JP6296749B2 - 道路用標示体 - Google Patents

道路用標示体 Download PDF

Info

Publication number
JP6296749B2
JP6296749B2 JP2013217993A JP2013217993A JP6296749B2 JP 6296749 B2 JP6296749 B2 JP 6296749B2 JP 2013217993 A JP2013217993 A JP 2013217993A JP 2013217993 A JP2013217993 A JP 2013217993A JP 6296749 B2 JP6296749 B2 JP 6296749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
column
base
column body
hole
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013217993A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015081409A (ja
Inventor
永晃 三好
永晃 三好
幸司 前垣
幸司 前垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP2013217993A priority Critical patent/JP6296749B2/ja
Publication of JP2015081409A publication Critical patent/JP2015081409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6296749B2 publication Critical patent/JP6296749B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、路側分離や、車両運転手の視線誘導や、車止めなどのために立設させる道路用標示体に関するものである。
ベースの上方へ別体に形成させた柱体を取り付けて立設させる道路用標示体は従来より用いられており、柱体とベースとの取付方法については種々の発明が開示されている。
例えば、特許文献1には、中空のポールとポールの上端に取り付けられたキャップとポールの下端に配置されたベースとを具備し、ポールが車両との接触によって曲がる材料からなる道路標識柱において、ポール、キャップおよびベースが形状あるいは材料もしくはこれら双方が異なる複数種類のものからなり、各々のポールおよび各々のキャップが共通する締結手段を、各々のポールおよび各々のベースが共通する締結手段を具備していることを特徴とする道路標識柱が開示されている。
特開平10−102438号公報
特許文献1に示される道路標識柱は、ポールとベースとを締結具によって結合可能に形成させるように形成させたものであり、ポールの下端のかん合部とベースのかん合部とに貫通孔を設けて、これらの貫通孔に前記締結具を挿入させて結合させる構成が示されているが、ポールのかん合部とベースのかん合部とをかん合させるときに各貫通孔の位置合わせを行わなければならないという問題点があった。
そこで本発明は、柱体へ別体に設けたベースをより容易に取り付け可能な道路用標示体を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。
すなわち本発明に係る道路用標示体は、ベースと、該ベースの上方に突設される別体に形成された柱体とを備えた道路用標示体であって、前記柱体は下方に開口する筒状に形成され、前記柱体は内側面に上下方向へ長い突条状又は凹溝状の柱係合部が形成されると共に、該柱係合部を貫くように前記柱体の筒壁を貫通する柱貫通孔が形成されており、前記ベースの上部には前記柱体の内側へ下方から挿入可能な筒状の挿入部が形成され、該挿入部の外側面に前記柱貫通孔が配置されて形成された前記柱係合部と係合可能な上下方向に長いベース係合部が形成されると共に、該ベース係合部を貫くように前記挿入部の筒壁を貫通するベース貫通孔が形成されており、前記ベースは、該ベースの挿入部を前記柱体へ挿入させて、前記ベース係合部を前記柱係合部へ係合させると共に、前記柱貫通孔及び前記ベース貫通孔に挿通される挿通部材により前記柱体へ取り付けられていることを特徴とするものである。
