JP2011074668A - 可倒式車止め - Google Patents

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Abstract

【課題】ポール部とベース部を組み立てる際の作業性を向上させることができると共に、補強部材が容易に付設でき、更にポール部とベース部との着脱を容易になすことができる可倒式車止めを提供する。
【解決手段】車両の衝突時に曲がり変形する柱状のポール部1と、該ポール部1を立設支持するために路面に設置されるベース部2とを備え、前記ポール部1は、円筒状のポール本体11と、該ポール本体11の内側に配置された第1の補強パイプ12及び第2の補強パイプ13と、該第1の補強パイプ12及び第2の補強パイプ13の下部が上面に固着されると共に、前記ポール本体11の下部内周面111が外周面141に固着される台座14とを備え、前記ポール本体11の下部を台座14ごとベース部2上面に形成した凹部21に嵌入させているので、2本の補強パイプ12,13によりポール部1の強度向上が図れると共に、ポール部1とベース部2とを容易に着脱することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、道路の路側や公園や遊歩道、自転車道等の主として屋外で使用される弾性を有した可倒式車止めに関するものである。
従来、車両の歩道への進入を物理的又は心理的に防止する可倒式車止めに関しては、数多くの発明がなされており、また強固な芯柱の周囲に弾性を有する合成樹脂を用いてカバーを形成し、車両のくい止め力を確保しつつ、車両や歩行者が衝突した場合の衝撃力を緩和する発明もまた種々なされている。
例えば、特許文献1には、弾性を有する合成樹脂製の中空外装体の中空部の途中まで剛性芯柱が挿入され、前記中空部の下部において前記剛性芯柱と外装体との間に外装保持体を介在させることによって外装体が剛性芯柱に一体的に保持され、中空部の上部には発泡弾性材が充填され、前記剛性芯柱の下部に固定部が設けられてなる弾性車止め支柱である可倒式車止めが開示されている。
これに対して、ポール部とベース部とをそれぞれ別体にて形成しそれらを組み立てる構成の道路標識柱も提案されている(下記特許文献2)。該公報所載の道路標識柱は、ポール部をベース部の溝に嵌合させたうえでリベットにより両者を締結するというものである。
また、少なくとも一端が開口されて開口部が設けられた柱状本体を備え、該開口部を用いて前記柱状本体に路面取付用のベース部が取付けられ、前記柱状本体の外面にガラスビーズが少なくとも一部分を露出されて埋設されたものであって、前記ベース部には前記開口部に嵌挿可能な嵌挿部が設けられ、該嵌挿部の外面と前記開口部の内面とを用いて前記柱状本体に前記ベース部が取付けられている高視認性道路用標示体であって、前記柱状本体及び前記ベース部は、各々が相溶性の熱可塑性合成樹脂を用いて形成され、前記嵌挿部の外面と前記開口部の内面とは回転融着により固着されている高視認性道路用標示体を本出願人は提案している(下記特許文献3)。
特開2000−282428号公報 特開平10−102438号公報 特開2006−9566号公報
しかしながら、上記従来の道路標識柱は、ポール部をベース部の溝に嵌合させた際にポール部の下端部に形成されたリベット孔とベース部に形成されたリベット孔とが一致するように、ポール部を回転させながらベース部に対する周方向の位置合わせを行う必要があり、組立の作業性の点で改善の余地があった。
また、上記従来の高視認性道路用標示体については、車両等に多数回踏み付けられると、柱状本体が直立状態から徐々に傾いた状態になるため、直立状態を保持しようとすると、何らかの補強部材を付設する必要があった。
本発明は、前記の如き課題を解消し、ポール部とベース部を組み立てる際の作業性を向上させることができると共に、補強部材が容易に付設でき、更にポール部とベース部との着脱を容易になすことができる可倒式車止めを提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
