JP5341694B2 - 道路用標示体 - Google Patents

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本発明は、車両の進入や歩行者の横断防止の機能を備えた道路用標示体に関するものである。
公園や公共施設,その他人々が往来する商業施設の入口や駐車場などにおいて車両の進入を阻止,誘導するため、あるいは歩道沿いに設置して歩道への車両の乗り入れや駐停車を防ぐ目的で設置される道路用標示体については、種々の発明が開示されている。
例えば特許文献1には、立設用の脚部2aを下端に備えた柱用の芯材2と、その芯材2を被覆する弾性緩衝体3とを備えた柵柱であって、前記芯材2の高さhを設定柵柱高さHよりも小に構成し、前記弾性緩衝体3に、前記芯材2を被覆する被覆部3aの上端から棚柱上端にまで達する延長部3bを一体に具備させ、前記被覆部3aとの連設部を視点とする前記延長部3bの弾性に抗した揺動変位が許容される状態に前記弾性緩衝体3を芯材2に取り付けてある棚柱が開示されている。
実開平03−018216号公報
特許文献1の中の図5において、前記の弾性緩衝体3をコの字形状に形成させて、それぞれの端部に設けた脚部2aで立設させている実施形態が開示されているが、このような棚柱は柱を構成する部位とビームを構成する部位とが一体的に形成されてコの字形状を構成しているので、部分的な破損などが生じた場合に棚柱全部を交換しなければならないという問題点があった。
そこで本発明は、柱部分とビーム部分との着脱を容易に実施可能で部品を交換できる道路用標示体を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る道路用標示体は、車両の接触によって弾性的に曲がる可撓性を有するポールを備えた柱状の標識部が少なくとも2個並設され、該柱状の標識部のポールの間にビーム状の標識部が架設されており、
該ビーム状の標識部の両端には第一のねじ部と第二のねじ部がそれぞれ設けられ、
前記ビーム状の標識部が架設された一方の柱状の標識部には前記第一のねじ部と螺合可能な第三のねじ部が設けられ、他方の柱状の標識部には前記第二のねじ部と螺合可能な第四のねじ部が設けられており、
前記ビーム状の標識部の一方向への回転によって、前記第一のねじ部と第三のねじ部及び第二のねじ部と第四のねじ部とが同時に螺合されるようになされたことを特徴としている。
本発明に係る道路用標示体によれば、ビーム状の標識部の両端に第一のねじ部と第二のねじ部をそれぞれ設け、一方の柱状の標識部には前記第一のねじ部と螺合可能な第三のねじ部を設け、他方の柱状の標識部には前記第二のねじ部と螺合可能な第四のねじ部を設け、前記ビーム状の標識部を一方向へ回転させることで、前記第一のねじ部と第三のねじ部及び第二のねじ部と第四のねじ部とが同時に螺合するので、前記ビーム状の標識部を前記の方向またはその逆方向へ回転させることで、前記の組み合わせの各ねじ部をそれぞれ螺着、螺脱させることができ、ビーム状の標識部とこれを架設させた各柱状の標識部とを容易に着脱させることができる。
また、前記柱状の標識部が車両の接触によって弾性的に曲がる可撓性を有するポールを備えているので、前記ビーム状の標識部の着脱の際に、これを架設させている各柱状の標識部の各ポールをそれぞれ反対方向へ撓ませて引き離しその間隔を大きくすることが容易にでき、ビーム状の標識部の着脱をより容易に実施できる。
また、前記柱状の標識部を路面に着脱自在に固定すれば、柱状の標識部が破損した場合などに、破損した柱状の標識部のみをビーム状の標識部と路面とから外して交換することができる。
また、前記柱状の標識部に、前記ポールを上方から装着させてこのポールを着脱自在に立設支持可能なベースを備えさせて、このベースを路面に設置して前記ポールを立設させれば、柱状の標識部のポールが破損した場合などに、ベースを路面に設置させた状態のまま破損したポールのみをビーム状の標識部とベースとから外して交換することができ、容易にポールを交換することができる。
本発明の道路用標示体によれば、柱状の標識部とビーム状の標識部との着脱を容易に実施可能でき、部品を交換できる。