また、ベースと、該ベースの上方に突設される別体に形成された柱体とを備えた道路用標示体であって、前記柱体は下方に開口する筒状に形成され、前記柱体は内側面に上下方向へ長い突条状又は凹溝状の柱係合部が形成されると共に、該柱係合部を貫くように前記柱体の筒壁を貫通する柱貫通孔が形成されており、前記ベースの上部には前記柱体の内側へ下方から挿入可能な筒状の挿入部が形成され、該挿入部の外側面に前記柱係合部と係合可能な上下方向に長いベース係合部が形成されると共に、該ベース係合部を貫くように前記挿入部の筒壁を貫通するベース貫通孔が形成されており、前記ベースは、該ベースの挿入部を前記柱体へ挿入させて、前記ベース係合部を前記柱係合部へ係合させると共に、前記柱貫通孔及び前記ベース貫通孔に挿通される挿通部材により前記柱体へ取り付けられており、前記柱体は車両の接触によって弾性的に変形して復元する可撓性を備えており、該柱体の前記柱係合部は突条形状に形成されると共に、前記柱体の全長に亘って形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る道路用標示体によれば、ベースと、このベースの上方に突設させる別体に形成させた柱体とを備え、前記柱体を下方に開口する筒状に形成させ、前記ベースの上部に前記柱体の内側へ下方から挿入可能な筒状の挿入部を形成させ、このベースの挿入部を前記柱体へ挿入させて前記柱体へ取り付けるので、前記ベースを柱体へ容易に取り付けることができる。
また、前記柱体の内側面に上下方向へ長い突条状又は凹溝状の柱係合部を形成させ、前記ベースの挿入部の外側面に前記柱係合部と係合可能な上下方向に長いベース係合部を形成させて、前記ベースの挿入部を前記柱体へ挿入させて、前記ベース係合部を前記柱係合部へ係合させるので、柱体と、この柱体へ挿入させたベースの挿入部との周方向への位置ずれを抑制できる。
また、前記柱係合部を貫くように前記柱体の筒壁を貫通する柱貫通孔を形成させ、前記ベース係合部を貫くように前記挿入部の筒壁を貫通するベース貫通孔を形成させて、前記柱貫通孔及び前記ベース貫通孔に挿通させる挿通部材により前記柱体へ前記ベースを取り付けるので、前記柱係合部とベース係合部とを係合させるだけで前記柱貫通孔とベース貫通孔との横方向の位置合わせができ、前記柱体へベースをより容易に取り付けることができる。
また、前記柱体の内側面において柱係合部を対向するように少なくとも2個形成させ、この各柱係合部をそれぞれ貫くように前記柱貫通孔を前記柱体に形成させ、
前記ベースの挿入部の外側面において、対向する前記各柱係合部へそれぞれ係合可能に前記ベース係合部を少なくとも2個形成させ、この各ベース係合部をそれぞれ貫くように前記ベース貫通孔を前記挿入部に形成させ、
前記ベースの挿入部を前記柱体へ挿入させ、前記各ベース係合部を対向する前記各柱係合部へそれぞれ係合させると共に、
ねじからなる前記挿通部材を柱体の一方の外側から挿入させ、この挿通部材を対向する前記各柱係合部の各柱貫通孔及び該各柱係合部に係合する各ベース係合部の各ベース貫通孔に挿通させて、前記柱体の他方の外側で前記挿通部材の雄ねじへナットを締結させて前記ベースが前記柱体へ取り付ければ、1本のねじによってベースを柱体へ取り付けることができるので、取り付け作業が容易となり、好ましい。
また、前記柱体が車両の接触によって弾性的に変形して復元する可撓性を備えれば、車両が接触したときに道路用標示体が容易に破損せず、また接触した車両の損傷を抑制できるので、好ましい。
また、この柱体の前記柱係合部を突条形状に形成させると共に、前記柱体の全長に亘って形成させれば、柱体が弾性的に変形して折れ曲がったときに部分的に肉厚となされた柱係合部によって柱体の復元力が高まり、元の状態へ復元しやすくなされるので好ましい。
本発明に係る道路用標示体によれば、柱体へ別体に設けたベースをより容易に取り付けることができる。
本発明に係る道路用標示体の実施の一形態を示す、(イ)は正面図であり、(ロ)は側面図である。 図1の平面図である。 図1の道路用標示体の柱体とベースとを分離させた状態を示す図である。 図1のベースを示す正面図である。 図4の底面図である。 図4のA−A断面図である。 図4の平面図である。 図3の柱体の横断面を示すA−A断面図である。 図8の柱体へ図7のベースの挿入部を挿入させた状態を示す横断面図である。 図9のベースと柱体とへ挿通部材を取り付けた状態を示す横断面図である。 図1の道路用標示体を設置させた状態の一形態を示す図である。
本発明の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。
図面において、1は道路用標示体である。
本実施形態の道路用標示体1は、柱体10と、この柱体10の下部に取り付けて下端に配置させたベース2とを備えており、前記道路用標示体1はその下端を設置面Gに埋設させて立設させるように設けている。
前記柱体10は、車両などが接触したときに容易に破損せず、また接触した車両を損傷させないように、弾性的に変形して復元する可撓性を備えている。
本実施形態の道路用標示体1の柱体10は、下方が開口する楕円筒形状に形成させており、その外側面は下方から上方に至るほどその外径が若干小径となされる傾斜状に形成させている。
