JP5537011B2 - 道路用標示体及び道路用標示体の設置方法 - Google Patents
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Description
すなわち本発明に係る道路用標示体は、ベース部と、該ベース部の上方に突設された円筒形の本体部を備えた道路用標示体であって、前記ベース部は本体部を突設された中央部と、該中央部の横方向に延設された外縁部を備え、前記道路用標示体を路面に固定するための外縁部アンカーボルトのおねじ部を挿通可能な挿通部が前記外縁部に複数形成されているとともに、路面に固定するアンカーナットに下部を螺入させて、前記道路用標示体を路面に固定するための中央部アンカーボルトの上部を前記ベース部の下方から着脱可能に螺結して固定できる固定部が、前記中央部における前記円筒形の本体部の内側部分に形成されており、前記中央部アンカーボルトは上部及び下部にそれぞれおねじ部が形成され、前記中央部アンカーボルトの前記上部のおねじ部を前記固定部へ下方から螺入させて螺結させると共に、前記下部のおねじ部を路面に埋設固定させた前記アンカーナットへ上方から螺入させて螺結させるようになされたことを特徴としている。
また、本発明に係る道路用標示体の設置方法は、ベース部と、該ベース部の上方に突設された円筒形の本体部を備えた道路用標示体の設置方法であって、前記道路用標示体のベース部は本体部を突設された中央部と、該中央部の横方向に延設された外縁部を備えるとともに、前記中央部における前記円筒形の本体部の内側部分にナットが固定され、前記ナットのめねじ部にベース部の下方から中央部アンカーボルトの上部を螺結して固定するとともに、該中央部アンカーボルトの下部を路面に固定するアンカーナットに螺入するようになされ、前記中央部アンカーボルトは上部及び下部にそれぞれおねじ部が形成され、前記中央部アンカーボルトの前記上部のおねじ部を前記ナットへ下方から螺入させて螺結させると共に、前記下部のおねじ部を路面に埋設固定させた前記アンカーナットへ上方から螺入させて螺結させたことを特徴としている。
また、一つの品種で複数の施工方法を選択できるので、道路用標示体の品種を少なくすることができ、必要とする在庫量を削減することもできる。
また、前記固定部が前記中央部アンカーボルトをベース部の下方から着脱可能に固定できるので、中央部アンカーボルトを利用する際にベース部から本体部を取り外す必要が無く、道路用標示体の分解などを行わずに容易に施工することができる。
図1は本発明に係る道路用標示体の実施の一形態を示す正面図と平面図であり、図2はそのベース部付近におけるA−A断面図であり、図3はそのB−B断面図であり、
図4はベース部に着脱可能にとりつけるアンカーボルトの実施の一形態を示す図であり、図5は挿通部を塞ぐためにベース部に取り付けるカバー材の実施の一形態を示す図であり、図6は他の実施の一形態のベース部付近における主要部の断面図である。
挿通部31の上端には、挿通部31の溝の幅と奥行きとを一定の大きさ拡幅させるように上拡幅部32が形成されている。これは、挿通部31に外縁部アンカーボルト4を挿通してベース部3を固定する際に、外縁部アンカーボルト4の頭部を上拡幅部32の上面に当接させるためのものであり、上拡幅部32の幅と奥行きの大きさは利用する外縁部アンカーボルト4の頭部が収納できる大きさに形成されている。上拡幅部32の上面は設置した際に地面と平行になるようにベース部3の下面と平行に形成されている。また、上拡幅部32の上面とベース部3の上面との間の大きさが、利用する外縁部アンカーボルト4の頭部の高さよりも大きくなるように上拡幅部32を形成している。これによって、外縁部アンカーボルト4の頭部がベース部3の上面よりも上方向に突出することがなく、設置した道路用標示体に車両などが衝突し、乗り上げることがあっても、外縁部アンカーボルト4に車両が直接接触することがなく、外縁部アンカーボルト4が衝撃などによって破壊される可能性が低減される。
