JP5819214B2 - 標識柱 - Google Patents

標識柱 Download PDF

Info

Publication number
JP5819214B2
JP5819214B2 JP2012031427A JP2012031427A JP5819214B2 JP 5819214 B2 JP5819214 B2 JP 5819214B2 JP 2012031427 A JP2012031427 A JP 2012031427A JP 2012031427 A JP2012031427 A JP 2012031427A JP 5819214 B2 JP5819214 B2 JP 5819214B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
sign
column main
mounting piece
marker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012031427A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013167104A (ja
Inventor
井上 仁
仁 井上
良太 池田
良太 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP2012031427A priority Critical patent/JP5819214B2/ja
Publication of JP2013167104A publication Critical patent/JP2013167104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5819214B2 publication Critical patent/JP5819214B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、路面、例えば自転車道と歩道との境界等に立設されて、自転車で走行する者、歩道を歩く者に注意喚起を促すための標識柱に関する。
この種の標識柱として、下記特許文献1に示す技術が提案されており、支柱本体と、標識取付具と、標識板とを備えている。この標識柱では、支柱本体に標識取付具を取付けて、標識取付具の前面から標識板をビス等により固定するようにして組付けられる。
特開2009−46850号公報
上記従来の標識柱では、標識板を標識取付具の前面からビス等により固定する際に、標識板を標識取付具の前面側に押圧した状態で行わなければならないため、標識板を取付ける作業性が悪い。
そこで本発明は、標識板の取付けを容易に行い得る標識柱の提供を目的とする。
本発明に係る標識柱は、路面に立設される円柱状の支柱本体と、該支柱本体の側面に取付けられる標識部とを備え、前記標識部は、縦長の標識板と、該標識板の背面の上下部においてそれぞれ左右一対で突設された縦板状の取付片と、それぞれの取付片の上下間において前記標識板の背面から突設された縦壁とを備え、前記各取付片が支柱本体の側面に嵌め合わされて、前記標識部が支柱本体の側面に取付けらていると共に、上部に突設された取付片の上端と下部に突設された取付片の下端とは、その先端面が前記支柱本体の側面に沿った半円弧状の凹曲面となされた平板状のカバー部で塞がれていることを特徴としている。
また本発明に係る標識柱は、前記支柱本体と標識板及び取付片とは弾性変形可能な材料から形成され、かつ前記支柱本体の硬度は標識板及び取付片の硬度より高くなされていることを特徴とするものである。
本発明に係る標識柱によれば、標識部を支柱本体の側面に取付ける際には、各取付片を支柱本体の側面に嵌め合わせればよいので、標識部の取付けが極めて容易であり、組立作業性を向上させることができ、そして、取付けられた状態においては、取付片と支柱本体の側面との間が、各取付片に設けられたカバー部によって隠れるため、外観上見苦しくなく、美感を向上させることができる。
本発明に係る標識柱において、前記支柱本体と標識板及び取付片とを弾性変形可能な材料から形成すれば、道路利用者である歩行者や自転車運転者が標識柱に接触した場合であっても、怪我等をすることがなく、またその時の衝撃力によって標識柱が壊れることもないので、好ましく、また、これに加えて、支柱本体の硬度を標識板及び取付片の硬度より高くしておけば、自転車運転者が標識柱に接触した際に、支柱本体にかかる衝撃力が標識板及び取付片で吸収されるために、支柱本体の破損が抑制され、そして自転車運転者に及ぼす衝撃力も緩和される。