また、前記柱体10の上端には、上面部14を設けて閉塞させており、この上面部14には柱体10の内側の中空部分と外側とを接続する円形の貫通穴14aを形成させている。
本実施形態の柱体10はエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)で形成させ、可撓性を備えさせている。また、柱体10の材質はこれに限るものではなく、折れ曲がり変形した後に元の状態に復元可能に形成できる他の材料を用いてもよく、例えば、ブタジエンスチレンゴム、ネオプレン、ブタジエンアクリロニトリルゴム、クロロプレン重合体、ブチルゴム、エチレンプロピレンターポリマー、ポリイソブチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、シリコン樹脂、スチレン−ブタジエン系やポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリアミド系等のエラストマーなどの各種合成ゴムや合成樹脂等を用いることができる。
また、柱体10が折れ曲がり変形したとき、柱体10の内側の中空部分の空気が前記上面部14の貫通穴14aを通じて外方へ排出されるようになされており、柱体10の変形によって内側の空気が圧力が高まり柱体10が破裂するような問題を防止させている。
また、柱体10はその外側面の前方側と後方側とにそれぞれ平面状の標示部12を形成させており、この標示部12は柱体10の下端から上端に至る全長に亘って形成させている。
この各標示部12には、それぞれ光の再帰反射性を備える反射体Rを取り付けており、この反射体Rにより道路用標示体1の視認性を高めている。
図3は図1の道路用標示体1の柱体10とベース2とを分離させた状態を示す図である。
本実施形態の道路用標示体1のベース2は、上端に挿入部3を一体的に形成させている。前記挿入部3は上方に開口する楕円筒形状に形成させており、詳細には、その外側形状を前記柱体10の下端の内側形状に対応する形状に形成させている。
また、前記挿入部3にはその筒壁を貫通する円形のベース貫通孔31が形成されており、前記柱体10には前記ベース貫通孔31に対応する位置に円形の柱貫通孔11が形成されている。
具体的には、前記柱貫通孔11は柱体10の前方側と後方側とに形成された前記各標示部12にそれぞれ1個づつ合計2個形成されており、前記ベース貫通孔31はベース2の挿入部3の前方側と後方側における前記各柱貫通孔31に対応する位置にそれぞれ1個づつ合計2個形成されている。
本実施形態のベース2は、図1に示すように、挿入部3を前記柱体10の下端に挿入させると共に、前記各柱貫通孔11と前記各ベース貫通孔31へねじBを柱体10の前方側から挿通させ、前記柱体10及びベース2の挿入部3を貫通して柱体10の後方側に突出する前記ねじBの雄ねじ部分へナットNを螺結させて、ベース2を柱体10へ取り付けている。
前記挿入部3の下方には、横断面における外形の大きさを前記挿入部3より大きく側方へ突出させた上突出部22を形成させている。
前記上突出部22は、その上面を前記挿入部3の下端に接続させて形成させており、前記挿入部3の下端から側方へ突出する前記上突出部22の上面が段部29aを形成するように設けている。尚、前記段部29aは、後述する抜止部29を構成する。
本実施形態の前記上突出部22は、面方向を上下に向けた板状に設けており、四隅を角丸状に設けた正方形の平板状に形成させている。
前記上突出部22の下方には、縦向きに配置させた柱状の芯部23を形成させ、この芯部23の下方に側方へ突出する下突出部24を形成させている。
前記芯部23は軸方向を上下へ向けた円柱形状に設けており、その上端を前記上突出部22の下面に接続させて形成させている。
また、前記芯部23は、その横断面における外形を前記上突出部22よりも小さく形成させており、前記挿入部3よりも小さく形成させている。
前記下突出部24は、横断面における外形の大きさを前記芯部23より大きく設けている。
前記下突出部24は、その上面を前記芯部23の下端に接続させており、前記芯部23の下端から側方へ突出する前記下突出部24の上面が段部29bを形成するように設けている。尚、前記段部29bは、前記上突出部22の上面の段部29aと同様に、後述する抜止部29を構成する。
本実施形態の前記下突出部24は、面方向を上下に向けた板状に設けており、四隅を角丸状に設けた正方形の平板状に形成させている。前記下突出部24は、横断面における外形を前記上突出部22と同じ形状に形成させている。
前記芯部23の側面には、回転止め部25を形成させている。
本実施形態の回転止め部25は、前記芯部23の側面から側方へ突出する平板状に形成させており、芯部23の周囲に等間隔に4個形成させている。前記各回転止め部25の板厚は、前記芯部23の外径より若干小さく形成させている。