本発明に係る道路用標示体の実施の一形態を示す(イ)は平面図であり、(ロ)は正面図であり、(ハ)は側面図である。 図1の道路用標示体を構成する各部材に分解した状態を示す正面図である。 図1の道路用標示体の柱状の標識部付近の断面図である。 本発明に係る道路用標示体の実施の他の一形態を示し、構成する各部材に分解した状態を示す正面図である。 本発明に係る道路用標示体の実施の他の一形態を示し、構成する各部材に分解した状態を示す正面図である。
最初に、図1および図2によって、本発明に係る道路用標示体の全体的な構成について説明する。
図面において、1は道路用標示体の柱部分を構成する柱状の標識部である。
柱状の標識部1は、ベース2の上方にポール11を突設させて構成されている。
本実施形態の柱状の標識部1は、ポール11をベース2の上方から着脱自在に立設できるように構成させている。
本実施形態のベース2はその下面を路面に当接させて設置固定されるが、路面に設置固定させる方法として、ベース2の下面に接着剤を塗布して路面へ接着固定させる方法を用いることができる。また、ベース2の設置固定方法はこれに限るものではなく、ベース部2の底面から雄ねじ部分を下方に突出させてアンカーボルトを取り付け、路面に埋設固定させたアンカーナットに螺結させて固定させてもよいし、他の固定方法を用いてもよい。
このようなベース2は、例えば射出成型により形成され、その材質としては合成樹脂、例えば、HDPE、ABS、ASA、PP、PS、PC、PET、硬質PVCなどの硬質な合成樹脂を使用することができ、本実施形態ではASA樹脂を用いて形成させているが、熱可塑性ポリウレタンや軟質ポリオレフィン、エラストマーなどの軟質な合成樹脂を用いてもよい。
5は道路用標示体のビーム状の標識部である。ビーム状の標識部5は中空の円筒形状に形成されており、その端部をポール11の上端に取り付けられたジョイント4に取り付けられて柱状の標識部1に固定される。ビーム状の標識部5は、その両端をそれぞれ並設して設置された2体の柱状の標識部1に架け渡されて固定され、各柱状の標識部1の間を人が通過することを防止している。
本実施形態の道路用標示体は、上記のようにビーム状の標識部5を架け渡した2体1組の柱状の標識部1を、車の通過を防止したい場所に単体で設置させて車止めとして利用してもよい。また走行車線と対向車線との間に本実施形態の道路用標示体を複数組並設させて車線を分離するとともに、設置した道路を歩行者が横断することを防止するように用いることもできる。この場合、並設された異なる組の柱状の標識部1間の隙間を、人が通過不能な大きさに設置させて、この間を歩行者が横断することを防止する。
ビーム状の標識部5の外側面には、光の再帰反射性を備えた反射シートが巻回されて全周に亘って貼り付けられた反射部53が設けられており、これによって正面からの視認性を向上させるとともに、トラックのように車高の高い車両の運転手によって斜め上方から視認される場合でも、視認性を高いものとすることができる。
ビーム状の標識部5は、車両などが接触する等して変形した後に元の状態に復元するように熱可塑性ポリウレタン樹脂で形成しているが、これに限らず、軟質ポリオレフィン、エラストマー、などを好適に用いることができる。
図3は図1の道路用標示体の柱状の標識部1の断面図である。
柱状の標識部1のポール11は円筒形の中空柱状体に形成されており、その上端を塞ぐようにジョイント4が融着によって固定され、ポール11の下端に補強用部材12が固定されている。
ポール11は補強用部材12が固定された下端部分をベース2の上面に設けた円形のくぼみ21に挿入させて、着脱可能に固定できるように構成されている。具体的には、ベース2に設けられた前記のくぼみ21にポール11の下端部分が挿入された後、ベース2の外側面からポール11の下端部分に向けて固定ねじNの雄ねじを挿入させて、ポール11を貫通させて補強用部材12に螺入させ、ベース2とポール11とを固定させている。上記のように固定させることで、前記の固定ねじNを取り外せば、ポール11とベース2との固定を解除でき、ポール11とベース2とを着脱自在に固定できる。本実施形態では補強用部材12が螺入された固定ねじNの雄ねじ部分と強固に結合できるように、補強用部材12を硬質の樹脂材料で形成させている。また、補強用部材12を硬質の樹脂材料で形成させることで、ポール11の下端部分の変形が抑制され、道路用標示体が外力を受けてもポール11とベース2との固定が容易に外れなくなる。