すなわち、本発明に係る可倒式車止めは、車両の衝突時に曲がり変形する柱状のポール部と、該ポール部を立設支持するために路面に設置されるベース部とを備え、前記ポール部は、円筒状のポール本体と、該ポール本体の内側に配置された第1の補強パイプ及び第2の補強パイプと、該第1の補強パイプ及び第2の補強パイプの下部が上面に固着されると共に、前記ポール本体の下部内周面が外周面に固着される台座とを備え、前記ポール本体の下部が台座ごとベース部上面に形成された凹部に嵌入されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る可倒式車止めは、前記第2の補強パイプを、前記ポール本体より短尺で、かつ前記第1の補強パイプより長尺となすことを特徴とするものである。
また、本発明に係る可倒式車止めは、前記台座の上面に、第1の補強パイプの下部が挿入される第1の溝部と第2の補強パイプの下部が挿入される第2の溝部とが同心円状に連設されると共に、第1の溝部と第2の溝部とは深さが異なるように形成されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る可倒式車止めは、前記第1の補強パイプ及び第2の補強パイプは、どちらも回転融着により前記台座の上面に固着されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る可倒式車止めは、前記ベース部上面に形成された凹部の内周面に縦溝が複数形成されると共に、ポール本体の下部外周面に前記縦溝に嵌入される凸部が設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明に係る可倒式車止めは、ポール本体の下部外周面に設けられた凸部は、ポール本体の下部外周面より台座の外周面に螺入されたボルトの頭部により形成されると共に、ベース部の凹部内周面に形成された縦溝の下部に横溝が連設され、もって、ポール本体の下部を台座ごとベース部上面の凹部に嵌入するに際して、前記ボルトの頭部を縦溝に挿入すると共に、ポール本体を回動させて前記頭部を横溝に位置させることができるようになされたことを特徴とするものである。
本発明によれば、車両の衝突時に曲がり変形する柱状のポール部と、該ポール部を立設支持するために路面に設置されるベース部とを備え、前記ポール部は、円筒状のポール本体と、該ポール本体の内側に配置された第1の補強パイプ及び第2の補強パイプと、該第1の補強パイプ及び第2の補強パイプの下部が上面に固着されると共に、前記ポール本体の下部内周面が外周面に固着される台座とを備え、前記ポール本体の下部を台座ごとベース部上面に形成した凹部に嵌入させているので、2本の補強パイプによりポール部の強度向上が図れると共に、ポール部とベース部とを容易に着脱することができる。
また、本発明によれば、前記第2の補強パイプを、前記ポール本体より短尺で、かつ前記第1の補強パイプより長尺となしているため、車両等に踏み付けられて折れ曲がるポール部下部の補強を効率的に実施することができる。
また、本発明によれば、前記台座の上面に、第1の補強パイプの下部を挿入する第1の溝部と第2の補強パイプの下部を挿入する第2の溝部とを同心円状に連設すると共に、第1の溝部と第2の溝部とを深さが異なるように形成しているため、2本の補強パイプと台座とを融着固定する場合、まず初めに深さが深い方の溝部に一方の補強パイプを挿入して、該補強パイプと台座とを融着させて、次に深さが浅い方の溝部に他方の補強パイプを挿入して、該補強パイプと台座とを融着させれば、初めに融着する一方の補強パイプと台座との融着の際にたとえ融着バリが発生したとしても、次に融着する他方の補強パイプを挿入し融着する溝部が前記溝部より高い位置に位置しているため、前記融着バリに邪魔されることなく、他方の補強パイプと台座とを融着するすることができる。
また、本発明によれば、前記第1の補強パイプ及び第2の補強パイプを、どちらも回転融着により前記台座の上面に固着しているので、非常に効率的に2本の補強パイプと台座とを固着することができる。
また、本発明によれば、前記ベース部上面に形成された凹部の内周面に縦溝を複数形成すると共に、ポール本体の下部外周面に前記縦溝に嵌入する凸部を設けているため、ポール部とベース部との着脱を効率よく、かつ確実に実施することができ、好ましい。