本発明に係る標識柱の実施形態を示す正面図である。 図1の右側面図である。 図1の背面図である。 図1の平面図である。 図1の底面図である。 図1の要部断面図である。 図1の標識柱に用いられている標識部の一実施形態を示す、(イ)は正面図、(ロ)は側面図、(ハ)は平面図、(ニ)は背面図である。 本発明に係る標識柱の他の実施形態を示す正面図である。
以下本発明に係る標識柱の実施形態を、図面に基づいて説明する。
本発明に係る標識柱Pにおいて、1は歩道と自転車道を案内する路面に立設される円筒状の支柱本体、2は支柱本体1の側面11に取付けられた標識部であり、標識柱Pは支柱本体1と標識部2とを備えている。
支柱本体1は、自立可能であって、かつ弾性変形可能な円筒状であり、例えばポリエチレン系合成樹脂等の弾性変形可能な合成樹脂材料からなり、その高さは1.2〜1.5m程度である。かように、支柱本体1を弾性変形可能な合成樹脂材料から形成することにより、支柱本体1は、金属製の支柱と比べ、その材質の軟らかさにより、道路利用者である歩行者や自転車運転者が当該標識柱Pに接触した場合であっても、怪我等をすることがなく、その時の衝撃力によって標識柱が壊れることもない。また支柱本体1は、後述する標識部2よりも硬度の高い材料で形成されている。
支柱本体1の上端には、半球ドーム状の蓋部12が取付けられ、その下方の側面11には、車両のヘッドライト等の光を受けると、その光を車両の方向に再帰反射させる反射再帰反射体3が設けられている。再帰反射体3は側面11の周方向全周に亘って設けられている。この様に再帰反射体3が設けられることにより、注意喚起をより一層図ることができる。なお図1及び図8に示す実施形態において、再帰反射体3は再帰反射機能を備えたシート体、所謂反射シートで形成されているが、それに限定されるものではなく、再帰反射機能を備えたガラスビーズを所定の間隔をあけて備えた合成樹脂製帯状体等を側面11に巻回して取付けたものであってもよい。
標識部2は、縦長の矩形状に形成された標識板21と、少なくともその背面の上下部においてそれぞれ左右一対で突設された縦板状の取付片22、23とを備え、前記各取付片22,23が支柱本体1の側面11に嵌め合わされて、前記各取付片22、23の内側面221、231が前記支柱本体1の側面11に当接された状態で、前記標識部2が支柱本体1の側面11に取付けらていると共に、上部に突設された取付片22の上端と下部に突設された取付片23の下端とには、その先端面241が前記支柱本体1の側面11に沿った半円弧状の凹曲面となされた平板状のカバー部24が、前記取付片22の上端及び取付片23の下端における、それぞれ左右の取付片22,23間を塞ぐようにして設けられている。また標識部2上面の中央には、凹溝28が形成されている。そして前記カバー部24の先端面241は、標識部2が支柱本体1の側面11に取付けらた状態においては、該側面に当接しているのが好ましいが、隙間があいていてもよい。そして標識部2は、弾性を有する合成樹脂、例えばポリウレタン系合成樹脂や、生ゴムやエラストマーと言った弾性変形可能な材料で形成されている。この場合、通常は、標識部2を構成する標識板、取付片及びカバー部が弾性変形可能な材料で一体で形成するのが好ましいが、別体で形成され、その後、接合等により一体化されていてもよい。
なお、支柱本体1の側面11に取付けられる標識部2の数は特に限定されるものではなく、設置される標識柱Pの場所、目的に応じて、その数は適宜設定されればよく、1個でもよいが、図1に示す実施形態においては、支柱本体1の側面11に90度の角度をつけて、上下に2個の標識部2a、2bが、その標識板21面が異なる方向に向く様に取付けられており、図8に示す実施形態においては、上下に3個の標識部2a、2b、2cが、上方の標識部2bと下方の標識部2cとの標識板21が同じ方向に向く様に側面11に取付けられ、その中間の標識部2bの標識板21が前記標識板2a,2cと90度の角度をつけて、側面11に取付けられている。また、3個の標識部2a〜2cの標識板21が全て異なる方向を向く様に側面11に取付けてもよいし、4個以上の標識部2を適宜角度をつけて支柱本体1に取付けてもよい。