ポール11とベース2との固定方法は上記の方法に限るものではなく、ポール11の下端とベース2のくぼみ21とにそれぞれ係合可能な係合部と係止部とを設け、これらの係合によって着脱可能に固定させてもよいし、ポール11とベース2とは別に形成させた固定部材をポール11とベース2とに架け渡して取り付けることでこれらを固定させてもよいし、他の方法を用いて固定させても良い。
柱状の標識部1は、車両などに踏み倒された後に元の状態に復元する可撓性を有するように、ポール11を熱可塑性ポリウレタン樹脂で形成しているが、これに限らず、軟質ポリオレフィン、エラストマー、などを好適に用いることができる。
ポール11の外側面には、光の再帰反射性を備えた反射シートが巻回されて全周に亘って貼り付けられた反射部13が設けられており、正面や側方からの視認性を高いものとすることができる。
ジョイント4は、円筒形をアールを付けて90度の角度に曲げたようなエルボ状のL字型に形成されており、その両端において、下方向を向いた端部に下方結合部41を、水平方向を向いた端部に水平結合部をそれぞれ形成されている。
下方結合部41は、下方に向いたジョイント4の外周面が縮径して突出するように形成されており、円筒形のポール11の中空部分に上方から挿入可能に形成されている。下方結合部41の外周面はポール11の内周面に当接するように形成され、下方結合部41とポール11とは融着によって強固に固着されている。
ジョイント4は、車両などが接触する等して変形しても元の状態に復元するように弾性を有する材料で形成するのが好ましく、本実施形態では熱可塑性ポリウレタン樹脂で形成しているが、これに限らず、軟質ポリオレフィン、エラストマー、などを好適に用いることができ、他の材料を用いてもよい。
本実施形態のジョイント4の水平方向を向いた端部には、柱雄ねじ部材44が固定されている。
柱雄ねじ部材44は円筒形状に形成されており、その一方の端部をジョイント4の端部より水平方向へ突出させて取り付けられている。
具体的には、柱雄ねじ部材44の一方の端部の外周側面は、ジョイント4の外周面を形成する円筒形状の壁部43の内周側面に当接するように形成され、これをジョイント4の内側に挿入させて、融着させて両者を強固に固定させている。
また、柱雄ねじ部材44の他方の端部の外周側面には雄ねじが形成されており、ビーム状の標識部5の端部を着脱自在に固定させる水平結合部として機能するように構成されている。
本実施形態のビーム状の標識部5の端部には、ビーム雌ねじ部材54が固定されている。
ビーム雌ねじ部材54は円筒形状に形成されており、ビーム状の標識部5の中空部分に挿入されてその端部に固定されている。具体的には、ビーム雌ねじ部材54は、その外周側面がビーム状の標識部5の内周側面に当接するように形成され、ビーム雌ねじ部材54はビーム状の標識部5の内部に挿入された後、融着されて強固に固定されている。
円筒形状に形成されたビーム雌ねじ部材54は、その内周側面に雌ねじが形成されている。この雌ねじ部分は柱状の標識部1のジョイント4に形成された水平結合部の雄ねじと螺合可能に形成されており、これらの螺合によってビーム状の標識部5と柱状の標識部1とを着脱可能に固定させるよう構成させている。
図2に戻って説明すると、ビーム状の標識部5の両端にはそれぞれビーム雌ねじ部材54が取り付けられているが、本実施形態のビーム状の標識部5の端部において、正面図左側のビーム雌ねじ部材54の内周側面には第一のねじ部56として機能する右ねじの雌ねじが形成され、正面図右側のビーム雌ねじ部材54には第二のねじ部57として機能する左ねじの雌ねじが形成されている。
これと同様に、正面図左側の柱状の標識部1の柱雄ねじ部材44には第三のねじ部46として機能する右ねじの雄ねじが形成され、正面図右側の柱状の標識部1の柱雄ねじ部材44には第四のねじ部47として機能する左ねじの雄ねじが形成されている。
柱状の標識部1とビーム状の標識部5との各端部を上記のように形成することで、第三のねじ部と第四のねじ部とを相対向するように向けて2体の柱状の標識部を並設させ、各々の水平結合部へ端部を位置合わせさせたビーム状の標識部5を、図1(ハ)の側面図から見た時計回りの方向へ回転させることで、第一のねじ部56に第三のねじ部46が、第二のねじ部57に第四のねじ部47が、それぞれ同時に螺入され、ビーム状の標識部5が各柱状の標識部1の上端に架設されて固定される。
