入可能であると共に、前記突部が進入した第二凹部に接続する前記第一凹部へ差込部材が差し込まれていることを特徴とする請求項1に記載の柱状標示体。 - 前記柱体の下端の外周面には径方向外方に突出する蓋部が形成され、
該蓋部は切欠部を1個備え、該切欠部以外の部分で前記蓋部が前記柱体の外周面の全周に亘り形成されており、
前記突部を第二凹部へ進入させた前記柱体の前記切欠部が、前記突部が進入した第二凹部に接続する前記第一凹部の開口の上方に配置されると共に、該第一凹部以外の他の第一凹部の開口全てが前記蓋部に覆われ、且つ、前記切欠部の下方に位置する第一凹部に前記差込部材が差し込まれていることを特徴とする請求項1または2に記載の柱状標示体。
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