前記各回転止め部25は、前記芯部23の全長に亘り形成させており、その上端を前記上突出部22の下面に接続させ、その下端を前記下突出部24の上面に接続させている。
また、前記各回転止め部25の側方への突出の大きさは、下方が上方より小さくなされている。具体的には、各回転止め部25は、上部25aと下部25bとこれらの間に配置される中部25cとを備え、前記上部25aは全体に亘って前記上突出部22と同じ大きさに突出している。即ち、前記上部25aの側端は上下へ向かう直線状に設けられ、その上端が前記上突出部22の端に接続している。
前記中部25cは、下方に至るほど側方への突出の大きさが小さくなるように設けており、中部25cの側端は下方に至るほど芯部23へ近づくような傾斜状に形成させている。
前記下部25bは、全体に亘って前記中部25cの下端と同じ大きさに突出している。即ち、前記下部25bの側端は上下へ向かう直線状に設けられ、その下端が前記下突出部24の上面に接続している。
前記下突出部24の下方には、縦向きに配置させた柱状の突刺部26を形成させている。
前記突刺部26は軸方向を上下へ向けた円柱形状に設けており、その上端を前記下突出部24の下面に接続させて形成させている。
前記突刺部26は前記芯部23と同じ直径の円柱形状に形成させている。即ち、突刺部26は、その横断面における外形を前記下突出部24よりも小さく形成させている。
また、前記突刺部26の下端は、下方へ鋭く尖る形状に形成させている。
前記突刺部26の側面には、回転止め部27を形成させている。
前記回転止め部25の下方に形成した本実施形態の回転止め部27は、前記突刺部26の側面から側方へ突出する平板状に形成させており、突刺部26の周囲に等間隔に4個形成させている。
尚、前記各回転止め部27は、上方に設けられた前記各回転止め部25と同じ厚さの平板状に形成させると共に、前記各回転止め部25に対応する位置に配置させており、下方に設けられた前記回転止め部27と上方に設けられた回転止め部25のそれぞれの板面が前記下突出部24を挟んで面一となされている。
下方に設けられた前記各回転止め部27の側方への突出の大きさは、下部が上部より小さくなされている。
具体的には、前記各回転止め部27の上部は前記下突出部24と同じ大きさに突出しており、各回転止め部27の上端は前記下突出部24の端に接続している。
そして、前記各回転止め部27の下部は、下方に至るほど側方への突出の大きさが小さくなるように設けており、各回転止め部27の下端が前記突刺部26の側面へ至り接続するような傾斜状に形成させている。
図7は図4の平面図である。
板状の前記上突出部22の上面から上方へ突出する挿入部3は、楕円筒形状に形成されており、その外側面は柱体10の下端の内側形状に対応する形状に形成されている。
具体的には、前記挿入部3は、外側面を平面状に設けた直板部32を挿入部3の前方側及び後方側にそれぞれ配置させて形成させ、外側面を円弧状の曲面に設けた曲板部33を挿入部3の左右両側にそれぞれ配置させて形成させている。前記直板部32の端は前記曲板部33の端へそれぞれ接続している。
また、前記各直板部32には、左右方向中央の位置にそれぞれ前記ベース貫通孔31が形成されている。
前記挿入部3の外側面には外方へ突出する突部34を形成させている。
前記突部34は、挿入部3の上端から下端に至る上下に長い突条形状に形成させており、外側へ突出するほど幅狭となって先端で収束する三角形の横断面形状に形成させている。
前記突部34は、前記各直板部32にそれぞれ4個づつ合計8個形成させ、前記曲板部33にそれぞれ6個づつ合計12個形成させており、挿入部3全体で合計20個の突部34を形成させている。
前記挿入部3の外側面には内方へ窪む凹部35を形成させている。
前記凹部35は、挿入部3の上端から下端に至る上下に長い凹溝形状に形成させており、内側へ窪むほど幅狭となって最奥で収束する三角形の横断面形状に形成させている。
前記凹部35は凹部35a〜35cを備えており、前記各直板部32の左右方向中央の位置に凹部35aを1個づつ合計2個形成させ、各直板部32の両端の位置に凹部35bを1個づつ合計4個形成させ、各曲板部33の左右方向中央の位置に凹部35cを1個づつ合計2個形成させており、挿入部3全体で合計8個の凹部35を形成させている。
尚、挿入部3の各直板部32に形成させた前記各ベース貫通孔31は、前記各凹部35a上に配置させており、各ベース貫通孔31が各凹部35aを横向きに貫くようにそれぞれ形成させている。
前記ベース2は、ポリエチレン樹脂を射出成型させて一体的に形成させている。
ベース2の材料はこれに限るものではなく、ポリカーボネート樹脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、ASA樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂等の硬質な合成樹脂や、金属などを選択や組み合わせて利用することができる。