また、各柱状の標識部1に架設されたビーム状の標識部5は、上記と反対の方向へ回転させることで、各ねじ部の螺結を同時に解除して容易に取り外すことができる。
本実施形態において、ビーム状の標識部5を各柱状の標識部1から着脱させる際には、架設させる各柱状の標識部1に設けた柱雄ねじ部材44の雄ねじの長さだけ各柱状の標識部1の水平結合部を引き離す必要があるが、柱状の標識部1の備えたポール11が可撓性を有するので、これを撓ませて各水平結合部を容易に引き離すことができる。
図4は、本発明に係る道路用標示体の実施の他の一形態を示し、構成する各部材に分解した状態を示す正面図である。本実施形態の道路用標示体は、ビーム状の標識部5の両端にビーム雌ねじ部材54の代わりにビーム雄ねじ部材55が固定され、柱状の標識部1のジョイント4に柱雄ねじ部材44の代わりに柱雌ねじ部材45が固定されている。また、ベース2の下面からアンカーボルトの雄ねじを突出させて設け、路面に埋設固定させたアンカーナットに螺結させて固定させるように構成させているのが、図1〜図3に示す実施形態と異なる事項である。
ビーム雄ねじ部材55は円筒形状に形成されており、その一方の端部をビーム状の標識部5の端部より突出させて取り付けられている。
具体的には、ビーム雄ねじ部材55の一方の端部の外周側面は、ビーム状の標識部5の内周側面に当接するように形成され、これをジョイント4の内側に挿入させて、融着されて固定させている。
また、ビーム雄ねじ部材55の他方の端部の外周側面には雄ねじが形成されている。
柱雌ねじ部材45は円筒形状に形成されており、その外周側面がジョイント4の外周面を形成する円筒形状の壁部43の内周側面に当接するように形成されている。柱雌ねじ部材45はジョイント4の内側に挿入されて、融着されて強固に固定させている。
柱雌ねじ部材45の内周側面には雌ねじが形成されており、ビーム状の標識部5の柱雄ねじ部材45と着脱自在に螺合する水平結合部として機能するように構成されている。
本実施形態の道路用標示体は、図1〜3に示す実施形態と同様に、ビーム状の標識部5を一方向に回転させて、各柱雌ねじ部材45と各ビーム雄ねじ部材55との螺合が同時になれ、各柱状の標識部1にビーム状の標識部5を容易に固定できるように構成されている。具体的には、正面図左側の柱雌ねじ部材45とビーム雄ねじ部材55とに形成されたねじ部分が右ねじに形成されてそれぞれ第三のねじ部46と第一のねじ部56として機能するように構成され、正面図右側の柱雌ねじ部材45とビーム雄ねじ部材55とに形成されたねじ部分が左ねじに形成されてそれぞれ第四のねじ部47と第二のねじ部57として機能するよう構成されている。
また、本実施形態のベース2は下面から突出させたアンカーボルトを用いて路面に固定されるので、ベース2が破損した場合に、ベース2からポール11を取り外して、ベース2のみを路面から取り外して交換することが可能である。
図5は本発明に係る道路用標示体の実施の他の一形態を示し、構成する各部材に分解した状態を示す正面図である。本実施形態の道路用標示体は、ビーム状の標識部5の一方の端部にビーム雌ねじ部材54を取り付け、他方の端部にビーム雄ねじ部材55が固定され、これらと螺合する柱状の標識部1の各ジョイント4にそれぞれ柱雄ねじ部材44と柱雌ねじ部材45とが固定されているのが、図4に示す実施形態と異なる事項である。
本実施形態におけるビーム状の標識部5、ビーム雌ねじ部材54、ビーム雄ねじ部材55、柱雄ねじ部材44、柱雌ねじ部材45は、図1〜4に示す実施形態と同様の方法で、ビーム状の標識部5および各ジョイント4に固定されている。また、本実施形態におけるビーム雄ねじ部材55と柱雌ねじ部分45とに形成された各ねじ部分は右ねじ形状に形成され、それぞれ第一のねじ部56と第三のねじ部46として機能するよう構成され、ビーム雌ねじ部材54と柱雄ねじ部材44とに形成された各ねじ部分は左ねじ形状に形成され、それぞれ第二のねじ部57と第四のねじ部47として機能するよう構成されている。
上記のように各ねじ部分を構成させることで、ビーム状の標識部5を一方向に回転させて、各ねじ部分の螺合が同時になされ、各柱状の標識部1にビーム状の標識部5を容易に固定できる。