そして、前記図1,7,8に示す様に、図1の標識柱Pにおいては下方の標識部2aと、図8の標識柱Pにおいては下方の標識部2aと中間の標識部2cには、上部取付片22と下部取付片23とを備え、図1及び図8の標識柱Pの上方に取付けられた標識部2bには、前記上部取付片22と下部取付片23に加え、その間に左右一対で突設された縦板状の中間取付片25を備えている。この標識部2bに中間取付片25が備えられている理由は、下方及び中間の標識部2a,2cより縦長に形成されているためである。また、それぞれの取付片22,23,25の上下間には、縦壁26が標識板21の背面から突設されている。該縦壁26を設けることにより、標識部2を支柱本体1に固定した時、標識板21と支柱本体1の側面との間に隙間がなくなるか、又は小さくするため、その隙間に手を入れて、支柱本体1から標識部2を取り外す等のいたずらを防止することができる。
前記取付片22,23は、幅広の付け根側が標識板21より突設された側面視略台形状の平板状体であり、前記取付片22,23どうしは、上下を逆転させた対称形状に形成されている。そして前記取付片22,23の幅狭の先端側に、支柱本体1に標識部2を取付ける際に用いる取付孔222,232とが各々1個ずつ穿設されている。また、中間取付片25は等脚台形状に形成された平板状体であり、幅広の付け根が標識板21の背面より突設され、幅狭の先端側に、支柱本体1に標識部2を取付ける際に用いる取付孔252が1個ずつ穿設されている。
そして上記したように、標識部2a、2b、2cの、上部に設けられた上部取付片22の上端と、下部に設けられた下部取付片23の下端とには、それぞれの左右の取付片22,23間を塞ぐように、その先端面241が前記支柱本体1の側面11に沿った半円弧状の凹曲面となされた平板状のカバー部24が設けられ、このカバー部24により、取付片22,23と支柱本体1の側面11との間が塞がれている。。
前記標識板21は、歩道部と自転車道部の識別案内標識、警戒標識、規制標識、指示標識、又は補助標識などの道路標識として用いられるので、その表面に、通行する者に注意喚起等するための文字、図柄等Mが表記される。一般的に文字、図柄等Mはシート材で形成されており、標識板21前面は前記シート材の厚み程度段落ちされて、文字、図柄等Mの周囲を囲むように額縁状に形成されている。また標識板21の背面のうち、各取付部22,23,25とカバー部24と縦壁26とで囲まれている部分には、田の字状にリブ27が形成されており、標識板21の反りを防止すると共に、その強度を向上させるようになされている。
標識部2を支柱本体1に固定するには、カバー部24の先端面241を支柱本体1の側面11に当接させると共に、取付片22,23,25の内側面221,231,251を前記支柱本体1の側面11に嵌め合わせ、前記取付孔222,232,252にタッピングビスBを挿通し、支柱本体1にタッピングビスBを螺入して支柱本体1の側面11に当接固定させる。この様に、支柱本体1にタッピングビスBを螺入して、標識部2を固定する様にしているので、標識柱Pを設置する現場で、まず支柱本体1を設置場所に設置した後、標識板21が道路利用者から見やすい方向に調整しながら標識部2を取付けることができるので、好ましく、また標識部2が支柱本体1から不必要に外れることがない。また標識部2を支柱本体1の側面11に固定する際、標識部2上面の凹溝28を用いて、標識板21が真正面を向くように向きを調整することができる。
また標識部2を支柱本体1に固定する際には、カバー部24と標識板21と上部取付片22及び下部取付片23とが一体で形成されているため、拡開しにくい等、比較的矯正された状態であり、かつ上部取付片22の下部と下部取付片23の上部とは、板状体のみであるため、拡開しやすい等、比較的自在に可動できるので、支柱本体1に標識部2を取付ける作業を容易に、かつ効率的に行なうことができ、好ましい。
また標識部2を生ゴム等で形成し、支柱本体1を標識部2よりも硬度の高いポリエチレン系合成樹脂等で形成しているので、前記タッピングビスBを直接支柱本体1の側面11に螺入でき、標識部2を支柱本体1に固定することができる。
なお図示していないが、支柱本体1は設置面を掘り起こし、支柱本体1を立設するための所定の孔が明けられたコンクリート製の基礎ブロックを設置し、前記孔に支柱本体1を挿入・立設し、モルタル等で前記孔と支柱本体1との隙間を埋めて、設置場所に標識柱を設置してもよいし、金属管等の芯材を支柱本体1のある程度の位置まで挿入し、それを前記孔に挿入・立設し、モルタル等で隙間を埋め、設置場所に標識柱を設置する等してもよい。
1 支柱本体
11 外周面
12 蓋部
2 標識部
2a 標識部
2b 標識部
2c 標識部
21 標識板
22 上部取付片
221 内側面
222 取付孔
23 下部取付片
231 内側面
232 取付孔
24 カバー部
241 先端部
25 中間取付片
251 内側面
252 取付孔
26 縦壁
27 リブ
28 凹溝
3 再帰反射体
B タッピングビス
M 文字、図柄等
P 標識柱