図8は図3の柱体10の横断面を示すA−A断面図である。
柱体10は、前方側と後方側にそれぞれ平面状の標示部12を配置させて形成させており、各標示部12を構成する筒壁をそれぞれ平板状に設けている。
また、柱体10の左右両側には、外側面を円弧状の曲面に設けた側面部13をそれぞれ形成させており、円弧状の筒壁に設けた各側面部13の端をそれぞれ前記標示部12の端に接続させている。
前記柱体10の内側面には内方へ突出する凸部15を形成させている。
前記凸部15は、柱体10の上端から下端に至る上下に長い突条形状に形成させており、内側へ突出するほど幅狭となって先端で収束する三角形の横断面形状に形成させている。
前記凸部15は凸部15a〜15cを備えており、前記各標示部12の左右方向中央の位置に凸部15aを1個づつ合計2個形成させ、各標示部12の両端の位置に凸部15bを1個づつ合計4個形成させ、各側面部13の左右方向中央の位置に凸部15cを1個づつ合計2個形成させており、柱体10全体で合計8個の凸部15を形成させている。
前記各凸部15a、15b、15cは、ベース2の挿入部3に設けた前記凹部35a、35b、35cに対応する配置と形状にそれぞれ形成させており、前記各凸部15a〜15cと凹部35a〜35cとは、それぞれ後述する柱係合部とベース係合部として機能するように設けている。
また、柱体10の各標示部12に形成させた前記各柱貫通孔11は、前記各凸部15aに配置させており、各柱貫通孔11が各凸部15aを横向きに貫くようにそれぞれ形成させている。
図9は図8の柱体10へ図7のベース2の挿入部3を挿入させた状態を示す横断面図である。
柱体10の下方の開口から挿入部3を挿入させたとき、挿入部3の各直板部32の外側面が柱体10の各標示部12の内側面に当接し、挿入部3の各曲板部33の外側面が柱体10の側面部13の内側面に当接するように設けている。
このとき、挿入部3に形成された各突部34が柱体10の内側面へ圧設するようになされて、柱体10とその内側へ挿入させた挿入部3との周方向への位置ずれが抑制されるように設けている。
柱体10の下方の開口から挿入部3を挿入させたとき、柱体10の内側面に柱係合部として設けた各凸部15a、15b、15cは、挿入部3にベース係合部として設けた各凹部35a、35b、35cの内側へそれぞれ挿入されて係合するように形成させている。
柱係合部である各凸部15がベース係合部である各凹部35へ係合することで、柱体10とその内側へ挿入させた挿入部3との周方向への位置ずれが抑制されるように設けている。
前記柱体10に形成させた各柱貫通孔11を柱係合部である各凸部15aを貫くように形成させると共に、前記挿入部3に形成させた各ベース貫通孔31をベース係合部である各凹部35aを貫くように形成させているので、図9に示すように、各凸部15aと各凹部35aとを係合させて柱体10の内側へ挿入部3を挿入させると、前記各柱貫通孔11と各ベース貫通孔31との横方向の位置が一致すると共に、横方向への位置ずれが効果的に抑制されるようになされている。
また、本実施形態の各柱貫通孔11と各ベース貫通孔31は、柱体10の下端がベース2の上突出部22の上面に当接したときに、上下方向の位置が一致するように形成させている。
上記のように形成することで、前記各凸部15aと各凹部35aとを係合させ、柱体10の内側へベース2の挿入部3を挿入させるだけで、位置合わせに特に留意することなく、前記各柱貫通孔11と各ベース貫通孔31との位置を容易に一致させることができる。
図10は図9のベース2と柱体10とへ挿通部材を取り付けた状態を示す横断面図である。
本実施形態の道路用標示体1に用いる挿通部材は、前記ねじBからなり、このねじBの雄ねじ部分を柱体10の前方側の標示部12に形成させた柱貫通孔11へ前方から挿入させている。
前記ねじBは雄ねじ部分を柱体10の前方側の柱貫通孔11へ挿通させると共に、ベース2の各直板部32に形成させた各ベース貫通孔31へ挿通させ、更に柱体10の後方側の柱貫通孔11へ挿通させて、柱体10の後方へその雄ねじ部分を突出させるように取り付けている。
そして、柱体10の後方へ突出する前記雄ねじ部分へナットNを螺結させることで、前記ベース2を柱体10から外れないように取り付けている。
また、前記ねじBとナットNとの螺結を解除し、ねじBを柱体10から抜き取ることで、前記ベース2を柱体10から取り外すことができるように設けている。
本実施形態の道路用標示体1は、前記ねじBを挿通させる各柱貫通孔11を各凸部15aにのみ形成させると共に各ベース貫通孔31を各凹部35aにのみ形成させているが、これに限るものではない。例えば、前記ねじBを挿通させる各柱貫通孔11を各凸部15bに形成させると共に各ベース貫通孔31を各凹部35bに形成させてもよく、前記ねじBを挿通させる各柱貫通孔11を各凸部15cに形成させると共に各ベース貫通孔31を各凹部35cに形成させてもよい。前記ねじBを挿通させる前記柱貫通孔11は、前記各凸部15a、15b、15cの少なくともいずれか一つに形成されていればよく、全てに形成させてもよい。