また、本発明によれば、ポール本体の下部外周面に設けた凸部を、ポール本体の下部外周面より台座の外周面に螺入したボルトの頭部により形成すると共に、ベース部の凹部内周面に形成した縦溝の下部に横溝を連設し、もって、ポール本体の下部を台座ごとベース部上面の凹部に嵌入するに際して、前記ボルトの頭部を縦溝に挿入すると共に、ポール本体を回動させて前記頭部を横溝に位置することができるようになしているため、ポール本体と台座とを固定するためのボルトの頭部のみを用いて、他部材を用いることなく、ポール部とベース部とを固定することができると共に、ボルトの頭部を縦溝に挿入し、ポール本体を回動させて横溝にボルトの頭部を挿入するだけで、ポール部とベース部とを効率よく、かつ確実に固定することができる。
本発明に係る可倒式車止めの実施の一形態を示す正面図である。 図1に示す一実施形態の分解説明図である。 図1に示す一実施形態におけるキャップを除くポール部とベース部の断面図である。 図3の下部拡大図である。 図1に示す一実施形態における凸部と縦溝及び横溝の関係を説明する説明図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照し、具体的に説明する。
本発明に係る可倒式車止めPは、道路の路側や公園や遊歩道、自転車道等の主として屋外で使用される弾性を有した可倒式車止めであって、車両の衝突時に曲がり変形する柱状のポール部1と、該ポール部1を立設支持するために路面100に設置されるベース部2とを備える。
ポール部1は、円筒状のポール本体11と、該ポール本体11の内側に配置された第1の補強パイプ12及び第2の補強パイプ13と、該第1の補強パイプ12及び第2の補強パイプ13の下部が上面に固着されると共に、前記ポール本体11の下部内周面111がその外周面141に固着される台座14とを備え、前記ポール本体11の下部が台座14ごとベース部2上面に形成された凹部21に嵌入されている。
ポール本体11は、上端下端共に開口する直線状の円筒体であって、その上端開口にはキャップCが装着され、その外周面には再帰反射性を有するガラスビーズが間隔をあけて一直線上に配置された反射体Sが装着されて、ポール本体11の上部には反射テープHが2段に巻着されている。また、第1の補強パイプ12及び第2の補強パイプ13も上端下端共に開口する直線状の円筒体であり、第2の補強パイプ13は、ポール本体11より短尺で、かつ第1の補強パイプ12より長尺となるように形成されている。
ポール本体11、第1の補強パイプ12及び第2の補強パイプ13は、車両衝突時に曲がり変形してその衝撃を吸収することが必要であって、衝突後に元の起立状態に弾性復元することも必要である。従って、材質は柔軟なものであることが必要であり、例えば、熱可塑性ポリウレタン等の柔軟な合成樹脂から中空押し出し成形や射出成形により形成される。
また、ポール本体11の下部には、その下部外周面112に径方向外方に所定量突出するように凸部15が設けられている。該凸部15は、周方向に間隔をおいて複数設けられており、具体的には、それぞれの凸部15はポール本体11の軸線方向の位置が同一であって、互いに周方向に90°の間隔をおいて合計4個設けられている。
この凸部15は、ポール本体11の下部外周面112より台座14の外周面141に90°間隔で合計4個螺入されたボルト16の頭部により形成されて、該ボルト16がポール本体11と台座14との離脱を防止する役目も兼ねている。勿論、ポール本体11の下部外周面112に90°間隔で合計4ヶ所横孔を形成し、各横孔にピンを圧入することによって形成してもよい。
一方、ベース部2は、平面視円形であって上方ほど小径に形成されており、その上面にはポール本体11の下部が台座14ごと嵌入される凹部21が形成されている。そして、凹部21の内周面211には上下方向に伸びる縦溝22が4個形成されている。該縦溝22には前記ポール本体11の下部外周面112に設けられた凸部15が上方から挿入し係合するので、凸部の個数、配置態様に合わせて、90°間隔で合計4個形成されているのである。そして、各縦溝22の下部側には、そこから周方向に伸びる横溝23が連設されている。該横溝23は何れも縦溝22から同一の方向に向けて伸びている。尚、縦溝22や横溝23を溝状ではなくベース部2の側方に貫通する構成、即ち、スリット状若しくは孔状としてもよい。また、ベース部2には側方に開口するネジ止め用孔24が形成されている。