本実施形態の道路用標示体によれば、ビーム状の標識部5の両端にそれぞれ雄ねじと雌ねじが形成されるので、第一のねじ部56と第二のねじ部57とをそれぞれ間違えずに各柱状の標識部1に設けられた第三のねじ部46と第四のねじ部47とに位置合わせでき、ビーム状の標識部5の取り付け作業の効率が向上する。
また、本実施形態において、ビーム雄ねじ部材55と柱雌ねじ部分45とに形成された各ねじ部分を右ねじ形状に形成し、ビーム雌ねじ部材54と柱雄ねじ部材44とに形成された各ねじ部分を左ねじ形状に形成させているが、ビーム雄ねじ部材55と柱雌ねじ部分45とに形成された各ねじ部分を左ねじ形状に形成し、ビーム雌ねじ部材54と柱雄ねじ部材44とに形成された各ねじ部分を右ねじ形状に形成させてもよい。
前記の実施形態において、ビーム雌ねじ部材54と柱雄ねじ部材44、およびビーム雄ねじ部材55と柱雌ねじ部材45とは、硬質の合成樹脂を好適に用いて形成させることができ、本実施形態ではASA樹脂を用いて形成しているが、これに限るものではなく、HDPE、ABS、PP、PS、PC、PET、硬質PVCなどを使用することもでき、アルミニウムなどの金属を用いてもよい。
これらの部材を硬質の材料で形成させることで、車両などが接触してこれらに外力が働いても容易に変形せず、これらの螺合が外れにくいものとなる。
前記の実施形態においては、ビーム状の標識部5とビーム雌ねじ部材54およびビーム雄ねじ部材55との固定を融着によって行っている、これに限るものではなく、接着剤によって接着固定させてもよく、ネジなどを用いて固定させてもよく、他の方法を用いて固定させてもよい。
また、ジョイント4と柱雄ねじ部材44および柱雌ねじ部材55との固定についても同様であり、融着や接着やネジなどの締結部材を用いた方法やその他の方法を適宜用いることができる。
前記の実施形態においては、柱状の標識部1のポール11とベース2とを着脱自在に構成させているが、これに限るものではなく、ポール11とベース2とを一体的に構成させてもよい。この場合、ベース2の下面に接着剤を塗布して路面に固定させて柱状の標識部1を設置させてもよいが、柱状の標識部1を個別に交換できるようにベース2と路面とを着脱自在に固定させるのが好ましく、ベース2の下面からアンカーボルトの雄ねじを突出させて路面に埋設設置したアンカーナットに螺結させて固定させる等の方法を用いるのが望ましい。
1 柱状の標識部
11 ポール
12 補強用部材
13 反射部
2 ベース
4 ジョイント
41 下方結合部
43 壁部
44 柱雄ねじ部材
45 柱雌ねじ部材
46 第三のねじ部
47 第四のねじ部
5 ビーム状の標識部
52 ビーム貫通孔
53 反射部
54 ビーム雌ねじ部材
55 ビーム雄ねじ部材
56 第一のねじ部
57 第二のねじ部
8 クリップナット
81 クリップ部
82 ナット
83 クリップ部貫通孔
84 雌ねじ部
9 固定ボルト
91 雄ねじ部
92 ボルト頭部

Claims (3)

  1. 車両の接触によって弾性的に曲がる可撓性を有するポールを備えた柱状の標識部が少なくとも2個並設され、該柱状の標識部のポールの間にビーム状の標識部が架設されており、
    該ビーム状の標識部の両端には第一のねじ部と第二のねじ部がそれぞれ設けられ、
    前記ビーム状の標識部が架設された一方の柱状の標識部には前記第一のねじ部と螺合可能な第三のねじ部が設けられ、他方の柱状の標識部には前記第二のねじ部と螺合可能な第四のねじ部が設けられており、
    前記ビーム状の標識部の一方向への回転によって、前記第一のねじ部と第三のねじ部及び第二のねじ部と第四のねじ部とが同時に螺合されるようになされたことを特徴とする道路用標示体。
  2. 前記柱状の標識部が路面に着脱自在に固定されて設置されていることを特徴とする請求項1に記載の道路用標示体。
  3. 前記柱状の標識部が、前記ポールを上方から装着されて該ポールを着脱自在に立設支持可能な路面に設置されるベースを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の道路用標示体。
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