図11は図1の道路用標示体1を設置させた状態の一形態を示す図である。
図11において、道路用標示体1は、設置面Gに穿設した埋設穴Hへ前記ベース2をその上端まで挿入させ、この埋設穴Hに充填材Jを充填させ固化させて設置面Gに立設させている。
前記埋設穴Hへ充填させた充填材Jは、前記芯部23の下端から側方へ突出する前記下突出部24の上面からなる段部29bの上方や、前記挿入部3の下端から側方へ突出する前記上突出部22の上面からなる段部29aの上に充填されるので、抜止部29となされる前記上方の段部29aや下方の段部29bと、充填材Jとが係合状態となされて前記道路用標示体1の埋設穴Hからの脱抜が防止される。
また、前記埋設穴Hへ充填させた充填材Jは、前記芯部23から側方へ突出する上方の各回転止め部25の間に入り込んで充填されるので、上方の各回転止め部25と充填材Jとが係合状態となされて、前記道路用標示体1の回転が防止される。
また、本実施形態の各回転止め部25は、上部25aより側方への突出の大きさが小さい下部25bがそれぞれ形成されているので、前記充填材Jを充填させるときに、埋設穴Hの内面との隙間が大きく形成される前記下部25bにおいて前記充填材Jがベース2の周囲へ回り込みやすくなされ、ベース2の周囲全体へ充填材Jを容易に充填させることができる。
尚、本実施形態の道路用標示体1の上方の回転止め部25は、芯部23から突出する平板形状に形成させているが、これに限るものではない。例えば、棒形状など平板以外の形状に形成させて前記芯部23から突出させて充填材Jと係合状態にさせてもよく、また芯部23の側面から内側へ窪む凹状に形成させて、この内側に入り込む充填材Jと係合状態にさせてもよい。
前記充填材Jとしては、充填時には流動性を有し充填後に固化するモルタルやセメント、接着剤などを好適に用いることができ、本実施形態の道路用標示体1の設置方法ではモルタルを用いているが、これに限るものではなく、埋設穴Hを穿設させるときに掘り出した土壌を充填材Jとして用い、これを埋設穴Hへ埋め戻して道路用標示体1を立設させてもよい。
また、図11では、埋設穴Hへ充填させた充填材Jを、ベース2と柱体10とを取り付けている挿通部材であるねじBやナットNの上方に至るように充填させているので、立設させた道路用標示体1からねじBがいたずらで抜き取られるような問題が生じないようになされている。
尚、本発明に係る道路用標示体1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態の道路用標示体1は、柱体10に設ける前記柱係合部を突条形状の凸部15に形成すると共に、ベース2の挿入部3に設ける前記ベース係合部を前記凸部15と係合可能な凹溝形状の凹部35に形成しているが、これに限るものではなく、前記柱係合部を凹溝形状に形成し、前記ベース係合部をこの柱係合部と係合可能な突条形状に形成させてもよい。
しかしながら、柱体10に設ける柱係合部を、凹溝形状ではなく図1〜11に示す実施形態のように突条形状に形成することで、柱体10の筒壁が柱係合部の形成した部分で厚肉となされて、柱体10の強度を向上させるので好ましい。
また、本実施形態の道路用標示体1は、柱体10に設ける前記柱係合部を柱体10の全長に亘って形成させているが、これに限るものではなく、柱体10の下部におけるベース2の挿入部3が挿入される部分にのみ形成させてもよい。しかしながら、柱体10に設ける柱係合部を挿入部3の挿入される部分よりも更に上方に至るように形成させると共に、図1〜11に示す実施形態のように柱係合部を凸部15のような突条形状に形成することで、柱体10に車両が接触するなどして弾性的に変形して折れ曲がったときに、部分的に肉厚となされた柱係合部によって柱体10の復元力が高まり、元の状態へ復元しやすくなされる。このため、柱係合部は突条形状に形成して、ベース2の挿入部3の上端を越える上方まで形成させるのが好ましく、柱体10の全長に亘って形成するのがより好ましい。
また、本実施形態の道路用標示体1は、柱体10に設ける前記柱係合部を三角形の横断面形状の突条状に形成させて前記ベース係合部をこれに対応する横断面形状の凹溝状に形成させているが、これに限るものではなく、柱係合部の横断面形状を四角形など他の多角形や半円形や他の形状に形成させて、ベース係合部をこの柱係合部と係合可能な形状に形成させてもよい。
また、本実施形態の道路用標示体1は、柱体10に設けた各柱貫通孔11と、ベース2の挿入部3に設けた各ベース貫通孔31とに、ねじBからなる挿通部材を挿入させ、前記ねじBを柱体10へ横方向に串刺しにするように挿通させてナットNを螺結させているが、これに限るものではない。