このようなベース部2は、例えば射出成形により形成され、その材質としてはポール部1よりも硬質の合成樹脂、例えば、ABS樹脂、AAS樹脂、ポリカーボネート樹脂が採用できる。
以上のように構成された可倒式車止めPは、路面100に種々の公知の手法によってベース部2を固定し、その後、ポール本体11の下部を台座14ごと上方からベース部2上面の凹部21に嵌入するのであるが、その際、ポール本体11の下部外周面112に設けられたボルト16の頭部で形成された凸部15を、ベース部2の縦溝22に挿入するようにする。そして、そのポール本体11を回動させると凸部15が縦溝22から横溝23へと進入し(図5参照)、それによってポール部1が上方に抜けることがなくなる。しかる後、2ヶ所のネジ止め用孔24を利用して、該ネジ止め用孔24からタッピングビス3をポール部1に螺入して、ポール部1をベース部2に固着して組立が完了する。また、ポール部1が破損するなどしてその交換が必要となった場合には、2ヶ所のネジを外し、ポール部1を反時計回りに回転させて凸部15を横溝23から縦溝22に移行させればポール部1を凹部21から上方に抜くことができる。
このように、ポール部1の上方からの差し込み作業と回転作業という簡単な作業でポール部1をベース部2に取付けることができると共に、ポール部1の上方への抜けが防止できるので、現場で容易に可倒式車止めPを組み立てることができる。しかも、ポール部1をベース部2に取付けたうえで更にネジ止め用孔24を使用してネジ止めすることによって確実にポール部1をベース部2に固定することができる。更にポール交換の際には、ネジを外してポール部1を逆側に回転させて上方に抜くことで容易に交換することができる。
なお、凸部15をポール部1に一体に形成してもよいが、上述したようにピンやネジ等によって別体に構成することにより、既存のポール本体11の製造設備がそのまま利用でき、後加工によって凸部15をポール本体11に形成することができる。
次に、ポール部1の下部構造について説明する。
ポール本体11の下部内周面111がその外周面141に固着される台座14は、その上面に第1の補強パイプ12の下部が挿入される第1の溝部142と第2の補強パイプ13の下部が挿入される第2の溝部143とが同心円状に連設されると共に、第1の溝部142と第2の溝部143とがその深さが異なるように形成されている。具体的には、第1の補強パイプ12の下部が挿入される第1の溝部142が、第2の補強パイプ13の下部が挿入される第2の溝部143より深くなるように形成されている。
そして、第1の補強パイプ12及び第2の補強パイプ13は、どちらも回転融着により台座14の上面に形成された第1の溝部142と第2の溝部143とにそれぞれ固着されている。まず、第1の補強パイプ12を台座14上面の外側に設けられた深さの深いの第1の溝部142に回転融着により固着させ、次いで第2の補強パイプ13をその内側に設けられた深さの浅いの第2の溝部143に回転融着により固着させるのである。
かようにすることで、第1の補強パイプ12を第1の溝部142に回転融着させた時、合成樹脂の溶融バリが溝内に多少はみ出したとしても、第1の溝部142の深さが第2の溝部143の深さより深いため、はみ出した溶融バリは第2の溝部143に進入することがなく、よって第2の補強パイプ13を第2の溝部143に回転融着する際、第2の補強パイプ13を第2の溝部143に挿入する空間を確保することができ、第2の補強パイプ13を第2の溝部143に確実に固着することができるのである。また、第1の溝部142及び第2の溝部143の底面には溶着を確認するための貫通孔145、146がそれぞれの溝部に間隔をあけて複数形成されている。
また、上述の如く、第1の補強パイプ12と第2の補強パイプ13とを、深さの異なる第1の溝部142と第2の溝部143とにそれぞれ回転融着により固着させて、ポール本体11は台座14の外周面141にボルト16を螺入して固着されており、それぞれ固着されている位置の高さが異なるため、車両の衝突等、横方向から外力が加わった際にも、その応力を分散させることができるため、従来の可倒式車止めに比べ、強度を向上させることができると共に、長期にわたる使用に耐え得るものとなすことができる。