本体部1は、その下端部をベース部3の上面に形成された環状溝38に挿入され融着されている。本体部1およびベース部3の材料には融着がより強固になるようにそれぞれ融点が近い材質のものを用いるのが好ましく、同じ材質のものを用いるのがより好ましい。また、本体部1とベース部3の固定において、接着剤を用いるなど融着以外の方法を用いてもよい。また、本体部1とベース部3を一体に成形してもよい。
カバー材6は、その上面61の形状がベース部3の上部形状に対応した形に形成されており、同様にカバー材6の側面62および下面63は上拡幅部32の側面と上面に対応した形状に形成されている。
カバー材の下面63には、下方向に突設して凸条64が形成されている。凸条64の幅の大きさは挿通部31の溝の幅の大きさに対応し、挿通部31に挿入可能に形成されており、凸条64をベース部3の外周縁から挿通部31に差し込むようにカバー材6を取り付ける。また、凸条64の下端部は凸条の幅方向に大きさが拡大する係合部65が形成されており、これに対応するように挿通部31の下端縁に係止部33が形成されている。ベース部3とカバー材6にそれぞれ係止部33と係合部65を形成することで、カバー材6を挿通部31に差し込んで取り付ける際に係合部65と係止部33が係合して、カバー材6を固定することができる。
カバー材6をベース部3に固定することで、設置した道路用標示体が車両などに踏みつぶされても、挿通部31や上拡幅部32などの端部に直接衝撃が集中することがなく、カバー材6に力が分散されるので、ベース部3が破壊される可能性が小さくなる。
(イ)は、路面に固定したアンカーナットに螺結させるために形成された中央部アンカーボルト5のおねじ部の反対側の端部に、それよりも小さな径の小径おねじ部51を形成している。そしてベース部3の固定部34には小径おねじ部51と螺結可能なめねじ部を持つナット35が、そのめねじ部を上下方向に向けて固定されている点が図2の実施形態と異なる事項である。
11 反射シート
12 補強部
2 反射部材
21 反射器
22 基材
3 ベース部
31 挿通部
32 上拡幅部
33 係合部
34 固定部
35 ナット
36 ボルト
37 凹部
38 環状溝
39 溝部
4 外縁部アンカーボルト
5 中央部アンカーボルト
51 小径おねじ部
52 小径めねじ部
6 カバー材
61 上面
62 側面
63 下面
64 凸条
65 係合部
Claims (2)
- ベース部と、該ベース部の上方に突設された円筒形の本体部を備えた道路用標示体であって、前記ベース部は本体部を突設された中央部と、該中央部の横方向に延設された外縁部を備え、前記道路用標示体を路面に固定するための外縁部アンカーボルトのおねじ部を挿通可能な挿通部が前記外縁部に複数形成されているとともに、路面に固定するアンカーナットに下部を螺入させて、前記道路用標示体を路面に固定するための中央部アンカーボルトの上部を前記ベース部の下方から着脱可能に螺結して固定できる固定部が、前記中央部における前記円筒形の本体部の内側部分に形成されており、
前記中央部アンカーボルトは上部及び下部にそれぞれおねじ部が形成され、
前記中央部アンカーボルトの前記上部のおねじ部を前記固定部へ下方から螺入させて螺結させると共に、前記下部のおねじ部を路面に埋設固定させた前記アンカーナットへ上方から螺入させて螺結させるようになされたことを特徴とする道路用標示体。 - ベース部と、該ベース部の上方に突設された円筒形の本体部を備えた道路用標示体の設置方法であって、前記道路用標示体のベース部は本体部を突設された中央部と、該中央部の横方向に延設された外縁部を備えるとともに、前記中央部における前記円筒形の本体部の内側部分にナットが固定され、前記ナットのめねじ部にベース部の下方から中央部アンカーボルトの上部を螺結して固定するとともに、該中央部アンカーボルトの下部を路面に固定するアンカーナットに螺入するようになされ、
前記中央部アンカーボルトは上部及び下部にそれぞれおねじ部が形成され、
前記中央部アンカーボルトの前記上部のおねじ部を前記ナットへ下方から螺入させて螺結させると共に、前記下部のおねじ部を路面に埋設固定させた前記アンカーナットへ上方から螺入させて螺結させたことを特徴とする道路用標示体の設置方法。
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