例えば、前記柱貫通孔11とベース貫通孔31とに挿通させる挿通部材を、ねじBではなく、ピンやリベットなど、他の部材を用いてもよい。
また、挿通部材を柱体10へ横方向に串刺しにするように挿通させずに、柱体10の外側から挿入させたねじなどの挿通部材をベース2の挿入部3の内側に配置させたナットへ螺結させる構成や、柱体10の外側から挿入させたピンなどの挿通部材の先端部をベース2の挿入部3の内側へ係止させる構成などを用いてもよい
また、本実施形態の道路用標示体1は、下端のベース2を設置面へ埋設して設置させるように設けているが、これに限るものではなく、ベース2を台座形状に形成させてその下面から下方へアンカーボルトの雄ねじを突出させ設置面に埋設固定させたアンカーナットへ螺結させて設置させるように設けてもよく、台座形状に形成させたベース2の下面に接着剤を塗布して設置面へ接着固定させるように設けても良い。
1 道路用標示体
10 柱体
11 柱貫通孔
12 標示部
13 側面部
14 上面部
15 凸部(柱係合部)
2 ベース
22 上突出部
23 芯部
24 下突出部
25 回転止め部
26 突刺部
27 回転止め部
29 抜止部
29a 段部
29b 段部
3 挿入部
31 ベース貫通孔
32 直板部
33 曲板部
34 突部
35 凹部(ベース係合部)
B ねじ
N ナット
G 設置面
H 埋設穴
J 充填材
R 反射体

Claims (3)

  1. ベースと、該ベースの上方に突設される別体に形成された柱体とを備えた道路用標示体であって、
    前記柱体は下方に開口する筒状に形成され、
    前記柱体は内側面に上下方向へ長い突条状又は凹溝状の柱係合部が形成されると共に、該柱係合部を貫くように前記柱体の筒壁を貫通する柱貫通孔が形成されており、
    前記ベースの上部には前記柱体の内側へ下方から挿入可能な筒状の挿入部が形成され、
    該挿入部の外側面に前記柱貫通孔が配置されて形成された前記柱係合部と係合可能な上下方向に長いベース係合部が形成されると共に、該ベース係合部を貫くように前記挿入部の筒壁を貫通するベース貫通孔が形成されており、
    前記ベースは、該ベースの挿入部を前記柱体へ挿入させて、前記ベース係合部を前記柱係合部へ係合させると共に、前記柱貫通孔及び前記ベース貫通孔に挿通される挿通部材により前記柱体へ取り付けられていることを特徴とする道路用標示体。
  2. ベースと、該ベースの上方に突設される別体に形成された柱体とを備えた道路用標示体であって、
    前記柱体は下方に開口する筒状に形成され、
    前記柱体は内側面に上下方向へ長い突条状又は凹溝状の柱係合部が形成されると共に、該柱係合部を貫くように前記柱体の筒壁を貫通する柱貫通孔が形成されており、
    前記ベースの上部には前記柱体の内側へ下方から挿入可能な筒状の挿入部が形成され、
    該挿入部の外側面に前記柱係合部と係合可能な上下方向に長いベース係合部が形成されると共に、該ベース係合部を貫くように前記挿入部の筒壁を貫通するベース貫通孔が形成されており、
    前記ベースは、該ベースの挿入部を前記柱体へ挿入させて、前記ベース係合部を前記柱係合部へ係合させると共に、前記柱貫通孔及び前記ベース貫通孔に挿通される挿通部材により前記柱体へ取り付けられており、
    前記柱体は車両の接触によって弾性的に変形して復元する可撓性を備えており、
    該柱体の前記柱係合部は突条形状に形成されると共に、前記柱体の全長に亘って形成されていることを特徴とする道路用標示体。
  3. 前記柱体に形成された柱係合部は、前記柱体の内側面において対向するように少なくとも2個形成され、該各柱係合部をそれぞれ貫くように前記柱貫通孔が前記柱体に形成されており、
    前記ベースに形成されたベース係合部は、対向する前記各柱係合部へそれぞれ係合可能に少なくとも2個形成され、該各ベース係合部をそれぞれ貫くように前記ベース貫通孔が前記挿入部に形成されており、
    前記ベースの挿入部が前記柱体に挿入され、前記各ベース係合部が対向する前記各柱係合部へそれぞれ係合されると共に、
    ねじからなる前記挿通部材が柱体の一方の外側から挿入され、該挿通部材を対向する前記各柱係合部の各柱貫通孔及び該各柱係合部に係合する各ベース係合部の各ベース貫通孔に挿通されて、前記柱体の他方の外側で前記挿通部材の雄ねじへナットが締結されて前記ベースが前記柱体へ取り付けられていることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の道路用標示体。