台座14の上端部は曲面状に面取りされた面取り部147が形成されており、これによって柔軟なポール本体11への挿入作業が容易となる。更には、台座14は装着状態においてポール部1から下方に突出する構成となっており、台座14の下端部の外周面に形成された鍔部144がストッパ部となりポール本体11の下面に当接することによって、それ以上の台座14の挿入が阻止され、自動的に台座14の取付位置が決定される。尚、鍔部144は全周に形成しているが、周方向に間隔をおいて複数箇所に形成してもよい。
本発明によれば、車両の衝突時に曲がり変形する柱状のポール部と、該ポール部を立設支持するために路面に設置されるベース部とを備え、前記ポール部は、円筒状のポール本体と、該ポール本体の内側に配置された第1の補強パイプ及び第2の補強パイプと、該第1の補強パイプ及び第2の補強パイプの下部が上面に固着されると共に、前記ポール本体の下部内周面が外周面に固着される台座とを備え、前記ポール本体の下部を台座ごとベース部上面に形成した凹部に嵌入させているので、2本の補強パイプによりポール部の強度向上が図れると共に、ポール部とベース部とを容易に着脱することができる可倒式車止めに好適に利用できる。
1 ポール部
11 ポール本体
111 下部内周面
112 下部外周面
12 第1の補強パイプ
13 第2の補強パイプ
14 台座
141 外周面
142 第1の溝部
143 第2の溝部
144 鍔部
145 貫通孔
146 貫通孔
147 面取り部
15 凸部
16 ボルト
2 ベース部
21 凹部
211 内周面
22 縦溝
23 横溝
24 ネジ止め用孔
3 タッピングビス
100 路面
P 可倒式車止め

Claims (6)

  1. 車両の衝突時に曲がり変形する柱状のポール部と、該ポール部を立設支持するために路面に設置されるベース部とを備え、前記ポール部は、円筒状のポール本体と、該ポール本体の内側に配置された第1の補強パイプ及び第2の補強パイプと、該第1の補強パイプ及び第2の補強パイプの下部が上面に固着されると共に、前記ポール本体の下部内周面が外周面に固着される台座とを備え、前記ポール本体の下部が台座ごとベース部上面に形成された凹部に嵌入されていることを特徴とする可倒式車止め。
  2. 前記第2の補強パイプは、前記ポール本体より短尺で、かつ前記第1の補強パイプより長尺であることを特徴とする請求項1に記載の可倒式車止め。
  3. 前記台座の上面に、第1の補強パイプの下部が挿入される第1の溝部と第2の補強パイプの下部が挿入される第2の溝部とが同心円状に連設されると共に、第1の溝部と第2の溝部とは深さが異なるように形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の可倒式車止め。
  4. 前記第1の補強パイプ及び第2の補強パイプは、どちらも回転融着により前記台座の上面に固着されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の可倒式車止め。
  5. 前記ベース部上面に形成された凹部の内周面に縦溝が複数形成されると共に、ポール本体の下部外周面に前記縦溝に嵌入される凸部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の可倒式車止め。
  6. ポール本体の下部外周面に設けられた凸部は、ポール本体の下部外周面より台座の外周面に螺入されたボルトの頭部により形成されると共に、ベース部の凹部内周面に形成された縦溝の下部に横溝が連設され、もって、ポール本体の下部を台座ごとベース部上面の凹部に嵌入するに際して、前記ボルトの頭部を縦溝に挿入すると共に、ポール本体を回動させて前記頭部を横溝に位置させることができるようになされたことを特徴とする請求項5に記載の可倒式車止め。
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