Claims (2)

  1. 路面に立設される円柱状の支柱本体と、該支柱本体の側面に取付けられる標識部とを備え、前記標識部は、縦長の標識板と、該標識板の背面の上下部においてそれぞれ左右一対で突設された縦板状の取付片と、それぞれの取付片の上下間において前記標識板の背面から突設された縦壁とを備え、前記各取付片が支柱本体の側面に嵌め合わされて、前記標識部が支柱本体の側面に取付けらていると共に、上部に突設された取付片の上端と下部に突設された取付片の下端とは、その先端面が前記支柱本体の側面に沿った半円弧状の凹曲面となされた平板状のカバー部で塞がれていることを特徴とする標識柱。
  2. 前記支柱本体と標識板及び取付片とは弾性変形可能な材料から形成され、かつ前記支柱本体の硬度は標識板及び取付片の硬度より高くなされていることを特徴とする請求項1に記載の標識柱。
JP2012031427A 2012-02-16 2012-02-16 標識柱 Active JP5819214B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031427A JP5819214B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 標識柱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012031427A JP5819214B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 標識柱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013167104A JP2013167104A (ja) 2013-08-29
JP5819214B2 true JP5819214B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=49177697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012031427A Active JP5819214B2 (ja) 2012-02-16 2012-02-16 標識柱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5819214B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7168924B1 (ja) * 2021-09-11 2022-11-10 株式会社エー・ピー・エス 注意喚起用安全点灯具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013167104A (ja) 2013-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5819214B2 (ja) 標識柱
JP5849569B2 (ja) 道路標識柱
JP5873722B2 (ja) 柱状標示体
JP5702838B2 (ja) 表示装置
KR101272869B1 (ko) 다기능 시선 유도봉
JP5227138B2 (ja) 道路用標示体の設置方法
JP4592605B2 (ja) 道路用標示体
JP4448803B2 (ja) 防護柵
JP5334807B2 (ja) 道路用標示体
JP4829206B2 (ja) 道路用標示体
JP5845030B2 (ja) 視線誘導標の設置構造
JP6212919B2 (ja) 表示板付き標識柱
JP6359927B2 (ja) 標識柱の設置構造
JP5537011B2 (ja) 道路用標示体及び道路用標示体の設置方法
JP6296820B2 (ja) 柱状標示体
JP2013023884A (ja) 視線誘導体
KR100776669B1 (ko) 표지판 기능을 구비한 볼라드
KR200255624Y1 (ko) 도로 교통시설물을 갖춘 커버부재
JP6447684B2 (ja) 表示板付き標識柱
KR100548023B1 (ko) 도로표지병
KR101660468B1 (ko) 델리네이터가 일체로 형성된 시선유도봉
JP2019206886A (ja) 道路
JP5450505B2 (ja) 道路用標示体
KR200333040Y1 (ko) 위험 반사판
JP4618801B2 (ja) 防護柵

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5819214

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150