JP2013217993A 2013-10-21 2013-10-21 道路用標示体 Active JP6296749B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013217993A JP6296749B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 道路用標示体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013217993A JP6296749B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 道路用標示体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015081409A JP2015081409A (ja) 2015-04-27
JP6296749B2 true JP6296749B2 (ja) 2018-03-20

Family

ID=53012182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013217993A Active JP6296749B2 (ja) 2013-10-21 2013-10-21 道路用標示体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6296749B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102030591B1 (ko) * 2019-02-11 2019-10-08 진명아이앤디 주식회사 교통표지판 설치용 지주
AU2022228208B1 (en) * 2022-09-09 2023-09-14 Flexiroof Limited A Post

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3769696B2 (ja) * 1997-02-18 2006-04-26 ユニマテック株式会社 視線誘導道路標識柱
JP2002081028A (ja) * 2000-09-08 2002-03-22 Mitsugiron Kogyo Kk 方向表示具の取り付け具
ITBO20040826A1 (it) * 2004-12-31 2005-03-31 Roghi Stefano Paracarro stradale
JP5890213B2 (ja) * 2012-03-22 2016-03-22 積水樹脂株式会社 柱状標示体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015081409A (ja) 2015-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101906710B1 (ko) 자동차 도로용 차선 표지병
JP6296749B2 (ja) 道路用標示体
JP4945613B2 (ja) 誘導鋲
JP2003301427A (ja) 道路標識柱
KR100475463B1 (ko) 도로 표지병
JP5260372B2 (ja) 道路用標示体および押圧装置
JP2013144881A (ja) 柱状標示体
JP2015218528A (ja) 標識柱の設置構造
KR101750886B1 (ko) 완충기능을 갖는 표지병
JP4730600B2 (ja) 道路標識柱
CN109958282B (zh) 混凝土框架用底托框架
JP6501213B2 (ja) 道路用標示体の設置方法
JP5762910B2 (ja) 弾性柱状体の設置構造
JP2010106632A (ja) 道路用標示体の設置方法
JP5849625B2 (ja) 埋設用脚の保護キャップ、及び、埋設用脚と保護キャップとの組合せ
JP3113392U (ja) アンカーピン付杭
JP4188849B2 (ja) 道路標識柱
JP2014201954A (ja) 視線誘導標識柱の固定構造及び視線誘導標識柱の固定部材
JP2015206169A (ja) 視線誘導標識柱の脚部取付け構造
KR101226797B1 (ko) 차로 표시장치
JP2008196117A (ja) 柱状体の固定構造及び柱状体固定用台座
JP2014092022A (ja) 道路用標示体の設置構造
KR101170976B1 (ko) 차선규제봉 및 그 설치방법
KR100676901B1 (ko) 도로표지병
JP6224368B2 (ja) 標識柱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170714

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6296749

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150